
(´-`).o0(大津高校は、準々決勝で敗退)
大会前のWebニュース記事
2025/12/25 横浜FM加入内定、U-20W杯帯同――世代屈指の“攻撃的DF”村上慶がサイドバックで変えた運命 – スポーツナビ
12月28日に開幕する第104回全国高校サッカー選手権。大津高(熊本)3年のDF村上慶は、大会屈指のタレントの一人だ。今年9月にJ1・横浜FM加入内定を勝ち取ると、U-20W杯のトレーニングパートナーに選出され、世界舞台にも帯同した。選手権の昨年度大会でもチームのレギュラーを務めながら、「昨年までは高卒でプロにいけるとは思っていなかった」という男の成長ぶりは著しい。
今大会で見せたい姿とは「サイドバック(SB)としての村上慶」。サッカー専門新聞『エル・ゴラッソ』がその軌跡に迫った。聞き手:松尾 祐希
— CB、トップ下からSBへ。コンバートはむしろよかったと思えた
――最後の選手権に臨みます。高校ラストイヤーにおける自分の成長はどう感じていますか。
精神的に成長したなと思います。タスクの量は増えたし、プレーの幅も広がった。今年は右SBを主戦場にしてきましたが、これまでいろいろなポジションを経験してきたことが、本当に大きかったです。
というのも、今年は右SBでスタートした中で、U-17高校選抜の活動から戻ってきた直後のリーグ戦(プレミアリーグWEST)ではトップ下でプレーしていたんです。開幕当時はほかの選手が右SBに入っていたので、自分が一時的にトップ下に回った形でした。
もともと中学2年次まではボランチをやっていたのですが、トップ下は初めてで、(視野として)360度見る必要があって、そこに苦戦しました。でもだからこそ、学ぶことがあった。SBに対してトップ下はどういう要求をしているのか、どういうボールが欲しいのか、どういうところに運んでほしいのか、それが分かるようになったなと感じます。実際、SBに戻ったら、ビルドアップのときの“運ぶプレー”が本当にラクでした。(トップ下とは違い)相手が前からしかプレスにこないので、プレーに余裕が生まれて、サイドで幅を取るやり方もスムーズになりましたね。
――とはいえ、昨年はCBが主戦場でしたよね。右SBとしてプレーすることに対してはどう感じていたのでしょうか。
より自分の得意とする部分が出せると思ったので、抵抗はなくて、むしろよかったと思えるコンバートでした。もともと中学校3年生のときにSBでプレーしていたので、やりづらさも一切なかったです。自分の武器である後ろからの持ち運びは、CBだと回数が限られますけど、SBだとよさを出しやすいと感じていました。
ただ、CBでプレーしていたことも生きていて、特に対人の部分でレベルアップできたと思います。裏への対応も学べて、カバーリングのところでも分かったことが多い。予測とか、数的不利の状況での対応の仕方とか、そこは高校選抜の活動で評価してもらえた部分でもありました。そこから自分のプレーに自信がついたと感じています。
――実際、夏の高校総体(インターハイ)は準優勝で、“SB村上慶”が放った存在感も小さくないものでした。
自分としても思ったとおりのプレーができていて、パフォーマンスのよさは、実際のデータにも表れていました。だから、連戦下でも状態がよくて、神村学園(鹿児島)との決勝でも“やれる手ごたえ”があって。最後に(PK戦で)負けてしまったことだけは心残りなんですけど、チームとしての崩しの精度もありましたし、強い相手に再現性のあるプレーもできていたので、むしろ手ごたえがある大会でした。
個人的には準決勝・流経大柏(千葉)戦も印象に残っています。内容的には押し込まれる時間が長い一戦でしたけど、自分が右SBから左SBに移ってからは、かなりやれていたので、左SBでもプレーできる手ごたえを得られたことは収穫でしたね。
— Jクラブへの練習参加で変わった意識。U-20W杯帯同で得た新たな学び
――9月には横浜FMへの来季加入が内定しました。コンバートを振り返ると、“プロを目指すならSBで勝負したほうがいい”みたいな感情もあったのでしょうか。
実は高校2年生のときまで、高卒でプロにいけるとは思っていませんでした。だから、“SBで”という思いもなかったし、実際にJクラブでプレーできるような力があるとも思えなくて。
でも、今年の1月にJ1クラブのキャンプに参加させてもらって、そこから、プロの世界を意識できるようになりました。大学経由でのプロ入りを目指していた中で、結果を残せば、“高卒でのプロ入り”も選択肢に考えられるなって。その後も複数のクラブの練習に参加させてもらって、“プロサッカー選手として、どう意識をもつべきか”を学べたことは大きかったです。
特に3月と5月にマリノスの練習に参加させてもらって、本当にいろいろなことを感じられました。プロで戦うための体作りの重要性は(年代別)代表でも感じて、意識して取り組んできましたが、プレーの面でマリノスはスピード感があって、強度もありました。この中でトレーニングを重ねたら、もっと成長できると、そう思えるクラブでした。短い期間でしたが、成長を感じられて、ここでやったら自分を変えていけると思えたんです。
――印象に残っている選手はいますか。
山村和也選手です(今夏に豪州のウロンゴン・ウルブスクラブへ移籍)。35歳(当時)という年齢でも練習と意欲的に向き合っていて、シュートゲームの苦しい中でも一番に攻守を切り替えて、強度を出していました。技術面もしっかり出しながら、誰よりも全力で頑張る姿勢を感じました。そういう選手が一人いるだけで、チームの雰囲気や練習の質が変わるんだなということを知りました。プロの世界で長く戦うためには、そういうメンタリティーが大事なんだと思わされました。
それから、お世話になったのは諏訪間幸成選手です。車で送り迎えをしてもらう中で、いろいろと本当によくしてもらいました。同い年の浅田大翔選手に『プロの世界がどうなのか』というリアルな話を聞けたことも、すごく大きかったです。
――9月はU-20W杯のトレーニングパートナーにも選ばれ、エジプトとの初戦まで帯同しました。パラグアイでの事前キャンプも含めて、これも貴重な経験になったと思います。
本当に貴重な経験でしたね。一番印象に残っているのはセットプレーのトレーニングです。こういう大きな舞台ではセットプレーが勝負を分けるし、ゲーム展開も大きく変わる。U-20のメンバーはセットプレーになると、練習の雰囲気がまたガラッと変わっていました。もちろん一つひとつのトレーニングを大切にしていた中で、現代サッカーにおけるセットプレーの重要性を、本当に強く感じさせられました。
だからこそ、チーム(大津高)に戻ったときにみんなにしっかり伝えようと思いましたね。(U-20日本代表は)スローインの練習も細かくて、スタートポジションの取り方やそこからの崩し方なども印象深かったので、そこも含めて。現代サッカーではスローインがゴールにつながるケースも多いですし、逆に(スローインの)ミスからカウンターを受けて失点する場面も少なくないですよね。“点につながる”という意味で、スローインの大切さも学ばせてもらいました。
あとは、市原くん(市原吏音/大宮)の姿勢からもたくさん感じるものがありました。練習の雰囲気やゲームに対するモチベーションを高めることに一番に取り組んでいて、プレーでも言葉でも責任感がすごくて、試合中の声かけの量は本当にすさまじかった。自分に足りていないところでもあったので、特に学びになった部分でした。
— 僕が最後尾から攻撃に参加する回数は多い。選手権ではそこを見てもらいたい
――最後の選手権はこれまでの経験と成長を見せる集大成の場になりますね。どこを一番に見てほしいですか。
「1試合を通じて走れるところはまず見てほしいです。高校に入ってから、ラスト20分になっても(パワーを)落とさずにやり切れるようになりました。常日ごろから、自分としてはかなりキツい練習をやってきたつもりです。本当にもう無理!って思いながらやってきました。だから、いつも試合で活躍する自分の姿が描けたし、絶対に相手よりも走り切れる力があると思える。僕が最後尾から攻撃に参加する回数は多いので、そこはしっかり見てもらいたいです。
それから人間的なところで、“気づきの量”が増えたことも成長した部分だと思っています。特に3年生になってからその量が増えたというのは、山城朋大監督からも言ってもらえたことです。3年生になって後輩に教える回数が増えただけじゃなくて、“自分がしっかりやれば、周りもついてくる”という思いもありました。自分にベクトルを向けてやってこられたと感じています。プレーでも私生活でも、自分がやらないと示しがつかないので。もともとそういうタイプじゃなかった自分が、自分に対して1年間厳しく行動できたことは、後輩の存在があったからでもありますね。
――横浜FMのファン・サポーターにはその「いまの村上慶」を知ってもらう場になりますね。
そうですね。内容はもちろんですが、結果にこだわりたいです。得点もそうだし、アシストもそう。目に見える結果が必要です。(横浜FMの)サポーターもそこを観ていると思いますし、試合を観られなかったとしても、結果で分かるようにすることはできます。得点者の欄に自分の名前が載っていれば、自分のプレースタイル、“DFでも点が取れる選手なんだ”ということを示せるので。
“攻撃的なSB”として今後も戦っていくためにも、ゴールとアシスト、僕自身が結果にこだわることが、チームの結果にいい意味で波及すればいいなと思います。同じブロックにはプレミアリーグを戦っている強いチームがたくさんいるので、難しい試合になるとは思いますけど、自分がチャンスメークしたり、違いを生んだりすることで、勝利につなげられたらいいです。
2025/12/26 「実に日本人らしい」横浜FM加入内定のSB。日本代表の菅原由勢を彷彿させる技巧は必見【高校選手権の主役候補】 | サッカーダイジェストWeb
— スピードとクロスが持ち味
第104回全国高校サッカー選手権が2025年12月28日に開幕を迎える。未来のJリーガーを先取りできる同大会で、サッカーライターの松尾祐希氏が注目している選手のひとりが、大津高のDFで横浜F・マリノス加入内定の村上慶(3年)だ。
「昨年はセンターバックをやっていて、身長は182センチ。でも今年、他に大きなセンターバックがいることもあって、将来性も考えて右サイドバックをやるようになりました。左も対応可能で、何よりスピードがあります。左右どちらからでもクロスを上げることができて、さらに強度もあって守備も十分にこなします」
万能タイプのサイドバックで、主戦場は右も試合途中から左に入るケースもある。真面目な性格で、実直なプレーでチームに規律と落ち着きをもたらす。とにかくサボらず、攻守両面に貢献できる村上は「実に日本人らしいサイドバック」(松尾氏)だ。
プロでキャリアを築くうえでも“人間性”は重要。その意味で、プレーだけでなく内面も洗練されている村上は楽しみな人材だ。現日本代表で似ているタイプは松尾氏曰く「菅原由勢選手」だ。
「攻撃力、スピードに優れていて、サイズ感も似ています」
持ち前のスピードとクロスでチャンスを演出できるか。菅原を彷彿させる技巧は必見だ。
1回戦:vs.北海(北海道代表)
2025/12/29 「武器は後ろを全部こなせるところ」1試合で3度のポジション変更。大津の横浜FM内定DFが初戦から持ち味発揮「しっかりと示せた」 | サッカーダイジェストWeb
— 試合終盤にはゴールも
大津(熊本)が12月29日、第104回全国高校サッカー選手権の1回戦で北海(北海道)を7-1で下し、2回戦に駒を進めた。前半4分に相手のセットプレーの流れから先制点を許したものの、その後に7得点を奪ってみせた。
逆転勝利を収めた一戦で抜群の存在感を示したのが、卒業後は横浜F・マリノスへの加入が内定しているDF村上慶(3年)だ。
両SBとCBをこなす守備のユーティリティは、この試合で左SB、右SB、CBの順に幾度もポジションを変更し、それぞれの持ち場で高いパフォーマンスを披露。守備を統率しつつ、後半40+4分には左足シュートでネットを揺らすなど攻守両面で躍動した。
試合後にミックスゾーンで村上は、早々に得点を許した立ち上がりを「選手権の雰囲気や応援、相手にチーム全体が飲まれてしまって、悪い形で入ってしまった」と評し、「ボールも回っていなくて、ロストするところもあった。このまま相手に流れを持っていかれたらやばいかなと思っていた」と振り返る。
それでも「自分がプレーでもそうですし、精神的な部分で声を出し続けることを心がけました」とすぐに気持ちを切り替え、逆転に向けて、やるべきことを明確にしていたという。
複数のポジションでプレーしたことには、「自分の武器は後ろを全部こなせるところ。ホランチも、トップ下も、ウイングバックもできる。武器をしっかりと示せたと思う」と手応えを口にした。
2回戦の相手は青森山田(青森)。高校サッカーに憧れを抱くきっかけとなったという名門との対戦を「すごく嬉しい。自分がやりたかった相手と最後の大会で戦える」と心待ちにしている様子だ。
注目のビッグマッチでも期待に応えるパフォーマンスを示せるか。
取材・文●保坂悠輝(サッカーダイジェストWeb編集部)
2025/12/30 <北海・大津>後半、チーム7点目を決める大津・村上慶(右) – スポニチ Sponichi Annex サッカー
2回戦:vs.青森山田(青森県代表)
▶▶▶ GOAL ◀◀◀
大津、2点目!⚽
【2回戦】第2試合
青森山田(青森) 0-2 大津(熊本)試合はTVer・SPORTS BULLでLIVE配信中⚡
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2025/12/31 大津が4大会前決勝の“リベンジ”! 山本翼&横浜FM内定の村上慶が2戦連発…青森山田は2回戦敗退 | サッカーキング
第104回全国高校サッカー選手権大会・2回戦が31日に行われ、青森山田(青森)と大津(熊本)が対戦した。
高校年代の最高峰とも言える高円宮杯JFAU-18サッカープレミアリーグ2025を戦う両チームが激突する、2回戦屈指の注目カードだ。第100回大会の決勝カードとしても知られている。当時は青森山田が4-0で勝利し、戴冠を果たしていた。
2大会ぶり5度目の優勝を目論む青森山田は、29日に行われた1回戦で初芝橋本(和歌山)に力の差を見せつけ、5-0と完勝。一方で、5大会連続22回目の選手権出場で、史上初の優勝を目指す大津は、同日開催の1回戦で北海(北海道)相手に7-1とゴールラッシュを披露していた。
来季のファジアーノ岡山加入が内定している青森山田のGK松田駿、横浜F・マリノス入りが内定している大津の村上慶と、両チームのJ内定者が揃って先発に名を連ねたゲームは、序盤から互いにハイレベルな攻防戦を繰り広げる。青森山田は流れの中からだけでなく、セットプレーやロングスローを使ってゴールに迫る場面を作り、大津は1回戦の勢いそのままに鮮やかなパスワークを見せる場面もあったが、前半のうちにスコアは動かない。
0-0で後半へ入ると、遂に試合の均衡が破れる。大津は最前線に入った山下虎太郎が右サイドに流れて、福島悠士のロングフィードを収めると、見事な反転で縦へ突破し、低弾道のクロスボールを送る。マーカーを振り切ってニアサイドへ飛び込んだ山本翼がダイレクトボレーを沈め、大津が先手を取った。
1点ビハインドとなった青森山田は、交代カードも駆使しながら同点弾への道筋を探るが、タイスコアに戻すことはできない。このまま時計の針が進むと、68分に大津が待望の追加点を奪ってみせる。
大津が青森山田を敵陣へ押し込み、ブロックの外でボールを繋ぐと、ペナルティエリア手前右寄りの位置でボールを受けた岩﨑天利がカットインから左足シュート。これが味方の福島京次に当たってディフレクションすると、ボックス内に抜群のタイミングで顔を出した村上慶が、冷静に流し込んだ。
試合はこのままタイムアップ。山本翼と村上慶の2試合連続ゴールで、大津が4大会前の決勝のリベンジをやってのけた。
勝利した大津は2026年1月2日、3回戦で富山第一(富山)と対戦する。
2026/01/01 横浜FM加入内定のDF村上慶「見たことのない世界になる」青森山田を下した大津が鬼門の3回戦へ「これを自信につなげれてやれば」 – Qoly-Sports&the Style
2回戦が関東圏各地で行われ、大津高は青森山田高に2-0で勝利した。
この試合の2得点目を決めた大津DF村上慶(3年、アビスパ福岡U-15、J1横浜F・マリノス内定)は、両サイドバックでプレーするユーティリティ性を披露。
攻守において存在感を発揮し、第100回大会決勝カードのリベンジを果たした。
— 因縁の相手を下して見たことのない世界へ
今大会屈指の好カードとなった。
第100回大会の決勝で激突していた大津と青森山田。同大会は後者が制覇し、初優勝を逃した大津イレブンは辛酸をなめていた。
この日はリベンジをする絶好の機会だった。
村上は「この流れでいったら、得点は取れる」とサイドで躍動。攻めればインナーラップで駆け上がり、守れば落ち着いた対応で敵軍のアタックを退けた。
大津は後半8分にMF山本翼(2年、ソレッソ熊本)がクロスボールにダイレクトで合わせて先制すると、同28分に村上も続いた。
MF岩﨑天利(3年、アルバランシア熊本U-15)が放ったシュートは相手選手に当たったが、こぼれ球がボックス内で待っていた村上のもとへ。背番号5は落ち着いて右足で押し込み、2試合連続弾を決めた。
「打てばどこかに行くかなと思っていた。自分的にはファーストタッチのところで勝負あったと思っています」
青森山田は試合終盤にロングボールを駆使して逆転を目指したが、大津イレブンが粘り強く弾き返し続けた。
試合はそのまま2-0で大津が勝利。鬼門となる3回戦では、富山第一高等学校(富山県代表)と対戦する。
第102回大会から選手権のメンバーに名を連ねている村上は3度目の正直を果たしたい。大津は直近の2大会で、いずれも3回戦で敗退している。
「次の3回戦を超えれば、自分たちが見たことのない世界になる。だからまずは3回戦に集中したいです。
もちろん試合の後はうれしかったんですけど、もう次の試合に向けて時間は動いている。次の試合を見据えてやりたいと思います」
大一番を制した直後も冷静だった村上。大津の初優勝に向けて「青森山田に勝ったことは大きい。これを自信につなげれてやれば、自分たちのサッカーをもっと出せる」と、歴史を塗り替えていく。
(取材・文・写真:浅野凜太郎)
2025/12/31 青森山田の希望を打ち砕く追加点…横浜FM内定DF村上慶「強度が高い中でも自分たちのサッカーができる証明に」 | ゲキサカ
試合を決定づける一振りになった。大津高(熊本)は1-0で迎えた後半28分、MF岩崎天利(3年)が右サイドから中に切れ込み、左足でミドルシュート。これがMF福島京次(3年)の臀部付近に当たってコースが変わり、ゴール前で待つDF村上慶(3年/横浜FM内定)の足元へこぼれた。
「(岩崎の)カットインからのシュートのこぼれを狙っていた。来ると思ってなくてビックリしたけど、ファーストタッチが決まって良かった」。冷静に相手GKの動きも見てシュートコースをつくり、右足で流し込む追加点。2試合連続ゴールで2-0と突き放し、勝利を大きく手繰り寄せた。
右サイドバックで先発した村上慶は守備はもちろん、果敢な攻撃参加でもチームにアクセントを加えた。後半7分には自らミドルシュートを狙う場面も。後半21分からは左サイドバックにポジションを移したが、その積極的な姿勢は変わらず、得点シーンにつながった。「ハーフタイムに監督から『内に、内に』と言われていた。それを意識したらあの位置にいた」と胸を張る。
青森山田のGK松田駿(3年/岡山内定)から奪ったゴールにも価値があった。村上慶と松田はともにU-17日本高校選抜の一員として今年3月に行われたJ-VILLAGE CUPに参加。決勝で川崎F U-18を2-0で破るなど、無失点での優勝に大きく貢献した守備の立役者だった。
「U-17高校選抜で松田と一緒にやって、そのすごさは分かっていた。点を取れたことはチームとして自信になるし、2点取れてよかった」。2回戦でいきなり実現した優勝候補同士のビッグカード。一つのヤマ場を越えたのは間違いない。
「青森山田に勝ったことは大きいし、これを自信につなげたい。強度が高い中でも自分たちのサッカーができる証明になった」。青森山田のプレッシングや切り替えの早さに屈せず、しっかりボールをつないで攻撃を組み立てた。球際でも決して引けを取らず、試合内容でも上回った。
来年1月2日の3回戦では富山一(富山)と対戦する。「1年から全部、3回戦で負けている。3回戦を越えたら見たことのない世界になる。まず3回戦に集中したい」。2年前は3回戦で昌平に、昨年は同じく3回戦で流通経済大柏に敗れた。1年時からベンチ入りしていた村上慶にとっては“鬼門”の3回戦だが、「自分たちのサッカーをやれば次も勝てると自分は信じている。そこをイメージしながらやりたい」と、“3度目の正直”での8強入りを誓った。
2025/12/31 [選手権]貴重な追加点を挙げた大津の横浜FM内定DF村上慶「来ると思ってなくてビックリしたけど…」(30枚) | ゲキサカ
2025/12/31 画像・写真:競り合う大津の村上慶 高校サッカー:時事ドットコム
3回戦vs富山第一(富山県代表)
▶▶▶ GOAL ◀◀◀
大津が同点弾!⚽
【3回戦】第2試合
富山第一 1-1 大津 (熊本)試合はTVer・SPORTS BULLでLIVE配信中⚡
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SPORTS BULLhttps://t.co/FaT2GOJIc1#全力高校サッカー pic.twitter.com/5ZhSD0Pss4— 高校サッカー日テレ公式 (@ntv_hss) January 2, 2026
2026/01/02 「右サイドが崩壊してる」指揮官の叱咤に応え、劇的逆転勝利を呼び込む3戦連発弾!それでも大津のマリノス内定DFは反省の弁「何もできていなかった…」【選手権】 | サッカーダイジェストWeb
— 「ゲーム展開にうまく順応できていなかった」
口にしたのは喜びの言葉ではなく、反省の弁だった。
1月2日に行なわれた第104回全国高校サッカー選手権の3回戦で、優勝候補のひとつに挙げられている大津が、V経験のある富山一と対戦。大熱戦を2-1で制した。
後半27分に先制を許した大津は、31分に横浜F・マリノス入団内定のDF村上慶がヘディングシュートを叩き込み、同点に追いつくと、土壇場の後半アディショナルタイムにPKを獲得。これをFW山下虎太郎が冷静に決めて、劇的な勝ち越しゴールを奪った。
この試合で、DFながら今大会3試合連続となる3点目を決めた村上慶は、右SBで先発したものの、後半から左SBに回っていた。
「ハーフタイムに(監督の)山城(朋大)先生から『右サイドが崩壊してる』って言われてたんで。ちょっと試合に入れてないというか、ゲーム展開にうまく順応できていなかったのかなと思っていた」
ポジションを移し、指揮官の叱咤に奮起した5番は、「自分があそこで点を決めないといけないのかなと思ってたんで、自然と身体が動いて点を決められた」と、ほっとした様子を見せた。
山城監督からは、「(右サイドハーフと)距離感が近すぎる」と指摘されていたという。
「自分的にもちょっとやりづらさはあって、右サイドじゃ何もできてなかったと思ってたんで。そこを後半にどう生かせるかと思っていた。(自分が左サイドに回って)ちょっと左サイドでやりすぎていた部分もあったんですけど、時間が経つにつれてからうまく右サイドに展開できていたと思います」
ちょうど1年前の1月2日、前回大会の3回戦で、同じフクダ電子アリーナで流経大柏に敗戦(1-2)。その試合に2年生で唯一スタメン出場していた村上慶は、「思いもありましたし、それがちょっと自分のプレーに影響していたのかなと。ちょっと硬くなってた部分はあったのかなと思います」と打ち明けた。
「『やらないと』と、ちょっと力を入れすぎるというか、変な緊張みたいな感じはあった」
そんな重圧を跳ね除け、“鬼門”の3回戦を突破した大津。準々決勝の相手は因縁の流経大柏に決定した。村上慶はチームと共に、去年の悔しさを晴らせるか。
取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部)
2026/01/03 【記事全文】【高校サッカー】大津が“村神様”DF村上慶の3戦連続ゴールなどで逆転8強 – スポニチ Sponichi Annex サッカー
3回戦8試合が行われ、大津(熊本)は富山第一に2―1で逆転勝ちし、3大会ぶりに8強入りを果たした。今春の横浜M加入が内定しているDF村上慶(3年)が3戦連続ゴールとなる同点弾。FW顔負けの勝負強さと得点感覚で劇的勝利を呼び込んだ。
大津の“村神様”は静かに忍び寄って一撃で仕留める。0―1で迎えた後半31分。DF村上慶は左サイドでその時を待った。神出鬼没な動きでペナルティーエリア内でもマークはつかない。仕掛けたのはMF岩崎天利(3年)が右ポケットでトラップした瞬間だ。
一気に加速し、浮き球クロスを呼び込むと高い打点から力強く頭で押し込んだ。「相手選手がボールを見ていて自分の存在に気づいてなかったのでうまく入ることができた」。中継の実況アナウンサーが「なぜ、そこにいたんだ!村上!」と驚くほどの動きで3戦連発を決めた。
超攻撃的サイドバックの姿は鹿島で活躍する大津の先輩DF濃野公人と重なる。「濃野さんの存在が大きい」。24年にJ1で9得点を挙げた先輩のプレーを参考にしながら「こぼれ球の対応やシュート技術を培った」。対面は過去に1度だけというが、その背中を追うように得点の嗅覚を成長させた。
過去2大会で鬼門となっていた3回戦を突破。準々決勝では、前回大会3回戦で惜敗した流通経大柏(千葉)と激突する。当時2年生として出場していた村上慶は「最後に失点に絡んでしまったので、自分が一番強い思いを持たないといけない」とリベンジを誓う。
今大会通算3得点でDFながら大会得点王も視野に入り「勝負強さには自信がある。次の試合でも決められたら」と意欲十分。プレーぶりは出没自在でもその存在感は絶大だ。
(滝本 雄大)◇村上 慶(むらかみ・けい)2007年(平19)4月11日生まれ、福岡県出身の18歳。J1福岡の下部組織U―12、U―15を経て大津に進学。24年にはU―17日本代表に選出された。利き足は両足という。1メートル82、75キロ。
準々決勝vs流通経済大柏(千葉県代表)
2026/01/04 横浜FM内定、大津DF村上慶は3戦連発も得点王にこだわらない「山下虎太郎がフリーなら出す」 | ゲキサカ
大津高(熊本)が接戦を制して3年ぶりに3回戦の壁を突破した。
3戦連続ゴールが貴重な同点弾になった。後半27分に富山一高に先制を許した大津だったが、同31分、MF岩崎天利が右サイドを突破して上げたクロスにDF村上慶(3年/横浜FM内定)が頭で飛び込んだ。
クロスに飛び込むシュートについては、昨年4月27日のプレミアリーグWESTの名古屋U-18戦でも同じような形で決めていたことから自信を持っていたという。「(U-18)代表の萩(裕陽)から奪っている。最後の勝負強さは自信を持っているので、次の試合でも決められたらいい」と意欲的に話す。
ただし今大会3得点となったが、「得点王」については“消極的”だ。「あまりそこはこだわっていない」と話すと、「山下虎太郎がフリーだったらパスを出す方が絶対にいい。そこはこだわらずに状況判断が出来ればと思います」と強調した。
4日の準々決勝の相手は流通経済大柏高に決定。夏のインターハイ準決勝でPK戦の末に下した相手だが、昨年度大会の3回戦では1-2で敗戦。村上自身も「最後に失点に絡んだ」苦い思い出を持っている。「選手権の舞台で流経とやれることは大きい」。連絡を貰っているという先輩たちの想いも背負って戦うつもりだ。
そしてその先の神村学園との頂上決戦が見えることにもモチベーションを高くする。インターハイ決勝で敗れた神村学園はトーナメント表の逆の山で、決勝まで当たることはない。J1内定DFも「選手権前のプレミアでも0-3で負けている。インターハイでも一番悔しい思いをしているのは自分たちなので、選手権の決勝でリベンジ出来たらなと思います」と気合を十分にしていた。
(取材・文 児玉幸洋)
2026/01/04 DFなのに「なぜそこに」…J1内定18歳が衝撃3戦連発 先輩から学んだ「最後の勝負強さ」 | フットボールゾーン
— 大津の村上慶「最後の勝負強さというところは自分でも自信を持っています」
大津(熊本)は1月4日、浦和駒場スタジアムで行われる第104回全国高校サッカー選手権大会の準々決勝で、流通経済大柏(千葉)と対戦する。優勝候補が激突する一戦で注目を集めるのは、横浜F・マリノスに内定している大津のDF村上慶。ディフェンダーながら3戦連発で「なぜそこに」と話題を呼んでいる。
初戦の北海(北海道)戦では先制を許したが、大量7点を奪って快勝した大津。後半44分に左コーナーキックの流れからペナルティーエリア内へと侵入した村上は、左足シュートで7点目を奪った。2回戦の青森山田(青森)戦では、1点リードの後半28分、ゴール前でこぼれ球に反応して貴重な追加点を奪った。
そして、富山第一(富山)と対戦した3回戦では、後半27分に先制を許す苦しい展開。しかし、同31分に右サイドからクロスが上がると、豪快なヘディングを突き刺したのは村上。3戦連発ですべてボックス内からのゴールとストライカーのような活躍に、実況からは「なぜそこに」というワードが飛び出した。
後半アディショナルタイムの劇的勝利につながる同点弾にも、「あの形で入れると思っていなかった」と淡々と答えた村上。「相手の選手はボールウォッチャーになっていて、自分の存在に気づいていなかったので。そこは試合中に思っていたので、うまく入れたかなと思います」と偶然ではないゴールだった。
プレミアリーグWESTの名古屋グランパスU-18戦でもゴールを奪うなど、サイドバックながらボックス内での仕事はお手のもの。「(U-18)代表の正ゴールキーパーの萩(裕陽)から奪っているというのは自信にもなっていますし、最後の勝負強さというところは自分でも自信を持っています」と頼もしい限りだ。
一方で、ゴール数や得点王争いに関しては「あまりそこはこだわっていないので」と話し、「山下虎太郎がフリーだったら、山下にパスを出すほうが絶対にいいと思います」とチームプレーを優先する。「なぜそこに」というワードについても、耳に入ってはいたが「あまりそこは気にしていない」と苦笑いだ。
目標とするのは、大津の先輩でもある鹿島アントラーズのDF濃野公人。「サイドバックであれだけ点を取れているのは、自分のプレーの参考にもなっています。自分も大舞台で点を取らないといけないというのも感じています」とプレースタイルを意識する。村上が4戦連発でベスト4へ導くのか、注目が集まる。
(FOOTBALL ZONE編集部・工藤慶大 / Keita Kudo)
こけまりログ
2025/09/05 [2026シーズンの加入内定を発表]村上 慶(むらかみ けい)/大津高等学校3年[2026シーズン 横浜F・マリノスの移籍/新加入/契約更改の情報まとめ]
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