
アンカー(目次)
1.横浜F・マリノスオフィシャルサイト
2.Jリーグ.jp
3.X(旧Twitter) / Instagram
4.ハイライト動画
5.Webニュースログ
6.今週の他会場など
横浜F・マリノス オフィシャルサイト
Jリーグワールドチャレンジ2025 横浜F・マリノス vs リヴァプールFC 試合データ | 横浜F・マリノス 公式サイト
Jリーグ.jp
【公式】横浜FMvsリヴァプールの試合結果・データ(明治安田Jリーグワールドチャレンジ2025:2025年7月30日):Jリーグ公式サイト(J.LEAGUE.jp)
└ 入場者数 67,032人
監督コメント
[ 大島 秀夫監督 ]
多くの観客の皆さんの前で、全体的にお互いに良い試合をお見せできたと思いますし、大きなケガもなくて良かったです。
--リーグ戦も連勝中で良い内容でした。さらに新加入選手もプレーしました。これから良くなっていく感触を得ましたか。
ちょっとずつしっかり自分たちのやるべきことを積み上げ、トレーニングも積めています。少しずつですが、勝点も積み上げられています。
この中断期間に、今日のような素晴らしい機会も得られました。
その中で新しい選手が活躍してくれましたし、次のリーグ再開に向けてすごく良い状況、状態でポジティブにチームは向上していると感じています。
選手コメント
植中 朝日
全然足りないなと思わされました。
もっとガツンと球際に行くところだったり、削るぐらいの勢いで相手はボールを奪いにきていたので、そこは自分も求めていきたいです。
刈り取ってくる感じはありました。何気ないところで体をぶつけられて、本当に体が硬くて吹っ飛ばされそうになったシーンもありました。そこはすごかったです。--一方でチームとして上向いてきているのではないでしょうか。
今日も結果として負けています。
最後に守り切れていないところはリーグ戦と変わっていません。
やっぱりマリノスはもっと攻撃的なサッカーをやらないといけません。
自分のゴールだけで満足せず、2点目、3点目を取れる迫力のある、厚みのある雰囲気にしていきたいです。--先制点は素晴らしい連係から生まれました。
2列目の選手が飛び出していくのは日頃の練習からよく言われています。
自分だけではなくて、トップ下に入る(井上)健太くんや(天野)純くんもその回数は多いと思います。
自分の特長もそこだと思うので、積極的に飛び出したことがゴールにつながりました。
あの場面でシュートでなく、横にクロスでもディーン(デイビッド)が詰めていましたし、あのようなシーンを増やしていきたいです。
木村 凌也
--親善試合とはいえ、横浜FMでのトップチームデビューとなりました。
率直にうれしかったですし、こんなにお客さんが入った中、リヴァプール相手に普段では絶対に感じられないデビュー戦になったと思います。
メチャメチャ緊張していたのですが、その中でも自分がやれることを絶対やろうとは思っていた中、試合に入ってからは、もうあっという間に終わってしまいました。--手ごたえのあったプレーを教えてください。
自分の特長として、ビルドアップだったり、キックは通らなかった場面もありましたが何本かは良かったと思います。
逆にできなかった部分は、あまり広く視野をとれませんでした。
(山根)陸らボランチを使いながら、ビルドアップでできた部分があるのかなとは思います。
いっぱいいっぱいになった部分があったので、もっと全体を見てプレーできれば良かったです。--ユース同期の山根 陸選手、諏訪間 幸成選手と同時にピッチに立ちました。
自分が最後になりましたが、また同じピッチに立てたのはすごくうれしかったです。
そこまで強い思いはなかったですが、ピッチに立てたことはすごく良かったです。--次は残り約4カ月のシーズンでの公式戦デビューが目標になります。
チームは苦しい状況が続いていますし、今日を良かった経験で終わらせるのではなく、このあとのリーグ戦の試合に絡んでいけるようにしていきたいです。
自分が試合に出てチームを勝たせたり、目標であるJ1残留をできるのが一番良いなと思っています。--Jリーグ主催試合で最多入場者数だったそうです。
あの景色は一生忘れずにいたいですし、この経験を忘れずに生かしていきたいです。
X(旧Twitter) / Instagram
/
憧れのクラブ相手に先制ゴール
\#加藤蓮 選手のノールックラストパスに反応した #植中朝日 選手が決めた✨️#fmarinos|#JWC2025 pic.twitter.com/Y8JY3Io2YO— 横浜F・マリノス【公式】 (@prompt_fmarinos) July 30, 2025
!!✨
試合後の選手たちの様子✨
vs Liverpool FC#fmarinos|#JWC2025 pic.twitter.com/2pSDwMpWCO— 横浜F・マリノス【公式】 (@prompt_fmarinos) July 30, 2025
ハイライト動画など
ハイライト|Jリーグワールドチャレンジ2025|vsリヴァプールFC – YouTube
‘‘プレミアリーグ王者‘‘ リヴァプールFCと熱戦 | 試合後の舞台裏 – YouTube
ネットニュース・Weblog
スポーツニッポン
【記事全文】リバプール、横浜Mに逆転勝ち 遠藤は途中出場 ファンダイク、サラーらスター軍団に6万7032人熱狂! – スポニチ Sponichi Annex サッカー
イングランド・プレミアリーグの名門リバプールは30日、日産スタジアムでJ1横浜F・マリノスと親善試合を行い、3―1で逆転勝ちした。日本代表MF遠藤航(32)は後半15分から途中出場。オランダ代表DFフィルジル・ファンダイク主将(34)、エジプト代表FWモハメド・サラー(33)らスター軍団が日本のファンを魅了した。
20度のリーグ優勝や6度の欧州CL制覇を誇る名門の力を堂々と見せつけた。リバプールは先制こそ許したが、0―1の後半23分に新加入MFウィルツが同点弾。同23分にはMFニョニが勝ち越しゴールを奪い、同42分には16歳MFングモハが個人技でネットを揺らした。
遠藤は中盤から投入され、ゲームを締めるクローザーとして勝利に貢献。ファンダイクやサラーらも先発で会場を沸かせた。
観衆は6万7032人を記録。Jリーグ主催試合の観客動員数では04年チャンピオンシップ第1戦・横浜M―浦和戦(日産ス)の6万4899人、バイエルン―マンチェスターC(国立競技場)の6万5049人を上回り、歴代最多となった。
【記事全文】横浜M―リバプール戦 6万7032人来場!J主催試合で歴代最多記録更新 スター軍団のプレーに熱視線 – スポニチ Sponichi Annex サッカー
J1名門の横浜F・マリノスとイングランド・プレミアリーグの名門リバプールが30日、日産スタジアムで親善試合に臨んだ。後半には来場者数が発表され、6万7032人を記録。Jリーグ主催試合の観客動員数では04年チャンピオンシップ第1戦・横浜M―浦和戦(日産ス)の6万4899人、バイエルン―マンチェスターC(国立競技場)の6万5049人を上回り、歴代最多となった。
リバプールは20度のリーグ優勝や6度の欧州CL制覇を誇る名門で、日本代表主将のMF遠藤航(32)も所属。今回は05年クラブW杯以来、約20年ぶりの来日となった。
オランダ代表DFファンダイク主将(34)やエジプト代表FWサラー(33)らスター軍団を一目見ようと、チケット完売で当日券は販売なし。多くのファンとサポーターが詰めかけ、世界最高峰クラブのプレーに熱視線が送られた。
【記事全文】横浜M 植中アピール弾「これまでにない感情」 リバプールは「世界で一番好きなチーム」 – スポニチ Sponichi Annex サッカー
横浜MのFW植中がプレミアリーグの名門を相手に堂々とネットを揺らした。
0―0の後半開始から出場すると、10分後だ。DF加藤蓮のスルーパスに抜け出すと最後はゴール手前左から左足で流し込んだ。
「世界で一番好きなチームなので、なんとか点を取ってやろうと思っていた。これまでにない感情」と充実の表情。低迷するリーグ戦での巻き返しへ「いろんな意味で大切なゲームになった」とかみしめた。
ニッカンスポーツ
横浜―リバプール戦にJ主催試合の最多入場者6万7032人 23年バイエルン―マンC戦を更新 – サッカー : 日刊スポーツ
イングランド・プレミアリーグのリバプールとJ1横浜F・マリノスによる国際親善試合が30日、横浜市の日産スタジアムで行われ、リバプールが3-1で逆転勝ちした。
Jリーグの主催試合の最多入場者記録を更新する6万7032人がスタジアムにつめかけた。
従来の記録は2023年7月26日に国立競技場で行われたバイエルン・ミュンヘン-マンチェスター・シティー戦で6万5049人。日産スタジアムでは2004年12月5日のチャンピオンシップ(CS)第1戦、横浜F・マリノス-浦和レッズ戦での6万4899人が最多だった(当時の会場名は横浜国際総合競技場)。
◆Jリーグ主催試合の入場者数上位5試合
6万7032人 25年7月30日 横浜-リバプール(日産ス)
6万5049人 23年7月26日 Bミュンヘン-マンチェスターC(国立)
6万4922人 22年7月20日 パリ・サンジェルマン-川崎F(国立)
6万4899人 04年12月5日 横浜-浦和(横浜国)
6万3854人 19年12月7日 横浜-東京(日産ス)
【横浜】名門リバプール相手に鮮やかな先制点 植中朝日「これまでにない感情」「全員がスター」 – J1 : 日刊スポーツ
横浜F・マリノスが名門相手に鮮やかな先制点を奪った。
0-0で迎えた後半10分にFW井上、DF加藤と素早くつなぎ、最後はスルーパスをFW植中朝日が左足で流し込んだ。強度の高い相手にひるむことなく真剣に戦い健闘した。リバプールの大ファンという植中は「これまでにないような感情だったので何とも言えないです。全員がスターなので、一つ一つのプレーを楽しみながらやりました。自分の日常を変えないといけないとも思わされました」と柔らかな表情で話した。
リバプールが横浜戦の動画と写真を大量にアップ 主将マーク遠藤に英語でも「これは美しい」の声 – プレミアリーグ : 日刊スポーツ
30日に日産スタジアムでJ1横浜F・マリノスとプレシーズンマッチを行ったリバプールが、クラブのインスタグラムで試合の動画や写真を大量にアップしている。
ゴールシーンや日産スタジアムに流れるリバプールサポーターの応援歌「YNWA」(ユールネバーウオークアローン)の合唱のほか、大歓声の中、後半15分にキャプテンマークを託されてピッチに入るMF遠藤航(32)の動画も公開。日本語だけでなく、英語でも「プレミアリーグでプレーすることを夢見てから、母国でプレミアリーグ優勝チームを率いる」「これは美しい 涙」「私たちの遠藤さんにとって光栄です!」と多くのコメントが寄せられていた。
遠藤航は後半途中出場!リバプールが横浜に逆転勝ち/ライブ詳細 – サッカーライブ速報 : 日刊スポーツ
サンケイスポーツ
リバプール―J1横浜Mの親善試合は観客6万7032人 Jリーグ主催試合での最多入場者数を更新 – サンスポ
サッカー・明治安田Jリーグワールドチャレンジ2025(30日、日産スタジアム)日本代表MF遠藤航を擁するイングランド・プレミアリーグのリバプールとJ1横浜Mが国際親善試合で対戦。注目の一戦の観客数は6万7032人と発表された。
Jリーグ主催試合での最多入場者数は2023年7月26日に東京・国立競技場で行われた国際親善試合「バイエルン・ミュンヘン―マンチェスター・シティ」の6万5049人。Jリーグでは04年12月5日に横浜国際総合競技場(日産スタジアム)で行われたチャンピオンシップ第1戦「横浜M—浦和」の6万4899人。
国内最大級となる最大収容数7万2327人を誇る日産スタジアムが埋まり、過去最多を更新する入場者数となった。
J1横浜M・FW植中朝日、リバプールから意地の先制点「世界で一番好きなチームなのでなんとか点を」 – サンスポ
サッカー・明治安田Jリーグワールドチャレンジ2025(30日、日産スタジアム)イングランド・プレミアリーグのリバプールとJ1横浜Mが国際親善試合で対戦。リバプールが3―1で逆転勝利した。日本代表MF遠藤航(32)も後半15分から出場して守備で強さをみせて貢献した。
横浜Mで存在感をみせたのはFW植中朝日(23)だ。後半10分にペナルティーエリア内に上手く侵入すると、左足を一閃。先制点を決めた。試合後には「世界で一番好きなチームなのでなんとか点を取ってやろうと思っていました。これまでにないような感情だったのでなんとも言えないです」と喜んだ。
また「一つ一つのプレーを楽しみました。手応えはないので、全てのレベルが2段階、3段階と上回られていたので日常を変えていかないと、と思わされた試合でした」と気を引き締めた。
スポーツ報知
横浜FM―リバプールに6万7032人…J主催試合で歴代最多 20年ぶり来日のプレミア王者に大歓声 – スポーツ報知
20年ぶりの来日となった英プレミア王者・リバプールと横浜FMの親善試合に、6万7032人が駆けつけた。
国内におけるJクラブの試合では、これまでの歴代最多だった04年チャンピオンシップ第1戦・横浜FM―浦和(日産ス、6万4899人)を上回った。
23年の海外クラブ同士のビッグマッチ・バイエルン―マンチェスターC(国立・6万5049人)も超え、Jリーグ主催試合で歴代最多の動員数となった。
世界的人気を誇るリバプールは、日本でも屈指の人気クラブ。赤いユニホームに身を包んだサポーターが会場の多くを埋めた。
チケットの完売により、当日券販売なしとなるなど注目を集めた一戦は、警報の発令などによる交通ダイヤの乱れが懸念されたものの、大観衆に見守られての試合が実現した。
「リバプールの財布を使っていた」横浜FMの“リバプール推しストライカー”意地のゴール…FW植中朝日 – スポーツ報知
20年ぶりの来日となったリバプールは、横浜FMに3―1で快勝し、英プレミア王者の実力を示した。
横浜FMの植中朝日が意地を見せた。0―0で迎えた後半10分、相手DFの背後をとる走り込みからスルーパスを受け、難しい角度から技ありのゴールを奪った。
「物心ついた時から、リバプールのゴール集を見ていた」というリバプールファン。兄の影響でサッカーを始めるよりも前に、「リバプール」が身近な存在だったという。中でもかつてリバプールのエースとして君臨していたスペイン代表FWフェルナンドトーレスが大好きで、リバプールの財布を愛用していたことを明かした
「マリノスの次に、好きなクラブです」と笑った植中は「対戦が決まってから、ずっと楽しみにしていた。ゴールを決めることができて嬉しい」と先制点を誇った。
チームは植中のゴールで先制するも、3得点を奪われて逆転負け。Jリーグの名門クラブとしての意地は見せたが、「2段階、いや、3段階ぐらい違うなと。自分たちのレベルがまだまだだというのを痛感させられました」と振り返った。
サッカーダイジェスト
植中朝日の得点でマリノスが先制も…リバプールが3-1逆転勝利!横浜凱旋の遠藤航を投入直後にヴィルツが同点弾→18歳&16歳がゴール | サッカーダイジェストWeb
— ファン・ダイクからCBとキャプテンマークを引き継ぐ
7月30日に開催された国際親善試合で、横浜F・マリノスと日本代表のキャプテン遠藤航を擁するリバプールが、前者の本拠地・日産スタジアムで対戦した。
プレミアリーグ王者のリバプールは、絶対エースのサラーやキャプテンのファン・ダイク、期待の新戦力ヴィルツらが先発。横浜市出身で地元凱旋の遠藤は、ベンチスタートとなった。
立ち上がりから公式戦さながらの迫力、スピードのプレーが続き、スタンドが大いに沸く。9分にリバプールのガクポがペナルティエリア右で右足を振り抜くが、惜しくもポストを叩く。さらに15分にヴィルツが放ったシュートもブロックに阻まれる。
20分になると、両軍のサポーターが一斉に拍手。プレミアリーグ制覇に大きく貢献した後、今月3日に弟のアンドレ・シウバさんとともに交通事故で亡くなった、背番号20のディオゴ・ジョッタさんを追悼した。
時間の経過とともにリバプールが押し込むようになり、立て続けにチャンスを作るも、フィニッシュのところで上手くいかず、中々先制点を奪えない。
36分には、横浜FMの新戦力ユーリ・アラウージョがカウンターで抜け出しかける。しかし、堅い守備を前にシュートまで持ち込めない。その4分後、同じく今夏に加入したディーン・デイビッドが放ったヘディングシュートは、GKママルダシュビリの好守に阻まれる。
0-0で折り返して迎えた55分、ついにスコアが動く。ペナルティエリア左でタイミング良くパスを受けた植中朝日がワンタッチで冷静に流し込み、ホームチームが先制点を奪った。
そして59分、遠藤がファン・ダイクと代わってついにピッチへ。大声援が送られる。背番号3はそのままセンターバックに入り、キャプテンマークも引き継ぐ。
すると直後の62分、鋭いカウンターからヴィルツが仕留め、アウェーチームが同点に追いつく。勢いに乗った超名門はさらに68分、フリンポンのクロスに18歳のニョニが合わせ、一気に勝ち越しに成功する。
その後、降格圏脱出へ弾みをつけるべく、マリノスは必死に反撃を目指すが、思うように攻撃できず。逆に87分に16歳のングモハがトドメの一撃を突き刺し、20年ぶりに来日したリバプールが3-1で逆転勝利を収めた。
取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)
手応えは?「何もない」。リバプールに逆転負け。マリノス植中朝日が痛感したレベルの差「日常を変えていかないといけない」 | サッカーダイジェストWeb
— 「こういう試合も無駄にすることができなかった」
世界のトップレベルを見せつけられた。
横浜F・マリノスは7月30日、「明治安田Jリーグワールドチャレンジ2025」でリバプールと対戦。スコアレスで迎えた55分、植中朝日の得点で先制に成功する。だが62分にヴィルツに同点弾を許すと、68分にニョニ、87分にングモハにゴールを決められ、1-3の逆転負けを喫した。
試合後のフラッシュインタビューに植中が対応。「世界で一番好きなチームなので、何とか点を取ってやろうという気持ちで臨みました」と明かす。プレミア王者を相手に1ゴール。「これまでにないような感情だったので、何とも言えないです」と喜びを噛みしめる。
ただ、手応えを問われると「何もない」と応じる。「すべてのレベルで二段階、三段階、上回られていたので、日常を変えていかないといけないなと思わされた試合になりました」。
J1では残留争いを戦う横浜FMにとり、貴重な経験にもなったはず。植中は「自分たちは後がないので、こういう試合も無駄にすることができなかった。いろんな意味で大切なゲームになった」と振り返った。
「正直、前半はヨコハマの方が優れていた」イングランド王者を苦しめた“18位”のマリノスに英国人記者が驚嘆「本当に感銘を受けた」 | サッカーダイジェストWeb
— 「リバプールは運に恵まれていた」
J1で18位に沈む横浜F・マリノスが、プレミアリーグ王者を相手に奮闘を見せた。
7月30日、横浜FMは日産スタジアムにリバプールを迎え、1-3で敗れた。
ただ、内容は悲観するものではなく、相手がプレシーズン中とはいえ、途中までは互角以上の戦いを見せた。実際、55分には、見事な動き出しからネットを揺らした植中朝日のゴールで先制。その後に3点を奪われたものの、今後に繋がるパフォーマンスだったのではないか。
現地で取材していた、リバプールの専門メディア『The Redmen TV』の英国人ジャーナリスト、ダン・クラビー氏も、マリノスの戦いぶりに驚嘆した様子だった。
「本当に感銘を受けたよ。正直に言って、前半はヨコハマの方が優れていた。リバプールは本当に運に恵まれていた。守備面は少し危ぶなかっしくて、ヨコハマに何度か隙を突かれた」
クラビー記者は、「リバプールは、暑さのせいで苦戦していたのかもしれない。ピッチの状態もあまり良くないように見えた。いずれにしても、ヨコハマは素晴らしいプレーをしていたよ」と言葉を続けた。
コンディションに差があったとはいえ、ここまで苦戦するとは考えていなかったようだ。
「マリノスを見に来たってより、リバプールを見に来た」J主催最多入場者数も大半は“赤”…悔しさ露わの主将が自ら話題を切り出す | サッカーダイジェストWeb
— 「まあ…赤かったですね」
横浜F・マリノスが7月30日、国際親善試合で、遠藤航を擁するリバプールと日産スタジアムで対戦。55分に植中朝日が先制点を奪うも、その後に失点を重ね、1-3で敗れた。
この日、日本最大のキャパを誇る日産スタジアムに6万7032人が来場。ほぼ満員となり、Jリーグ主催試合における最多入場者数記録を更新した。ただ、横浜FMの本拠地にもかかわらず、大半はリバプールサポーターだった。
ホームでありながら、アウェーのような状況となり、マリノス側からすれば、当然思うところがある。
キャプテンの喜田拓也は、世界屈指の名門と戦った感想を問われた際に、「純粋に素晴らしい時間だなと思いました。レベルも高いですし、全のクオリティが高いチームなので」と答えた上で、「あとはこういう雰囲気ですね」と自ら話題を切り出し、率直な思いを次のように明かした。
「今回はリバプールの力でこれだけ集まりました。やっぱ自分たちの力で集めたい、これだけ人を集めたいなと思いましたね。不可能じゃないと思うので。現に僕らも優勝争いや優勝決定ゲームで、これだけのキャパがあるスタジアムですけど、埋まってくれる体験もしているので。改めてそういうのは思いました」
Jリーグ主催試合の入場者数ランキングの4位と5位はいずれも日産スタジアムで行なわれた横浜FMのホームゲームだ。2004年のチャンピオンシップ第1戦の浦和レッズ戦(6万4899人)と、2019年のJ1第34節のFC東京戦(6万3854人)である。
6年前の後者はピッチに立っており、日産スタジアムを自力で埋めるポテンシャルを肌で感じているトリコロール一筋の30歳はさらに、報道陣から「日産なのにアウェーっぽかった」と振られ、こう語った。
「そうですね。まあ…赤かったですね。世界の本当トップ・トップのクラブだし、比べたら笑われちゃうかもしれないけど、やっぱり悔しかったです。マリノスを見に来たってよりは、リバプールを見に来たと思うので。それを別に否定するとかじゃなくて、自分たちがそのステージだとか、注目度に上がれれば、このキャパのスタジアムを満員にできると思うので、やっぱそこを目指したいなと思いました」
マリノスは現在、降格圏の18位に沈んでいる。クラブ史上初の降格回避へ全力を尽くすなかで、順位とともに、結果に結びつく魅力的なサッカーで観客数も上げていけるか。
取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)
リバプール遠藤航に訊いたマリノスの印象「なんで残留争いしてるんだろう」「他の選手たちも『誰々が良い選手だ』『良いチームだね』って」 | サッカーダイジェストWeb
— 「そういう意味では、Jリーグのレベルもやっぱり上がってる」
7月30日に開催された国際親善試合で、横浜F・マリノスが遠藤航を擁するリバプールと日産スタジアムで対戦。1-3で敗れた。
55分に植中朝日が先制点を挙げるも、62分に超逸材のフローリアン・ヴィルツに同点弾を浴びると、68分に18歳のトレイ・ニョニ、87分に16歳のリオ・ングモハにもゴールを奪われ、逆転負けを喫した。
最終的には力の差を見せつけられたとはいえ、内容全てが劣っていたわけではない。昨季のプレミアリーグ王者を上回る局面もあり、いくつかのパフォーマンスは、クラブ史上初の降格回避への指標となったはずだ。
では、対戦相手には、J1で18位に沈む日本屈指の名門はどう映ったのだろうか。60分にフィルジル・ファン・ダイクと代わって入り、キャプテンマークを巻いた遠藤に訊くと、こんな答えが返ってきた。
「やった感じだと、『なんで残留争いしてるんだろう』っていうような、『良いチームだな』って印象を受けました。他の選手たちも『誰々が良い選手だ』とか『良いチームだね』って話はしてました。まあまあそういう意味では、Jリーグのレベルもやっぱり上がってるとは思いますし…でもね、やっぱりリバプールの選手としては負けたくないっていうのがあったので、最終的には勝てて良かったです」
遠藤をはじめとしたリバプールの選手たちから見ても、大島秀夫監督が率いるマリノスのパフォーマンスは、決して悪くなかったようだ。
取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)
「1番違うのは…」マリノス守護神が感じたリバプールとの決定的な差。サラーがとんでもなく厄介な理由も説明「あの人からしたら本当に切れてるのか」 | サッカーダイジェストWeb
— 世界最高峰は伊達じゃない
横浜F・マリノスが7月30日、国際親善試合で日本代表のキャプテン遠藤航が所属するリバプールと日産スタジアムで対戦。55分に植中朝日が先制点を奪ったものの、その後に猛反撃に遭い、1-3で敗れた。
遠藤のほか、モハメド・サラー、フィルジル・ファン・ダイク、フローリアン・ヴィルツら各国のスターを揃えるプレミアリーグ王者相手に、特にどんな部分で差を感じたのか。マリノスのGK朴一圭は、実体験を次のように伝えた。
「多分まだ慣らしの段階だと思うけど、やっぱ要所では上手だったなと。1番違うのは、うちもそうだけど日本って結構ショートなパスが多いなかで、海外はロングボールの質がすごく高い。サイドチェンジするボールや背後に蹴るボールのズレが本当にない。そこで一発でしっかりチャンスを作る質が高いから、あれだけ上手く押し込んだりする。
日本だったらちょっと躊躇して蹴らなかったりするけど、お構いなしに蹴るじゃないですか。空いてるから蹴ろうって。彼らは多分、インサイド(キック)と同じぐらいの感覚で蹴ってると思うんですけど、そこの質がマジでめちゃくちゃ高いです」
守っていて最も厄介に感じた選手には、昨季のプレミアリーグMVPサラーを挙げた。
「サラー選手は中に入ってきた時にシュートと、ファーサイドにちょんって少し落とすようなボールをすごく蹴ってきてたので…そこら辺はキーパーとして、結構深い位置に蹴ってきてるので、本当は予測して狙ってあげたいけど、シュートもあるじゃないですか。
サラー選手が入った時はいつも以上に緊張感というか、駆け引きみたいなものがすごくあったので疲れました。あの人がボール持った時は、他の人よりリラックスできないというか、身体に緊張感がグッて入っちゃうのはありました」
33歳のエジプトの王は、昨季にリーグ最多の29ゴールを挙げると同時に、これまた最多の18アシストを記録。ゴールとアシストを最高レベルで両立させている点が、とんでもなく厄介度を高めている。
「自分でも行けるけど、味方も割とシンプルに使ってくるので、そこでサラー選手に釘付けになる。自分も(鈴木)冬一もサラー選手に対応に行くじゃないですか。だけど、切ってるコースすら『あの人からしたら本当に切れてるのか』って思っちゃうので、ちょっと予測が立てづらい部分があり、そこですごい神経を使いましたね」
世界最高峰は伊達じゃない。プレー1つ1つで違いを感じさせる。
取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)
「マリノスの次に好きって言えば良かった」トーレスを愛してやまない植中朝日、リバプール戦直後の発言を反省。肌で感じた差は…「2段階、3段階、それ以上」 | サッカーダイジェストWeb
— 「小さい頃からずっと好き」
空砲にはなってしまったが、大好きなクラブ相手にインパクトを残した。調子は上向きだ。
横浜F・マリノスが7月30日、プレシーズンマッチで、遠藤航を擁するリバプールと日産スタジアムで対戦。55分に植中朝日が先制点を挙げるも、62分にフローリアン・ヴィルツ、68分にトレイ・ニョニ、87分にリオ・ングモハに得点を許し、1-3で敗れた。
後半の頭からピッチに入り、キャプテンマークを巻いて2試合連続ゴールを奪ってみせた植中は、フラッシュインタビューで「(相手は)世界で一番好きなチームなので、何とか点を取ってやろうという気持ちで臨みました」と語った。
リバプール愛を炸裂させたなか、その後の取材対応で「マリノスの次に好きなクラブって言えば良かった」と反省。報道陣の笑いを誘った上で、改めてイングランド屈指の名門への熱い思いを伝えた。
「小さい頃からずっと、リバプールのフェルナンド・トーレス選手が好きです。リバプールの財布を使ったりもしていたので、対戦が決まってからずっと楽しみにしていました。ゴールを決めることができて嬉しいです。
(トーレスは)自分とちょっとタイプが違いますけど、一瞬で背後を取ってキーパーをかわしてゴールとか、やっぱかっこいいなというか、自分がそういうプレイヤーになりたかったのもあるので、僕の中ではずっと憧れですね」
もっとも、現時点でこよなく愛するクラブとの差は非常に大きい。
「やっぱ肌で感じたら2段階、3段階、それ以上に違いを感じました。自分たちのレベルはまだまだだなって痛感させられました」
23歳の“和製トーレス”はハイパフォーマンスを続け、J2降格危機にあるチームのレベルを上げられるか。直近2年連続J1得点王のアンデルソン・ロペスが退団した今、新エースとしての活躍が期待される。
取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)
マリノス主将は森保J主将をどう見ている? チームを代表する者のみぞ知る世界――遠藤航に掛けられた言葉も明かす「エールと受け取って頑張っていきたい」 | サッカーダイジェストWeb
— 主将、守備的MF、横浜市出身…共通点多数
横浜F・マリノスが7月30日、国際親善試合で、森保ジャパンのキャプテン遠藤航を擁するリバプールと日産スタジアムで対戦。1-3で逆転負けを喫した。
55分に植中朝日が先制点を奪ったものの、遠藤がフィルジル・ファン・ダイクと代わって入り、キャプテンマークを巻いた直後の62分にフローリアン・ヴィルツに被弾。同点に追いつかれると、68分に18歳のトレイ・ニョニ、87分に16歳のリオ・ングモハにもゴールを奪われ、世界最高峰プレミアリーグの王者相手に金星とはならなかった。
試合後、下部組織からマリノス一筋のキャプテン喜田拓也に話を訊いた。対戦相手の遠藤とは主将、守備的MF、横浜市出身という共通点を持つなか、その姿をどう見ているのか。言葉は交わしたのか。質問をぶつけると、遠藤の2歳下で30歳の喜田は、こう答えた。
「日本代表のキャプテンなので、それはそれは背負うものも大きいと思います。考えなきゃいけないこと、やらなければいけないことが本当に数えきれないほどあって、重圧も計り知れないと思います。だけど常に堂々としていますし、彼の人間的な魅力や選手としての魅力に存分に繋がっている印象はあります」
遠藤を見ていて「すごく感じるものもある」という。ただあくまで、自分は自分だ。
「別に比べようとは思わないし、横浜F・マリノスのキャプテンっていう、僕の中ではとてつもなく大きなものを担っているなかで…彼自身とも話せましたけど、気にかけてくれるというか、おこがましいですけど、そういうキャプテンの大変さも十分、分かってくれていたので。『今ね、クラブとしても苦しい状況だと思うけど、キー坊らしく頑張ってほしい』ってところは言ってくれました。そういう気持ちを分かってくれてるのかなって気はしたので、勝手にエールと受け取って、頑張っていきたいです」
キャプテンとキャプテン――。チームを代表する者同士にしか分からない世界がある。
取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)
ゲキサカ
リバプールvs横浜FMの観客67032人はJ主催史上最多!! 2年前の欧州勢対決から大幅更新 | ゲキサカ
Jリーグワールドチャレンジ2025が30日、日産スタジアムで行われ、リバプールと横浜F・マリノスが対戦した。公式入場者数は67032人を記録し、これまでのJリーグ主催試合最多記録を大きく更新した。
これまでのJリーグ主催試合最多記録は2023年夏に国立競技場で行われたバイエルン対マンチェスター・シティ戦の65049人だった。
試合は後半立ち上がりに横浜FMが先制したが、リバプールが22歳MFフロリアン・ビルツ、18歳FWトレイ・ナイオニ、16歳FWリオ・ングモハのゴールで逆転。3-1で勝利した。MF遠藤航は後半15分からの出場でDFフィルヒル・ファン・ダイクからキャプテンマークを預かって登場。満員の観衆から大声援が送られるなか、CBで30分間プレーした。
(取材・文 竹内達也)
サッカーマガジンWEB
6万7032人の大観衆が見守った一戦はリバプールが横浜FMに3−1で逆転勝ち! 遠藤航は60分から登場◎親善試合 – サッカーマガジンWEB
— 16歳のングモハがダメ押しゴール
随所で垣間見せるリバプールの選手たちの技術の高さに、スタンドを埋めた大観衆が何度も感嘆の声をあげた。とりわけ通れば即、ビッグチャンスになりそうなミドルレンジのパスの巧みさ、ここぞというタイミングで足を伸ばすスライディングの鋭さは目を見張った。
だが、彼らにとってはプレシーズン。新戦力のヴィルツやエキティケを加えた『テスト』であって、チームはまだまだ調整段階にあった。
一方で横浜FMにとっても『調整』の一戦に違いなかった。J1で下位に低迷している中、リーグ後半戦の巻き返しに向けて大島秀夫新監督のもと、チームの最適解を探す一戦と言えた。前半から積極的に選手を替えたのはその表れだ。下記の出場リストが示す通り、多くの選手に出場機会を与えた。
最初にゴールを生み出したのは、後半から登場した横浜FMの2人の連係だった。加藤のスルーパスに反応し、裏に飛び出した植中がボックス左からシュート。55分、ホームチームが先制点を刻んだ。
直後の60分にはこの日一番の大歓声が沸き起こった。ファン・ダイクに代わって遠藤がピッチに登場。キャプテンマークを巻き、左センターバックに入った。するとその2分後、リバプールに同点ゴールが生まれた。
ジョーンズがドリブルで持ち込み、右のサラーへ。折り返しをヴィルツが蹴り込み、スコアは1−1となった。
その後は65分に6人を交代したリバプールが押し気味に試合を進めた。68分にはマカリスターのパスを受け、ボックス右に入り込んだフリンポンのクロスをニョニが飛び込んで合わせ、加点。逆転に成功した。
勢いに乗ったリバプールは試合終盤の87分にカウンターから16歳のングモハがゴールを決め、ダメ押し。3−1とし、地力を示す勝利を飾った。
【横浜FM】本当は「世界で2番目に好き」なリバプールから夢のゴール。キャプテン植中朝日が「浮かれすぎるのもどうか」とかみ締めた喜び – サッカーマガジンWEB
— 憧れはフェルナンド・トーレス
植中朝日が、リバプールから、見事に先制ゴール!
「世界で一番好きなチームなので、点を取ってやろうと思っていました。これまでにないような感情だったので、何とも言えないです」
集まった6万7032人の前で興奮を隠せないままに話したが、ミックスゾーンでは「マリノスの次に好きなクラブ、って言えばよかった…」と真面目に反省するあたりが礼儀正しい。
好き、という気持ちは生粋で、話は少年時代にさかのぼる。
「小さい頃からずっと、リバプールのフェルナンド・トーレス選手が好きで、リバプールの財布を使ったりしていたので、対戦が決まってからずっと楽しみにしていました。ゴールも決めることができてうれしいです」
ピュアな笑顔が広がった。
「兄がサッカーをやっていたので、一緒にテレビを見ていて、だからもう物心ついたころには、フェルナンド・トーレス選手が好きになって、そのチームがリバプールで、と、どんどんのめり込んでいきました」
後半から入った植中は55分、左の井上健太から中央の加藤蓮に入ったときにはもうスイッチを入れ、一気にギアを上げて中央から左斜め前に走り出していた。そこに加藤からのおあつらえ向きの縦パスが入ってきた。腰を入れて左足を振って、ダイレクトでボールをゴール右に送り届けた。
「2列目から入っていけば相手は捕まえづらいのは分かっているので、出ていこうと思った動きがゴールにつながりました。コースが見えていたというか、感覚で打った部分も少しはありますけど」
憧れのクラブを相手に先制ゴール。でも、あえて喜びは控えめだった。
「浮かれすぎるのもどうかなと思ったので、ちょっと消極的なパフォーマンスになってしまいました」
キャプテンマークを左腕に巻いたことも、気を引き締める一因になった。
「キャプテンマークを巻いたことはほぼないですしね。今日のミーティングでメンバーが発表されるときに、後半からのメンバーで自分のところにキャプテンの印が書かれていたんです。ちょっとみんなからいじられましたけど、でも、こんな機会にやらせてもらうこともないですし、ちょっと恥ずかしがりながらも、こうやってゴールも決められましたし、思い出に残る試合になりました」
とはいえ、思い出に浸るだけにするわけにはいかない。J1では降格圏からまだ脱出できていないし、リバプールとの、つまり世界のトップが走る先頭までの距離がいかに遠いか、改めて思い知らされたのだ。
「肌で感じたらやっぱり2段階、3段階、それ以上に違いも感じました。自分たちのレベルはまだまだだなっていうのは痛感させられました」
相手はプレシーズンでありながら、強度もスピードも想像の上をいっていたという。それは自分が武器としてきたはずのものだけに、衝撃も大きい。
「自分も強みにはしているところですけど、強度は全然足りないなと思わされました。球際で削るぐらいの勢いで相手はボールを奪いに来ていたので、そこは自分も求めていきたい。刈り取ってくるような感じでしたし、何気ないところで体をぶつけられても本当に体が固くて吹っ飛ばされそうなシーンもあったので、すごいですね」
その教訓を、J1とルヴァンカップの残りの試合に生かさなければ意味はない。本当は2番目に好きなクラブから大いなる刺激を得て、絶対に残留してみせる。
フットボールチャンネル
トリコロールから青が消えていった。横浜F・マリノスサポーターが示した意思。リバプールとの親善試合で | フットボールチャンネル
— 青が消えた日産スタジアムで
明治安田Jリーグワールドチャレンジ2025 presented by 日本財団が30日に行われ、1-3でリバプールが逆転勝利を収めた。モハメド・サラーやフィルジル・ファンダイクといったスター選手が出場し、サッカー日本代表MF遠藤航が地元・神奈川県横浜市に凱旋した試合で、日産スタジアムのスタンドが2色の光に照らされた。
試合前のことだった。場内が暗転し、アナウンスに従って観客は自身のスマートフォンなどを使って場内を照らす。自然発生的にサポーターはディオゴ・ジョタ氏のチャントを歌い始めた。
今月3日に交通事故で死去したジョタ氏と弟のアンドレ・シウバ氏の追悼セレモニーだった。リバプールのレジェンドであるイアン・ラッシュ氏がゴール脇に献花。このとき、反対側のゴール裏に目を向けると、アナウンス従う形で青いライトが白や赤に変わっていくのが見える。
赤・白・青の3色をクラブカラーとするマリノスのホームスタジアムから青が消えた瞬間を目の当たりにした。
今月5日には、ニッパツ三ツ沢球技場で行われた横浜FC戦でマリノスサポーターの一部が発煙筒や花火の使用、相手サポーターへの挑発やそれらを扇動するといった禁止行為を行い、当該者の無期限入場禁止処分や4つのサポーター団体の無期限活動禁止処分が科されていた。さらにクラブは、横断幕などの掲出物や応援を楽器類の持ち込みを禁止していた。
敵味方は関係ない。訃報にショックを受けた人々へ寄り添いたいという意思を感じた。もちろんそのようなアナウンスが流れている中ではあったが、場内をそういう空気が包んでいたように感じた。
もちろん問題を起こしたのは一部のサポーターで、他の大勢はルールの中で今も変わらずマリノスを応援している。ただ、そんな中で行われた試合だっただけに、強い印象を受けた。
(取材・文:加藤健一)
サカノワ
【リバプール 3-1 横浜FM】ヴィルツ初ゴール! フリンポン逆転弾アシスト。遠藤航はCBで30分間プレー | サカノワ
— 18歳ニョニが逆転ゴール、16歳ングモハも決める。植中朝日の先制弾を皮切りに、試合が動く。
親善試合『明治安田 Jリーグワールドチャレンジ2025 presented by 日本財団』、昨季プレミアリーグ王者のリバプールFCがフロリアン・ヴィルツの加入後初ゴール、18歳トレイ・ニョニの逆転ゴール、16歳のリオ・ングモハのトドメの一撃で、横浜F・マリノスに3-1の勝利を収めた。
香港でのACミラン戦から中3日のリバプールは、キャプテンのフィルジル・ファン・ダイク、エースのモハメド・サラー、新加入のフロリアン・ヴィルツら前半45分で終えていた主力メンバーが、2試合連続でスタメンに名を連ねた。さらに、そこに今回はウーゴ・エキティケも加わり、より開幕を見据えた陣容で挑んだ(遠藤航はベンチスタートに)。
先制に成功したのは横浜FMだった。前半をスコアレスで折り返すと、55分、加藤蓮のパスをハーフスペースで受けた植中朝日がシュートをファーサイドへ流し込み、横浜FMに先制点をもたらす。
このゴールが呼び水になり、試合が動く。リバプールは一段階ギアを上げて、強度の高いプレーを見せていく。
するとファン・ダイクに代わって遠藤航がセンターバックに投入された直後だった。62分、カーティス・ジョーンズの持ち上がりから、モハメド・サラーの折り返しを、ヴィルツがねじ込む。最注目の一人であったドイツ代表アタッカーが、リバプールにて観客の前での初ゴールを決めた。
さらにリバプールは、7人を交代しピッチ上の10人が前半から入れ替わった68分、新加入ジェレミー・フリンポンのクロスを、ニョニが決めて、2-1と逆転に成功した。
さらに87分、リバプールらしいカウンターに持ち込む。16歳のリオ・ングモハは圧巻のドリブルからの一撃で、試合を決定づける3点目を決めた。
Goal.com
横浜FM植中朝日が「3段階違う」と認めたリヴァプールの凄み「本当についていけなかった」 | Goal.com 日本
横浜F・マリノスのFW植中朝日がリヴァプール戦を振り返った。
「明治安田Jリーグワールドチャレンジ2025」で横浜F・マリノスはリヴァプールと対戦。植中のゴールで先制したが、直後からリヴァプールが反撃。フロリアン・ヴィルツや若手選手のゴールで3点を挙げ、リヴァプールが3-1と勝利を収めた。
植中は試合後、「対戦が決まってからずっと楽しみにしていたので、ゴールを決めることができて嬉しいです」と語りつつ、レベルが違う相手だったと認める。
「肌で感じたら、2段階、3段階違いました。それ以上に違いも感じました。自分たちのレベルはまだまだまだっていうのは痛感させられました。彼らはまだキャンプの段階で、まだ出来上がっていないだろうにもかかわらず、すごく速いし、本当に一瞬で剥がされて前に運ばれるところは、もう本当についていけなかったです。本当にすごかったし、迫力を感じました」
さらに、自身については「強度は全然足りないなって思わされたので。削るぐらいの勢いで相手はボールを奪いに来ていたので、そこはやっぱ自分も求めていきたい」と話した。
サッカーキング
憧れのリヴァプール相手に先制弾!…横浜FMの植中朝日「一つ一つのプレーを楽しみながらできた」 | サッカーキング
明治安田Jリーグワールドチャレンジ2025 presented by 日本財団が30日に行われ、横浜F・マリノスとリヴァプールが対戦した。
昨シーズンのプレミアリーグ覇者を本拠地『日産スタジアム』に迎えた横浜FMはスコアレスで前半を終えると、55分に加藤蓮の絶妙なスルーパスに抜け出した植中朝日が先制点をマーク。しかし、その後は日本代表MF遠藤航を投入したリヴァプールが怒涛の反撃を見せ、62分にフロリアン・ヴィルツ、68分にトレイ・ニョニがネットを揺らす。87分には16歳のリオ・ングモハがダメ押しの3点目を奪い、試合は1-3で終了した。
世界屈指の名門リヴァプール相手にゴールを奪った植中は「世界で一番好きなチームなので、何とか点を取ってやろうという気持ちで臨みました」と明かしつつ、得点直後の感情については「これまでにないような感情だったので何とも言えないです」とコメント。その上で「全員がスターなので、(対戦を楽しみにしていた選手を)誰か一人を挙げることはできないですけど、一つ一つのプレーを楽しみながらできました」と憧れのチームとの対戦を振り返った。
ここまで24試合を消化した2025明治安田J1リーグでは勝ち点「21」の18位に低迷し、残留争いに巻き込まれている横浜FM。中断期間を経て、いよいよ今週末からはリーグ戦が再開する。植中は「手応えは何もないです。すべてのレベルが2段階も3段階も上回られていたので、日常を変えていかなければならないと思いました」と言及し、「自分たちには後がなく、こういった試合も無駄にすることができないので、色々な意味で大切なゲームになったと思います」と言葉を続けた。
先制弾の植中朝日「思い出に残る試合になりました」 「世界で一番好きなチーム」発言は“訂正”「マリノスの次に好きと言えば良かった」 | サッカーキング
明治安田Jリーグワールドチャレンジ2025が30日に行われ、横浜F・マリノスとリヴァプールが対戦した。最終スコアは1-3で横浜FMの逆転負けとなったが、後半からピッチに立った植中朝日がジョージア代表GKギオルギ・ママルダシュヴィリが守るゴールをこじ開けてみせた。
スコアレスで迎えた55分、井上健太と加藤蓮の左サイドコンビがチャンスメイク。加藤の縦パスに抜け出した植中が左足でゴールネットを揺らした。「2列目からの飛び出しは捕まえづらいというのは、自分たちも分かっているので、積極的に出て行こうと思った動きがゴールにつながった」と振り返った。
試合後に行われたフラッシュインタビューで植中は「(リヴァプールは)世界で一番好きなチームなので、何とか点を取ってやろうという気持ちで臨みました」とコメント。「小さい頃からリヴァプールのフェルナンド・トーレス選手が好きで、リヴァプールの財布を使っていました。対戦が決まってからずっと楽しみにしていた」と特別な一戦となったようだ。「自分がサッカーを始める前から、兄貴がサッカーをやっていたので、よくテレビで試合を見ていました。物心が付いた時にはフェルナンド・トーレス選手が好きになっていて、そのチームがリヴァプールという感じで、どんどんのめり込んでいった」という。なお、「世界で一番好きなチーム」という発言については「マリノスの次に好きと言えば良かったです……」と反省模様だった。
また前半限りで喜田拓也が交代となったため、植中がキャプテンマークを引き継いだ。「キャプテンマークはほぼ巻いたことがないし、今日のミーティングでも後半からのメンバーで自分にところにキャプテンの印があったので、みんなからはいじられましたけど(笑)」と明かす。「でも、こんな機会にやらせてもらうことはないし、ゴールも決められたので、思い出に残る試合になりました」と充実の表情だった。
取材・文=三島大輔(サッカーキング編集部)
“赤”に染まった横浜FMの本拠地・日産スタジアム…喜田拓也が決意を新たに「そのステージや注目度に上がることができれば」 | サッカーキング
明治安田Jリーグワールドチャレンジ2025が30日に行われ、横浜F・マリノスとリヴァプールが対戦した。キャプテンマークを巻き、前半45分プレーした喜田拓也は「純粋に素晴らしい時間でした。レベルも高いですし、全てにおいてクオリティの高いチームだった」と振り返った。
この日の入場者数は67,032人。Jリーグ主催試合における歴代最多記録となった。「まあ、赤かったですね」と喜田が話した通り、横浜FMが本拠地として使用する日産スタジアムの約8割がリヴァプールの赤に染まっていた。この光景と雰囲気について、喜田は「世界のトップクラブですし、比べたら笑われてしまうかもしれないですけど、悔しかった。人気があるのはもちろん分かっていますけど、マリノスではなくリヴァプールを見に来たと思うので。別にそれを否定するとかではなく、そのステージや注目度に上がることができれば、このキャパシティのスタジアムを満員にできると思うので、やっぱりそこを目指したい」と決意を新たにした。
試合は植中朝日が先制ゴールを決めたものの、その後の3失点で逆転負け。得点シーンはベンチから見守る形となったが「僕らが目指しているような形の一つでした。ある程度押し込んだところから、みんながつながって出して動く。最後は(加藤)蓮からでしたが、サイドバックからのああいったパスはうちがやりたいところでもありますし、朝日のランニングもずっとトレーニングしてきた形でした。それが一つ成功体験として得られたのはポジティブだった」と振り返った。
今季2度の監督交代と苦しむ横浜FMは現在降格圏の18位。8月9日から再開するJ1リーグに向けて「全てをチームの成長につなげないといけないですし、今日感じたことやモチベーションをつなげて、チームの最大値をどんどん大きくしていくこと。本当に厳しい戦いが待ってますけど、必ず切り拓いていく、信じる気持ちはあるので、絶対に這い上がりたいと思っています。みんなで頑張っていきたいです」と今後を見据えた。
持ち味のスピードで存在感示したヤン・マテウス「前向きにプレーができた」 「憧れ」の選手とユニフォーム交換にも成功 | サッカーキング
明治安田Jリーグワールドチャレンジ2025が30日に行われ、横浜F・マリノスとリヴァプールが対戦した。右FWの位置で前半45分間プレーしたヤン・マテウスは「非常に良い経験でした。本当のトップクラブとできてすごく嬉しかった」と振り返った。
リヴァプールはフィルジル・ファン・ダイクやモハメド・サラー、新加入のフロリアン・ヴィルツら世界トップクラスの面々がスタメン出場。押される展開が続いた中、ヤン・マテウスは持ち味のスピードを生かしてゴールに迫った。前半終了間際の39分にはディーン・デイビッドとの高速カウンターを発動。惜しくも得点とはならなかったが、大きな存在感を示した。「エウベルと『ホームなのにアウェイ感がある』という話もしていたのですが、そういった環境にも慣れています。その中でしっかりと前向きにプレーができましたし、横浜FMのサポーターも応援してくれていたので嬉しかった」と話した。
前半終了後には憧れのサラーのもとへ駆け寄りユニフォーム交換を約束した。「サラー選手はユニフォームを交換したかった選手です。同じポジションでとても参考にしていますし、憧れている選手でもあります」とヤン・マテウス。その後、無事にユニフォームをゲットできたようだ。「AFCチャンピオンズエリートの際に(サディオ)マネとユニフォームを交換して、クリスティアーノ・ロナウドからサインもいただきました。サラーのユニフォームもゲットできてコレクションが増えました」と笑顔だった。
リヴァプール相手にアシストも「悔しさしかない」 横浜FM加藤蓮が感じた「衝撃が大きかった」選手とは | サッカーキング
『明治安田Jリーグワールドチャレンジ2025 presented by 日本財団』が30日に行われ、横浜F・マリノスとリヴァプールが対戦。3-1でリヴァプールが勝利した。
試合としては敗れたが、横浜FMは後半、井上健太のパスを受けた加藤蓮のスルーパスから植中朝日の先制点が生まれ、一時リードを奪った。アシストした加藤は試合後、「悔しさしか残らない試合だった」と振り返る。
後半からピッチに立った加藤はモハメド・サラーなどと対峙したが、「サラー選手もですけど、自分的には衝撃が大きかった」と称したのは63分から投入されたリヴァプールの新戦力であるオランダ代表DFジェレミー・フリンポンだったという。同じサイドバックではあるが、試合では度々マッチアップもあった。「一瞬の速さとか、このレベルはやっぱり違う」と実感したようで、「このレベルであのクロスへの寄せだと普通に上げられる。個人として振り返ると差はすごく感じた」と、逆転弾につながったクロスを上げられたシーンも含めて対応に悔いが残ったと続けた。
「世界のサッカーではサイドバックも攻撃的というのがベースにある中、自分はスルーパスを出すとか、(前に)入っていくといった個人で意識しているところは出せた」とアシストシーンなどで良さが出た部分はあるとしたが、フリンポン含めたサイドでの対応では後手になるシーンも。良さの攻撃面で相手を押し込み切るために、「この先、海外に行きたいといったことを思っている中でプレーしていますが、このレベルでやっていくためには守備はすごく大事ですし、一個武器を持っていると、またさらに違うのかなと思います」と、すべてをレベルアップした上で明確な武器を持つ必要性があると話している。もちろん反省だけではなく、「すごく悔しいですけど、これを経験できたことはすごいプラスですし、次につなげるしかない」とも話す加藤。「一歩寄せられるかでだいぶ違いますし、自分の成長の幅というか、そこはもっと突き詰める必要がある」と、守備対応での具体的なイメージも感じたようだ。
横浜FMとしては夏の中断期間中のこの一戦を経て、8月9日に再開する明治安田J1リーグでまずは降格圏脱出を目指して戦っていかなければいけない。この試合で諏訪間幸成が復帰するなどけが人が戻ってきており、夏の新加入選手もデビューを果たした。「この一戦というのは個人としてもすごく大きい」と位置付けていた加藤は、「いろいろな選手が戻ってきて、自分もスタメン出たい気持ちが一番強いので、競争もそうですし、そこに勝っていかないといけない。この経験をプラスに成長できれば」と、チームとしてここからの挽回のためにも、成長を続けていく必要があると話している。
【写真ギャラリー】2025.7.30 明治安田Jリーグワールドチャレンジ2025 presented by 日本財団 横浜F・マリノス 1-3 リヴァプール | サッカーキング
2025/09/18 遺贈寄付で実現!横浜F・マリノスとリバプールFCの親善試合を開催 | 日本財団
2025年7月30日、日本財団はリバプールFC財団とのパートナーシップのもと、横浜F・マリノスVSリバプールFCの特別親善試合を横浜市の日産スタジアムで開催し、児童養護施設や「子ども第三の居場所」の子どもたちや保護者など約3,000人を招待しました。試合前日の選手と子どもたちとの交流イベントや、熱気あふれる試合当日の様子をご報告します。
— Jリーグ史上最多の観客動員を記録!子どもたちの笑顔があふれた親善試合
日本財団とリバプールFC財団は2025年7月にパートナーシップ協定を締結、両団体のネットワークや知見を活かして、子どもたちのためのリーダーシッププログラムの開発や慈善試合の開催などを行うことになりました。
連携後、初の取り組みとなった7月30日の親善試合は、Jリーグでもトップクラスの人気を誇る横浜F・マリノスと、イングランド・プレミアリーグを代表する名門クラブ リバプールFCが対戦する好カード。会場の日産スタジアムには、Jリーグ史上最多の6万7,032人もの観客が詰めかけ、大変な熱気に包まれました。試合前の選手入場では、日本財団の呼びかけで児童養護施設や里親家庭から選ばれた11人の子どもたちがエスコートキッズを務め、横浜F・マリノスの選手たちと手をつないで堂々とピッチに登場しました。子どもたちにとっては、まさに夢の大舞台。大役を終えた子どもたちからは「一生の思い出になった」と喜びの声が寄せられました。
観客席では、日本財団が招待した児童養護施設や「子ども第三の居場所」の子どもたちやその保護者、ウクライナ難民の皆さんなど3,000人が白熱する試合を観戦。スタジアムでの観戦自体が初めての子どもも多く、「こんなにたくさんの人が一緒に応援しているんだ」と驚きつつも、食い入るように一流選手たちの華麗なプレーに見入り、大きな声で応援していました。得点が入ったタイミングでは、飛び上がって大喜びする姿も。子どもたちにとって、スポーツの楽しさや素晴らしさを実感する、絶好の機会となったようです。試合結果は、3-1でリバプールFCの勝利でした。
なお、会場内では熱中症対策と環境意識の啓発を兼ねて、日本財団とリバプールFCのロゴ入りウォーターボトル7万本を配布。プラスチックごみ削減を訴えるサステナブースやウォーターサーバーの設置と合わせ、子どもたちに「環境と未来を考えるきっかけ」も提供することができました。
— 「英語を勉強して、また話したい」~選手との交流が未来への挑戦のきっかけに
また、試合前日の7月29日には交流会「Meet&Greet」が開催され、「子ども第三の居場所」利用者の子どもたち12人が、リバプールFCの現役選手やレジェンド選手(OB)との交流を楽しみました。
憧れの選手たちに気軽に声をかけてもらったり、サインや記念撮影に応じてもらったりと、夢のような時間を過ごした子どもたち。交流後は、キラキラと目を輝かせて「選手に優しく『がんばってね』って言ってもらえてうれしかったです。英語を勉強して、また話したい。」「将来は自分も選手になりたい」などと喜びの声を聞かせてくれました。日本財団の担当者は「サッカーに限らずスポーツには人と人をつなぎ、国や文化を越えて理解を深める力があります。同時に、スポーツを通じて挑戦や努力の大切さを学ぶことは、人生のあらゆる場面で前に進む力になります。今回の試合やイベントをきっかけに、子どもたちが自分の未来を信じ、社会と積極的につながりながら挑戦していく姿を描けることを願っています」と話しています。
なお、この特別な2日間の様子はメディアでも大きく報道され、新聞の掲載は10件、Webでの掲載は70件にも上りました。さらに、SNSではリバプールFC財団の公式アカウント(フォロワー数23.7万人)と日本財団の公式アカウント(同9.8万人)が共同投稿を3回実施したところ、予想以上に大きな反響がありました。特に日本財団の公式アカウントは開設以来最多の「いいね」を記録し、日本財団が取り組む子ども支援の活動を国内外に強く発信する契機とすることができました。
— 寄付者の皆さまの「想い」を確実に次世代に
Meet&Greetやウォーターボトル配布などの関連企画を含め、今回の親善試合に関する取り組みは、日本財団にお寄せいただいた6名の遺贈寄付(約1億4,000万円)で実施しました。寄付者の皆さまの「理念の結晶」であるご寄付のおかげで、普段はスポーツ観戦の機会が少ない子どもたちが、世界の一流選手のプレーを体感し、自分の可能性を信じるきっかけを得ることができました。子どもたちの心に「夢を持てた」「また頑張りたい」という「未来につながる変化」をもたらせたことが、今回の取り組みの最も大きな成果です。遺贈寄付という形でいただいた皆さまの想いを、しっかりと確実に次世代に届けることができました。改めて、寄付者の皆さまに厚く御礼を申し上げます。
日本財団では今後もリバプールFC財団やその他のパートナー団体と連携して、スポーツを通じた教育・人材育成のプログラムの構築に取り組んでまいります。そして、スポーツをはじめとした多様な体験を通じて子どもたちが社会や世界とつながる機会をつくり、国際的な視野や自信を育む活動を進めていきます。引き続き、皆さまのご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。
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