【試合結果Webニュースまとめ(3○1)】2025/5/25(日)14:00KO J1第18節 横浜F・マリノスvs.鹿島アントラーズ@日産スタジアム


【試合結果Webニュースまとめ(3○1)】2025/5/25(日)14:00KO J1第18節 横浜F・マリノスvs.鹿島アントラーズ@日産スタジアム
 
 

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横浜F・マリノス オフィシャルサイト

明治安田J1 第18節 横浜F・マリノス vs 鹿島アントラーズ 試合データ | 横浜F・マリノス 公式サイト
 
 

Jリーグ.jp

【公式】横浜FMvs鹿島の試合結果・データ(明治安田J1リーグ:2025年5月25日):Jリーグ公式サイト(J.LEAGUE.jp)
 └ 入場者数 32,443人

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スポーツニッポン

横浜Mが12試合&70日ぶり勝利で8連敗阻止!首位鹿島下しての2勝目にサポ涙 選手安ど「ほっとした」 – スポニチ Sponichi Annex サッカー

 最下位に沈む横浜F・マリノスが12試合ぶりに白星を挙げ、連敗を7で止めた。首位の鹿島に3―1で勝利し、3月16日のG大阪戦以来、70日ぶりとなる今季2勝目で8連敗を阻止。成績不振により解任されたスティーブ・ホーランド前監督(55)の後任として指揮するパトリック・キスノーボ監督(44)はリーグ戦5試合目で待望の初勝利となった。

 横浜Mが長いトンネルからようやく抜け出した。まずは前半4分にDF永戸だ。FWロペスのシュートが相手守備にブロックされた後、こぼれ球を見逃さい。ペナルティーエリア左から右足シュートで今季初得点となる先制弾を放った。

 さらに同13、27分にはFWマテウスがネットを揺らし、今季4得点目。3点リードの同36分に失点したが、3―1で前半を終えた。

 後半は鹿島に攻め込まれる時間帯が続いたものの、GK飯倉ら守備陣が粘り強く対応し、歓喜の瞬間につなげた。

 もがき苦しむチームは21日の神戸戦から新戦術を披露。これまでのボール保持重視のつなぐスタイルではなく、ロングボール多用や相手の背後を狙う戦術に切り替えた。戦術変更2試合目となったこの日もGK飯倉がロングフィードで敵陣にボールを送り込み、攻撃の流れをつくった。

 93年のJリーグ発足時に加盟した10クラブで降格経験がないのは横浜Mと鹿島だけ。「オリジナル10」対決の同カードはJリーグ発足の93年から32年間唯一、J1を舞台に戦い続けてきた。「宿命の一戦“The CLASSIC”」と題した名門対決を制し、ここから残留へ浮上していく。

 ▼DF永戸勝也 ほっとしています。ファン、サポーターには申し訳ない気持ちだった。何とかここから上がっていくんだという試合にしたかったので、勝ててよかった。(先制点は)前節も思い切って打ったらいいところに行った。今日もその気持ちで打ったらいいところに飛んでくれた。苦しかったし、なんとかしたかったが、なかなか結果がでなかった。ここで慢心せず、次の勝利をつかめるように日々頑張っていきたい。僕たちはまだまだやれる、これからも応援お願いします。

 ▼キスノーボ監督 最高の気分です。どうやってチームを立て直すか、どのようにチームの方向性を決めるかということをやってきた。選手は全てを捧げてピッチ上で表現してくれた。ここで止まることなく次の試合に向けて準備していきたい。最高の結果だが、これからも続けていくことが大事だと思う。

 
ついに!横浜Mが連敗脱出 12試合ぶり今季2勝目に選手が本音吐露「苦しかった」 – スポニチ Sponichi Annex サッカー

 最下位に沈む横浜F・マリノスが12試合ぶりに白星を挙げ、連敗を7で止めた。首位の鹿島に3―1で勝利し、3月16日のG大阪戦以来、70日ぶりとなる今季2勝目で8連敗を阻止。成績不振により解任されたスティーブ・ホーランド前監督(55)の後任として指揮するパトリック・キスノーボ監督(44)はリーグ戦5試合目で待望の初勝利となった。

 横浜Mが長いトンネルからようやく抜け出した。まずは前半4分にDF永戸だ。FWロペスのシュートが相手守備にブロックされた後、こぼれ球を見逃さい。ペナルティーエリア左から右足シュートで今季初得点となる先制弾を放った。

 さらに同13、27分にはFWマテウスがネットを揺らし、今季4得点目。3点リードの同36分に失点したが、3―1で前半を終えた。

 後半は鹿島に攻め込まれる場面が増えたものの、GK飯倉を中心に粘り強く弾き返し、歓喜の瞬間につなげた。

 先制点の永戸は「ほっとしています」と率直な心境を吐露。「ファン、サポーターには申し訳ない気持ちだった。何とかここから上がっていくんだという試合にしたかったので、勝ててよかった」とうなずいた。

 3月のG大阪以来の白星をつかむまで、70日という長い時間を要した。永戸は「苦しかったし、なんとかしたかったが、なかなか結果がでなかった」と語りながらも「ここで慢心せず、次の勝利をつかめるように日々頑張っていきたい。僕たちはまだまだやれる。これからも応援お願いします」とファン、サポーターへ呼びかけた。

 
  

ニッカンスポーツ

【横浜】12試合ぶり勝った!首位鹿島止め、連敗7でストップ 永戸先制、Yマテウス2発で圧倒 – J1 : 日刊スポーツ

横浜F・マリノスがついにトンネルを抜けた。ホームで鹿島アントラーズを3-1で下し、連敗を7でストップ。3月16日のガンバ大阪戦(2-0)以来、12試合ぶりの勝利となった。一方、鹿島の連勝は7で止まった。

1993年のJリーグ元年から参加する「オリジナル10」対決で、J2に降格したことがないのは横浜と鹿島だけ。この両雄が7連敗で最下位と7連勝で首位という対照的な状況で顔を合わせた。

横浜はこれまでの鬱積(うっせき)を晴らすかのように、立ち上がりからゴールを重ねた。前半4分、アンデルソン・ロペスのシュートをブロックされたが、こぼれ球をDF永戸勝也が右足で蹴り込み均衡を破った。

続く前半13分には流れるようなパスワークで鹿島の守備網を切り裂いた。左サイドのFW遠野大弥からパスを受けたMF喜田拓也が素早くクサビを打ち込み、AロペスがフリックしたボールをMF山根陸をワンタッチで右へ流したところ、FWヤン・マテウスが左足でゴール左隅へ流し込んだ。

さらに前半27分にはAロペスが力強いドリブルで相手2人をかわし、Yマテウスへパス。エリア外の中央から左足でゴール左上へ、鮮やかなコントロールシュートを決めた。Yマテウスの今季4点目となる連続ゴールで一気に突き放した。

対する鹿島は前半36分、左からFW鈴木優磨が送ったクロスボールをMF荒木遼太郎がヘディングシュート。ブロックされたボールを拾い直し、ゴール前へ送ると、レオ・セアラの体に当たって浮き球となってゴールイン。ラッキーな形で1点を返した。

激しい打ち合いとなった前半と打って変わり、後半はスコアが動かなかった。横浜は後半26分、DF松原健の縦パスからDF加藤蓮が右サイドを抜けだし、GKと1対1となったが、シュートはGK早川友基にセーブされた。追加点はならなかった。それでも守りに入らず、積極的に前に出て行く姿勢を貫いた。

最後まで集中力を切らさず、試合終了のホイッスルを聞いた。強度が高く、チーム一体となった攻守で鹿島を圧倒。70日ぶりの勝利で、今季2勝目を挙げた。

 
【J1】横浜DF永戸勝也「本当に苦しかった。まだ2勝目」古巣の首位鹿島から7連敗脱出のV弾 – J1 : 日刊スポーツ

横浜F・マリノスが、ついにトンネルを抜けた。ホームで鹿島アントラーズを3-1で下し、連敗を7でストップ。3月16日のガンバ大阪戦(2-0)以来12試合ぶりの勝利となった。一方、鹿島の連勝は7で止まった。

1993年のJリーグ元年から参加する「オリジナル10」対決で、J2に降格したことがないのは横浜と鹿島だけ。この両雄が「7連敗で最下位」と「7連勝で首位」という対照的な状況で顔を合わせた。

その中で前半4分、FWアンデルソン・ロペスがシュート。ブロックされたものの、こぼれ球をDF永戸勝也が右足で蹴り込んで先制した。さらにFWヤン・マテウスが2得点を前半だけで追加し、アンラッキーな1失点こそあったが、きっちり勝ち切った。70日ぶりの勝利で、今季ようやくの2勝目を挙げた。

試合後、古巣から殊勲V弾を奪った永戸は、次の通り言葉をかみしめた。

-勝ちました

ホッとしてます。いやーもう本当に、ファン・サポーターの方には申し訳ない気持ちでいっぱいだったので、何とかきっかけをつかんで「ここから上がっていくんだ」という試合にしたかったので良かったです。

-得点場面は

もう目の前にこぼれてきたんで、まあ前節も思い切り振ったらいいところへ飛んだんで、今日もそういう気持ちで打ったら、今日もいいところに飛んでくれたんで。日頃の行いが良かったかなと思います。

-利き足ではない右でした

どっちも得意です!

-7連敗の間、どのような気持ちで

本当に苦しかったですし、何とかしたいという気持ちもあったんですけど、なかなか結果が出せなくて。苦しい期間でしたけど、まだ2勝目。ここで慢心せず、また次の勝利をつかめるように日々、頑張っていきたいと思います。

-サポーターへ

本当にここからだと思ってますし、僕たちはまだまだやれると思ってるんで、これからも応援よろしくお願いします。

 
 

サンケイスポーツ

J1横浜Mが12試合ぶり勝利!首位鹿島を前半3得点で撃破しクラブワースト連敗7で止める – サンスポ

明治安田J1第18節(25日、横浜M3-1鹿島、日産ス)待望の勝利を掴んだ。横浜Mが3月16日のG大阪戦以来12試合ぶりとなる白星。7連勝と勢いに乗っていた首位・鹿島を相手にクラブワーストを更新した連敗を7で止め、約2カ月ぶりに勝利となった。

試合開始直後に流れを掴んだ。前半4分にDF永戸が、ペナルティーエリア左から右足を振りぬいて低い弾道のシュートで先制ゴール。6試合ぶりに先制点をあげると、同13分にはFWヤンマテウスが右サイドから左足で2点目を記録した。

同27分にもヤンマテウスがゴール中央から左足で完璧なミドルシュートを決めて3点目を奪った。同36分に鹿島FWレオセオラに不運な形で決められて失点をしたが、前半は3-1で折り返した。

後半序盤は押されるシーンが多かったが、センターバックで2試合連続出場したDF松原らを中心に体を張って守備。中盤以降はお互いにチャンスを作る場面もあったが、得点は入らず。試合終了の笛が鳴ると、横浜Mのイレブンは喜びに浸った。

久しぶりの勝ち点3を掴んだが、まだリーグ戦は最下位。1993年のJリーグ開幕以来、鹿島とともに一度もJ2降格がない名門が苦しい状況なのは変わりない。次は31日の町田戦(Gスタ)。浮上のきっかけを掴んだからこそ、勢いに乗りたいところだ。

 
  

スポーツ報知

横浜FM70日ぶり勝利で連敗7でストップ…7連勝中の鹿島からリーグ12戦ぶり白星 最下位からの巻き返しへ今季2勝目 – スポーツ報知

 横浜FMがホームで鹿島を3―1で下し、70日ぶり勝利でクラブワーストだった連敗を7で止めた。

 21日の神戸戦(1●2)でクラブワーストの7連敗で11戦未勝利となり、今節迎えたのは7連勝中で首位の鹿島だったが、横浜FMは立ち上がりのチャンスを生かす。

 前半4分にゴール前のこぼれ球をDF永戸が利き足とは逆の右足で豪快なシュートを突き刺してリーグ6戦ぶりに先制点を決めると、同13分には左サイドからボールを展開し、中央のMF山根からのパスを受けた右サイドのFWヤンマテウスが左足で冷静にゴール左へ流し込んで追加点。連敗脱出へ、立ち上がりでリーグ6戦ぶり先制点&複数得点をマークした。

 その後、鹿島に押し込まれる状況もあったが、DF松原、デンの2センターバックを中心に体を張ったプレーでゴールを死守。すると同27分にはFWアンデルソンロペスの突破から、最後はゴール中央からFWヤンマテウスが鮮やかな左足シュートをゴール左上へ流し込んで、今季リーグ最多タイの3点目でリードを広げた。

 前半36分に鹿島のFWレオセアラにゴールを奪われたものの、前半は3―1でリードして折り返した。

 後半は立ち上がりから鹿島に押し込まれる展開が続き何度もセットプレーを招いたが、集中力高く守り、決定機は作らせず。このままリードを守り抜き、3月16日のG大阪戦(2〇0)以来、70日ぶり勝利となる今季2勝目を挙げた。

 
横浜FMキスノーボ監督「最高の気分です」…首位の鹿島に70日ぶり勝利で連敗7でストップ 就任後初勝利 – スポーツ報知

 横浜FMがホームで7連勝中だった首位・鹿島を3―1で下し、70日ぶり勝利でクラブワーストだった連敗を7で、未勝利を11で止めた。

 前半4分にゴール前のこぼれ球をDF永戸が利き足とは逆の右足で豪快なシュートを突き刺してリーグ6戦ぶりに先制点を決めると、同13分には左サイドからボールを展開し、中央のMF山根からのパスを受けた右サイドのFWヤンマテウスが左足で冷静にゴール左へ流し込んで追加点。連敗脱出へ、立ち上がりでリーグ6戦ぶり先制点&複数得点をマーク。さらに同27分にはFWアンデルソンロペスの突破から、最後はゴール中央からFWヤンマテウスが鮮やかな左足シュートをゴール左上へ流し込んで、今季リーグ最多タイの3点目でリードを広げた。

 前半36分に鹿島のFWレオセアラにゴールを奪われ、後半は立ち上がりから鹿島に押し込まれる展開が続き何度もセットプレーを招いたが、集中力高く守り、決定機は作らせず。このままリードを守り抜き、3月16日のG大阪戦(2〇0)以来、70日ぶり勝利となる今季2勝目を挙げた。

 試合後のインタビューで、就任後初勝利となったキスノーボ監督は「最高の気分です。この何週間かどういう風にチームを立て直すか、そして自分たちがどういう方向に向かっていくか、時間がない中でやってきました。選手たちは全てを使ってピッチ上で表現していますし、しっかり結果を出してくれた。選手たちがスタートからやってきたことをピッチ上で表現して、どう出していくかが見えましたし、それが結果につながった」とたたえた。

 待望の勝利をマークしたが、いまだ最下位でJ1残留圏内まで勝ち点差は大きく離されている現状に変わりはない。次節の敵地・町田戦に向けて「ここで何も終わることはないです。ここからしっかり続けて、次の結果に向けてやっていきたい」と前を見据えた。

 
横浜FM、鹿島との名門対決を制して70日ぶりの勝利…主将MF喜田拓也「ここをきっかけにしたいと強く思っていた」 – スポーツ報知

 横浜FMが、7連勝中だった首位・鹿島を3―1で下し、70日ぶり勝利でクラブワーストだった連敗を7、未勝利を11で止めた。

 前半4分にゴール前のこぼれ球をDF永戸が利き足とは逆の右足で豪快なシュートを突き刺してリーグ6戦ぶりに先制点を決めると、同13分には左サイドからボールを展開し、中央のMF山根からのパスを受けた右サイドのFWヤンマテウスが左足で冷静にゴール左へ流し込んで追加点。連敗脱出へ、立ち上がりでリーグ6戦ぶり先制点&複数得点をマーク。さらに同27分にはFWアンデルソンロペスの突破から、最後はゴール中央からFWヤンマテウスが鮮やかな左足シュートをゴール左上へ流し込んで、今季リーグ最多タイの3点目でリードを広げた。

 前半36分に鹿島のFWレオセアラにゴールを奪われ、後半は立ち上がりから鹿島に押し込まれる展開が続き、何度もセットプレーからゴールを狙われたが、集中力高く守り、決定機は作らせず。このままリードを守り抜き、3月16日のG大阪戦(2〇0)以来、70日ぶり勝利となる今季2勝目を挙げた。

 主将のMF喜田は「もがいて、もがいて、それでもみんなで苦しい中で歯を食いしばって進んできた。重みや責任も間違いなくありましたし、本当に選手、スタッフ、クラブに関わる全ての人、何よりもファン・サポーターの方たちも一緒に苦しみながらも一緒になって戦い続けてくれたので、本当に彼ら、彼女らにささげたい1勝です。少しでも喜びだとか、うれしさを味わえるのであれば味わってもらって。チームはここで終わりではないですし、次勝つための準備をしたい」と振り返った。

 ともにJ創設時の10クラブ「オリジナル10」のメンバーでJ2降格経験がないという名門対決。首位と最下位という構図で迎えたこの舞台がはい上がるための一歩になった。「究極の状況で選手やスタッフが何を思うか。こういう状況で、自分たちでいっぱいいっぱいになっちゃうかもしれないけど、一つ試合前に共有したのは、戦っている、苦しんでいるのは自分たちだけじゃないと。自分たちの目に見えないところでも、このクラブのために戦い続けている人はいるし、それは目に見えないから分かりづらいかもしれないけど、ファン・サポーターはこの状況でも支えて、後押ししてくれる。目に見えない所でもこのクラブを思って支えてくれる人がいる。その人たちのためにも俺たちが変えないといけないと強く思っていた。たぶんそういう見られ方もしていたと思う。対戦カード、タイミング、圧倒的な力を示して首位にいる素晴らしいチームなので、それも試されているだろうなと。このチームは本物なのかというのを、全ての要素で感じられたので。ここをきっかけにしたいと強く思っていたので。やっぱりそういうものはチームのメンタリティーに影響してくると思うので。それをしっかりと共有して試合に入ったので、みんなの気持ちがピッチに出ていたと思う」。連敗中もチームは一つの勝利に全身全霊をかけて戦ってきたが、この1勝が浮上へのきっかけとなるはず。横浜FMがここから巻き返す。

 
 

サッカーダイジェスト

降格危機の横浜FM、ついにトンネル脱出!鹿島を3-1撃破で12戦ぶり勝利!7連敗中の最下位が7連勝中の首位を破る | サッカーダイジェストWeb

— レフティ2人で3発、キスノーボ体制でようやく初白星

 5月25日に開催されたJ1第18節で、7連敗で最下位に沈む横浜F・マリノスが、7連勝で首位に立つ鹿島アントラーズと本拠地の日産スタジアムで対戦した。

 11戦未勝利で絶不調の横浜FMは、開始4分でいきなり先制に成功。アンデルソン・ロペスが放ったシュートのこぼれ球に反応した永戸勝也が、利き足とは逆の右足を振り抜き、ゴール右隅に流し込んだ。

 2022年に鹿島から加入した30歳のレフティは、今季初ゴールとなった。

 さらに13分、ヤン・マテウスがペナルティエリア右から叩き込み、追加点を挙げると、27分にもY・マテウスの黄金の左足が炸裂。リードを一気に3点に広げる。

 ただ、36分に得点ランク首位の相手エース、レオ・セアラに上手くワンタッチで押し込まれ、1点を返される。

 3-1で折り返すと、48分に後半から入った柴崎岳のパスからピンチを迎えるが、38歳のベテラン守護神、飯倉大樹がタイミング良く前に飛び出し、好守で凌ぐ。

 71分には加藤蓮が抜け出し、ビッグチャンスを迎えるが、ペナルティエリア右から放ったシュートは、GK早川友基に阻まれる。

 この時、ゴール前で待ち構えていたA・ロペスは、ペットボトルを蹴り上げ、自分へパスを出さなかったことに対して、怒りを露わに。開幕節でPKから得点して以来、ノーゴールが続く2年連続得点王は、相当フラストレーションを溜め込んでいるようだ。

 このまま後半はスコアが動かず、3-1でタイムアップ。横浜FMが鹿島を撃破し、連敗を7で止めると同時に、12戦ぶりに勝利した。

 スティーブ・ホーランド監督の早期解任を受け、4月18日から暫定的に、5月5日から正式に発足したパトリック・キスノーボ体制で待望の初白星、今季2勝目を挙げた。J2降格経験がない名門はここから勝点3を重ねていき、危機を脱することができるか。

 
【横浜FM】「僕たちはまだまだやれる」12戦ぶり勝利の立役者、元鹿島レフティが熱き宣言!得意の右足で古巣相手に鮮烈弾 | サッカーダイジェストWeb

— 「ホッとしてます」

 長かった。本当に長かった。ようやくトンネルを脱出した。

 7連敗で最下位に沈む横浜F・マリノスは5月25日、7連勝で首位に立つ鹿島アントラーズとホームで対戦。3-1で難敵を下し、12試合ぶりに白星を挙げた。

 開始わずか4分で先制点を奪い、勝利の立役者となったのは永戸勝也だ。30歳のレフティはアンデルソン・ロペスが放ったシュートのこぼれ球に反応すると、利き足とは逆の右足を振り抜き、見事にゴールネットを揺らした。

「ホッとしてます」

 古巣相手に躍動した永戸はインタビューでの第一声、本音を漏らした。そして、こう伝えた。

「本当にファン・サポーターの方には申し訳ない気持ちでいっぱいでした。何とかきっかけを掴んで、『こっから上がっていくんだ』って試合にしたいと思っていたので、勝てて良かったです」

 前節のヴィッセル神戸戦(1-2)でも鋭いシュートを放った。ただ、その際はクロスバーに当てていたなか、今回はきっちりと枠を捉え、今季初ゴールをマークした。

「目の前にこぼれてきたので。前節も思いっきり振ったら良いところに飛んだので、今日もその気持ちで打ったら、良いところに飛んでくれたので、行いが良かったのかなと思います。(右足も左足も)どっちも得意です」

 ここから一気に順位を上げ、逆襲へ。次節のFC町田ゼルビア戦以降に向けて、永戸はインタビューの最後に、強い覚悟を示した。

「まだ(今季)2勝目ですし、ここで慢心せず、また次の勝利を掴めるように日々頑張っていきたいです。本当にここからだと思っていますし、僕たちはまだまだやれると思っているので、これからも応援よろしくお願いします」

 強いマリノスを再び見せられるか。

 
「思い切りやることが大事」先制弾で12試合ぶり勝利に貢献のマリノス永戸勝也。こぼれ球に反応し“逆足”を振り抜く「迷わず打つほうが良いコースに飛ぶ」 | サッカーダイジェストWeb

— 「勝てて良かった気持ちのほうが大きい」

 J1で最下位に沈む横浜F・マリノスは5月25日、J1第18節で首位の鹿島アントラーズと対戦し、3-1で勝利した。

 横浜FMは7連敗・11戦未勝利と苦しい状況が続いていたなか、3月16日の6節・ガンバ大阪戦以来、実に約2か月半ぶりの勝点3をゲット。その一戦で、チームに流れを引き寄せるゴールを奪ったのが、左SBの永戸勝也だ。

 開始4分、FWアンデルソン・ロペスがボックス内から放ったシュートは相手のブロックに遭うが、そのこぼれ球に反応した永戸が利き足とは逆の右足を一閃。ボールはゴールネットに突き刺さった。

 これで勢いに乗った横浜FMは、13分と27分にヤン・マテウスが追加点。その後は押し込まれる場面が少なくなく、36分に1点を奪われたが、GK飯倉大樹ら守備陣を中心にチーム全員で身体を張ってリードを守り、12試合ぶりの白星を挙げた。

 自身のゴールについて、永戸は「先制できたことが大きかった」とコメント。そのうえで、「結果的に僕が取りましたけど、みんなが頑張った結果だと思う。勝てて良かった気持ちのほうが大きい」と続けた。

 前節のヴィッセル神戸戦でも、今回と同じような距離からクロスバーを直撃するシュートを放っていた。その話を記者から振られると、永戸は「思い切りやることが大事だし、自分はシュートが得意なので、迷わず打つほうが良いコースに飛ぶと思っている」と回答した。

 ようやく手にした勝利だが、横浜FMはまだ最下位を脱出できていない。永戸も「今日勝ててホッとしていますけど、ここからです」と話し、今後に向けてこう意気込んだ。

「(チームとして)失ったものが多いですし、まだまだだなっていう気持ちをみんな持っていると思う。ロッカールームでもそういう雰囲気だった。満足せず、良いパフォーマンスを見せられるようにやっていきたい」

取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)

 
 

ゲキサカ

 J1リーグは25日、第18節を各地で行い、最下位20位に沈む横浜F・マリノスが首位の鹿島アントラーズを3-1で破った。横浜FMはクラブ史上初の泥沼7連敗から脱出し、3月16日の第6節・G大阪戦(◯2-0)以来12試合ぶりの白星。一方の鹿島は4月12日の第10節・C大阪戦(●0-1)以来8試合ぶりの敗戦となった。いずれも順位こそ変わらなかったが、戦力均衡のJリーグを象徴するような結果となった。

 Jリーグ創設から33年目、ただ2チームだけ最上位カテゴリで競い続けてきた両者の「The Classic」。ホームの横浜FMは7連敗中の最下位、アウェーの鹿島は7連勝中の首位という対照的な状況で激突した。横浜FMは前節・神戸戦(●0-2)から2人を入れ替え、DFトーマス・デンとFW遠野大弥が復帰。鹿島は前節・清水戦(◯1-0)からMF荒木遼太郎、MF三竿健斗、FWレオ・セアラが復帰した。

 試合は前半4分、横浜FMがさっそく先手を取った。GK飯倉大樹のパントキックから高い位置を取っていたDF加藤蓮のサイドチェンジが左サイドに渡り、遠野がゴール前に攻め上がると、斜めのパスからFWアンデルソン・ロペスがシュート。これは人数をかけて守る鹿島守備陣に阻まれたが、こぼれ球を拾ったDF永戸勝也がペナルティエリア際から右足で突き刺した。永戸は2020〜21年に鹿島所属。勢いに乗る古巣相手に結果を出した。

 さらに横浜FMは前半13分、MF喜田拓也の縦パスをA・ロペスがワンタッチでフリックすると、MF山根陸が高い位置まで侵入し、右サイドにワンタッチでラストパス。これを受けたFWヤン・マテウスがゴール左隅に流し込み、早くも2点を先行した。一方の鹿島はボール保持率こそ60%を超えていたが、ほとんどチャンスのないまま2失点。厳しい状況に追い込まれた。

 そんな鹿島は前半16分、右サイドを駆け上がったFWチャヴリッチのクロスにFW鈴木優磨が頭で合わせたが、叩きつけるシュートは左に外れる。同18分には荒木のスルーパスからレオ・セアラが右に流れ、クロスボールでチャンスメイク。だが、DF松原健と飯倉の好守に阻まれ、さらにレオ・セアラがオフサイドとなった。

 なおも攻める鹿島は前半22分、チャヴリッチの右サイド突破でまたもチャンスを作るが、クロスは再び松原が懸命に戻ってブロック。その後も横浜FMは松原のクロス対応で何度もピンチを阻んでいた。同26分には荒木の右CKのこぼれ球に鈴木がバイシクルシュートで合わせたが、これも枠外。シンプルな攻撃がなかなか結果につながらない。

 すると前半25分、またしても横浜FMが追加点を奪った。中盤でインターセプトした喜田がそのまま縦につけると、A・ロペスが三竿とMF舩橋佑を次々にかわし、斜めのパス。そこに絞っていたヤン・マテウスはペナルティアークから小さく左足を振り、ループシュートでゴール左上隅を射抜いた。これで3-0。悩める名門がついに目覚めた。

 ところが前半36分、鹿島が前半のうちに1点を返した。安西のパスから左サイドを駆け上がった鈴木のクロスに荒木が頭で合わせ、これはDFトーマス・デンにクリアされたが、跳ね返りを拾った荒木がクロス。これが倒れ込んでいたレオ・セアラに向かうと、咄嗟の出した足がループシュートになり、GK飯倉の頭上を超えたボールがゴールマウスに吸い込まれた。負傷明けのレオ・セアラは今季10点目で二桁ゴール一番乗り。古巣相手に決めた。

 そのまま試合はハーフタイムへ。鹿島サポーターは後半開始までの間、終始チャントでチームを鼓舞し、逆転の機運を作った。また鬼木達監督が早くも動き、トランジションで後れを取っていたボランチの三竿を下げてMF柴崎岳を投入。後半3分にはさっそく柴崎のスルーパスにチャヴリッチが反応し、ビッグチャンスを作った。

 さらに鹿島は後半9分、柴崎の右CKをDF植田直通が頭で折り返し、鈴木がボレーシュートを放つも、これは勢いがなくGK飯倉がセーブ。その後もチャヴリッチが右サイドを仕掛け続けていた。それでも横浜FMは遠野、FW植中朝日らが献身的な守備を続け、危険なシーンは作らせない。

 試合終盤は鹿島が一方的にボールを握って試合を進めるが、横浜FMの4-4-2ブロックを崩せず、ロングパスは精度を欠いて流れる場面が続き、ビッグチャンスには至らない。そのまま試合はタイムアップ。横浜FMが待望の連敗脱出を果たし、いまだ最下位ながらJ1残留圏内17位との勝ち点差を8に縮めた。一方の鹿島は2位・柏との勝ち点差が3に縮まった。

(取材・文 竹内達也)

 
泥沼7連敗の横浜FMを救う右足先制弾!! 依然最下位に永戸勝也「勝てて嬉しいけどまだまだ」 | ゲキサカ

 クラブ史上初の7連敗で最下位に沈む横浜F・マリノスを大きく勢いづけたのは、DF永戸勝也の右足だった。前半4分、FWアンデルソン・ロペスのシュートのこぼれ球がゴール左斜め前に向かうと、果敢に飛び込んで「右足に苦手意識はない」と逆足一閃。ゴール右隅に突き刺し、ゴールラッシュの口火を切る先制点となった。

 前節・神戸戦では同じようなシチュエーションでの左足ボレーシュートがクロスバーに直撃。結果にはつながらなかったが、良い感触は残っていた。「気持ち的にも思い切りやることが大事だし、シュートは得意としているので、あの辺は迷わず打つほうがいいコースに飛ぶと思っている」。3日前にも垣間見せていた前向きな姿勢がゴールを生み出した。

 その後はFWヤン・マテウスの2ゴールで追加点を奪い、前半27分の時点で3-0とした横浜FM。同36分に失点した後は一方的にボールを握られる時間が続いたが、最後まで崩れることはなかった。「守備ではブロックを組んで守るのが上手いチームではないと思う。とにかくマークして穴が空いたとしてもしっかり戻ったり、スライドするところが負けていた期間は足りなかった」。チーム全体で教訓を活かし、12試合ぶりの白星を掴んだ。

 試合後のフラッシュインタビューでは、目に光るものを見せながら「ホッとしました」と高らかに宣言した永戸。壇上では「ファン・サポーターの方には申し訳ない気持ちでいっぱいだったけど、なんとかきっかけを掴んで、ここから上がっていく試合にしたいと思っていた。勝てて良かった」と安堵の思いも口にしていた。

 それでも取材エリアに立つ頃には、気持ちは次を向いていた。「本当にここからだと思う。今日勝ってホッとはしているけど、失っているものはすごく多い。勝てて嬉しいけどまだまだだなという気持ちをみんなが持っているし、ロッカールームもそういう雰囲気だった。満足せずに練習から試合でいいパフォーマンスを見せるだけ」。順位は変わらず最下位20位。この勝利を起爆剤にするしかない。

(取材・文 竹内達也)

 
 

フットボールチャンネル

弧を描いてネットに突き刺さる!横浜F・マリノスFWヤン・マテウス、7連敗を止めるコントロールショットを叩き込む!

— マテウスが2ゴールの活躍で連敗を止める!

 明治安田J1リーグ第18節、横浜F・マリノス対鹿島アントラーズの試合が、25日に横浜のホーム・日産スタジアムで行われた。試合は、横浜が3-1で勝利している。この試合では、横浜に所属するFWヤン・マテウスが2ゴールの活躍で、チームの7連敗を止める活躍を見せた。

 リーグ7連敗と白星が遠い横浜は、ホームに7連勝中で首位の鹿島を迎えた。首位鹿島のペースで進むかと思われた試合だったが、4分に横浜がDF永戸勝也のゴールで先制する。さらに13分、左サイドで攻撃を組み立てた横浜は、MF喜田拓也が逆サイドでフリーになっていたマテウスに展開。これを受けたマテウスは、冷静に流し込み早くも2-0とした。

 迎えた25分、今日こそ連敗を止めたい横浜がダメ押しとなる追加点を奪う。積極的な守備からピッチ中央付近でボールを奪うと、FWアンデルソン・ロペスが2人に囲まれながらもドリブルで突破。ペナルティエリア手前にいたマテウスへとパスを通した。マテウスの放ったシュートは、弧を描いて鹿島ゴールネットに突き刺さっている。

 すでに1ゴールを決めていたマテウスによる、絶妙なコントロールショットだった。その後、横浜は1ゴールを許してしまったものの、2点のリードを守りきり3-1で鹿島を撃破している。勝利した横浜は、待望の連敗脱出を果たした。

 
あまりにも長かった…!横浜F・マリノスDF永戸勝也が7連敗ストップの狼煙となる豪快ボレー!3発で首位を撃破し連敗脱出

— 横浜が3ゴールで鹿島を撃破!

 明治安田J1リーグ第19節、横浜F・マリノス対鹿島アントラーズの試合が、25日に横浜のホーム・日産スタジアムで行われた。試合は、横浜が3-1で勝利している。この試合では、横浜に所属するDF永戸勝也が3発大勝の狼煙となるゴールを決めて、チームに勢いを与えた。

 クラブ史上初の7連敗でなかなか浮上のきっかけが見えない横浜は、ホームスタジアムに7連勝中とチーム状況が対照的な鹿島を迎えた。

 開始4分、連敗を止めたい横浜が試合を動かす。DF加藤蓮が右サイドから前線にロングボールを放り込むも、鹿島DF植田直通が頭で弾いてコースをずらす。しかし、こぼれ球をMF遠野大弥が回収して、ゴール前にいたFWアンデルソン・ロペスに通した。アンデルソン・ロペスはシュートまで持ち込むが、これはDFにブロックされてしまう。

 すると、背後から走り込んできた永戸が右足一閃。豪快に振り抜いた一撃は、鹿島のゴールネットに突き刺さった。

 永戸のゴールで勢いに乗った横浜は、直後の13分にFWヤン・マテウスが追加点を決める。さらに、25分には、再びマテウスが絶妙なコントロールショットを決めて3-0とした。その後、1点を与えてしまったものの、3-1で首位の鹿島を撃破。70日ぶりとなる待望の勝利で7連敗を止めた。

 
「今度はもっと…」永戸勝也の浮かない表情には理由があった。横浜F・マリノスのこれからに目を向ける背番号2【コラム】

 明治安田J1リーグの第18節、横浜F・マリノス対鹿島アントラーズは3-1でマリノスが勝利した。シーズン開幕前には予想しなかった現状を永戸勝也はどう見ているのか。それでも続く厳しい現実に目を向けながらも、背番号2はマリノスへの期待を隠さない。(取材・文:藤井雅彦)

— 「自分たちの力のなさを実感するとともに…」

 最初に『残留』の二文字を言葉にして発したのは永戸勝也だった気がする。

 AFCアジアチャンピオンズリーグエリート準々決勝敗退後、約2週間のインターバルを挟んで迎えたセレッソ大阪戦後のミックスゾーンでのこと。試合は惜しいチャンスを作りながらも、オンフィールドレビューによる得点取り消しなど運の要素も足りずに0-1の惜敗。コンディションをしっかりと整え、対戦相手を研究する時間的な猶予があったにもかかわらず、目に見える結果を残せなかった悔恨の念が大きかったのか。永戸が絞り出すようにゆっくりとしたテンポで言った。

「だいぶもどかしい。簡単に言えば去年のような形に戻したというのは、今年やっていたチャレンジをやめた自分たちの力のなさを実感するとともに、勝ち点を拾うために、残留するために、と考えた時にはこの方法しかないのかなと感じた中でのリスタートだった」

 この日の敗戦でリーグ戦の連敗は4に。開幕してからわずか1勝しか挙げられず、他チームよりも消化試合数が少ないとはいえ、最下位に低迷していた。4月には監督交代の劇薬が投与され、戦術の再構築を迫られた。原点回帰を図ったタイミングで喫した黒星に、思わず『残留』というワードが口をついて出た。

 以降も泥沼から抜け出せず、鹿島アントラーズ戦を迎える時点でクラブワーストとなる7連敗中。そんな状況で7連勝中の首位と対戦する絶体絶命の場面で、キックオフ直後の4分に永戸の一撃が炸裂する。

— 「失ったものはすごく多い。勝ってうれしいけど…」

 アンデルソン・ロペスのシュートがブロックされたこぼれ球に鋭く反応。利き足ではない右足を振り抜くと、低い弾道のシュートがサイドネットに突き刺さった。

「迷わず打つことがいいコースに飛ぶと僕は思っていて、結果的にそうなった」と自画自賛しながらも、置かれている状況を考えると1勝しただけで満足感に浸っている余裕はない。

「本当にここからだと思う。今日勝ってホッとはしているけど、失ったものはすごく多い。勝ってうれしいけど、まだまだだなという気持ち」

 どこか浮かない表情の理由は、快勝に見える試合の内容にあった。

 前記した先制ゴールに続いて、13分にヤン・マテウスが追加点。流れるようなコンビネーションプレーから見事なゴールが生まれた。さらに27分にもヤン・マテウスが得意の左足でビューティフルゴールを決め、前半途中の時点で3-0に。最高の展開だが、一方で極端なゲームプランを選びがちなシチュエーションでもある。

 永戸が落ち着いた語り口で試合を振り返った。

— 「どうしても難しい」3-0になった後の試合展開

「今日に関して言えば、3-0になった時点でやっぱり難しくなるのはわかっていた。0-0だったら、もっと前にガツガツ連動して行けたかもしれないし、例えば自分の前の選手を小池龍太とかのポジションのところへプレスに出したかった。

 でもリードしている展開や点差と今のチーム状況を考えると、どうしても難しい。守り方としても、相手の攻撃の起点を潰すためにチャレンジするのか、それとも前へ出ないで下がった状態から守備をするのか。(飯倉)大樹くんを中心にみんなで助け合って守れたのは良かったけど、そこはスコアの問題もあった」

 ロングボールを活用して前方向へプレーする指針はチームとして共有できていた。それに加えて自陣での守備意識を高めたのは、前半途中までに3点をリードできた試合展開によるところが大きかったわけだ。

 ボール保持率が試合全体で34%と低い数字になったのも、すべてが意図した部分ではない。相手が首位を走る鹿島だったこと。そのチームを相手にして早い時間帯に3点をリードできたこと。そして、これ以上の負けは命取りになってしまう危機感。さまざまな要因が重なり、守り方に統一感が生まれた。

 お祭りムードになりたい時だからこそ、いつでも冷静沈着な永戸の指摘は示唆に富んでいる。

— 「今度はもっと…」永戸勝也は自分たちへ期待している

 次節以降も同じ展開になる確率は低いとあらかじめ認識しておくべきだろう。もうすぐ長いリーグ戦の半分を終えるのに2勝5分10敗と大きく負け越している現実から目を背けてしまえば、同じ轍を踏んでしまいかねない。

 だからといって12試合ぶりの、実に70日ぶりにもぎ取った勝利の価値が薄れるわけではない。上昇していくための、きっかけの1勝にしなければいけない。勝ち点3に勝る良薬はないのだから。

 背番号2が安堵の声色で続ける。

「ここまで、だいぶ長かった。自分の人生で一番長かったと思う。なかなか方向性が見えていなかった中で、連戦で試合が続く難しさがあった。やっと勝てたので、ここから頑張るしかない。今日はショートカウンターで点を取れたのがよかったけど、押し込んだ時にも自分たちの良さを出したい。この試合をベースに、今度はもっと相手陣地でボールを持って攻めたい。そういうところをもっと出せたらいいと思うし、もっともっとできるはず」

 豊富な経験を持つ左サイドバックは厳しい現実を受け止めながらも、自分たちへの期待を隠そうとはしない。その視線はこれからも続いていく過酷な戦いに早くも向けられていた。

 
「自分のすべてを犠牲にしてでも勝利に」鈴木冬一が横浜F・マリノスのために捧げた30分間「どう抑えようかを常に考えていた」

— 途中出場の鈴木冬一が横浜F・マリノスを勝利に導く

 明治安田J1リーグ第18節、横浜F・マリノスが首位・鹿島アントラーズを3-1で撃破し、クラブワースト連敗を7でストップさせた。マリノスは試合を通じて鹿島の攻撃を受ける時間が長かったが、60分から途中出場した鈴木冬一がその流れを断ち切る重要な役割を果たしていた。

 鹿島の攻撃はチャヴリッチが鍵を握っていた。荒木遼太郎や小池龍太と良い距離感を保ちながらプレー。荒木も「結構関係よくできてたんで本当に狙い通りではあった」と一定の手応えを感じていた。

 だが、60分にピッチに入った鈴木冬一がこの状況を一変させる。ピッチ外から試合を観察し、「チャヴリッチ選手のところを起点に攻撃してきていた。もし自分が出た時にどう抑えようかを常に考えていた」と明かすように、準備は万全だった。

 鹿島は後半開始から柴崎岳を入れ、ロングボールで大きく展開してサイドからチャンスを作ろうと試みた。チャヴリッチや鈴木優磨がサイドを起点に仕掛けてくるパターンに対し、「ウイングの選手と連携して抑えようと思っていた。(チャヴリッチは)縦突破が得意だし、クロスの質も高いので、そこは絶対にやらせない意識を持っていた」と徹底マーク。1対1の場面でも冷静に対応し、相手の攻撃の芽を摘み取った。

 鈴木にとって新天地での1年目は思い描いていたようなものではなかったかもしれない。序盤戦こそ出場機会を得ていたが、怪我によって長期離脱を強いられた。「腐ることなく、こういう試合をイメージして準備してきた」と語る彼にとっても、この試合は転機になるかもしれない。

 連敗が続く前節で実戦復帰を果たし、今節は勝利に導くパフォーマンスを見せた。「自分のすべてを犠牲にしてでもチームを勝利に近づけたい」という熱い想いはプレーにも表れている。「球際やしつこくついていく姿勢は自分の持ち味。今日の試合を最低基準にしたい」と語るように、守備でのタフさをこの先も発揮し続ける構えだ。

 試合終盤には鈴木優磨と小競り合いになる場面もあったが、「頭の中は冷静だった」と答える。「挑発に乗ったら負け。心理戦も見どころの1つで、駆け引きでも負けない気持ちが大事」と、守備だけでなく精神的にもチームを支えた。

 残留という現実的な目標に向けて大きな勝利となったが、試合後のロッカールームに笑顔はなかったという。「誰も満足していない。すでに次に向かっている」。最下位脱出はまだ遠いが、鈴木のようなチームのために戦える選手が必要だ。

(取材・文:加藤健一)

 
喜田拓也の声が加藤蓮の背中を押した。横浜F・マリノスが取り戻したDFラインの積極性「怖さはみんな分かってる」

— 右サイドバックで積極性を見せた加藤蓮

 明治安田J1リーグ第18節、横浜F・マリノスが首位・鹿島アントラーズを3-1で破り、クラブワーストだった連敗を7でストップした。最終ラインに負傷離脱者が続く苦しい台所事情の中、右サイドバックで起用された加藤蓮が持ち味を発揮してマリノスの勝利に貢献している。

前に出ていくっていうところは自分の強み」と言うように、加藤の積極的な攻撃参加が目立っていた。

 連敗の間には、チームとして積極性を欠いてしまうことも多かったが、この日の加藤はそれを払拭するかのような積極性を見せていた。「喜田君とかも『どんどん行っていいよ』っていう声かけだったり、そういう話っていうのがあって、まずそこは意識しました」と振り返る加藤。喜田の言葉を背に、加藤はマリノスに推進力をもたらした。

 強力な攻撃陣を擁する鹿島を相手に、最少失点に留めることができたのも大きい。守備面でも、積極的な姿勢で戦うという意思が見えた。「チームとしても統一感を持ってできた」と、首位を走る鹿島の攻撃をしっかりと抑え込んだ。

 加藤を含めた最終ラインの積極的な押し上げが勝因の1つ。「(ヴィッセル神戸戦では)フリーキックで失点していて、ラインが低くなってしまったので、全体的にラインを上げようと意識していた。去年までもアグレッシブなラインを引いていたので、そこの怖さっていうのは選手自身もみんな分かってる」と前節からの反省を活かした形だ。

 久しぶりの勝利に加藤は「ここで止まっちゃいけないですし、次の試合が一番大事」と言い切る。リーグ戦はまもなく折り返し地点を迎えるが、チームの一体感を示したこの試合を出発点として、巻き返しへと向かっていく。

(取材・文:加藤健一)

 
 

サカノワ

【横浜F・マリノス】首位・鹿島に勝利! GK飯倉大樹が「震えた」というサポーターの熱い応援、自問自答し続けたなかで示した「闘う覚悟」 | サカノワ

— 「なんの意味があって、自分はここにいるのか?」。ついに7連敗でストップ

 J1リーグ18節、リーグ最下位と苦しむ横浜F・マリノスが永戸勝也の先制弾とヤン・マテウスの2ゴールで、首位の鹿島アントラーズに3-1の勝利を収めた。横浜FMの連敗は「7」でストップ、鹿島の連勝も「7」で止めた。

 GK飯倉大樹は、パトリック・キスノーボ監督のもと、AFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)エリートのファイナルステージからの帰国後、J1リーグ5試合連続で起用されてきた。その期待に応える勝利を、ついにホームの日産スタジアムでもたらした。

 6月1日で39歳になるマリノスを支える守護神は、「一番最初に言いたいのは」と切り出し、連敗中でも支えてくれたサポーターへの感謝を口にした。

「ずっと負け続けていたなかでもサポーターが応援してくれて。今日チームバスがスタジアムに入る時に応援してくれているのを見て、すごく震えました。ここで、自分のプレーをしなかったら男じゃない。なんの意味があって、自分はここにいるのか? と、この4試合、ずっと自問自答していました。その意味でも、この結果につながってくれたこと、それがディフェンスやチームに伝播していったこと、最低限、自分の仕事をできたのかな? と思っています」

 この日はビッグセーブも見せた。鹿島に傾いた流れを再びホームチームが掴み返して、勝利を手繰り寄せたのも収穫だ。飯倉は「自分のプレーが良かったかどうかという評価より、みんなで90分間守れて勝てたことが良かったです」と頷いた。

「とにかく今日は自分がどうなろうと“闘う”と覚悟を決めて来ました。勝つために。ここからずっと、チームが勝てるように続けていきたいです」

 ホームスタジアムで声援を送り続けてくれたサポーターへ、飯倉はその覚悟を勝利という結果で示した。チーム一丸で掴んだ大きな1勝だ。

 
 

Goal.com

最下位の横浜FMが泥沼連敗を「7」で止める快勝! | Goal.com 日本

明治安田J1リーグ第18節の横浜F・マリノス対鹿島アントラーズが25日に日産スタジアムで開催された。

リーグ7連敗で最下位に沈む横浜FMが、7連勝で首位を走る鹿島をホームに迎えた。

クラブワーストの連敗を止めたい横浜FMは力強い入りを見せると、4分に先手を取る。アンデルソン・ロペスのシュートがブロックされるも、正面の永戸勝也がこぼれ球をダイレクトで叩いてシュートをゴール右に突き刺す。

これで主導権を握った横浜FMは攻勢を強めると、13分にボックス左のヤン・マテウスが山根陸のパスからシュートを沈めて加点。さらにヤン・マテウスが27分にペナルティアークからゴール左上にコントロールシュートを流し込み、一気に3-0とする。

それでも、鹿島も首位チームの意地を見せる。36分、クロスの流れからゴールエリア右の荒木遼太郎がヘディングシュート。ブロックされたボールを再び荒木が折り返すと、正面でレオ・セアラがコースを変えて1点を返した。

迎えた後半は2点ビハインドの鹿島がポゼッションを支配して攻め手を強める。それでも、重心を下げてカウンターを主体とした横浜FMは、71分にボックス右に抜け出した加藤蓮に決定機。そのままシュートに持ち込んだが、GK早川友基のファインセーブに阻まれる。

その後も鹿島が前に出たが、横浜FMもしっかり凌ぎ切って逃げ切り。最下位の横浜FMが首位の鹿島を下して連敗を「7」で止め、長いトンネルを脱出した。一方の鹿島は連勝が「7」でストップしている。

 
 

サッカーキング

最下位・横浜FM、伝統の鹿島戦で意地の勝利! 12試合ぶり2勝目、首位に立つ宿敵の8連勝阻止 | サッカーキング

 2025明治安田J1リーグ第18節が25日に行われ、横浜F・マリノスと鹿島アントラーズが対戦した。

 Jリーグの”オリジナル10”で降格経験がないのは両者のみだが、今季の成績は対照的。クラブ史上初の7連敗で最下位に沈む横浜FMが、7連勝で首位に立つ鹿島を『日産スタジアム』に迎え撃った。

 試合の均衡が破れたのは4分、横浜FMが先制に成功する。ペナルティエリア内でこぼれ球に反応した永戸勝也が右足を振り抜き、鋭いシュートがゴール右下に吸い込まれた。

 13分、横浜FMがリードを広げる。喜田拓也が縦パスを差し込み、アンデルソン・ロペスと山根陸がワンタッチで繋いで、ペナルティエリア右のヤン・マテウスにボールが渡る。ヤン・マテウスは左足でゴール左下へと流し込んだ。

 その後は鹿島が反撃に出るが、次の1点を奪ったのも横浜FMだった。ペナルティエリア手前でA・ロペスのパスを受けたヤン・マテウスは、落ち着いてコントロールショットを放ち、狙い澄ました一撃をゴール左上に沈めた。

 猛攻を続ける鹿島も36分に1点を返す。左から鈴木優磨が送ったクロスのこぼれ球を荒木遼太郎が回収し、再びゴール前へ折り返す。これにレオ・セアラが合わせて押し込んだ。

 2点ビハインドで折り返した鹿島は後半も攻め手を緩めなかったものの、横浜FMの守備陣も集中を切らさない。後半はスコアが動かないまま試合は終了し、横浜FMはリーグ戦12試合ぶりの白星、鹿島は8試合ぶりの黒星となった。

 次節は31日に行われ、横浜FMは敵地でFC町田ゼルビアと、鹿島は敵地でガンバ大阪と対戦する。

 
 

theWORLD

横浜F・マリノスが首位鹿島に序盤の猛攻で撃破 ワースト7連敗中が嘘のような得点力を発揮|theWORLD(ザ・ワールド)|世界のあらゆるスポーツを楽しもう!

— 今季2勝目

横浜F・マリノスが、J1リーグ第18節で鹿島アントラーズに3-1で勝利し、連敗を「7」でストップさせた。

今シーズンここまで不調を極め、最下位に沈んでいる横浜。パトリック・キスノーボ新監督が就任し、チームの立て直しを図るが、なかなか勝利することができず、クラブワーストの7連敗を喫していた。

守備が崩壊し、得点力不足にも悩み、前戦では伝統のパスサッカーを封印しロングボールを多用するなど素早くゴールへと向かう新戦術を披露。それでも勝利できなかった。

そんな中、この試合は序盤から立て続けに横浜が得点を重ねる予想外の展開となる。まずは前半4分、ゴール前のこぼれ球をDF永戸勝也が豪快に決めると、13分には左サイドから中央の山根陸を経由して受けたヤン・マテウスが左足で冷静にゴールへ流し込んで追加点を奪う。

すると27分にはアンデルソン・ロペスのドリブル突破から、最後はゴール中央のマテウスに渡り、鮮やかなシュートで3点にリードを広げた。

その後、36分に鹿島に1点を奪われ、後半は鹿島に押し込まれる展開が続いたが、粘り強い守備で決定機を作らせず、リードを守り切り待望の勝利を手にした。

今季2勝目は、なんと3月16日のG大阪戦以来、70日ぶりの白星。就任後初勝利となったキスノーボ監督は試合後のインタビューで「最高の気分。この数週間どうチームを立て直すか、自分たちがどの方向に向かっていくか、時間がない中でやってきた。選手たちは全力でそれを表現しているし、しっかり結果を出してくれた」と選手たちを労った。

首位の鹿島相手に勝利できたことは今後大きな自信につながるだろう。この成功をきっかけに復調する横浜に期待したい。

 
 

Football LAB 〜サッカーをデータで楽しむ〜

横浜F・マリノス 2025 マッチレポート | 5月25日 vs 鹿島 | データによってサッカーはもっと輝く | Football LAB

SPORTERIA

J1 第18節 横浜FM vs 鹿島のデータ一覧 | SPORTERIA
 
 

こけまりログ

2025/05/24 【スタジアム観戦情報まとめ】2025/5/25(日)14:00KO J1第18節 横浜F・マリノスvs.鹿島アントラーズ@日産スタジアム
 
 

今節の他会場など


 
 

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