月刊 栗原勇蔵-クラブシップ・キャプテン-(2022年9月号)


月刊 栗原勇蔵-クラブシップ・キャプテン-(2022年9月号)

(´-`).o0(日本代表 町野修斗は、勇蔵が育てた!?対談記事あり。)
 
 

栗原勇蔵、39歳の誕生日(2022/9/18)


 
 

フットボールゾーン コラム

2022/09/03 大迫を超える”日本のエース”へ 注目株・町野修斗を日本代表OBの元同僚が直撃、”不運”の新人時代から飛躍した要因 | フットボールゾーン

 湘南ベルマーレのFW町野修斗は、プロ5年目でキャリアベストのシーズンを過ごしている。2019年に期限付き移籍で経験したJ3から、J2、J1と着実にステップアップし、今年7月のE-1選手権では日本代表に初選出。サプライズでのカタール・ワールドカップ(W杯)メンバー入りも狙える位置にまで上り詰めた22歳のストライカーの“今”に、横浜F・マリノス時代のルーキーイヤーを知る元日本代表DF栗原勇蔵氏が迫った。(取材・文=FOOTBALL ZONE編集部・小田智史/全2回の1回目)

   ◇   ◇   ◇

――お2人は町野選手がプロ入りした2018年、横浜F・マリノスでチームメイトでした。お互いのファーストインプレッションは?

町野「もう大先輩です! 1年目は怖い人が多いイメージを勝手に持ってしまっていたなかで、勇蔵さんはプライベートもすごく優しくて」

栗原「誰が怖かったのよ?(笑)」

町野「それは言えないです(笑)。あと、勇蔵さんは腕がめちゃくちゃ強くて、マッチアップで(身体を)持たれたら、もう動けなくて終わりだなって感じでした」

栗原「修斗はなんでもできるいい選手だから、きっかけさえあればすぐに試合に出られるだろうと思ってた。でも、F・マリノスに入団した年はアンジェ(・ポステコグルー監督/現セルティック監督)が来た初年度で、やりたいサッカーが浸透せず、(J1リーグ12位と)結果も出ずにチームとして苦しかった。なかなか若手を使う雰囲気ではないところもあって、公式戦に出られず悔しい想いをしただろうけど、(ギラヴァンツ)北九州、湘南で活躍して日本代表まで上り詰めたわけだから、結果的には良かったのかなって」

町野「はい、自分もそう思います」

栗原「レンタルで北九州に移籍した時は個人的にすごく残念だったけど、どんな思いでプレーしてた?」

町野「F・マリノスに戻れるように、日々トレーニングしてました。見返してやるというか、『俺のこと見ておいてくれよ』みたいな感じで必死に頑張っていました」

栗原「北九州、湘南での成長は自分でどう感じている?」

町野「試合に出られるようになったのがかなり大きいですね。そこで得点を決めて、自信もついてきました」

栗原「もともと身体能力、技術の両方を兼ね備えていたからね。特別何かが伸びたというよりは、Jリーグのスピードやパワーに順応して慣れてきたのかなと。日本代表の初選出には『そこまで来たか』と少しびっくりしたけど、今の活躍には何の驚きもないね。F・マリノスでも、『修斗、もったいないよな。試合に出たら活躍しそうなのに』とほかの選手と話していたよ。1年目に苦労したとはいえ、ここまでは順調なサッカー生活を送っているような気がしてる。表情も久々に見たけど、自信にあふれて顔つきも変わった気がする(笑)。自分としては、今年ここまでの8ゴールという結果をどう捉えてる?」

町野「まだまだ全然足りないです。開幕直後はなかなかスタメンで出れないなかで、自分のコンディションに対する手ごたえはありました。スタート(スタメン)で使ってもらって、結果を残せるようになって、コンディションもさらに上がってきた。残り9試合、勢いを殺さず、もっと得点を取っていきたいと思っています」

栗原「今やJリーグでもノリノリの選手の1人だよね(笑)」

町野「(照れながら)ありがとうございます!」

— レバンドフスキを参考にゴール前での“多彩さ”を意識

――改めて、町野選手が考えるストライカーとしての自分の武器は?

町野「ビルドアップや中盤との連係はほかの選手よりもできると思っているし、背後への抜け出しで起点を作ったり、ペナルティーエリア内で右足、左足、頭とどこでも得点を取れるのは自分の武器だと思っています」

栗原「たしか、(バイエルン・ミュンヘンのポーランド代表FWロベルト・)レバンドフスキのプレーをよく見ているんだよね?」

町野「レバンドフスキ選手の多彩さは自分の目指すところだと思っていて、(ブンデスリーガで)41得点を取った2020-21シーズンの動画集はイメージを沸かせたい時によく見てます」

栗原「大型FWと言うと、パワーはある反面スピードがなかったりするけど、修斗はスピードも備えているし、ヘディングもすごく上手い。ただ、ヘディングに頼っているわけではないから、万能なレバンドフスキに近い印象はあるね。(パリ・サンジェルマンのアルゼンチン代表FW)リオネル・メッシとか(マンチェスター・ユナイテッドのポルトガル代表FW)クリスティアーノ・ロナウドとは少し違って、レバンドフスキとか(レアル・マドリードのフランス代表FW)カリム・ベンゼマみたいにウィークポイントがほとんどない感じかな。日本人選手の同じタイプでは一番手だから、日本代表にも入っていると思う」

――日本は「ストライカー不足」と言われきた背景があり、カタールW杯を含めて世界の強豪と戦っていくうえでは“頼れるゴールゲッター”の存在が不可欠になります。

町野「日本代表に選ばれて出場するからには、『自分のゴールで勝ちたい』と思うのがストライカーだと思いますし、僕もそういう気持ちを強く持ってプレーしています。E-1選手権は目標に掲げた3ゴールを達成できたので、満足まではいかないですけど、いい大会だったと思います」

栗原「初戦の香港戦でドンピシャのヘディング弾を決めて勢いをもたらしたし、結果に関しては、初のA代表で100点満点だと思う。俺は頑張って代表(通算20試合)で3ゴールだったけど、一瞬で追い付かれたなって(笑)」

町野「すみません(笑)。常にパスが出てくる感覚が日本代表にはあります。韓国戦のゴールのように、背後に抜けた瞬間に(パスが)来るのは試合前から言われていました。パスが出てくるから動き出しもしやすかったし、それがゴールという結果になったと思います」

栗原「どんなレベルの相手だろうと難しさはあるから、目に見える結果を残したのは評価されていいと思う。F・マリノスのメンバーを中心とした陣容のなかで、修斗は少なからずF・マリノスのやり方を知っているから、いい感じだなって。2019年にはJ3でプレーしていたわけで、カタールW杯の日本代表入りも争えるんじゃないかという位置までのアピールはした気がする」

— 町野が掲げる今季の目標はチームのJ1残留と「15ゴール」

――日本代表のストライカーポジションにおいては、“ポスト大迫勇也”という議論が何度もされてきました。町野選手もその候補の1人だと思います。

町野「高校時代から大迫選手が活躍している姿を見てきたので、『ああいう選手になりたい』と目標にしていた選手と比較されるところまで来たんだなという気持ちはあります。ただ、僕は結果を出し続けないといけないチャレンジャーの立場。おそらく(同じタイプがW杯メンバーに)2人選ばれることはないと思うので、その競争に勝ちたいです」

栗原「修斗が見てきた大迫の印象は?」

町野「大きい選手相手でもしっかりボールキープできるし、ゴール前で多彩なプレーを持っているなと。ただ、どんな選手にも似ているタイプはいるものなので、強くは意識していません。湘南の勝利のために自分のプレーをすることが、一番のアピールになると思います」

栗原「俺はそこまで大迫に近いタイプだとは思っていない派なんだよね。とはいえ、長年、日本代表の攻撃を支えていたのは間違いなく大迫なわけで、大迫を超えていないといけない。今ようやく比べられて、ライバルと呼ばれるところまで来ているから、修斗には一気に追い抜いて、大迫以上の選手になってもらわないと、日本サッカー界としてはさらに上を狙っていけないと思う。その第一歩として、E-1選手権で結果を残したのは大きかったし、これから訪れるであろう限られたチャンスをものにしていってほしい」

町野「そうですね。ストライカーじゃなくて、『エース』と呼ばれたいです(笑)。どんな時も得点を取れるのがエースだし、“日本のエース”になれるようにゴールを狙い続けます」

――シーズンも終盤に差し掛かっていますが、今季の目標を聞かせてください。

町野「まずは二桁得点をクリアして、15ゴールくらいは取りたいです。チームとして(残留争いをしている)非常に厳しい状況なので、そういう時に僕のゴールで勝てるのがベスト。シーズン5位以内を開幕前に掲げてきたなかで、J1残留は最低限のノルマ。個人の数字を意識しすぎるのも良くないですけど、その必須条件を果たすには僕のゴールが重要になると思います」

勇蔵「チームの状況を考えず、自分のエゴを出してプレーしたら、15ゴールや得点王も狙えるかもしれないけど、それがサッカーではないもんね。チームを勝たせるプレーが一番だと思うし、結果的に数字の目標をクリアできていたというのが理想。修斗の場合、ストライカーでありながらチャンスメイクもできるから、一列下がってもプレーできる。数字にこだわってほしいけど、チームのことも考えてほしいところで、バランスが難しいよね」

町野「湘南には、まずは『チームのために』というのが大前提にあります。守備をさぼって、前線で歩いてゴールしてもダメ。守備とか背後への抜け出し、起点となる部分はもちろん大事だし、それをしっかり全うしたうえでゴールしたいです」

栗原「(9月7日に延期分の)湘南とF・マリノスの試合も残っているよね。F・マリノスには勝ってほしいけど、修斗にも活躍してほしい。2、3点取っていいから、F・マリノスに勝たせてほしいな(笑)」

町野「そこは、僕らが勝たせてもらいます(笑)」

2022/09/ 22歳の町野修斗が語る、”気になる”日本人ストライカー3人 「エリア内で止まらない」と注目した欧州組FWは? | フットボールゾーン

――町野選手はどういうタイプのストライカーが気になりますか?

町野「ペナルティーエリア内で存在感がある選手は気になりますね。僕はペナルティーエリア内に入った時に止まってしまう癖というか、ボールを見てしまったり、待ってしまうので、動きを付けられる選手は参考にしています。たとえば、(セルティックの)前田大然選手はペナルティーエリア内であれだけ動けて、得点も取れるので凄いなと思います」

栗原「川崎フロンターレの小林悠とかもそうかな?」

町野「はい。小林選手も(6年連続で2桁ゴールと)J1で常に活躍しています。ペナルティーエリア内で仕事をできるFWなので目を引かれますね」

栗原「夏に移籍してしまったけど、(鹿島アントラーズにいたセルクル・ブルージュの)上田綺世とかは日本人選手の中では希少になってきた“本格派”だと思う」

町野「上田選手は日本人FWの中では気になる存在です。E-1選手権直前にベルギーへ移籍となりましたが、大会もあって自分は得点ランキングも意識していたので。やっぱり存在感があるし、ゴールに向かう姿勢を常に持っているのがいいなと思います」

栗原「修斗はブレ球のシュートも持っているから、ミドルレンジやロングレンジからも狙っていってほしい。走れるし、守備もできるし、ウィークポイントというか穴がなくて、監督としてはすごく使いやすい選手だと思う。どこでそれを覚えたんだろうなって(笑)。高校の先生の指導?」

町野「いや、高校時代は全然守備ができなくて(苦笑)。(ギラヴァンツ)北九州と湘南で守備の基礎を口酸っぱく言われて、できるようになりましたね」

栗原「今のFWは走って、守備もできないと、簡単には試合に出られないからね。自分で覚えて順応して、出せるのも修斗の強みだと思う」

— 将来の夢は海外リーグ挑戦&CL出場

栗原「ところで、日本人選手が海外でプレーするのが珍しくなくなったこのご時世、Jリーグがゴールじゃない。修斗はその上のステップアップをどう見据えているの?」

町野「小さい頃からチャンピオンズリーグ(CL)は自分の夢。今でも海外には挑戦したいと思っています。チャンピオンズリーグに出るようなクラブに行って、あの大舞台でゴールしまくりたいですね」

栗原「修斗がチャンピオンズリーグに出るようなビッグクラブに行った暁には、(現地に)招待してもらおうかな」

町野「ぜひ! 何試合でも招待させてください(笑)」

栗原「楽しみにしてるよ(笑)」

――最後に、お互いに聞きておきたいこと、伝えたいことはありますか?

町野「僕は勇蔵さんみたいに丈夫な身体になりたいです」

栗原「どこに不安があったりする?」

町野「両足首ですね」

栗原「俺もネズミ(関節内に軟骨や骨のカケラがある状態)になって、もうダメだと思ったけど、いつの間にか治ったんだよね(笑)。現役を辞めて、今は痛いところが1つもない」

町野「本当ですか? もう鉄人です(笑)」

栗原「足首はサッカー選手の職業病みたいなところがあるけど、シュンさん(中村俊輔/横浜FC)は会った時に足首がキツいと言っていた。若いうちからちゃんとケアをしていれば、少しでも長くプレーできるはず。俺は若い頃、アイシングとか治療も一切しなかった(苦笑)。いくら気を遣っても、怪我をしてしまう選手はいるからね。ただ、怪我でチャンスをフイにするのはもったいない。気を付けて活躍すればどんどん上に行けると思うから、修斗には頑張ってほしい」

町野「はい、自分の夢に向かって頑張ります!」

 
 
2022/09/03 町野修斗は「大迫勇也を上回る理想的な身体」 日本代表OBが語る”ポスト”を超える可能性 | フットボールゾーン

— 【専門家の目|栗原勇蔵】「これを止めたらいい」弱点がない万能型ストライカーが開花

 湘南ベルマーレのFW町野修斗は今季、J1リーグで得点ランク5位タイの8ゴールを挙げるなど、プロ5年目で目覚ましい活躍を見せている。今年7月のE-1選手権で日本代表まで上り詰めたストライカーが結果を残している最大の要因とは――。ルーキーイヤーに横浜F・マリノスで同僚だった元日本代表DF栗原勇蔵氏に分析してもらった。(取材・構成=FOOTBALL ZONE編集部)

(中略)

 2018年、横浜FMで基礎トレーニングに明け暮れる姿を見ていた栗原氏は、「修斗は、もともと得点力はありました」と当時を振り返る。

「高卒で加入したF・マリノスでは、試合に出る機会がありませんでした。ただ、練習ではいいものを見せていて、技術が高く、『化ける可能性はある』と思っていました。爆発的なスプリント力ではないですけど、スピードも平均以上で、試合で自分のプレーを見せられるようになった。北九州で順調に成長して結果を出していたので、嬉しかったですね」

 町野は、選手としての自分を一言で「万能型」と表現。「ボールをキープしたり、裏にランニングしたり、起点を作ったり、なんでもできる。シュートパターンも右足も左足も蹴れるし、頭も取れると思っています」と話す。実際、今季町野が決めた8ゴールは、利き足の右足で最多の4点、左足と頭でそれぞれ2点と満遍なく奪っている。栗原氏も、「いろんなパターンを持っているので、守る側からすると『これを止めたらいい』という選手ではない」と対峙した経験を基に町野の自己分析に同調する。

「修斗は上背がある(身長185センチ)し、ヘディングも強い。ただ、ヘディングが特徴というわけでなく、いろんなことができたうえでのプラスαという感じで精度も高い。足も速くて、能力、技術ともに、すべて平均値以上。足を止めないのでいい場所に入ってこれるし、ゴール嗅覚も備えていて、弱点という弱点がないので安定感がありますね」

 
 
2022/09/17 「水のような感じ」 小野伸二、”ビタ止め”ノールックトラップに元日本代表DFも感嘆「脱力感が凄い」 | フットボールゾーン

— 練習中にお披露目された“神トラップ”を元日本代表DF栗原勇蔵氏も称賛

 J1北海道コンサドーレ札幌の元日本代表MF小野伸二が練習中に見せた“衝撃トラップ”が話題を呼んでいる。飛んで来たボールを反転してノールックでピタリと止める驚愕のテクニックに、元日本代表DF栗原勇蔵氏も、足首の“脱力感”に感嘆している。

(中略)

 元日本代表DF栗原氏は、「野球で言う背面キャッチみたいな感じ。伸二さんは何をやっても華麗に見えるし、簡単そうに見える」と小野の天才ぶりに脱帽している。

「伸二さんは日本サッカー史上一番上手いであろう選手。逆に驚きもないですね(笑)。見ている方は楽しいし、プレーする方も魅せられると楽しいはず。足首が柔らかくて、足の脱力感が凄いというか、水のような感じでボール勢いを殺せる。足のプロでも、散々練習しても身につかないけど、伸二さんやシュンさん(中村俊輔/横浜FC)とかは手のような感覚を足で持っていると思います」

 言語化するのは難しいテクニック――。それも天才に与えられた神からのギフトと言えるのかもしれない。

 
 
2022/09/05 無抵抗失点は「最善策」 福岡×名古屋、暗黙の了解無視のゴールに元日本代表DFが見解「レフェリーによる救済措置のルールができてもいい」 | フットボールゾーン

— 【専門家の目|栗原勇蔵】ルキアンが名古屋にボールを返していれば終わりだった

 9月3日に行われたJ1リーグ第28節のアビスパ福岡対名古屋グランパスは波乱続出だった。相手選手が試合を止めるために故意に外に蹴り出した際、相手にボールを返すのが暗黙の了解だが、福岡FWルキアンがそれを奪って最後はMFジョルディ・クルークスが流し込んでゴール。ルールに違反こそしていないが、フェアプレーに関わるこのプレーが波紋を呼び、その後、福岡は無抵抗で名古屋に1点を与えた。元日本代表DF栗原勇蔵氏は、「ルールが暗黙の了解状態なので、レフェリーによる救済措置のルールができてもいい」と提案した。

(中略)

 物議を醸した一連のプレーについて、元日本代表DF栗原氏は、「一言で言えば、ルキアンが名古屋に返せば終わりでしたね」と厳しく指摘したうえで、元選手目線からの見解を述べた。

「選手としては、あのプレーをされたら当然ヒートアップします。ただ、それまでの試合の流れもいろいろあったので、一概に言えない部分もありますが。あのような事態になった以上、無抵抗でゴールを返させるのは最善策だったと思います。ルールが暗黙の了解状態で、今後も起こりうる可能性は否定できない。記録やtotoにも影響してしまうので、レフェリーによる救済措置のルールができてもいいかもしれません」

 
 
2022/09/17 「ギリギリ試せるタイミング」 9月シリーズの森保ジャパンメンバー30人を日本代表OBはどう見た? | フットボールゾーン※一部抜粋

— 【専門家の目|栗原勇蔵】久々の代表活動となる右SB酒井宏樹のプレーは重要

 森保一監督率いる日本代表は、9月にドイツのデュッセルドルフでアメリカ代表(23日)、エクアドル代表(27日)とキリンチャレンジカップを行う。9月15日に発表されたメンバー30人の顔ぶれについて、元日本代表DF栗原勇蔵氏に訊いた。(取材・構成=FOOTBALL ZONE編集部)

「板倉は、吉田(麻也)、冨安(健洋)を抑えて(センターバックの)軸になるんじゃないかというところまで来ていた。吉田のパフォーマンスが戻れば、冨安とのコンビで問題ないかもしれないけど、板倉がしっかりしたプレーが見せられるか見たかった。本大会に間に合わないかもしれない大怪我は計算外。瀬古は板倉の怪我を受けての人選でしょう。上背もあるし、フィードが上手い。国際舞台でどれくらいできるか。ギリギリ試せるタイミングだと思います」

 栗原氏は「おそらく、カタールW杯のメンバー(26人)は、この30人の中から9割何分まで入ると思う。いないメンバーで言えば、(怪我の影響で招集されなかった)大迫勇也が入るかどうかで、それ以外は可能性は低いでしょう」と見解を述べる。

 そういったなかで、栗原氏は守備陣で注目の選手に、今年2月のカタール・ワールドカップ(W杯)最終予選以来の代表活動となるDF酒井宏樹(浦和レッズ)の名前を挙げる。

「CBは吉田と冨安、左サイドバック(SB)は長友佑都か伊藤洋輝、右に酒井が帰ってきた。現時点で酒井のパフォーマンスがどこまで戻っているか。それ次第で山根視来を引き上げ、冨安を右に回すことまでしないといけなくなるかもしれない。山根はいい選手ですいけど、酒井のプレーは日本代表にとって非常に重要です」

— 大迫の代わりに町野はW杯本大会メンバーに滑り込むか

「南野はチームで不発で、代表でも今は絶対的な存在かと言われると疑問符が付く。試合に使う理由があるかと言えば難しいですけど、森保監督のこれまでの采配を踏まえると、南野をメンバーからは外さない。左サイドは南野か三笘薫か。右サイドは伊東か堂安、それに久保もいる。1トップは古橋亨梧かなと。大迫が怪我をしているなかで、町野で計算が立てばW杯のメンバー滑り込みも可能性はある。大迫を絶対に本大会で使わないといけないわけじゃない」

 
 
2022/09/23 日本代表OBのアメリカ戦「スタメン予想」 1トップの軸に古橋、”鎌田システム”採用も推奨 | フットボールゾーン

— 【専門家の目|栗原勇蔵】4バックは酒井、冨安、吉田、長友の“鉄板”の顔ぶれか
 森保一監督率いる日本代表は9月23日、ドイツ・デュッセルドルフでのキリンチャレンジカップでアメリカ(FIFAランキング14位)と対戦する。今年11月のカタール・ワールドカップ(W杯)に向けたメンバー発表まで残すところ2試合。最終確認、最後のアピールの場となるシリーズで、元日本代表DF栗原勇蔵氏はアメリカ戦の“ベストメンバー起用”を予想している。

(中略)

「(左サイドの)三笘(薫)との連係は中山雄太が一番上手いかもしれないですが、森保監督が考えるベストメンバーとするならば、経験のある長友が有力な気がします。冨安は昨年11月以降、酒井は今年2月以降、日本代表の公式戦に出ていないことを考えれば、連係を再確認しておきたいところでしょう。伊藤洋輝がデビューした6月シリーズに酒井、冨安が出場していなかったので、左サイドバック(SB)で起用する可能性もゼロではないとは思います」

 中盤はダブルボランチか、3枚かの違いになるが、MF遠藤航(シュツットガルト)、MF守田英正(スポルティング)のコンビは堅そうだ。

「守田はバランスというか、機動力と強さがある。遠藤と守田のダブルボランチは守備で安定しそうですね。3枚の場合は、W杯アジア最終予選で鉄板だった遠藤、守田、田中碧のトリオか、田中に代わって好調な鎌田大地をインサイドハーフで使うか、気になるところです」

— 栗原氏は「センターラインが固定されると厚みが出る」と指摘

 栗原氏はトップ下を置く4-2-3-1は、「鎌田システム」だと表現。MF伊東純也(スタッド・ランス)、MF三笘薫(ブライトン)の両サイドが有力として、FW古橋亨梧(セルティック)を生かす意味では、鎌田がより適任だと語る。

「古橋を使う場合、スルーパスがほしいところなので鎌田のトップ下は有効なオプションだと思います。伊東と三笘の単独突破タイプとは、上田綺世のほうが相性はいい印象もありますが、上田はベルギーであまり結果を残していないのと、古橋はプレーの幅が広い」

 森保ジャパンで最多得点を記録しているFW大迫勇也(ヴィッセル神戸)は不在、MF南野拓実(ASモナコ)も所属クラブでレギュラーではなく、W杯アジア最終予選以降は伊東主体のスタイルとなっている。ただ、W杯本大会を見据えたうえでは、センターラインに不動の存在が欲しいと栗原氏は見解を述べる。

「攻撃の軸は伊東が一番手。本来は、例えば大迫、鎌田みたいにセンターラインに軸が欲しいところです。両サイドは伊東や三笘のようにいい選手がいるとはいえ、鎌田や古橋が固定されると厚みが出てくる。いい選手が多いからこその事態かもしれないけど、軸という軸がいない。サイドの選手が軸なのはバランスが悪くなる可能性はあるので、中央の選手がしっかり結果を残すところを見てみたいですね」

 
 
2022/09/24 「自由にできる」 鎌田大地、”トップ下起用”の大きな可能性に日本代表OBが太鼓判「すべてにおいてスムーズ」 | フットボールゾーン※一部抜粋

— 【専門家の目|栗原勇蔵】サイドに個人突破できる選手がいる分、鎌田は中央で生きる

 元日本代表DF栗原氏は、「サイドの伊東、三笘、久保、堂安(律)はみんな1人で突破できる。極端に言えば、コンビネーションをしなくてもいいので、鎌田は中央に1人でいれます。アメリカ戦はすべてにおいてスムーズで、(ボールを)取ってチャンスになった時に鎌田がひょこっと出てきてゴール前で触る形が多かったですね。鎌田は裏に出るタイミングが上手いし、相手との駆け引きやポジション取りも良かったです。トップ下だと、鎌田は自分の好きなようにできるし、存在感を出せると改めて感じました」

 
 
2022/09/24 「生きる道は1トップしかない」 米国戦出番なしの南野拓実、日本代表OBが現在地を冷静分析 | フットボールゾーン※一部抜粋

— 【専門家の目|栗原勇蔵】タレント揃いのサイド、鎌田が存在感のトップ下では劣勢

 この日の左サイドは、久保が積極的なプレーを見せ、途中出場の三笘もドリブル突破から得点と存在感を示し、森保ジャパン発足以降最多となる17ゴールを記録している南野は出番がなかった。栗原氏は、「実績のある選手なので、焦りはないと思う」と前置きしたうえで、4-2-3-1システムが継続される場合、南野はサイドやトップ下ではなく、1トップで勝負しなければいけないと予測している。

「カタールW杯本番でどうなるかは別にして、現時点で何がなんでも南野が試合に出なきゃいけないという状況ではないと思います。個人的に好きな選手で、技術が高くて機動力もある。ただ、トップ下は鎌田のほうがいいし、このサッカーなら生きる道は1トップしかない。南野は身体を張れるし、シュートも打てる。そこまで1トップで使う選手なのか、という疑問符は残りますけど、絶対的な存在がいないのでまだチャンスはあるでしょう」

 
 
2022/09/24 冨安健洋は「レベルが違う」 10か月ぶりのハイパフォーマンスを日本代表OBが称賛「守備陣の軸」 | フットボールゾーン※一部抜粋

— 【専門家の目|栗原勇蔵】スピード、強さを兼ね備えた冨安は最終ラインに不可欠

 元日本代表DF栗原氏は、「冨安はやはりスピードがあるし、強さもあるし、頭一つ抜けていてレベルが違う」と手放しで絶賛した。

「守備陣の軸は冨安だと再認識しました。その選手がアーセナルではスタメンで出られないわけなので、海外は恐ろしいなと改めて思います。右SBとしての起用は、(左膝靭帯部分断裂で招集が見送られた)板倉(滉)がいれば、という前提になってくるかもしれません。アメリカクラスの相手なら吉田と(後半開始から出場した)伊藤洋輝のコンビでも行けるかもしれませんが、それ以上だと冨安が真ん中(CB)にいてくれないと厳しい。右SBでの時間帯は、冨安が上がった裏を使われる形も何回かあったので少し怖さがあります」

 
 
2022/09/24 4-2-3-1システムは「守備が安定する」 森保ジャパン、米国圧倒の戦術を日本代表OBが推奨 | フットボールゾーン※一部抜粋

— 【専門家の目|栗原勇蔵】ダブルボランチによる守備の安定感はW杯でも有効

 アメリカに主導権を与えない安定した戦いぶりに、元日本代表DF栗原氏は「4-2-3-1のほうがいい」と、4-3-3と異なるメリットについて語っている。

「4-3-3の場合、アンカーの脇が空いて相手が入ってくるとセンターバックが引き出されてしまいます。4-4-2だとボランチに2枚いることで、4-4-2のブロックも作りやすい。アメリカにはフィジカルにも負けてないし、やられる雰囲気はなかったので、この形のほうが日本は守備が安定すると思います。(攻撃で)ボールを回す時も、サイドバックの位置を高くして、ボランチの1枚が下がって3枚で回す。意外にビルドアップがスムーズで、前も渋滞しない感じでやりやすそうでした」

 アメリカ相手に前線からの連動したプレスが効いた点に関しても、「うしろが『OK』と言いやすい配置に最初からいるので、(前田)大然も前からバンバン行ける。うしろもきっちりハメているので相手は出しどころがない」と4-2-3-1によるものが大きかったと説明した。

「立ち上がりの前半7分に危ないヘディングのシーン、ほかに(吉田)麻也がボールをカットされたところはありましたけど、崩された形はほとんどありませんでした。アメリカ戦の結果、内容は限りなく100点に近く、日本は(W杯本大会でも)行けるんじゃないかと思わせたはずです。あそこまで(アメリカを)圧倒できるなら、同等か格下相手なら勝ち点は取れる。(グループリーグ第2戦で対戦する)コスタリカが1つの基準。そこよりは上だと感じさせてくれたと思います」

 
 
2022/09/28 アメリカ戦での足裏タックルは「危ないプレー」 日本代表OBが報復の雰囲気”指摘「レッドカードでもおかしくなかった」 | フットボールゾーン※一部抜粋

— 【専門家の目|栗原勇蔵】伊東がアーロンソンを倒したシーンは「もろにふくらはぎに行っている」

後半7分に伊東の右クロスがゴール前で跳ね返され、アメリカがショートカウンターへ転じた際、メインスタンド側のライン際でFWブレンデン・アーロンソン(リーズ・ユナイテッド)をプレスバックした伊東が倒すと、アーロンソンは足を抑えながら苦悶の表情を浮かべた。

 日本代表DF栗原氏は、「映像で見るとかなりひどい。そんなに負荷はかかっていないようには見えますけど、シチュエーションもシチュエーションで、追いかけて報復のような形で行ったので、VARで見られたらレッドカードでもおかしくない」と見解を述べた。

「伊東は冷静なタイプなので珍しい気がしますけど、もろにスパイク裏でふくらはぎに行っている。もう少し力を加えていたら、レッドカードだと思います。あの形でうしろから狙って、どうやってボールを奪うのか。足の裏でボールに触れたとしても、どう次のプレーに行くのか。ああいうボールの奪い方はそうそうしないので、意図的に見えてもおかしくない。映像だけ見ると、もろに(ふくらはぎに)行っているので危ないプレーですね。角度的にもう少し踏みつけ系で、足だけ踏みに来るパターンもあるので、勢いの問題、負荷の問題で判定が変わってくると思います」

 
 
2022/09/28 エース南野拓実の「居場所がなくなった」 トップ下でアピール失敗…日本代表OBが序列争いへ見解「起用する状況でもない」 | フットボールゾーン

— 【専門家の目|栗原勇蔵】左サイドよりは中央が生きるが、トップ下は鎌田の主戦場に

元日本代表DF栗原氏は、南野が生きるのは左サイドではなく中央だとしたうえで、鎌田との争いは劣勢との見解を示した。

「エクアドルの守備体系はしっかりしていて、なかなかスペースがありませんでした。南野と古橋のセットは不発でしたけど、南野も後半になってスペースが開いてきて、上田がターゲットになれたので、攻撃の形が増えた。南野はやはり中央。ただ、鎌田は不調な時期があったけど、ここにきて復活して、その頃にはもう南野の居場所はなくなってしまった印象があります。4-3-3になるとゼロトップ気味の1トップしかないですけど、そこまでして起用する状況でもない気がします」

 
 
2022/09/28 森保ジャパン、9月シリーズの「印象に残った5人」 日本代表OBが選出…「もう外せない」と絶賛 | フットボールゾーン

— 【専門家の目|栗原勇蔵】4-2-3-1システムは「鎌田ありき」で外せない

 森保一監督率いる日本代表(FIFAランキング24位)は、9月27日にドイツ・デュッセルドルフで行われた国際親善試合エクアドル(同44位)戦で0-0と引き分けた。11月に開幕するカタール・ワールドカップ(W杯)のメンバー発表前ラストゲームを終え、残すは森保監督が26人を選ぶのみとなる。元日本代表DF栗原勇蔵氏に、9月シリーズで印象に残った選手5人を選んでもらった。(取材・構成=FOOTBALL ZONE編集部)

   ◇   ◇   ◇

■鎌田大地(フランクフルト/MF/26歳)
アメリカ戦:先発出場86分間・1ゴール
エクアドル戦:途中出場23分間

「鎌田はトップ下でアクセントをつけられる存在。サイド攻撃一辺倒ではなく、中央を使って崩す形に期待できる。4-2-3-1は鎌田ありきで、もう外せないと言ってもいいでしょう。鎌田がハマれば鎌田に勝る選手はいない。不在なら4-3-3に戻すくらいのキーマンだと思います。鎌田は不調な時期もありましたけど、ここに来て調子を上げていて、その間にもう南野(拓実)の居場所はなくなってしまった印象です」

■前田大然(セルティック/FW/24歳)
アメリカ戦:先発出場45分間
エクアドル戦:ベンチ外

「前田はアメリカ戦で、スピードを生かしたプレッシングで快勝のきっかけを作りました。この試合では前半45分間のみの出場だったとはいえ、あのスピードで90分間プレッシャーをかけ続けられるので、相手からしたらかなり厄介な存在です。これまでの優先順位は低かったかもしれませんが、ほかの選手にはない武器を持っているという点では、オプションとして絶対に(W杯メンバーに)入れておかないといけない駒です。今回、招集されなかった大迫勇也(ヴィッセル神戸)の立ち位置が読めないところがあるものの、割り切ってグループリーグで対戦するドイツ、スペインとの戦いで起用するもありだと思います」

■上田綺世(セルクル・ブルージュ/FW/24歳)
アメリカ戦:ベンチ外
エクアドル戦:途中出場45分間

「大迫不在のなか、(国内組で招集された)町野修斗に比べて2歩ほど優勢に立った印象です。エクアドルの守備が良くて、日本のうしろからのビルドアップが上手くいかないなか、ターゲットとして上田がいると、『厳しければ上田に当てよう』というシンプルなプレーが彼の良さを引き出しました。身体も強いし、キープ力もある。古橋(亨梧)とは全く逆のタイプ。(トップ下の)南野(拓実)との距離感も良くて生きていた。優先順位は低かったかもしれませんが、特徴をしっかり出せたのでアピールできたはずです」

■長友佑都(FC東京/DF/36歳)
アメリカ戦:出場なし
エクアドル戦:先発出場83分間

「エクアドル戦の守備は安定していました。相手が攻めてきた時の対応はさすがで、身体が動いてきたなという印象。W杯グループリーグ初戦でスタメンの可能性もあると思います。ただ、厳しいことを言うなら、エクアドル戦の前半は攻撃の時に中に入ってきて、三笘(薫)の邪魔をしてしまっている感じはありました。三笘はマーカーを引きつけて(サイドバック)オーバーラップを使うタイプでもないので、長友が構えていて、三笘に攻撃を任せてもいい。状況判断を求めたいところです」

■シュミット・ダニエル(シント=トロイデン/GK/30歳)
アメリカ戦:途中出場45分間・0失点
エクアドル戦:先発出場90分間・0視点

「PKストップのほかにも、シュミットの上背やリーチがなければゴールが入っていたかもしれないプレーがありました。エクアドル戦は自信に満ちあふれていて、ドシっと構える感じもありました。W杯初戦に出場するしないで人生が変わるなか、ドイツ戦のスタメンを狙えるかもしれない位置に来たと思います」

 
 

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