アンカー(目次)
1.横浜F・マリノスオフィシャルサイト
2.Jリーグ.jp
3.X(旧Twitter) / Instagram
4.ハイライト動画
5.Webニュースログ
横浜F・マリノス オフィシャルサイト
明治安田J1 第13節 横浜F・マリノス vs ヴィッセル神戸 試合データ | 横浜F・マリノス 公式サイト
Jリーグ.jp
【公式】横浜FMvs神戸の試合結果・データ(明治安田J1リーグ:2025年5月21日):Jリーグ公式サイト(J.LEAGUE.jp)
└ 入場者数 15,373人
監督コメント
[ パトリック キスノーボ監督 ]
今夜は今季、ベストの試合ができたと感じています。
結果はついてきませんでしたが、前半にもう1、2点入ってもいいチャンスを作れました。
以前と比べると、前線のプレスもアグレッシブになったと思います。悔しい失点の場面は集中力の問題もあります。
選手たちはすべてを出し切り、成長しようとする姿を出してくれていますが、修正点から目を背けてはなりません。
今夜のような失点は絶対にしてはいけませんし、あのような失点をなくせるように修正し、次の試合に準備していきたいです。--ロングボールを使うなど、変化が見られました。このような戦い方を続けていくのでしょうか。
90分間通して、フィジカルの面で良かったと感じています。
前からプレスを掛けることでつながせずに、全体的にロングボールを蹴らせることができました。
自分たちがしっかり練習できたのは3週間ぐらい前です。
そこからクラブの中で変化があり、このスケジュールで落とし込むことが難しかったので、プレスとのセットで後ろから長いボールを蹴ることを選択しました。
選手たちはピッチ上で表現してくれましたし、誇りに思います。
選手コメント
喜田 拓也
今日は確かに結果は負けました。そしていまはもう結果以外、いらないことも分かっています。
ただ、「どう感じましたか?」と聞かれれば、みんなのベクトルがそろっていたし、前向きでポジティブなエネルギーをすごく感じました。
今までと違う中身、試合だったということもまた事実だったと思います。
見た皆さんがどう感じたかは分かりませんが、中にいた身としてはそう感じました。
ただ、それが結果につながらなくてもいい理由にはまったくなりません。
その結果を出すためにどうするかをクラブとして考え、みんなで話して、ある意味腹をくくって挑みました。
いま僕たちは暗闇の中にいますが、光という表現が正しいか分かりませんが、非常に前向きでポジティブなエネルギーを感じました。--ゴールシーンを振り返ってください。
先に失点をしてしまい、今日に限りませんが、どうしても状況を変えたかったし、クラブを救いたかった。その一心だけでもう振っていこうと。
ゴールは分かりやすいですが、どうしても結果につなげたかった思いは出てきます。--試合後の挨拶でゴール裏のサポーターからチャントで迎えられました。
ありがたさしかありません。
今季を通して悔しい思いしかさせておらず、嫌気が差してもおかしくないような状況ではあると思うのですが、彼ら、彼女らはマリノスに懸けているので……。
選手やスタッフは長くクラブに在籍するのが難しい世界ですが、ファン・サポーターの方々は何年、何十年とクラブを愛し、支えてくれている人たちが多いです。
それを理解して、本当の意味で感じて、自分たちのパワーに変える作業をいましないといけません。先日、選手とスタッフで話す場を持ち、みんなでやり方を合わせる意味はありましたが、ある意味、僕はみんなで一緒に腹をくくる時間だったとも思っています。
それは今日、すぐに目の前の試合で結果こそ出ませんでしたが、これから変わっていく意志をこの難しい状況の中でもあのような反応を示してくれました。
苦しいながらも一緒に腹をくくってくれているのは、ひしひしと感じました。でも、彼らの存在に甘えてはいけないのも間違いありません。
クラブで何が一番大切かというと、ファン・サポーターの皆さんの存在です。そこは絶対に外してはいけません。
もう小さい光でもいいし、這いつくばってでもいいので、全員ではい上がっていくしかないと思っています。
宮市 亮
今日のゴールキックはすべて前に蹴って、競って、セカンドボールを回収する狙いでプレーをしていました。
それをみんな愚直にやっていたと思います。
後半は治療していて(試合を)観られませんでしたが、前半、僕が出ている間はそういった戦い方ができていたと思います。
みんなが前を向いて、セカンドボールを拾ったときも前に、前にという意識はあったので、これを続けていくべきだと思います。--対面が酒井 高徳選手であると考えれば、相当、質の高いプレーでした。
自分が出るからにはそこを求められていると思いますし、そこを出して何かを変えたかったです。
やっぱり勝点3を取りたかったですが、こうやってまたケガをしてしまうところが自分の弱さだし、情けなさだと思いますが、もう一度立ち上がって、また前を向いてやっていきたいと思います。--ケガの箇所を教えてください。
右足の肉離れです。
ただ、あのようなスプリントを何本も何本も繰り返してチームに貢献していかないと、何かを得られません。
自分自身にすごく情けなさは残りますが、またしっかりリハビリをして戻ってきたいです。
X(旧Twitter) / Instagram
/
キャプテンの強烈なゴラッソが突き刺さる
\コーナーキックの流れからボールを受けた #喜田拓也 選手が迷わず右足を振り抜いた⚡️#fmarinos|#Jリーグ pic.twitter.com/TenqrKWFXs
— 横浜F・マリノス【公式】 (@prompt_fmarinos) May 21, 2025
ハイライト動画など
ハイライト|J1リーグ 第13節|vs ヴィッセル神戸 – YouTube
ネットニュース・Weblog
スポーツニッポン
横浜M クラブワースト更新の泥沼7連敗… 神戸に敗れ11戦勝ちなし 喜田主将が意地のミドルも実らず – スポニチ Sponichi Annex サッカー
J1最下位に沈む横浜F・マリノスがクラブワースト記録を更新する7連敗を喫した。ホームで昨季王者の神戸に敗れ、11戦勝ちなしもワースト記録更新。0―1の前半43分に主将のMF喜田拓也(30)がミドルシュートを放ち、チーム4戦ぶりの得点こそ挙げたが、白星は遠かった。
横浜Mは戦い方に変化を加えたが、連敗脱出できなかった。これまでのビルドアップとボール保持スタイルではなく、この日は相手の背後スペースを狙い、裏へ蹴る戦術を披露。GK飯倉は序盤から前線へロングフィードを多用した。
だが、前半19分に自陣右サイドで隙を突かれ、最後は相手FWエリキに先制弾を奪われた。同28分にはFW宮市が太もも裏を痛め途中交代するアクシデントにも見舞われた。同43分に喜田がミドルシュートで同点弾を放つも、1―1の後半6分に相手FW大迫にネットを揺らされて失点。その後もゴールを狙ったが、勝ち点1すら遠かった。がっくりとうなだれる選手を鼓舞するかのように、しばらくの間、チャント(応援歌)がスタジアムに響き続けた。
3戦連続複数失点を喫し、守備を立て直すことができず。93年のJリーグ創設から降格が一度もない名門が、まだ長いトンネルを抜け出せない。
▼横浜・キスノーボ監督 選手は素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた。悔しい2失点はあるが、選手はすべて出し切ってくれた。正直、中3日の戦いで、昨日ようやく練習をきちんとできたところはある。それでも選手の戦いを誇りに思う。前半の早い時間には得点のチャンスを多く作れた。
横浜M、止まらない負の連鎖…宮市が右太腿裏肉離れ「情けない」 – スポニチ Sponichi Annex サッカー
J1最下位に沈む横浜F・マリノスは負の連鎖が止まらない。神戸に1―2で敗れ、7連敗と11戦勝ちなしはいずれもクラブワースト記録更新。さらにFW宮市亮(32)が負傷退場し、右太腿裏肉離れとなった。
宮市にアクシデントが襲った。左ウイングで先発し、スプリントで攻撃を活性化。だが、前半25分に左サイドでクロスを上げた直後、右太腿裏を痛めた様子を見せながら倒れ込んだ。すぐに自らベンチへ交代を要求し、担架で運ばれてFW井上と交代。好機を演出していただけに無念の負傷交代となった。
試合後は足を引きずりながらも自力で取材エリアまで歩き「右太腿裏の肉離れ。踏ん張った瞬間に(負傷した)」と説明。悔しい思いを「情けない」と率直に語った。
チームはこれまでのボール保持重視のつなぐスタイルではなく、この日は相手の背後へボールを蹴る戦術に変更。序盤にGK飯倉のロングフィードから宮市がシュートにつなげるなど「ピッチの中でもベクトルが同じ方向に向いていた」と手応えをつかんだだけに悔しさをにじませた。
チームは苦しい状況が続いている。宮市は現状を受け止めつつ「しっかりリハビリして戻ってくる」と語った。
横浜M “今月のノルマ”3勝未達でも…キスノーボ監督「今夜の試合は今シーズンのベスト」 – スポニチ Sponichi Annex サッカー
J1最下位に沈む横浜F・マリノスがクラブワースト記録を更新する7連敗を喫した。ホームで昨季王者の神戸を迎えるも1―2で敗れ、11戦勝ちなしもワースト記録更新。ロングボール多用や相手の背後スペースを狙う新戦術を披露したが、実らなかった。
パトリック・キスノーボ監督(44)は試合後会見で手応えを口にした。これまでのボール保持重視のつなぐスタイルではなく、相手の背後へボールを蹴る戦術に変更。「結果はついてこなかったが、自分が見る限り、今夜の試合は今シーズンのベスト。前半にもう1点取れるチャンスもつくったし、プレスも以前よりはアグレッシブさが見られた」。新戦術における収穫を強調した。
“今月のノルマ”は達成できないことが決まった。西野努スポーティングダイレクター(SD、54)は、過密日程で臨む今月計6試合を「ホーム4試合全勝、ミニマムでも3勝」と具体的に示していたが、ホーム2試合を残して1勝も挙げられてない。
3試合連続複数失点で守備面が立て直せなかった。今後は新戦術を浸透させていく。「選手たちは全てを出し切ってくれている。修正して次の試合へ臨む」と指揮官。次戦は中3日でホームに首位・鹿島を迎える。
ニッカンスポーツ
【横浜】ついにクラブワースト7連敗…神戸大迫に決勝点奪われ1-2、宮市負傷交代も響く – J1 : 日刊スポーツ
最下位の横浜F・マリノスがヴィッセル神戸に1-2と敗れ、ついにクラブワースト記録となる7連敗を喫した。
これまでは2008年の6連敗が最長だったが、17年ぶりに更新。3月16日のG大阪戦(2-0)を最後に11試合未勝利となり、2カ月以上も長いトンネルにはまっている。
苦境を打開するため、横浜はリスクを背負って前へと出た。両サイドバックが高い位置を取り、攻撃の枚数を増やした。左ウイングのFW宮市は快足を生かして果敢に縦突破を繰り返した。立ち上がりから気合十分だった。
しかし百戦錬磨の王者、神戸に一瞬のスキを突かれた。前半19分、MF扇原がエリア内へ浮き球パス。エリキに巧みなコントロールから左足でゴールを奪われた。
そこへアクシデントが重なる。前半24分、DFウォルシュのインターセプトを起点にMF山根が素早く左前方の宮市へスルーパス。鋭いドリブルからシュートを放った際、右ハムストリングを痛めた。試合開始から何度もスプリントを繰り返していたことも影響した。自らバツ印をベンチに向けて送り、担架で運び出された。切れ味鋭いプレーを披露していた槍を1点ビハインドという状況で失った。
重くなりそうな空気を一掃したのは主将のMF喜田だった。前半43分、ショートCKから山根が喜田の足もとへパス。ゴールまで25メートルほどの位置。喜田はゴール前の状況を瞬時に見極め、右足を鋭く振った。無回転となった弾丸ミドルはゴール左角上へ鮮やかに突き刺さった。魂の一撃。1-1の振り出しに戻した。
次の1点が勝負の行方を左右する。そんな状況の中で神戸の絶対エース、大迫に勝ち越し点を許した。
後半6分、神戸は左サイドからのFK。扇原がファーサイドへ高いボールを送ると、待ち構えた大迫が頭で合わせる超絶のコントロールシュート。フワリと浮いたボールはGK飯倉の伸ばした手の先を越えてゴールに飛び込んだ。大迫は2試合連続のゴール。再び1点のビハインドとなった。
その後、挽回しようと懸命にボールを追うが、経験値の高い選手が揃う神戸の老獪な攻守に押し込まれた。ゴール裏のサポーターが懸命に歌い続け、チームの背中を押す。それでも攻めあぐねる場面が増え、膠着(こうちゃく)した状況を打破できない。時間だけ過ぎていく。追加タイムは8分あったが1点がどこまでも遠い。そして無情のホイッスルが鳴り響いた。
ホーランド前監督から引き継いだキスノーボ監督は代行指揮も含めて5戦全敗。25日の次節(日産ス)は、7連勝中の首位・鹿島が相手となる。93年のJリーグ初年度から参加する「オリジナル10」でJ2降格がないのは鹿島と横浜だけだが、今季は既に両者の勝ち点差は29も開いており、明暗がくっきりと分かれている。
攻撃の突破口となるべく宮市の負傷離脱もチームに暗い影を落とす中、今の横浜には一筋の光が見えてこない。【佐藤隆志】
【横浜】クラブワースト7連敗 サポーター拍手も「俺たちは大丈夫じゃない」非情なコントラスト – J1 : 日刊スポーツ
最下位の横浜が神戸に1-2と敗れ、ついにクラブワースト記録となる7連敗を喫した。08年の6連敗を17年ぶりに更新。3月16日のG大阪戦(2-0)を最後に11試合未勝利となり、2カ月以上も長いトンネルにはまっている。川崎Fと浦和は2-2で引き分けた。
横浜には途方もなく1点が遠かった。老かいな神戸の前に攻めあぐねたまま終了のホイッスルを聞いた。1-2。歯がゆさをのみ込み、ホームサポーターは拍手を送った。ふがいない表情を浮かべる選手たちとのコントラストは非情だ。キスノーボ監督は「悔しい2失点だが、素晴らしいパフォーマンスを見せた選手たちを誇りに思う」。現状とはかけ離れた言葉だった。
不運も響いた。立ち上がりから左ウイングとして積極果敢な仕掛けを繰り返した宮市は前半28分、右ハムストリングを痛めて担架で運ばれた。試合後は気丈に「こんなところで負傷してしまい、情けなく思う」。鋭い突破で攻撃の急先鋒(せんぽう)となっていただけに、悔しさが言葉ににじんでいた。
苦境を打開するべく、リスクを背負って前へ出た。不安定なビルドアップを捨て、両サイドバックが高い位置を取り、縦へのベクトルを合わせて勝利を目指した。しかし百戦錬磨の王者、神戸は一枚上手だった。MF喜田主将の弾丸ミドルで前半のうちに追いついたまでは良かった。しかし次の1点が勝負を左右する中、後半6分にマークすべき大迫に決められた。
チーム最年長38歳GK飯倉は現状をこう説明する。「他のチームからも大丈夫?って聞かれるけど、大丈夫じゃないからここにいる。かぜをひいて熱があるのに、熱がないって言い張っているようなもの。俺たちは大丈夫じゃない。1人1人が責任を持って判断し、逃げずにやることが何かを変えるきっかけになる」。
25日の次節は7連勝中の首位・鹿島が相手。93年のJリーグ初年度から参加する「オリジナル10」でJ2降格がないのは両チームだけだが、その勝ち点差は29。明暗がくっきり分かれている。7連敗に飯倉は「まだプレーが軽い」。臆病にならず、目の前の相手に勝っていくことがトンネルから抜け出す唯一の方策か。だが現状は一筋の光が見えてこない。【佐藤隆志】
【横浜】宮市亮、エンジン全開からの痛恨…右ハムストリング肉離れに「自分の弱さ、情けなさ」 – J1 : 日刊スポーツ
横浜F・マリノスがヴィッセル神戸に1-2と敗れクラブワーストとなる7連敗を喫した中、左ウイングで出場したFW宮市亮(32)は水を得た魚のように光っていた。
苦境を脱するため、チームはこれまでの戦い方を見直し、前方へシンプルに蹴り出す形を取った。GKからのビルドアップは捨て、ゴールキックはすべて前方へ蹴り出した。
前半2分に飯倉のロングキックを神戸DF山川が目測を誤り、背後へ流れたボールを宮市が独走で持ち込み左足シュート。角度がなく、ボールは脇のサイドネットにかかったが、狙いが出た場面だった。
その後も果敢なスプリントとドリブルでチャンスを作った。それだけに前半29分にシュートに持ち込んだ際に右ハムストリングを痛めたのは、自身のみならずチームにとっても痛手となった。担架でピッチを下がることになった。
試合後、宮市は「ピッチの中でみんなのベクトルが同じだと感じられた。この戦い方をベースにして続けていくべきだと思う」と手応えを口にした。
前半はシュート数で9-4と上回り、横浜は多くの好機をつくっていた。それだけに負傷退場が結果に影響した部分はあっただろう。
「自分が出るからにはスプリントが求められるし、そこを出して何かを変えたかったし、勝ち点3を取りたかった。こうやってケガをしてしまうのが自分の弱さだし、情けなさだと思う。もう1回立ち上がって、前を向いてやりたい」
右太もも裏の肉離れで中3日で迎える次節の鹿島戦はもちろん、6月の試合出場も不透明な状況だ。「情けなさは残りますけど、しっかりリハビリして戻ってきたい」と前を向いた。
サンケイスポーツ
またも勝てず…J1横浜Mがクラブワーストの7連敗 攻撃的な姿勢を見せるもMF宮市の負傷などアクシデント響く – サンスポ
明治安田J1第13節(21日、横浜M1―2神戸、日産ス)横浜Mはホームで神戸に1―2で敗れて、クラブワースト記録となる7連敗となった。11試合白星もなく、リーグ最下位で、1993年のJリーグ開幕以来、鹿島とともに一度もJ2降格がない名門が苦しい状況を止められない。
17日の京都戦からは先発3人を変更。FW植中、FW宮市が2試合ぶりにスタメンに名を連ね、同戦で負傷交代したDF諏訪間に代わってDF松原がCBに入った。攻撃も後ろでパスを繋いでいくのではなく、前線に積極的にロングボールを入れて、宮市のスピードを生かすような戦術で挑んだ。
何度もチャンスは作ったがクロスバーに阻まれるなどして得点を取れずにいると、前半17分にペナルティーエリア内でのスルーパスに反応した神戸FWエリキに得点を決められて失点。同28分には何度もスプリントをみせていたMF宮市が太もも裏付近を気にして負傷交代と負の連鎖が続いた。それでも同43分にMF喜田がミドルシュートを決めて1―1で前半を折り返した。
後半も前線から果敢にプレスをかけて主導権を握りたかったが、1―1の後半6分に左FKからFW大迫に頭で決められて2失点目。その後は横浜Mが猛攻をしかけたが、追いつくことはできなかった。
J1横浜Mがクラブワーストの7連敗…試合後はサポーターから応援歌と拍手で鼓舞する声が目立つ – サンスポ
明治安田J1第13節第(21日、横浜M1―2神戸、日産ス)横浜Mはホームで神戸に1―2で敗れて、クラブワースト記録となる7連敗となった。11試合白星もなく、リーグ最下位で、1993年のJリーグ開幕以来、鹿島とともに一度もJ2降格がない名門が苦しい状況を止められない。
17日の京都戦では試合後にサポーターからブーイングの嵐を受けたが、この日は4試合ぶりの得点を見せるなど攻撃的に立ち向かった姿があり、ゴール裏のあいさつに向かうと応援歌で鼓舞されて、拍手が多くあった。
J1横浜M、クラブワースト7連敗11戦勝ちなし – サンスポ
明治安田J1第13節第(21日、横浜M1―2神戸、日産ス)最下位の横浜Mが神戸に1―2で敗れ、クラブワーストとなる7連敗を喫した。前半43分にMF喜田拓也(30)の得点で追い付いたが、後半6分にFW大迫勇也(35)に決勝ゴールを許した。勝ち点8のままで、2連勝の神戸は勝ち点27とした。浦和は川崎と2―2で引き分け。勝ち点は浦和が30、川崎は25。
暗いトンネルを抜け出せない。横浜Mは4月12日の福岡戦から7連敗。2008年のクラブワースト記録を更新し、同一シーズンでの11戦勝ちなしもクラブワーストとなった。
「今は結果以外いらないと分かっている。今日だけに限らず、今の状況を変えたかった。クラブを救いたい一心だった」
リーグ最速の10敗目。主将のMF喜田は悔しさを押し殺した。
この試合では、DFラインから細かいパスを繋いでいく戦術から、ロングパスを多用して前で勝負するスタイルに変更。スピードを生かした攻撃で好機を作ったが、その中心だったMF宮市が0―1の前半28分に右太もも裏を負傷して交代。MF喜田のゴールで一時同点としたが、後半6分に勝ち越し点を許した。
1993年のJリーグ開幕以来、鹿島とともに一度もJ2降格がない名門が窮地に立たされている。今季は元イングランド代表ヘッドコーチのホーランド監督を迎えてスタートするも、成績不振で4月18日に解任。代わりにキスノーボ・ヘッドコーチが監督に就任したが、悪い流れは止められない。17日の京都戦後にはサポーターから大ブーイングが起こり、クラブ公式サイトに中山昭宏社長名義で謝罪と今後に向けた声明文を掲載した。
シーズンはまだ折り返しにも達していないが、初のJ2降格の危機に立たされている。「暗闇の中にいるけど、前向きでポジティブな動きはあった」と喜田。次は25日の首位・鹿島戦(日産ス)。名門対決で意地を見せる。(森祥太郎)
J1横浜M・宮市亮「こうやってけがをしてしまうのが自分の弱さ」前半28分に右太もも裏の肉離れで負傷交代 – サンスポ
明治安田J1第13節(21日、横浜M1―2神戸、日産ス)横浜Mはホームで神戸に1―2で敗戦。2008年のクラブワースト記録を更新する7連敗となり、同一シーズンでの11戦勝ちなしもクラブワーストとなった。
前半28分にMF宮市亮(32)が右太もも裏の肉離れで負傷交代。前線に積極的にロングボールを入れる新たなスタイルで中心を担っていたが、まさかのアクシデントに見舞われた。
試合後に取材に応じた宮市は「自分が出るからにはスプリントが求められるし、そこを出して何かを変えたかったし、勝ち点3を取りたかった」と悔しさをにじませた。そして「こうやってけがをしてしまうのが自分の弱さだし、情けなさ。でも、もう1回立ち上がって、前を向いてやっていきたい」と誓った。
スポーツ報知
横浜FMクラブ史上初の7連敗…神戸に1―2敗戦で悪夢の11戦未勝利で16試合でわずか1勝 – スポーツ報知
横浜FMがホームで神戸と対戦し、1―2で敗れた。
17日に京都に0―3で敗れ、現在2008年のクラブワーストに並ぶ6連敗・10戦未勝利。今季わずか1勝で最下位と低迷が続く中、中3日で今節はリーグ2連覇中の神戸と対戦する。
今季初勝利を挙げた3月16日のG大阪戦(2〇0)以来となる勝利へ、京都戦から先発の入れ替えは3人でDF松原、MF植中、FW宮市が名を連ねた。
連敗脱出へ戦い方を変えた。開幕から、自陣からボールをつなぐことに固執していたが、この日はGK飯倉はゴールキックでロングキックを選択。自陣でボールを失うリスクを極力減らし、シンプルな攻撃でゴール前に迫った。割り切ったことで迷いは消え、左ウィングの宮市のスピードを生かした攻撃を見せる。前半12分には高い位置でのボール奪取からのショートカウンターでMF植中が右足シュート。GK前川にはじかれたものの、このプレーで獲得したCKの流れからDF永戸が豪快な左足シュート。惜しくもバーにはじかれたものの、チャンスを作る。
しかし、一瞬の隙を突かれた。前半19分。神戸のFWエリキに左足シュートを決められて先制点を許した。
それでも、前半23分にはMF山根が惜しいミドルシュートを放つなど、いい流れだったが、前半28分にFW宮市が負傷交代を余儀なくされた。アクシデントに見舞われたものの、横浜FMの戦う姿勢は強くなる。すると、前半43分に主将のMF喜田が豪快な右足のミドルシュートをゴール左へ決めて、リーグ4戦ぶりのゴールで同点に追いつき、前半を1―1で折り返した。
しかし、後半6分に神戸FW大迫にヘディングシュートで勝ち越し点を奪われて再び追いかける展開に。その後は必死にゴールに迫ったが、ゴールは遠く、これでクラブワーストの7連敗&11戦未勝利となった。
横浜FM宮市亮 右太もも裏負傷で交代「肉離れです。情けないです」…クラブワースト7連敗のチームに大打撃 – スポーツ報知
横浜FMのFW宮市亮がアクシデントに見舞われた。
左ウィングで先発し、立ち上がりから再三スピードを生かした攻撃でチームを活性化させていたが、前半25分に左サイドでクロスを上げた直後に倒れ込み、自ら交代を要求。立ち上がりから何本もスプリントを続けてチャンスメイクをしていたが、右太もも裏を痛めて、担架で運ばれて井上と交代となった。
試合後のミックスゾーンで取材に応じた宮市は自らの口で「肉離れです。情けないです。踏ん張った瞬間にいっちゃいましたね…。勝ち点3を取りたかったですけど、こうしてまたけがをしてしまう所が自分の弱さ。スプリントを何本も何本も繰り返してチームに貢献していかないと何かを得られない。自分自身に情けなさは残りますけど、もう1回立ち上がってまた前を向いてやっていきたい」と悔しさをにじませた。
それでも、チームの戦い方には「ピッチの中でもみんなベクトルが同じ方向に向いているなというのはすごくやっていて感じた。失点されてもまだいけるだろというのはあった。けがする前の時間でしたけど、この戦いをベースにやっていくべきだと思いました」と話した。
横浜FM、神戸に1―2敗戦でクラブ初の7連敗&11戦未勝利…キスノーボ監督「素晴らしいパフォーマンスを選手は見せてくれた」 – スポーツ報知
横浜FMがホームで神戸に1―2で敗れ、クラブ初の7連敗を喫した。
連敗脱出へ戦い方をがらりと変え、この日は自陣からボールをつながず、GK飯倉はゴールキックでロングボールを選択。自陣でボールを失うリスクを極力減らし、シンプルな攻撃でゴール前に迫った。割り切ったことで迷いは消え、左ウィングの宮市のスピードを生かした攻撃を見せる。前半12分には高い位置でのボール奪取からのショートカウンターでMF植中が右足シュート。GK前川にはじかれたものの、このプレーで獲得したCKの流れからDF永戸が豪快な左足シュート。惜しくもバーにはじかれたものの、チャンスを作る。
しかし、前半19分に一瞬の隙を突かれ、神戸のFWエリキに左足シュートを決められて先制点を許し、前半28分にFW宮市が右太もも裏を痛めて負傷交代を余儀なくされるアクシデントにも見舞われた。
前半43分に主将のMF喜田が豪快な右足のミドルシュートをゴール左へ決めて、リーグ4戦ぶりのゴールで同点に追いつき、前半を1―1で折り返したが、後半6分に神戸FW大迫にヘディングシュートで勝ち越し点を奪われる。この1点が重くのしかかり、クラブワーストの7連敗&11戦未勝利となった。試合後のインタビューでキスノーボ監督は「素晴らしいパフォーマンスを選手は見せてくれた。悔しい2失点はありましたが、それ以上に選手たちは、しっかりやれることを全てを出し切ってくれたと思いますし、この中3日で全てのことはなかなか難しい。昨日ようやく全体で練習を出来たくらいですから。それでも選手たちの戦い方は誇りに思いますし、前半の最初の方で得点をすぐに取れるチャンスは作れましたし、そういう部分でも誇りに思います」と話した。
J2降格なしの名門・横浜FMが大ピンチ クラブワースト7連敗で11戦勝ちなし…残留圏も遠い勝ち点10差 – スポーツ報知
2試合が行われ、横浜FMが神戸に1―2で敗れ、クラブワーストの7連敗で11戦未勝利となった。0―1の前半43分に主将MF喜田拓也(30)がチーム4戦ぶりの得点となる同点弾を決めるも、後半6分に神戸FW大迫勇也(35)に決勝点を献上。1993年のJリーグ開幕から鹿島とともにJ2に一度も降格したことのない名門が、さらに窮地に追い込まれた。
死力を尽くしても、勝利は遠かった。7連敗と、同一シーズンでの11戦勝ちなしは、ともに単独でクラブワースト。選手はぼう然と立ち尽くし、表情を失った。キスノーボ監督(44)が「素晴らしいパフォーマンスを選手は見せてくれた」と振り返ったように、ポジティブな変化はピッチ上で示したが、何よりも必要だった勝ち点は上積みできなかった。
負の連鎖が止まらない。勝ち点を重ねていくために、戦い方をがらりと転換。開幕から前試合まではゴールキックから自陣でボールをつなぐことを選択していたが、この日は立ち上がりからGK飯倉はロングボールを蹴った。自陣でボールを失うリスクを極力減らし、シンプルに前線へ配球。そのサッカーで左ウィングのFW宮市のスピードが攻撃の生命線になっていた。
しかし、宮市が前半28分に右太もも裏を痛めて負傷交代のアクシデントに見舞われた。「肉離れです。情けないです。勝ち点3を取りたかったですけど、こうしてけがをしてしまうところが自分の弱さ」と宮市。前試合でのDF諏訪間の負傷交代に続く前半のアクシデント。DFキニョーネス、MFジャンら主力に故障者が続出している現状も追い打ちをかけている。
負の連鎖を断ち切ろうと前半43分に主将MF喜田がチーム4戦ぶりの得点となる豪快ミドルで同点に追いつくも後半6分、神戸FW大迫の勝ち越し点が重くのしかかった。リーグ優勝5回の名門がプライドをかなぐり捨て、「J1残留」を明確な目標に設定して臨んだ最初の試合。勝てば勢いがつく試合を落とし、5月の6試合が始まる前に、強化担当責任者の西野SDが掲げた「5割以上」の目標も達成できず。11戦未勝利でJ1残留圏内の17位・横浜FCまで勝ち点差は「10」。今までJ2降格したことのない名門が危機的状況に陥っている。(後藤 亮太)
サッカーダイジェスト
最下位マリノスの苦難は続く。泥沼の7連敗、11戦未勝利に。元横浜FMコンビ&大迫弾に屈し、神戸に1-2で敗れる | サッカーダイジェストWeb
— キャプテン喜田のゴラッソで一度は追いつくも…
5月21日に開催されたJ1第13節で、最下位に沈む横浜F・マリノスと8位のヴィッセル神戸が、前者のホーム日産スタジアムで対戦した。
開始2分、6連敗中で10戦未勝利の横浜FMにいきなり絶好機が到来。GK飯倉大樹のロングキックに反応した宮市亮が一気に裏に抜け出すが、ペナルティエリア左で放ったシュートは枠の外へ飛んでしまう。
さらに13分には、永戸勝也が抑えの利いた鋭いボレーシュートを放つも、惜しくもクロスバーを叩く。
迎えた19分、神戸が元マリノスコンビの連係で先制点を奪う。扇原貴宏からのパスをペナルティエリア内で上手く収めたエリキが押し込んだ。
横浜FMは失点直後に痛いアクシデント。立ち上がりから存在感を示していた宮市が負傷し、交代を余儀なくされてしまう。
暗雲が漂うも、43分にショートコーナーから、キャプテンの喜田拓也が渾身のミドルシュートを突き刺し、前半のうちに同点に追いつく。
ただ後半に入って51分、扇原が蹴ったFKから大迫勇也がヘッドで叩き込み、2連覇中の王者が再び一歩前に出る。
その後、なんとか連敗を止めたい横浜FMは、平日にもかかわらずゴール裏をびっしり埋めたホームサポーターの大声援を背に、必死に反撃を目ざす。だが、思うようにチャンスを作れず、このまま1-2でタイムアップの笛を聞いた。
接戦を制した神戸が2連勝を果たした一方、横浜FMの連敗は7に伸び、11戦未勝利となった。今まで一度もJ2に落ちたことがない名門の苦難の日々は続く。
昨季王者に奮闘も勝てない横浜FM。宮市負傷交代、クラブワーストの7連敗など負の連鎖を断ち切れず | サッカーダイジェストWeb
— ホームで神戸に1-2と敗戦
2025年5月21日、横浜F・マリノスが日産スタジアムで昨季J1王者のヴィッセル神戸と対戦した。ホーム4連戦の3戦目、直近の2試合は柏レイソルに0−2(5月14日)、京都サンガF.C.には0−3(5月17日)といずれも完封負けをしているので、絶対に白星を掴みたい一戦だった。
今季ここまでリーグ戦では1勝5分9敗の最下位、さらに週末の25日に首位の鹿島アントラーズとのホームゲームが控えている点を考えれば、神戸戦で負けるわけにはいかなかった。
そんな横浜FMはいきなり2分にビッグチャンスを掴む。GK飯倉大樹のフィードに反応した宮市亮が持ち前のスピードを生かして抜け出すと、GKと1対1になった。惜しくもゴールにならなかったが、横浜FMの気迫を感じさせるシーンだった。
その後も植中朝日や永戸勝也も決定的なシュートを放つも、肝心の得点が奪えない。すると、19分に一瞬の隙を突かれて、エリキにゴールを決められる。追い打ちをかけるかのように、24分、好調に見えた宮市が足を痛めて負傷交代を余儀なくされた。
喜田拓也のスーパーミドルで一旦は同点に追いつくも、51分、セットプレーから大迫勇也にヘッド弾を叩き込まれて再びリードされる展開になる。決して悪いパフォーマンスではないのに、チャンスを活かせずあっさりと失点してしまった。
試合序盤はペースを握り、先制されてもサイドアタックを軸に神戸にプレッシャーをかける。喜田の魂の一撃で勢いに乗るかと思いきや、後半にリズムを崩して結局は1−2で敗れた。
神戸相手に奮闘も勝てない横浜FM。宮市負傷交代、クラブワーストの7連敗、11戦未勝利と負の連鎖を断ち切れなかった。次節の鹿島アントラーズ戦でこそ勝利を収めたい。
「悔しい2失点はありましたが、それ以上に…」マリノス指揮官はクラブワースト7連敗後に何を語ったか。ファンの声援に感謝の気持ち | サッカーダイジェストWeb
— 「みなさんの後押しがなければ戦えていません」
J1で最下位に沈む横浜F・マリノスは5月21日、延期分の第13節でヴィッセル神戸とホームで対戦した。
19分に失点し、43分に喜田拓也のミドル弾で試合を振り出しに戻す。だが51分に再びリードを奪われ、1-2で敗れた。クラブワーストの7連敗。そして11戦勝ちなしだ。
試合後のフラッシュインタビューで、パトリック・キスノーボ監督は「素晴らしいパフォーマンスを選手たちは見せてくれました」とチームの戦いぶりを称える。
「本当に悔しい2失点はありましたが、それ以上に選手たちはしっかりやれることをすべて出し切ってくれたと思います。この中3日のなかですべてのところは、なかなか難しいです。正直、昨日ようやく練習をちゃんと全体でできたぐらいですから。それでも、本当に選手たちの戦い方を誇りに思いますし、前半の最初のほうで得点をすぐに取れるチャンスも作れました」
最後まで諦めずに戦い抜いた。結果は出せなかったが、タイムアップ後もスタンドではチャントが響いた。
「この難しい状況のなかではありますが、ここに来てくださっているファン・サポーターたちの後押しは、本当に素晴らしいものがあります。この日本のなかでも他にはないぐらいの応援をしてくれます」
そう話す指揮官は「いろんな部分を変えていかなければいけないなかで、自分たちは突き進んでいますが、みなさんの後押しがなければ、我々も今日まで戦えていません」と話し、「これからも自分たちはしっかり見せていこうと思っていますので、引き続き、よろしくお願いします」と伝えた。
「彼ら彼女らはマリノスに懸けている」「クラブより大切な個人はない」主将が10分間の熱きスピーチ。“史上最大の危機”もブーイングではなくチャントで鼓舞。どう感じたのか | サッカーダイジェストWeb
— 「結果以外いらないことも分かっています。ただ…」
5月21日に開催されたJ1第13節で、最下位に沈む横浜F・マリノスは、8位のヴィッセル神戸と本拠地・日産スタジアムで対戦した。
2連覇中の王者撃破で連敗脱出を目ざすなか、19分に元マリノスのエリキに先制点を許すも、43分に喜田拓也が渾身のミドルシュートで同点弾を奪う。しかし、51分に大迫勇也が勝ち越し点を被弾。1-2で競り負け、連敗は7に伸び、11戦未勝利となった。
試合後のミックスゾーン。1番最後に報道陣の前に姿を見せたのは、喜田だ。
「今日、確かに結果は負けました。そして今は、結果以外いらないことも分かっています」
神妙な面持ちでそう切り出した30歳のキャプテンは、「ただ…」と続ける。
「『中でどう感じましたか?』と聞かれたら、本当にみんなのベクトルが揃っていたし、前向きでポジティブなエネルギーをものすごく感じた。今までと違うような中身、試合だったこともまた事実だと思う。見た皆さんがどう感じるか分からないですけど、中にいた身としてはそう感じました。ただ、それが結果に繋がらなくてもいい理由には全くならない。
もちろん、今結果しかいらないところはあるんですけど、その結果を出すためにどうするかを自分たちクラブとして考えて、みんなで話して、ある意味腹をくくって挑みました。今僕らは暗闇の中にいますけど、光という表現が正しいか分からないですけど、非常に前向きでポジティブなエネルギーは感じました」
【画像】小野伸二や中村憲剛らレジェンドたちが選定した「J歴代ベスト11」を一挙公開!90分を終え、選手がスタンドに挨拶に向かった際、サポーターはブーイングではなく、チャントを浴びせ、熱く鼓舞した。この時、喜田はどう感じたのか。想いを尋ねた。
「もう本当にありがたさしかないですね。僕らは今シーズンを通して悔しい思いしかさせてなくて、嫌気がさしてもおかしくないような状況ではあると思うんですけども、彼ら彼女らはマリノスに懸けているので…例えば、選手やスタッフは長くいるのが難しい世界ですけど、ファン・サポーターの方々は何年、何十年とクラブを愛して支えている人たちが本当に多いので。それを感じられる出来事の1つだったと思うし、それをちゃんと理解して、本当の意味で感じて、自分たちのパワーに変える作業は、今しないといけない。
でも彼らの存在に甘えてはいけないのも間違いない。クラブより大切な個人はないですし、クラブで何が1番大切かっていうと、ファン・サポーターの皆さんの存在だと思うので、そこは絶対に外しちゃいけない。何を見せられるかっていうと、勝つ姿や戦う姿は見せないといけないと思うので、小さい光でもいいし、這いつくばってでもいいので、全員で這い上がっていくしかないと思います」
5月25日に戦う次の相手は、首位に立つ鹿島アントラーズ。J2降格経験がない者同士による伝統の一戦だ。喜田は「あんまり相手に対してどうこうはないですけど、本当に素晴らしい相手ですし、今首位で圧倒的な力を示しているので、そういう相手とこのタイミングでやるのは、もちろん意味を持つし、そういう見られ方もすると思う。それは理解しています」と伝えたうえで、不退転の覚悟をこう示した。
「自分たちがこういう究極の状況に置かれて思うのは、『戦っているのは自分たちだけじゃない』ということ。今、自分たちは苦しくてもがいてるけど、このクラブに関わってきた人、先輩たちが数えきれないぐらいいて、その人たちが人生を懸けて繋いできた歴史や伝統があって今がある。このクラブにはそういう人たちがたくさんいて、そういう人たちも同じく苦しんで戦ってくれているのを忘れずに、それを本当の意味で理解しないといけない。
『このクラブはそういうクラブなんだ』と本当に理解して、エネルギーに変えて。連戦で、こういう状況で、選手たち、スタッフは心身ともに多分ギリギリの状態でやってるけど、奮い立たせて、鞭打って、全てはこのクラブのためにやらないといけない。それに尽きると思います」
10分の熱い取材対応は、宣言であり、スピーチでもあった。“史上最大の危機”を必ず乗り越える――。アカデミーからマリノス一筋でトリコロールの重みを誰よりも知る男の目は、死んでいない。むしろ、燃えている。
取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)
「マリノスらしくなくなっちゃってる」日産スタ凱旋で2Aの神戸33歳、泥沼最下位の古巣に寂しさ「みんな伸び伸びプレーしてない」 | サッカーダイジェストWeb
— 「前在籍していた身からすると寂しい」
5月21日に開催されたJ1第13節で、8位のヴィッセル神戸は、最下位に沈む横浜F・マリノスと敵地で対戦。19分にエリキが先制点を奪った後、43分に喜田拓也に同点弾を浴びるも、51分に大迫勇也が勝ち越し点を挙げ、2-1で接戦をモノにした。
エリキと大迫の得点は扇原貴宏の左足から生まれたもの。33歳のレフティは見事な2アシストで勝利の立役者となったものの、あくまで「チームメイトのおかげ」と強調した。
「1点目はちょっと無理やりじゃないけど、エリキがちょっとだけ見えたので(パスを出した)。雑になったかもしれないけど、エリキのところにとりあえず届けたいというか。そしたらエリキが頑張って足を伸ばして、良い感じでトラップしてくれたので、エリキの身体能力のおかげかな。
2点目はしっかりと自分の間合いで、良いポイントで蹴れたと思うけど、あれもサコ君のジャンプのタイミングやヘディングの技術の高さのおかげなので、本当に味方に感謝したい」
扇原は2017年から21年までトリコロールのユニホームを身にまといプレーした。「やっぱりマリノス相手には特別な気持ちがある」ようだ。
「古巣相手に2アシストして勝利に貢献できて、マリノスのサポーターの皆さんの前で少しは成長した姿を見せられたと思う。僕は僕自身でまだまだ頑張り続けたいし、マリノスのみんなにも刺激を与えられるような存在ではいたい」
マリノスは一度も降格経験がない屈指の名門だが、神戸に敗れて7連敗、11戦未勝利となった。扇原からしてみても、この状況には思うところがある。
「やっぱりサッカーってメンタルが大事なんだなって、改めて対戦していて思う。マリノスらしくなくなっちゃってるのがちょっとショックというか。今までアタッキングフットボールで、Jリーグでは唯一無二のサッカーをしていたチームだったので。
今日やっていてもみんな伸び伸びプレーしてないなと。もちろん順位が順位で、勝点を1でも拾っていかないといけないという…僕も残留争いの経験があるけど、本当にすごい重圧なので、そういう重圧から来る変化もあるだろうけど、そういうところの変化はちょっと、前在籍していた身からすると寂しい」
神戸と横浜FMは8月30日に、舞台をノエビアスタジアム神戸に移して再戦する。その時、両者の順位は一体どうなっているだろうか。
取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)
ゲキサカ
最下位・横浜FM、クラブ史上初の泥沼7連敗…喜田“無回転”ミドル弾で4戦ぶり得点も神戸MF扇原2アシストに屈す | ゲキサカ
J1リーグは21日、第13節延期分を行い、横浜F・マリノスがヴィッセル神戸に1-2で敗れた。最下位に沈む横浜FMはクラブ史上初のリーグ戦7連敗。1試合消化の少ない状況ながらJ1残留圏17位との勝ち点差は10となった。一方の神戸は2017〜21年に横浜FMに所属していたMF扇原貴宏が2アシストと躍動し、連勝を果たした。
両チームがAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)に出場していたため、延期されていたJ1第13節。10試合勝ちのない横浜FMは前節・京都戦(●0-3)から先発3人を入れ替え、DF松原健、FW植中朝日、FW宮市亮が先発した。対する神戸は前節・G大阪戦(◯3-2)と同じ11人を起用した。[スタメン&布陣]
試合は開始2分、横浜FMが先に決定機を迎えた。GK飯倉大樹のパントキックが最終ライン裏に送り出されると、スピードを活かした宮市が左足ボレーシュート。だが、左に外れる。一方の神戸は前半7分、扇原のFKにDF山川哲史がダイビングヘッドで合わせるも枠外。さらに同8分、右サイドに開いたMF井手口陽介のクロスをFWエリキが頭で合わせたが、これも右に外れた。
対する横浜FMは前半12分、ウォルシュが高い位置でボールを奪い、宮市がさらに縦につなぐと、植中が相手DFをいなして右足一閃。だが、これはGK前川黛也のスーパーセーブに阻まれる。直後の右CKをFWヤン・マテウスが入れると、こぼれ球がペナルティエリア外へ。DF永戸勝也がボレーで狙ったが、クロスバーを叩いた。
そうして迎えた前半19分、神戸が試合を動かした。DF本多勇喜のロングスローを起点に深い位置まで攻め込むと、波状攻撃から扇原がこぼれ球を拾って浮き球のスルーパス。これをエリキがエリア内で巧みに収めると、ループシュートをゴール右隅に決めた。横浜FMの選手はオフサイドを主張したが、永戸がラインを上げ切れていなかった。
反撃に出たい横浜FMは前半23分、立ち上がりから再三狙っていた左サイド裏を宮市がまたも攻め込み、クロスを植中が収めると、落としたパスにMF山根陸がミドルシュート。だが、枠を捉えられない。同25分、横浜FMはまたも左サイドを突破した宮市が右太ももを痛め、交代を要求。同27分、MF井上健太が投入された。
そうして迎えた前半43分、横浜FMが追いついた。井上のヘディングシュートで獲得した右CKをヤン・マテウスがショートパスで出し、DF加藤蓮がつなぐと、ゴール右斜め前約25mの位置で受けた喜田が右足一閃。豪快な無回転ミドルシュートをゴール左隅に突き刺した。喜田は一昨年4月29日の名古屋戦(△1-1)以来2年ぶりの得点。また横浜FMとしても4月20日の浦和戦(●1-3)以来4試合ぶりの得点となった。
そのまま1-1で後半へ。神戸は後半開始時、本多に代わってDF広瀬陸斗を右SBに投入し、DF酒井高徳が左SBに回った。すると同6分、左サイドから扇原がFKを送り込むと、ファーサイドで大迫が反応。完璧なヘディングシュートをゴール左隅に突き刺した。大迫は前節の2ゴールに続く連発で、今季5得点目。扇原は一気に2アシストとなった。
またもビハインドとなった横浜FMは後半9分、山根の浮き球パスに井上が飛び込んだが、ヘディングシュートは枠外。その後はなかなかチャンスを作れない時間が続き、神戸の途中出場FWジェアン・パトリッキにあわやPKというピンチを作られる場面もあった。そのまま試合はタイムアップ。逃げ切った神戸が敵地で勝ち点3を獲得した。
(取材・文 竹内達也)
鬼気迫る奮闘も無念の負傷離脱へ…横浜FM宮市亮「もう一回立ち上がってやっていきたい」 | ゲキサカ
苦境打破のキーマンとして左サイドを疾走したが、前半28分で無念の負傷交代となった。横浜F・マリノスのFW宮市亮は試合後、右太ももの肉離れによる交代だったことを明かし、「自分自身にすごく情けなさは残るけど、またしっかりとリハビリして戻ってきたい」と長期離脱を示唆した。
クラブ史上ワーストタイの6連敗で迎えた神戸戦。宮市は立ち上がりから左サイドの背後を徹底的に狙い続けた。開始2分にはGK飯倉大樹のパントキックに反応し、爆発的なスピードを活かした突破からボレーシュート。これは惜しくも枠を外れたが、その後もスプリントを繰り返し、何度もクロスボールで惜しいチャンスを生み出していた。
ところがその鬼気迫る奮闘が身体への負担をきたした。前半24分、左足クロスで踏ん張った際に右太ももに異変を覚え、すぐにベンチに向かって交代を要求。担架でピッチから運び出され、そのままロッカールームに戻って行った。
試合後、宮市は「自分が出るからにはそこ(スプリント)を求められているし、そこを出して何かを変えたかったし、勝ち点3を取りたかった」と勝利への思いを吐露し、「こうしてまたケガをしてしまうところが自分の弱さだなと思うし、情けなさだなと思う。でももう一回立ち上がって、前を向いてやっていきたい」と再起を誓った。
ここまでの連敗期間とは異なるチームの戦いぶりに手応えもにじませた。
「ベクトルは前を向いていたし、今季はビルドアップがなかなかうまくいかず、距離感が悪くて取られて、ゴール前に行かれるシーンがあったので、今日はゴールキックは全部前に蹴って競ってセカンドボールを回収しようという狙いでやっていてみんなそれを愚直にやっていたと思う」
「後半はちょっと治療をしていて見ることができなかったけど、前半の僕が出ている時はそういう戦いができていた。みんなが前を向いて、セカンドボールを拾った時、前に前にという意識があった。これは続けていくべきだと思う」。まずはピッチ外からチームを支え、元気な姿で帰ってくることを期待したい。
(取材・文 竹内達也)
横浜FM喜田拓也「クラブを救いたい一心」の無回転ミドル弾も史上初7連敗「全員で這い上がっていくしかない」 | ゲキサカ
クラブ史上ワースト6連敗でこの一戦に臨んだ横浜F・マリノスは、前半19分の失点でまたしても窮地に立たされたが、キャプテンの一振りが流れを変えた。同43分、FWヤン・マテウスのショートCKをDF加藤蓮がつなぐと、主将のMF喜田拓也がゴール右斜め前から右足一閃。豪快な無回転シュートをゴール左上隅に突き刺し、同点に追いついた。
喜田にとっては一昨年4月29日の名古屋戦(△1-1)以来2年ぶりの公式戦得点。また横浜FMとしてもAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)準々決勝でアルナスルを相手に決めたMF渡辺皓太の得点以降、帰国後の3試合はいずれもノーゴールに終わっていたため、待ちに待った4試合ぶりのゴールとなった。時勢も役者も完璧。一時は静まりかけていたスタジアムの雰囲気も一気に盛り上がっていった。
「いま自分たちが置かれている状況も相まって、(失点すると)やはりどうしても大なり小なりダメージは食らってしまうという中で、今日も先に失点してしまった。これは今日だけに限らないですけど、どうしても今の状況を変えたかったし、クラブを救いたかったし、その一心だけで(足を)振って行こうと思っていました」。誰よりもクラブを背負い続けてきた男の一振りは紛れもなく、チームに漂う沈滞ムードを打ち砕くものとなった。
しかし、その勢いをもってしても勝利にはつながらなかった。1-1で迎えた後半6分、MF扇原貴宏のFKをFW大迫勇也にヘディングで決められ、再び勝ち越しを許すと、そのまま反撃敵わず敗戦。喜田は「本当にどんな手を使ってでも勝利が欲しいし、クラブに関わる全員がもがいているなかで、どうしても救いたいという思いだったので、その結果として一つゴールというものはわかりやすいけど、でもやっぱり、どうしても結果につなげたかったという思いが出てくる」と静かに受け止めた。
それでもなお、これまでの3試合とは異なる内容に光明は見えた。この日の横浜FMは最近の試合でミスが続いた自陣からのビルドアップを封印し、ゴールキックを敵陣に蹴ったり、中盤からハイボールで相手の最終ライン裏を狙ったりと、シンプルな攻撃を志向。その結果、FW宮市亮の左サイド突破からチャンスにつながる場面がたびたび見られ、明確な攻撃の狙いを持っていることは誰の目にも明らかだった。
そうした狙いについて喜田は“結果第一”の観点から言葉を選びつつも、次のように明かした。
「確かに結果は負けました。いまは結果以外いらないこともわかっています。ただ、中でどう感じたかと聞かれると、本当にみんなのベクトルが揃っていたし、前向きでポジティブなエネルギーをものすごく感じて、今までと違うような中身、試合だったということもまた事実だったと思う。見た皆さんがどう感じるかはわからないけど、中にいた身としてはそう感じました」
「ただ、それが結果につながらなくてもいい理由には全くならない。今は結果しかいらないところはあるんですけど、その結果を出すためにどうするかを自分たちクラブで考えて、みんなで合わせて、ある意味腹を括って挑んだので、そこに対して、いま僕らは暗闇の中にいますが、光という表現が正しいかわからないですけど、前向きでポジティブなエネルギーを感じました」
クラブ史上初の7連敗という結果は重くのしかかった。ただ、チームの変化はサポーターにもしっかりと伝わっていたようで、試合後のスタンドからは前節・京都戦(●0-3)のようなブーイングではなく、拍手が巻き起こっていた。喜田はその光景を次のように振り返る。
「もう本当にありがたさしかないですね。僕らは今シーズン通して、本当に悔しい思いしかさせていなくて、嫌気がさしてもおかしくない状況ではあるけれど、彼ら、彼女らはマリノスにかけている。たとえば選手やスタッフは長くいるのが難しい世界ですけど、ファン・サポーターの方々は本当に何年、何十年とクラブを愛して支えている人が多く、そのことを感じられる出来事の一つだったと思います。それをちゃんと理解して、本当の意味で感じて、自分たちのパワーに変える作業をいまやっていかないといけない」
チーム内では京都戦から神戸戦の間、選手・スタッフだけでなく強化部門も交えたミーティングが行われていた様子。喜田は「選手・スタッフ全員が本当にもがいていて、いろんなチャレンジをしていて、苦しい状況なのは間違いない」と現状を見つめつつも、ミーティングによる効果を次のように語った。
「この前、選手・スタッフで話す場を持ったことで、みんなで細かいやり方うんぬんを合わせるというのはあるけど、ある意味みんなで一緒に腹をくくる時間だったと思っている。すぐに目の前の試合で結果こそ出なかったけど、これから変わっていくんだという意思みたいなものはこの難しい状況の中でも僕らはお互いに感じたし、(サポーターも)ああいう反応を示してくれて、苦しいながらも一緒に腹を括ってくれているということをひしひしと感じている」
だからこそ次は結果でも示していく構えだ。「彼らの存在に甘えてはいけないのも間違いない。クラブより大切は個人はないし、クラブで何が一番大切かというとファン・サポーターの皆さんだと思うので、そこは絶対に外しちゃいけない。(彼らに)何を見せられるかというと、やっぱり今は勝つ姿、戦う姿を見せないといけない」。そう前を見据えた喜田は「小さい光でもいいし、這いつくばってもいいので、全員で這い上がっていくしかないと思います」ときっぱり。次節・鹿島戦での奮起を誓った。
(取材・文 竹内達也)
神戸MF扇原貴宏が古巣撃破の2アシスト「マリノス相手は特別な気持ち」「刺激を与えられる存在でいたい」 | ゲキサカ
苦しむ古巣に立ちはだかった。ヴィッセル神戸MF扇原貴宏は2017〜21年に所属した横浜F・マリノスとのアウェーゲームで2アシストの大活躍。中3日の連戦での連勝に導き、「こういう連戦でも、内容があまり良くなくても勝ち切れるチームにもっとなれると思うし、勝ちながら修正していけたら」と手応えを口にした。
まずは0-0で迎えた前半19分、相手のクリアボールをゴール左斜め前で拾うと、即興的な浮き球の縦パスをFWエリキに通し、先制点をお膳立てした。「エリキがちょっとだけ見えたので雑になったかもしれないけど、とにかくエリキのところに届けようと。エリキが頑張って足を伸ばしていい感じでトラップしてくれたので、エリキの身体能力のおかげかなと」。そう謙虚に語ったが、19〜20年に横浜FMで共演したホットラインは神戸でも健在だった。
さらに1-1と追いつかれて迎えた後半6分、今度は左サイドからのFKをファーサイドに送り込み、FW大迫勇也のヘディングシュートを導いた。「しっかりと自分の間合いで蹴れたと思うし、いいポイントには蹴れたと思う。でもあれもサコくんのジャンプとのタイミング、ヘディングの技術のおかげだと思うので味方に感謝ですね」。終わってみれば全得点に絡んだ扇原だが、謙虚に2アシストを振り返った。
22年に横浜FMを旅立った後、神戸では加入当初こそ出場機会が少なかったが、地道な積み重ねでJリーグ2連覇に貢献した扇原。凱旋試合の大活躍に「やっぱりマリノス相手は特別な気持ちがあるし、古巣の相手に2アシストして勝利に貢献できてマリノスのサポーターにも少しは成長した姿を見せられたと思う」と古巣への敬意を口にしつつ、「僕は僕自身でまだまだ頑張り続けたいし、マリノスのみんなに刺激を与えられる存在でいたい」と決意を新たにしていた。
(取材・文 竹内達也)
苦しむ横浜FM破った元所属“19年J制覇”戦士たち…神戸FWエリキ「派手に喜ぶのは控えたかった」 | ゲキサカ
「ここは個人的にもたくさんの勝利と、たくさんのゴールと、タイトルを取ることができたスタジアムだった」。ヴィッセル神戸の先制点を奪ったのは、2019年夏から20年にかけて横浜F・マリノスでプレーし、19年は半年間の12試合8ゴールでJ1制覇に大きく貢献したFWエリキだった。
0-0で迎えた前半19分、同じく19年のJ1制覇メンバーのMF扇原貴宏の浮き球パスにペナルティエリア内で反応。高く飛んできたボールを強引に収め、最後はGK飯倉大樹をしなやかにかわすループシュートでネットを揺らした。
「ホンちゃん(DF本多勇喜)が素晴らしいロングスローを入れたところから始まって、セカンドボールをタカ(扇原)が競り勝って、難しいシチュエーションでDFの間にパスを通してくれたので彼らのおかげとしか言いようがない」
そうチームメートに感謝したエリキだったが、日産スタジアムでプレーした経験を活かしたフィニッシュワークだったようだ。「アウトサイドでコントロールした後、日産スタジアムはたまにバウンドが変わったり、急にポンと止まったりする何が起きるかわからない芝生なので、それが今回いいほうに行った。キーパーが届かないところで止まってくれたおかげでフィニッシュまで行けた」とにこやかに振り返った。
また今季エリキが神戸に加入したことで再会が実現した扇原とのホットラインには「マリノスでプレーしていた時もいい関係で、人間的にも素晴らしい人だと思っていた」とご満悦。「神戸に来る時、タカがいるのはわかっていたのでまた一緒にプレーできることを楽しみにしていたし、マリノスでできたようなコンビネーションができると確信していた」と胸を張った。
それでも自身のゴールによるセレブレーションは控えめだった。「家族とも今日の試合前に話していて、神戸の一員として点を取るためにここに来るけど、点を取れたとしても派手に喜ぶのは控えたかった。自分のサッカーキャリアを過ごした大切な思い出のクラブだから」。いまは神戸の一員となっており「自分にまたJリーグの扉を開いてくれて、自分のプレーで恩返ししたい、自分のサッカーを見せたいという思いで、点を取るつもりでもちろん戦っている」というが、古巣への敬意は欠かさなかった。
そんな古巣の横浜FMは現在、J1リーグの最下位に沈んでいる。それでもエリキは「僕は極端にポジティブな人間。ブラジル人選手たちもそうだし、今日素晴らしいゴールを決めたキー坊(MF喜田拓也)や松原選手など個人で流れを変えられる良い選手たちが揃ったチーム。クラブも底力のある偉大なクラブなので、必ず巻き返していい成績を残して終わるだろうと思う」と太鼓判。「もちろん僕らよりは順位が下だとは思うけどね」とオチをつけつつ、思い出のクラブの健闘を願っていた。
(取材・文 竹内達也)
フットボールチャンネル
道のりは険しい。横浜F・マリノスが選んだ新たな戦い方。アタッキングフットボールと別れを告げた先に…
— シフトチェンジした横浜F・マリノス
明治安田J1リーグ第13節延期分、横浜F・マリノス対ヴィッセル神戸が21日、日産スタジアムで行われた。マリノスは喜田拓也のゴールで一時は同点に追いついたものの、51分に勝ち越されて1-2で敗れた。これでクラブワーストを更新する7連敗となり、最下位に沈んでいる。
「アタッキングフットボール」と銘打つ攻撃的なスタイルと、マリノスは一時的に別れを告げる決断を下した。GKや最終ラインの選手たちは、手数を掛けずにボールを前線に送る。このやり方で、なんとかしてこの現状をから抜け出したいという強い意思を感じさせた。
宮市亮がシュートに持ち込んだ開始早々のシーンを筆頭に、試合序盤は勢いもあったが、それも徐々に薄れていった。反対にスローインの流れから失点を喫して意気消沈。連敗中のチームが先制点を奪われると苦しくなるのは当然だ。喜田のゴールで起死回生、といきたいところだったが、後半早々にその芽も摘まれてしまった。
試合後の選手たちの表情は、さほど暗くなかった。京都サンガF.C.に0-3で敗れた直近のゲームに比べれば、だ。シフトチェンジしたこの戦い方に希望を見出している様子だった。
ただ、神戸がマリノスの戦い方に手を焼いていたかといえば、全くそんなことはない。もちろんシュート数は14対9でマリノスが上回ったが、ゴールを脅かしたのはクロスバーを叩いた永戸勝也のボレーや、宮市の単騎突破などで、アタッキングサードで再現性のある崩しはあまり見せられなかった。
近年の神戸やFC町田ゼルビアに代表されるようなロングボールを活用した縦に速い攻撃と、神戸戦で見せたマリノスのそれは、再現性という意味で趣が異なる。意図あるロングボールは効果的にゴールへ近づくことができるが、マリノスの攻撃は手段が目的化しているように見えた。
もちろん、短い時間ですぐにモデルチェンジするのは難しく、これが改善に向かうための初手の初手と言うことで見れば、希望はある。そういう意味で捉えれば、一歩前進したのは間違いない。ただ、まだ先は長く、道のりは険しい。
サカノワ
【横浜FM-神戸】宮市亮またも負傷。喜田拓也が意地の同点弾も、大迫勇也に勝ち越しのジャンプヘッド | サカノワ
— エリキは古巣から先制ゴール。
J1リーグ13節、横浜F・マリノス – ヴィッセル神戸戦、横浜FMの宮市亮がまたも負傷により交代を余儀なくされた。
ホームチームは19分のエリキによる古巣への技あり弾で、先制を許す。
すると0-1とリードされた24分、左サイドからペナルティエリア内に入った際に宮市が左足でクロスを放つと、相手にブロックされる。直後、宮市はベンチに向かって交代を要求。23番は立ち上がることができず、担架でロッカールームに運ばれた。
28分、パトリック・キスノーボ監督は宮市に代えて井上健太を投入している。
このあと43分、コーナーキックの流れから、横浜FMの喜田拓也が意地の同点ミドルを叩き込んでみせた。
だが後半開始早々の51分、フリーキックから大迫勇也がジャンプヘッド弾で、2試合連続ゴールを奪取。神戸が2-1と勝ち越している。
Goal.com
最下位・横浜FMがクラブワースト更新の泥沼7連敗…神戸がエリキ&大迫弾で連勝 | Goal.com 日本
明治安田J1リーグ第13節の横浜F・マリノス対ヴィッセル神戸が21日に日産スタジアムで開催された。
前節の京都サンガF.C.戦でリーグ6連敗となり、勝ち点8で最下位に沈む横浜FMが、同24で8位の神戸をホームに迎えた。
試合は序盤、横浜FMが攻勢に出る。12分に植中朝日がGK前川黛也のファインセーブを強いる決定機を迎えると、直後のCKでは相手にクリアされたボールをボックス外の永戸勝也がダイレクトボレー。バーに弾かれたが、決まればスーパーゴールというシュートでゴールに迫った。
それでも、19分に先制したのは神戸だった。ボックス左で扇原貴宏からパスを受けたエリキが素早くシュートに持ち込んでネットを揺らし、先制点をもたらした。
ビハインドを背負ったうえ、28分に宮市亮が負傷交代を強いられた横浜FMだが、43分には主将の一撃で追いつく。ボックス右手前の遠めの位置から、喜田拓也が右足を一閃。無回転気味の強烈なミドルシュートをゴール左に叩き込み、喜田のスーパーゴールで追いついた。
迎えた後半、スコアを先に動かしたまたしても神戸。左サイドでCKを得ると、キッカーの扇原がゴール前に入れたクロスに正面の大迫勇也がヘッド。これが決まり、大迫の今季5得点目で神戸が再び勝ち越す。
その後、終盤にかけて鈴木冬一、遠野大弥、井上健太らを送り出した横浜FMは同点弾を狙うも、サンディ・ウォルシュの負傷交代など苦しい状況にも見舞われ、そのまま敗戦。クラブワースト記録のリーグ7連敗で11試合未勝利という泥沼の状況となっている。対する神戸は前節のガンバ大阪戦に続く連勝を決めた。
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