【試合結果Webニュースまとめ(1●2)】2022/8/10(水)19:00KO JリーグYBCルヴァンカップ 準々決勝 第2戦 横浜F・マリノスvs.サンフレッチェ広島F.C@ニッパツ三ツ沢球技場


【試合結果Webニュースまとめ(1●2)】2022/8/10(水)19:00KO JリーグYBCルヴァンカップ 準々決勝 第2戦 横浜F・マリノスvs.サンフレッチェ広島F.C@ニッパツ三ツ沢球技場
 
 

アンカー(目次)

1.横浜F・マリノスオフィシャルサイト
2.Jリーグ.jp
3.Twitter / Istagram
4.ハイライト動画
5.Webニュースログ
6.今週の他会場など

横浜F・マリノス オフィシャルサイト

ルヴァンカップ プライムステージ 準々決勝 第2戦 横浜F・マリノス vs サンフレッチェ広島 試合データ | 横浜F・マリノス 公式サイト
 
 

Jリーグ.jp

【公式】横浜FMvs広島の試合結果・データ(JリーグYBCルヴァンカップ:2022年8月10日):Jリーグ.jp
 └ 入場者数 9,255人

監督コメント

[ ケヴィン マスカット監督 ]

特に多くを語ることはありませんが、最初にビッグチャンスを作りましたし、5、6分までは良いスタートを切ることができました。しかし、自分たちが相手に与える形で失点し、1人少なくなり難しい状況を招いてしまいました。ただ、選手たちはあきらめることなく、マリノスのサッカーを貫く姿勢を見せ、強い気持ちを持って笛が鳴るまで戦いました。ただ、最初の出来事でこういう結果になってしまったのも事実です。

--CBのミスから失点し、退場者が出ました。CBがうまくいかなかったのは何が要因だったのでしょうか。
個人のミスの瞬間を切り取れば、それがフォーカスされますが、その前にはビッグチャンスを作っていました。ただ、トーナメントでは得点することが大事ですし、そのためにはミスを減らすことも大切になります。そこに自分たちのサッカーをどれだけもっていけるかの勝負でした。10人の難しい状況になり、プランを変更せざるを得ませんでした。

--7日のリーグ戦・川崎F戦から10人入れ替えました。どのような判断だったのでしょうか。
自分たちはいろいろな観点から、フィジカルコーチからのデータを基に選手一人ひとりのコンディションを把握しています。その中で今月は試合数が多く、自分たちのサッカーでは連戦をこなすのは難しいです。自分は選手全員を信じていますし、序盤にレッドカードが出されることは誰も予想できません。もう土曜日のリーグ戦に準備していくだけです。

選手コメント

畠中 槙之輔

--スタートの時点で考えていたことを教えてください。
複数得点を取らなければいけませんでした。リーグ戦の川崎F戦から中2日で準備はしていましたが、自分が試合を壊してしまい、流れから10人になってしまいました。自分が難しい展開にしてしまい、反省しています。監督がこのメンバーならできると思い、先発を組んでいると思います。それに応えるのが選手ですし、応えられなかったことに力不足を感じます。

--昨季までの左CBに比べて右CBに違いを感じていますか。
今年は監督が右で使っているので早く慣れないといけません。うまくやろうとしていますが、なかなかフィットしないのが現状で自分の力不足です。

--先制を許したシーンを振り返ってください。
横パスを奪ったあとに、パスを選択しようと思いましたが、味方2人との距離が近くて、難しいと感じました。時間を作ろうとしたら、相手がプレスバックしてきて自分の不注意でした。

--横浜FMにとって守備陣の踏ん張りは生命線ですが、複数失点が続いています。どこが修正ポイントでしょうか。
個人的には球際やチャレンジ&カバーに意識の問題があるのかもしれません。そこはコミュニケーションをとって、細かい部分をなるべく早く解決したいです。ただ、プレーにミスはつきものなので、いかに周りがサポートするかです。今まで自分はサポートしてきてもらいましたが、いまは自分がサポートする立場なので、それを自覚して責任を持たないといけません。

オビ パウエル オビンナ

まずはリーグ戦で出番がなく、貴重な出場機会の中、負ければ終わりというカップ戦で普段出ていない身とすれば、チャンスを与えてくれた監督やチームのためにも、次につなげるのが最低限の役割だと思っていたので、率直に残念です。

--守備が落ち着かず、自滅的に敗れました。試合中にどう改善しようとしましたか。
自分たちに得点が必要なのは分かっていました。その中であってはならない退場者を出してしまい、ミスも含めて難しい状況にしてしまったのを含めて、まだまだゲーム運びが未熟でした。なんとか1点を取り返しましたが、1人少ない状況で試合の進め方で焦りがあり、ズレがありました。後半になんとか戦う姿勢を見せられましたが、イージーなミスが目立ってしまい、ゴールにつなげられませんでした。

--この経験をどう生かしていきますか。
リーグ戦やACLが残っていますし、僕自身も出番が終わったわけではありません。チームの底上げのためにも僕のレベルアップによって力がつくので、そこは引き続きやっていきたいです。目標がなくなったわけではないので、落ちることなく、リーグ戦もACLも優勝するために、今日の経験をプラスにすることが義務だと感じています。

 
 

Twitter / Istagram


 
 


 
 

ハイライト動画


ハイライト|ルヴァンカップ準々決勝 第2戦|vsサンフレッチェ広島 – YouTube
 
 

ネットニュース・Weblog

スポーツニッポン

横浜 今季本拠初黒星…マスカット監督は主導権を握れなかった序盤を悔やむ― スポニチ Sponichi Annex サッカー

 横浜は今季ホーム公式戦13戦目で初黒星を喫し、2戦合計2―5で敗退した。リーグ川崎F戦から中2日で先発10人を入れ替え。前半14分、抜け出した相手をDF角田が後ろから倒して一発退場となってからは10人で奮闘も、公式戦は3連敗となった。マスカット監督は「ミスを指摘するのは簡単。その数分前のチャンスで得点が必要だった」と主導権を握れなかった序盤を悔やんだ。首位を走るリーグ戦、今月下旬に再開するACLでタイトルを目指す。

 
 

スポーツ報知

横浜FM 前半早々のミスから失点と退場響き逆転ならず…広島に敗れルヴァン杯敗退 : スポーツ報知

 横浜FMはホームで広島に1―2と敗れ、2戦合計2―5で準々決勝敗退となった。

 2点差を追うホームでの第2戦。逆転劇を起こすことはできなかった。前半8分、DF畠中槙之輔が自陣で奪われてあっさり先制点を献上。6分後には味方同士のパスのズレからピンチを招き、決定機阻止に入ったDF角田涼太朗が一発退場する苦しい数的不利となった。同22分にMF水沼宏太のパスを受けたFWレオセアラが反撃の1点を返すも、ペースは広島に握られた。同37分に再び失点を喫し、後半も相手のミスに助けられたものの、チャンスを多く作られた。

 マスカット監督は「最初の5~6分まではキックオフからいいスタートを切り、(水沼の)ビッグチャンスもつくった。自分たちで相手にボールを渡して失点し、一人少ない難しい状況にしてしまった。しかし10人になったところで諦める姿勢はなく、最後まで自分たちで何をしないといけないか貫き通すことはできた。選手は強い気持ち、キャラクターを笛が鳴るまで見せてくれた」と総括した。

 先制点につながるミスをした畠中は「自分の不注意。自分の不用意なミスで試合をこわしてしまった。一人少なくなって、自分がこのゲームをこわして難しい展開にしてしまったと反省している」と表情は硬かった。8月に入っての公式戦3連敗はいずれも複数失点を喫している。「意識の問題。プレーしているとミスはつきものなので、いかにまわりがサポートするかが大事だけど、今までサポートしてもらった立場なので、しないといけない立場だということをもっと自覚して切り替えてやらないといけないと感じている」と自らに矢印を向け続けた。

 今季挑戦している右センターバックの難しさを「うまくやろうとしているけどなかなかフィットしていない」と語りつつも「自分の力不足。監督の起用に応えるのが選手」と言い訳はせず。「うまくいかない時にどう切り替えて次にフォーカスするか。何がいけなかったか振り返って、次につなげられればチームのプラスになると思う」と必死に前を向いた。

 中2日で迎えるのはリーグ・湘南戦(日産ス)。指揮官は国内2冠の可能性が消えたことについては「非常に残念な気持ち」と肩を落としたが、「明日から切り替えて強いチームづくりをする。マリノスの強さを土曜日(13日)に見せられるように準備すること、そこだけに集中したい」と言い切った。

 
 

サッカーダイジェスト

広島が連勝でベスト4に進出!序盤で数的不利になった横浜は一時追いつくも実らず【ルヴァン杯準々決勝第2戦】 | サッカーダイジェストWeb

 Jリーグは8月10日、ルヴァンカップ準々決勝・第2戦の4試合を各地で開催。ニッパツ三ツ沢球技場では横浜F・マリノス対サンフレッチェ広島が行なわれ、2-1で広島が勝利した。

 開始早々、広島が先制。8分にナッシム・ベン・カリファがハイプレスをかけて相手DFからボールを奪い、そのまま右足でゴールネットを揺らした。

 さらに14分、広島・森島司のドリブルに横浜のCB角田涼太郎が足を引っかけてしまい、レッドカードで一発退場。序盤から10人の戦いを強いられる。それでも、22分にレオ・セアラのゴールで追いついた。

 勝ち越したのは広島。37分に佐々木翔のスルーパスに反応した柏好文が折り返すと、ゴール前に走り込んでいた野上結貴が冷静に決めた。

 後半は、広島は追加点こそなかったが、優勢に試合を進めて横浜に反撃を許さなかった。

 広島のホームで行なわれた第1戦は3-1で広島が勝利。2戦合計5-2で広島がベスト4進出となった。

 
 

サッカーキング

【写真ギャラリー】2022.8.10 JリーグYBCルヴァンカップ 準々決勝 第2戦 横浜F・マリノス 1-2 サンフレッチェ広島 | サッカーキング
 
 

サッカーマガジンWEB

【横浜FM】形を超える形を求めて。広島戦連敗からの学びをJ1とACLのW優勝へ生かすために – サッカーマガジンWEB

— 「自分がゲームを壊した」と畠中

 サンフレッチェ広島に連続で黒星。準々決勝から参加した横浜F・マリノスのルヴァンカップへの挑戦は、たった2試合を戦っただけで、ベスト8で終わった。

「特にそこまで語るようなことはない」がケヴィン・マスカット監督の最初の言葉だが、それは本音ではなかっただろう。そのあとに強調したのは、立ち上がりは素晴らしかったこと、ミスからの失点と退場劇でプランが崩れたこと、という分析が含まれていた。

 第1戦では1-3で敗れていて、アウェーゴールは持ち帰ったものの、第2戦では無失点かつ複数得点が目指すべきところだった。それがわずか8分で狂った。

「最初の5、6分まではいいスタートを切れましたし、最初にビッグチャンスを作りました」

 マスカット監督が悔やみ、敵将のミヒャエル・スキッベ監督もこれが勝負の分かれ道になったと認めたのが、横浜FMのビッグシーンだ。勝利への意欲が強く表れた序盤、4分には左から右横につないで、藤田譲瑠チマがラストパス、最後は水沼宏太が鋭く狙ったが、GK大迫敬介の好守にあって、いきなりのビッグチャンスを逃した。

「数分後に自分たちから相手に与えてしまったような形で失点してしまい、さらに1人少なくなってゲームを難しくしてしまいました」

 マスカット監督がそう説明したのは、まずは8分のシーン。畠中槙之輔が最終ラインの中央で相手の横パスをカットしたところまでは良かったが、一瞬のストップモーションのスキに背後からナッシム・ベンカリファにボールをさらわれて、そのまま決められてしまった。

「相手の横パスのミスを取ってパスを選択しようとしましたが、距離が近くて難しいと思って時間を作ろうと思ったところに相手が狙ってきました。自分の不注意でした」

 畠中が一瞬、足を止めたのは、そういう理由だった。

「複数点を取っていかなければいけない試合で、そのために準備していたのに、自分の不用意なミスで壊してしまいました。流れで一人少なくなってしまいましたが、その前に自分がこのゲーム壊して難しい展開にしてしまったなと」

 14分にもミスからボールを奪われて、森島司が抜け出そうというところで角田涼太朗が引っ掛けて、得点機会阻止としてすかさずレッドカードが提示された。だが、畠中はすべての責任を背負うように、早々の失点への反省の言葉を絞り出したのだった。

「一人少なくなったあとにも、早い段階で1点を返しましたし、後ろはそのまま耐え続けて少ないチャンスで2、3点を取るプランを考えていました。でも耐えきれずに、前半のうちにまた失点してしまいました。失うものはなかったからもっとやらなければいけなかったけれど、自分たちの時間で長くボールキープができませんでした」

 マスカット監督は退場劇のあと、藤田に代わってセンターバックの實藤友紀を入れて最終ラインを整備し直し、中盤はセンターに渡辺皓太を置き、右の水沼、左の吉尾海夏とワイドの選手を中盤のラインにやや下げて強化、前線でマルコス・ジュニオールとレオ・セアラが構える配置にセットした。「10人になってもあきらめる姿勢はなく、最後の最後まで何をしなければいけないのか貫き通した試合ができた」と選手たちを称えた。ただ、畠中が言うように、1人少なかったこともあって「自分たちの時間」を作れなかったのも事実だった。

 一方で、対戦相手となった広島のベンカリファの指摘が示唆に富んでいる。

「Jリーグではどのチームが相手でも戦うのは難しいです。ただ、マリノスのように形を持ってサッカーをやってくれるチームはやりやすいと思います。こちらのサッカーを合わせていけますから」

 マスカット監督が胸を張る「横浜FMらしさを貫く姿勢」こそが横浜FMらしさなのであれば、技術も戦術もメンタルもコンディショニングも、相手のどんな対策をも上回る質の高さが求められる。シーズンもクライマックスへと突き進むいま、「形を超える形」を求める究極的な挑戦を続けながら、J1の残り12試合とAFCチャンピオンズリーグで、それを証明していくことになる。

取材◎平澤大輔

 
 

ゲキサカ

広島、8年ぶりルヴァン杯4強入り!! 数的不利に陥った横浜FMは逆転ならず… | ゲキサカ

 YBCルヴァンカップ2022は10日、準々決勝第2戦を開催し、ニッパツ三ツ沢球技場では横浜F・マリノスとサンフレッチェ広島が対戦。2-1の勝利を収めた広島が2戦合計5-2とし、準優勝した14年以来、8年ぶりの準決勝進出を決めた。

 3日にホームで行われた第1戦を3-1で制した広島が、大きなアドバンテージを得て迎えた第2戦。逆転での突破を狙う横浜FMだったが、前半8分に試合を動かしたのは広島だった。左サイドからMF森島司が中央に打ち込んだパスはDF畠中槙之輔にカットされたものの、すぐさま攻守の切り替えを行ったFWナッシム・ベン・カリファが奪い返すと、PA内に持ち込んで左足のシュートを突き刺した。

 2試合合計でリードを3点差に広げられた横浜FMは、さらに前半14分、最終ライン裏に抜け出そうとした森島をファウルでストップしたDF角田涼太朗が一発退場。数的不利に陥ってしまった。

 10人となった横浜FMだったが、前半22分に好機。左サイドからMFマルコス・ジュニオール、MF水沼宏太とつなぐと、最後はPA内でフリーになったFWレオ・セアラが落ち着いて流し込んで試合を振り出しに戻す。しかし、同37分、DF佐々木翔のスルーパスからPA内左に侵入したMF柏好文のラストパスを逆サイドから走り込んだDF野上結貴が蹴り込み、広島が再びリードを奪った。

 ビハインドを背負う横浜FMは後半からM・ジュニオールに代え、昨年7月に23年の新加入が発表された特別指定のFW村上悠緋(関東学院大在学中)を投入。さらに同21分にはFWアンデルソン・ロペスとMF山根陸、同31分にDF小池龍太をピッチへと送り込み、状況を打開しようと試みる。

 しかし、10人の横浜FMの反撃を許さなかった広島が逃げ切り、第2戦2-1の勝利を収め、“2連勝”で準決勝へと駒を進めた。

 
 

Goal.com

広島が横浜FMを退けて8年ぶりの準決勝進出 | Goal.com 日本

JリーグYBCルヴァンカップのプライムステージ準々決勝第2戦、横浜F・マリノス対サンフレッチェ広島が10日にニッパツ三ツ沢球技場で開催された。

ホームでの第1戦を広島が3-1で制して迎えた横浜FMホームでの第2戦。試合は8分、敵陣ペナルティアークで畠中槙之輔からボールを奪ったナッシム・ベン・カリファがそのままネットを揺らし、相手のミスを突く形で広島が先制する。

2戦合計スコア1-4と大きくリードされた横浜FMはさらに14分、DF角田涼太朗が決定機阻止で一発退場となり、窮地に陥る。それでも、20分にはバイタルエリアを崩すと、水沼宏太のパスでゴール前に抜けたレオ・セオラが決めて1-1とする。

それでも、数的優位の広島が37分にリードを広げる。左サイドを抜け出した柏好文の折り返しを正面の野上結貴が押し込んで勝ち越し。2戦合計5-2とする。

横浜FMはハーフタイム明け、2023年シーズンからの加入が内定している特別指定選手の関東学院大FW村上悠緋を投入する。さらに、66分にはレオ・セアラや水沼をベンチに下げ、山根陸とアンデルソン・ロペスを送り出す。

しかし、その後も人数で勝る広島が試合をコントロールしつつ、主導権を渡さず、2-1で勝利。2戦合計5-2で勝ちきった広島が8年ぶりの4強入りを決めた。

 
 

サッカー批評Web

【J1分析】「痛恨の敗戦」横浜FMの「去り際にお辞儀をした選手」【横浜F・マリノスvsサンフレッチェ広島】(1) | サッカー批評Web

 マリノスの選手たちはメインスタンドへの挨拶を終え、ロッカールームへ戻って行くところだった。すると、その中の1人が足を止め、ゴール裏を見つめた。この試合でキャプテンを務めていた水沼宏太だ。彼はお辞儀と拍手でサポーターに気持ちを伝えてから姿を消した。

 第1戦を1-3で落としたマリノスは少なくとも2点を奪わなければならなかったが、序盤から広島の鋭いプレスと素早い攻守の切り替えの前に苦しめられた。

 ゴールキーパーと最終ラインでボールを持つところから攻撃をスタートしたかったものの、森島司、ナッシム・ベン・カリファ、満田誠が鋭いプレスで前を向かせず、無理に繋ごうとして引っかけられてしまったり、大きく蹴り出して相手ボールにしてしまったり、と攻撃のペースを作る所から苦戦させられた。なんとか中盤の選手がボールを受けても、野上結貴を筆頭に体を寄せて潰してくる広島の戦い方に対して効果的な繋ぎをすることができず、どのように打開するのかが焦点となった。

 鋭い出足の広島に対し、解決策を示しかけた瞬間もあった。4分、藤田譲瑠チマが前を向くと横を使うパスを選択。飛び出したのは水沼だ。一気に大迫敬介との1vs1を迎えるビッグチャンスとなったが、シュートは防がれてしまった。

■ゴールへ向かいたいが、同時にそれ以上の失点は許されなかった

 虎穴に入らずんば虎子を得ず、のような展開で試合が動きそうな気配が漂ったが、8分に痛恨の失点を喫してしまった。ペナルティエリア手前でパスをカットした畠中槙之輔がパスコースを探すと、背後から即時奪回を試みたベン・カリファにボールを攫われてしまい先制を許した。

 マリノスはアウェイゴールアドバンテージを失い、3点を奪ってもようやくタイ、次に失点すれば5点を奪わなければならなくなる、という状況に追い詰められた。ゴールへ向かいたいが、同時にそれ以上の失点は許されなかった。

 すると14分、広島の背番号10森島が中央を抜け出そうとすると、横から止めに入ったのはセンターバックの角田涼太朗。懸命に足を伸ばしたが、そこにあるはずのボールは森島が次の一歩のために既に前に出しており、ファウルで止める形になってしまった。DOGSOの要件を満たし、角田は一発退場に。マリノスはディフェンスラインの維持のために藤田をベンチに戻すことになった。

【J1分析】「ここから1つ1つ大事だから!絶対勝とうこれから!」横浜FM水沼宏太の叫び【横浜F・マリノスvsサンフレッチェ広島】(2) | サッカー批評Web

 数的不利に陥りながらもリスクを負って攻撃するしかないマリノスは、22分にレオ・セアラが1点を返したものの、広島が数的有利を存分に活かす戦い方をするようになったことで反撃ムードが続かなかった。

 マリノスにとって特に困難だったのは、行くか行かないかの判断だった。1人多いことを活かし、ブロックの外でゆったりとボールを動かしながら押し込む、という戦い方を見せる広島は、マリノスがボールを奪いに来れば空いたスペースを使って攻撃を急加速させる、という試合巧者ぶりを発揮。37分に追加点を奪って試合の行方を決定づけると、後半はより低い位置でボールを持つようになった。

 マリノスは来季の加入が内定している特別指定選手のフォワード村上悠緋も起用したが、非常に難しいデビュー戦となってしまった。プレスのスイッチを入れなければボールは自分たちのものにならず、失敗すれば最前線から順にズレが生じ大ピンチを招く。それでも機を見て必死に走り、サポーターの応援に熱を与えたが、スコアは変わらなかった。

■サポーターは選手を迎えた

 ルヴァンカップは敗退となってしまったが、サポーターは難しい状況で最後まで戦う姿勢を見せた選手たちを拍手で迎えた。

 直前のリーグ戦では川崎に試合終了直前のゴールで敗れており、タイトル獲得へ順調に進んでいるはずだったマリノスに突如として嫌な流れが生まれたようにも思える連敗となったが、多くのマリノスサポーターはここで精一杯背中を押すことを選んだ。試合の大半が消化不良の時間、というストレスを溜め込む日になったが、それでも拍手をした。

 しかし、ごく一部から敗退に対する不満の声が上がった。すると、水沼が進み出て声を飛ばした。

「もう一回まとまって行こうこれから!俺らはみんな悔しい。みんな悔しいから。ここから1つ1つ大事だから!絶対勝とうこれから!」

 序盤の決定機で自身のゴールが入っていればまた違う展開になったかもしれない。チームが苦しむ中、66分にピッチを去らなければならなかった。個人としてもキャプテンマークを託された立場としても、大きな悔しさが残る試合だった。終盤には判定に対してベンチを飛び出し、ケヴィン・マスカット監督に止められる場面もあった。それでも、サポーターが大きな悔しさを抱えながら拍手で迎えてくれたその思いに、水沼も悔しさを抱えながら応えた。

 マリノスの選手たちは大きくなった拍手の中で礼をし、次戦での必勝を誓った。 

 悔しさを溜め込んだ分だけ、歓喜の爆発は大きくなる。次の勝利は、マリノスをシャーレに向かって再加速させることになるだろう。

PHOTOギャラリー「ピッチの焦点」【JリーグYBCルヴァンカップ 準々決勝 第2戦 横浜F・マリノスvsサンフレッチェ広島 2022年8月10日 19:03キックオフ】 | 概要 | Jリーグ・国内 | サッカー批評PHOTOギャラリー「ピッチの焦点」 | サッカー批評Web
 
 

こけまりログ

2022/08/09 【スタジアム観戦情報まとめ】2022/8/10(水)19:00KO JリーグYBCルヴァンカップ 準々決勝 第2戦 横浜F・マリノスvs.サンフレッチェ広島F.C@ニッパツ三ツ沢球技場 ※収容率100%/全席指定
 
 

今週の他会場など


 
 

 
 

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