EAFF E-1 サッカー選手権2022 決勝大会に日本代表に選出された西村拓真選手のWeb記事をまとめました。
2022/07/13 横浜F・マリノスから7選手が日本代表メンバーに選出 | ニュース | 横浜F・マリノス 公式サイト
香港戦(2022/7/19):スタメン 64分途中交代(2ゴール)
日程・結果 | EAFF E-1 サッカー選手権 2022 決勝大会|大会・試合|JFA|日本サッカー協会
【#E1 サッカー選手権 男子 🇯🇵#日本 × #香港 🇭🇰】
⏰前半22分#相馬勇紀→ #西村拓真 ゴール!日本3点目!@jfa_samuraiblue #jfa #daihyo #サッカー日本代表 pic.twitter.com/ZnXkMRM7vk— フジテレビサッカー (@cxfootball) July 19, 2022
【#E1 サッカー選手権 男子 🇯🇵#日本 × #香港 🇭🇰】
⏰前半40分 #西村拓真 のミドルシュートが決まり日本4点目!@jfa_samuraiblue #jfa #daihyo #サッカー日本代表 pic.twitter.com/DdF44iLQoo— フジテレビサッカー (@cxfootball) July 19, 2022
【#E1 サッカー選手権 男子 🇯🇵#日本 × #香港 🇭🇰】
⚽️初代表で2ゴール!✌️#西村拓真 選手 試合後インタビュー!🎤@jfa_samuraiblue #jfa #daihyo #サッカー日本代表 pic.twitter.com/oTXX1JiKje— フジテレビサッカー (@cxfootball) July 19, 2022
2022/07/19 【日本代表】FW町野修斗と西村拓真が代表デビュー戦ともに2ゴール E-1香港戦で結果 – 日本代表 : 日刊スポーツ
FW町野修斗(22=湘南ベルマーレ)とFW西村拓真(25=横浜Fマリノス)の日本代表初選出2人が、デビュー戦先発でともに初ゴールを決めた。
日本が1-0のリードで迎えた前半20分、DF山根の右クロスに相手DF2人の間に飛び込んだ町野が、185センチの長身を生かしてヘッドでゴール左へと決めた。
湘南では今季ここまで19試合8得点と大活躍の町野は、今大会3得点を目標に掲げており「1試合1点でも、1試合3点でもいい。しっかり決めたい」と意気込んでいた。
続く前半22分には、FW相馬の縦パスを受けた西村が右足で追加点を挙げた。横浜では今季17試合8得点の実績があり、町野を含めてJリーグでの結果や勢いが、そのまま代表のピッチにも表れたかたちだ。
同40分には、再び西村が左足でドライブ回転のシュートを放ち、ゴール左へと吸い込まれた。MF藤田のパスを受け、ゴール右サイドからのシュート。前半だけで2ゴールという活躍だった。
5-0で迎えた後半12分には、こぼれ球に反応した町野が左足で押し込んだ。この試合2点目となり、西村とともにデビュー戦で2得点を記録した。
2022/07/19 日本代表、3選手の”同時初ゴール”は3年前の再来 前半だけでの珍記録に海外注目「新鮮」 | フットボールゾーン
— 香港相手に6-0と圧勝
森保一監督率いる日本代表は7月19日、E-1選手権初戦となる香港戦で、前半だけで4点のリードを奪ってみせた。このうち、MF相馬勇紀(名古屋グランパス)、FW町野修斗(湘南ベルマーレ)、MF西村拓真(横浜F・マリノス)がそれぞれA代表初ゴールを記録。データ分析会社「オプタ」によれば、香港との前回対戦でも、日本は3人がA代表初得点を決めているという。
初招集5人をスタメンで起用した日本は、開始早々に絶好の位置でフリーキック(FK)を獲得。キッカーを務めた相馬が鮮やかなキックからネットを揺らして先制した。さらに前半20分、右サイドバックのDF山根視来(川崎フロンターレ)からゴール前に走り込んだ町野がヘディングシュートを流し込み追加点を奪う。
町野のゴールから2分後、自陣でボールを奪い、相馬からのパスを受けた西村がディフェンダー2人に囲まれてファーストタッチが少しずれるも、すぐにカバーして反転しつつゴール右に決めた。
前半40分には西村が左足の弾丸ミドルシュートでこの日2点目。4-0のリードで後半に入ると、同10分に相馬がバックヒールで合わせるトリッキーなゴールを決めて5-0、2分後にはMF水沼宏太(横浜FM)のクロスのこぼれを町野が難なく押し込んで、日本が6得点の圧勝で試合を終えた。
データ分析会社「オプタ」によれば、「前半時間帯に3名が同代表初得点を記録。2019年12月の香港との前回対戦でも、同時間帯に3選手が日本代表での初ゴールを挙げている。新鮮」と紹介。2019年12月14日に行われた同大会での香港との前回対戦に注目し、3年前には菅大輝(現・北海道コンサドーレ札幌)、田川亨介(現サンタ・クララ)、小川航基(現横浜FC)がそれぞれA代表初得点を挙げている事実を報じた。
2022/07/19 「競争は意識していない」代表デビュー戦で2発の西村拓真が、今大会で目ざすものはたった一つ「優勝するためにできることをやる」 | サッカーダイジェストWeb
— 「あれだけマリノスの選手が一緒にいてくれるのは…」
日本代表は7月19日、E-1選手権の初戦で香港代表とカシマスタジアムで対戦し、6-0で大勝を収めた。これまで世代別を含めて代表招集の経験がなく、この一戦で初めて日の丸を背負った西村拓真は、相馬勇紀、町野修斗と並んでいきなり2ゴールを奪い、鮮烈なデビューを飾った。
試合後の会見で「そんなに緊張はしてないですけど、国家斉唱では本当に燃え上がるものがありました」と語った25歳のアタッカーは、初めて尽くしの戦いについて、こう語った。
「今日初めての選手もすごくいたし、代表という活動が初めてなので不安もありました。やっぱり上手くいかないことのほうが多いと思っていたなかで、実際に上手く合わなかったところもたくさんあると思います。でも監督も言っていたように試合の中で成長するというところを意識してやっていければ、自分の良さもみんなに分かってもらえるんじゃないかなと思います」
西村は、所属の横浜F・マリノスでも務めているトップ下で先発。ダブルボランチの岩田智輝、藤田譲瑠チマと、“横浜トライアングル”を形成した。勝手知ったるメンバーでプレーしたことが、大きくプラスに働いたことは間違いない。
「あれだけマリノスの選手が一緒にいてくれるのは……。僕のことを分かってもらえているので助かりますし、だからこそいつも通りマリノスでやっていることを表現しようかなと試合に入りました」
カタール・ワールドカップの最終メンバー26人入りという狭き門をくぐるためには、欧州組を含めたライバルとの競争に勝ち抜かなければならない。
しかし、「自分は自分なんで他の選手とは違いますし、やっぱり監督はそこを理解して僕を呼んでくれていると思うので。もたらせることは分かりませんけど、自分のプレーを出すことがチームの力になれると思っています」と淡々と語る西村は、「チーム内の競争とかは全く意識していない」と、きっぱり言い切る。
「やっぱり優勝するために自分のできることをやることが一番チームのためだし、自分の成長だと思うので、自分に集中してやっていきたいです」
西村は今大会でチームと共に成長し、自身の未来をも切り拓けるか。
2022/07/19 西村拓真、横浜FM勢5人先発で「助かった」 2ゴールも慢心なし「チーム内競争は全く意識していない」 | フットボールゾーン
— 西村はA代表初ゴールを含む2ゴールをマーク
森保一監督率いる日本代表は7月19日、E-1選手権の初戦となる香港戦に臨み、A代表初出場のMF西村拓真(横浜F・マリノス)がデビュー戦ゴールを含む2ゴールの活躍を挙げた。2-0の前半22分にMF相馬勇紀(名古屋グランパス)からのパスを反転しつつゴール。国際Aマッチ初出場初ゴールから、前半40分には左足でドライブシュートを決めて2得点で6-0の勝利に貢献した。
開始2分で相馬が直接FKを決め、前半20分にはFW町野修斗(湘南ベルマーレ)がヘディングで追加点をマーク。2点リードした2分後、自陣でボールを奪い、相馬からのパスを受けた西村はDF2人に囲まれてファーストタッチが少しずれるも、すぐにカバーして反転しつつゴール右に決めた。
さらに、前半40分には左足の弾丸ドライブシュートを決めた。デビュー戦でいきなり2ゴールというJ1リーグで8得点の調子の良さを見せつけた。
「結果が出たのは良かったですが、いつも通りやることをやることを意識していたので、まだまだですが、表現はできたと思います。あれだけマリノスの選手がいるのは、助かりますし、いつも通りマリノスでやっていることを表現しようと試合に入りました。やっぱり今日初めての選手もすごくいたし、代表活動が初めてなので不安もありましたが、うまくいかないことのほうが多いと思いますし、合わなかったことも実際ありました。でも監督も言っていたように試合の中でも成長することを意識すれば、自分の良さもわかってもらえると思ってやっていました」
この日は、相馬、町野がともに2ゴールをマーク。攻撃陣が結果を出した形となるが、西村はあくまでベクトルを自分に向ける。
「チーム内競争は全く意識していない。優勝するためにできること、やれることがチームのため、自分の成長だと思うので、自分に集中してやっていきたい」
初めて臨むE-1選手権でまだまだ存在感を示す心意気だ。
2022/07/19 日本代表デビュー戦で2発の西村拓真「まだまだですけど、表現はできた」 | サッカーキング
日本代表FW西村拓真(横浜F・マリノス)が、19日に行われたEAFF E-1サッカー選手権2022決勝大会第1節の香港代表戦を振り返った。
先発で念願の代表デビュー。「そんなに緊張はしていないですけど、国歌斉唱は燃え上がるものがありました」という西村は、初得点を含む2ゴールで6-0の快勝に貢献した。「結果が出たのはよかったですけど、いつも通り、やることをやると意識した。まだまだですけど、表現はできたと思います」と一定の手応えを示した。また、不安を抱えながら初の代表活動に臨んだことも明かしている。
「初めての選手もすごくいたし、代表活動も初めてなので不安もありました。うまくいかないことの方が多いと思っていたし、実際にうまく合わなかったところもたくさんあったと思います。でも(森保一)監督も言っていたように、試合の中で成長することを意識してやっていければ、自分の良さもみんなにわかってもらえると思っています」
横浜FMと同様にトップ下でプレー。ワントップに入った町野修斗とは「昨日から、下で動き回ることが得意という話はしていた。これに対して上手くやってくれて、いい関係を築けたと思います」と連携面に問題はなかった。鎌田大地や久保建英ら欧州組とは異なるタイプとなるが、「自分は自分。他の選手とは違いますし、そこは監督がそこを理解してくれて呼んでくれている。もたらせることはわからないですけど、自分のプレーを出すことがチームの力になれると思っています」と、自らのプレーにフォーカスしている。
日本代表の次戦は24日に行われ、中国代表と対戦する。
2022/07/19 代表デビュー戦で2得点! 西村拓真「国歌斉唱を歌ったときは燃え上がるものがあった」 : スポーツ報知
日本代表は格下の香港に6―0で完勝し、白星発進を決めた。11月開幕のカタールW杯に向けた国内組の貴重なアピールの場となる今大会初戦で、A代表デビュー戦となったMF西村拓真は前半22分にチーム3点目となる初得点をマーク。同40分にはペナルティーエリア外から左ミドルでネットを揺らした。
後半10分にもMF水沼宏太のクロスに飛び込み、こぼれ球を決めたFW町野修斗のゴールを“演出”。3得点に絡んだアタッカーは「国歌斉唱を歌ったときは燃え上がるものがあった。結果が出たのは良かった。いつも通りやることを意識していた。まだまだだけど、表現はできたかな」と納得の表情で振り返った。
所属する横浜FMでは、リーグ戦で日本人2位タイの8得点。この日は自身を含む5選手が先発に名を連ね「あれだけマリノスの選手がいてくれるのは自分のことを分かってくれている。だからこそ、いつも通りやってることを表現しようと試合に入った」。デビュー戦でアピールに成功したが「チーム内の競争とかはまったく意識してない。優勝のためにやることがチームのためだし、自分の成長にもつながる。自分に集中していきたい」と言葉に力を込めた。
■西村がA代表デビューで2ゴール
今回はGK鈴木彩艶、MF水沼宏太、MF藤田譲瑠チマ、FW西村拓真、FW町野修斗の5選手が先発でのA代表デビューとなった。2ゴールを奪った西村と町野、そして攻守に貢献していた藤田、良いクロスで攻撃に貢献した水沼はデビュー戦にしてアピールに成功したと言えるだろう。
西村は4−2−3ー1のトップ下でスタメン出場した。2点リードで迎えた22分、日本は右サイドでボールを失うが、水沼がスライディングで相手からボールを奪う。そのボールがルーズボールになるも、相馬がボールを拾ってダイレクトで縦パスを供給。これを受けた西村は、ワントラップ目でボールを収められなかったものの、そこから持ち直して反転から右足のシュートを放つ。すると、これがゴール右に決まった。シュートセンス抜群の西村らしいゴールだった。
さらに40分、今度は強烈なミドルシュートを決める。右サイドで藤田からボールを受けると、反転からドリブルで仕掛ける。そして、ゴールまで距離がありながらも左足を振り抜くと、ボールは見事にネットを揺らしたのだ。圧巻の2ゴールを叩き込んだ西村にはツイッター上で「西村が見つかってしまった」や「レベチ」、「最高」などの声があがった。
■鎌田や南野のライバル候補に名乗り
今回の香港戦だけで評価するのは乱暴かもしれないが、A代表デビューでいきなり結果を残したことは大きい。今後の中国代表戦、そして韓国代表戦でも結果を残し続ければ、海外組に割って入る可能性も高い。実際、過去にはEー1選手権からワールドカップ出場を掴み取った選手もいる。さらに、今回のW杯の登録人数は3名増えて26名となっている。このEー1選手権で結果を残すことは、W杯出場の第一歩となる。
西村は今回の香港戦でトップ下でプレーしているが、本来のポジションはFWだ。特に、セカンドストライカーが最も能力を発揮するポジションで、ベガルタ仙台時代にここで得点力を開花。CSKAモスクワに移籍するきっかけを作った。そしてロシアとポルトガルのクラブでプレーしたことで、海外の厳しさやプレーなどについて理解している部分も多く、そういう意味での経験も大きい。
現在所属する横浜F・マリノスでは、トップ下を中心に攻撃的なさまざまなポジションで起用されており、海外組も含めた日本代表でプレーするとなれば、鎌田大地や南野拓実(代表では主に左ウィング)、また田中碧などとの競争が考えられる。FWであれば、大迫勇也や古橋亨梧などとの競争が待っているだろう。ただ、アタッカーで考えられる選手が増えたことは、苦戦を強いられるであろうW杯のグループリーグを戦う上ではプラスになるかもしれない。
■鎌田、南野、田中とは違うタイプのアタッカー
西村は、鎌田や南野のように狭いスペースをドリブルで打開したり、あるいはマジカルなパスを披露する選手ではない。前線でのハードワーク、そして抜群のシュートセンス、そして質の高い飛び出しなどに特徴がある。鎌田、南野、田中とは全く違うタイプのアタッカーといえよう。
居残り練習の虫でもある西村は、努力でここまで成長してきた。愚直なアタッカーが日本代表の競争に加われば、森保一監督の嬉しい悩みとなるはずだ。
2022/07/20 鮮烈デビューを飾った町野修斗と西村拓真。2人が森保JのFW陣にもたらす効果とは? | サッカーダイジェストWeb
— 先々を視野に入れて育てていくべき人材
2013年の韓国大会以来の優勝を目ざし、7月19日のE-1選手権初戦・香港戦に挑んだ日本代表。平日夜の鹿嶋、国内組のみの編成、格下相手という要素が重なり、観客数5000人を割り込む寂しいゲームになってしまったが、代表デビュー戦となった町野修斗(湘南)と西村拓真(横浜)の2人が揃って2ゴールを挙げたのは朗報だ。
「個々のパフォーマンスとしては、非常に強度が高く、ハイインテンシティ、ハイスピードで戦える選手が多かった」と森保一監督も前向きな発言をしており、彼らも初陣で好印象を残したと言っていい。
まずは町野だが、山根視来(川崎)のクロスに鋭く反応して頭で合わせた20分の1点目、水沼宏太(横浜)のクロスに西村が詰め、こぼれ球を押し込んだ57分の2点目と多彩なゴールパターンを持っているところが目についた。さらに185センチの高さ、足もとの技術、スピードといったスケールの大きさも感じさせた。
「自分の武器は収めるところだったり、背後へのランニングだったり、フィニッシュワークの多さ。多彩さが武器。でもホントにレベルアップしないと全然まだまだ日本を代表するストライカーにはなれないと思っています」と本人は手応えを口にしつつも、代表定着への道は険しいと考えている様子だった。
確かに大迫勇也(神戸)、浅野拓磨(ボーフム)、古橋亨梧(セルティック)ら既存の代表FW陣に比べると、国際経験値では劣ることは否めない。年代別代表経験がなく、香港戦1試合に出ただけの彼をワールドカップで使おうというのも早計すぎるかもしれない。
しかしながら、高さとスピードを兼ね備えたポストプレーヤーというのは、日本人FWにはなかなかいない存在。町野のような選手がいれば、大迫不在時でも前線でタメを作れるし、チーム全体が押し上げる時間を稼げる。シンプルなサイドからのクロスやリスタート時もターゲットとして有効だ。
カタールW杯まで4か月という短時間で彼を戦力にできるかどうかは微妙だが、先々を視野に入れて育てていくべき人材なのは間違いない。それが近未来の日本代表のプラスになることも確かだ。
一方の西村は、ご存じの通り、今季は横浜でセカンドトップとして結果を出している。森保監督もその流れを踏襲。香港戦ではトップ下で起用した。彼は町野の背後に陣取り、良い距離感を保ちながらプレー。持ち前の豊富な運動量を駆使し、前線を幅広く動いて敵をかく乱。2ゴールを奪った。22分の1点目は巧みな反転から右足を振り抜き、前半終了間際の2点目は遠目からのミドルを決め切っており、こちらもいろんなパターンからゴールできる能力の高さも示した。
「(ゴール前で脅威になれるところは)自信がありますし、自分の良さだと思うので。もっともっと強度は上げられる」と本人も前向きにコメントする。これまで森保ジャパンのトップ下を担ってきた鎌田大地(フランクフルト)や久保建英(レアル・ソシエダ)とは異なり、よりゴールに特化した動きができるところは大きな魅力と見ていい。
— 推進力とゴール前への厚みをもたらせる存在
加えて言うと、西村は最前線でもプレーできる選手。「(今回は)トップで使われるかは分かんないです。イメージも今のところない」とのことだが、トップに陣取った場合でも前からのプレッシングやハードワークで貢献しながら、鋭い切り替えでゴールに向かえるはず。そういった仕事は前田大然(セルティック)と重なるようにも映る。
トップ、トップ下のいずれに入っても、西村が推進力とゴール前への厚みをもたらせる存在なのは事実。それだけのキレと鋭さが今の彼からは見て取れる。森保監督も「もっと使ってみたい」という気持ちにさせられたのではないか。
このように幸先の良い一歩を踏み出した町野と西村。とはいえ、大舞台での経験が少なく、敵のレベルが上がった時にどこまでできるか未知数というマイナス面は否定できない。そんな2人にとって、最大の試金石になるのが、27日の韓国戦だろう。同じW杯出場国相手に、香港戦のような一挙手一投足を見せられれば、カタール行きの希望がかすかに見えてくるかもしれない。
「勝っている試合に出ているほうが良いアピールになる」と香港戦をテレビ解説していた元日本代表MFの松井大輔(YS横浜)も話したが、今の彼らは宿敵相手に強烈なパフォーマンスを示すことでしか、輝ける道をこじ開けられない。その立場をしっかりと自覚して、できることを一つひとつ確実にこなしていくことが肝要だ。
「自分としてはガツガツしているつもりなんですけど、そう見られていないってことは、もっとしないといけないと思う。しっかりガツガツ行きます」
町野は、元日本代表監督の岡田武史氏がテレビ解説で話した「もっと我を出せ」という意見に対し、こう語気を強めた。その鼻息の荒さをもっともっとピッチで出していい。西村にしても同様だが、新戦力は「自分が序列を変えてやる」と全身全霊を込めて示さなければ、何も変わらない。積み重ねが重視される森保体制ではなおのことである。
それをよく認識したうえで、彼らは残りのゲームで何ができるのか。既存FW陣と異なる強みを出せるのか。いずれにせよ、日本代表に新たなエッセンスをもたらすべく、ベストを尽くすことに集中してほしい。
取材・文●元川悦子(フリーライター)
2022/07/20 サッカー日本代表、香港戦選手評価 | MOMは相馬もW杯メンバー入り前進は西村か※※一部抜粋
— W杯選考の観点を持って評価
日本代表は19日、EAFF E-1サッカー選手権2022決勝大会の初戦で香港代表に6-0で快勝。多くの選手が結果を残したが、実力に開きがあった試合でのアピールはどのように査定されるのだろうか。カタール・ワールドカップ(W杯)に向けたメンバー選考という観点を持ちつつ、継続的に代表を取材するジャーナリストの河治良幸氏に評価してもらった。【取材・文=河治良幸】–トップ下
この試合で最もアピールしたのは西村かもしれない。2得点という結果もさることながら、Jリーグで走行距離14kmとも言われる運動量をいかんなく発揮し、チャンスメークに関わりながらフィニッシュの場面で必ずと言っていいほどボックス内や手前の”ペナ幅”に入り込んでいた。こうした動きはフルメンバーの主力ともまったく異なり、リズム変化をもたらせる。それでいて決定力もあるのだから、残り2試合でのさらなるアピールが楽しみになった。
2022/07/21 香港戦で急造チームを活性化。日本代表に新たな攻撃パターンをもたらすのは西村拓真だ | サッカーダイジェストWeb
— 豊富な運動量で多くの局面に絡みながらフィニッシュも
E-1選手権の香港戦は6-0で日本が勝利した。前回は東京五輪世代のメンバーで5-0の勝利だったことを考えれば、急造チームで1日しか戦術練習をしていなくても、これぐらいの結果は想定できたものではある。
注目したいのは中身の部分だ。相馬勇紀、町野修斗、西村拓真の3人がそれぞれ2得点を記録したが、直接ゴールとアシストを記録しなかった水沼宏太を含めて、アタッカー陣が効果的な動きやプレーを組み上げる形でゴールが生まれていた。
もちろん、横浜F・マリノスの選手がスタメンに5人、名前を連ねる陣容で、しかも4-2-3-1(4-2-1-3)を採用することで、素直に能力を発揮しやすい状況を生み出していたというのはある。それは森保一監督の狙いでもあったのだろう。その中で、とりわけ異彩を放っていたのが西村拓真だ。
2得点もさることながら、豊富な運動量で多くの局面に絡みながら、最終的にはフィニッシュに直接的に絡んでいく動きが、欧州組がベースのフルメンバーにも見られないスペシャリティだ。日本の2得点目になった、山根視来からのクロスを町野がヘッドで合わせたシーンではお膳立ての役割を果たしている。
日本のビルドアップでちょうど岩田智輝が中盤の底、藤田譲瑠チマが左で斜めの関係になったところで、トップ下の西村が右のインサイドハーフのようなポジショニングで、右センターバックの谷口彰悟から縦パスを引き出す。そこから右外の山根に展開して、絶好のクロスを引き出した。
香港は4-3-3で、そのまま行くと日本の2ボランチと西村に噛み合う形になるが、マリノス勢の3枚がそこでハマる状況を作らせない立ち位置の関係を作るなかで、とりわけ西村はアンカーのフー・ジンミンに掴ませない流動を繰り返していた。
それでいて1トップの町野を孤立させるシーンがほとんど無かったのは左の相馬や右の水沼の働きもあるが、何より西村がボールに関わるところ、ゴール前でフィニッシュに関わるところを流れの中で連結させていたからだろう。
日本の3点目となった西村の代表初ゴールは町野と水沼が前目でプレッシャーをかけて、セカンドボールを相馬が素早く動いて拾った流れで、本職FWの選手らしくパスを引き出して、二人のディフェンスを外しながら正確にゴール右を射抜くフィニッシュだった。
チームの4点目、西村の2点目が生まれたシーンでは山根が右サイドから前線中央に上がった状況だった。西村が中盤の右で岩田、藤田と三角形を作り、藤田からパスを受けると、ディフェンスの間にいた山根を目がけるような左足シュートで、山根がとっさによけた横を貫く弾道でキーパーの反応を破った。
— 後半の得点ではボックス内で効果的な動き
後半立ち上がりの2得点に関しては直接ボールに触っていないが、西村のボックス内での動きが効果的だった。相馬のゴールとなった5点目は山根が水沼との鮮やかなワンツーからマイナスクロスで、相馬のヒールシュートを引き出す形だったが“これぞ西村”という動きで、このシーンにも関与していた。
右サイドでボールホルダーの山根がイン、水沼がアウトという関係になったところで、もう1つイン側にポジションを取っていたのが西村だった。そこでもう1つのパスの選択肢になることで、アウトサイドの山根が空き、そこからの流れで水沼がボールを受けることで、今度は山根が縦のレーンを使って水沼を内側に追い越すという流れだ。
そこで驚かされたのは山根、水沼、山根と大きなワンツーを成立させて、山根がクロスを出す時にはもう西村はゴールの左側に回っていた。つまり相馬が左からニアに走り込んで空いたスペースに、西村が入り込んでいたのだ。
相馬と西村の間には1トップの町野がいた。仮に相馬がニアで山根のクロスに合わせきれなかったとしても、町野か西村がフィニッシャーになれる状況だったが、西村は完全フリーだった。つまりは相手ディフェンスの視野にすら入っていなかったのだ。この動きはフルメンバーのA代表にも無い。
日本の6点目となった町野の2ゴール目は水沼のクロスをGKパウロ・セザール・ダシウバ・アルゴロが弾き、こぼれ球を町野が押し込んだ。ここで西村は水沼のクロスに町野の外側から走り込んで、ニアで合わせに行っている。二人のディフェンスがいる狭いところで惜しくも合わせ損なったが、GKが対応しにくい状況を生んだことで、結果的に町野のゴールを陰ながら演出するカタチとなった。
「自分は自分なので、他の選手とは違いますし、そこは監督が理解というか、そこを理解してくれて僕を呼んでくれていると思う」
そう西村は語り、特にライバルを意識していないことを主張しながらも、自分は自分の特長で代表に貢献していけることを自覚しているようだ。やはり一番特長が生きるシステムはマリノスと同じ3トップの二列目のポジションだが、スタートポジションが4-3-3のインサイドハーフだったとしても、周囲との関係性ができていれば、大きな問題なく機能するだろう。あるいは2トップの一角か。
ここから中国戦、韓国戦と攻守の強度が高く、より攻守の切り替わりも激しくなる試合で見ていかないと、本当の意味での能力は掴み難い。それでもJリーグの試合では走行距離14キロとも言われる運動量とチャンスメークとフィニッシュの両方に絡めるセンスや意欲がこれまでの“森保ジャパン”に無いものをもたらせれば、カタール・ワールドカップでの滑り込みの線もつながってくる。
取材・文●河治良幸
2022/07/20 西村拓真は「いつも通りを意識」して2得点。サッカー日本代表デビュー戦で横浜F・マリノスでの進化を証明【E-1サッカー選手権2022】 | フットボールチャンネル
— 西村拓真、サッカー日本代表デビュー戦で2得点
EAFF E-1サッカー選手権決勝大会の初戦が19日に行われ、サッカー日本代表は香港代表に6-0の大勝を飾った。
4-2-3-1のトップ下に入ったFW西村拓真にとっては日本代表デビュー戦。これまで世代別代表歴もなく、初めて代表のユニフォームをまとってピッチに立った。「国歌を歌った時は燃え上がるものがありました」と西村は語る。
試合が始まると、絶え間なくプレーに関わり続ける普段通りの活動量で躍動した。そして、22分に日本代表初ゴールを挙げる。続けて40分にも鋭いミドルシュートで2点目を奪った。
「結果が出たのは良かったですけど、いつも通りやることをやるというのを意識していたので、まだまだですけど、(いつもの自分を)表現できたとは思います」
西村は「自分のプレーを出すことが、チームの力になれる」という意識で臨み、結果を残した。所属クラブと同じトップ下のポジションで、周りにマリノスのチームメイトたちが多くいる「いつも通り」の環境も活躍を後押ししたに違いない。
ダブルボランチにはMF岩田智輝とMF藤田譲瑠チマがおり、右サイドにはFW水沼宏太が配置されていたことで、西村の輝きは増した。前線からプレスをかけるタイミングも、パスを受けにいくポジショニングも、「いつも通り」のものを活かすことができた。
一方でこれから継続して結果を出していくには、所属クラブのチームメイトに頼らない姿勢が鍵になってくる。西村は「代表という活動が初めてなので不安もありました。やっぱりうまくいかないことの方が多いと思っていましたし、実際うまく合わなかったこともたくさんあった」と明かしつつ、「監督が言ったように試合の中で成長することを意識してやっていければ、自分の良さをみんなにわかってもらえるんじゃないかなと思います」と前向きな手応えを得たようだった。
Jリーグで8得点を挙げるなど高い得点力を誇り、それを攻守にわたる驚異的な運動量と両立させている西村。これまでの日本代表には全くいなかったタイプのトップ下として、チームの新たなオプションとしての価値をE-1サッカー選手権の期間中に証明できるだろうか。滑り出しは上々だ。
(取材・文:舩木渉)
2022/07/20 A代表デビューの西村拓真が圧巻2発で攻撃けん引「いつも通りやることを意識していた」(12枚) | ゲキサカ
中国戦(2022/7/24):サブ 81分途中出場
日程・結果 | EAFF E-1 サッカー選手権 2022 決勝大会|大会・試合|JFA|日本サッカー協会
2022/07/22 FW西村拓真が考えるW杯へのアピールよりも大事なこと | チケットぴあ[スポーツ サッカー]
7月22日、『EAFF E-1 サッカー選手権 2022』決勝大会・中国戦を前に、SAMURAI BLUE(サッカー日本代表)のメディア対応が行われた。この日は西村拓真が登場。7月19日・香港戦で2ゴールの国際Aマッチデビューを飾ったFWは改めて「日の丸をつけて戦うことへの重みだったり、責任をすごく感じた。代表の重みや覚悟や責任はここに来て一層強くなったし、さらに強く持たないといけないと思った」と実感を口にした。
西村は香港戦で得た課題を次のように振り返った。
「すべてのベースを上げることだったり、自分にしかないものを表現していくということはいつになっても変わらない課題。今後も積み重ねていきたい。
(自分にしかないものとは)2列目からゴール前へ入って行くところだったり、動き回るところだったり、アグレッシブにプレーするところ」森保一監督からも的確なフィードバックがあったと言う。
「監督に言われたことは今ここで詳しく話したくないが、すごくいいコミュニケーションを取れた。監督が求めるものや自分が求められるものが再確認できたし、すごくいいコミュニケーションが取れた。前の試合の課題だったり、フィーリングだったりをコミュニケーションを取り、今後どうやって強い相手に戦っていくか話せた」『ワールドカップ 2022』カタールへのアピールという考えとは異なった見解を口にした。
「(『W杯』は)誰もが目指す場所。そこに対して言われるが、自分は日々の積み重ねが大事だと思っている。日々自分がレベルアップしてやることが大切だと思う。まずここでしっかり優勝して、この活動を終えたい」さらに西村は横浜F・マリノスでの充実ぶりを語った。
「マリノスでやっていることは今までのサッカー人生で初めての経験が多くて、とても毎日が新鮮で、自分自身新しい発見が多く、充実して過ごしているし、成長を実感している」また西村はかつてロシアでぶつかった壁についても言及した。
「足りないところをロシアで痛感させられたし、本当に悔しい思いをして、今の原動力になっている。またチャレンジしたい気持ちも強いので、今は自分のレベルアップが大事だと思う。フィジカルだったりスピード感、インテンシティ、すべてで足りてないし、全体のベースが足りていない。毎日より強く意識していかないといけないと思っている」日本代表はこの後7月24日(日)・豊田スタジアムにて『E-1選手権』中国戦、27日(水)・豊田スタジアムで韓国戦を開催。チケット発売中。試合の模様はフジテレビ系列にて生中継。
2022/07/23 西村が連発狙う!代表デビューから2戦連続得点なら80年の高原郁夫以来42年ぶり― スポニチ Sponichi Annex サッカー
日本代表MF西村は国際Aマッチ初出場で2得点した香港戦後は「いつも以上に連絡をもらった」といい、「日の丸をつけて戦う重みや責任は凄く感じた」と振り返った。
デビュー戦から2試合連続ゴール(不出場試合を挟まず)を決めれば、80年の高原郁夫以来。「2列目からゴール前に入っていくところだったり、動き回るところだったり、アグレッシブにプレーするところを積み重ねていきたい」と話すFWが、42年ぶりの2戦連発を狙う。
韓国戦(2022/7/27):スタメン 78分途中交代
日程・結果 | EAFF E-1 サッカー選手権 2022 決勝大会|大会・試合|JFA|日本サッカー協会
【日本代表】横浜勢6人先発はJ発足後の国際Aマッチ最多タイ記録 長谷部誠ら06年浦和以来 – 日本代表 : 日刊スポーツ
ありがとうございました!
楽しかった。日々成長です! pic.twitter.com/1Wjt4gcBNT— 西村拓真 Takuma Nishimura official (@1022nishimura) July 28, 2022
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