【試合結果Webニュースまとめ(2○2(5PK4))】2024/6/12(水)19:00KO 天皇杯 JFA 第104回全日本サッカー選手権大会 2回戦 横浜F・マリノスvs.FC岐阜@岐阜メモリアルセンター長良川競技場


【試合結果Webニュースまとめ(2○2(5PK4))】2024/6/12(水)19:00KO 天皇杯 JFA 第104回全日本サッカー選手権大会 2回戦 横浜F・マリノスvs.FC岐阜@岐阜メモリアルセンター長良川競技場
 
 

アンカー(目次)

1.横浜F・マリノスオフィシャルサイト
2.Jリーグ.jp
3.X(旧Twitter) / Instagram
4.ハイライト動画
5.Webニュースログ
6.今週の他会場など

横浜F・マリノス オフィシャルサイト

天皇杯 2回戦 横浜F・マリノス vs FC岐阜 試合データ | 横浜F・マリノス 公式サイト
 
 

Jリーグ.jp

【公式】横浜FMvs岐阜の試合結果・データ(天皇杯:2024年6月12日):Jリーグ公式サイト(J.LEAGUE.jp)
 └ 入場者数 3,515人

監督コメント

[ ハリー キューウェル監督 ]

まずはFC岐阜の皆さんが本当に素晴らしいサッカーをしてくれたと思っています。自分たちは良いところもありましたが、やろうと思っていた部分ができないところもありました。前半からボールの動きが遅く、自分たちの前の動きがちょっと足りなかったと思っています。チャンスをそこまで作れませんでした。コンディションの部分は問題ないと思っていましたが、だんだんと疲れが出てきて、その中でもまずリードできたところは良かったです。

ラスト5分くらいはけっこうカオスな状況になってしまいました。ですが選手たちのキャラクターを見ても、一人ひとりがあきらめない姿勢、そういうところを見せて同点にギリギリで追いつきました。延長戦に入っても自分たちがチャンスを作り、支配できました。もちろん相手にも何度かチャンスがあった中でも、自分たちがほとんどボールを握りました。最後PKまでもつれ込み、どっちに転んでもおかしくない状況でしたが、一番重要だった次のラウンドに進むことができたので良かったと思います。

--岐阜のどんなところに苦戦をしたのか。
岐阜さんはハードワークという部分を最初から出してきたと思いました。コンパクトにやってくるところもそうでした。相手の最終ラインを自分たちが突破できるところも少なかったですし、そういう部分で彼らの良さが出ていたと思います。

--天皇杯の位置づけは?
この大会が重要だと思っています。どの試合も変わらない姿勢を出すことが大事ですし、勝つか、負けるか、中途半端な気持ちで臨むことがあっては参加しないほうが良いと思っています。一つひとつベストを尽くさないと勝ち抜けないので、どんな試合でもしっかり戦っていくという姿勢でやっています。

 
選手コメント

渡邊 泰基

厳しい試合でしたが、自分たちのちょっとした隙なのかなと思いました。右CBは初めてで若干ぎこちなさがあって、新しいポジションになじめなかったかなと思いました。

--すんなりできていたように感じたが。
僕的には見える景色が違ったし、もっとうまく周りを使ってあげられれば良かったと思います。周りを見ることができなかった部分もありました。

--厳しくなった要因は?
2失点目のところが、普段の試合からも一番感じるようなやられ方だったのかなと思います。前に人数をかけているとやっぱり後ろは曖昧になってしまうので、コミュニケーションが大事だったと思います。

 
 

X(旧Twitter) / Instagram


 


 
 

ハイライト動画


「横浜F・マリノス×FC岐阜」天皇杯 JFA 第104回全日本サッカー選手権大会 2回戦 ハイライト – YouTube
 
 

ネットニュース・Weblog

サンケイスポーツ

J1横浜M、格下のJ3岐阜に苦戦 、キューウェル監督は「先制してリラックスしてしまったところを相手に突かれた」/天皇杯 – サンスポ

サッカーの第104回天皇杯全日本選手権(日本サッカー協会、Jリーグ主催、共同通信社、NHK共催)は12日、町田GIONスタジアムなどで2回戦32試合が行われた。

横浜Mは格下相手に苦戦した。終盤に2失点して逆転された後、追加タイムで途中出場のFW井上がゴール前の混戦から決めて同点に。PK戦では5人全員が成功して競り勝ち、井上は「次に進めて良かった」と破顔した。

先発メンバーは控え組主体とはいえ、前半から不用意なミスが目立った。J3岐阜に苦しめられ、キューウェル監督は「先制してリラックスしてしまったところを相手に突かれた」と課題を指摘した。(長良川)

 
 

サッカーダイジェスト

「ラスト5分くらいはカオス」横浜はなぜ岐阜に苦戦したのか。キューウェル監督は「リードしてリラックスした部分が見えた」【天皇杯】 | サッカーダイジェストWeb

— 井上の後半AT弾で追いつき、PK戦を制す

 J1の横浜F・マリノスは6月12日、天皇杯2回戦でJ3のFC岐阜と対戦した。

 序盤からボールを支配した横浜は、吉尾海夏と水沼宏太の両ウイングを起点に攻撃を仕掛けるが、岐阜のコンパクトな守備を崩せない。

 スコアレスで迎えた61分に井上健太、73分に村上悠緋、77分に植田啓太と攻撃陣を投入して攻勢を強めると、81分に植中朝日のヘッド弾で先制に成功する。

 しかし、84分、89分と立て続けに失点し、逆転されてしまう。それでも90+7分に井上のゴールで追いつくと、延長戦を経て突入したPK戦を5-4で制し、3回戦へ駒を進めた。

 試合後、横浜のハリー・キューウェル監督は開口一番に「まずはFC岐阜が本当に素晴らしいサッカーをしてくれた」と相手を称賛。そのうえで、次のように振り返った。

「自分たちは良いところもあったが、前半からボールの動きが遅かったり、自分たちの前の動きがちょっと足りなくて、チャンスをそこまで作れなかった。コンディションの部分は問題ないと思っていたが、だんだん疲れが出てきて、1-0でリードできたところは良かったが、ラスト5分くらいはカオスな状況になってしまった。

 だが、選手一人ひとりが諦めない姿勢を見せて、ぎりぎりで追いつき、延長に入ってからは自分たちが支配できた。最後はPK戦までもつれ込んで、どっちに転んでもおかしくない状況だったが、一番重要だった次のラウンドに進むことができて良かった」

 カテゴリーが2つ下の岐阜に、なぜ苦戦を強いられたのかを問われると、指揮官は「岐阜はハードワークの部分が最初から出ていて、コンパクトにやってくるところも、ラインコントロールも含めて彼らの良さが出ていた」とコメント。続けて「1-0でリードしたあと、ちょっとリラックスしてしまった部分が、正直、自分たちのチームに見えた。やはりそういうところを見せてしまえば、相手はそこを突いてくる。結果的に我々は勝って、次のラウンドに進むが、岐阜が難しい状況にしてきたところは、自分たちをより強くしてくれたと思う。本当に素晴らしいチームだと改めて思った」と称えた。

取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)

 
 
「ちょっとずれて、“あっ”と思って」マリノス井上健太が明かす貴重な同点弾の舞台裏【天皇杯】 | サッカーダイジェストWeb

— 「一瞬だけ空いたので打ちました」

 6月12日に行なわれた天皇杯2回戦で、横浜F・マリノスはFC岐阜と敵地で対戦。120分を戦った末に2-2で決着がつかず、迎えたPK戦を5-4で制した。

 この一戦で貴重な同点弾を決め、横浜の3回戦進出に大きく貢献したのが井上健太だ。

 1-2で試合がそのまま終了するかに思われた90+7分、左サイドをドリブルで持ち上がった井上が、ボックス内に侵入して右足を振り抜く。2回バウンドした低い弾道のシュート。ボールは逆サイドのポストに当たってネットに吸い込まれた。

 試合後、井上はゴールシーンを次のように振り返った。

「ボス(ハリー・キューウェル監督)から、もっと仕掛けろって試合中に言われていて、シュートとかクロスでやりきる場面が少なかったので、最後は自分がいかなきゃっていう想いで振り抜きました」

 後半アディショナルタイム、あと数分を守り切れば勝ち上がれる岐阜が5バックを敷いてゴール前を固めるなか、井上はシュートコースが見えていたという。

「相手も縦を警戒していて、ちょっとずれてコースもあったので、“あっ”と思って。キーパーの位置までは把握できなかったんですけど、一瞬だけ空いたので打ちました」

 エウベル、ヤン・マテウス、宮市亮、水沼宏太など、横浜のウイングには実績のある錚々たるメンバーが揃う。だからこそ背番号17は「自分たちがここで何ができるのかを監督からも求められていたと思うし、ここで負けて、周りから“やっぱり駄目なんだな”と思われるのは嫌だった。自分のポジションには良い選手がたくさんいて、結果も残している。そこに食い込んでいくためには数字を残さないといけないことは自分でも分かっているので、取れて良かった」と語る。

 井上は直近のリーグ戦では2試合続けて先発しており、チーム内での存在感を高めつつある。スピードが武器のアタッカーのさらなる飛躍に期待だ。

取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)

 
 
ACLの経験が活きたPK戦。マリノス水沼宏太はサポーターの後押しに感謝「すごくパワーになりました」【天皇杯】 | サッカーダイジェストWeb

— ACL準決勝・第2レグで、韓国の蔚山をPK戦の末に破る

 6月12日に行なわれた天皇杯2回戦で、岐阜メモリアルセンター長良川競技場では横浜F・マリノスとFC岐阜が対戦。延長戦を含め120分を戦い終えて2-2で決着がつかず、迎えたPK戦を横浜が5-4で制した。

 右ウイングで先発した水沼宏太は、前半から武器の高精度クロスで何度もチャンスメイク。81分には「右足でいくつか怖いボールを送れていた。(相手が)右を警戒して早めに切ってきたので、そのジャブが効いた」と、切り返しから左足のクロスで植中朝日のゴールをお膳立てした。

 その後、91分に小池裕太との交代でピッチを退いた水沼は、ベンチからPK戦をどう見ていたのか。

「みんな上手なので、そこまでドキドキはなく、大丈夫って信じて見ていました」

 PK戦は横浜のサポーター側で行なわれた。トリコロールの選手たちに大きな声援を送る横浜サポーターの存在は、間違いなく岐阜の選手たちにプレッシャーを与えたはずだ。

 実際、両チームとも4人目までが成功したなか、先攻だった岐阜の5人目の甲斐健太郎が枠を外して失敗。そして後攻の横浜はエドゥアルドがきっちり決めた。

 横浜はホームでのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)準決勝・第2レグで、韓国の蔚山をPK戦の末に破った。天皇杯の岐阜戦は平日かつ遠地のため、サポーターの数はACLの時ほど多くなかったが、水沼は「ACLの時もそうでしたけど、あのプレッシャーは嫌だろうなって感じたし、サポーターの力を感じた。すごくパワーになりました」と感謝を口にする。

 また、ACLでのPK戦の経験が、今回の岐阜戦でも活きたのかを訊くと、34歳のウインガーは「この前、勝っているから、今日も勝てるっていう声があった」とコメント。岐阜戦の2日前に主将の喜田拓也が「ACLの経験も活かしたい」と語っていたが、まさに体現したと言えるだろう。

取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)

 
 
「監督の信頼はなかったと思う」それでもPK戦で一番手に指名されたマリノス植中朝日が見事成功「なんとなく蹴る直前に変えた」【天皇杯】 | サッカーダイジェストWeb

— 格下に辛勝「危機感をもっと持たないと」

 J1の横浜F・マリノスは6月12日、天皇杯2回戦でJ3のFC岐阜と敵地で対戦。延長戦を経て2-2で突入したPK戦を5-4で制し、3回戦に駒を進めた。

 PK戦で後攻の横浜は5人全員が成功。一番手のキッカーを務めたのは、81分にチームの先制点を決めている植中朝日だが、本人にとっては、ある意味、予想外だったようだ。

「キャンプの時にPK練習で5本連続で外して、(ハリー・キューウェル)監督からのPKの信頼度は本当になかったと思う。いつも(蹴るメンバーに)入っていないので、今回も入らないかなと思っていたら、『いけるか?』って大島(秀夫)コーチから言われて。いけますよって言ったら一番だった。決められて良かったです」

 続けて、植中は「ゴールを決めていたので、外しても誰も攻めないだろうって考えたら、楽に蹴れました」と振り返りつつ、「左に蹴ろうと思っていたんですけど、なんとなく蹴る直前に(右へ)変えた」ことが成功に繋がったという。

 ただ、チームの勝利に貢献した背番号14の表情に、笑顔はない。

「勝ったのはもちろん良かったですけど、カテゴリーの差がある以上、勝ち方にもこだわらないといけない。そういった意味では、危機感をもっと持たないといけない」

 横浜は天皇杯の3回戦で、J2の水戸ホーリーホックと相まみえる。次もカテゴリーが下のクラブとの対戦だけに、貫禄を見せて勝利を掴みたい。

取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)

 
 

ゲキサカ

横浜FMが苦戦の末に天皇杯3回戦へ…J3岐阜に終盤逆転許すも後半ATに同点、PK戦を制す | ゲキサカ

 天皇杯は12日に2回戦を行った。横浜F・マリノス(J1)とFC岐阜(岐阜)の対戦は2-2で延長戦の末、横浜FMがPK戦を5-4で制した。

 互いにチャンスを作りながらもスコアは動かない。岐阜は前半29分、右CKからMF萩野滉大が折り返し、最後はDF甲斐健太郎がヘディングシュートでゴールネットを揺らした。しかし主審の笛が鳴ってノーゴール。相手方のファウルとみなされた。

 前半をスコアレスで折り返すと、横浜FMは後半から交代カードを使って攻勢を強めていく。後半36分に待望の先制ゴール。右サイドからFW水沼宏太が鋭い切り返しから左足でクロスを上げる。PA中央でFW植中朝日が頭で合わせ、ゴールに流し込んだ。

 しかし、岐阜もすかさず同点に追いつく。後半39分、敵陣PA内に浮き球を送ると、FW田口裕也がヘディングでファーサイドに飛ばす。GKポープ・ウィリアムにはじかれたボールをMF新垣貴之が押し込み、1-1とした。

 さらに後半44分に試合がひっくり返る。後方からのロングボールに田口が抜け出す。GKポープの飛び出しをかわし切り、無人のゴールに流し込んだ。2-1と逆転に成功した。

 だが、横浜FMも意地を見せる。試合終了10秒前にFW井上健太が右足シュートを決める。2-2と追いつき、延長戦に突入した。

 延長戦でも決着はつかず、PK戦に突入。横浜FMが5-4で勝利を収めた。

 
 

フットボールチャンネル

横浜F・マリノス吉尾海夏に届いた「返信拒否」のLINE。24戦出場ゼロ、練習でCB…耐えて得た初出場【コラム】

6月12日の天皇杯2回戦・FC岐阜戦で、吉尾海夏は今季公式戦初出場を果たした。それまでチャンスが回ってこない苦しい時期を耐え続けた25歳のMFは、どのような思いを抱いてこの試合に臨んだのか。自らの居場所を確保するために戦い続ける吉尾に、1本のLINEが届いた。(取材・文:藤井雅彦)

— 不慣れなポジションで奮闘した吉尾海夏

 6月12日の天皇杯2回戦・FC岐阜戦で今季公式戦初出場。週末のリーグ戦とこれから始まる連戦を見据えて主力選手の大半を温存した一戦で、吉尾海夏がついにピッチに立った。

「ウォーミングアップの時からサポーターの皆さんの声援があった。自分のコールの時に、待ってくれていたのがすごく伝わってきた。今日はいろいろ考え過ぎず、楽しむことを一番に考えた」

 試合前、遠く岐阜まで駆け付けた同志たちからの呼びかけに拍手で応え、深々と頭を下げる。胸のエンブレムを叩くことも忘れずに。

 待ちに待った出番をエンジョイしつつ、チームとして次のラウンドへ進むために結果を残す。与えられたタスクは明確だった。

 不慣れな左ウイングの位置で奮闘した。チームの構造上の問題もあってか、ボールを受けても効果的なサポートを得られず孤立無援になる場面も多かった。それでも独力で突破を図ってチャンスメイクするなど、できる限りの力を尽くした。

 個人的なハイライトは交代直前のミドルシュートだろう。渾身の力で振り抜いた左足シュートは、しかし右ポストを叩く。次の瞬間、膝から崩れ落ちて交代を命じられた。

「入ったと思った。手ごたえはあった。力はほぼ入っていなかったけどミートした。ああいうところ。決めて交代していれば、また変わったかなと」

 やり切った充実感と、やり残した悔恨が入り混じる。そんな73分間が吉尾個人にとっての今季開幕戦となった。

 実は試合前、尊敬する先輩からLINEでメッセージを受け取った。チームバスがスタジアムに着いた頃の出来事である。

— 痛みも苦しみも分かる、先輩の粋な計らい

「喜田くんからLINEをいただいきました。『いっぱい練習してきたから大丈夫だよ』と。それでラクになったというか、楽しむことを考えた。最後に『返信拒否』って書いてあった(笑)」

 熱い言葉と少しのユーモアと。自然と前のめりになって当たり前のシチュエーションに、リラックス効果をもたらした。先輩の粋な計らいによって肩の荷が下りたのからこそ、キックオフから迷いなくプレーできた。

 メッセージの意図を喜田に聞けば、涼しい表情で言葉が返ってきた。

「彼がどういう気持ちでここまでやってきたかとか、どんな思いを持っているかも近くで見てきて理解しているつもり。一緒にたくさん練習をしてきて、いろいろなポジションをやる中で難しさとか整理しきれないこともあったと思うけど、その状況、状況で最善の練習や頭の整理を話しながらやってきた感覚がある。シンプルに頑張ってきて、というのと思い切ってやってほしいと思った」

 痛みも苦しみも、すべて分かっている。キャプテンの包容力が際立つ一幕だ。

 試合に出場できない期間がトレーニングで汗を流す日々だったことは言うまでもない。チームがACLを含む過密日程を戦っている最中も、吉尾は自宅と練習場の行き来のみ。中東の地へ飛んだACLファイナルは帯同すらできず、悶々として時間に耐えるしかなかった。

 耐えると言えば、練習中もそうだ。本来、トップ下やインサイドハーフを本職としているが、チーム事情は起用ポジションを選ばせてくれない。ゲーム形式の練習で組み込まれるのはもちろん控え組で、負傷などで穴が空いたポジションばかり。岐阜戦で起用されたウイングはもちろんのこと、センターバックでプレーした日もあった。

— トリコロールのユニフォームを着続けるために

 ようやく訪れたチャンスに、最後の見せ場と意気込むのは当然のこと。ここでアピールできるか、否か。トリコロールのユニフォームを着続けるためには、自らの存在意義を証明しなければならない。ある意味でプロサッカー選手における原点に立ち返り、この一戦に臨んでいた。

 下位カテゴリーの相手に延長戦に突入し、最後はPK戦までもつれ込んだ。辛くも手にした勝利という形容がおそらく正しい。吉尾は自身のパフォーマンスを客観的に評価し、できたこと、できなかったことを冷静に分析していた。

「こういう難しいゲーム展開の中でも自分がチームを勝たせるような選手にならないといけないし、目に見える結果が欲しかった。でも自分もやれるんだぞというところを多少は見せられたかなと思う」

 チーム事情で左ウイングを務めたが、今後もこの位置で定位置を争っていく可能性はおそらく低い。岐阜戦では途中出場の井上健太が今季初ゴールと結果を残し、つづくJリーグ第18節・FC町田ゼルビア戦では宮市亮が、こちらも今季初ゴールを叩き出した。そしてこのポジションにはエウベルというリーグ屈指のウインガーが鎮座し、もうすぐ負傷から復帰する。

 自らの居場所を確保する戦いはこれからも続く。天皇杯2回戦を勝ち上がり、横浜F・マリノスは中2~3日での10連戦を戦っている。昨季終盤のように左サイドバックとして緊急出場するかもしれない。夏の移籍ウインドーが近づき、異なる選択肢が生まれる可能性もある。

 いつ、どんな形で訪れるか分からない次のチャンスを今度こそモノにするために、とにかく全力でトレーニングに励んでコンディションを保つしかない。

 背番号25の戦いはこれからも続いていく。

(取材・文:藤井雅彦)

 
 

こけまりログ

2024/06/11 【スタジアム観戦情報まとめ】2024/6/12(水)19:00KO 天皇杯 JFA 第104回全日本サッカー選手権大会 2回戦 横浜F・マリノスvs.FC岐阜@岐阜メモリアルセンター長良川競技場
 
 

今節の他会場など

【天皇杯】筑波大が〝諏訪魔ジュニア〟諏訪間幸成の奮闘で町田撃破「マリノス合流して」 | 東スポWEB

 サッカー天皇杯2回戦が12日に行われ、筑波大がJ1首位の町田戦(GION)で1―1からPK戦の末に4―2で撃破する大金星を上げた。

 筑波大はU―23アジアカップで大岩ジャパンの一員として出場したエースFW内野航太郎が、後半アディショナルタイムに劇的な同点弾を決めて延長戦に突入。そこでも決着が付かずPK戦になると、4―2で競り勝ってジャイアントキリングを果たした。

 内野とともに活躍が光ったのが人気プロレスラー・諏訪魔の息子でJ1横浜M入団が内定しているDF諏訪間幸成だ。

 力強い守備で町田の強力攻撃陣をはね返し続け、大金星の原動力となった。ファンやサポーターからは「諏訪間も良い選手だった デュークにほぼ負けたとこがなくて」「筑波まじで強かったなぁ 諏訪間も内野もほんとによかった」「町田戦だけでもいいので諏訪間と内野はマリノス合流してください」となどと称賛の声が相次いでいる。

 諏訪間がけん引する筑波大が、今大会の台風の目になるかもしれない。

(´-`).o0(2026シーズンに加入内定済み)
 
 
J1広島 バス移動中に交通事故発生「選手、スタッフは無事に試合会場に到着」 天皇杯2回戦に向かう途中― スポニチ Sponichi Annex サッカー

日本唯一をうたうサッカー総合専門学校・JAPANカレッジ 名古屋から金星で指揮官「みんなに感謝」― スポニチ Sponichi Annex サッカー

まさかの敗戦のJ1町田・黒田監督 判定と筑波大のラフプレー、マナーに苦言「すごく憤り感じる」「大人に向かって配慮に欠ける言葉あった」負傷者続出、骨折の選手も/サッカー/デイリースポーツ online
 
 

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 横浜F・マリノスのタオルマフラーをブログで並べてみた。
 
 

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