月刊 栗原勇蔵-クラブシップ・キャプテン-(2023年1〜3月号)


(´-`).o0(「月刊 栗原勇蔵」、2023年もてっきり更新しているかと思ったら忘れてた…)
 
 

宮崎市役所表敬訪問(2023/1/19)


 
 

マスコット総選挙「マリン」アピール(2023/2/1)


 
 

浦和レッズ戦、藤本淳吾選手引退あいさつ(2023/2/25)


 
 

鹿島アントラーズ戦、田中隼磨選手引退あいさつ など(2023/3/18)


 
 

「フットボールゾーン」コラム

2023/02/12 元日本代表が選ぶ「J1リーグ”NEXT三笘”」候補 今季注目の”推しドリブラー”厳選 | フットボールゾーン※一部抜粋

【特集|三笘薫“解剖”/専門家の目】栗原勇蔵が推す“NEXT三笘”は汰木、金子、大久保
 現代サッカーは一芸に秀でた選手よりも、献身的なプレーを遂行できるタイプが重宝される傾向にあるので、1人でボールを持って攻め込むドリブラーは減りつつある印象です。以前は齋藤学(ニューカッスル・ジェッツ)、柿谷曜一朗(徳島ヴォルティス)、柏好文(サンフレッチェ広島)らがいましたが、ベテランの域に入って、バリバリのドリブラーという選手は多くない。岩崎悠人(サガン鳥栖)や飯野七聖(ヴィッセル神戸)もいいものは持っていると思いますが、今回は3選手の名前を挙げさせてもらいました。

■汰木康也(神戸/MF/27歳)
・昨季J1成績:32試合(2122分)・5得点5アシスト
・昨季ドリブル数:92(リーグ8位)
・昨季ドリブル成功率:50.0%

「三笘とまったく同じタイプに分類できる選手は正直いませんが、どことなくタイプが似ているのが汰木だと思います。上背(身長183センチ)があって、長い距離を運べるイメージ。スラロームのようなドリブルで相手を抜くことができ、ワンツーとかコンビネーションにも対応できる。カットインからのシュートも選択肢にあって、三笘に近いポテンシャルを秘めていると思います」

■金子拓郎(札幌/MF/25歳)
・昨季J1成績:27試合(2165分)・1得点5アシスト
・昨季ドリブル数:126(リーグ2位)
・昨季ドリブル成功率:58.7%

「カットインして右45度から放つ左足シュートは“ネコタクゾーン”と言われるように、縦への突破よりもカットインが特徴です。左利きで独特のボールタッチなので、どちらかと言うと(アルゼンチン代表FWリオネル・)メッシのようなタイプと言えるでしょうか。三笘は左サイドで縦にスムーズに抜いて、センタリングもカットインもいけるのに対して、金子は縦に抜き切る圧倒的なスピードはまだなくて、縦に行っても右足の精度はもっと磨かないといけない。相手も中にカバーを置く形でカットイン対策をしてきますけど、金子は巻きでもストレートでもシュートにパンチ力があるので、脅威を与えられると思います」

■大久保智明(浦和/MF/24歳)
・昨季J1成績:23試合(1333分)・1得点5アシスト
・昨季ドリブル数:70(リーグ15位タイ)
・昨季ドリブル成功率:45.7%

「小柄(身長170センチ)ですけど、左利きで縦への突破とカットインに優れ、浦和で人気を博した名ドリブラーたちの面影を感じさせます。大久保は縦に抜き切るスピードはない分、よりテクニカルなイメージで、タッチとステップが細かいので、(レアル・ソシエダの日本代表MF)久保建英のような感じで相手選手も足を出しづらい。予想外の方向に進む時もあって、見ていて面白い選手だと思います」

 
 
2023/02/16 三笘薫のプレーの何が凄い? 日本代表OBが見た世界最高峰プレミアリーグで活躍できる訳 | フットボールゾーン※一部抜粋

 三笘の特徴と言えば、真っ先にドリブルが挙げられるだろう。強豪リバプールとの今季公式戦3試合ではリーグトップとなる合計10回のドリブルを成功(データ分析会社「オプタ」調べ)させ、対峙したイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドを置き去りにするシーンが何度も見られた。ドリブルスピードはもちろんのこと、トップギアに入るまでの早さを栗原氏は指摘する。

「まずドリブルスピードがものすごく速い。そのうえで0から100のトップギアに入るまでが早いので、対戦相手は置いて行かれてしまいます。(同じドリブラーのスタッド・ランスFW)伊東純也はより直線的で縦に大きく出して走るのが速い。それに対して、三笘はより細かいドリブルで初速が早く、(アルゼンチン代表FWリオネル・)メッシのようにボールを持った時のほうが速く感じるイメージ。アジリティーの能力がずば抜けています。だから、『自分の間合いで守っていればいい』という感覚で守っている選手はやられてしまう。レアル・マドリードのブラジル代表DFエデル・ミルトンとか、トップトップのレベルでないと真っ向勝負では止めれなくなってきたと思います」

■FAカップ4回戦リバプール戦(後半10分)の“急加速ドリブル”

「よーいドンの勝負だと、平均より少し速いくらいの選手では置いていかれる。三笘はボールを少し身体から離して前に押し出すので、相手からしたら身体を合わせに行きづらいのかもしれないです。普通は身体が前かがみになってからボールをかき出す。ボールのほうが(身体よりも)あとから付いていくパターンなので、守る側も動きを見て身体を当てにいけます。でも、アーノルドを抜いたシーンは、先にボールをスペースへ出してドリブルしている。アーノルドは『もしかしたらパスを出されたのかな』と思って、一瞬遅れてしまう。三笘はスピードだけでなくテクニックもあるし、力みもないので。1人は縦だけを切り、もう1人は中がカバーするように、2人使わないと簡単には抑えられないと思います」

 
 
2023/03/01 今季J1の上位争いを日本代表OBが予想 「面白い存在」とダークホースに挙げたのは? | フットボールゾーン※一部抜粋

 昨季王者の横浜FMが2連覇を目指すJ1リーグの争いについて、元日本代表栗原氏は「監督が続投していて上積みのあるチームが、今年は特に有利だと思います。監督が代われば少なからず新しいサッカー・理想のサッカーを目指してやり方が変わるので」と見立てる。

 そのなかで、上位争いの候補には横浜FM(ケヴィン・マスカット監督)、川崎フロンターレ(鬼木達監督)、鹿島アントラーズ(岩政大樹監督)、サンフレッチェ広島(ミヒャエル・スキッべ監督)、FC東京(アルベル・プッチ・オルトネダ監督)、名古屋グランパス(長谷川健太監督)の6チームを挙げた。

 横浜FMはリーグ戦開幕2連勝、ヴァンフォーレ甲府を下した富士フイルムスーパーカップを含めて、好調なスタートを切った。2022年JリーグMVPの日本代表DF岩田智輝(→セルティック)、元日本代表FW仲川輝人(→FC東京)と主力が抜けた穴は大きいものの、それを感じさせない戦いぶりを見せていると栗原氏は語る。

「F・マリノスはキャンプから見ていて仕上がりがすごくいいです。守備陣は岩田が抜けたの痛かったですけど、畠中(槙之輔)も去年より調子が上がってるし、柏レイソルから補強した上島(拓巳)も戦力としてかなり目処が立っている。ベテランの實藤(友紀)がいて、角田(涼太朗)とエドゥアルドもすごくいいので誰を使うのかすごく難しい。ほかのチームならスタメンで出れる選手たちが2枠を争うハイレベルな戦いです。

 攻撃陣はまだ身体が仕上がっていない選手もいる印象でしたが、ゼロックスとJリーグで3勝しているのでやはり力はあるなと思いました。公式戦2試合連続ゴールの西村拓真は、相変わらず嗅覚があると思いましたし、アンデルソン・ロペスに関しては、去年よりもまた1つギアを上げてやってくれそうだと期待できると気がしています。もちろん仲川がいたほうが戦力的には高いですが、今のF・マリノスの強みは、誰か1人に依存するのではなく、補強してきた選手も確実に結果を残すチーム。(大分トリニータから加入した)井上健太もスピードがあって、面白い存在だと思いました」

— 念願の初優勝を目指すFC東京は3トップが鍵

 岩政監督が初めてシーズン開始から指揮を執る鹿島も、“常勝軍団”と言われる歴史を持つクラブらしく、「楽しみなチームの1つ」だと栗原氏は話す。日本代表DF植田直通らを筆頭に充実した選手層は、彼らの大きな強みだ。

「3トップの左で起用されている新戦力の知念(慶)は元々力のある選手。京都(サンガF.C.)戦、川崎戦と鈴木優磨のアシストから点を取っているのでコンビネーションも悪くないし、ポストプレー、裏への動きもできて、勢いを維持できれば得点王争いにも絡んでくるかもしれない。荒木(遼太郎)がサブ、レベルの高い広瀬陸斗も開幕2試合で出番がないので、選手層の厚さはリーグトップクラスです。ディエゴ・ピトゥカもすごくいい選手。昌子(源)、植田(直通)が常勝軍団のメンタリティーを浸透させて、若い選手たちもいろいろ学んでまたレベルが上がるはずです。(FC町田ゼルビアからの)新加入の佐野海舟は早速スタメンで出ていて、このチームをまとめるキーになるポジションを任されているので、注目選手です」

 アルベル監督2年目を迎えたFC東京は、開幕2試合で1勝1分。総得点「3」(1つはオウンゴール)のうち、MF渡邊凌磨とFWアダイウトンがスコアラーとなっているが、念願の初優勝を目指すうえではFWディエゴ・オリヴェイラ、新加入の仲川、アダイウトンの3トップが鍵を握ると栗原氏は予想する。

「3トップのカウンターの威力はあって、仲川とアダイウトンはタイプも違うので攻撃のバリエーションは広がった。FC東京の鍵は、3トップがどれだけ点を取れるか。『うしろは守るから、お前たち行ってこい』というイメージで、3人で計40ゴールくらい決めたら、必然的に優勝争いをしていると思います。松木(玖生)という若手が台頭しているなかで、小泉(慶)という経験豊富な素晴らしい中堅選手を獲得できたのは大きいと思います。バングーナガンデ佳史扶が長友(佑都)をサブに追いやるくらいの戦力がある。ワクワクするような選手がたくさんいますね」

— 湘南を「ダークホース」に指名

 昨季、リーグ3連覇を横浜FMに阻まれた川崎はここまで1勝1敗。栗原氏は「F・マリノスとの開幕戦、試合自体は川崎が支配していた。チームとしての上手さは全く衰えていない」と、優勝候補の一角に推す。

「守備の要だった谷口彰悟(→アル・ラーヤン)がチームを離れましたけど、レアンドロ・ダミアン(帰国中のオフにブラジルで右足間接を手術)、小林悠(左第5趾基節骨骨折でリハビリ中)が戻ってくれば選手層も厚みを増して、優勝候補の1つになると思います。3年目のブラジル人FWマルシーニョは、フロンターレらしい助っ人だと改めて感じました。いつまでも(36歳の)家長(昭博)に頼っていられない。家長の負担が減れば、チームとしてのパフォーマンスも以前のように良くなっていくはずです」

 その一方で、名古屋に関しては「個々の能力が高く、守備から入って守れるチームなので一定の勝ち点を稼げそう」だと地力を認めつつ、「開幕2試合の内容はまだまだ課題がある。特に、攻撃パターンを増やせるかが重要になるでしょう」と、新加入FWキャスパー・ユンカーらの爆発を求めた。

 栗原氏に今季の「ダークホース」を尋ねると、開幕戦でサガン鳥栖に5-1と大勝し、続く第2節でもカタール・ワールドカップ(W杯)に出場した日本代表FW町野修斗がゴールを決めた湘南ベルマーレを挙げた。

「今年の湘南は上位にも行けるし、下位にもなり得る、面白い存在だと思いました。フィールドプレーヤーは永木(亮太)や町野ら日本人選手でほぼ固めてとにかく走る。現役時代からセンスのかたまりで、キャプテンシーも抜群だった山口(智)監督がチームを率いている。開幕戦でハットトリックした大橋(祐紀)と町野の2トップの出来は間違いなく1つのポイントになるところで、開幕スタートダッシュを決める可能性もあるはずです」

 例年以上の混戦が見られるのか、2023年シーズンのJ1からも目が離せない。

 
 
2023/03/03 「下手したら降格」 日本代表OBがJ1残留争いを展望、今季の苦戦を危惧する2クラブとは? | フットボールゾーン※一部抜粋

 J1残留争いは例年、「昇格組」が絡んでくるケースが多い。しかし、昨季J2を制したアルビレックス新潟は第2節でサンフレッチェ広島を2-1で下して6年ぶりのJ1勝利を飾り、昨季J2で2位の横浜FCもすでに勝ち点1を獲得している。

 新潟はコンスタントにパフォーマンスを発揮できれば、残留争いよりも高いレベルの戦いができると栗原氏は予想する。

「新潟は開幕戦でセレッソ大阪に2-2のドロー。チームを率いる松橋(力蔵)監督は、指導者として長年横浜F・マリノスにも携わっていた方で、モチベーターとしての手腕は素晴らしい。昨季、J2優勝に導いたのも頷けます。(優勝経験者の)千葉(和彦)ちゃんを中心に、一体感がある。広島戦では、連動したパスワークで相手を苦しめる場面もありました。チームがまとまるなかで、どこまで勢いを保てるか。それ次第でダークホースの1つになるかもしれません」

 一方の横浜FCは、近年の上位陣には戦力面で劣るとはいえ、過去に日本代表も経験しているFW小川航基というエースがいることは大きいと栗原氏は考えているようだ。

「開幕節の名古屋グランパス戦で前半4分に先制されて、どうなるかと思いましたけど、横浜FCが攻める場面もかなりあって、あれを継続できればJ1でも戦えると感じました。昨季J2得点王(26ゴール)の小川に依存する部分は大きくなると思います。ただ、京都(サンガF.C.)と比較して、負けている展開の中でも、攻撃の形は作れるのではないと思います」

— 開幕2試合でノーゴールの京都と浦和のサッカーを不安視
 栗原氏が「少し危険かもしれない」と危惧したのが、曺貴裁監督の下で3年目を迎える京都だ。昨季もJ1 16位(8勝12分14敗)でロアッソ熊本とのJ1・J2入れ替え戦に回り、1-1のドローで大会規定によりJ1残留を果たした。チームトップの9得点を挙げていた元ナイジェリア代表FWピーター・ウタカ(→ヴァンフォーレ甲府)が抜け、今季2試合でまだゴールを決めることができていない。

「(ブラジル人FW)パトリックを補強しましたけど、開幕戦は途中出場で、2試合で見てもまだノーゴール。もちろん実績を残してきた選手ですが、(35歳になって)全盛期ほどの圧倒的な強さは感じられない。曺監督の走るサッカーが機能しなかった場合は、残留争いが濃厚になってしまうかもしれません。FW豊川(雄太)、FW山﨑(凌吾)と経験のある選手もいますが、パトリック以外の外国籍選手はFWパウリーニョ、MFアラン・カリウス、GKヴァルネル・ハーンと心許ない。戦力的にJ1を戦い抜くには厳しいというのが率直な感想です」

 そして、開幕2試合の出来も加味したうえで、「下手したら降格もあるかもしれない」と栗原氏が指摘したのが、2試合連続ノーゴールで連敗を喫した浦和レッズだ。

「ポーランド出身のマチェイ・スコルジャ新監督を迎えて、パイプレス増加を含めて、攻撃的なスタイルの浸透を目指すと言われていますが、開幕2試合連続でノーゴール。チームが機能していない印象です。キャプテンに就任した(日本代表FW)酒井宏樹も、リーダーシップを執って力強くチームを牽引するタイプではない。ドツボにハマってしまうパターンが怖いですね」

 そんな浦和のキーマンの1人に挙げたのが、所属2年目を迎えるベテランの岩尾憲だ。

「リカルド・ロドリゲス前監督のサッカーの申し子的な感じで昨季加入したところはありましたけど、監督が代わっても試合に出続けていて、理解力や技術の高さを改めて感じました。チーム内には若い選手や外国籍選手も多いので、ベテランの岩尾の出来次第で、結果も変わってくんじゃないかなと思います」

 最下位を逃れるためのサバイバル争いは、例年以上に熾烈になるのは間違いない。

 
 
2023/03/04 日本代表OBがJ1得点王争いを展望 「日本サッカー界の未来のため」と期待した逸材は? | フットボールゾーン※一部抜粋

 昨季のJ1得点王は清水エスパルスのブラジル人FWチアゴ・サンタナが輝いたが、14ゴールでの受賞はJ1史上最少、J2降格チームから得点王が出るのはリーグ史上初の出来事だった。

 元日本代表DF栗原氏は、「現代サッカーでは個人で得点を取るというよりも、チームで取る傾向が強いので、どうしても強いチームのほうが点を取りやすい。あとは、その選手にどれだけ依存したサッカーをやってるか」と分析する。そして、得点王を占ううえで、「得点力がありそうなチームで、安定して得点を取れそうな選手」を予想基準とした。

 まず、筆頭候補に挙げたのがリーグ2連覇を目指す横浜F・マリノスのブラジル人FWアンデルソン・ロペスだ。2021年(12ゴール)、22年(11ゴール)と2桁得点をマークしており、第2節浦和レッズ戦(2-0)で今季初ゴール。栗原氏も「能力、実績とも折り紙付きで、マリノスのあのポジション(3トップの中央)をやっていたら得点は取りやすい」と“量産”に期待を寄せる。

 今後のリーグを背負っていくであろう柏レイソルの21歳FW細谷真大にも、「チャンスはある」と栗原氏は注目する。パリ五輪世代の俊英は、プロ3年目の昨季J1で自己最多の8ゴールを記録。今季も開幕から2試合連続ゴールと好スタートを切った。

「細谷の特徴はやはり推進力。スピードがあるし、スピードに乗ったなかでシュートをしっかり打てるのが強みだと思います。なんでもできる万能タイプ。日本サッカー界の未来のためには、細谷のような選手が15~20得点は取ってほしい」

 昨季13ゴールで得点ランキング2位となり、カタール・ワールドカップ(W杯)にも出場した湘南ベルマーレの日本代表FW町野修斗について、栗原氏は「開幕戦でハットトリックの大橋(祐紀)にマークが行けば、町野が空く」と、上位争いに食い込んでくる可能性を示唆した。

— FC東京の3トップは強力ゆえに得点が分散!?

 開幕2試合連続ゴールを記録した鹿島アントラーズの新加入FW知念慶、2試合連続アシストのFW鈴木優磨も候補に挙げた一方で、栗原氏はFC東京のブラジル人FWディエゴ・オリヴェイラ、ブラジル人FWアダイウトン、元日本代表FW仲川輝人の3トップに関しては「誰でも得点が取れるし、攻撃パターンも多くなりそうなので、ゴールが分散して逆に得点王は難しくなるかもしれません」と見立てた。

 また、右アキレス腱断裂を乗り越えて完全復活を目指す日本代表FW宇佐美貴史に対しては、「昔のように、最後のフィニッシュまで行き切れるかどうか」と見解を述べる。

「宇佐美は昨年大怪我をして、正直読めないところがあります。開幕節の柏戦の得点は、上手い具合にゴールに向きながら相手のマークの間を縫ってネットを揺らしましたね。ただ、宇佐美はパスも上手い。実力的には2桁ゴールは決して難しくはないと思いますが、チャンスメイクに回る可能性もあるのかなと思います。ゴールを奪う、特に得点王を獲るには、『自分が取る』というエゴが必要になってきます」

 30周年の節目のシーズンで、得点王の栄冠は誰が手にすることになるだろうか。

 
 
2023/03/22 右膝手術で今季絶望の冨安、日本代表OBが負傷経験を基に見解…シーズン離脱は「いい意味で休む時間に」 | フットボールゾーン※一部抜粋

 イングランド1部アーセナルの日本代表DF冨安健洋は現地時間3月21日、ロンドンで右膝の手術を受け、今季残り試合を欠場することが発表された。怪我の詳細は明かされていないが、現役時代に膝の内側側副靭帯損傷を経験している元日本代表DF栗原勇蔵氏に、プレーへの影響などについて訊いた。

(中略)

 内側側副靭帯の場合のグレード、そして、それ以外の箇所の場合によって、全治も変わってくると栗原氏は自らの経験を基に話す。

「(内側側副靭帯の)グレード3にあたる断裂は経験がないですけど、グレード2の損傷を経験したことがあります。グレード2であれば、一概には言えないとはいえ、痛みさえ取れればだいたい1~2か月で動けるようになります。部分断裂になると、カタール・ワールドカップ(W杯)前の板倉(滉)が回復に向けた1つの例になる気がします。彼は約2か月(昨年9月に負傷、手術は行わず保存療法を用いて11月に実戦復帰)でピッチに戻ることができました。ただ、前十字靭帯、後十字靭帯、半月板をやってしまうと全治8か月とかのレベルになってしまうと思います」

 アーセナルは「トミが来季に向けたプレシーズンのトレーニングに参加できるように、クラブ全員がともに一生懸命取り組んでいく」とオフシーズンでの復帰を目指す意向を示しており、栗原氏も「怪我が原因でバランスを崩したりする心配はありますけど、冨安はそんなレベルの選手ではない。スピードが落ちるとかもないと思うので、いい意味で休む時間と捉えてもらいたいです」と語っていた。

 
 
2023/03/24 最終ラインの経験不足は懸念材料? 第2次森保J初陣のスタメンを日本代表OBが予想 | フットボールゾーン※一部抜粋

 森保一監督率いる日本代表(FIFAランキング20位)は3月24日、キリンチャレンジカップでウルグアイ代表(同16位)と対戦する。昨年のカタール・ワールドカップ(W杯)後初、第2次政権初陣の見どころを元日本代表DF栗原勇蔵氏に訊いた。

(中略)

 大きく入れ替わりそうなのは守備陣だが、栗原氏は「初陣なので安定感は求めていくと思います」と、経験のあるGKシュミット・ダニエル(シント=トロイデン)とDF板倉滉(ボルシアMG)を中心に、DF菅原由勢(AZアルクマール)、DF伊藤洋輝(シュツットガルト)、バングーナガンデと予想した。

「板倉のセンターバックは堅いでしょう。冨安(健洋)が怪我で不参加、しかも新顔が多いなかでは伊藤が相棒になる気がします。サイドバックは今季好調の菅原、所属するFC東京で長友の背中を見ながらスタメンに定着したバングーナガンデが候補だと思います。最終ラインは少し経験不足な感じは否めませんね」

 ボランチは、MF遠藤航(シュツットガルト)とMF守田英正(スポルティング)の鉄板コンビ。2列目もMF伊東純也(スタッド・ランス)、MF鎌田大地(フランクフルト)とカタールW杯の主力メンバーを中心に据えたなか、栗原氏はプレミアリーグで好調を維持するMF三笘薫(ブライトン)のスタメン起用を推す。最前線はベルギーリーグで14ゴールを挙げているFW上田綺世(セルクル・ブルージュ)だ。

「カタールW杯はベスト16。次はベスト8以上を目指すなかで、森保監督の続投が決まり、上積みなくゼロからのスタートでは意味がなくなってしまう。今後もカタールW杯の戦い方がベースになっていくでしょう。プラスアルファで、新たな戦力がどこまで通用するのか見てみたいですよね。個人的には、森保ジャパンでは未知数な西村拓真(横浜F・マリノス)と中村敬斗のプレーを楽しみにしています。特に、中村敬斗はスピードがあっていい選手というのは分かってるので、どういう風にフィットするのか、今回の見どころでもあると思います」

 カタールW杯メンバーと新たな力の“融合”に注目が集まる。

 
 
2023/03/25 新生・森保ジャパンのトップ下”新候補”「貴重な存在」 日本代表OBが絶賛「あの勝負強さは大事」 | フットボールゾーン※一部抜粋

 栗原氏はスタメン起用でトップ下として後半29分までプレーしたMF鎌田大地(フランクフルト)に関して、「今日はほとんど良さが出せず、出ていたのかなというくらい」と機能不全を指摘したうえで、代わってピッチに立った西村の適正について見解を述べる。

「このシステムのトップ下には機動力が求められる。西村、田中碧、守田英正のようなタイプが機能する気がします。特に、西村は足を止めず常に動いていて、走行距離にそれが如実に表れています(J1リーグ第2節浦和レッズ戦で今季トップの14.38kmの走行距離を記録)。動いているから反応も早く、ボールがこぼれてくるから点を取れる。いくら上手くても、足を止めている選手は点を取れないし、守備もできない。西村にとってはすごくやりやすかったと思います」

 森保ジャパンのサイドには伊東やMF三笘薫(ブライトン)のようなドリブル突破を武器とする選手が多い分、西村のような前線にも顔を出せる選手がより生きると栗原氏は語る。

「サイドがスピードで突破していくので、どうしても中の攻撃が薄くなってしまいがちです。だから、今の代表のトップ下はおとりになれて、2列目から出てきてシュートを打てる選手がいい。ゴールシーンなんて本当にドンピシャで、迷いなくあそこ(ゴール中央)に突っ込んでいけた。簡単そうに見えますけど、ファーストタッチできっちりと仕留めているわけで、あの勝負強さは今後代表に定着していくうえではすごく大事。貴重な存在だと思います」

 西村が森保ジャパンの新たなトップ下として名乗りを上げた。

 
 
2023/03/25 トップ下”不発”の鎌田大地、ボランチ起用を日本代表OB提唱 「このスタイルなら面白い」 | フットボールゾーン※一部抜粋

 西村との交代で後半29分にピッチをあとにした鎌田は、トップ下として存在感を発揮できず、持ち前のテクニックを披露する場面もほとんどなかった。栗原氏は「今日に関しては正直、いい印象がない」と前置きしたうえで、「鎌田をボランチに置くのもありかもしれない」と提案する。

「トップ下は三笘だったりサイドに早く当てる役割で、中央突破はあまり見られない。スルーパスが通ればチャンスになるけど、あまりパターンがないので、このスタイルでやるなら、鎌田ボランチも面白い。ウルグアイ戦では、遠藤航と守田英正のボランチコンビがバイタルを開けなかったり、ピンチの目を摘むさすがのプレーをしていた。2人がいたからこそ、1失点で済んだ気がします。鎌田をボランチに入れると守備面の不安も出てくると思います。日本がボールを握り切れば鎌田をボランチに入れるのもありかもしれないし、五分五分の試合か、相手にボールを握られやすい時は少し違うかもしれない。1つのオプション、ですかね」

 ボランチには田中を含めてタレントが揃うなかで、鎌田をどのポジションで起用していくのか、森保監督の手腕が問われることになりそうだ。

 
 
2023/03/25 伊藤洋輝は「SBとして守備専門に近い」 日本代表OBが三笘との連係不足を指摘、理想の起用法は? | フットボールゾーン※一部抜粋

 森保一監督率いる日本代表は3月24日、昨年のカタール・ワールドカップ(W杯)後初となる国際親善試合でウルグアイ代表と対戦し、1-1の引き分けに終わった。先発出場したDF伊藤洋輝(シュツットガルト)が連係面で課題を残し、元日本代表DF栗原勇蔵氏も左サイドの“物足りなさ”を指摘している。

(中略)

 ウルグアイ戦では左サイドバック(SB)でプレーした伊藤が中に入っていく“偽SB”の動きも見せた。しかし、前半終了間際には伊藤がパスミスして三笘へ渡らず、全体的に三笘との連係で課題を残した。元日本代表DF栗原氏は、「三笘はワイドに開いていたし、(三笘に)ボールが入ったら変に邪魔しないで1人で行かせる、スペースを作ってあげようという話もあったかもしれない」と推察しつつ、伊藤は左SBよりもセンターバック(CB)での起用がより生きると見解を述べる。

「伊藤の良さは高さ(身長186センチ)やスピードがあるところだと思いますけど、4バックの左SBとして、全盛期の長友(佑都)と比べると、ポジションの一番手として据えるには物足りなさは残る。自分で突破できる推進力や馬力があるわけではないし、センタリングを上げる機会も何回あったか記憶にないレベル。SBとしては守備専門に近い。それなら左SBにこだわらず、単純に左のCBでいいと思います」

 
 
2023/03/25 瀬古歩夢、相手転倒のスライディング判定に日本代表OBが見解 「横から行ってボールに当たっていなければ…」 | フットボールゾーン※一部抜粋

 森保一監督率いる日本代表(FIFAランキング20位)は、3月24日にキリンチャレンジカップでウルグアイ代表(同16位)と対戦し、1-1で引き分けた。前半26分にボールロストからDF瀬古歩夢(グラスホッパー)がタックルで相手を阻止したプレーについて、元日本代表DF栗原勇蔵氏は「結果的にいい判断」としつつも、「ファウルでもおかしくない」と見解を述べている。

(中略)

 元日本代表DF栗原氏は、「守田がボールを奪われての展開でした。ああいう場合はイメージが悪くて、ファウルが取れれやすく、イエローカードやレッドカードも出やすい。ノーファウルだったのはラッキーだった」と前置きしつつ、「ウルグアイの選手(ペリストリ)からしたら少し可哀想。ファウルを耐えて、少し大きくなったところで、接触があったのに、ノーファウルですから」と語った。

「スライディングに行った瀬古はボールを触っていない。(中央でカバーに来た)板倉(滉)の動きは見えているはずなので、少しでもボールを触れればと、考えていたと思います。ウルグアイの選手がファウルをもらいに引っかかりに行っているのが、審判の角度的に印象が強かったかもしれない。板倉のカバーが数メートルうしろだったら、DOGSO(Denying an Ovious Goal-Scoring Opportunity/決定的な得点機会)で退場まであり得た。横から行ってボールに当たっていなければ、妨害のために滑ってるのと同義ですけど、瀬古は足を必要以上に上げてはいないので、結果的にはいい判断ということになったと思います」

 栗原氏は、「紙一重のシチュエーションで、どちらに取られても仕方ない」と判定の難しさに触れていた。

 
 
2023/03/28 「相性はいいはず」 森保Jのコロンビア戦予想スタメン、日本代表OBが期待する攻撃コンビは? | フットボールゾーン※一部抜粋

 3月シリーズ2試合目のコロンビア戦では、さらなるテストを進めたいところだが、元日本代表DF栗原氏は「相手が南米の強豪コロンビアなので、全員を入れ替えると痛い目に遭うかもしれない」として、守備陣はDF板倉滉(ボルシアMG)を残すと予想する。

「板倉と菅原は残して、もう1つのセンターバック(CB)に追加招集の町田浩樹(ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ)、左サイドはバングーナガンデ佳史扶(FC東京)を使うのも一手だと思います。CBは後半に藤井陽也を入れてテストするかもしれません」

 一方GKに関しては、3月27日の前日会見でシュミット・ダニエル(シント=トロイデン)を次も起用する意向を明かしており、“変更なし”の可能性が極めて高い。栗原氏も「連続起用の可能性もある」と事前に予想を展開していた。

 ボランチはゲームキャプテンを務めたMF遠藤航(シュツットガルト)を温存させ、MF守田英正(スポルティング)の相棒にウルグアイ戦で途中出場したMF田中碧(デュッセルドルフ)を起用か。栗原氏は「遠藤航も30歳とベテランになってきてるし、オーバーワークしてしまうタイプ。怪我のリスクを考えたら、2試合連続でスタメン起用は少し怖いので、無理して使わなくてもいいのかなと思います」と語る。

 難しいのは2列目よりも前の顔ぶれだ。新型コロナウイルスの陰性確認が取れずに出遅れたMF久保建英(レアル・ソシエダ)は25日からトレーニングに参加しているが、前日会見で森保監督が「先発は難しい」コンディションであることを明かしている。MF三笘薫(ブライトン)を早めに交代させることも視野に2戦連続でスタメン起用し、トップ下にMF西村拓真(横浜F・マリノス)、右サイドにMF伊東純也(スタッド・ランス)、1トップにFW上田綺世(セルクル・ブルージュ)を並べる形を栗原氏は予想する。

「伊東がドリブルだけでなくクロスもいいものを持っているので、上田との相性もいいはず。そこに西村が飛び込んでくるのも面白い。三笘のドリブル突破は南米の選手一番苦労するタイプ。ステップを踏めるし、アジリティーもあるので、世界の強豪相手にどれくらいできるのか見てみたいですね。中村敬斗にも期待したいところですが、おそらくスタートからは使わないでしょう」

 
 
2023/03/28 「余計にいろいろ考えてしまう」 試合終盤の”森保メモ”に日本代表OBが見解「珍しい光景」 | フットボールゾーン※一部抜粋

 森保一監督率いる日本代表は3月28日、コロンビア代表とヨドコウ桜スタジアムで国際親善試合を行い、開始早々にMF三笘薫(ブライトン)のゴールで先制するも1-2と逆転負けを喫した。後半途中、日本が交代カードを切った際に“森保メモ”がピッチ内の選手に手渡され、「初めて見た」という元日本代表DF栗原勇蔵氏も「逆にいろいろ考えてしまうんじゃないか」と見解を述べた。

(中略)

「タケ」「リツ」「ユキ」など選手名とともに配置が描かれていたのが、遠藤が手にしていたメモからも確認できる。2002年から18年間、横浜F・マリノス一筋でプレーした元日本代表DF栗原氏は、「選手にメモを手渡して(ピッチの)中で見るなんて初めて見ました」と元選手の目から見ても驚きはあったようだ。

「スタートのメモを入れといてみたいのはあっても、試合中にメモが選手に手渡されて、ピッチ内で集まるというのは、珍しい光景だと思います。自分があの立場だったら、焦りはしないけど、負けてる時間帯でもあったので、メモに書かれたら余計にいろいろ考えてしまうんではないかと思いました。緻密な戦術に関してならまだしも、フォーメーションを変えて、この選手はどのポジションへという内容なら、口頭で伝えても問題なかったのかなと率直に感じました」

 
 
2023/03/29 鎌田大地のボランチ起用是非、日本代表OBはどう見た?「生きる可能性は高い。ただ…」 | フットボールゾーン※一部抜粋

 森保一監督率いる日本代表は3月28日、コロンビア代表とヨドコウ桜スタジアムで国際親善試合を行い、開始早々にMF三笘薫(ブライトン)のゴールで先制するも1-2と逆転負けを喫した。MF鎌田大地(フランクフルト)はボランチで起用されるも前半だけで交代となり、元日本代表DF栗原勇蔵氏は「強豪国相手に使えないとオプションと呼べるのかは微妙なところ」と厳しい見解を述べている。

(中略)

 コロンビア戦では、ウルグアイ戦でトップ下起用だった鎌田を1列下げたボランチで使ったが、守田とのコンビはどのように映ったのか。元日本代表DF栗原氏は「コロンビアのほうがコンディションは良かったように見えた」と前置きしたうえで、感想を語る。

「コロンビア戦のような展開になると、鎌田はバランスをあまり気にせずに前に行ってしまったりするので、コンビを組ませるなら(守田よりも)遠藤航がいい気がします。うしろから組み立てるところで言うと、ビルドアップのところで多少苦しくても受けて前を向いてくれるのは頼もしい。でも、守備の強度はどうしても落ちてしまうので、そこをどう捉えるか。サイドからのマイナス気味のセンタリングに対して、そこまで戻って来れるのは本職のボランチでないとなかなか難しい」

 森保ジャパンのボランチは遠藤、守田、MF田中碧(デュッセルドルフ)とカタール・ワールドカップ(W杯)に出場した鉄板メンバーがいる。トップ下はMF久保建英(レアル・ソシエダ)やMF西村拓真(横浜F・マリノス)らを中心にポジション争いが繰り広げられそうな気配。そのなかで鎌田はどこで使うべきなのか。

「ウルグアイ戦はほぼ印象がなかったので、今の状況だけで言うと鎌田はボランチのほうが生きる可能性は高い気がします。ただ、オプションとしてあると言っても、強豪国相手に使えないとオプションと呼べるのかは微妙なところです」

 
 
2023/03/29 「収穫はほとんどなかった」 森保J、3月シリーズ1分1敗を日本代表OBが酷評「チームとしてバラバラ」 | フットボールゾーン※一部抜粋

 森保一監督率いる日本代表は、昨年のカタール・ワールドカップ(W杯)後初の活動となった3月シリーズでウルグアイ代表、コロンビア代表と対戦し、1分1敗に終わった。元日本代表DF栗原勇蔵氏は、「チームとしてバラバラ」と収穫が少なかったことを指摘した。

(中略)

 カタールW杯組以外では、DF菅原由勢(AZアルクマール)が右サイドバック(SB)で2試合連続のスタメン出場、DF瀬古歩夢(グラスホッパー)とDFバングーナガンデ佳史扶(FC東京)、FW中村敬斗(LASKリンツ)がA代表デビューを果たした。しかし、元日本代表DF栗原氏は、「これまでは(前キャプテンのDF)吉田麻也が統率していましたけど、今回は絶対的な軸がなくて、チームとしてもバラバラになっているんじゃないかと感じました」と厳しい見解を述べる。

「伊藤洋輝は相変わらずで、瀬古も出来的には呼ぶ意味があったのか。正直、厳しさを感じたし、どうしても厳しい評価にならざるを得ない。無理に海外組を呼び過ぎなのではないかとさえ思うほどです。もちろん、海外組で活躍して選ばれる選手はいますけど、海外でプレーしているからという理由だけで選ばれている選手もどうしてもいる気がしてしまう。まずその基準を変えないといけない。バングーナガンデは(Jリーグの)FC東京所属だけど、(オランダでプレーしている)菅原よりもいいか悪いか。言うほど大きな差はない気がします。中村敬斗とかもっと使っても面白かった」

 三笘や伊東の個人技でチャンスを作ることはあったが、2人はカタールW杯前からの戦力。MF鎌田大地(フランクフルト)をボランチでもテストしたが、新たな発見は少なかったと栗原氏は語る。

「伊東(純也)、三笘もスピードは武器だけど、コロンビアみたいにスピードもある相手だと、試合を通して活躍するのは難しくなる。日本からしたら、コロンビアはまだ格上。1人1人の能力も高くて出てくる足の長さも違うし、ボールを持てる。上田綺世の身体能力、ヘディングのジャンプとかは周り次第でもっと生かせると思いましたけど、残念ながら3月シリーズの収穫はほとんどなかったと言わざるを得ないです」

 
 

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