アンカー(目次)
1.横浜F・マリノスオフィシャルサイト
2.Jリーグ.jp
3.X(旧Twitter) / Instagram
4.ハイライト動画
5.Webニュースログ
6.今週の他会場など
横浜F・マリノス オフィシャルサイト
ACLE リーグステージ MD5 横浜F・マリノス vs 浦項スティーラーズ 試合データ | 横浜F・マリノス 公式サイト
Jリーグ.jp
【公式】横浜FMvs浦項の試合結果・データ(AFCチャンピオンズリーグエリート:2024年11月27日):Jリーグ公式サイト(J.LEAGUE.jp)
└ 入場者数 8,932人
監督コメント
[ ジョン ハッチンソン監督 ]
良いパフォーマンスを見せられ、良い結果が出て良かったです。
浦項にあれだけローブロックを敷かれると突破するのは難しい。引いている相手をどう崩すかという点で難しさがありました。
2点取れましたが、もっと取れたとも思います。
後半(PKで1点取ったが)、あれだけチャンスを作り、仕留められなかったのは課題です。
完璧ではないにしろ、勝点3を積み重ねることができました。
次はアウェイでCCマリナーズと、今年最後のACLEの試合があります。
そこに向けて良い準備をしていきたいです。--先制点は松原 健選手の高い位置でのインターセプトが起点となりました。ハイプレスの評価を聞かせてください。
奪った瞬間、必然的に相手はオーガナイズができず、準備ができていません。
相手がバラバラの状態のときに素早く攻撃に移ることができ、ゴールが生まれました。
一方、中盤の山根(陸)がボールを持ったとき、前に出せたのに後ろに戻すもったいないシーンがありました。
ただ、後ろの4枚は共通理解ができ、ボールを奪った瞬間、1本目のパスを前に出すことを優先的に考えていました。
それができなければ別の選択になりますが、4人ともその意識を持ち、良い場面が何本もありました。
ローブロックを敷かれ、攻めるタイミングが遅れると、ブロックが整ってしまいます。
その前にいかに素早くゴールに直結するシーンを出せるかを考えたからこそ、チャンスを作れたのだと思います。--相手の狙いはハッキリしていて、横浜FMの右サイドへ対角からライナーのボールを入れてきました。相手のクオリティーがもう少し高ければピンチになっていたと思うのですが、どのように見ていましたか。
自分もそう思いました。
右で危ない場面はありましたが、松原の問題だけではありません。
前からのプレスを掛けるタイミングや掛け方がズレてしまえば、出ていけなくなります。
危ない場面はありましたが、選手たちがピッチ上で修正し、小池(龍太)が右をケアし始めていました。
自分たちがボールを支配するためには前からプレッシャーを掛け続けることが大事です。
特に後半の最後、勝っている状況でパニックになってしまったり、落ち着きがなくなることが、今日の試合だけではなく、ほかの試合でも目立っています。
今季は残りわずかですが、修正していきたいと思います。
選手コメント
ヤン マテウス
監督が言ったとおり、相手のブロックを崩すことができず、難しい時間帯がありました。
チャンスを作った中、決めるべき場面もありました。
ただ、悪いパフォーマンスだったとは思わないし、勝ちに値するパフォーマンスだったと思います。
もっと点を取ってもおかしくない試合でしたが、次に進むには勝点を積むことが一番大事なので、勝点3を積み上げる目標は達成できました。--ご自身が決めた先制点の場面を振り返ってください。
マリノスらしく前線からプレスを掛け、松原(健)選手がカットして(アンデルソン)ロペスに出して、自分もハイプレスを掛け、良いポジションを取っていたのでロペスが出してくれて、大きな先制点となりました。
相手がブロックを敷いている中、ブロックを崩すのに手こずりました。
1-0で勝っているときも前から攻撃的にプレーし、常に点を奪う姿勢を見せたことで、それが実って追加点も取り、勝点3を積み上げることができたと思います。--相手が後半、4バックに変更してきた中、どのようにプレーの意識を変化させましたか。
前半は5バックでサイドになかなかスペースが空かず、1対1の局面もなくて正直苦しさがありました。
ただ、後半相手が4バックになり、サイドにスペースが生まれ、1対1となる局面も増えてチャンスを作るプレーができたと思います。
松原 健
相手がローブロックを敷いている中、ボールは持てるけどなかなか効果的な攻撃ができませんでした。
最低限の結果だと思いますし、今日はそれがすべてです。--ご自身のトランジションが先制点につながりました。
前からプレスが掛かっていたし、相手はつなぐ意識が高いチームだからこそ、「セーフティーに蹴るよりもつないでくるだろう」というイメージがあったので、前にチャレンジした結果がゴールにつながって良かったです。
ただ、あのような場面をもっと増やさないといけませんでした。--貴重な追加点となったPKを獲得しました。
後ろから抱きつかれたのでけっこうビックリしました(笑)。
前半から体を抱え込まれる印象がありましたし、レフェリーもそれを指摘していました。
そこをうまく見てくれていたのだと思います。--最後、ご自身が与えたPKを飯倉 大樹選手が止めました。
ウナギを奢らないといけませんね(笑)。
自分はさすがに足が痛くて、止めた場面を見られませんでした。--今週末のJ1第37節・湘南戦はプレーできそうですか。
いけます。
あとはジョン(ハッチンソン監督)次第です。
— エドゥアルド
今日の守備で一番の強みは(飯倉)大樹です。
最後のPKを止めてくれたことが最も大きな仕事だったと思います。
今季は後ろが抑えることができず、失点する場面も多かったと思います。
それはチームとして攻撃的にプレーしているぶん、前がかりになり、状況によってはDFに負荷がかかることがありました。
シーズン終盤に差しかかり、チーム全体としての守備が良くなったと感じます。
一人ひとりがやるべきことをやった上でかみ合ってきたのではないでしょうか。--具体的に良くなった要因は何なのでしょうか。
コンビネーションや声かけ、前線のトランジションを含めて複合的にかみ合ってきました。
日々トレーニングで合わせてきたことが結果として表れていると感じています。--今大会、ホームゲーム3試合では無失点です。ACL2023-24を含めてアジアで抜群の強さを見せていますが、その秘訣は何なのでしょうか。
特別、自分が優れているとは思いません。シーズン終盤に入り、チーム全体の向上を感じます。
特に11月は良い結果が出て成長している中での自分です。
ACLEだけでなくリーグ戦でも良い部分を出せていますし、それが積み重なってこの結果になっているのだと思います。
X(旧Twitter) / Instagram
/
前線からの守備でこじ開けた
\#松原健 のプレッシャーが起点に
先制ゴールを流し込んだのは #ヤンマテウス 🙌🏆AFCチャンピオンリーグエリート
🆚横浜FM×浦項
📱Live on #DAZN pic.twitter.com/jL5auwo2m0— DAZN Japan (@DAZN_JPN) November 27, 2024
/
PKで勝負を決めた
\冷静に沈めたのはもちろんエース#アンデルソンロペス
🏆AFCチャンピオンリーグエリート
🆚横浜FM×浦項
📱Live on #DAZN pic.twitter.com/Abhr4wWWE3— DAZN Japan (@DAZN_JPN) November 27, 2024
/
守護神の意地
\ベテラン #飯倉大樹
嫌な流れを断ち切るPKストップ🏆AFCチャンピオンリーグエリート
🆚横浜FM×浦項
📱Live on #DAZN pic.twitter.com/Qbdvhpfaka— DAZN Japan (@DAZN_JPN) November 27, 2024
10 – 横浜FMは浦項戦で勝利し(2-0)、ACLのホーム戦では、2012年~2014年のアル・イテハドと並び、大会史上最長タイの10連勝。盤石。
— OptaJiro (@OptaJiro) November 27, 2024
ハイライト動画など
【横浜F・マリノス×浦項|ハイライト】AFCチャンピオンズリーグ エリート2024/25 EAST第5節 – YouTube
韓国・浦項戦は2ゴールで快勝!|勝利後の舞台裏 – YouTube
ネットニュース・Weblog
スポーツニッポン
【ACLE】横浜が浦項下し連勝 マテウスが決勝ゴール 守備陣は2試合連続クリーンシート― スポニチ Sponichi Annex サッカー
アジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)は東地区1次リーグ第5戦が行われ、横浜F・マリノスはホームで浦項(韓国)を2―0で下し、連勝で勝ち点10とした。前半41分にショートカウンターからFWヤン・マテウス(26)が決勝ゴール。後半アディショナルタイムにはFWアンデルソン・ロペス(31)がPKを決めた。次戦は来月3日にアウェーでセントラルコースト(オーストラリア)と戦う。
横浜は今大会ホームで3戦負けなしとなった。得点は前半41分だ。敵陣で相手のビルドアップに対してハイプレスを仕掛ける。DF松原が右サイドのペナルティーエリア手前でパスカットに成功。FWロペスがこぼれ球にすかさず反応し、右クロスを供給し、最後はマテウスが右足で押し込んだ。
後半アディショナルタイムにはロペスがPKを冷静に決めて追加点。試合終了間際に相手PKを与えたピンチの場面ではGK飯倉が阻止し、守備陣は2試合連続クリーンシートとなった。
【ACLE】横浜ヤン・マテウスが先制ゴール「マリノスらしいプレスでパスを出してくれた」 3位キープ― スポニチ Sponichi Annex サッカー
アジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)は東地区1次リーグ第5戦が行われ、横浜F・マリノスはホームで浦項(韓国)を2―0で下し、勝ち点10で3位をキープした。前半41分にショートカウンターからFWヤン・マテウス(26)が先制ゴール。後半アディショナルタイムにはFWアンデルソン・ロペス(31)がPKを決めた。次戦は来月3日にアウェーでセントラルコースト(オーストラリア)と戦う。
マテウスが均衡を破った。0―0で迎えた前半41分だ。ブロックで固める相手守備に対し、ハイプレスを仕掛け、DF松原が相手GKからパスカットしボール奪取する。こぼれ球をロペスがすかさずカバーしてクロスを供給。最後はマテウスが右足で押し込んだ。
「マリノスらしいプレスをかけ、前線からのハイプレスでいいパスを出してくれた。ボールがつなり、大きな先制点だった」
取材エリアで安堵(あんど)の表情を浮かべた。これで前身のACLも含めてホーム9連勝。勝ち点10で3位をキープし「勝ち点3を獲得することができて良かった」とうなずいた。
ニッカンスポーツ
【ACLE】横浜快勝で16強へ前進 ブラジル人3トップを陰で支える献身的姿勢も見逃せない – ACL : 日刊スポーツ
横浜F・マリノスがホームで浦項(韓国)を2-0で下した。前半41分にFWヤン・マテウスのゴールで先制し、後半50分にFWアンデルソン・ロペスが追加点。最後にPKを献上したがGK飯倉大樹がセーブし、完封勝利を収めた。通算成績は3勝1分け1敗で12チーム中3位に浮上、16強進出へまた1歩前進した。11月に入り公式戦4連勝とマリノスの勢いは加速している。
ボール支配率は一時70%を超えた。横浜が立ち上がりから圧力をかけ、攻め立てた。相手陣内に押し込み、シュートを次々と放つ。ゴールを割れない時間が続いたが、焦らずにやるべきことを淡々と繰り返した。
待望の瞬間は前半41分、敵陣ゴール前でのボールカットからAロペス、Yマテウスとつないで先制点が生まれた。そして後半追加タイムの50分、相手のファウルで得たPKをAロペスが決めた。ハッチンソン暫定監督は「引いて守られ難しい試合だったが、どうやったら突破できるか、みんなが考えてプレーしてくれた」と満足そうに話した。
今季の公式戦59試合目。J1リーグ、天皇杯、ルヴァン杯、そして海外遠征が伴うACLEが並行して行われた9、10月は15連戦をこなした。天皇杯準決勝でG大阪を相手に延長戦まで120分間を戦った後、中2日でリーグ戦に臨んだ。「過密日程は強いチームの証し」。選手たちは自らに言い聞かせて戦った。
天皇杯に敗れ今季の無冠が決まった。過密日程から解放された11月は、つき物が取れたように白星を重ねる。中10日で迎えた浦項戦。指揮官は「今シーズン初めてくらいの時間をもらえたので、競争力が上がるような練習ができた」。言葉通り躍動感を取り戻した。
とかくAロペス、Yマテウス、エウベルのブラジル人3トップが注目されるが、先制点の起点となったDF松原、ボール回収を続けるMF小池、テンポ良くパスを散らすMF山根、堅守のベテラン飯倉ら「エッセンシャルワーカー」の献身的な姿は見逃せない。
前回は決勝で涙をのんだ。アジアの頂点を目指す戦いはシーズンをまたいで続く。気負わず、おごらず、そして淡々と、マリノスは歩を進める。【佐藤隆志】
【ACLE】山根陸、横浜のボランチとして際立つ存在感「試合経験を積めているのが大きい」 – ACL : 日刊スポーツ
横浜F・マリノスが、引いてゴール前を固める浦項スティーラーズを2-0と押し切った。
攻守においてチームのかじ取り役を担ったのは、ボランチの山根陸(21)だった。中盤のヘソでボールを受けては、正確なパスでチームの攻撃にリズムを与え、チャンスとみれば強烈なミドルシュートも放った。
また、攻守が切り替われば、素早い守備で相手の攻撃の芽を摘んだ。喜田拓也、渡辺皓太が負傷離脱している中でも、その存在感は際だっている。
山根は「押し込む中で押し込み方というか、いかにポケットを取れるかだったり、いい形でコンビネーションとか関われるか意識していました。なかなかうまく崩せない時間帯もあった中で、もう少しスムーズにできるところはあったのかなと思います」と振り返った。
ボールを支配し、押し込む時間が長かった分、攻めあぐねた印象は強い。それでもひたすら淡々と、やるべきことを繰り返した。そこについては「絶対に焦れてはいけない。あーいう時は。奪った時のカウンターのところだけケアして、トランジションのところはしっかりみんなで抑えにいくというのは、あーいう形になった時は意識しています」。どこよりも多く試合を重ねているチームゆえ、戦い方はぶれない。
ボランチを組んだ小池龍太ともあうんの呼吸でプレーした。その役割については「特に決めていない。お互いが見ながら、シチュエーションで判断している」という。
今季はYBCルヴァンカップでニューヒーロー賞を獲得。シーズンを通して成長が最も見えている選手だろう。その成長の理由については「こういうのがあってというのはないですけど、試合経験を積めているのが大きいのかなと。しっかりフィードバックして次につなげられているというのは、連戦の中でありがたかったですし」。
ただ満足はしていない。この日についても「もうちょっと違いを作れたし、奪った後のところなんかは前に付けるシーンを逃したりしたので、そういうところはもうちょっと、攻撃として違いは作れたかなと思います」と反省を忘れなかった。
11月に入ってチームは公式戦4連勝。若き司令塔がその屋台骨を支えている。「いいサッカーができれば自信になるし、そういうちょっとしたところだと思います」。マリノスの新たな看板選手となりそうな、そんな上昇機運に乗っている。【佐藤隆志】
サンケイスポーツ
https://www.sanspo.com/article/20241127-5LYZEE2OZVKRTMEU6XRX6OGGLQ/
サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)は27日、横浜市の日産スタジアムなどで1次リーグ第5戦が行われ、横浜Mは浦項(韓国)を2―0で下し、3勝1分け1敗の勝ち点10とした。前半にヤンマテウスが先制し、後半終了間際にアンデルソンロペスがPKで加点した。浦項は2勝3敗で勝ち点6。
1次リーグは東西12チームずつに分かれて争い、各8位までが決勝トーナメントに進む。
横浜M・ハッチンソン監督「パフォーマンスは完璧ではなかったが、良かった。いい結果が出て良かった」
横浜M・ヤンマテウス「相手の守備ブロックを崩せず、難しい時間もあった。もっと点を決められたが、勝ちに値するパフォーマンスをした」
浦項・朴泰夏監督「土曜日に(韓国の)カップ戦の決勝があるので、ベストメンバーを連れてこなかった。いい経験をしたが、結果はとても残念だ」
サッカーダイジェスト
A・ロペスが1G1A! 飯倉大樹がPKストップ! 横浜が完全サブ組の浦項を2-0撃破、今大会3勝1分1敗に【ACLE】 | サッカーダイジェストWeb
— 41分にショートカウンターで先制
11月27日に開催されたアジア・チャンピオンズリーグエリートのリーグステージ第5節で、2勝1分1敗で4位の横浜F・マリノスは、2勝2敗で10位の浦項スティーラーズとホームで対戦した。
3日後に国内カップ戦の決勝を控えており、完全なる控え組で戦う韓国勢相手に、横浜は立ち上がりから押し込む。27分には小池龍太の斜めのパスをペナルティエリア内で受けた西村拓真がシュートを放つが、枠の左に外してしまい、決定機を逃す。
それでも41分、キャプテンマークを巻く松原健のインターセプトでショートカウンターを発動すると、アンデルソン・ロペスのラストパスでヤン・マテウスが仕留め、前半のうちに先制点を挙げる。
1-0で折り返したホームチームは、50分に西村のクロスからエウベルが上手く合わせてネットを揺らすも、オフサイドで追加点とはならない。
さらに60分には、西村のクロスにA・ロペスが飛び込む。触れば1点というような状況だったが、惜しくも届かない。
2点目が遠いなか、78分に3枚替えを敢行。小池龍、エドゥアルド、西村を下げ、天野純、渡邊泰基、植中朝日を送り込む。
その後もビッグチャンスを作りながら追加点は奪えず。1-0でタイムアップかと思われたが、90+5分に松原がペナルティエリア内で倒され、PKを獲得。これをA・ロペスがきっちり決め、土壇場でリードを広げた。
ただ、90+9分に今度は逆に松原がPKを与えてしまうも、GK飯倉大樹が見事にストップ。結局、横浜はエースの1ゴール1アシスト、守護神のビッグセーブなどで2-0の快勝を収め、公式戦4連勝を果たした。
ボランチでも別格の存在感。右SBが本職のマリノス小池龍太が示したプロとしての矜持【ACLE】 | サッカーダイジェストWeb
— 今できるすべてを出し、課題を噛み砕いて次に向かう
やはり、この男の存在感は別格である。
2-0で勝利した浦項スティーラーズ戦で、横浜F・マリノスは圧倒的にボールを保持しながら試合を優位に進めた。そのなかで攻守において際立つプレーを披露したのが、ボランチで先発した小池龍太だった。
攻撃面では、正確なパスでビルドアップの中継役を担えば、絶妙なタイミングでポケットを取ってクロスを供給。得点には絡めなかったものの、何度も好機を演出した。
一方の守備面でも、誰よりも速いトランジションで相手のカウンターを阻止すれば、的確なポジショニングで味方のサポートに入る。
足をつって77分に交代となったが、GK飯倉大樹が「龍が誰かのサポートだったり、誰かの分まで動いてくれるからチームが良くなっている。彼ひとりじゃないけど、前と後ろ、いろんなものを繋いでいる」と称賛するとおり、小池龍がチームの潤滑油になっていた。
ただ、本人の感覚は少し異なるようだ。
「僕自身、あまり手応えはないです。ジョン(・ハッチンソン監督)が決めたメンバーの中で、自分のタスクをこなすのがすべてなので。
怪我人が出て本職の選手たちが出られないなかで、自分がそこ(ボランチ)で出る意味を結果で示さなければいけない。それが自分の役割なので、勝てたことと、少しでもチームの力になれたのであれば、自分の経験とか、チームをひとつにする力とか、そういったものを証明できたのかなと思います」
小池龍は以前にもボランチを務めた経験はあるが、本職は右SBである。本人も「ボランチに関してはあまりよく分かっていない。スペシャリストでもない」と話すが、これまでプロとして積み重ねてきたものもある。
「もちろん、他の選手が(ボランチを)やったほうが良いって言う人もいると思います。それでも今できるすべてを試合で出すしかない。そこでもっとこうしたほうが良かったとか、そういうことを一つひとつ自分の中で噛み砕いて、次の試合に向かって行く。それをサイドバックで長く続けてきたからこそ(2022年に)代表にも選んでもらえました。
今回はボランチで挑戦させてもらっていて、そこでの一つひとつをサイドバックの時と同じように続けていくことで、ボランチでも生き残っていける選手になれると思う。やることは正直変わらないですし、相手の嫌がることを続けていくだけ」
浦項戦では右SBの松原健が負傷退場しているため、その状況次第で小池龍は今後、右SBに入る可能性もあるが、“ボランチ小池龍太”のさらなる活躍にも期待だ。
取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)
マリノスGK飯倉大樹が後半ATに渾身のPKストップ! タイムアップまで冷静な立ち振る舞い、スタンドに向かって見せたガッツポーズの意味【ACLE】 | サッカーダイジェストWeb
— 「最後まで足が残っていて良かったです」
見事なセーブだった。
11月27日に行なわれたアジア・チャンピオンズリーグエリートのリーグステージ第5節で、横浜F・マリノスは韓国の浦項スティーラーズと対戦し、2-0で勝利。後半アディショナルタイムに松原健のボックス内でのファウルで相手にPKを献上してしまうが、そこで立ちふさがったのがGK飯倉大樹だ。
相手のキッカーは、ゴール中央にボールを蹴り込む。それに対して飯倉は右に反応したが、なんとか左足に当てて弾き返した。右に大きく飛んでいたら足に当てられなかったが、正面も予想していたのか。
「相手の助走の仕方から、キーパーを見て蹴ってくる感じがしました。なんとなく右のイメージをしていたけど、最後まで足が残っていて良かったです」
PKをストップした後はガッツポーズをしたり、雄叫びを上げたりするGKの姿をよく目にするが、飯倉はとても冷静に立ち振る舞っていた。そしてタイムアップの笛が鳴ると、背番号21はファン・サポーターからのチャントに応えるように、スタンドに向かってガッツポーズを見せた。
その時のことを訊くと、飯倉は「なんとなく止められる自信というか、そんな駆け引きだったので、その後はスカしてました」と周囲の笑いを誘いつつ、最後のガッツポーズは「みんなと喜ぶための表現です」とコメント。
また、試合後には飯倉と榎本哲也アシスタントGKコーチが談笑する姿もあった。榎本コーチからは「終わり良ければすべて良しにはさせない」という話があったようで、「僕も要所のコミュニケーションだったり、改善できるところがあったので、しっかりお灸を据えられました」と明かした。
飯倉も「ゼロで終わりたいと思っていたから、それが結果になって良かった」と口にしたように、たとえ試合に勝利したとしても、相手をゼロで抑え切るのと、終盤に1失点するのとでは、チームに与える影響は異なる。トリコロールの守護神のワンプレーは、中2日で迎えるJ1第37節の湘南ベルマーレ戦へ弾みをつける意味でも大きかったと言えるだろう。
取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)
ゲキサカ
横浜FMがACLEリーグステージ突破に一歩前進! 国内カップ決勝に備えて主力温存の浦項に2-0勝利 | ゲキサカ
AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)は27日、リーグステージ第5節を各地で行い、横浜F・マリノスが浦項スティーラーズ(韓国)を2-0で破った。週末に国内カップ決勝を控えるため大幅にメンバーを入れ替えた浦項に対し、攻めあぐねる時間が目立ったものの、なんとか2点を奪って勝利。3勝1分1敗の勝ち点10で3位に浮上し、リーグステージ突破に一歩前進した。
横浜FMは16日のJ1リーグ前節・磐田戦(◯4-3)以来の公式戦。3日後の30日には次節・湘南戦を控えているが、FWアンデルソン・ロペス、FWヤン・マテウスら主力選手を中心に先発起用した。一方の浦項は30日に蔚山HDとの韓国FA杯決勝を控えているため、主力選手は日本遠征に帯同せず。高校3年生世代の18歳FWキム・ミョンジュン、U-23韓国代表の21歳MFキム・ドンジンらを先発に抜擢した。[スタメン&布陣]
試合は立ち上がりから横浜FMがボールを握り、5-4-1の守備ブロックを敷く浦項を押し込んだが、ゴール前をガッチリ固められたことで目立った決定機はなし。前半27分、ボランチ起用のDF小池龍太からの縦パスを受けたFW西村拓真が振り向きざまにシュートを狙い、ようやくビッグチャンスを作ったが、これは惜しくも左に外れた。
その後もヤン・マテウスのミドルシュート、A・ロペスのヘディングシュートがGKに阻まれた横浜FMだったが、前半41分に相手のミスから先制に成功した。GKからの配球をDF松原健が右の高い位置で奪い、味方につなぐと、A・ロペスのパスにヤン・マテウスが反応。冷静なワンタッチシュートでゴール左隅へ押し込んだ。
なおも主導権を握る横浜FMは後半6分、ヤン・マテウスのドリブル突破で右サイドを崩し、スルーパスを送ると、これに反応した西村がゴール前に折り返し、FWエウベルがトリッキーなダイレクトシュートで押し込む。しかし、ここはオフサイドの判定。ヤン・マテウスがパスを出した時点で西村が相手の最終ラインの裏に飛び出しており、ゴールは認められなかった。
その後は1点リードの横浜FMが21歳のDFチェ・ヒョンウンを中心とする相手守備陣を攻めあぐねる中、浦項がウイングバックを有効に使った攻撃で何度かカウンター攻撃を試みる。だが、横浜FMの守備陣はこれを冷静にいなすと、同アディショナルタイム5分に追加点。セットプレーで松原が獲得したPKをA・ロペスが決めた。
ところが後半アディショナルタイム6分、今度は横浜FMが松原のファウルでPKを与え、失点のピンチ。だが、18歳のキム・ミョンジュンのキックはGK飯倉大樹がセーブした。試合はそのままタイムアップ。横浜FMは無失点のまま勝利し、リーグステージ3位に浮上した。
(取材・文 竹内達也)
PKストップで後味悪さを断ち切った横浜FM38歳GK飯倉大樹、喜びは控えめも「すかしてました(笑)」 | ゲキサカ
さすがの駆け引きで後味の悪さを断ち切った。横浜F・マリノスはリードを2点に広げた直後の後半アディショナルタイム9分、ゴール前の競り合いでDF松原健がファウルを取られ、PKを献上。しかし、失点のピンチに38歳のGK飯倉大樹が立ちはだかった。
キッカーは18歳のFWキム・ミョンジュン。「助走の仕方でキーパーを見ながら蹴ってくる感じかなと思った。逆を取ってきたら難しかったけど、助走を見て右かなというのもあってイメージしていた」(飯倉)。冷静に動きを見ながら駆け引きを仕掛けると、最後は中央を狙ってきたボールに足を残してブロック。「最後の最後まで足が残ってくれて良かった」と振り返った。
PKを止めた後にも派手な喜びは見せず、DF上島拓巳とのタッチをさらりと交わしたのみ。「なんとなく自分の中で止められる自信があったので、その後はすかしてました(笑)」。そう報道陣を笑わせた飯倉だったが、完封勝利という結果には「あのPKになる前に試合を決めるチャンスがあった。そういうのも含めてゼロで終われたのは良かったし、ゼロで終わりたいと思っていたので結果につながって良かった」と頼もしい表情で語った。
チームはこの勝利により、11月に入って4連勝。シーズン佳境で結果が出始めている。「勝つ習慣をつけるのがすごく大事。4連勝して中2日で湘南戦もあるけど、良い形で連戦をスタートできたのが良かったんじゃないかな」(飯倉)。シーズンはACLEも含めて残り3試合。今季途中から主力を担う38歳は「残り3試合全部勝とうという気持ちで」と連勝フィニッシュを誓った。
(取材・文 竹内達也)
攻撃で2点に絡んだ横浜FM松原健、PK献上には反省「大樹くんにウナギを奢らないと」 | ゲキサカ
果敢な駆け引きが勝負を分けた。横浜F・マリノスは0-0で迎えた前半41分、GKファン・インジェを起点としたビルドアップにプレッシャーをかけると、DF松原健が高いポジションでインターセプト。ここからFWアンデルソン・ロペスにボールが渡り、最後はFWヤン・マテウスが仕上げて先制点を奪った。
対戦相手の浦項スティーラーズは3日後の国内カップ決勝に備えて主力を温存し、若手を積極起用していた中、立ち上がりから力量で優勢に立っているのは明らかな一戦。だが、その中でも攻めあぐねる時間帯が続いていた横浜FMにとって、この先制点の意味は大きかった。
「前からしっかりプレスがかかっていたし、(浦項は)繋ぐ意識が高いチームだからこそ、セーフティーに蹴るよりも繋いでくるだろうというイメージがあった。後ろのことは気にせずに前にチャレンジした結果、ああいう形になって良かった」(松原)
試合を通じてのパフォーマンスには「ボールは持てるけど効果的な攻撃ができなかった」と厳しく振り返る松原。ただ、後半アディショナルタイム3分には「前半から身体を押さえられるというか抱え込まれる印象があった」というセットプレーの競り合いでファウルを受け、追加点のPKにもつなげており、松原の勝負際での駆け引きが「(勝利という)最低限の結果」(松原)をもたらす結果となった。
もっとも、2-0とした直後のPK献上には反省も残したようだ。自身はファウルの際に相手のスパイク裏を蹴り上げる形となり、右足首からの出血でピッチを退いたため、「痛くて見られていなかった」というPKだったが、これをGK飯倉大樹がストップ。松原は「大樹くんにウナギを奢らないといけない」と苦笑いで振り返りつつ、30日に迫るJ1次節・湘南戦の出場に「行きます。あとはジョン(・ハッチンソン監督)次第ですけど」と意欲を見せていた。
(取材・文 竹内達也)
FA杯決勝に備えて主力来日せず…18歳FWら積極起用で横浜FMに敗れた浦項パク監督「セカンドチームには良い経験になった」 | ゲキサカ
今月30日に蔚山HDとの韓国FAカップ決勝戦を控えている浦項スティーラーズ(韓国)は主力選手の大半を帯同させずに横浜F・マリノスとのアウェーゲームに挑み、0-2で敗れた。試合後、パク・テハ監督は「土曜日にビッグマッチがあるので、韓国からベストメンバーは帯同していない。セカンドチームには良い経験になったが、結果は残念に思う」と淡々と語った。
浦項はこの日、高校3年生世代で18歳のFWキム・ミョンジュン、パリ五輪予選でのU-23韓国代表歴を持つMFキム・ドンジンらリーグ戦の出場機会の少ない選手を多数先発に抜擢。FWホルヘ・テイシェイラ、MFオベルダン、DFジョナサン・アスプロポタミティスら外国籍選手は帯同させておらず、国内カップ優先の編成は明白だった。
そうした中でも指揮官が「よりプレータイムを増やして、ボールに絡む時間が増えればさらに良くなる」と期待を寄せるリベロ起用の21歳DFチェ・ヒョンウンらが奮闘し、横浜FMに対して集中力の高い守備を見せていたが、前半41分に経験豊富なGKファン・インジェのビルドアップミスから失点。後半にもPKで追加点を許し、0-2で敗れる結果に終わった。
しかし、指揮官はこの試合を前向きに受け止めた。「アウェーでの3試合はこれまでいろいろな事情があり、ベストなメンバーを連れて来られなかった。ただ若い選手にとっては2点を取られたと言っても、経験を得られたことが良かった」。そうこの敗戦を振り返りつつ、「再試合のチャンスがあればベストな戦いをしたい」と苦笑い混じりに話した。
また先発に抜擢されながらもPKをGK飯倉大樹に止められるなど、悔しい一戦になった18歳のキム・ミョンジュンについては「良いプレーをしていた。次に同じチャンスが来た時にゴールを決めてくれればいい。サッカーにミスはよくあるもの。次に改善してくれればいい」と温かくかばった。
(取材・文 竹内達也)
サカノワ
【ACLエリート】お見事、GK飯倉がPKストップ! 横浜FM、浦項に2-0勝利で3位 | サカノワ
— ヤン・マテウス、アンデルソン・ロペスが決める。
AFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)エリートの東地区リーグフェーズ5節、横浜F・マリノスがヤン・マテウスのゴールとアンデルソン・ロペスのPKによる1点を守り切り、韓国Kリーグの浦項スティーラースに2-0の勝利を収めた。横浜FMは3勝1分1敗の勝点10で3位。
横浜FMは41分、アンデルソン・ロペスからのパスを受けたヤン・マテウスが決めて先制に成功する。その後もホームチームが優勢に試合を進める。
そして後半アディショナルタイム、コーナーキックからの競り合いで松原健が後ろから羽交い絞めにされて倒されて、PKを獲得。これをアンデルソン・ロペスが決めて2点差とする。
しかし直後、松原のファウルで浦項にPKを献上。しかし、ここで38歳のGK飯倉大樹が18歳のキム・ミョンジュンのど真ん中へのキックをストップ! 大ベテランの21番は表情をいっさい変えず、負傷した松原を欠くなかで、無失点に抑えてみせた。
日本勢は5試合を終えて、1位ヴィッセル神戸(勝点13)、3位 横浜FM(同10)、4位川崎フロンターレ(同9)と、ラウンド16に進める8位以内に入っている。
残り3試合、日本勢以外が潰し合うことを踏まえると、神戸は8強入りをほぼ確実にしている。
【横浜FM】PKストップ&無失点のGK飯倉大樹「右側か真ん中に来るなという予測はあった」。ACLE浦項戦で2-0勝利 | サカノワ
— 11月公式戦4連勝で、30日にはアウェーで湘南ベルマーレと対戦。
AFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)エリートの東地区リーグフェーズ5節、横浜F・マリノスがヤン・マテウスのゴールとアンデルソン・ロペスのPK弾で、韓国Kリーグの浦項スティーラースに2-0の勝利を収めた。
後半アディショナルタイムにPKを止め、無失点勝利に大きく貢献した38歳のGK飯倉大樹は試合後のDAZNのフラッシュインタビューで、何より無失点勝利を喜んだ。
「チーム的にも無失点で終えたかったので、(PKを)止められて良かったです。(止めたのは)足の甲ですね。僕から見て右側か真ん中に来るなという予測はあったので、最後まで足が残ってくれて良かったなと思います」
一方、攻撃面では「アタッキングサードで課題を残しましたが、早めに点を取れれば、もうちょいいい流れで点を取れたかなと思います」とフィニッシュをテーマに挙げていた。
職人のようにひと仕事をやってのけた飯倉はほっと安堵するように、「ずっと声を出して、なるべく集中を切らさないように意識していました」「連戦が続くので、一戦一戦、勝てるように、この良い流れを続けたいです」と、このまま連勝でシーズンを終えたいと意欲を示した。
横浜FMは3勝1分1敗の勝点10でA CLリーグフェーズ東地区3位。11月は公式戦無敗の4連勝で、30日にはリーグ37節で湘南ベルマーレとアウェーで対戦する。/blockquote>
Goal.com
ACLEの日本勢、全3クラブが4位以内に! 横浜FM、韓国の浦項を下して3位浮上 | Goal.com 日本
横浜F・マリノスは27日、AFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)第5節で浦項スティーラース(韓国)をホームに迎えた。
ACLE東地区で4試合を終えて勝ち点7の横浜FMが、同6の浦項と激突。試合は序盤から主導権を握った横浜FMが攻勢に出る。27分には、ボックス内正面で小池龍太の縦パスを受けた西村拓真が素早く反転してシュート。しかし、これはわずかに枠の左へはずれた。
ハーフタイムにかけても攻めた横浜FMは、38分にヤン・マテウスがGKのファインセーブを強いるミドルシュートでゴールに迫ると、41分に先制する。敵陣深くで松原健が相手GKのパスをカットすると、ボールを受けてボックス右に侵入したアンデルソン・ロペスが折り返し。最後は正面のヤン・マテウスが押し込み、横浜FMがリードを手にして前半を終えた。
迎えた後半も横浜FMが試合のペースを掌握する。チャンスを演出していく横浜FMは69分、ロングフィードでボックス左奥に抜けたアンデルソン・ロペスが角度の厳しい所からシュート。これを枠に飛ばすが、GKのセーブに遭って2点目とはならない。
その後も集中を切らさず浦項の反撃を許さなかった横浜FMは、アディショナルタイムにCKから松原健が倒されてPKを獲得。これをアンデルソン・ロペスが決めて2-0とした。
その後、松原がクリアの際に相手を蹴る形となってPKを献上するも、キム・ミョンジュンのPKをGK飯倉大樹がストップ。そのまま2-0で勝ち切って勝ち点10としたチームはリーグ3位に浮上した。
これでACLEに参加している日本勢は、ヴィッセル神戸(首位)、川崎フロンターレ(4位)を含め、全3クラブすべてが上位に位置している。
サッカーキング
横浜FM、浦項との“日韓対決”を制しACLE連勝!…ヤン・マテウスが先制弾、A・ロペスは4戦連発 | サッカーキング
AFCチャンピオンズリーグ(ACLE)リーグフェーズ第5節が27日に行われ、横浜F・マリノス(日本)と浦項スティーラース(韓国)が対戦した。
アジアの頂点を懸けた戦いもリーグフェーズの後半戦に突入する。昨シーズンの“ファイナリスト”でもある横浜FMは初戦で光州FC(韓国)に3-7で大敗したが、続く第2節では蔚山HD(韓国)に4-0で快勝。山東泰山(中国)とのドローゲームを挟んで、前節はブリーラム・ユナイテッド(タイ)を5-0で下し、最初の4試合を2勝1分1敗・勝ち点「7」という成績で終えた。連勝を目指す今節はここまで2勝2分の浦項をホームに迎える。
序盤はミドルブロックを形成して構える浦項に対し、横浜FMがボールを保持しながらチャンスをうかがう展開が続く。12分、右サイドの敵陣深くでスローインを受けたヤン・マテウスがカットインから左足を振り抜くも相手GKが好セーブ。その後も何本か良い形を作るが、浦項の中央を固めたコンパクト陣形をなかなか崩し切ることができない。それでも素早い攻守の切り替えや堅実な守備で試合の主導権は掌握し続ける。
27分、左から中へ絞ったエウベルから小池龍太にボールが渡り、ボックス内中央へ鋭い縦パスが送られる。これを収めた西村拓真が反転から左足を振り抜いたが、シュートは惜しくも枠の左へ外れる。直後には右のニアゾーンを取った西村の折り返しにアンデルソン・ロペスとエウベルが飛び込んだが得点ならず。38分には中央でボールを収めたヤン・マテウスが遠い距離から左足を振り抜くも、枠を捉えたシュートは相手GKの好セーブに阻まれた。
なかなか得点を奪えずにいた横浜FMだったが、41分に前線からのハイプレスが奏功し先制に成功する。松原健が鋭い出足で相手GKのパスをカットすると、A・ロペスを経由し、ボールはゴール前のヤン・マテウスへ。最後は右足のダイレクトシュートでネットを揺らした。
2点リードで後半を迎えた横浜FMは50分、ヤン・マテウスが鋭いドリブル突破からボックス内右へスルーパスを送り、西村がライン際からゴール前へ折り返す。これをエウベルがダイレクトで流し込んだが、オフサイドで追加点とはならず。60分には前線でのボール奪取からチャンスを作り、西村の右からの折り返しにA・ロペスが飛び込んだがわずかに合わなかった。
その後は浦項も攻撃の機会を増やしていくが、横浜FMも集中した対応を続け、大きなチャンスを作らせない。69分には西村のロングフィードに抜け出したA・ロペスが独力でフィニッシュまで持ち込んだが、ここも相手GKの好守に阻まれ追加点とはならない。その後はややオープンな展開が続き、試合は最終盤に突入。90+4分、CKの競り合い時に浦項の選手にファウルがあったとして横浜FMがPKを獲得。これをA・ロペスが沈め、リードを2点に広げた。
最終盤にはPKを献上した横浜FMだったが、GK飯倉大樹が見事にセーブし、2-0で試合は終了。日韓対決を制した横浜FMがACLE連勝を飾った。次節は12月3日に行われ、横浜FMはアウェイでセントラルコースト・マリナーズ(オーストラリア)と、浦項はヴィッセル神戸(日本)とホームで対戦する。
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