【試合結果Webニュースまとめ(3△3)】2021/3/7(日)13:00KO J1第2節 横浜F・マリノスvs.サンフレッチェ広島F.C@日産スタジアム



 
 

アンカー(目次)

1.横浜F・マリノスオフィシャルサイト
2.Jリーグ.jp
3.Twitter / Istagram
4.ハイライト動画
5.Webニュースログ
6.今週の他会場など

横浜F・マリノス オフィシャルサイト

明治安田J1 第2節 横浜F・マリノス vs サンフレッチェ広島 試合レポート | 横浜F・マリノス 公式サイト

監督コメント

アンジェ ポステコグルー
「素晴らしいサッカーができていましたし、試合も支配していました。ただ、あのような形で自分たちが点を与えてしまうとすごく難しい状況になってきますが、選手たちは素晴らしいパフォーマンスを見せてくれたと思います。」

選手コメント

前田 大然
「先日のルヴァンカップでチャンスを逃したのでやっぱりリーグ戦で決めたいという思いがありました。しっかり点を決められてよかったです。

(ゴールを振り返って)相手DFはあまり足が速くないと聞いていたので、自分の持ち味スピードが生きた形で上手くゴール決まりました。2点目は、あまり覚えていなくて、ボールに突っ込んだという感じでした。

前半に失点してしまったのが試合に大きく影響したと思います。やはりしっかりゼロで抑えて攻撃陣がもっと点を取れば勝てると思うので、連戦ですし、しっかり切り替えて次戦に臨みたいです。」

 
 

Jリーグ.jp

【公式】横浜FMvs広島の試合結果・データ(明治安田生命J1リーグ:2021年3月7日):Jリーグ.jp
 └ 入場者数 4,906人

監督コメント

アンジェ ポステコグルー監督

良いゲームでした。素晴らしいサッカーができましたし、自分たちが支配した内容でした。選手たちも素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。ただ、自分たちが与えた形になると難しい状況にはなります。

--後半2アシストした渡辺 皓太の投入で流れが変わりましたが、どのような狙いだったのでしょうか。
岩田(智輝)が前半最後に足を痛め、ハーフタイムにチェックしたのですが、やっぱり続けられないということだったので交代させました。前半から支配していましたし、後半は相手が後ろに下がった状態だったので、より支配したと思います。渡辺が入ったことで試合がコントロールできましたし、良い仕事をしてくれました。

--前田 大然選手が1試合2ゴールを挙げました。評価を聞かせてください。
前田は本当に良いレベルでサッカーができています。彼が出た試合はすべて内容が良い中でゴールに結びつかなかったのですが、川崎F戦も流れを変えてくれましたし、仙台戦も良いパフォーマンスを見せてくれていました。今日は2点決めて、良い働きをしてくれたので良い状態だと感じています。

選手コメント

前田 大然

--2つの得点シーンを振り返ってください。
1点目はイーブンのボールをうまくコントロールできて流し込めました。2点目は周りの状況を見ずに突っ込んでいった感じだったので、良いボールが来て良かったです。

--今季初めての左ウイング起用でした。どのような部分を意識して試合に入ったのでしょうか。
今年はトップとワイドの両方をやると思っています。どちらで出てもいいように準備はしていたので、こういう結果につながって良かったです。左ウイングはマリノスでは張ることを求められますが、僕は張るのがあまり得意ではありません。去年と同じようにやっていたら自分でもうまくいかないと思っていたので、うまく中に入りながら自分の良さを出そうと考えていました。

--今日のスプリント回数が43回とズバ抜けています。走ることで意識されている点を教えてください。
チームが勝つために必要な守備をしていて、それが無意識にできていると感じています。

オナイウ 阿道

前半は自分のミスで相手ボールになってしまうことも多かったので、反省しないといけません。チームとしても不運な形で失点したので、切り替えて自分のやることを明確に後半に入りました。2点差だったので、1つゴールを取ることで流れを持ってこられると思っていました。FWとしてシュートを打ち、攻撃で起点になってゴールを失わないことを意識しました。

--チーム2点目のゴールシーンを振り返ってください。
その前にも何度か(渡辺)皓太からボールが来そうなタイミングがありました。そして、少しマイナス気味にボールが来て、うまく反応して後ろ向きでしたが、ゴール前でボールも良いところに置けていたので、シュートを打った選択が正しかったと感じています。

--1トップでマークがキツかったと感じましたが、どう対応されましたか。
試合が進む中でそれを感じないといけません。流動性を持って、プレーが切れた中で話し合いながらプレーすることができたら前半から修正できたはずです。もっと前に行くことを意識すればもっと良くなると思いますし、自分の起点の質を上げていきたいです。

 
 

Twitter / Istagram


 
 


 
 

ハイライト動画


ハイライト|J1リーグ第2節|vsサンフレッチェ広島 – YouTube
 
 

ネットニュース・Weblog

スポーツニッポン

横浜前半劣勢も…前田2発などで追いつきドロー ポステコグルー監督「最高のサッカー」と評価― スポニチ Sponichi Annex サッカー

 横浜はJ1のホーム開幕戦を広島と戦い、3―3で引き分けた。前半27分までに2点を追う苦しい立ち上がりとなったが、東京五輪世代のFW前田大然(23)の2得点、途中出場のMF渡辺皓太(22)の2アシストなどで追いついた。01年以来20シーズンぶりの開幕戦2連敗を回避。アンジェ・ポステコグルー監督(55)は「最高のサッカーを繰り広げてくれた」と手放しで褒めた。

 今季2桁得点を目標に掲げる前田は、前半34分に今季公式戦初ゴールを挙げた。ハーフライン手前からMF岩田智輝(23)が放ったロングボールに抜け出し、DF2人の間で収めて右ネットに蹴り込んだ。2―3の後半22分には渡辺の右クロスからダイビングヘッドで同点弾をマーク。「ルヴァン杯ではチャンスを逃したので、リーグ戦で決めたいという思いがあった」と振り返った。

ニッカンスポーツ

横浜、ホーム開幕戦は広島と引き分け/横-広2節 – J1 : 日刊スポーツ

横浜F・マリノスは、ホーム開幕戦でサンフレッチェ広島と引き分けた。

前半は広島が優位に試合を進めた。13分にFWジュニオール・サントスのPK弾で先制すると、27分にはFKの流れからMF東が追加点を奪った。34分には横浜FW前田に1点を返されたが、前半ロスタイムにはFWドウグラス・ヴィエイラがPKを決めて、3-1とリードして前半を折り返した。

後半は横浜が動いた。4分に交代でボランチを岩田から渡辺に変更すると、直後の9分に渡辺のクロスからFWオナイウが技ありシュートを決めて1点差に迫った。22分には再び渡辺のクロスから、今度は前田が頭で合わせて同点に追い付いた。

終盤はどちらに転んでもおかしくない展開だったが、両者決定力を欠き、勝ち点1を分け合った。

 
 
横浜前田スピード生かし2発「相手DF足速くない」 – J1 : 日刊スポーツ

横浜F・マリノスはFW前田大然(23)の2得点などでサンフレッチェ広島と引き分けた。

0-2の前半34分、前田が技ありの一発で反撃ののろしを上げた。DF岩田からロングフィードを受け、持ち前のスピードで相手DF1人をかわすと、さらに1人を背負いながら反転してシュートを決めた。「相手DFは足が速くないと聞いていたので、スピードが生きるかなと思った。うまくいった」。2-3で迎えた後半22分には、MF渡辺の左クロスをダイビングヘッドで仕留めた。

今季はスピードが生きる左ウイングや、中央のFWとして期待がかかる。開幕戦ではポジションを争う高卒ルーキーMF樺山に話題をさらわれたが、ポステコグルー監督はこの日2得点の前田について、「彼が出た試合は内容もいい。(途中出場した開幕戦の)川崎F戦でも流れを変えたし、(3日のルヴァン杯)仙台戦もよかった。今日もいい働きをしてくれた」と高く評価した。

 
 
広島VAR恩恵もロスタイム前半で9分 運営に課題 – J1 : 日刊スポーツ

サンフレッチェ広島は前半3-1と2点のリードを守りきれず、2戦連続の引き分けで今季初勝利を逃した。

横浜F・マリノスとのアウェー戦で前半13分にFWジュニオールサントスがPKを決めて先制した。27分にはFKから連続シュートで最後はこぼれ球をDF東が押し込んで2点目。1点を返されたが後半ロスタイム9分、VAR(ビデオアシスタントレフェリー)判定で相手のハンドが確認され、得たPKをドウグラスヴィエイラが決めて3点目と優位に進めた。

しかし、後半開始直後の9分に1点差に迫られると、流れは一変した。勢いに押し込まれる展開で22分に追いつかれ、そのまま何とか勝ち点1は手にした。

開幕戦のベガルタ仙台戦も、1点リードの後半45分に失点で勝ち点3を逃している。城福浩監督(59)は「いくつか課題があった。そこは修正していきたいが、アウェーで力のあるマリノスを相手に勝ち点1を持ち帰れることは評価したい」と強気に前を向いた。

前半に2度のVAR判定があった。ロスタイムの場面と東の2点目がオフサイドかどうか。いずれも広島に有利な結果となり、得点に結びつけたが、前半だけでロスタイム9分と時間を要した。城福監督は「自分たちに有利不利は関係なく、映像で見極めることで私はスッキリしている」と肯定的にとらえた。

事態を想定したわけではないが、試合前の両チームの合意で給水タイムをとらなかった。「連続したサッカーの時間を見せたかった」と城福監督は意図を説明。一方でVARで滞った時間があり、判定の速さも含めて今後の運営への課題も示した。

サンケイスポーツ

横浜Mと広島、両者3ゴールずつの白熱した打ち合いはドロー決着 – サッカー – SANSPO.COM(サンスポ)

 明治安田生命J1リーグは7日に第2節が行われ、横浜F・マリノスとサンフレッチェ広島が対戦した。

 王者・川崎フロンターレとの開幕戦(0-2)を落としたものの、3日のルヴァン・カップ(vs仙台:1-0)で今季初勝利を挙げた横浜M。日産スタジアムでの今季初陣では、マルコス・ジュニオールの他、仲川、前田、オナイウが前線に並んだ。一方開幕から2戦連続で引き分けている広島は、古巣対戦となったジュニオール・サントスがドウグラス・ヴィエイラと2トップを組んで敵地での一戦に臨んでいる。

 開始20秒で前田が枠内シュートを放つなど、序盤は横浜Mが積極的な入りを見せる。しかし、先制したのは広島。12分にビルドアップの場面でチアゴ・マルチンスからエゼキエウがボールを奪うと、自陣ボックス内でPKを獲得。これをジュニオール・サントスが沈めて先制に成功する。さらに27分、青山のFKからチャンスを作ると、跳ね返されたボールをドウグラス・ヴィエイラがダイレクトシュート。GKオビが抑えきれずに前にこぼすと、最後は東が押し込んだ。アウェイチームが2点をリードする。

 2点を奪われた横浜Mだったが、34分に1点を返すことに成功。前線に出したややアバウトなロングパスに反応した前田がスピードと強さを見せてマイボールにして、そのままネットを揺らす。その直後には扇原が枠のわずか上へ外れるミドルシュートを放ち、FKから畠中のヘッドが枠内へ飛ぶなど、横浜Mが主導権を握り始める。

 しかし前半アディショナルタイム、自陣ボックス内で手を広げていた松原の腕にボールが当たり、VARレビューの結果PK判定に。これを今度はドウグラス・ヴィエイラに決められ、横浜Mは2点ビハインドで前半を折り返すこととなった。

 劣勢の横浜Mは49分に岩田を下げて渡辺を投入。すると54分、渡辺のクロスから仲川が触り、オナイウが反転からシュート。GK大迫の手を弾きながらネットを揺らす。オナイウの公式戦2試合連続ゴールで、ホームチームが再び1点差に詰め寄った。オナイウは57分にも強烈なミドルを放つなど、広島に脅威を与える。

 すると67分、左サイド深い位置を取った渡辺がクロスを送ると、飛び込んだ前田がヘッドで飛び込んでゴール。前田のこの日2点目で、ついに横浜Mが同点に追いついた。

 終盤はオープンな展開になり、互いに相手ボックス付近でチャンスを作るシーンが増えていく。81分、横浜Mは前田に代えてエウベルを投入。今季新加入のブラジル出身アタッカーにゴールを託す。背番号7はいきなり左サイドを突破し、86分には惜しいヘッドを放つなど、見せ場を作った。

 しかし、その後はゴールが生まれず。打ち合いとなった一戦は、3-3のドロー決着となった。横浜Mにとってはリーグ戦今季初の勝ち点を手に。広島は公式戦3試合連続のドローとなった。

スポーツ報知

【横浜M】苦しい3失点もなんとかドロー 東京五輪世代前田大然が2ゴール : スポーツ報知

 横浜Mはホームで広島と3―3で引き分けた。互いに初勝利を目指す一戦は点の取り合いとなった。前半のうちに3失点を喫したが、後半9分にFWオナイウ阿道、同22分にFW前田大然がこの日2点目となる同点弾。敗れれば20年ぶりとなる開幕2連敗だったが、なんとか勝ち点1を手にした。

 立ち上がりから流れをつかんで敵陣に攻め込んだが、前半13分。DFチアゴマルチンスがPKを与えてしまい、これを今季から広島に移籍したFWジュニオールサントスに決められる手痛いスタート。同27分にはフリーキックのこぼれ球を押し込まれ0―2。すると同34分にMF岩田智輝のパスから、前田がペナルティーエリア手前でDFとの競り合いに勝ち、GKとの1対1を右足で決めた。しかし1点差で折り返すと思われた前半アディショナルタイム、VAR判定の結果DF松原健がエリア内でのハンドを取られ、またもPK。3失点目を許した。

 後半早々にMF渡辺皓太を投入。同9分に渡辺からの右クロスをオナイウが受け、反転して左足シュート。再び1点差に迫ると同22分、渡辺の折り返しに前田が頭で合わせ、同点とした。その後は4点目を狙うべく、けがから復帰した新加入ブラジル人FWエウベル、高卒ルーキーMF樺山諒乃介らをピッチに送ったが、勝ち越しはできず。白星とはならなかったが、ポステコグルー監督も「ハードワークができる」と絶賛する前田が攻守において活躍。苦しい展開から勝ち点1を獲得した。

 
 
【横浜M】3失点もFW前田大然の2ゴールでドロー 同点弾は「何もわからず突っ込んでいた」 : スポーツ報知

 横浜Mは本拠で広島と3―3で引き分けた。互いに初勝利を目指す一戦は点の取り合い。前半27分までに0―2と苦しい展開となったが、同34分に相手DFとの競り合いに勝ったFW前田大然が落ち着いて右足シュートを決め1点差に。 前半終了間際にPKを取られ再び2点差に開いたが、後半早い時間でMF岩田智輝の負傷によりピッチに立ったMF渡辺皓太が存在感を発揮。後半9分にFWオナイウ阿道の得点を演出すると、同22分には深い位置からマイナスのパスを送る。前田が「何もわからず突っ込んでいた」と頭で合わせ、無我夢中で2点目となる同点弾を決めた。

 チームは終盤も相手ゴールまで迫ったが、あと一歩及ばず。それでも厳しい点差を同点とし、貴重な勝ち点1を手にした。前田は今季初得点で「結果につながって良かった」。左ウィングでの出場だったが、「中に入りながら自分の良さを出そうと」積極的に内側にもポジションを取り、攻守においてハードワーク。チームの勝利を目指した走りで今節のリーグトップとなるスプリント回数43回をたたき出し、ポステコグルー監督も前田について「良いレベルでサッカーができている」と満足そうな表情を浮かべた。

 東京五輪も控える今シーズン。昨季23試合3得点に終わった前田は、代表も見据えたうえで今季2ケタゴールを目標に、目の前の一戦一戦に臨んでいる。「まずはチームが勝つことを重点的に考えて」と23歳のストライカーは勢いを止めない。

 攻撃サッカーを掲げるチームにおいて、前田やオナイウの爆発力が大きなカギを握る。指揮官は、失点で難しい状況にしてしまったことを悔いたが、「良いゲームだった。素晴らしいサッカーもできたし、ほとんどゲームを支配した」と選手たちをたたえた。この日はけがから復帰した新加入ブラジル人FWエウベルも途中出場で初めてピッチに立った。ゴール前でヘディングを放つ決定機を迎えるなど上々のデビューを果たし、「コンディションが整えば、前での仕事でも脅威となってくれる。自分は楽しみにしている」と今後への期待を寄せた。前線での競争が激しくなることで、チームも強さを増すに違いない。

サッカーダイジェスト

【J1採点&寸評】横浜3-3広島|貪欲な姿勢で2発の前田大然がMOM!18歳ルーキーは今節も果敢な仕掛け | サッカーダイジェストWeb※一部抜粋

【チーム採点・寸評】
横浜 5.5
前半はミスが多く、2度のPK含む3失点。後半には持ち直したが、逆転には一歩届かなかった。

広島 5.5
2点差をセーフティリードにできず。全体的に出足が遅く、後半に大失速しての引き分けなら御の字か。
 
 
【横浜|採点・寸評】
GK
31 オビ・パウエル・オビンナ 5.5
開幕戦と同じくシュートセービングは及第点以上。それだけに流れを失うフィードミスがいただけない。

DF
27 松原 健 5
振り上げていた手にボールが飛んできてVAR判定の末にPKを与える。不運というしかなかった。

13 チアゴ・マルチンス 5
自陣ペナルティエリア内での切り返しを相手に奪われ、結果としてPK献上。あまりにもお粗末だった。

4 畠中槙之輔 5.5
空中戦で強さを発揮し、CKから惜しいヘディングも放った。守備のオーガナイズもまずまず。

5 ティーラトン 5
得意なはずのパスが何度も相手に引っかかりリズムに乗れず。本調子に戻るのは暖かくなってからか。

MF
6 扇原貴宏 5.5
守備での集中力と出足の鋭さはあったが、攻撃のテンポを作るという点での仕事量には不満が残る。

24 岩田智輝 6(49分OUT)
3日のルヴァン杯仙台戦に続いてボランチとして強さと技術を見せた。負傷の影響で後半早々にベンチへ。

10 マルコス・ジュニオール 5(73分OUT)
2点を先行される展開になって気性の荒さが表に。空回りの原因となり、本来の良さを出せなかった。

FW
23 仲川輝人 5(73分OUT)
右サイドで攻撃の起点を作っていたとはいえ、彼自身の能力を考えるとトップフォームには程遠い。

45 オナイウ阿道 6
強引なだけでなくしなやかさもあるゴール。ただしポストプレーであっさり奪われるシーンも多かった。

38 前田大然 6.5(81分OUT)
アグレッシブさの象徴として相手ボールを追いかけ、貪欲な姿勢で意味のある2ゴールを挙げた。

交代出場
MF
26 渡辺皓太 6.5(49分IN)
得点を奪わなければいけない状況でエンジン全開。高い位置まで侵入してチーム3点目をアシストした。

FW
18 水沼宏太 5.5(73分IN)
逆転を狙った時間での出番だったが、伝家の宝刀の右足クロスは惜しくもゴール前の味方と合わず。

FW
35 樺山諒乃介 5.5(73分IN)
18歳らしい積極的な仕掛けとシュート意欲は素晴らしい。あとは決め切る精度が求められる。

FW
7 エウベル -(81分IN)
ボールを受けて前へ運び、さらにヘディングの決定機も。Jデビューとしてはまずまずの内容だろう。

監督
アンジェ・ポステコグルー 5.5
負傷者が復帰しつつある状況で4-3-3を選択。前田やオナイウが結果を残したのは好材料だろう。

 
 
横浜、ホーム開幕戦は壮絶な撃ち合いで広島と3-3ドロー。前田大然の2発などで2点ビハインドを追いつく | サッカーダイジェストWeb

— 横浜が2点差を追いつく。

 J1リーグは3月7日、2節の横浜F・マリノス対サンフレッチェ広島の1試合が行なわれた。

 開幕戦で昨季王者の川崎フロンターレに敗れた横浜のホーム開幕戦。広島を本拠に迎え、前節の敗戦から立て直しを図りたい試合ではあったが、立ち上がりから広島に押し込まれる展開に。13分にはDFチアゴ・マルチンスのミスからPKを献上し、これをジュニオール・サントスに決められ先制を許すと、さらに27分にはGKオビ・パウエル・オビンナのファンブルを東俊希に押し込まれ2-0。直後に前田大然のゴールで1点差とするものの、前半アディショナルタイムに再びハンドでPKを献上して、これをドウグラス・ヴィエイラに決められ1-3で前半を折り返した。

 後半、横浜は54分に渡辺皓太からのクロスでチャンスを広げると、オナイウ阿道が混戦から粘り強く押し込み、再び1点差に。さらに67分には渡辺のクロスを前田が鮮やかなヘディングシュートでネットを揺らし、ついに同点に追いついた。

 その後はともに相手ゴールに迫るものの決め手を欠き、3-3でタイムアップ。ともに勝点1ずつを分け合った。横浜は今季初勝利とはならず。一方の広島も開幕から2分けとなっている。

 
 
【J1第2節PHOTO】横浜3-3広島|前半で3失点を喫するも…前田2ゴール&オナイウ2試合連続弾で横浜が追いつきドロー決着! | サッカーダイジェストWeb

サッカーキング

激戦はドロー決着…横浜FM、2点ビハインドを背負うも前田の活躍で勝ち点1 | サッカーキング

 7日、明治安田生命J1リーグ第2節横浜F・マリノス対サンフレッチェ広島が行われた。

 『日産スタジアム』でのホーム初戦を迎えた横浜FMは、開幕節では敗れたものの、3日のルヴァン杯グループステージ第1節で今シーズン初勝利。今節はリーグ戦初勝利を目指す。一方の広島も、ここまで公式戦2試合で2引き分けと勝利がない状況。古巣との対戦となったFWジュニオール・サントスを先発起用し、アウェイでの白星を掴みにいく一戦となった。

 先にチャンスを迎えたのは横浜FM。スピードに乗ったドリブルで敵陣ペナルティエリア左へ進入したFW前田大然が、左足でシュートを放った。これは相手GKに防がれるものの、開始20秒ほどで横浜FMがオープニングシュートを放つ。

 その後、序盤は横浜FMが積極的にボールを動かしていく展開も、広島も組織的なディフェンスで対応。すると12分、敵陣ペナルティエリア内でDFチアゴ・マルチンスからボールを奪い身体を前に入れたFWエゼキエウが、そのT・マルチンスからファウルを受けPKを獲得。これをJ・サントスがゴール中央やや左へとシュートを突き刺し、広島が先制に成功する。

 幸先よくリードを奪った広島は、27分に追加点を挙げる。ドリブル突破を試みたJ・サントスが倒され敵陣中央右でFKを獲得すると、MF青山敏弘が右足でゴール前へ浮き球のパスを供給。一度はクリアされるものの、ペナルティエリア内からFWドウグラス・ヴィエイラが右足でシュートを放つ。ゴール前の混戦の中でGKオビ・パウエル・オビンナはなんとか反応を見せたが、そのこぼれ球をDF東俊希が押し込んだ。

 2点のビハインドを背負った横浜FMだが、34分に1点を返す。MF岩田智輝が前線中央へ浮き球のパスを供給すると、待っていた前田が相手DFに競り勝ち前を向く。前田は対峙した相手GKの位置を見極め、右足でゴール右へとボールを流し込んだ。広島のリードは1点となる。

 このままスコアが動かずハーフタイムを迎えるかと思われた前半アディショナルタイム、横浜FMのDF松原健が自陣ペナルティエリア内でハンドを犯したとしてVARの判定に。オンフィールドレビューの結果広島に再びPKが与えられ、今度はD・ヴィエイラがゴール左へシュートを決めた。試合は1ー3となりハーフタイムを迎える。

 迎えた後半、ネットを揺らしたのは横浜FMだった。54分、敵陣深く右サイドからクロスが入ると、ボールはゴール前中央で待っていたFWオナイウ阿道へ。オナイウは反転しながら左足でシュートを放つと、ボールは相手GKの手に触れながらもゴールへと収まった。

 1点を返した横浜FMは、サポーターの拍手を背にその勢いを増していく。67分、敵陣ペナルティエリア左へ進入したMF渡辺皓太が鋭い切り返しで相手DFを剥がすと、右足で柔らかいクロスを供給。これを中央で待っていた前田がダイビングヘッドでゴールへと突き刺し、ついにスコアは同点となる。攻守に貢献する前田は、この日2点目を記録した。

 激しい点の取り合いとなり次の1点の行方に目が離せない展開となるが、結局試合はこのまま終了。勝ち点1を分け合う結果となり、共に今シーズン初勝利はお預けとなった。次節、横浜FMはアウェイでアビスパ福岡と、サンフレッチェ広島はホームで北海道コンサドーレ札幌とそれぞれ対戦する。

サッカーマガジンWEB

横浜FM対広島は点の取り合い、奪い合い。互いに譲らず3-3のドローで決着◎J1第2節 – サッカーマガジンWEB

— 本当にいいゲームでした(ポステコグルー監督)

 先手を取ったのは、アウェーの広島だ。1点目は敵陣深い位置でチアゴ・マルチンスにエゼキエウがプレッシャーをかけてボールを奪うとボックス内で倒されてPKを獲得。これを古巣相手にジュニオール・サントスが決めた。

 2点目はFKの流れから奪う。青山の入れたボールを佐々木が折り返したが、畠中にクリアされた。だが、そのボールをD・ヴィエイラが拾ってシュート。密集を抜けてGKの正面を突いたボールをオビがハンブルし、こぼれ球を東が蹴り込んで、広島は2-0とリードを広げた。前半30分までは広島が優勢。開幕戦、ルヴァンカップ初戦と2戦続けて引き分けており、勝利への意欲を感じさせる立ち上がりだった。

 ホームの横浜FMが流れをつかむのは、前田が独力でネットを揺らしてからだった。34分、岩田が前線に送った浮き球パスを、相手DF荒木、野上と競り合いながらも強引に収めて裏に抜け出す。GKと1対1の状況をつくると、冷静にゴールに流し込み、1点を返した。それまでも前田はプレスやプレスバックでチームに貢献していたが、この得点はチームに活力を与えることになった。

 以降は攻める横浜FM、守る広島の構図になっていく。ところが、次の1点を取ったのは、またも広島の方だった。前半のアディショナルタイムに、横浜FMが再びPKを献上することになったのだ。広島のFKの場面で右サイドから青山によって送られたボールが、ボックス内の混戦の中ではねて横浜FMの右サイドバック、松原の手に当たる。オンフィールドレビューの結果、PKの判定が下った。これをD・ヴィエイラが冷静に沈めて、広島が再びリードを2点とした。

 前に出るしかなくなった横浜FMは後半、さらに攻撃姿勢を強めた。前半30分過ぎからポゼッションを高めていたが、足を痛めた岩田に代えて渡辺をボランチに投入したことが、ギアを一段上げるきっかけになった。3トップに積極的に絡むそのプレーが攻撃の活性化を促したのだ。

 追撃弾は、54分。右サイドで粘った渡辺がクロスを上げると、ボックス内で待っていたオナイウが相手DFを背負いながらも収めて反転シュート。1点差に詰め寄る。さらに67分、今度は左のハーフスペースに走り込んだ渡辺がティーラトンのパスを受けてボックス横から進入し、寄せてきた浅野をかわしてクロスを供給。前田がダイビングヘッドでネットを揺らした。その後も互いに激しく攻め合ったが、スコアは動かず、試合は3-3で決着した。

「先行するゲームだったので、しっかり崩されない守備というものの時間をもっと長くしたかった。相手がリスクを背負ってきたところをさらにカウンタ―を仕掛ける展開に持ち込めなかったことは反省しています。ただアウェーで力のあるマリノスから勝ち点1を持って帰れるのは選手全員が勝ち点の意識を強く持って戦ってくれた成果だと思います」

 こう話したのは追いつかれる格好になった広島の城福浩監督だ。一方、追いつく形になった横浜FMのポステコグルー監督は試合を次のように総括した。

「本当にいいゲームでした。素晴らしいサッカーができていた。ほとんどの場合、自分たちがゲームを支配した内容でした。自分たちが点を与えてしまうような形となり、それでは難しい状況にもなる。ただ、選手たちは素晴らしい素晴らしいパフォーマンスを見せてくれたと思います」

 攻撃姿勢を発揮し、点を取り合ったゲーム。両指揮官とも手にしたのは勝ち点1だが、今後に向けては大きな収穫があったと強調した。横浜FMは次節、中2日でアビスパ福岡とアウェーゲームを戦い、広島はホームで札幌と対戦。ともにリーグ戦初勝利を目指す。

取材◎佐藤 景

 
 
【横浜FM】F・マリノス流から自分流に変えて羽ばたいた前田大然「やりやすいようにやった結果です」 – サッカーマガジンWEB

— 外に張るのはあまり得意じゃない

 昨季は左ウイングという役割を消化できず、その持ち味を出し切れなかった前田が、この日は試合のスタートから躍動感を感じさせた。強い意欲は開始20秒のプレーに表れる。アバウトなフィードをオナイウ阿道が頭で落とし、それを拾って一気に加速。ボックスまで到達し、シュートを放った。ボールはGK大迫敬介の正面を突いたが、前田のこの試合に懸ける意欲を感じさせた。

 昨年はシーズン途中に加入したが、今季は完全移籍を果たし、F・マリノスの一員として始動。「今年はキャンプの最初からできていますし、言い訳は通用しないと思っています。チームが求めてることをしっかりやった上で、ゴールだったりアシストだったり、結果を残していきたい」と本人は強い意気込みでシーズンに臨んでいる。

 その思いが結実するのは、前半34分だった。広島に2点のリードを許し、追いかける展開の中で、前田が特長を発揮した。岩田智輝が前線に送った浮き球めがけて加速。その迫力に焦ったか、広島のCB荒木隼人はヘディングでクリアできず、ボールはピッチで大きくバウンドした。広島の右サイドバックの野上結貴がキープしようとするところへ、前田は強引に体をねじこみながら反転。そのまま裏へ抜け出して、冷静にゴール右に蹴り込んだ。

「相手のイーブンのボールをうまくコントロールできて、落ち着いて決められたかなと思います」

 落下点に誰より早く到達するスピード。当たり負けしない体の強さ。そしてGKの位置を見極めて決めたシュート。独力でゴールをこじ開け、劣勢だったチームのスイッチを入れた。

 この日の前田はこれだけでは終わらなかった。2-3という状況で迎えたゲームの中盤。67分に再びネットを揺らす。左サイドを突破し、ボックス内にまで到達した渡辺のクロスに頭から飛び込み、ヘッドで同点ゴールを決めたのだ(3-3)。

「まったく中の状況を見ずに突っ込んでいった感じだったので、良いボールが来てよかったです」と本人は振り返ったが、あの瞬間にゴールのにおい嗅ぎ取り、あの場所に移動し、そして相手より先にボールに触ったことが素晴らしい。しかも、しっかり枠内にヘディングを決めた。

「マリノスのウイングはどちらかといったら(外に)張るんですけど、僕は張るのはあまり得意じゃないので、自分のやりやすいようにやろうと。それがこういう結果になったのかなと思います」

「たぶん去年のようにやっていたら、うまくいかないと思っていたので。うまく中に入りながら自分の良さを出そうと思ってやっていました」

 必要とあらば自陣深くまで戻り、守備で貢献する前田も、ボールを前線へと運ぶ前田も、チームにとっては不可欠な存在だ。ただ、その魅力が最も表現され、そしてそのプレーが勝利に直結するのは、ゴールを決める前田だろう。

 F・マリノス流から前田流へと修正を加えた左の翼が、これからはチームの大きな武器になりそうだ。

取材◎佐藤 景

 
 
【横浜FM】2試合連続ゴールのオナイウ阿道が進む「本当のストライカー」への道 – サッカーマガジンWEB

— やることを明確にして後半に入った

 前半、センターフォワード(CF)としてプレーするオナイウ阿道は、前線でくさびのパスを何度も受けた。だが、なかなか収めることができず、攻撃の起点になり切れなかった。横浜FMの攻撃がうまく機能しない一因にもなってしまった。

「前半は本当に自分のミスで相手のボールになってしまうことが多かった。そこは反省しないといけないし、チームとしても少し不運な形で失点したので、切り替えて、自分のやることを明確にして意識しながら後半に入りました」

 不甲斐なさを自覚し、後半を臨むにあたってオナイウはやるべきことを整理した。収めて展開して、ゴールを狙う。その思いは、後半開始から10分と経たずに実ることになった。右サイドで粘った渡辺皓太のクロスをボックス内で相手DFを背負いながら収める。そこから間髪入れずに左に反転してシュート。広島のGK大迫敬介の左手を弾いて、ボールはゴールへ吸い込まれた。

「まだまだ2点差があったので、まずは一つゴールを取るということを考えていました。一つ返すことで流れを持って来れると思ったので。その中でFWの選手としてシュートを打つということと、攻撃でしっかりと起点になってボールを失わないということを意識していました」

「少しマイナス気味にボールが来ました。うまく反応して、後ろ向きだったんですけど、ゴール前でしたし、ボールもいいところに置けていたので。シュートを打つという選択したのが、正しかったのかな」

 ポストプレーでも体を張り、仲間への確実なつなぎに注力。結果、周囲のフォロー速度が上がったこともあり、前半よりもスムーズな展開が増えた。その後、チームは1点を返すにとどまり、結局、試合は3-3で終了。逆転はできなかったが、後半になってオナイウ自身もチームもプレー精度が上がったことは間違いないだろう。

 それでも試合中に「自分で(状況を)感じながらやっていかないといけない。『こうしたほうがいいよね』と言い合えれば、前半からもう少し修正できたと思います」とオナイウは反省を忘れなかった。ルヴァンカップ(仙台戦)に続き、2試合連続ゴールとなったことについても「2つ取れているのはいいですけど、それ以外の部分でクオリティーを上げなければいけない」とベクトルをあくまで自分自身に向けた。

 先日、弊サイトで行なったインタビューの中で、CFの選手として「2ケタを取らなければいけない」と話し、今季のテーマとして「本当の意味でストライカーに近づきたい」と決意を述べていた。「本当の意味で」というのはチームに勝利をもたすという意味だ。ルヴァンカップでは決勝ゴールをスコアした。次はリーグ戦で、勝利につながるゴールを狙う。

ゲキサカ

「去年のようにやっていたらうまくいかない…」横浜FM前田大然がウイング“新境地”で2ゴール | ゲキサカ

 横浜F・マリノスを連敗危機から救ったのは、新たなウインガー像を見いだした五輪世代のストライカーだった。J1第2節・広島戦で引き分けに持ち込む2ゴールを決めたFW前田大然は試合後、昨季漂っていた停滞感を打破できた秘訣を語った。

 前田は昨夏、ポルトガル・マリティモでの欧州挑戦に区切りをつけ、J2松本からの期限付き移籍という形で横浜FMに加入。1年延期が決まった東京五輪の代表候補という肩書きもあり、入れ違いで海外に飛び立ったFW遠藤渓太(ウニオン・ベルリン)の穴を埋めるような活躍が期待されていた。

 しかし、前田が昨季の半年間で残した成績は公式戦30試合3得点というもの。不慣れな左ウイング起用が続くなかでチームにフィットし切れず、持ち味のスピードを活かしたカウンターやファーストプレスの担い手としての貢献度は高かったものの、本職である得点に関わるプレーは披露できない時期が続いていた。

 その結果、今季開幕節・川崎F戦(●0-2)では左ウイングに高卒ルーキーのFW樺山諒乃介が抜擢され、ウインガーとしての前田の序列は下がったかのようにみられた。また前田は川崎F戦の後半から2トップの一角で途中出場し、積極的な上下動でチームを活性化するなどポジティブな印象を与えた。続くルヴァン杯仙台戦(○1-0)でも同じポジションで先発しており、今季は最前線が主戦場になるかと思われた。

 ところが、J1第2節の広島戦、前田は昨季苦しんだ左ウイングで先発起用。チームが二度も2点ビハインドに追い込まれる苦しい展開の中で、自らの2ゴールで引き分けに持ち込む活躍を披露した。試合後には「今年はトップとワイド両方やると思うので、どっちで出てもいいように準備はしていた」とウイング起用にも自信を示した。

 そうした飛躍の裏には、横浜FMがこれまで積み上げてきたチームスタイルと、自身が磨き上げてきたキャラクターとのすり合わせがあったという。「マリノスのウイングはサイドに張るけど、僕は張るのがあまり得意じゃない。やりやすいようにやろうとしたことがこういう結果につながった」。そう振り返った前田は次のように語った。

「今季の最初はトップをやっていて、中央の駆け引きをしていたけど、ウイングでも去年のようにやっていたらうまくいかないと思ったので、うまく中に入りながら自分の良さを出そうと思ってやっていた」。

 この日の2ゴールは最終ライン裏への浮き球パスに抜け出す形と、左からのクロスに対してゴール前に飛び込む形。いずれもセンターフォワードとしてプレーする際に求められるような動きだが、最前線でプレーする際の自身の役割をウイングでのプレーにもうまく活かせるようになったといえる。

 そんな前田の働きについては、アンジェ・ポステコグルー監督も「今季、彼が出た試合は良い内容でやってくれている。なかなかゴールに結びつかなかっただけで、川崎F戦も流れを変えてくれたし、仙台戦も良いプレーをしていた。良い状態で続けてやってくれている」と称賛。複数失点で開幕から2試合未勝利が続く横浜FMだが、前田の復調はポジティブな要素となりそうだ。

(取材・文 竹内達也)

 
 
“飲水タイムなし”という決断…広島・城福監督「連続したサッカーを見せたい」試合前に横浜FMと合意 | ゲキサカ

 3-3の打ち合いとなった横浜F・マリノス対サンフレッチェ広島の一戦では、水分補給用の飲水タイムが取られなかった。試合後、広島の城福浩監督が「サッカーを長くしたいという思いがあった」と両チームで事前協議があったことを明かした。

 Jリーグでは新型コロナウイルスの影響を受けた昨季の中断明け以降、前後半の20〜25分ごろにそれぞれ1分間の飲水タイムを設けている。感染拡大防止のためピッチ脇の給水ボトルの数が制限されている中、選手たちが十分な水分補給をできるよう配慮した措置だ。

 一方、飲水タイムの導入によるデメリットもある。中断のたびに試合の流れが止まってしまい、サッカーの魅力が損なわれるという問題だ。そのためJリーグでは今季から、気温や湿度によって算出されるWBGT値が一定基準以下の環境に限り、両チームの合意があれば飲水タイムを設けないことが可能となっている。

 7日に行われたJ1第2節の横浜FM対広島戦では、この規則どおり、両チームの事前協議で飲水タイムを取らなかった。城福監督は「われわれもマリノスも給水タイムがいらないと考えた。アクチュアルプレーイングタイムを長くしたい、サッカーを長くしたいという思いがあって、給水タイムを取らなかった。連続したプレー、連続したサッカーを見せたい思いが一致した」と意図を明かした。

 試合は広島が前半27分までに2点を先取し、3-1でハーフタイムを迎えたが、後半は横浜FMが2点を奪い返して3-3の引き分けで終了。両チームともにシュート数二桁を記録した打ち合いの裏には、サッカーの魅力を高めるための配慮もあったようだ。

(取材・文 竹内達也)

 
 
判定修正はわずか2回も“チェック”中断多発…家本主審も「本当に難しい」:J1第2節VARまとめ | ゲキサカ※一部抜粋

 J1リーグは3〜7日、第2節の9試合と第11節の1試合を行った。今季の開幕戦から再導入されているビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)は2度のレビューを実施。サガン鳥栖対c戦では鳥栖のPKがFKに変更され、横浜F・マリノス対サンフレッチェ広島戦では広島にPKが与えられた。

■VARによるレビューは2事例
②3月7日 J1第2節 横浜FM 3-3 広島 @日産ス(PKに関する判定)

 広島が2-1でリードして迎えた前半アディショナルタイム5分、広島MF青山敏弘が敵陣右サイドからFKをゴール前に送り込むと、横浜FMのFW仲川輝人がこれをクリアしたが、味方のDF松原健が高く挙げていたヒジに直撃。そのままプレーは続けられるも、攻守が切り替わった後、ピッチ中央での横浜FM保持時に今村義朗主審がホイッスルを吹いてプレーを止めた。

 今村主審はVARからの通信を受け、オンフィールドレビューを実施。約1分20秒間にわたってモニターで映像を確認した結果、松原のハンドが認められ、広島にPKが与えられた。広島にとっては前半11分の先制時に続いてのPK。1本目のキッカーを務めたFWジュニオール・サントスではなく、FWドウグラス・ヴィエイラがこれを落ち着いて決め、リードを2点に広げた。

主審:今村義朗
VAR:佐藤隆治
AVAR:相樂亨

■その他、VARチェックで中断したシーン
⑩3月7日 J1第2節 横浜FM 3-3 広島 @日産ス(ゴールに関する判定)
 前半27分、広島はMF青山敏弘のFKをFWジュニオール・サントスがそらし、DF佐々木翔の折り返しはクリアされるも、セカンドボールを拾ったFWドウグラス・ヴィエイラのシュートがGKのファンブルを誘い、こぼれ球をDF東俊希がゴールに押し込んだ。今村義朗主審は耳に装着した機器に手を当て、VARのチェックが入ったことをアピールし、キックオフを止めた。理由はオフサイドの疑いによるもの。J・サントスがそらした場面の佐々木のポジション、そしてD・ヴィエイラがシュートを放った際の攻撃選手のポジションがそれぞれ問題になった。しかし、映像ではボールに関与した全員がオンサイドだったことを確認したようで、広島のゴールが認められ、横浜FMのキックオフで再開となった。

フットボールチャンネル

マリノス、サンフレッチェ広島との激戦は3-3ドロー。前半2点差も前田大然2発などで追い上げ | フットボールチャンネル

 明治安田生命J1リーグ第2節の横浜F・マリノス対サンフレッチェ広島戦が7日に行われ、3-3の引き分けに終わった。

 今節は他の試合が土曜日に行われ、このカードのみ日曜日の開催。開幕戦で川崎フロンターレに敗れた横浜MF、ベガルタ仙台と引き分けた広島がともに今季初勝利を期して臨んだ。

 パスを繋ぎボールを支配するのは横浜FMだが、前半からチャンスを効率的にゴールに繋げたのは広島。13分にはエリア左でボールを奪ったエゼキエウがチアゴ・マルチンスに倒されてPKを獲得し、ジュニオール・サントスが昨季在籍した古巣相手に決めて先制した。

 さらに前半27分にはFK後の流れから、ドウグラス・ヴィエイラのシュートがGKに弾かれたところを東俊希が押し込んで追加点。横浜FMも反撃を繰り出し、34分には前線への浮き球をDFと競り合いながら収めた前田大然が反転からシュートを決め1点差に詰め寄った。

 前半終了間際には松原健のエリア内でのハンドがVAR判定により認められ、広島が2本目のPKを獲得。アディショナルタイムも8分以上を過ぎた時間にドウグラス・ヴィエイラがこれを成功させ、広島が2点のリードで前半を折り返した。

 後半もお互いが積極的にチャンスを生み出し、両GKの好セーブもあって見応えある攻防が繰り広げられる。54分には右からのクロスをエリア内で受けたオナイウ阿道が反転からのシュートを放ち、GKの手を弾いたボールがネットに収まって再び1点差に。

 67分には交代出場の渡辺皓太が左サイドに侵入して縦パスを受け、切り返しから右足で上げたクロスに前田がダイビングヘッドで飛び込む。2度の2点ビハインドから追いついた横浜FMがついに試合を振り出しに戻した。

 横浜FMが交代で投入した新戦力エウベルが惜しいヘッドを放つなど終盤にもチャンスは生み出されたが、その後スコアは動かず。勝ち点1を分け合う結果に終わり、ともに今季初白星はお預けとなった。

 
 
横浜FMはオナイウ&前田2発でドローに持ち込む…指揮官「素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた」(18枚) | ゲキサカ
横浜FM前田大然が反撃の狼煙&同点弾!! “驚異”のスプリント数、43回を記録(12枚) | ゲキサカ
真ん中のチアゴ&畠中に両脇の松原&ティーラトン…横浜FMの最終ラインは守備奮闘もPK2本献上(16枚) | ゲキサカ
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サカノワ

【横浜FM3-3広島】両者合意で飲水タイムは設けず。「プレー時間を増やしたかった」 | サカノワ

— 気温8度、狙い通り試合終盤にボルテージが上がり続ける。

[J1 2節] 横浜FM 3-3 広島/2021年3月7日13:00/日産スタジアム

 J1リーグ横浜F・マリノス対サンフレッチェ広島戦は、互いに攻撃の手を緩めずゴールを奪い合い3-3で引き分けた。今回は横浜FMのアンジェ・ポステコグルー、広島の城福浩、両チームの監督の合意のもと、飲水タイムを前後半ともに設けずに行われた。

 VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の導入で試合の中断時間が増えたことに伴い、観ている者の集中がふと切れてしまいがちになる。さらに横浜市の気温は8度と冷え込み、この日に限って言えば、飲水の目的である脱水症状や熱中症が起こりやすい環境とは言えなかった。

 そこに小休止である飲水タイムによる約1分間の中断が入ることでの「ぶつ切り」感を少しでも減らし、プレー時間に費やしたいという思いからだったという。

 広島の城福浩監督は試合後、「我々もF・マリノスも飲水タイムをなくして、アクチュアルプレーイングタイムを増やして、試合をより魅力的なものにしたいという思いで一致しました」と説明していた。

 ただ、試合終盤には広島のセンターバックである荒木隼人が、水分不足で起こりがちな足が攣ったために途中交代を余儀なくされている。その一方で、確かにスタンドにいるとこの日はまずまずの冷え込みで、そうした観戦状況もあってか、飲水タイムがないことの“不自然さ”は感じなかった。加えて、ホームチームが攻勢をかけた60分以降、前田大然の渾身のダイビングヘッド弾も生まれ、試合のボルテージは試合終了まで上がり続けた(そのなかで広島もチャンスを作り出していった)。

 横浜FMのアンジェ・ポステコグルー監督も「いい試合でした」と頷いただけに、選手にとっても、観客にとっても、プラスに働いた面はあったと言えた。

 Jリーグでの飲水タイムは昨季に続き2021年の特別ルールで、コロナ禍での連戦など選手への負担に配慮したもの。加えて感染予防のため飲水ボトルの共有は不可とされているため、選手が給水しづらい環境である点を踏まえ、原則として気温などWBGT値(気温、湿度、日射・輻射など暑さ指数)に関わらず、前半1回、後半1回の飲水タイムを設けることになっている。

 ただし、両チーム合意の場合、飲水タイムを設けないことも可能だ(ただし、WBGT値の基準が超えない場合のみ)。Jリーグは7月末まで実施し、8月以降はその時点の状況を鑑み再検討する。

[取材・文:塚越始]

 
 
【横浜FM3-3広島】前田大然が2ゴール!高速アタックと渾身ダイビングヘッドで持ち味発揮 | サカノワ※一部抜粋

— 広島はVARチェックを経て得たPK2発などリードを保てず。

[J1 2節] 横浜FM 3-3 広島/2021年3月7日13:00/日産スタジアム

 J1リーグ横浜F・マリノス対サンフレッチェ広島は、互いに譲らず3-3で引き分けた。横浜FMのFW前田大然が2ゴールを決める活躍を見せた。

 ホームチームが立ち上がりからボール保持率で上回り敵陣で試合を進める。しかし13分、エゼキエウにゴール前でボールを奪われると、チアゴ・マルシンスが倒してPKを与える。これをジュニオール・サントスに決められてしまう。

 さらに27分、フリーキックの流れから東俊希に追加点を奪われてしまう。

 それでも34分、前田が反撃の狼煙を上げるシュートをねじ込む。

 前半終了間際にVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)のチェックを経て再びPKを与え、ドウグラス・ヴィエイラに3点目を献上するものの、後半、横浜FMは猛烈な反撃を見せる。

 渡辺皓太の投入で攻撃のスイッチが入ると、54分、オナイウ阿道がターンからシュートをねじ込み1点差に。そして67分、渡辺のクロスに、前田がダイビングヘッドで叩き込み、この日2点目! ついに3-3の同点に追いつく。

 両チームともに交代カードを切り、勝利への執念を見せる。横浜FMは新戦力のブラジル人アタッカーのエウベルがデビュー。さっそく左サイドを切り裂くドリブル突破からチャンスを作り出す。

 しかし互いに譲らず、1-1のドロー。ともにリーグ戦初勝利は次節へおあずけとなった。

 
 
【横浜FM】オナイウ阿道は「自分がやるべきことを明確にして」2戦連発! | サカノワ

— リーグ戦初ゴール。ルヴァンカップ仙台戦に続いて決めた!!

[J1 2節] 横浜FM 3-3 広島/2021年3月7日13:00/日産スタジアム

 J1リーグ横浜F・マリノス対のFWオナイウ阿道がサンフレッチェ広島戦、チームに勢いをもたらす反転からのシュートをねじ込み、ルヴァンカップに続いての公式戦2試合連続、リーグ戦での初ゴールを決めた。

 1-3で迎えた54分、途中出場の渡辺皓太の右からのライナー性のクロスを受けると、体をコンパクトに回し、その勢いで左足でシュート! GK大迫敬介の手を弾き飛ばし、力でねじ込んでみせた。これで勢いのついた横浜FMは、さらに67分、前田大然のダイビングヘッド弾で3-3の同点に追いついてみせた。

「自分のミスで相手ボールになってしまうことも多く、そこは反省しなければいけません。チームとしても、少し不運な形で失点してしまい(PK2本など、いずれもセットプレーから3失点)、切り替えて自分がやるべきことを明確にして臨みました。(1-3として折り返し)後半、まず一つ返すこと、FWとしてシュートを打つこと、しっかり起点となって、ボールを失わないことを意識していました」

 日本代表にも選ばれるストライカーはそのように“まず1点”という思いを込め、結果を残した。

 ゴールシーンは「少しマイナス気味にボールが来たものの上手く反応し、いいところにボールを置けて、シュートを打つ選択をできたことが正しかったと思います」と振り返る一方、前半に3失点を喫して流れに乗り切れなかったことについて、「流動的に『こうしたほうがいいよね』と、もう少しプレーのなかで前半から修正できれば」と課題を挙げた。

「自分たちは攻守にアグレッシブにまずボールを奪いに行くサッカーをしていて、前へ行くことを常に意識できれば、よりいいと思います」

 公式戦3戦フル出場のオナイウは、そのように改めてF・マリノスの基本スタンスについて実感したという。渡辺らが存在感を示し、新戦力のブラジル人アタッカーのエウベルもまずまずのデビューを果たした。ここから浮上する――課題も見えたが期待も膨らむホーム開幕戦での勝点1となった。

[取材・文:塚越始]

サッカー批評Web

横浜FM、価値ある粘り分け(1)「3アシスト」を生んだ決定的な選手交代 | サッカー批評Web

■3月7日/J1第2節 横浜M―サンフレッチェ広島(日産スタジアム)

 ホーム開幕戦で、価値あるドローに持ち込んだ!

「奪還」の2文字が掲げられた日産スタジアム。今季の横浜FMの目標は当然、2019年以来の優勝だ。アウェイで川崎と対戦した開幕試合は0-2の完敗に終わったが、ホーム開幕戦で仕切り直しをしたいところ。

 開幕試合をベガルタ仙台と引き分けた広島を迎えたマリノスは、試合開始からわずか20秒ほどで、FW前田大然がチャンス性の高いシュートを放って意気込みを示したが、試合展開はそううまく運んでくれなかった。13分、早くも広島に先制されてしまうのだ。

■2度目の2点差で前半終了

 キャプテンマークを巻いたDFチアゴ・マルチンスがミスからペナルティエリア内でボールを奪われると、焦りからそのまま相手選手を倒してしまいPKの判定を取られてしまう。これを、昨季はトリコロールのユニフォームを着ていたFWジュニオール・サントスに決められる。

 早く追いつきたい横浜だったが、27分に追加点まで与えてしまう。広島に与えたフリーキックの流れから放たれたジュニオール・サントスのシュートをGKオビ・パウエル・オビンナがファンブル。そのこぼれたボールを、東俊希に押し込まれてしまったのだ。

 27分で2失点を背負う重苦しい空気の中、この日はボランチに入った岩田智輝からのロングボールを前田大然がうまく処理し、さらに相手ディフェンダーとの競り合いを制してゴールネットを揺らす。横浜はこれで1点差とするが、前半ロスタイムに再びPKを与えてしまい、今度は広島FWドウグラス・ヴィエイラに決められ、またしても2点差とされた状態で前半を終える。

■渡辺が入ってシステムも変更

 厳しい寒さの中で2点差を再び背負って厳しい展開となったが、後半、そのビハインドを覆す。その原動力となったのが、49分に投入された渡辺皓太だ。前半は、4-3-3の中盤3枚の構成が、扇原貴宏と岩田のダブルボランチ+トップ下のマルコス・ジュニオールだったのが、渡辺投入によって扇原がアンカーに。マルコス・ジュニオールと渡辺はインサイドハーフ気味に動いた。

 その渡辺は、うまくボールをちらすだけでなく自ら左右に流れてクロスを上げるなど精力的にプレー。もともと、扇原も広範囲に動いてリズムを作り出そうとしていたが、その作業に渡辺も加わったのだ。そしてその渡辺の右クロスが2点目をアシスト、さらに左クロスが3点目をアシストする。渡辺によって、横浜はホーム開幕戦黒星を避けることができた。

 岩田は前半に負傷しており、その影響もあった交代だったが、岩田と、その岩田に代わって入った渡辺によって全得点のアシストがなされたことになる。選手交代によって生まれた3得点だった。

■前半は広島をパス数で圧倒もシュート数は互角

 前半、横浜FMの攻撃は決して悪くはなかった。ただ、良かったわけでもない。前半のパス数は417本を数え、広島の115本を圧倒。ただ、流れの中から決定機を作ることは簡単にはできなかった。広島が、組織的な守備から横浜のペナルティエリア内への良い形での侵入を防いだのだ。

 その結果、シュート数はそれぞれ6本だったが、得点は横浜FMの「1」に対して広島が「3」。広島は、ジュニオール・サントスら前線のタレントの力を生かして前進し、セットプレーから効率よく得点を重ねていったのだ。

 1失点目はイージーなミス、2失点目も個人のミス、3失点目は不運なPKだったため、通常運行のマリノスであれば、無失点で終えられたかもしれない。仮に前半に得点が取れなくても、後半、相手の運動量が落ちてきたところで、仕留めるプランが遂行されたはずだ。

■前半より少ないパス数の後半はシュート数が増加

 しかし、この日は不運が前半に3つも重なった。それでも、体力低下から後半は広島の守備にズレが生じる場面が出てきた。横浜FMの後半のパス数は379本で前半よりも少なく、一方でシュート数は前半の6本から後半は9本と、後半のほうがうまく攻めることができていた。ホーム開幕戦で3-3と追いつく展開だったが、決して今後を悲観するものではない。

「素晴らしいサッカーができましたし、自分たちが支配した内容でした」

 アンジェ・ポテスコグルー監督は試合後にこう感想を述べたが、“不運”がなければ勝利していたはずだ。その不運には、レギュレーションの部分もあった。そう、VARだ。

 
 
横浜FM、価値ある粘り分け(2)「先に負傷の対応だろ!」怒号も飛んだVAR運営 | 概要 | Jリーグ・国内 | ニュース | サッカー批評Web

■3月7日/J1第2節 横浜M―サンフレッチェ広島(日産スタジアム)

 ホーム開幕戦で3-3と引き分けた横浜FM。2度も2点差を付けられるなど厳しい展開となったが、前田大然が2得点、オナイウ阿道が1得点を挙げて、追いついてみせたのだ。

 広島は、前半のうちにセットプレーから3点を奪った。PKから2点、セットプレーの流れから1点という内訳だ。

 PKの判定には不運な部分やイージーなミスの要素もあった。また、2つのPKによって流れが途切れたほか、VARで流れが途切れた部分もあった。もともと、「今日、われわれもマリノスもアクチュアルタイムを長くしたいという思いから、給水タイムはいらないという申し合わせをしました」と城福浩監督が明かしたように、観る人もプレーする選手も連続の中で集中した試合をすることを考えていた。

■前半に2回適用されたVAR

 しかし、この試合では前半のうちにVARが2回適用された。ちなみに、今季のJリーグのVARは、「得点か否か」「PKか否か」「退場か否か」「警告退場の人間違い」の4つの場面でしか介入できないことになっている。

 2回のうちの1回は、フリーキックの流れからMF東俊希が奪った得点がオフサイドかどうか。もう
1回は、ロスタイムにDF松原健がペナルティエリア内でハンドをしたかどうか。2回目のロスタイムの場面では、ハンドがないと判断されたままプレーが続行していた状況で、横浜が攻撃に転じていた。

 しかも、その横浜の攻撃の中で岩田智輝が負傷。ピッチに倒れ込んでいたが、主審はそのまま映像の確認に行ってしまった。そのため選手からは、「あっちはどうすんだよ!?」「ケガの対応が先だろ!」などの怒号も飛ぶ状態だった。

■VARに対する監督の見解

 こうした試合の中断、さらに、負傷と重なった場合の運営など、選手としては集中を保つのが決して簡単ではなかっただろう。そして、2度のVARの影響もあって、前半ロスタイムは実質9分にも及んでいた。これらの影響は両チーム一緒だが、ホーム開幕戦で2点先行されたチームがより焦りやすい心理だったことは想像に難くない。

「得点に絡むところを映像でジャッジされることについては自分たちに有利、不利関係なくスッキリしています」

 城福監督がこう述べたように、試合後にもやもやすることは少なくなるかもしれないが、試合中の“流れ”や“選手の心理”に配慮する必要性を感じさせた。

■次節相手はマリノスと同じ1分1敗

 マリノスとしては、前半のまま負けていればダメージは大きかっただろう。そういう意味で、この粘り分けが持つ価値は非常に大きい。

 横浜は、3月10日にアウェイで福岡と、14日にはホームに浦和を迎える。「奪還」を掲げた今シーズンは、開幕2戦で未勝利となってしまったが、まだ始まったばかりだ。「勇猛果敢」に攻めるサッカーを披露する機会は、まだあり余っている。

 福岡も浦和も、ここまで1分1敗。前者にはJ1の洗礼を、改革を進める後者には、ポテスコグルー体制4年目の積み上げを見せつける。

サッカー批評Web

ジュニオール・サントス、横浜F・マリノスとの古巣対戦振り返る「マリノスは僕に対して‥」 | Football Tribe Japan

 明治安田生命J1リーグのサンフレッチェ広島に所属するブラジル人FWジュニオール・サントスが、今月7日に行われた古巣である横浜F・マリノスとの対戦について振り返った。13日、ブラジルメディア『』が伝えている。

 ジュニオール・サントスは2019年夏にカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のフォルタレーザECから柏レイソルへ完全移籍により加入したものの、わずか3試合の先発出場にとどまっていた。しかし、昨夏に横浜F・マリノスへ期限付き移籍により加わると公式戦18試合で先発メンバーに名を連ねて13ゴールと本来のパフォーマンスを発揮。昨季終了後に期限付き移籍満了により柏レイソルに復帰した後、サンフレッチェ広島へ完全移籍により加入しており、J1リーグ開幕節・ベガルタ仙台戦につづき第2節・横浜F・マリノス戦でも得点をあげている。

 同選手はブラジルメディアのインタビューにおいてここまでの出来について「昨シーズンのような良いパフォーマンスを継続することができているし、ゴールを決めてとても幸せだね。とても自信があるし、プレーしやすいよ」と満足感をあらわにしている。

 そして昨季まで在籍していた横浜F・マリノスとの対戦については「横浜F・マリノスは僕に対してひとりのアスリートとしての素晴らしい経験をもらたしてくれた。今は対戦相手だけど、マリノスでの経験は計り知れないほど幸せなものだし、これからの人生においてもずっと記憶に残るだろうね」

 「マリノス戦ではスタッフやかつてのチームメイトに挨拶をしに行ったけど、サポーターが立ち上がって僕に拍手してくれたよ。とても興奮したね。試合後、サポーターはSNSを通じて僕にメッセージを送ってくれたし、感謝しているよ。彼らの僕に対する愛情は特別なものだ」と語っており、来日後に応援してくれたサポーターに対して感謝の言葉を残している。

Football LAB 〜サッカーをデータで楽しむ〜

横浜F・マリノス 2021マッチレポート | 3月7日 vs 広島 | データによってサッカーはもっと輝く | Football LAB

SPORTERIA

J1 第2節 横浜FM vs 広島のデータ一覧 | SPORTERIA
 
 

こけまりログ

2021/03/06 【スタジアム観戦情報まとめ】2021/3/7(日)13:00KO J1第2節 横浜F・マリノスvs.サンフレッチェ広島F.C@日産スタジアム ※観客上限5,000人
 
 

今週の他会場など


 
 
2021/03/04 G大阪vs鹿島 開催中止のお知らせ【明治安田J1 第2節】:Jリーグ.jp※一部抜粋

Jリーグは、ガンバ大阪において選手5名・スタッフ1名が新型コロナウイルス感染症の陽性判定となったことを受け、当該クラブにおいて現時点で感染の影響範囲を確認できないため、3月6日(土)に予定しておりました、2021明治安田生命J1リーグ 第2節 ガンバ大阪vs.鹿島アントラーズ(16:00キックオフ/パナソニックスタジアム吹田)の開催中止を決定しました。

なお、代替日については決定次第お知らせいたします。

 
 

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