アンカー(目次)
1.横浜F・マリノスオフィシャルサイト
2.Jリーグ.jp
3.X(旧Twitter) / Instagram
4.ハイライト動画
5.Webニュースログ
6.今週の他会場など
横浜F・マリノス オフィシャルサイト
明治安田J1 第35節 横浜F・マリノス vs 浦和レッズ 試合データ | 横浜F・マリノス 公式サイト
Jリーグ.jp
【公式】横浜FMvs浦和の試合結果・データ(明治安田J1リーグ:2024年10月30日):Jリーグ公式サイト(J.LEAGUE.jp)
└ 入場者数 21,397人
監督コメント
[ ジョン ハッチンソン監督 ]
3日前の天皇杯準決勝(・G大阪戦)から中2日でこの試合を戦わないといけませんでした。
その準決勝で120分間戦い、「パフォーマンスは良かったけど惜しかったね」と言われました。
(アンデルソン)ロペスに関してはこの2試合で210分間プレーしています。
120分戦っている選手も90分戦っている選手もいます。38歳の飯倉(大樹)も210分間戦っています。自分たちが今季戦う61試合のうち、中2日の試合が(約)15回あります。中3日の試合は30回(※約20回)あります。
この厳しいスケジュールの中、ピッチに立つ選手を誇りに思います。
あきらめるのではなく、勝ちにいく姿勢は称えるものがあります。
一人ひとりが戦ってくれています。5分出る選手もいれば、120分戦う選手もいます。
日曜日に悔しい敗戦を味わい、翌日の月曜日から練習をしなければいけませんでした。
無失点で抑えられたこの試合は良かったと思います。ゴールを奪えるチャンスも作り出せました。
今日の試合を見ていて、選手たちは本当によくやってくれましたし、誇りに思います。--監督が言われるタフな日程面および、メンバー選考について監督の専権事項であることを理解した上で質問します。前節・新潟戦から13日間で4試合をこなしました。先ほど言われたアンデルソン ロペス選手や飯倉選手ら一部選手にプレータイムが偏っていた面もあります。
3分1敗と結果が出なかった中、メンバー選考の狙いとその結果をどう受け止めているかを聞かせてください。すごく良い質問だと思います。ボランチは渡辺 皓太や山根 陸、今日はSBが本職の小池 龍太が出ました。
現状、喜田(拓也)がケガで、松原(健)と畠中(槙之輔)はケガではありませんが、連戦は難しい状況です。
永戸(勝也)は天皇杯で長くプレーしていて難しく、ポープ(ウィリアム)もエウベルもケガをしています。おっしゃることは分かりますが、自分は常に目の前の試合に対し、バランスを求めて選考しています。
なぜ連戦でロペスを長く出し続けるのか、と思われるかもしれませんが、彼は特にケガをしていませんし、彼からも「プレーしたい」という強い気持ちを伝えてくれていました。
どのような状況でも一つひとつ勝ちにいくことは変わりません。監督としてバランスを重視することは大事です。
(ACLEリーグステージ第3節・)山東泰山戦はディフェンスラインをローテーションしました。このスケジュールの中、どうすれば結果を残せるかを考え、さらにインパクトを残したい思いもあります。今日の試合でも渡邊 泰基が良いプレーをしてくれました。モチベーションをどこに持っていくかも大事になります。
自分が監督である以上、選手たちの安全面についても配慮しなければいけません。
今日の試合のあと、少し間が空くので、明日から2日間は完全オフにします。
選手たちをリフレッシュさせて、自分も含めて次の試合に良い準備をしていきたいです。
その後、(次節から)鳥栖、磐田とアウェイの試合が続きます。
(J1第37節・)湘南戦の直後に(ACLEリーグステージ第6節・CCマリナーズ戦を戦うために)オーストラリアに行かなければいけません。
そのタイトな日程の中、どうすれば目の前の試合にベストなメンバーで臨めるか。
安全にケガなく戦わせることを前提にどう戦うかを考え、選手選考を行っていきます。
選手コメント
小池 龍太
--イレギュラーな形だったかもしれませんが、復帰後初のフル出場となりました。
やっと戻ってきたなという感触と、まだまだ戻さないといけないという思いがあります
。思った以上に、メディカルスタッフやコーチングスタッフが喜んでくれている喜びのほうが大きいです。
イレギュラーのように見えましたが、ジョン(ハッチンソン監督)には「90分間やらせてほしい」という話はしていました。
彼にも選択肢がなかったかもしれませんが、自分の意志も含めてのことだと思います。--今日の結果はいろいろな受け止め方ができると思います。ショッキングな天皇杯準決勝・G大阪戦からリアクションを見せないといけない中、負けなかったですし、J1残留に向けても貴重な勝点1を得ました。一方、この引き分けでリーグ戦6戦未勝利となりました。どのように受け止めていますか。
勝点3以外いらない気持ちですし、勝てなかったことがすべてです。
ファン・サポーターの方々は勝ちを求めて応援しに来てくれています。自分たちも勝ちで応えないといけません。
その中で勝つためには失点をなくすことが前提です。そのステップは踏めました。
あとはどう攻撃で相手を上回り、どう勝っていくか。この1週間で改善していきたいですね。
守備では緩みが出なかったけど、攻撃時には相手陣地で不用意なミスもありました。
そのクオリティーはマリノスではあってはいけません。
勝点3につながらなかったので、改善して改善して、これかマリノスだよね、という形で終わりたい。それだけです。--小池選手自身、ベストに近いパフォーマンスだったのではないでしょうか。
これが基準です。
下回ってはいけないし、下回るのであれば、このクラブに僕はいりません。
僕が出る理由はそこしかありません。
水沼 宏太
--天皇杯準決勝・G大阪戦での敗退から立ち上がることがテーマの試合でした。
0-0で終わってしまったのは僕たちだけでなく、ファン・サポーターの皆さんも切り替えたいと思って来てくださった中、申し訳なく思います。
数多くチャンスを作った中、仕留め切れなかったのはまだまだです。
個人的にも少し長く出られたのに、ここで結果を残せず、悔しさが残る試合ではありました。
でも、負けなかったことはいまの自分たちにとってすごく大きいので、とにかく前向きに捉えてやっていくしかありません。
自分たちが置かれているいまの状況は一歩間違えば、大変なことになる。
勝点1を積み上げられたことを前向きに捉えたいです。--そのG大阪戦後には涙が見られました。残りのシーズン、何を見せたいですか。
今年は決勝戦や準決勝を戦う機会が多かったのですが、結局そこで何も獲ることができませんでした。
情けなさは間違いなくあります。自分自身もそのピッチで長く立てない情けなさ、悔しさもあります。
もっとチームのためにしたい、できるといったいろいろな気持ちがあり、その感情のコントロールの難しさはありましたが、プロである以上、お金を払って観に来てくれる人たちにどれだけのものを提供できるかを突き詰めてやらないといけません。
一度負けただけでも、その後の1週間はやってられない、という気持ちになるぐらい、ここ数年勝つことができていました。
今年に関してはチームの1人としてもっともっとやらないといけないという気持ちが強いです。
X(旧Twitter) / Instagram
今日ピッチにいた方じゃないですか!?
ちょっとだけ話題になっている外国の方。
マリサポ&宮市サポなのかな?#マリノス #fmarinos #マリサポ #宮市亮 https://t.co/6POh9zSPSg— セレナ (@Serenan_n7) October 30, 2024
ハイライト動画など
ハイライト|J1リーグ第35節|vs 浦和レッズ – YouTube
ネットニュース・Weblog
スポーツニッポン
横浜、6試合ぶり白星ならず ホームで浦和とスコアレスドロー 失意の今季無冠決定から中2日― スポニチ Sponichi Annex サッカー
13位の横浜F・マリノスはホームで12位の浦和と0―0でスコアレスドローに終わり、6試合ぶりの白星とはならなかった。
横浜は天皇杯準決勝・G大阪戦から中2日で迎え、ジョン・ハッチンソン監督は先発5人を入れ替えた。だが、前半2分にいきなりアクシデントが起きる。DF加藤蓮が相手MF松尾と接触し、左膝を押さえながらピッチに座り込んだ。一度はプレーを再開するも、同6分に負傷交代。MF天野が投入され、ボランチで先発していたDF小池龍太が右サイドバックに入った。
同11分にFKを獲得し、キッカーの天野が約30メートルの距離から左足を振り抜き、直接狙うも枠外。同36分にはペナルティーエリアでFWマテウスが右クロスで好機を演出するも得点できず、0―0で試合を折り返した。
後半20分にはMF水沼とFW宮市を投入。同36分には水沼の右クロスから宮市が頭で合わせたが、惜しくも枠外となり、最後までネットを揺らすことはできなかった。
アジア・チャンピオンズ・リーグ(ACL)は準優勝、ルヴァン杯と天皇杯はともに4強止まりで、リーグ戦も優勝の可能性が消滅しており、すでに今季無冠が決定。27日の天皇杯準決勝・G大阪戦敗退の失意から中2日で迎えたが、スコアレスドローに終わった。
横浜・ハッチンソン監督 過密日程に不満爆発!会見で約3分間訴え「なぜコントロールしていただけない」― スポニチ Sponichi Annex サッカー
横浜F・マリノスはホームで浦和と0―0のスコアレスドローに終わり、6試合ぶりの白星とはならなかった。天皇杯準決勝でG大阪に延長戦の末に敗れ、今季無冠が決定した失意から中2日。ジョン・ハッチンソン監督(44)は過密日程に不満を爆発させ、リーグに訴えた。
横浜は満身創痍(そうい)で戦った。この4日間で計210分もピッチに立ち続けたGK飯倉ら選手は懸命にプレーしたが、スコアレスドローに持ち込むのがやっと。ハッチンソン監督は試合後の会見冒頭で「試合を振り返る前に言わせてもらいたい」と切り出し、約3分間、過密日程への不満をあらわにした。
「なぜ、このスケジュールをコントロールしていただけないのか。J1で成績を残しているこのチームに対して、なぜ我々が水曜日に戦わないといけないのか。金曜日でも土曜日でも良かったのではないか」
今季はアジア・チャンピオンズ・リーグ(ACL)決勝、ルヴァン杯と天皇杯はともに4強入りしたことで常に過密日程を強いられた。「この61試合が終わり、中2日での試合が15回だ。中3日の試合が30回もあった」と指揮官。特に今回はアウェーでG大阪と延長戦まで戦い、移動もあった中でタイトなスケジュールだった。
「120分戦ってる選手もいる。90分プレーしてる選手もいる。38歳の飯倉は200分以上戦っている。3日間でだ。このリーグが、選手たちを安全に良いパフォーマンスをさせるために考えているのであれば、配慮していただけてもいいのではないか」と不満は止まらない。
言葉の全ては選手の健康を願っての思い。最後は「この厳しいスケジュールの中で、諦めるのではなく、勝ちにいく、その姿勢は本当に称えるものがある。一人一人が本当によく戦ってくれている。誇りに思う」と語った。
ニッカンスポーツ
【横浜】宮市亮、浦和原口との再会に歓喜「偉大な選手が戻ってくるのはリーグの活性化になる」 – J1 : 日刊スポーツ
横浜F・マリノスFW宮市亮(31)がドイツ時代の先輩、浦和レッズMF原口元気(33)との再会を喜んだ。
互いに同じ時期にドイツでプレーしていた。2014年からヘルタ・ベルリン、デュセルドルフ、ハノーバー、ウニオン・ベルリン、そして今年までシュツットガルトに在籍した原口に対し、宮市はアーセナルを皮切りにイングランド中心にキャリアを積み、そして2015年からドイツのザンクトパウリに所属。原口のいたヘルタ・ベルリンとも対戦している。
試合後のミックスゾーンで宮市が取材に応じているところへ、原口が歩み寄った。声をかけられると、満面の笑みで歓喜した。
しばし歓談した後、宮市は「うれしいですね。僕からあいさつにいこうと思っていたけど、タイミング的に元気君からきてくれて。キャリアは雲泥の差くらい、彼はすごい持っていますし、そういった選手がまた日本に戻ってきてJリーグを盛り上げてくれるというのは。一緒のピッチに立てて良かったです」と話した。
この日は原口が先に後半18分から途中出場すれば、宮市も後半20分からピッチに立った。
宮市が左ウイングで再三、スピードに乗ったドリブル突破から決定的なチャンスを演出。さらにクロスボールからヘディングでゴールを狙う場面もあった。対する原口は鋭いボールカットから味方シュートにつなげたほか、オフサイドでノーゴールとなったがゴール右奥への好クロスで決定機を演出した。
「オフサイドになったシーンなんかもう彼の良さというかカットインして素晴らしいボールが出て、僕らもやられそうでしたけど、助かりました。帰ってきた選手がもたらすものはやっぱり大きいとあらためて自覚しました。僕はもう自分のことで精一杯ですけど、原口選手のような偉大な選手がこう戻ってきてくれるというのは、リーグの活性化にもなると思います。あとはお互いに切磋琢磨(せっさたくま)して頑張りたいなと思います」
試合はスコアレスドローに終わったが、両者が見せたプレーは全盛時をほうふつさせる輝きがあった。
【横浜】浦和と0-0ドロー 天皇杯120分死闘から中2日の過密日程も宮市「言い訳しない」 – J1 : 日刊スポーツ
横浜F・マリノスがホームで浦和と0-0で引き分けた。得点源のFWアンデルソン・ロペスを軸に好機をつくりながら得点できず。リーグ戦では8月24日のC大阪戦(4-0)以来、6試合連続で勝ち星なしとなった。
天皇杯準決勝のG大阪戦は延長戦の末に2-3と敗退。120分戦った上に中2日の浦和戦だった。後半20分から投入された宮市が縦突破を繰り返し、Aロペスは後半41分、カウンターからゴール前まで持ち込み強烈なシュート。好機を作りながら浦和ゴールを破れなかった。ルヴァン杯、天皇杯にACLEも加わり、この2カ月間で15連戦をこなした。Aロペスが「疲労はある」と認めた一方で、宮市は「我々はプロフェッショナル、日程は言い訳にしない」と前を向いた。
34試合を終えて勝ち点43で13位と苦戦は続く。
【J1】横浜-浦和はスコアレスドロー/スコア詳細 – サッカーライブ速報 : 日刊スポーツ
サンケイスポーツ
J1横浜M、6戦勝ちなし 横浜M・ハッチンソン監督「選手は疲れが見えていたが、戦い続けた」 – サンスポ
明治安田J1第35節第2日(30日、日産スタジアム=1試合)横浜Mは浦和と0―0で引き分け、勝ち点43とした。サイド攻撃を軸に攻めたが得点できず、6試合勝ちなしで暫定13位。浦和は2連勝はならず、同じく勝ち点43で得失点差の暫定12位。
横浜M・ハッチンソン監督「選手は疲れが見えていたが、戦い続けた。とても誇りに思う」
横浜M・水沼「数多くの好機をつくった中で仕留め切れなかったのは、まだまだ。勝ち点1を積み上げたことを前向きに捉えてやるしかない」
J1横浜M、ホームで引き分け 中2日の日程にハッチンソン監督「休み時間もない。日本協会がこのスケジュールを配慮してくれると幸い」 – サンスポ
明治安田J1第35節第2日(30日、横浜M0-0浦和、日産ス)横浜Mはホームで浦和と0―0で引き分けた。これでリーグ戦は6戦勝ちなし。延長で屈した天皇杯準決勝のG大阪戦から中2日と厳しい日程の中、決定力を欠いて得点できなかった。勝ち点はともに43で、得失点の差で浦和が12位、横浜Mが13位。
疲れからか選手たちは一様に精彩を欠き、無得点に終わった。ハッチンソン監督は「休み時間もない。日本協会がこのスケジュールを配慮してくれると幸い」とため息。残り4試合で、降格圏の18位・磐田との勝ち点差は8に。MF天野は「不本意だが残留争いに巻き込まれている。(残り試合を)勝利し、残留を決めたい」と語った。
スポーツ報知
横浜FMは浦和とドロー 120分激闘から中2日、厳しいコンディションで意地の勝ち点1 – スポーツ報知
横浜FMは勝ち点で並ぶ浦和と0―0で引き分けた。順位は変わらず13位。降格圏との勝ち点3は8に広げた。
厳しいコンディションの中で、意地の勝ち点1獲得となった。
120分の激闘の末に2―3で敗れ、準決勝敗退となった敵地の天皇杯G大阪戦から中2日という強行日程の中、先発を5人変更。さらにDF加藤蓮が開始6分で負傷退場するアクシデントにも見舞われたが、守備陣が集中力を高く保ち、得点を与えなかった。
攻撃面ではFW西村拓真やFW宮市亮、FWアンデルソンロペスらが決定機を生かせなかったが、無冠が決定した試合から中2日というメンタル的にも厳しい状況で、勝ち点1を積み上げて残留決定に近づいた。
ゲキサカ
J1残留には一歩前進…勝ち点並ぶ横浜FMvs浦和は“両者最低限”の0-0ドロー | ゲキサカ
J1リーグは30日、第35節を行い、横浜F・マリノスと浦和レッズは0-0で引き分けた。両者にとってはJ1残留に向け、最低限の結果といえる勝ち点1を分け合った。
共に降格圏と7ポイント差の勝ち点42にとどまる13位の横浜FMと、12位の浦和による名門対決。横浜FMは延長線の死闘を繰り広げた27日の天皇杯準決勝・G大阪戦(●2-3)から中2日の連戦で、先発5人を変更。DF小池龍太が22日のACLE山東泰山戦(△2-2)に続いてボランチで先発した。対する浦和は23日の第25節延期分・柏戦(◯1-0)から1週間ぶりの一戦。出場停止のDFマリウス・ホイブラーテンに代わってDF佐藤瑶大が先発し、MF関根貴大も2試合ぶりに先発復帰した。
試合は前半4分、横浜FMのDF加藤蓮が負傷し、MF天野純との交代を強いられる波乱の幕開け。ボランチに天野が入り、小池は本職の右SBに回った。それでも同11分、横浜FMはゴール正面でFK獲得のチャンス。これを天野が直接狙ったが、クロスバー上をかすめ、枠を捉えることはできなかった。
その後は浦和が安定したビルドアップを見せ、前半13分にビッグチャンス。佐藤のロングフィードから左サイドをMF松尾佑介が抜けると、クロスボールにFW渡邊凌磨が反応。左足ボレーで流し込んだが、松尾にオフサイドがあったと判定され、ゴールは認められなかった。
横浜FMは前半26分、小池の浮き球パスからFW西村拓真が抜け出し、相手DF井上黎生人に身体を入れてボールをキープすると、ゴール前まで駆け上がった左足シュートを放ったが、これは枠を外れる。同34分にはDFエドゥアルドの縦パスを天野が落とし、DF加藤聖が右足で狙うも、GK西川周作の正面に飛んだ。
浦和はそこから2列目の配置を入れ替え、左から松尾、渡邊、関根の並びを関根、松尾、渡辺に変更。すると以降は一方的に押し込む時間が増え、優勢に試合を進める。アディショナルタイム5分にはビッグチャンス。井上の縦パスを松尾に落とすと、渡邊がスルーパスを送り込み、これにFWブライアン・リンセンが抜け出したが、シュートは左に外れた。
後半は両チームともに攻め合う展開となり、浦和がリンセンや井上、横浜FMがFWヤン・マテウスが決定機を作るも、互いになかなか決め切ることができない。すると浦和は後半18分、関根とリンセンに代わってMF原口元気とFWチアゴ・サンタナ、横浜FMは同20分にヤン・マテウスとFW井上健太に代わってMF水沼宏太とFW宮市亮を投入した。
すると横浜FMは29分、宮市の左サイド突破で深い位置に攻め込むと、クロスボールから波状攻撃を展開。だが、浦和DF大畑歩夢のゴールカバーに阻まれるなど、ゴールには至らない。同37分には右サイドに開いた水沼のクロスに宮市が反応したが、ヘディングシュートはわずかに枠を外れた。
浦和は後半37分、宮市に劣勢となっていたDF石原広教に代わってMF中島翔哉を入れ、渡邊を右SBへ。また松尾に代わってFW二田理央を入れる。同41分にはDF大畑歩夢のミドルシュートが相手にブロックされると、横浜FMのカウンターがスタート。スルーパスに抜け出したFWアンデルソン・ロペスが左足で狙ったが、西川の正面に飛んだ。
浦和は後半43分、左サイドに開いた原口のクロスボールを二田が頭で折り返し、これにT・サンタナが飛び込み、ネットを揺らしたが、二田のところでオフサイドがあったとして、またもゴールは認められず。そのまま試合はタイムアップとなり、両者とも勝ち点1を分け合う結果に終わった。
(取材・文 竹内達也)
フットボールチャンネル
「下回るなら僕はいらない」横浜F・マリノス、小池龍太が背中で示した「基準」。苦しい現状…。だからこその役割【コラム】
明治安田J1リーグの第35節、横浜F・マリノス対浦和レッズが30日に日産スタジアムで行われ、両チーム無得点の引き分けに終わった。10月に入ってから実に公式戦8試合目を迎えて満身創痍な状況にあるマリノスにおいて、長期離脱から先日復帰を果たした小池龍太は、チームにより一層の一体感を求めた。(取材・文:河治良幸)
— 長期離脱から戻ってきた小池龍太
横浜F・マリノスは日産スタジアムで浦和レッズと対戦し、スコアレスドローに終わった。天皇杯の準決勝から中2日だったが、スタメンの入れ替わりは5人。その中の一人が小池龍太だった。
「久しぶり…優勝した時(2022年)以来の90分でしたね。感触としてはやっぱり戻ってきたなと思います」と小池。
長期の怪我を乗り越えて、古巣でもある10月5日の柏レイソル戦でスタメン復帰した小池は、22日に行われたAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)、山東泰山とのアウェイゲームで77分までプレーしたが、ガンバ大阪に延長戦の末、2−3で敗れた天皇杯ではベンチ入りしていなかった。
10月だけで8試合を戦ったマリノスにあって、比較的フレッシュな状態にある小池は「こういう疲れているところで、どこかに緩みが出てしまったり、疲れが出てしまったりで。結果が出ないというのが、一番自分たちにとって苦しい。そこの集中力をどれだけ保たせるかが僕の役割だと思っていた」と語る。
チームとしては天皇杯敗戦のショックからリバウンドメンタリティが問われる中でも、小池本人はそうした雑念を頭に入れることはなく「勝ち点3以外いらないという気持ち」をピッチに表現することに集中していた。
— 右SBに回った小池が意識した「駆け引き」とは?
立ち上がりは4-2-1-3の右ボランチだったが、開始わずか6分で右サイドバック(SB)の加藤蓮が負傷交代に。ベンチスタートの天野純がボランチに入ると、小池は右SBに回った。
基本的に左サイドハーフの松尾佑介とマッチアップしたが、前の4枚をポジションチェンジしてくる浦和は、渡邊凌磨が中央から左に回ってきたり、1トップのブライアン・リンセンが流れてくることもあった。
そうした動きに小池は惑わされることもなく「いい状態でボールを持たせないこと、自分たちのラインが下がることで、相手のスピードがより脅威になるというのは思ってたので。自分たちがハイラインを引くことで、いないところにボールを蹴らせるというか。相手をオフサイドにするとか、そういう駆け引きをより多くしようとした」と語る。
浦和はボランチのサミュエル・グスタフソンや左センターバックの佐藤瑶大を起点に、左サイドに展開して、松尾などを縦に仕掛けさせる攻撃を多く繰り出してきたが、同サイドでは小池が距離をうまく詰めながら対応することで、自由にクロスを上げさせなかった。
その外側から左SBの大畑歩夢に持たれるシーンはあったが、マリノスのディフェンスが構えている状態なので、それほど大きな脅威にならなかった。
— 唯一崩された場面に対して小池は…
後半には関根貴大が右から左に回ってきたが、小池はほとんど仕事をさせなかった。浦和は63分に2枚替えで、FWチアゴ・サンタナと同時に原口元気を送りこむ。その時点では松尾が再び左サイドで小池とマッチアップしたが、終盤に中島翔哉が投入されたところで、原口が左に回ってきた。
しかし、小池が「ああいう選手に、どのぐらい詰めるかとか、どうやってボールを持たせるか。縦はそこまで警戒しなかったですけど、うまく対応できたのかなと思います」と振り返るように、基本的にカットインを狙ってくる原口に危険な形でなかなかボールを持たせなかった。
ほぼ唯一、決定的なシーンを作られたのが89分だった。中島のドリブルを起点に、外側でボールを持った原口に対して、小池が縦を切るが、そこから右ウイングの水沼宏太に受け渡す形になり、中央まで進出した原口の縦パスから逆サイドの二田理央に背後を取られてしまったのだ。
そこから折り返しをサンタナに押し込まれたが、二田の体がわずかにラインを出ていたという判定でオフサイドに。VAR確認でも判定は変わらなかった。
小池は「ふわっとしたボールでチャンスメイクされました」と認めながらも「ああいうシーンをなるべく作らせないように、外側でボールを持たせてカットインさせながら、後ろにボールを出させるとか。すごいスピードがある選手ではないので、縦はそこまで警戒しなかったですけど、うまく対応できたのかなと思います」と主張する。
— 小池がチームメイトに示した一つの「基準」
「最後まで集中力を高めることで失点をゼロに抑えましたし、あとはラストパスとゴールが決まればというシーンもあって。そこのクオリティは今後、突き詰めて行かないといけない。そこに自分が関われる回数をどこまで作れるかが課題かなと思います」
小池にとって、そうした厳しいディフェンスを集中力高く、最後までやり切ることは「基準だし、下回っちゃいけないし、下回るのであれば僕はこのクラブに要らない」と語る。
そうした意識をチームに注入できたことにも手応えはあるようだが、得点を取って勝ち切るために、どう攻撃に関わっていくかという部分では課題を残したゲームでもあった。
浦和と勝ち点1を分け合う形で勝ち点を43に伸ばしたが、残留が確定したわけでもなければ、リーグ戦の未勝利も6試合続いている状況も変わらない。
「チームのために、自分のためではないプレーを仲間もしてくれると信じて、自分はそういうプレーをしていきたい。難しい時期になってくるし、人それぞれ、いろんな感情が生まれる残りのシーズンだと思いますけど、そういう時に、マリノスのために一人一人がどれだけやれるかなので。これまで良い時でも、悩んでいた選手たち、そういう選手たちがやってくれてたように自分たちもやるだけ」
そう言い切る小池が残りシーズンで、基準高くマリノスのパフォーマンスに良い影響を与えていけるか。もちろん最後の仕上げは前線のアタッカーに託すところも大きいが、守備をタイトにこなしながら、良い攻撃に繋げていくのは小池の役割だ。
一つひとつの試合で勝利にこだわる小池の姿勢が、苦しい時期でもマリノスらしさを取り戻して勝利につながる鍵になるかもしれない。
(取材・文:河治良幸)
Goal.com
同勝ち点対決は互いに譲らずドロー決着…横浜FMはリーグ戦6試合未勝利、浦和は連勝ならず | Goal.com 日本
明治安田J1リーグ第35節の横浜F・マリノス対浦和レッズが30日に日産スタジアムで開催された。
勝ち点42で並ぶ13位・横浜FMと12位・浦和。勝利で残留に大きく近づきたい両者にとって落とせない一戦だった。
試合開始早々、天皇杯準決勝のガンバ大阪戦(2-3で敗戦)から中2日で迎えた横浜FMにアクシデントが発生。2分、球際のシーンで関根貴大と強く接触した加藤蓮が左足を負傷。その後、数分間プレーを続行したが、座り込んでしまいプレー続行不可能に。6分に天野純との交代を余儀なくされた。
序盤から出鼻をくじかれる形となった横浜FMだが、11分にFKを獲得すると、急遽投入された天野が左足で直接狙う。しかし、これは惜しくもクロスバーをかすめてゴールの頭上を通過した。
一方の浦和は13分、左サイドの裏を抜けた松尾佑介のクロスを渡邊凌磨が左足で合わせてゴールネットを揺らす。だが、これはVARの結果、オフサイドの判定。ボールを保持するホームチームに対して、カウンターからの一発を狙うも、ゴールとはならなかった。
前半半ばに差し掛かると、横浜FMが立て続けにチャンスを作り出す。26分、裏に抜けた西村拓真がボックス右で相手DFとのボディコンタクトに勝利し、GK西川周作と1対1へ。しかし、左足で放ったシュートは惜しくもクロスバーの上をかすめた。さらに34分には加藤聖がボックス左手前で右足ミドルシュートを打つが、これはGK西川にセーブされた。
嫌な時間帯を凌いだ浦和は35分、松尾がボックス手前から左足でシュートを放つも、GK飯倉大樹に防がれた。前半アディショナルタイムにはブライアン・リンセンがスルーパスに反応し、1対1を迎えるも、ボールはゴール左側へ。0-0で前半を終えた。
後半に入ると、試合は徐々にオープンな展開になり、一進一退の攻防が増えるも、互いに譲らず後半半ばに。すると浦和は63分、原口元気とチアゴ・サンタナを投入し、攻撃の活性化を図る。対する横浜FMも65分、水沼宏太と宮市亮を投入し、両サイドからのチャンスメイクを試みる。
それでもスコアは動かないまま終盤へ。横浜FMは85分、カウンターからアンデルソン・ロペスがボックス右に侵攻し、左足を振り抜くもGK西川の守備範囲に。対する浦和は88分、原口のクロスの流れから最後はT・サンタナがゴールネットを揺らすも、オフサイドでゴールは認められず。
結局、試合はそのまま0-0のスコアレスドロー。ホームの横浜FMはリーグ戦6試合未勝利に、浦和は直近に行われた柏レイソル戦(1-0)の勢いを生かせず、連勝とはならなかった。
サッカーキング
横浜FMは6戦未勝利、浦和は連勝ならず…勝ち点で並ぶチーム同士の一戦はスコアレスドロー | サッカーキング
2024明治安田J1リーグ第35節が30日に行われ、横浜F・マリノスと浦和レッズが対戦した。
ここまで33試合を消化し、降格圏と暫定「7」ポイント差の勝ち点「42」で並ぶチーム同士が激突する。ホームの13位横浜FMは苦しい戦いが続いており、リーグ戦では直近5試合勝利なし。前節は連敗を「4」で止めたものの、攻撃面で精彩を欠きアルビレックス新潟とスコアレスドローに終わった。対する12位浦和は第31節から4連敗を喫したものの、第25節延期分では柏レイソルを下して5試合ぶりの白星。今節は6月以来のリーグ戦連勝を目指す。
序盤は横浜FMが小気味良くボールを繋ぎ、相手陣内でのプレー時間を増やす。11分には加藤蓮の負傷によりスクランブル投入された天野純が、ボックス手前からのFKを直接狙ったが、鋭く曲がったボールは惜しくも枠を外れる。一方の浦和は13分、ハイラインの裏を取った松尾佑介の左からのクロスに渡邊凌磨がボレーで合わせてネットを揺らしたが、オフサイドの判定で得点とはならなかった。
ボール保持率を高める横浜FMは26分、小池龍太の斜めのパスに抜け出した西村拓真が相手DFとの競り合いを制してボックス内右へ侵入。そのまま左足でファーサイドを狙ったが、シュートは枠を捉え切れない。その後も横浜FMが両サイドを起点に攻勢を強め、浦和を押し込む展開が続く。我慢の時間が続く浦和はサミュエル・グスタフソンの配球から、流動的なポジショニングを取る松尾や渡邊が時折ゴールに迫るも、なかなか決定機には至らない。
前半終了間際の45+5分、浦和は最終ラインからの縦パスを起点に松尾、渡邊とダイレクトで繋ぐと、スルーパスに抜け出したブライアン・リンセンがGKと1対1に。しかし、シュートは枠の左へ外れ、スコアレスのまま前半終了となった。後半の立ち上がりは拮抗した展開に。プレスの強度を高めた浦和が前線でボールを奪うシーンを増やすが、横浜FMも臆さず後方からパスを繋ぐ。60分、横浜FMは左サイドで細かくパスを繋いで加藤聖がクロスを送り、ファーサイドへ流れたボールにヤン・マテウスが合わせたが、相手DFのブロックに阻まれる。60分過ぎにかけては両チームが選手交代を敢行。浦和はチアゴ・サンタナ、原口元気を、横浜FMは宮市亮、水沼宏太を投入し状況の打開を図る。
74分には横浜FMに決定機。左サイドを突破した宮市のクロスを水沼が繋ぎ、ゴール前のアンデルソン・ロペスがキープ。斜め後方へ落としたボールに加藤が合わせたが、シュートはゴールライン上の大畑歩夢にブロックされた。その後も横浜FMは宮市やA・ロペスらを起点に相手ゴールに迫るが、ネットを揺らすことはできず、スコアレスのまま試合は最終盤を迎える。
88分、浦和は左からカットインした原口がボックス内へクロスを送り、ファーサイドで二田理央が折り返したボールをT・サンタナが押し込みネットを揺らしたが、オフサイドの判定で得点ならず。試合はこのまま0-0で終了し、横浜FMはリーグ戦6試合未勝利に。一方の浦和も連勝を逃した。次節、横浜FMは11月9日にアウェイでサガン鳥栖と、浦和は同10日にホームでサンフレッチェ広島と対戦する。
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