【試合結果Webニュースまとめ(0●1)】2022/10/12(水)19:00KO J1第27節 横浜F・マリノスvs.ジュビロ磐田@日産スタジアム


【試合結果Webニュースまとめ(0●1)】2022/10/12(水)19:00KO J1第27節 横浜F・マリノスvs.ジュビロ磐田@日産スタジアム
 
 

アンカー(目次)

1.横浜F・マリノスオフィシャルサイト
2.Jリーグ.jp
3.Twitter / Istagram
4.ハイライト動画
5.Webニュースログ
6.今週の他会場など

横浜F・マリノス オフィシャルサイト

明治安田J1 第27節 横浜F・マリノス vs ジュビロ磐田 試合データ | 横浜F・マリノス 公式サイト
 
 

Jリーグ.jp

【公式】横浜FMvs磐田の試合結果・データ(明治安田生命J1リーグ:2022年10月12日):Jリーグ.jp
 └ 入場者数 20,493人

監督コメント

[ ケヴィン マスカット監督 ]

前回のG大阪戦とほぼ同じ形になってしまいました。ゲームを支配していましたし、ゴール以外のところはできた試合でした。ただチャンスを決められず、フラストレーションがたまる試合が続いているので、今季の中でも難しい時期に差しかかっています。

--選手の精神状態で何か気になるところはありますか。
選手たちの状態は選手たちが一番分かっているので、直接聞いてくださればいいのですが、自分が見る限り、今日までの練習でも集中していましたし、プレッシャーを感じているようには見えませんでした。29日の次の試合までだいぶ時間があります。できていたこと、準備してきたことはポジティブに捉えつつ、結果は結果で受け止めます。ただ、ここまで支配率が高いサッカーをやっているチームはありません。まだリーグが終わったわけではないですし、焦れることなく、やっていきます。

--17位と18位のチームに2試合連続無得点で今季初の2連敗を喫しました。その事実をどう受け止め、要因は何だと考えますか。
この2試合、相手は残留を懸けて死に物狂いで戦ってきました。それは当たり前のことですし、守備を固め、少ないチャンスをモノにしました。自分たちとしては自陣のボックスに近づかせませんでしたし、あれだけのチャンスを作りました。ボールを支配し、失ってもプレッシャーを掛け続けられました。負ける理由はなかったと思います。

結果を残せず、残念な部分はありますが、何も終わってはいません。ここまでずっと1位をキープし、いまもまだ1位です。ここであきらめることはないですし、この部屋を出た瞬間、切り替えて次の準備に取り掛かります。

選手コメント

藤田 譲瑠チマ

率直に悔しいです。自分を含め決めるチャンスはたくさんありました。そこでもっと集中しなければいけませんし、自分たちのミスからの失点だったので、そこも修正しないといけません。

--失点シーンのリスクマネジメントはどう振り返りますか。
その前の時間帯から自分たちの攻撃が続いていました。SBが前がかりになりましたが、セカンドボールも拾えていました。チームとしてあの時間帯に点を取ろうとする共通認識もあったので、誰が悪いとかはないですが、自分が落ち着いてチームのバランスをとれれば良かったです。

--前半は中、後半は外と攻撃の狙いどころは変えましたか。
外を見せながら中につけるパスは意識していました。やっぱり相手も閉めてきていたので、後半は外からの攻撃が増えていきました。

--残り2試合、どのようなマインドで臨みますか。
自分たちがやるだけです。自分たちのアグレッシブなサッカーをやらないと勝ち切れないので、みんなでマリノスのサッカーを100%で出していきたいです。

永戸 勝也

相手を崩しにいこうとしましたが、前回の試合と同様に結果が出ませんでした。でも切り替えるしかありません。やり方を変えることはないですし、変えようと思っている人も誰一人いません。今季やってきたことを信じ、これからの中断期間を通じて、選手の競争も含めて、良い時間にしないといけないと感じました。

--実際のところプレッシャーはありますか。
少なからず、僕自身は試合前に感じていました。でも、プレッシャーを感じていても、僕自身の状態はすごく良いです。体の状態も見えているところもいいですし、プレーの感触もいいので、楽しめていると感じています。ここ2試合は残留争いをしているチームだったので、相手のモチベーションを上回れませんでしたが、そこまでみんなにプレッシャーがかかっているかというと、そんなことはありません。ただ単に相手に上回られたという印象です。

--ここを乗り越えてこそ、という感じでしょうか。
サポーターをヒヤヒヤさせてしまっていますが、状況が分かりやすくもなりましたし、「乗り越えていかないと」と感じています。また中断期間でまとまって頑張りたいです。

--試合終了のホイッスルが鳴っても、スタジアムを1周する間、サポーターのチャントが止みませんでした。
ブーイングをくらってもおかしくないですし、情けない試合をホームで2試合連続見せてしまっているのに、本当にありがたい気持ちでいっぱいです。残り2試合、サポーターに喜んでもらえるように頑張ります。

 
 

Twitter / Istagram


 
 


 
 

ハイライト動画


ハイライト|J1リーグ第27節|vsジュビロ磐田 – YouTube
 
 

ネットニュース・Weblog

スポーツニッポン

横浜 Vお預けどころか…川崎Fと勝ち点差「2」最下位・磐田にまさかの敗戦― スポニチ Sponichi Annex サッカー

 明治安田生命J1リーグは各地で5試合が行われ、3年ぶり優勝に王手をかけている首位の横浜はホームで最下位の磐田に0―1で敗れた。2試合続けて下位相手に得点を挙げられず今季初の連敗を喫し、優勝決定は29日の第33節以降に持ち越しとなった。一方で、2位の川崎Fはホームで京都に3―1で快勝。連勝で2節前に8あった勝ち点差を2に縮め、残り2試合でリーグ3連覇に望みをつないだ。

 横浜イレブンに、見えない重圧がのしかかっていた。相手が17位だった8日のG大阪戦に続き、今度は最下位チームからまさかの連続パンチを食らった。優勝に王手をかけてから今季初の連敗に、初の2試合連続無得点。「今はシーズンの中でも難しい時期。フラストレーションがたまる試合が続いている」とマスカット監督がため息をついたように、優勝に“王手”をかけてから8あった勝ち点差は一気に2まで縮まり、優勝争いは一気に混沌(こんとん)としてきた。

 好機を多くつくりながら決め手を欠いたまま迎えた試合終盤、カウンターから磐田の高卒ルーキーMF古川に決勝弾を許した。肌寒さを感じさせる秋の平日ナイター。日産スタジアムのゴール裏で、選手を鼓舞したサポーターの声援に応えることはできなかった。

 2週間以上のリーグ中断期間を経て迎える残り2試合は、いよいよ負けられない戦いになる。主将のMF喜田は「本当に上にいる力があるかを試されている。自分たちでまいた種は自分たちで回収するしかない」、水沼も「どんな手を使ってもゴールをこじ開ける、ネットを揺らす」と言葉を絞り出した。くっきり視界に捉えていたはずの優勝が、にわかにぼやけ始めた。

 
 

ニッカンスポーツ

【横浜】優勝また足踏み…カウンター浴び最下位磐田に0-1 ホーム連敗で川崎Fと勝ち点差2 – J1 : 日刊スポーツ

横浜がリーグ優勝を目前にまたも足踏みした。第27節で磐田をホームに迎え、0-1で敗戦。2位の川崎Fが勝利し、2試合を残して勝ち点差は2に縮まった。早ければ8日の時点でタイトル獲得の可能性もあったが、今季無類の強さを誇ったホームでまさかの連敗。優勝争いは最終節までもつれる様相を呈してきた。

    ◇    ◇    ◇

横浜は再三の得点機を生かせなかった。ボール支配率は60%を超え、シュート数は磐田の3倍以上となる21本。後半10分すぎには左CKを西村が頭で合わせた。GKの届かない右隅を突いたが、磐田MF鈴木にオーバーヘッドで間一髪クリアされた。しかし後半39分、カウンター1発で浴びた失点を取り返せず。MF水沼は「まだまだ足りないということを思い知らされた」と唇をかんだ。

早ければ8日の前節G大阪戦で優勝が決まる可能性もあった。そこまで今季11勝3分無敗と圧倒的な強さを誇ったホーム。しかし残留争いの2チームに続けて不覚を取った。ともに引く相手を崩しきれず1点に泣いた。リーグ最多63得点の攻撃力が、ここにきて今季の公式戦で初めて2戦連続無得点。DF岩田は「あれだけ引かれた相手にどうするか、なにが正解なのか…」とショックを隠せない。

これまではゴールになっていたであろうシュートが決まらない。MF藤田は「じれるところはある」。いやがおうでも受けるタイトルのプレッシャー。19年の優勝時に得点王のFW仲川でさえ、フリーでのシュート機会を外した。「もう1度、自分たちのサッカーを見直すしかない」。

次節の浦和戦も含めたホーム3連戦を優勝ロードにするだったが、待っていたのは試練だった。MF喜田主将は「本当に上にいる価値があるのか試されている。下を向くことは誰でもできる。勝つための準備をする」。29日の今季ホーム最終戦は、勝ち点3がノルマだ。【岡崎悠利】

 
 
【横浜】藤田譲瑠チマ「自分含め決められるチャンスがあった」磐田に敗れ2位川崎Fと勝ち点差2 – J1 : 日刊スポーツ

優勝に王手をかけている横浜F・マリノスは最下位のジュビロ磐田に0-1で競り負けた。2位川崎フロンターレが勝利し、残り2試合で勝ち点差はわずか2となった。

今季初の連敗を喫し、中盤で先発したMF藤田譲瑠チマ(20)は「率直に悔しい。自分を含め決められるチャンスがあった。失点も自分たちのミスから。集中していかないと」と反省を口にした。

圧倒的にボールを保持し、敵陣に攻め込み続けた。だが、前掛かりになった分、磐田のカウンター一発に泣いた。藤田は「相手のセカンドボールを拾えていて、チームとして得点が共通認識だった。自分が落ち着いて、チームのバランスを見る必要があった」と振り返った。

3年前の優勝を知らない若いメンバーもいる。藤田は優勝のプレッシャーについて「試合中はそんなことを考える余裕がない。目の前の試合に100%集中できている」とキッパリ。攻めても攻めてもゴールを割れないもどかしさはあるが「精度を上げるだけ。ここからのブレークで、崩しの共通認識を合わせていける」と自信をのぞかせた。

 
 

サンケイスポーツ

J1横浜M、痛恨連敗 降格争いG大阪、磐田に…3年ぶりVへ試練 – サンスポ

明治安田J1第27節第3日(12日、日産スタジアムほか)「明治安田生命Jリーグ」で首位横浜Mは最下位の磐田に0―1で敗れ、リーグ優勝の決定は29日の第33節以降に持ち越した。連敗で勝ち点は62のまま。2位川崎は京都を3-1で下し、連勝で同60に伸ばした。残り2試合で首位との勝ち点差は2に縮まった。神戸はFW大迫勇也(32)のゴールで湘南を1-0で下し、5連勝を飾った。

これが優勝への重圧か。今季初の2連敗を喫した横浜Mイレブンは腰に手を当て、がっくりとうなだれた。2連勝した川崎が勝ち点2差に迫ってきた。圧倒的有利から一転、3年ぶり5度目のJ1制覇へ正念場に立たされた。

「率直に悔しい。自分たちは、まだまだ足りないと思い知らされた」

最下位の磐田に不覚を取り、FW水沼は唇をかんだ。相手の守備ブロックの周りでパスを回す時間が多くなり、急所を突く縦パスやDF裏への抜け出しはわずか。サイドからのクロスに偏った攻撃では、脅威を与えられなかった。

逆に後半39分、ロングカウンターを浴びて決勝点を献上した。0-2で敗れた前節のG大阪戦に続き、降格圏に沈むチームにまさかの足踏み。2013年のV逸の記憶が蘇る。残り2試合、どちらかに勝てば優勝が決まる状況で2連敗。広島に逆転Vを許し、MF中村俊輔(現J2横浜FC)がピッチに泣き伏せた。

 
 

スポーツ報知

横浜FM仲川輝人、スパイク脱げてもドリブル突破でチャンスメーク…リーグ優勝決まる可能性ある試合で発生 : スポーツ報知※一部抜粋

 3シーズンぶり5度目のリーグ優勝が目前の横浜FMで、後半7分、MF仲川輝人がスパイクが脱げたままドリブル突破を図るシーンがあった。

 0―0で迎えた後半立ち上がりすぐだった。仲川がボールを持つと、磐田の選手と少し接触。その際にスパイクが脱げてしまった。しかし、気に留めることなくそのままボールを運んで、チャンスを作った。

 このあとコーナーキックとなってプレーがいったん止まったところでチームメートからスパイクを受け取って履きなおした。

 
 
横浜FM、磐田に敗れ今季初の連敗…またも優勝は持ち越し「上回る攻撃力を示せなかった」 : スポーツ報知

 首位の横浜FMはホームで最下位の磐田に0―1で敗れた。後半39分にカウンターから失点。今季初の2戦連続無得点、連敗となり、3シーズンぶり5度目の優勝はおあずけとなった。2位の川崎が京都に勝利したため、勝ち点差は2に縮まった。次節は29日のホーム・浦和戦となる。

 DF小池龍太は「単純に実力不足。重く受け止めている」と言葉を絞った。前節のG大阪戦に続き、引いた守りをしてきた相手を崩しきれず。「上回る攻撃力を示せなかったのは問題」と悔やむ。ただ、戦い方、やるべきことは変えないと改めて語り、「ホームで期待を失わせてしまった気がする。でも自分達は続けないといけないし、続けた先に見える景色を見るためにやっている。あと1つ勝って優勝しようと言ってくれるサポーターのためにも、最後に喜びを分かち合えるように」と決意を新たにしていた。

 DF岩田智輝も「ボールは持っているけど、崩すところでうまくいっていない。焦りはあったというか、どうにかこじ開けようとする強引さは足りなかった。もっとアグレッシブにいかないといけない」と肩を落とし、エリア内での対応にあたった失点シーンについては「ボールが(中に)入った時点で止めるかの判断を迷ってしまった。もっと寄せていれば良かった」と振り返った。優勝を目前に苦しい時期を迎えているが、「自分もさらに成長するべきだと思った。もっと完成度を高くすればチャンスも多くつくれる。次はホーム最終戦なので、笑顔を届けられるように」と前を向いた。

 
 
横浜FM、終盤のカウンター一発で磐田に敗れ今季初の連敗…優勝持ち越し、川崎との勝ち点差は2に縮まる : スポーツ報知

 首位の横浜FMはホームで最下位の磐田に0―1で敗れた。後半39分に失点。今季初の連敗を喫し、3シーズンぶり5度目の優勝は持ち越しとなった。2位の川崎が京都に3―1で勝利したため、勝ち点差は2に縮まった。次節は29日のホーム・浦和戦となる。

 前節・G大阪戦で今季無敗だったホーム15戦目にして初黒星。セットプレーから2失点を喫し、多くのチャンスを作りながらも攻めあぐねて無得点に終わった。3季ぶり優勝へは足踏みとなったが、「目の前の一戦に集中する姿勢は変わらない」とマスカット監督が語ったように、気持ちを切り替えて臨んだ一戦。声出し応援による力強い後押しを受けながら攻め込んだ。

 前半3分、ゴール前へのクロスにFW仲川が飛び込むも相手GKがキャッチ。同21分、MF藤田がペナルティーアークから枠内に右足シュートを放ち、同34分にはMF西村がFWレオセアラのスルーパスに抜け出してチャンスを迎えたが、GKに阻まれ仕留めることができない。

 0―0で折り返した後半8分には仲川が、スパイクが脱げながらもドリブルで前進し、チャンスメイク。途中出場のFWエウベルも躍動したが、ネットを揺らすことはできなかった。後半39分にカウンターから痛恨の失点。ホームで今季初の連敗を喫した。

 
 

サッカーダイジェスト

【J1採点&寸評】横浜0-1磐田|劇的決勝弾の高卒ルーキーがMOM。番狂わせを演出した指揮官も高評価 | サッカーダイジェストWeb※一部抜粋

【横浜|採点】
スタメン)
GK
高丘陽平 5.5

DF
小池龍太 5
岩田智輝 5.5
エドゥアルド 5.5
永戸勝也 5(79分OUT)

MF
渡辺皓太 5.5(79分OUT)
藤田譲瑠チマ 5.5
西村拓真 5(65分OUT)

FW
水沼宏太 5(71分OUT)
レオ・セアラ 4.5(65分OUT)
仲川輝人 5.5

途中出場)
MF マルコス・ジュニオール 5(65分IN)
FW アンデルソン・ロペス 5(65分IN)
FW エウベル 5.5(71分IN)
DF 角田涼太朗 -(79分IN)
MF 喜田拓也 -(79分IN)

監督)
ケヴィン・マスカット 5

【横浜|寸評】
 4日前に0-2で敗れたG大阪戦から先発メンバーを4人入れ替え。前半から圧倒的にポゼッションで上回るも、攻撃面では本来のテンポの良いパス回しが影を潜め、両ウイングバックがディフェンスラインに加わって5バック気味になる磐田の守備を崩せない。

 ハーフタイムに指揮官から「自分たちのボールの時、ボールと人がもっと動くことを意識しよう」と指示を受けた後半は、攻撃面での動きが改善し攻勢を強め、CKからチャンスも作るがゴールを割れず。逆にカウンターから84分にゴールを奪われ、0-1で敗戦。G大阪戦後に水沼が指摘した「決め切る」という課題を克服できなかった。

 ボランチの藤田と渡辺は攻→守の切り替えが早く、中盤でのボール奪取が光ったが、守→攻ではボールの出しどころを探すシーンが散見された。CBのエドゥアルドと岩田はインテンシティの高い守備を披露するも、失点シーンはもう少し寄せたかった。

 7試合ぶりに先発出場したⅬ・セアラは、ボールを引き出す動きを見せるもタイミングが合わず。エウベルに代わって先発した仲川は持ち前のスピードを活かして仕掛けたが、チャンスを作り出せなかった。

 後半途中から投入されたエウベルはキレのあるドリブルと推進力で前線を活性化。しかし得点には繋げられなかった。
 
 
【磐田|寸評】
 終始ボールを握られる難しい試合だったが、無失点でしのぐと、80分に投入された期待の高卒ルーキー古川が決勝弾。1-0で、優勝に王手をかけている横浜を相手に勝点3を手にした。

 開始直後から押し込まれる展開のなか、伊藤をセンターに置いた3バックが中央をしっかりと固め、左右のウイングバックの鈴木と松本も下がって最終ラインは5枚での守備で対抗。状況に応じて、鈴木が前に出て4枚に切り替える守備も機能するなど首位チームに決定機をほとんど作らせなかった。

 また、右CBの森岡は8月7日以来のスタメンだったが、自慢の身体能力を活かし、横浜の左ウイング仲川の突破を封じた。精力的に上下動した鈴木は右サイドを幅広くカバー。さらに、相手にとってこの試合最大のチャンスだったCKからの西村のヘディングシュートを、GK三浦の後ろで足を出してクリアし、チームの危機を救った。

 前線は、攻撃に人数を割けなかったために決定機こそほとんどなかったが、CFに入った杉本は守備で奮闘。横浜のビルドアップ時にボランチへのパスを封じる位置取りで、相手に“外回り”のボール回しを強いた。一方、山田はコンディション不良か、及第点の出来だったが前半途中でベンチに退いた。

 MOMは84分に値千金の決勝点を決めた古川。静岡学園高時代から高い技術で注目された俊英は、数少ないカウンターでの得点機を恐るべき勝負強さでモノにした。

 この得点は、渋谷監督の“攻めの采配”がズバリ当たったものだった。スコアラーの古川とアシストの松原は80分に同時に投入され、松原のラストパスを受けた古川の背後には、71分に途中出場していた大津が走り込んでいた。積極策が実を結び、番狂わせを演出した。

取材・文●野口一郎(サッカーダイジェストWeb編集部)

 
 
焦燥感を抱え、強引さも足りず…横浜が痛恨の連敗で優勝に足踏み。岩田は「自分たちのサッカーができていない」ときっぱり | サッカーダイジェストWeb

— 勝利のためには「先制点が大事」

 J1リーグで首位に立つ横浜F・マリノスは10月12日、ホームの日産スタジアムで行なわれた第27節で最下位のジュビロ磐田と対戦し、0-1で敗れた。

 4日前のガンバ大阪戦も0-2で敗戦。いずれの試合も他会場の結果次第ではあったが、横浜は勝てば優勝の可能性があった。だが痛恨の連敗となった。

 磐田戦では序盤から敵陣内でボールを保持し、細かくパスを繋いで攻撃を仕掛けるが、引いて守る相手の守備を崩せず、スコアレスで前半を折り返す。

 後半も横浜のペースで試合を進めるが、なかなか相手のディフェンスをこじ開けられないでいると、逆に84分にカウンターから失点。その後も最後まで相手ゴールに攻め込むが、決定機を作ることさえできなかった。

 試合後、CBで先発フル出場した岩田智輝は「負けたのは実力です。いろんなプレッシャーがあるなかで、自分たちの(アグレッシブな)サッカーができていない。それが現実だし、受け止めないといけない」と心境を述べた。

 また、J1残留に向けて負けられない磐田が引いて守ってくるのはある程度想定していたなかで、崩しきれなかったことに関しては、「(攻撃面で何が足りなかったかは)分からないですけど、焦りはありました。強引さも足りなかった。引いた相手をどう崩していくのか、もう一度全員ですり合わせていきたい」と反省した。

 振り返ればG大阪の試合後、岩田を含む多くの選手が口を揃えて「あとは決め切るだけ」と課題を指摘していた。その課題を磐田戦でも解消できなかった。だからこそ、岩田は次節の浦和レッズ戦で勝利するためには「先制点が大事」と強調する。

 そして、「(プレーの)完成度を高めればもっとチャンスを作れる。まだまだ伸びしろはある」とも話す。

 幸い、ホーム最終戦である次節の浦和戦までは2週間以上の調整期間がある。3年ぶりの優勝を決めるためにも、この連敗で見えた課題を改善し、次こそ勝点3を掴み取りたい。

取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)

 
 

サッカーキング

首位横浜FMが今季初の連敗…2位川崎Fは連勝、勝ち点差「2」に縮まる | サッカーキング

 明治安田生命J1リーグが12日に行われ、首位横浜F・マリノスはジュビロ磐田、2位川崎フロンターレは京都サンガF.C.と対戦した。

 8日に行われた第32節で横浜FMがガンバ大阪に敗れ、川崎Fが清水エスパルスとの接戦を制したことで、両者の勝ち点は「5」に縮まった。ただ、この試合で横浜FMが勝利し、川崎Fが引き分け以下で横浜FMの3シーズンぶり優勝が決まるという条件は変わらないまま、ミッドウィークを迎えた。

— 横浜F・マリノス 0-1 ジュビロ磐田

 横浜FMはボールを握って押し込む時間が続くが、磐田の守備を崩し切ることはできない。21分には藤田譲瑠チマが鋭いミドルシュートを放ったが、相手GK三浦龍輝の好セーブに阻まれた。試合はスコアレスで折り返す。

 横浜FMが攻めあぐねるなか、終盤は一転して磐田が多くのチャンスを作る展開に。すると84分、磐田が先制に成功する。カウンターでゴール前に迫ると、左からのグラウンダークロスをペナルティエリア中央で収めた古川陽介が反転から右足一閃。シュートは相手DFに当たってゴール前に吸い込まれた。

 横浜FMは最後まで1点が遠く、0-1の敗戦で今季リーグ戦初の連敗。崖っぷちの磐田が残留に向けて大きな勝ち点「3」を獲得した。

— 川崎フロンターレ 3-1 京都サンガF.C.

 川崎Fは9分にセットプレーの2次攻撃で先制。コーナーキックのこぼれ球を回収したチャナティップが左からクロスを送り、谷口彰悟が頭で合わせた。22分にもCKで川崎Fが追加点を獲得。ゴール前のこぼれ球を橘田健人が押し込んだ。

 2点リードで折り返した川崎Fは、61分に3点目を獲得。脇坂泰斗が右からピンポイントクロスを送り、相手DFの背後から抜け出したマルシーニョが合わせてネットを揺らした。69分に1点を返されると、80分にも京都にビッグチャンスを作られたが、GK丹野研太が好セーブでこれをしのぐ。川崎Fは最後まで集中した守りで京都の反撃を耐え、3-1で勝利した。

 この結果、残り2試合で横浜FMと川崎Fの勝ち点差は「2」に縮まった。第33節は29日に行われ、横浜FMはホームで浦和レッズ、川崎Fはホームでヴィッセル神戸と対戦する。

 
 

サッカーマガジンWEB

横浜FMまたも足踏みで川崎Fとの差はついに「2」に。磐田がカウンターから貴重な決勝弾◎J1第27節 – サッカーマガジンWEB

— 「負ける理由がなかった」とマスカット監督
 10月12日のJ1で首位の横浜F・マリノスが勝って、2位の川崎フロンターレが引き分け以下で横浜FMの3年ぶりの優勝が決まる一戦。レオ・セアラ、仲川輝人、西村拓真、藤田譲瑠チマと中盤から前の4人を入れ替えて臨んだ。対するジュビロ磐田もJ1残留に向けてもう1試合も落とせない。

 だから、こうなるだろう、と予測があまり難しくない展開になった。磐田は5バックと4枚の中盤で壁を築き、幅も奥行きも消し込んだ。これを攻撃自慢の横浜FMがどう崩すかが焦点になったが、最初の壁を突破しても結局は最後の5人に捕まってしまう。それぞれのポジションで強みを発揮する11人が並んだが、逆に言えばポジションに縛られるように追い込まれ、流動性を封じ込まれて硬直したままだった。

 右の水沼宏太と小池龍太、左の仲川輝人と永戸勝也のサイドアタックはなかなかスピードに乗れず、影武者のように消えては現れるのが得意な西村拓真のところにまでボールが届いていかない。じりじりとしたまま時間が過ぎた。ゴールを脅かしたのは、21分に藤田譲瑠チマが放ったミドルレンジからのドロップショットぐらいだった。

 後半に入っても展開は変わらない。徐々に磐田の守備がばらけてきて、横浜FMがゴール前に運ぶシーンが増えていく。56分には永戸の左CKをニアで西村がヘディングシュート、入ったと思ったが鈴木雄斗がかき出した。

 磐田も前半のうちに交代で入っていたジャーメイン良に加えて、71分に入った大津祐樹の快足を生かして徐々にひっくり返し始めて、試合は少しずつオープンな展開になっていく。すると、磐田の交代策が面白いようにはまった。

 84分、自陣で相手の攻撃を止めてカウンターへ、自陣左から古川陽介がドリブルで突き進み、左外を並走した松原后へ預けてゴール前に入ると、リターンパスが足下へ。反時計回りにターンして右足を振ると、DFに当たってコースが変わってゴールに転がり込むJリーグ初ゴールを決めた。4分前に交代で入った2人で、見事な決勝ゴールを決めきった。

「支配できて、ゴールを奪う以外はしっかりできていた。今シーズンの中でも難しい時期なのかなと思います。チャンスに決めきれずに、フラストレーションのたまる試合が続いています」

 ケヴィン・マスカット監督の言葉には、いつものような力強さがなかった。ガンバ大阪とこの磐田と、残留へともがくチームに今季初の連敗。しかも、攻撃サッカーが看板のチームが連続無得点。

「磐田は守備を固めて少ないチャンスをものにしようとしてきましたが、自分たちはほとんどボックスに近づかせることはなかったですし、負ける理由がなかったとも言えます。これだけ支配できるチームはないですし、結果を残せなかったことは残念ですが、何も終わったわけではありません。私たちは1位のままで、あきらめることはまったくない」

 川崎フロンターレが京都サンガF.C.に勝ったため、両者の勝ち点差はわずかに2となった。残りは2試合。まだまだわからなくなってきた。

 逆に値千金の勝利を手にした磐田は、渋谷洋樹監督が素直に勝利を喜ぶ。

「なかなか結果として出なかったのでもどかしさがありましたし、今日は守備の時間が長くて、ゴールもラッキーな1点と思われるかもしれませんけれど、実力があるからこそ勝利をもぎ取れるのだと思います。選手の良さを引き出して、最後の3戦に向けて準備したい」

 最下位であることは変わりないが、残り3試合へ大きな光となる勝ち点3。次はアウェーの静岡ダービーだ。

現地取材◎平澤大輔

 
 

ゲキサカ

静学出身MF古川陽介が大仕事!!磐田J1残留に望みつなぐ劇的J初ゴール!! 横浜FMは“対降格圏”まさかの連敗、3年ぶりVに暗雲 | ゲキサカ

 J1リーグは12日、第27節延期分を行い、首位の横浜F・マリノスがジュビロ磐田に0-1で敗れた。0-2で敗れた9日のG大阪戦に続き、降格圏の相手に痛い連敗。残り2試合で2位川崎Fとの勝ち点差が2に縮まり、3年ぶりのJリーグ制覇へ暗雲が漂った。磐田はルーキーMF古川陽介が決勝ゴールの大仕事。残り3試合でプレーオフ圏と勝ち点5差に迫り、逆転でのJ1残留に望みをつないだ。

 横浜FMはこの一戦に勝利した上で、同時刻開催の他会場で2位の川崎Fが引き分け以下に終われば優勝決定。G大阪戦から中3日で先発4人を入れ替え、MF藤田譲瑠チマ、FWレオ・セアラ、FW西村拓真、FW仲川輝人が新たに入った。対する磐田は前節鹿島に引き分けて勝ち点1をもぎ取ったが、J1残留に向けて窮地で迎える一戦。DF森岡陸が7試合ぶりの先発復帰を果たした。

 立ち上がりから一方的にボールを握ったのは横浜FM。だが、G大阪戦に続き残留争いを繰り広げる相手の固い守備に苦しみ、なかなか攻撃を前進させられない。磐田は高い位置から制限をかけつつも、撤退後は5バックで低い位置にブロックを敷いたが、引いて受ける西村には最終ラインから飛び出して徹底的にアプローチ。効果的な守備で0-0のまま時間を進めていった。

 前半21分、横浜FMが両チームを通じてようやく最初の決定的シュート。ペナルティエリア外を左右に揺さぶり、左の仲川が折り返しのパスを出ると、藤田がミドルレンジから狙ったが、GK三浦龍輝のファインセーブに阻まれた。同34分、磐田が保持攻撃から前進しようとしたが、逆に横浜FMのカウンターがスタート。最後の崩しが乱れたが、一方的な展開は続く。

 磐田は前半38分、早くも最初の選手交代。アクシデントのためかFW山田大記がピッチを下がり、FWジャーメイン良が投入された。ジャーメインは右サイドで何度かカウンターの先陣を切るも、ファウルを受けるなど決定的なところまでは行けず。横浜FMも同43分、西村のミドルシュートが枠を外れ、スコアレスのままハーフタイムを迎えた。

 磐田は後半開始時、中盤の低い位置で再三巧みなボールキープをしていたMF上原力也に代わってMF遠藤保仁を投入。攻めの一手を繰り出した。だが、その後も横浜FMのペースは変わらない。後半8分、左サイドを仲川、MF水沼宏太で崩し、クロスにDFエドゥアルドが反応。ヘッドは三浦に阻まれたが、フィニッシュの形をつくった。

 横浜FMは後半11分、永戸の左CKに西村が頭で合わせ、ファーポスト際に決めたかと思われたが、磐田MF鈴木雄斗がスーパークリア。同13分、ゴール前での細かい崩しから水沼が左足で狙ったが、三浦の正面に飛んだ。同18分、永戸のミドルシュートも枠内に向かったが、不運にも仲川に直撃。勢いをなかなか結果に繋げられない。

 すると横浜FMは後半20分、レオ・セアラと西村に代わってFWアンデルソン・ロペスとMFマルコス・ジュニオールを投入。さらに同26分、水沼に代わってFWエウベルを入れた。同31分、カウンターからエウベルが抜け出したが、強引なシュートは相手に阻まれ、チャンスを活かせず。対する磐田は直後、カウンターから前進し、立て続けにセットプレーの機会を得たが、遠藤のキックは味方に届かなかった。

 それでも後半35分、磐田はさらに攻めの交代策で試合を動かした。森岡とMF金子翔太に代わってDF松原后とMF古川陽介を投入すると、その4分後、左サイドを攻め上がった古川が大外を走った松原に渡し、ゴール前に走り込み、リターンパスを受けて振り向きざまにシュート。相手に当たってボールがゴールマウスに吸い込まれた。

 静岡学園高出身ルーキーの古川はこれがJリーグ初ゴール。残留争いが佳境に入っている中、チームを救う大仕事を成し遂げた。対する横浜FMは優勝争いに向けて痛すぎる失点。その後は横浜FMが何度もペナルティエリア内に侵入し、迫力ある攻めを繰り広げたが、最後までゴールは奪えず、0-1で敗れた。

(取材・文 竹内達也)

 
 
喜田拓也「奮い立たない選手は漢じゃない」、横浜FM連敗も鳴らなかったブーイング…その姿が選手の心に響く | ゲキサカ

 優勝に王手をかけた状態からホームで2連敗を喫した。しかし試合後、横浜F・マリノスのサポーターは選手たちにブーイングを飛ばさず、代わりにエールの声が日産スタジアムに鳴り響いた。MF喜田拓也は「サポーターのあの姿勢を見て、奮い立たない選手は漢じゃない」と語気を強めた。

 8日のガンバ大阪戦に続き、残留を目指す最下位・ジュビロ磐田に敗れた。攻めても相手のゴールを割ることができない。前節放ったシュート22本は実を結ばなかったが、今節も21本のシュートはネットを揺らすことはなかった。喜田は「シンプルに力が足りないだけ」と悔しさをにじませた。

 今季の横浜FMは日産スタジアムで無敗を誇っていた。しかし優勝目前で下位相手にまさかの連敗。優勝をホームで見届けたいサポーターからのブーイングを覚悟した選手も多かったはずだ。しかし、サポーターからはエールが飛んだ。批判のブーイング以上に、その姿勢は喜田の心に響いたようだ。

「試合が終わってサポーターのあの姿勢を見て、奮い立たない選手は漢じゃない。ああいう姿勢を絶対に無駄にしてはいけないし、何かを感じないといけないと思う」

 後ろから迫る2位・川崎フロンターレとの勝ち点差は2となった。約2週間の中断期間を挟み、次節は29日になる。残り2試合の優勝争いに向けて「この準備期間、もっと腹をくくって準備をするし、勝つための準備はこれまでと変わらない。そんなに特別なことではないですけど、ほんとそれだけですね。勝つための準備を」。鳴り響かなかったブーイングの意味をなくさないためにも、選手たちは再び勝利を目指す。

(取材・文 石川祐介)

 
 

Goal.com

横浜F・マリノス、連敗で優勝争いに大打撃! 最下位・ジュビロ磐田は残留に光明 | Jリーグ | Goal.com 日本

明治安田生命J1リーグは12日、第27節未消化分の横浜F・マリノスvsジュビロ磐田が行われた。

同時刻キックオフの2位・川崎フロンターレ次第ではあるが、首位を走る横浜FMは勝てば優勝決定の可能性が生まれる状況でこの一戦を開始。一方の最下位・磐田も残留に向けて負けられない試合となった。

横浜FMが仲川輝人やレオ・セアラ、西村拓真ら、磐田が山田大記や杉本健勇、松本昌也らを先発起用した試合。序盤は横浜FMがボールを保持して優位に進行していく。

とはいえ磐田も簡単には決定機まで至らせない。21分にはボックス手前中央でパスを受けた藤田譲瑠チマが右足で狙いすましてミドルシュート。鋭く落ちるボールをGK三浦龍輝が正面上部で弾き出した。

34分にはショートカウンターからボックス手前中央のL・セアラがスルーパス。追い越す動きでボックス内に侵攻した西村がシュートを浴びせたがここもGK三浦に阻まれる。

耐える時間が続きながらも落ち着いた対処から反撃の機会をうかがう磐田は37分という早いタイミングで交代を敢行。アクシデントがあったかは定かではないが、37分に山田に代えてジャーメイン良を送り出す。

スコアレスで折り返した後半、磐田はハーフタイムにもカードを切って上原力也に代えて百戦錬磨の遠藤保仁を送り出す。前半同様に攻め込みながらも崩し切るまではいかない横浜FMは53分、左サイドをドリブルで突破した水沼のクロスにエドゥアルドが頭で合わせたがGK三浦の正面で対処される。

横浜FMが一方的に攻め込みながらも人数をかけた磐田の守備に苦戦する64分、反対にボックス手前右のジャーメインが思い切りのよいシュートで強襲。GK高丘陽平が弾いたところに反応した金子翔太はオフサイドと判定される。

先制点が欲しい横浜FMは65分に2枚替え。西村とL・セアラに代えてアンデルソン・ロペスとマルコス・ジュニオールを送り出し、攻撃に変化をつけていく。

最終盤にかけても交代策を駆使していく両チーム。ボールを保持する横浜FMに対して磐田が遠藤を起点としたカウンターやセットプレーから反撃に出るという構図が続いた。

すると84分、途中出場していた古川陽介がピッチ中央左サイド付近でボールを受けてカウンターが開始。そのままドリブルでボックス手前中央まで侵攻して同じく途中出場していた左サイドの松原后に渡す。再度ボックス内で折り返しを受けた古川はターンして相手のプレッシャーをかわし、右足のシュートを繰り出す。ブロックに入ったエドゥアルドに当たって軌道の変わったボールがネットを揺らして磐田がリードする。

そして、試合は磐田がリードしたまま終了。連敗を喫した首位・横浜FMは同日に勝利した川崎Fとの勝ち点差を「2」に縮められ、優勝に向けては29日に予定する第33節浦和レッズ戦でも他会場の結果が影響する状況となっている。

一方、8試合ぶりの白星を飾った最下位・磐田は残り3試合時点で17位・清水エスパルスとの勝ち点差が「4」、残留ラインの16位・ガンバ大阪との勝ち点差が「5」と、残留の可能性を大きく広げた。

 
 

フットボールチャンネル

ジュビロ磐田が奇跡の残留へ金星!横浜F・マリノスまさかの連敗で優勝争い接戦に | フットボールチャンネル

— 川崎フロンターレは京都サンガ下す
 明治安田生命J1リーグ第25節および第27節の試合が12日に行われた。首位に立つ横浜F・マリノスは今日の試合でも優勝を決めることはできず、2位の川崎フロンターレが逆転優勝の可能性を残した。

 横浜FMと川崎Fは今日の試合を含めて3試合を残して勝ち点5ポイント差。横浜FMが勝利を収めた上で、川崎Fが引き分けまたは敗戦なら今日の時点で横浜FMの優勝が決まる状況だった。

 横浜FMは第27節延期分の試合でジュビロ磐田と対戦。だが奇跡の残留に向けて後がない最下位の磐田も意地を見せ、首位チームにゴールを許さない。

 ゴールライン上での劇的クリアなどで横浜FMの攻撃をしのいだ磐田は、83分に速攻から交代出場の古川陽介が先制ゴール。19歳ルーキーMFのリーグ戦初ゴールが決勝点となり、横浜FMの優勝決定を阻むとともに磐田が残留に望みを繋いだ。

 川崎Fは第25節延期分の試合で京都サンガF.Cをホームに迎えた。前半9分にはCK後の流れから谷口彰悟のヘディング弾で先制し、22分にも再びCKから橘田健人が追加点を奪う。

 後半にはマルシーニョも今季10点目となるゴールを決めて3-0。京都もパウリーニョが1点を返したが、3-1の勝利を収めた川崎Fは横浜FMとの差を残り2試合でわずか2ポイント差に縮めている。

 
 

サカノワ

【横浜FM】下位連敗をどう受け止める?厳しい質問も。マスカット監督「強い気持ちをもって戦い続けるだけ」。29日はホームで浦和と対戦 | サカノワ

 J1リーグ27節、首位の横浜F・マリノスは最下位のジュビロ磐田に敗れ、この日の優勝決定を果たせなかった。横浜FMのケヴィン・マスカット監督は試合後の記者会見で、前節のガンバ大阪戦とほぼ同じような展開になってしまったと悔やんだものの、まだ首位はキープしており、この中断期間に再び攻撃の精度を上げたいと意欲を示した。

「前節(G大阪戦)いた方もいると思いますが、ほぼ同じ形になってしまいました。試合を支配しゴールを奪う以外はしっかりできていたと思います。あと少しですが、今、難しい時期を迎えていると思います。チャンスを決め切れない、そのフラストレーションがたまる展開が続いています」

 また、17位、18位だったチームに連敗を喫した。その事実をどのように受け止めるか――。そう厳しく問われた指揮官は、次のように答えた。

「この2試合、相手は残留をかけて死に物狂いで戦ってきました。それは当たり前の行為ですが、守備を固め少ないチャンスを狙ってきています。ほとんど自分たちのボックスに近づけず、逆にチャンスを作りプレッシャーを掛け続けることができました。

 逆に負ける理由はありませんでした。これだけ支配できるチームはありません。結果を残せなかったものの自分たちは終わったわけではありません。首位をキープしています。何もあきらめていません。この記者会見の部屋を去ったあと、私は次の準備に入ります」

 指揮官は何が敗因と捉えているのか。そして、ここから選手たちに何を求めたいか。

「判断の部分のところだと思います。あれだけの人数がボックスにいると崩す作業は簡単ではありません。とはいえ深い位置で守るチームに対し、ゴールチャンスは作れています。その判断はできていると思います。

 ラストのシュートやパス、質の部分が求められています。他チームより私たちのゴール数は多く(リーグ1位)、どのように決めるかを選手たちは知っています。

 私たちは1位に立っています。下がっていません。ここに居続けること。そのために、強い気持ちをもって戦い続けるだけです」

 マスカット監督はそのように、あくまでも攻め勝つ原点を強調した。

 横浜FMはこのあと10月29日にホームで浦和レッズと、11月5日の最終節ではアウェーにてヴィッセル神戸と対戦する。

 
 

Football LAB 〜サッカーをデータで楽しむ〜

横浜F・マリノス 2022マッチレポート | 10月12日 vs 磐田 | データによってサッカーはもっと輝く | Football LAB

SPORTERIA

J1 第27節 横浜FM vs 磐田のデータ一覧 | SPORTERIA
 
 

こけまりログ

2022/10/11 【スタジアム観戦情報まとめ】2022/10/12(水)19:00KO J1第27節 横浜F・マリノスvs.ジュビロ磐田@日産スタジアム ※声出し応援対象試合
 
 

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