今日の横浜F・マリノスの動向が6分5秒ぐらいでわかるWebまとめ「夕刊こけまり」(2025/11/27) #fmarinos


今日の横浜F・マリノスの動向が6分5秒ぐらいでわかるWebまとめ「夕刊こけまり」

(´-`).o0(角田涼太朗選手のインタビュー記事あり〼)
 
 

アンカー(目次)

1.横浜F・マリノスオフィシャルサイト
2.今日の練見(れんみ)
3.X(旧Twitter) / Instagramなど
4.Webニュースログ 
 
 

横浜F・マリノス オフィシャルサイト

(´-`).o0(主たるニュースなし)
 
 

今日の練見(れんみ)

(´-`).o0(トップチームはオフ)
 
 

X(旧Twitter) / Instagramなど


 
 

Webニュースログ

2025/11/27 「今年苦しい思いをさせてしまった分」角田涼太朗がホーム最終戦に込める思い。横浜F・マリノスは「プロとして全てを与えてもらった」【コラム】 | フットボールチャンネル

 横浜F・マリノスは11月30日、明治安田J1リーグ第37節でセレッソ大阪と対戦する。この日はホーム最終戦で、現時点で4万枚以上の発券があり、クラブは5万人以上の来場者を目指している。ホーム最終戦を前にこの夏、古巣に復帰した角田涼太朗にこの試合にかける思いやここまでの歩みを聞いた。(取材・文:竹中愛美)

— J1残留決定からおよそ3週間…角田涼太朗の今の思い

 思えば、F・マリノスの今季は文字通り、非常に苦しいシーズンだった。

 シーズン序盤から黒星が先行し、降格圏に低迷すると、4月に元イングランド代表ヘッドコーチのスティーブ・ホーランド監督が電撃解任された。

 その後も成績は上がらず、最下位に陥落。リーグ戦でクラブワーストの7連敗を喫し、6月にはパトリック・キスノーボ監督の退任が発表された。シーズン2度目となる監督交代はその事態の重さが表れているかのようだった。

 その後、大島秀夫ヘッドコーチが監督に就任。夏の移籍期間でこれまでチームを支えてきたアンデルソン・ロペスやヤン・マテウス、エウベルらが退団した一方で、角田のほか、谷村海那やディーン・デイビッド、ジョルディ・クルークスらが新たにチームに加わった。

 角田が加入した当時、F・マリノスは降格圏の18位で残留争い真っ只中だった。

 残留を掴むにあたって、角田の中でターニングポイントなった試合と出来事がある。

— 「このままだとまずいという空気がチームにできた」「そういう人を悲しませてはいけない」

 まず、その試合とは9月13日の川崎フロンターレ戦だ。

 角田は開始4分、自陣で相手をかわして前線へパスを送る。しかし、そのボールは奪われ、そのまま自身の頭上を越えるパスを通されてしまう。先制のゴールを許してしまった。

「チームとしてもホームで0-3で負けてしまいましたし、個人としてもミスがありました。あの試合でこのままだとまずいという空気がチームにできたと思うので、そこから残留するためにどうやって割り切ってサッカーをするかというところにもつながった」

 その後の2失点に直接関与したわけではなかったが、勝たなければならない状況で守備の要として失点を防ぐことができなかったことを悔いていた。

 そして、もうひとつの出来事が10月18日の浦和レッズ戦の前に行われたという選手間によるミーティングだ。選手から厳しい意見が飛び交い、角田自身もそうした発言をした記憶があるという。

「選手はもしJ2に落ちたら移籍もできますし、違う選択肢を取ることもできます。ただ、チームを応援してくれているサポーターの皆さんは本当にそのチームのことだけを応援している人も多いと思いますし、このチームが全ての人も多いと思うので、そういう人を悲しませてはいけないよねって。

 選手は落ちたら移籍すればいいとか、そんなことを考えているようでは良いプレーもできないし、チームのためにも戦えないというところは話しました。それは本当にみんなが感じている部分だったし、僕自身もどちら側の意見も理解はできる。今その瞬間をこのチームのために戦えないと、その先選手として成功できるのかというと違うのではないかというところもあった」

 それだけ全員が必死で、チームのためにという思いが強かったのだろう。互いに意見をぶつけ合ったことでチームとしてよりまとまった感じがあったという。

 F・マリノスはミーティング後の浦和戦から3連勝を飾り、見事J1残留を手繰り寄せた。

— 角田涼太朗が語る直近3連勝の要因と自身のプレーぶり

「(ミーティングが)直接繋がったかはわからないですけれど、浦和戦からチームとしてより洗練された戦い方ができたと思います。よりその執念みたいなものを見ていても感じることができたので、1つそれもポイントではあったかなと思います」

 角田は直近の3連勝の要因を「本当に全員がハードワークして戦っている結果だと思いますし、全員がやることを理解して、徹底した戦い方をできているのが結果につながっているのかなと思います」と分析した。

 積極的なハイプレスからボールを奪い、チャンスにつなげたかと思えば、割り切ったロングボールと集中力の高い守備で相手を苦しめる。理想とする戦い方ではないかもしれないが、角田の言うように最後まで強度を落とさなかった。

 ここまでの自身のプレーぶりについてはこう語る。

「守備の面ではかなり手応えがありますし、そこまでやられたイメージも今はないです。攻撃の部分は今チームとしてやっていることがあって、自分の特徴を出すよりは本当にチームのために割り切った部分になりますけれど、得点に繋げられた場面も自分で得点した場面もある。もっとチームには貢献したいですけれど、最低限のことはできたと思っています」

 センターバックながら9試合出場で2ゴール1アシスト。会見で話した「チームを助けるために帰ってきている」という言葉通り、J1残留の救世主のひとりといっても過言ではない。

 角田をここまで突き動かすのはクラブへの変わらぬ思いだ。

— 「上手く言葉にできない」クラブへの思いとホーム最終戦への思い。「今後のマリノスを示すという意味でも」

「正直、何でそんなにマリノスのことが好きなのという人がほとんどだと思いますし、僕自身も何でマリノスのことが好きなのかというのは上手く言葉にできないし、そこまで自分の中でも理解できていないですけれど、自分を作ってくれたクラブだし、自分がプロとして本当に全てを与えてもらったクラブなので。

 純粋にこのクラブの中の人だったり、選手だったり、それこそファン・サポーターの人だったり、本当にそういう人たちが好きで、クラブが好きという感じなので、そういう人たちのためなら全てをかけられるなという、ちょっとよくわからないですね(笑)」

 最後は気恥ずかしくなったのか、言葉を濁したが、チームのためにという思いは本心だろう。

 怪我に苦しんだ時間も長かったが、およそ1年半の海外挑戦での経験が人間的な成長にもなったと言い、こうした言葉や気迫のこもったプレーにも繋がっているのかもしれない。

「立場も少なからず変わった中でやらなければいけないことも少しずつは変わってきていると思います。(1年半前の)当時は自分のプレーを出すことに必死だったし、ついていくことに必死だった部分もありますけれど、今はどちらかというと、段々余裕が出てきて、逆の立場になってきているかなとも思っている。

 かと言って、自分がその先頭に立ってやろうとか、特に意識しているわけでもないですし、やれることを示していくという部分だけなので、そこは自然となのかなと思います」

 シーズンは残り2試合。次節はホーム最終戦とあって、現在4万人以上の来場が見込まれている。応援してくれたファン・サポーターへ直接感謝の思いを伝えられる場でもある。

「残留も決まったし、何かをかけて戦うものがあるわけではないですけれど、それだけ多くのファン・サポーターの人たちが見に来てくれるのは純粋に自分たちのプレーを楽しみにしてくれている意味もあると思うので本当に嬉しいです。

 今後のマリノスを示すという意味でも本当にプライドをかけて戦わなければいけない試合だと思いますし、ホーム最終戦ということもあるので、今年本当に苦しい思いをさせてしまった分、感謝をチームとして示せたらいいかなと思います」

 頭は冷静に、心は熱く。角田はホーム最終戦でもその姿勢を貫く思いだ。

(取材・文:竹中愛美)

2025/11/27 大学の存在を知らずも「ここで目指そう」 出合った風間イズム…東海2部からJ名門に入れた理由 | フットボールゾーン

— 樋口有斗は東海2部リーグ中部大学に進学した

 今や大学サッカーはJクラブにおいて重要な一大供給源となっており、今年も多くの大学生がJ1、J2、J3のクラブに内定をもらっている。その数多くの内定選手の中で、今回は2026年シーズンから横浜F・マリノス入りが内定した中部大学の3年生MF樋口有斗に独占インタビューを実施。第2回目は飛躍のきっかけをつかんだ大学進学について。(取材・文=安藤隆人/全5回の2回目)

 第101回全校高校サッカー選手権埼玉県予選準決勝、埼玉栄は昌平と激突した。樋口はキャプテンとして大一番に臨んだ。

「ここを倒せば全国も見えてくる」

 金星を誓って多くの観衆が集まった埼玉スタジアムのピッチに立ったが、現実は甘くはなかった。11分に荒井悠太(FC東京)にCKを直接決められると、直後に同点に追いつくも、34分、39分、アディショナルタイムと立て続けに3失点を喫し、前半で1-4と勝負を決められてしまった。終わってみれば2-4の敗戦。全国の舞台はやはり遠かった。

「大事な試合で勝てない。上でもやれるし、全国に出たらもっと注目してもらえるはずなのに、そこにたどり着けないもどかしさはありました」

 選手権は砂を噛むような想いを抱えながら見ていた。その一方で気持ちは大学サッカーでの飛躍に完全に切り替わっていた。

 時を高校3年生の夏に戻す。無名の存在だった樋口に関東、関西の大学からオファーは一切来ず、当初は関東大学サッカー2部、3部の大学のセレクションを受けに行こうとしていた。だが、その時に思わぬオファーが届いた。

 東海2部の中部大学。埼玉出身の樋口にとってどこにあるのかも分からないし、そもそも東海2部というリーグが存在したことも知らない状態だった。だが、「評価してもらえるだけで嬉しかった」とすぐに練習参加に行くと、整った環境とレベルの高さに驚いた。

「もともと僕は環境のせいにすることは一度もなくて、自分がその環境でうまくなればいいという考え方だったので、中部大の練習に参加をすることに何も抵抗はありませんでした。実際に行ってみて、うまい選手がいたし、北辻耕司総監督と堀尾郷介監督と話をしてみると、目指すサッカーが技術を大事にして、『止める・蹴る』からボールをつないで崩していくという僕の好きなサッカーと同じでした。正式にオファーをもらった時は『ここでプロを目指そう』と迷いはありませんでした」

 ちょうど2021年に堀尾監督が就任し、中部大がより明確なサッカーを打ち出して選手を集め始めた時だった。堀尾監督は風間八宏(現・南葛SC監督)氏の右腕的な存在で、名古屋グランパス、セレッソ大阪のアカデミーでコーチを務め、南葛でもタッグを組む存在だ。

 風間イズムを深く知る堀尾監督の哲学、サッカーに惚れ込んだ樋口は、全く知らない東海地区の中部大に飛び込むと、その成長速度をさらに加速させて行った。

「関東2、3部でやるより、中部大の方が確実にプロを目指せる。何より中部大の選手たちは『1部に上がって優勝する』という気持ちを持っている選手がいて、本気でサッカーに取り組む仲間がいたこともそう思えた理由の1つでした」

 もちろん、関東や関西の1部などと比べたら東海1部、2部は流されやすい環境にあることは否定できない。だからこそ、ただプロになりたいという気持ちだけでは難しい。本気で、心の底からプロになることを誓い、そのために自分が何をすべきか、どう行動するべきかを考えられる、自立・自律した人間でないとその夢を叶えることはできない。それを自身がよく理解していた。

「どこの地域、リーグだろうが、大学はサッカーにより集中すると最初から決めていました。もちろん全員がサッカー優先の考え方を持っているわけではないし、大学は高校より自由で誘惑も多いし、自分の意思で何でもできる。だからこそ、サッカーに本気で取り組んでいる選手と一緒に過ごしたり、自主練を一緒にしたりすれば、一緒に高め合うことができる。要は関わる人間をきちんと選ぶことができれば、流されることはありません。実際に僕の周りは夜遅くまで外にいるとか、フラフラするようなことはないので、本当に恵まれているなと思います」

 環境は自分の意思次第で大きく変わる。この自立した考えを持ち、それに対して素直に行動できる人間だからこそ、一気に頭角を現していった。

(安藤隆人 / Takahito Ando)

 
 
2025/11/27 J名門×大学…本拠地の安全支える巡回活動 「技術・知識を総動員しなければいけない」現場の実態 | フットボールゾーン

— 横浜F・マリノスと日本体育大学が行うスタジアム巡回活動

 サッカースタジアムで誰もが試合観戦を楽しめるその裏には、安全・安心を守るために尽力する人たちの存在がある。Jリーグ名門、横浜F・マリノスはそのための活動をホームタウンの大学と連携しスタジアムの巡回活動という形で行っている。その実態に迫るとともに、活動がJリーグ全体へ広がっていくために必要なことを関係者に訊いた。(取材・文=FOOTBALL ZONE編集部・山内亮治/全2回の1回目)

 横浜FMの本拠地「日産スタジアム」で行われる公式戦、そのキックオフ4時間前から人知れず始まるもう1つの戦いがある。勝ち負けがあるわけではないが、同じ現場などないなか、健康や命に関わる責任を負っての真剣勝負という点でそう表現していいのかもしれない。

 そんなスタジアムの安全・安心を支えるべく奮闘しているのは、日本体育大学保健医療学部救急医療学科(以下、日体大)で救急救命士を志す学生と救急救命士資格を持った大学院生または教員によって構成される「ライフサポートチーム」だ。AEDと救護セットを携行し、傷病者の手当や意識不明者の救命処置を目的に、試合前後の時間を含め会場内の巡回を行う。背番号「3」がついた赤いビブスに身を包んで。

 これは、横浜F・マリノスが取り組むJリーグ社会連携活動(通称:シャレン!)の一環である「#命つなぐアクション」内の活動の1つ。2011年に急性心筋梗塞で急逝した元日本代表DF松田直樹さんが長く在籍したクラブとして、心肺蘇生法やAEDに関する講習会などの実施も含め、救える命をひとつでも増やすため、救える術をひとりでも多くの人に伝えるための使命を全うする。

 今年8月9日、ニッパツ三ツ沢球技場(横浜市)で行われたJ1リーグ・横浜FC対浦和レッズの一戦では、サポーターの体調が急変するアクシデントが発生。このことは、AEDを持って駆けつけたのが、横浜FCコーチで現役時代に松田さんと横浜FMでともにプレーした元日本代表MF中村俊輔さんだったこともあり大きな注目を集めた。この時、筆者としてはさまざまな条件次第でスタジアムでの体調急変や、場合により命に関わる重篤な状態に陥ることは誰にでも起こり得るのではとの思いを改めて抱いた。

 そんなこともあり、スタジアムの安全・安心を支える日体大の巡回活動とはどのようなものか、その実態を知っておきたいと思ったのだ。そこで、9月13日のJ1リーグ・川崎フロンターレ戦での同行取材を行った。

— 医療機関ではない環境下での難しさ

 冒頭で活動の開始がキックオフのかなり前だとしているのは、あらゆる不測の事態に対処できるよう入念な準備に時間を割くためだ。スタンドやコンコース、さまざまな場所での傷病者発生を想定し、患者役を見立て1回20~30分のシミュレーションを実施。この時、患者の健康状態や同伴者の有無、来場の手段といった聞き取りをはじめ、救護室までの搬送経路、手当の手順、ストレッチャーを搬入できるエレベーターの位置と台数など、確認事項は非常に多岐にわたる。

 当日に参加していたのは学生7人・大学院生1人・教員4人の計12人。うち1年生が5人という顔ぶれだったので、少々驚いた。救急救命士を志しているとはいえ、大学生活そのものに慣れた頃だろう。1年生ではファーストレスポンダー(応急処置を行う初期対応者)の教育課程を履修するとのことだが、現場で受けるプレッシャーは想像に余りある。そんなことを考えながらシミュレーションに見入っていると、担当教員の1人が耳元でこうつぶやいた。

「学生は持ち得る技術・知識を総動員し、その場で最善を導き出さなければいけないわけです。そうやって得た経験は必ず今後の役に立ちます」

 この日も同様、体調の改善がなかなか見られない傷病者には教員や救命士資格を持つ大学院生が主体となって対応に当たる。2人1組で巡回を行う学生の対応範囲は傷病者の確認や救護室までの同伴、医療物資の搬送とある程度制限されているのが実際だ。それでも、活動への難しさを実感するという。巡回活動を数回行ってきた2年生の下澤美海さんはほかの実習との違いをこう指摘する。

「病院実習も行いましたが、スタジアムの巡回活動とは全然違います。病院はそもそも体調が悪い人が来る所なので、症状の判断がそこまで難しくありません。しかし、スタジアムは医療機関ではありませんから、具合の悪そうな人が本当にそうなのかうまく状態を聞き出し、症状を見極めなければいけません」

 一方で、課題とともに今後の目指す姿も見出している。

「スタジアムでの活動がまだ少ないので、緊張が患者さんに伝わって安心してもらえないことがあります。なので、安心してもらえるよう対応のスキルも高めていきたいと思っています。“声の安心”は医療機関でも生かせると思うので」

— スタジアム巡回活動を広めていくために必要なこと

 横浜FMと日体大による巡回活動は、医療人材の育成やスタジアムの安全・安心の確保の観点で相互に還元されるものが多く、理想的な社会連携と言える。しかし、Jリーグ全体としてスタンダードになっていない。日体大も2022年5月から現在の活動を続け、ノウハウが蓄積されてきた。全国的に広がっていくために何が必要なのか、同大保健医療学部の鈴木健介教授に見解を尋ねた。

――他クラブでもスタジアムの巡回活動に取り組む場合、必要なことは何でしょうか。

鈴木 乗り越えるべき課題が2つあります。1つは現場の教員や救命士に十分な臨床的能力が備わっていることです。確かな判断をできる存在がいれば、経験の少ない学生にここまでなら任せられると対応の線引きが可能になります。逆にそうした教員や救命士がいなければ、現場の運営が成り立ちません。

 2つ目は現場での“教育”が可能かという点です。救急救命のプロだけを集めれば、もちろん現場は円滑に回ります。しかし、教育となると話は別です。教育では、自分で対応した方が速いケースが多々あったとしても、学生らを見守り待つことが求められる。そこで初めて、対応にあたった人は技能を身につけられる。そうやって救急救命のノウハウのある人が増えるほど、組織は強くなります。

 また、大学がJリーグクラブと協同して行うスタジアムの巡回活動は、災害医療とアプローチの部分で似たところがあります。それは、協力相手や関係する人たちが何を大切に思っているかを理解し、そのうえで自分たちには何ができるかを考えなければならない点です。もともとよく知っている間柄であれば活動開始に際して「よく来てくれた」となりますが、そうでなければ受け入れ側が困ります。もし協力側に不手際があれば、受け入れたクラブに精神的なダメージが残る恐れもある。

 なので、私も活動を始めるにあたり、横浜FMというクラブだけではなくファン・サポーターがどのような思いを抱いているかを知るためにファンクラブに入会しました。そして1年間、活動を通じてクラブにとって何が必要なのか勉強を重ねました。

――スタジアムで具合が悪くなったとしても、観戦に戻りたいと希望するファン・サポーターは一定数いるかと思います。医療機関ではない環境下で肝要なスタンスとは?

鈴木 最終的には傷病者本人やその家族が決める、意思を尊重するという点を私たちは一番に考えています。症状が明らかに重い場合でも、病院に絶対行った方がいいと勧めはしますが、それでも決定を本人に委ねることを大原則にしています。

 ファン・サポーターは救護室や病院に行きたくてスタジアムまで足を運んだわけではありません。なので、病院と同じ感覚でファン・サポーターに接するのは違うのではないかと。週末のためにいっぱい働いて会場へ来ている、家族でこの日を楽しみにして来ている、そんななかで予期せず体調を崩した、怪我をしたわけですから。

 そういう背景を想像し、相手に寄り添うことが大切です。そのうえで、「『何もなくて良かった』で済むと思いますから、救急車を呼んだ方がいいですよ」といった声かけをするようにしています。最初は寄り添い、そこから様子を見つつ、病院へ行く必要があると判断すればその旨をストレートに伝える。ただ、そこまでに十分なコミュニケーションを取って相手がこちらの言葉に納得してもらえるだけの信頼関係を築かなければなりません。だからこそ、一方的に指示する、こっちは医療従事者だからという姿勢ではうまく運営できない。サッカーを観に来た人にとってベストな選択肢は何かをまず考え、会話の情報も分析しつつ最善策を提案するようにしています。

――医療人材が限られている地域のクラブに何か提案はありますか。

鈴木 私たちが行っている活動をしようとすれば、どうしても人手が必要になりますから、中長期的な視点に立った人材育成を考える必要があります。なので、興味があるクラブは、ぜひ一度活動の見学に来てほしい。そうした時に、地域で信頼があり活動のコーディネート力がある人や現場での指導者育成を担える人といったキーパーソンがクラブ関係者と来てくれることが理想です。そこで実際に活動を体験してもらえれば、学生らへの指導も行え、一番良い形で理解へつながるのではないでしょうか。

 
 

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