月刊 栗原勇蔵-クラブシップ・キャプテン-(2022年1月号)


月刊 栗原勇蔵-クラブシップ・キャプテン-(2022年1月号)

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フットボールゾーン コラム「栗原勇蔵の目」

2022/01/04 「守備はもうパーフェクト」 スターリング封殺の冨安健洋に元日本代表DFが唯一要求したのは? | フットボールゾーン

— 【栗原勇蔵の目】世界を代表するFWスターリングに対応したスピードは圧巻

 イングランド1部アーセナルの日本代表DF冨安健洋は、現地時間1月1日に行われたプレミアリーグ第21節マンチェスター・シティ戦(1-2)で、相手の強力な攻撃陣に立ち向かうハイパフォーマンスを披露した。元日本代表DF栗原勇蔵氏は、「守備はパーフェクト」と太鼓判を押している。(取材・構成=Football ZONE web編集部)

   ◇   ◇   ◇

 新型コロナウイルスの陽性反応から戦列に復帰した冨安は、首位を走るシティ戦で右サイドバック(SB)として先発出場。シティの左サイドでプレーしたイングランド代表FWラヒーム・スターリングには突破を許さず、ベルギー代表MFケビン・デ・ブライネとのデュエルも制するなど、自身のサイドからピンチを招くことはなかった。

 後半にDFガブリエウ・マガリャンイスが2度目の警告を受けて退場処分になったこともあり、試合にこそ悔しい逆転負けを喫したが、英メディア「Squawka」によれば、フル出場した冨安は地上でのデュエル勝率100%、ボールタッチ数44回、クリア5回、タックル3回、インターセプト3回、ロングボール成功2回と、高い数字を叩き出したという。

 栗原氏は、スピードを武器とする身長170センチのスターリング相手に、188センチの冨安が見事に対応し切ったことを高く評価する。

「冨安は大柄なので速くは見えないかもしれないけど、とてつもなく速い。スターリングをスピードで抑えて、相手がすごくやりづらそうでした。(横浜F・マリノスのブラジル人DF)チアゴ・マルチンスが2019年の親善試合でシティと対戦した際、Jリーグではほとんど見ないスピードで振り切られる姿を目の当たりにして、世界にはこういう選手がゴロゴロいるのか、やっぱり世界は違うなと思いました。冨安はチアゴと同等か、それ以上のスピードだと言っていいでしょう」

— 守備は「パーフェクト評価」 今後は攻撃でのさらなる活躍にも期待

 昨年8月末にアーセナルに移籍して以降の約4か月間、世界最高峰のプレミアリーグで強敵たちとほぼ互角に渡り合ってきた冨安。トップレベルのストライカーとはフィジカルやボディーコントロールの差を感じさせる場面もあったが、徐々にアジャストしつつあるという。

「スターリングはお尻がでかくて重心も低い。下から突き上げられる感じで、背の高い選手にとっては厄介な存在です。でも、冨安は身体の当て方やどれくらい力が必要か、分かってきている。バケモノの集まりであるシティ相手にあのパフォーマンスを見せるわけで、サイドのデュエルであそこまで勝てると貢献度は計り知れないです」

 イングランドでの“冨安評”も上がっていく一方だが、プレミアリーグを戦っていくうえでは、今後攻撃面でもさらなる活躍が求められると栗原氏は期待を寄せる。

「センターバックなら合格ですが、サイドバックはやることが無限大のポジション。守備に関してはパーフェクトですが、アーセナルレベルにおいては攻撃でもう少しできることがあると見られていくでしょう。求められていることがもう異次元です(笑)」

 海外挑戦5年目もまだ23歳。冨安は底知れない伸びしろを秘めていると言っていいだろう。

 
 
2022/01/09 「相手を見てプレーを変えている」 青森山田エース松木玖生、華麗個人技弾の”余裕”を元日本代表DFが絶賛 | フットボールゾーン

— 元日本代表DF栗原勇蔵氏もFC東京入り内定の松木を高評価

 青森山田(青森)のエースMF松木玖生(3年)は、1月8日に行われた第100回全国高校サッカー選手権の準決勝・高川学園(山口)戦で圧巻の個人技からゴールを奪い、6-0の勝利に貢献した。元日本代表DF栗原勇蔵氏は、「余裕がないとできない」と高く評価している

 今年度、インターハイと高円宮杯U-18プレミアリーグEASTを優勝し、選手権と合わせて3冠獲得を狙う青森山田は、前半にセットプレーから2得点。後半に入るとさらに攻勢を強め、松木、FW小湊絆(2年)、DF丸山大和(3年)、MF田中栄勢(3年)が得点し、圧勝となった。

 大量6ゴールが生まれたなかでも、後半12分に生まれた”10番”松木のゴラッソが話題となっている。敵陣深くのペナルティーエリア(PA)右付近で、相手選手とルーズボールを競り合った松木は右足の踵(かかと)でボールを背後へ流す。この動きについていけなかった相手を尻目に、そのままエリア内へ侵入すると左足を一閃。ファーサイドへシュートを突き刺して見せた。

 一瞬の閃きと高度なテクニックが光ったこのゴラッソ弾について、J1通算316試合に出場し、日本代表でも20キャップを刻んだ栗原氏は、松木の華麗な身のこなしに着目している。

「角度的にシュートも難しいし、縦にスペースがなくで、トラップしていたらカバーが来れていた状況。そのなかで、松木選手は完全に相手を見て、プレーを変えていると思うので、質はかなり高いです。余裕がないとできないし、逆を取る状況判断も素晴らしい。(大津との)決勝でもスーパープレーに期待ですね」

 高校卒業後はJ1のFC東京入りが内定している松木。衝撃の一撃は、元日本代表DFの栗原氏も唸らせるレベルの高さだった。

 
 

フットボールゾーン コラム「栗原勇蔵の目」:日本代表 中国戦

2022/01/27 元日本代表DFが推す中国戦スタメン 吉田&冨安不在のCB、代役候補はどの2選手? | フットボールゾーン

— 【栗原勇蔵の目】CBの代役は川崎で共闘経験のある谷口と板倉が有力か

 日本代表(FIFAランク26位)は1月27日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第7節で中国(同74位)と対戦する。キャプテンのDF吉田麻也(サンプドリア)、DF冨安健洋(アーセナル)と守備の要2人を怪我で欠くなか、森保一監督は中国戦にどのようなメンバーを送り込むのか。W杯アジア最終予選への出場経験も持つ元日本代表DF栗原勇蔵氏に予想布陣を訊いた。(取材・構成=FOOTBALL ZONE編集部)

   ◇   ◇   ◇

 カタールW杯アジア最終予選で初戦のオマーン戦(0-1)に敗れるなど、苦しいスタートを切った森保ジャパンだが、第4節オーストラリア戦(2-1)から3連勝を飾り、6試合を消化して4勝2敗のグループ2位。3位のオーストラリアとは勝ち点1差で、予断を許さない状況が続く。

 本大会出場に向けて重要なホーム2連戦となるなか、森保ジャパン発足以降、守備陣の中心を担ってきた吉田と冨安が怪我で不在なのは痛手で、誰を代役に起用するのかは大きなポイントだ。センターバック(CB)候補はDF植田直通(ニーム/16キャップ)、DF谷口彰悟(川崎フロンターレ/5キャップ)、DF板倉滉(シャルケ/5キャップ)、追加招集のDF中谷進之介(名古屋グランパス/3キャップ)の4人だが、栗原氏はこれまでの序列がメンバー決定に反映されると予想する。

「森保ジャパンは序列の世界な気がします。そう考えると、(追加招集の)中谷が出る可能性は低いでしょう。植田、谷口、板倉の力は、正直そこまで大きく変わらないなか、吉田と冨安がいない緊急事態では、連係など少しでもプラス要素がほしいところ。国内組の谷口は国際経験こそ少ないですけど、板倉とはフロンターレで一緒にプレーしたことがあって、お互いのやり方は理解している。今回はお互いのポジションを見ながらアジャストも求められそうなので、ビルドアップの面も含めてスムーズにいくのは谷口と板倉かなと。そのほかの部分では、メンバーを変えすぎるのは良くないというのは一理あります。左サイドバック(SB)は長友(佑都)、右SBは酒井宏樹、GKは権田(修一)が有力だと思います」

 吉田と冨安の不在は、ボランチの起用にも少なからず影響する可能性があると栗原氏は話す。

「吉田と冨安がいないので、守備的なボランチを最低1枚は置くはず。遠藤航と守田(英正)のコンビか、台頭してきた田中碧を使うか。遠藤航が軸だと思いますが、(昨年11月の)オマーン戦でイエローカードをもらっているので、万が一累積警告による出場停止でサウジアラビア戦に出られないとなればかなり痛い。中国戦でのイエローカードは回避しないといけない。森保監督の中でメンバーは決まっているはずですけど、どういうふうにしたいのかフォーメーションを含めて想像しづらい。バランスを考えれば、4-2-3-1で遠藤と田中のダブルボランチに落ち着きそうです」

— 攻撃陣は大迫と伊東の2人は手堅くスタメンか

 CBとともに気になるのが、攻撃陣の組み合わせだ。招集メンバーの変化で言えば、MF久保建英(マジョルカ)が昨年9月以来の復帰をしたくらいで、FW大迫勇也(ヴィッセル神戸)、MF伊東純也(ヘンク)が手堅くスタメンに名を連ねそうだ。

「中国戦では(前田)大然とか使ってほしいところです。サウジアラビアはスピードもあるので大迫でいいかなと思いますけど、中国相手なら大然は1人でぶっちぎって行ける気がしますし、速い選手を前に置けば得点が取れそうです。戦術的なことで言えば、原口(元気)も応えてくれるタイプですが、ただ、森保監督の中で大迫と伊東は堅いでしょう。伊東が外せないので、右サイドで使いたい久保とか堂安(律)がもったいないですね。流れを変えられる切り札が必要になると思います」

 昨年9月にアウェーで行われた中国戦は、ボール支配率70%を記録しながら、前半40分に生まれた大迫のゴールのみで1-0と辛勝だった。相手は李霄鵬(リー・シャオポン)新監督に代わっており、戦い方に変化が生じることも考えられる。栗原氏はリクス管理を鍵に挙げる。

「中国は帰化選手もいて、油断できない相手です。堅くブロックを作ってカウンターを狙ってくる可能性があるので、バランスを崩さないで攻撃しないといけなくて、攻めあぐねてカウンター一発が一番怖い。早い段階で1点とれば、2点、3点と行けるはず。1点取るまでが勝負です。守備的に行けとは言いませんが、リスク管理をした勝ちに行く戦いが重要になると思います」

 2月1日のW杯アジア最終予選第8節のサウジアラビア戦に弾みをつけるためにも、中国にはしっかりと勝利しておきたいところだ。

 
 
2022/01/28 「SBは代役CBに支えられていた」 森保Jが中国戦で露呈した懸念材料を元日本代表DFが指摘 | フットボールゾーン

— 【栗原勇蔵の目】吉田と冨安の代役CBを務めた谷口&板倉を評価

 森保一監督率いる日本代表は、1月27日に行われたカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第7節中国戦で2-0と勝利した。FW大迫勇也(ヴィッセル神戸)の先制PK、MF伊東純也(ヘンク)の最終予選3試合連続ゴールで勝ち点3は手にしたものの、FIFAランク74位の相手に2得点止まり。W杯最終予選経験者の元日本代表DF栗原勇蔵氏は、勝利を評価しつつも、「ポジティブに受け入れづらい」と見解を示した。(取材・構成=FOOTBALL ZONE編集部)

   ◇   ◇   ◇

 キャプテンのDF吉田麻也(サンプドリア)、DF冨安健洋(アーセナル)の守備の要2人を欠いた日本は4-3-3システムを継続し、センターバック(CB)の代役にDF谷口彰悟(川崎フロンターレ)とDF板倉滉(シャルケ)を起用してスタート。右サイドに入った伊東を中心に攻撃を仕掛けていく。

 日本は前半11分、右サイドで背後に抜け出した伊東がマイナスのクロスを送ろうとしたところで中国DFワン・シェンチャオがハンドの反則。PKが与えられ、これを大迫がゴール右へ冷静に蹴り込んで先制点を奪った。

 その後もチャンスを作りながら1-0で前半を折り返したなか、森保監督は後半13分にFW前田大然(セルティック)とDF中山雄太(ズウォレ)を投入。するとその3分後、左サイドから中山が相手の配置の間に落とす正確なクロスを供給。そこにファーサイドから入り込んできた伊東がヘディングシュートを決めて待望の追加点を挙げた。

 後半28分には最終予選中の累積警告を1枚持っているMF遠藤航(シュツットガルト)に代えてMF久保建英(マジョルカ)を投入。キャプテンマークはGK権田修一(清水エスパルス)に託された。中国から攻撃を受ける場面は多くなかったが、日本は無失点のまま試合を2-0で締めくくった。

 栗原氏はまず、「中国に完封で勝てたのは一番やらなきゃいけないこと」と勝ち点3の結果を評価。代役CBを務めた谷口と板倉について「CBは安定していました。中国に多くのチャンスは作らせず、終始落ち着いて守備をしていて、2人の特徴であるビルドアップでもいいリズムでつけていた。前の選手も連動しやすさがあって、最近の試合では一番流れはあったと思います」と振り返った。

— 両SBの低調ぶり、伊東頼みの攻撃を懸念

 もっとも、「2-0で試合の流れも悪くないけど、可もなく不可もなくの(10点満点の)6点」と栗原氏は続け、まずはDF長友佑都(FC東京)とDF酒井宏樹(浦和レッズ)の出来について触れた。

「長友と酒井は目立ったプレーもなく、CB2人に支えられていたのはむしろサイドバック(SB)だったと思います。酒井の場合は前に伊東がいるので、守備優先で前に当てとけばいいところがありますが、左は前が南野なので連係が必要になってくるなかで、長友がうしろから上がってくるなど連係も少ない。プレー的に後手後手です」

 後半13分に長友に代えて投入した中山がアシストを記録し、結果的には森保監督の采配が的中したように見える。しかし、栗原氏は、伊東を中心した攻撃を含めて、懸念材料を指摘する。

「長友のスタメン起用に関しては、総合的に見ての判断だとは思いますが、ファン・サポーターの方が疑問符を付けるところもあるでしょう。普通に見れば、中山の途中起用が当たったと見えますけど、これまでの采配を踏まえて、『最初から(中山を)使えばいいじゃん』とポジティブに受け入れづらい感は否めません。

 また、相手がスカウティングしているなかであれだけチャンスを作ったり、ゴールを決めているので伊東は今欠かせないですが、サウジアラビア相手に伊東一辺倒で行けるかは微妙です。堂安(律)、久保を使いたいけど伊東とポジションがかぶるし、中盤3枚(遠藤、田中碧、守田英正)のバランスがいいのでイジリづらい。選手のタレントの割にはチーム力のプラスαが出てこないのが苦しいところです」

 森保ジャパンは「山場」である2月1日のW杯最終予選第8節サウジアラビア戦に勝利し、本大会出場を手繰り寄せられるだろうか。

 
 

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