【試合結果Webニュースまとめ(3△3)】2025/4/9(水)19:00KO J1第5節 川崎フロンターレvs.横浜F・マリノス@ Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu


【試合結果Webニュースまとめ(3△3)】2025/4/9(水)19:00KO J1第5節 川崎フロンターレvs.横浜F・マリノス@ Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu
 
 

アンカー(目次)

1.横浜F・マリノスオフィシャルサイト
2.Jリーグ.jp
3.X(旧Twitter) / Instagram
4.ハイライト動画
5.Webニュースログ
6.今週の他会場など

横浜F・マリノス オフィシャルサイト

明治安田J1 第5節 川崎フロンターレ vs 横浜F・マリノス 試合データ | 横浜F・マリノス 公式サイト
 
 

Jリーグ.jp

【公式】川崎Fvs横浜FMの試合結果・データ(明治安田J1リーグ:2025年4月9日):Jリーグ公式サイト(J.LEAGUE.jp)
 └ 入場者数 21,478人

監督コメント

[ スティーブ ホーランド監督 ]

両チームとも良いゲームができたのではないでしょうか。
自分のチームに対してはハッピーな気持ちです。なぜなら質の高いプレーをし、多くのチャンスを作りました。
そして今夜は3点を決め、ファイティングスピリットも最後まで見せることができました。
最後の最後で3点目を入れられると、もちろん痛みはあります。
そのような失点を食らってしまうと負けた気持ちにもなりかねません。
ただ、3-3の同点で、負けたわけではありません。しかも、この難しい川崎の地での試合でした。
選手たちは顔を上げて誇りに思うべきです。

--課題だった攻撃でどのような改善が見られましたか?

ここ数日、練習の中でさまざまなことに取り組んできました。
カウンターからどう攻めるかは試合の中にも出ましたし、クロスの練習をして、入っていく人数もかけようとしてきました。
ゴールの場面を見ていただければ分かると思いますが、練習したことが表れたと思います。

--今季初めて3失点しました。昨季までの横浜FMに近い内容ですが、今後もこのようなエキサイティングな試合をしていくことを受け入れられるのでしょうか。

選手たちは今夜、攻撃で危険な部分を出してくれました。ただ、失点シーンは完璧ではありませんでした。
前半開始早々に横パスをかっさらわれて失点をし、2失点目はミドルシュートを決められました。そして最後の最後でCKから失点をしました。
そこはもう一度、見返さないといけません。
ただ、それ以上に質の高いサッカーをして、ポジティブな点が多い内容だったので、これを続けていきたいです。
自分の次のターゲットは同じく3点を決め、失点ゼロで試合を終えることです。

選手コメント

ヤン マテウス

後半アディショナルタイムに勝ち越して逆転して、ラストプレーで失点して勝ち切れないことはあってはいけません。
逆転したときにそのまま終わらせて勝点3を取ることにフォーカスしていたと思いますが、残念ながらサッカーはあのようなクレイジーな展開があります。
そういったことが起きないように全員で練習から準備をして、勝ちにつなげていきたいです。

--1失点目はご自身のパスミスからでした。それを取り戻す気持ちがあったのでしょうか。

失点したときは何かのミスが生じているということです。
ただ、僕自身はそのようなミスが少なくなるように練習してピッチに立っています。
あのミスが失点につながりましたが、その後、得点できたのは少し取り返せたとは思います。
ただ、勝ちにつなげたかったのが本音です。

--勝てませんでしたが、ひさびさに横浜FMらしい試合でした。

皆さんが見慣れているマリノスらしい試合を少しは見せられたと思います。
今日は全員が勇気を持ってプレーしました。
攻撃しているときもカウンターを怖がらず、人数をかけてリスクを負って攻撃していました。
それが得点につながりましたし、この今後につながる自信を次に生かしていきたいと思います。

 

諏訪間 幸成

--全体的にパフォーマンスが良かった中、最後の失点は悔やまれるのではないでしょうか。

守備者として、あそこはやられてはいけません。
まだ映像を見ていないので詳しくは言えませんが、同じポジションの高井(幸大)選手に決められたので、改善しないといけません。
ただ、下を向いている暇もありません。すぐ中2日で試合(J1第10節・福岡戦)があるので、良い準備をするしかないかなと思います。

--試合後は涙も見られました。

自分が守っていれば勝つことはできました。本当に責任を感じています。

--一方、直近の第9節・東京V戦に続いて2試合連続で先発し、中3日でプレーしたことを含めて手ごたえはあったのではないでしょうか。

ヴェルディ戦に比べて、攻撃で自分の特長を出せた部分もあったし、ビビらずチャレンジできたところはポジティブに捉えていいと思います。
ただ、最後の最後まで気を抜けません。
気を抜いたわけではありませんが、一瞬のスキがあれば、決めてくるのが日本最高レベルのリーグです。
大学にはない経験をさせてもらっているので、ポジティブに捉えて成長できていると思います。

--中2日でアウェイでの福岡戦があります。

今日はマンツーマンの相手ではありませんでしたが、マンツーマンの相手でも後ろが1枚はがしたり、自信を持ってつながりを持ったサッカーができれば、チャンスが多く作れるチームだというのは今日証明できたと思います。
それを突き詰めていきたいですね。

 
 

X(旧Twitter) / Instagram


 
 


 


 


 
 


 
 

ハイライト動画など


ハイライト|J1リーグ 第5節|vs 川崎フロンターレ – YouTube 
 
 

ネットニュース・Weblog

スポーツニッポン

横浜M、02年以来の単独最下位は回避も…川崎Fとドローでアウェー初勝利ならず、4戦白星なし― スポニチ Sponichi Annex サッカー

 ACLE参戦のため未消化だった第5節1試合が行われ、横浜F・マリノスは川崎Fとの神奈川ダービーを3―3で引き分けた。

 アウェー初勝利を逃し、4試合連続白星なし。17位浮上で降格圏から抜け出したが、開幕から9戦でわずか1勝と低迷が続いている。

 横浜Mにとってまさかの結末だった。1―2の後半44分からMF天野とFWマテウスのゴールで2得点を奪って逆転。だが、試合終了間際にまさかの失点を喫した。

 2シーズン制だった02年第2S以来の単独最下位こそ回避したが、白星を挙げることはできなかった。

 
横浜M 後半44分から2発逆転も…アウェー初勝利スルリ、DF諏訪間は涙「責任を感じる」― スポニチ Sponichi Annex サッカー

 横浜Mはアウェー初勝利を逃し、4戦白星なしとなった。1―2の後半44分から2得点を奪って逆転したが、終了間際にまさかの失点を喫し、勝ち点3がスルリ。

 プロ先発2戦目で21歳のDF諏訪間は3失点目に絡み「あそこで自分が守っていれば勝つことができた。責任を感じる」と目に涙を浮かべた。4試合ぶりに得点し、降格圏の19位から17位に浮上したが、これで開幕9戦でわずか1勝と低迷している。

 
  

ニッカンスポーツ

【横浜】川崎Fと壮絶3-3ドロー 後半追加タイムに勝ち越すも最後に失点…4試合勝ち星なし – J1 : 日刊スポーツ

横浜F・マリノスがアジアチャンピオンズリーグ・エリート8強チーム同士対決となった中、川崎フロンターレと3-3で引き分けた。

後半45分にMF天野のゴールで追いつくと、後半追加タイムにFWヤンマテウスの得点で勝ち越し。しかし後半55分に川崎Fの日本代表DF高井にCKからゴールを奪われ、ドローに終わった。

J1中断明けの3月29日の岡山戦(0-2)以降、これで4試合勝ち星なしとなった。

立ち上がりから不安定だった。前半4分にDFキニョーネスが足を痛めて途中交代するアクシデント。直後の同7分に押し込まれて失点した。

1点を追う前半41分、FWヤンマテウスが右サイドからドリブルで中に持ち、左足でミドルシュートをゴール右隅へと決めて同点とした。しかし、1点勝負の後半22分に川崎FのDFセサル・アイダルに約30メートル近い距離から目の覚めるような左足の弾丸シュートを決められた。

再び1点を追う展開となった後半31分、右サイドバックの宮市のドリブル突破からのクロスボールをFW遠野が頭で合わせたがゴール左へわずかに外れた。

その後も川崎F陣内に押し込む時間を作り、後半42分にFKから天野が直接ゴールを狙ったが、枠を捕らえられなかった。

敗色濃厚だったが後半45分、右から宮市がクロスボールを送るとFW植中がオーバーヘッドでゴールを狙った。こぼれ球となったところを天野が左足で押し込み土壇場で同点とした。

さらに後半48分、クロスを受けた植中が体ごと押し込もうとした中、ゴール前にボールがこぼれた。すかさずヤンマテウスが押し込んだ。VARチェックが入ったが、キーパーへのファウルはなし。このいまま勝ちきるかと思われたが、後半55分にCKからまさかの失点。高井に打点の高いヘディングシュートをたたき込まれた。

1勝5分け3敗で勝ち点8となり、17位に浮上した。

 
【横浜】勝利目前で追いつかれるも持ち前の攻撃力復活、ホーランド監督「ポジティブな部分多い」 – J1 : 日刊スポーツ

横浜F・マリノスが、勝利目前のところで勝ち点3を逃した。

川崎フロンターレとの神奈川ダービーは終盤にゴールの応酬となった。

横浜は後半45分に右から宮市が送ったクロスボールをFW植中がオーバーヘッドで狙い、そのこぼれ球をMF天野が決めて同点とした。

さらに追加タイムの同47分、DF永戸からのクロスボールを受けた植中が体でゴール方向へ持ち込み、こぼれ球となったところをFWヤンマテウスが押し込み、勝ち越しに成功した。

このまま逃げ切るかと思われたが、後半55分にCKから最後は日本代表DF高井に打点の高井ヘディングでたたき込まれた。

終盤の激しい点の取り合いの末、痛み分けとなった。ともにACLエリートで8強の残るチーム同士の意地が出た激闘。ホーランド監督は「質の高い試合ができたし、チャンスも作った。得点力不足というところでも今夜は3点を決められた。ファイティングスピリットを最後まで見せられたし、ポジティブな部分が多い」と話した。

また、植中も「1回逆転した時は自分たちの良さが出ていた。アウェーで、これだけ連戦の中で引っ繰り返す力があるんだと。最終的に引き分けはしましたけど良かったかなと思います」と前向きに受け止めた。

J1では4試合連続の未勝利(2分け2敗)と喘ぐ。それでも持ち前のアタッキングフットボールがよみがえり、次につながる手応えあるものとなった。

 
  

スポーツ報知

横浜FM 終了間際の被弾で4戦ぶり勝利逃すも、ホーランド監督「ファイティングスピリットを見せること出来た」 – スポーツ報知

 横浜FMが敵地で川崎と対戦し、3―3で引き分けた。

 前半4分にDFキニョーネスが左太もも付近を痛めてまさかの負傷交代。すると直後の7分にパスミスからカウンターを受け、その流れで先制点を献上した。

 それでも、失点してからはより攻撃的な姿勢を見せる。両サイドバックも積極的に参加し、今までの戦いではあまりなかった人数をかけた攻撃を展開。すると前半41分にFWヤンマテウスが左足でミドルシュートをゴール右隅に沈めて同点に追いついた。チームとしてリーグ4戦ぶりの得点は貴重な同点弾となった。

 このまま前半は1―1で折り返し、後半も攻勢を強めたが、後半22分に川崎DFセサルアイダルに豪快なミドルシュートをたたき込まれて勝ち越しを許す。それでも、終了間際の後半44分にMF天野が同点ゴールを決めると、同47分にFWヤンマテウスが勝ち越しゴールを決めて逆転に成功。しかし、同55分にセットプレーからDF高井に同点ゴールを決められて、3―3で引き分け。降格圏こそ抜け出して17位に浮上したが、これで4戦未勝利で開幕から9戦を終えて1勝5分け3敗だ。

 それでも、課題だった攻撃で改善の兆しを見せ、今季リーグ最多3得点をマークするなど明るい材料もあり、ホーランド監督は「2チームともいいゲームが出来たんじゃないかなと思います。自分たちのチームに対してはハッピーです。質の高いプレーが出来ましたし、チャンスも作りました。以前まであった得点力不足というところでも、今夜は3点を決めました。ファイティングスピリットを最後の最後まで見せることが出来たなと思います。最後の最後で3点目を相手に入れられてしまうと、痛みはもちろん選手たちにあります。そういうような失点を食らうと、負けた気持ちにもなりかねません。ですが、最終的には3―3の同点、負けではありません。そして、この難しい川崎の地での試合でもありましたし、しっかり選手たちは顔を上げて、誇りに思うべきだと思います」と話した。

 
横浜FM諏訪間幸成、同点弾献上に悔しさあらわ「あそこで自分が守っていれば、勝つことが出来た」試合後に涙 – スポーツ報知

 横浜FMが敵地で川崎と対戦し、3―3で引き分けた。

 1―2で迎えた終了間際の後半44分にMF天野が同点ゴールを決めると、同47分にFWヤンマテウスが勝ち越しゴールを決めて逆転に成功したが、勝利目前の同55分にセットプレーからDF高井に同点ゴールを決められた。

 高井のマークに付いていたDF諏訪間は、試合後に涙を浮かべ、悔しさをにじませた。全日本プロレスで3冠ヘビー級王座を8度獲得したプロレスラー・諏訪魔を父に持ち、筑波大から1年前倒しでプロ契約締結した大型DFは、2戦連続先発で攻守に奮闘したが、最後の最後で悔しさを味わい「あそこで自分が守っていれば、勝つことが出来ましたし、そこは本当に自分の責任を感じました」と振り返った。

 それでも、対人能力の高さだけではなく、DFラインを高く設定して陣形をコンパクトに保ち、DFラインからの持ち運びで攻撃の起点になるなど、随所に持ち味を発揮した。試合を重ねるごとに成長を続けるDFは「前節と比べても自分の特長を攻撃で出せた部分もあったかなと思いますし、びびらずチャレンジ出来たことはポジティブに捉えていいかな。下を向いている暇はない。中2日で試合があるので、それに向けて、いい準備をするしかない」と雪辱を期した。

 
 

サッカーダイジェスト

激闘となった“神奈川ダービー”は3-3ドロー決着! 横浜FMが終盤に勝ち越し弾も…川崎の高井が劇的ヘディング弾 | サッカーダイジェストWeb

— マリノスが2度追いつき…

 アジア・チャンピオンズリーグエリート(ACLE)の日程の影響で後ろ倒しとなっていたJ1第5節の川崎フロンターレ対横浜F・マリノスがUvanceとどろきスタジアム by Fujitsuで開催。3-3でドローに終わった。

 ともにACLEでベスト8進出を決めているチーム同士の神奈川ダービー。幸先よく先手を取ったのは川崎だった。

 7分、センターライン付近でボールを奪ったカウンターから、左サイドを駆け上がったマルシーニョが折り返す。これに走り込んだ大関友翔がゴール前で収め、右足で冷静に流し込んだ。

 それでも横浜FMが反撃。攻勢を強めて押し込む時間が続くと、41分に右サイドからカットインしたヤン・マテウスがペナルティエリア手前中央まで持ち込み、左足を振り抜く。グラウンダーのシュートは選手の間を上手く抜けて、ゴール右下の隅に突き刺さり、同点に追いつく。

 後半、徐々に主導権を握った川崎は、67分に勝ち越しゴールを奪う。敵陣でボールを回す展開のなか、最終ラインでボールを持ったセサル・アイダルが、力強いドリブルで前にボールを運ぶと、敵陣中央付近から思い切りよく右足を振り抜く。地を這うような鋭いミドルシュートがゴール左に突き刺さった。

 しかし、これでゲームは終わらず。終盤の89分、途中出場の天野純がネットを揺らし、横浜FMが再び試合を振り出しに戻すと90+2分には、ヤン・マテウスが決めてリードする。

 そして終了間際にまたしてもドラマ。90+10分、右CKから高井幸大がヘディング弾を挙げ、川崎が同点とした。このまま終了し、両チームともに2試合連続のドローとなっている。

 
川崎戦で見えた横浜FMの攻撃面での変化。高い位置を取った両SBが好機演出のトリガーに | サッカーダイジェストWeb

— チームの2点目は、宮市のクロスから

「勝たなきゃいけない試合だった」

 3-3のドローに終わった川崎フロンターレ戦の試合後に、横浜F・マリノスの選手たちはそう口を揃えた。

 それもそうだろう。7分に先制された横浜FMだが、41分にヤン・マテウスのミドル弾で振り出しに戻す。67分にまたも失点するが、89分に天野純のゴールで再び同点に追いつくと、その3分後、Y・マテウスのこの日2点目となるゴールで逆転に成功したからだ。しかし、90+10分に被弾。リードを守り切ることができなかった。

 横浜はあと数分を凌げば4試合ぶりの勝点3を掴むことができただけに、川崎と勝点1を分け合う形になってしまったのは悔しい。だが、攻撃面では今季のリーグ戦で初の1試合3ゴールを記録。総得点数がリーグワーストの4で、直近の3試合でノーゴールが続いていたチームにとって、複数得点を奪えた点はポジティブな面と言える。

 横浜FMの攻撃が機能した理由のひとつは、両SBのポジショニングの変化にあるだろう。

 今季から指揮を執るスティーブ・ホーランド監督は、就任当初から守備面を強化してきた。そのため両SBが高い位置を取ることがほぼなく、昨季までと比べて攻撃参加の回数も極端に少なかった。

 だが今節は、両SBの攻撃時の立ち位置が明らかに高くなった。実際、左SBの永戸勝也がエリア付近まで上がるなどして、攻撃に厚みを加えるシーンが多かった。また、右SBの宮市亮が一列前のY・マテウスを追い越して、深い位置を取る場面が目立ったし、チームの2点目はオーバーラップした宮市のクロスから、最後は天野が押し込んだものだ。

 川崎戦での攻撃に関して、永戸も手応えを示す。

「ある程度の基本ポジションがあるなかで、今日の川崎戦に関して言えば、逆サイドにボールがある時には高い位置を取ってフリーで受けられそうなシーンがあるということは分かっていて、そこは自分が使うスペースだと思っていました。特に前半は(左サイドハーフの)井上(健太)と上手く入れ変わりながら、相手を惑わせるプレーができたと思います」

 宮市も「戦術的なところで少し変更はあった」とし、「僕の立ち位置もここ数試合よりは高い位置を取るようになったので、そういった部分でビルドアップも上手くいった」と語る。

 永戸が「川崎戦に関して言えば」と口にしたように、相手の戦術やシステムによって若干変わるだろうが、今節のような戦い方ができればゴール数が増えると感じた人は少なくないはずだ。次節は中2日でアビスパ福岡と戦う横浜FM。時間は少ないが、得た学びを次に繋げたい。

取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)

 
神奈川ダービーで2得点に絡んだマリノス山根陸。自身の課題である攻撃面のさらなるレベルアップに意欲「直接的な数字にもこだわりたい」 | サッカーダイジェストWeb

— 89分と90+2分のゴールは山根のボールカットから

 横浜F・マリノスは4月9日、アジア・チャンピオンズリーグエリートの日程の影響で後ろ倒しとなっていたJ1第5節で川崎フロンターレと対戦し、3-3で引き分けた。

 横浜FMは3-2で迎えた90+10分に被弾。4試合ぶりの勝利が目前だっただけに悔しい結果となったが、この一戦で2得点に絡む活躍を見せたのが、ボランチでフル出場した山根陸である。

 ひとつ目は、1-2で川崎を追いかけていた89分。CB諏訪間幸成の山根への縦パスがズレて川崎の瀬川祐輔にカットされるが、トップ下の位置にいた天野純が寄せてミスを誘うと、山根がそのボールを奪って右サイドのヤン・マテウスへ繋ぎ、その流れから最後は天野が押し込んだ。
 
 そしてふたつ目は、2-2のタイスコアだった90+2分。左サイドで山根からのパスを受けた遠野大弥がドリブルで仕掛けるが、体勢を崩して川崎の脇坂泰斗にボールを奪われる。しかし、遠野の背後に回っていた山根がすぐさま寄せてカットすると、そのままクロスを上げ、ゴール前で混戦になったところをY・マテウスが詰めた。

 以前に山根は、自身の課題をこう語っていた。

「攻撃のところでもっと違いを出したい。ゴール前で得点に絡んでいくところ、チャンスクリエイトのところ、より前のゾーンでもプレーできるようにしていきたい」

 だからこそトリコロールの背番号28は「点に絡めて良かった」とコメント。「直接的な数字をもっと残したい。チームが勝つことが一番ですが、数字にもこだわりたい」とさらなるレベルアップに意欲も示す。

 また、川崎との神奈川ダービーはドローに終わったが、横浜FMは今季のリーグ戦で初めて1試合3ゴールを記録。チームとしての戦い方にも山根は「ゴール前でクオリティを出せれば、ゴールが増える」と手応えを口にした。

 プロ4年目を迎える山根は、自身の課題と向き合いながら、着実に成長を遂げている。今季はリーグ戦での初ゴールにも期待だ。
 
取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)

 
 

ゲキサカ

“神奈川ダービー”は壮絶打ち合いの末にドロー…横浜FMは終盤逆転も勝ち切れず、川崎Fは終了間際に高井が同点ヘッド | ゲキサカ

 J1リーグは9日に第5節延期分を行った。川崎フロンターレと横浜F・マリノスの対戦は、3-3でドロー。横浜FMは1-2で迎えた後半44分にMF天野純、後半アディショナルタイムにはMFヤン・マテウスが立て続けにゴールを決める。だが、川崎Fは後半アディショナルタイム9分過ぎにDF高井幸大が同点ゴールを決めた。

 両チームともに出場しているACLエリートの影響で延期となっていた今節。負傷者も出る中で連戦を考慮する川崎Fは、前節からMF河原創を除く先発10人を変更した。MF大関友翔が川崎Fでの公式戦初先発を飾り、負傷から復帰したFW小林悠は今季初のメンバー入りで先発。また、ルーキーDF土屋櫂大は公式戦初のベンチ入りとなった。横浜FMは前節から先発2人を変える。MF山根陸とY・マテウスがスタメン復帰。昨シーズンまで川崎FでプレーしたMF遠野大弥は古巣対決となった。

 川崎FはMF宮城天がウォーミングアップ中に負傷し、急きょメンバー外に。代わって前節先発だったFWマルシーニョがスタメンに入り、MFパトリッキ・ヴェロンがベンチに入った。また、横浜FMは前半3分にDFジェイソン・キニョーネスが足を痛めてプレー続行不可能に。そのまま交代してDFトーマス・デンが出場した。

 思わぬアクシデントから始まった試合は、前半7分に均衡が崩れる。中盤でボールを奪った川崎FはMF伊藤達哉が左サイドに展開。マルシーニョが縦に突破してクロスを上げると、敵陣内で相手選手に当たってこぼれる。すると、そこに詰めた大関がボールを足元に収めて右足シュート。冷静に決め切り、J1初先発で初ゴールを挙げた。

 先手を打った川崎Fだが、その後は横浜FMがペースを握る。敵陣近くでボールを動かし、セットプレーに持ち込んだ。前半24分の右CKでは、DF永戸勝也がカットインから左足シュート。しかし、惜しくもゴール左外に外れた。

 その後もボールを保持し続けた横浜FMは、前半40分に同点に追いつく。右CKは一度クリアされるも、MF井上健太が右サイド際で体を張ってボールキープ。つないだボールをY・マテウスがカットインして左足シュートを放つと、低い弾道はゴール右隅に入り、1-1と試合を振り出しに戻した。横浜FMにとって4試合ぶりのゴールとなった。

 前半アディショナルタイム1分過ぎ、川崎Fは大関からパスを受けた伊藤がPA右に入り込む。MFジャン・クルードに倒されると、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)のチェックが入った。御厨貴文主審がモニターで確認。直前のプレーでオフサイド位置にいた小林がパスの受け手としてボールに関与したとみなし、PKの判定もなくなった。

 前半はそのまま1-1で後半へ。川崎Fはハーフタイムで2枚替え。MF河原創とマルシーニョを下げ、MF脇坂泰斗とMF山本悠樹が入った。キャプテンマークはDF高井幸大から脇坂に託された。MF瀬川祐輔が左サイドに移動し、脇坂がトップ下に入る。山本は大関と2ボランチを組んだ。

 後半は一転して川崎Fが攻め立てる。後半17分には小林を下げ、FW神田奏真が今季初出場となった。21分には勝ち越しに成功。右サイドのスローインからリスタートすると、中盤でアイダルがボールを持つ。自ら運んで長距離から左足を一閃。豪快な弾道をゴール左に突き刺し、2-1とリードを奪った。

 再び追いかける展開になった横浜FMは、後半28分に井上を下げ、MF天野純を投入。川崎Fは43分にアイダルが途中交代し、土屋が出場してプロデビューを果たした。

 直後に横浜FMがチャンス。後半44分、右サイドからのクロスをFW植中朝日がバイシクルシュートで合わせる。ゴール前に落ちたボールを天野が押し込み、2-2と再び追いつく。さらに直後にはY・マテウスがゴールを決め、3-2とする。

 しかし、川崎Fも終了間際にセットプレーを高井が沈め、3-3で引き分けた。

(取材・文 石川祐介)

 
2年前の戦友・高井幸大から刺激…A代表の背中追う横浜FM諏訪間幸成「まずはこのチームを勝たせられる選手に」 | ゲキサカ

 激闘の末に、悔し涙を流した。横浜F・マリノスは後半アディショナルタイムに一時逆転するも、終了間際に失点してドロー。試合後、DF諏訪間幸成は「あそこで自分が守っていれば勝つことができた。本当に責任を感じた」と涙の理由を語った。

 筑波大卒業を1年前倒しで加入した。今節で3試合目となり、J1初先発となった5日の前節・東京ヴェルディ戦から2試合連続でスタメンとなった。前半4分にDFジェイソン・キニョーネスが負傷し、DFトーマス・デンで投入されるというアクシデントもあったが、「トミーとは練習で組む時間もあったので、コミュニケーションを取りながらやっていた」と冷静に試合に臨んだ。

 勢いに乗る川崎フロンターレを相手に、攻守に奮闘した。攻撃面では積極的にボールを運び、前線につなげた。決定力不足に悩むチームは4試合ぶりに得点。「終盤でも自信を持ってつながりを持ってサッカーができれば、チャンスを多く作れるチームだと今日証明できた」。一方で、守備面では今季最多3失点となり、悔しさを見せた。

「守備者として3失点してしまったことは今年のチームではなあり得ないこと。そこも本当に改善しないと」。後半アディショナルタイム2分過ぎに一時逆転に成功したが、終了間際にセットプレーから再び同点。諏訪間がマークしていた日本代表DF高井幸大にヘディングシュートを決められた。「同じポジションの高井選手に決められたので、そこは改善しないといけない。でも下を向いてる暇もないので、中2日で試合があるので、それに向けていい準備をするしかない」と力を込めた。

 得点を決めた高井を「本当に堂々とプレーしている」と称えた。諏訪間と高井は、U-20日本代表として2年前のU20アジアカップをともに戦った仲だ。同大会ではともに主力にまではなっていなかったが、高井は川崎Fで揉まれて急成長し、U-20ワールドカップでは全3試合で主戦場ではない右SBとして出場。大きな経験値とグループリーグ敗退という悔しさを手にし、パリ五輪まで駆け抜けた。

 試合前には「キャプテンマーク巻いてるじゃん」とかつての戦友と談笑した。今ではA代表としてW杯最終予選を戦う力強さを、この試合でも見せつけられた。「ああいう風にチームを助けられる選手だと思う。そこはまだ自分には足りないところ」(諏訪間)。親しみある高井の背中を通して、A代表までの道のりを見据える。

「届かない場所ではないと思うし、マリノスで活躍すれば見えてくるところもある」。成長を急ぐためにも、大学卒業を1年前倒しでプロの舞台に上がった。「そういうところも貪欲に狙っている。まずはこのチームで勝たせられる選手になることが一番」とさらなる活躍を誓った。

(取材・文 石川祐介)

 
 

サカノワ

【川崎 3-3 横浜FM】日本代表DF高井幸大の執念のジャンプヘッドで劇的ドロー | サカノワ

— FC東京がJ2降格圏の18位に。

 J1リーグ5節、横浜F・マリノスが89分の天野純、90+2分のヤン・マテウスのゴールで逆転したものの、90+10分、川崎フロンターレの日本代表DF高井幸大の執念のジャンプヘッド弾を叩き込み、3-3で引き分けた。

 両チームは今月25日からサウジアラビアで開催されるAFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)ファイナルステージ(準々決勝~)に臨むため、この“神奈川ダービー”のカードがここで組まれた。

 左肩鎖関節脱臼の手術から復活したエースの小林悠が先発。一方、横浜FMはアンデルソン・ロペスがこの日もメンバー外に。ミッドウィークの連戦とあって、メンバーを入れ替えるなかで臨んだ。Jリーググッズ

 7分に大関友翔のJ1初スタメン&初ゴールで、ホームチームが先制する。それでも41分、横浜FMはヤン・マテウスがカットインから左足のショットを決めて、1-1で折り返す。

 それでも後半は川崎が優勢に試合を進める。すると67分、セサル・アイダルが鮮烈のロングシュートを叩き込む。

 そこから交代選手を挟みながら、試合が目まぐるしく動く。

 82分、天野純が執念のスライディング左ボレーをねじ込んで同点に。さらに90+2分、植中朝日が粘って競り合い、こぼれ球をヤン・マテウスが押し込んで、ついに横浜FMが3-2と逆転する。

 ところが、これで終わらない。90+10分、コーナーキックに高井が脅威の打点で合わせて、3-3と追い付いてみせた。

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 川崎は勝てば暫定首位に立てたが、勝点16に伸ばして3位とした。横浜FMは勝点8で17位に浮上、FC東京が降格圏の18位に順位を落としている。

 
 

Goal.com

神奈川ダービーは計6発の歴史的激闘! 後半AT10分に高井幸大が劇的同点弾! | Goal.com 日本

明治安田J1リーグ第5節延期分の川崎フロンターレ対横浜F・マリノスが9日にUvanceとどろきスタジアム by Fujitsuで開催された。

ここまで勝ち点15で6位の川崎と同7で19位と苦しむ横浜FMによる“神奈川ダービー”が行われた。

開始早々の4分に負傷した横浜FMのDFキニョーネスがトーマス・デンとの交代を強いられた中、川崎Fの新鋭20歳MFが試合を動かす。7分、ボックス左に侵攻したマルシーニョの折り返しがDFに当たってコースが変わると、正面に入ってこれを拾った大関友翔がシュート。ゴール右に沈め、J1リーグ初先発の大関がトップチーム初ゴールで先制点をもたらした。

ハーフタイムにかけては、ボール保持率で大きく上回った横浜FMが反撃。すると41分、右サイドからカットインでバイタルエリアに侵入したヤン・マテウスがペナルティアーク右手前で左足を振る。グラウンダーシュートをゴール右に流し込み、1-1とした。

迎えた後半も好勝負が展開されると、67分に勝ち越したのはホームチームだった。ゴール正面の遠めの位置でパスを受けたセサル・アイダルが左足を一閃。鋭いシュートをゴール左に突き刺すスーパーゴールが決まり、川崎Fが一歩前へ出た。

それでも、横浜FMは終盤に意地を見せる。89分、右サイドから宮市亮がクロスを入れると、正面の植中朝日が下がりながらバイシクルシュート。これがDFに当たると、ゴール前にこぼれたボールを天野純が押し込み、2-2とした。

すると、アディショナルタイム2分に横浜FMが逆転する。左サイドのクロスをニアで受けた植中がGKと交錯しながらもシュートに持ち込もうとすると、最後はゴール前にこぼれたボールをヤン・マテウスがプッシュ。最終盤の劇的逆転弾により3-2とした。

しかし、試合はこれでは終わらない。川崎Fはアディショナルタイム10分、右CKに正面の高井幸大が打点の高いヘッド。このシュートが決まり、3-3とした。試合はそのまま終了し、激闘の神奈川ダービーが両チームが勝ち点を分け合った。

 
 

サッカーキング

川崎Fの高井幸大が後半ATに劇的弾! 試合終盤に二転三転した“激闘”神奈川ダービーはドロー決着 | サッカーキング

 2025明治安田生命J1リーグ第5節が9日に行われ、川崎フロンターレと横浜F・マリノスが対戦した。

 ACLエリートの影響で後ろ倒しとなっていた一戦。首位浮上を狙う川崎Fは、前節の町田ゼルビア戦で負傷交代した橘田健人とジェジエウが欠場したほか、FW宮城天がウォーミングアップ中に負傷し、MF河原創以外の10名を入れ替えた。対する横浜FMはリーグ戦8試合を戦ってわずか1勝。直近3試合は無得点と苦しい状況に置かれており、ライバルとの一戦で立ち直るきっかけを掴みたいところだった。

 試合早々の4分、横浜FMにアクシデントが発生。ジェイソン・キニョーネスが負傷交代し、トーマス・デンが途中出場することに。そして7分、川崎Fがカウンターからチャンスを作ると、今季初スタメンとなった大関友翔のJ1初ゴールで先制点を奪った。

 その後、横浜FMが試合を優位に進め、対する川崎Fは守備を固めながらカウンターの機会をうかがう展開が続く。すると41分、ヤン・マテウスがボックス外から左足を振り抜くと、シュートはゴール左下に吸い込まれる。横浜FMが試合を振り出しに戻し、1-1というスコアで試合を折り返した。

 後半、川崎Fの長谷部茂利監督は河原とマルシーニョを下げ、脇坂泰斗と山本悠樹を投入。この采配が功を奏し、今度は川崎Fが主導権を握っていく。すると67分、セサル・アイダルがセンターサークル付近でパスを受けると、少し持ち出して左足を一閃。強烈なミドルシュートがゴールに突き刺さり、川崎Fが勝ち越しに成功した。

 一方の横浜FMも徐々にリズムを取り戻していくと89分、途中出場の天野純がゴールを奪い、またしても同点に追いつく。さらに後半アディショナルタイム3分には、ゴール前に詰めていたヤン・マテウスがこぼれ球を押し込み、土壇場でリードを奪った。

 しかし試合はまだ終わらない。後半アディショナルタイム10分、右CKから高井幸大がヘディングシュートを叩き込み、ゴールネットを揺らす。終盤に怒涛の展開を見せた試合は、3-3の引き分けという結果に終わった。

 次節は12日に行われ、川崎Fはアウェイで清水エスパルスと、横浜FMはアウェイでアビスパ福岡とそれぞれ対戦する。

 
【写真ギャラリー】2025.4.9 明治安田J1リーグ第5節 川崎フロンターレ 3-3 横浜F・マリノス | サッカーキング
 
 

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横浜F・マリノス 2025 マッチレポート | 4月9日 vs 川崎F | データによってサッカーはもっと輝く | Football LAB

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J1 第5節 川崎F vs 横浜FMのデータ一覧 | SPORTERIA
 
 

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2025/04/08 【スタジアム観戦情報まとめ】2025/4/9(水)19:00KO J1第5節 川崎フロンターレvs.横浜F・マリノス@ Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu
 
 

今節の他会場など

(´-`).o0(ルヴァンカップ 2回戦)
 
 

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