【試合結果まとめ(1△1)】2020/9/30(水)19:00KO J1第25節 横浜F・マリノスvs.サガン鳥栖@ニッパツ三ツ沢球技場



 
 

アンカー(目次)

1.横浜F・マリノスオフィシャルサイト
2.Jリーグ.jp
3.Twitter / Istagram
4.YouTube
5.Webニュースログ
6.今週の他会場など

横浜F・マリノス オフィシャルサイト

2020 明治安田J1 第25節 vsサガン鳥栖 | 2020 | 試合 | 横浜F・マリノス 公式サイト

監督コメント

アンジェ ポステコグルー

「正直、良いゲームではなかった。シンプルなところでも自分たちのサッカーという部分ができていなかったですし、そのような形で試合に入ってしまうと、難しいゲームになってしまいます」

質問:自分たちのサッカーができなかったとおっしゃいましたが、監督が一番不満に思った部分は、どういうところでしょうか?
「特に何かというわけではなく、何もなかった、そういうところです。90分を通して、ただ試合をした。それだけです。1-1で負けずに良かったという感じにも見受けられました。シンプルなところで自分たちのサッカーを何一つ出せなかったと思います」

質問:前の試合から、選手を7人入れ替えた影響はあったのでしょうか?
「練習もみんなでやっていますし、誰が出ようが変わりません。それは関係ないと思います」

質問:早い時間での高野選手の交代が、ゲームプランに響いたのではないでしょうか?
「今、ケガ人が多いというのは良くないところの一つですけれど…。それを抜きにしても、もちろん毎試合勝ちたいのですが、勝ち負け関係なく一番重要なのは、90分間を通して自分たちのサッカーをすることです。
今日に関しては、2チームがただ試合をした。そういう形にしか見えませんでした。特別に自分たちから何かをやったというところも見えなかったので、本当に残念な結果に終わってしまいました」

選手コメント

和田 拓也

(飲水タイム後にリズムがつかめなかったと思うのですが)
ビルドアップに関しては、相手がけっこうプレスにきていましたが、要所要所で前を向いてキープをしてというシーンはできていたと思います。相手のディフェンスラインの手前で引っかかる回数が多かったので、そこを突破できたら良かったという印象です。

(それ以外で、自分たちのサッカーが出せなかった部分は)
相手の立ち位置が、F・マリノスからするとやりにくさがあって、プレスがなかなかハマらないというので押し込まれる時間が長くなってしまったかなと思います。
そして展開的に良いチャンスを決められれば、リードして試合を運べたと思いますけど…。相手のディフェンスラインのところを突破するという回数が、今日に関してはかなり少なかったと思うので、それを増やせば増やすほど、得点が増えてくるので、クオリティーだったり人数の掛け方が足りなかったと思います。

(3バックになって、相手の出方の変化についてはどう感じていますか)
もともとの4-3-3でやってきたときほど、相手が合わせてきているという印象はないですね。鳥栖に関しては、前回対戦した時も今回も、向こうのやりたいサッカーを貫いてきているという印象ですし、それで相手のやりたいことをやらせてしまった時間帯が、今日に関しては長くなってしまったと思います。

(同じ相手と、短いスパンで対戦することについては)
鳥栖も柏も勝って迎えているので、試合前の入りからすると、やりにくいわけではないと思います

エリキ

(6試合連続ゴールを振り返って)
まず神様に感謝したいと思います。天野選手からボールが来たのですけど、その前に天野選手がいいポジションを取っていました。相手のパスをカットして、僕に素晴らしいパスを出してくれたので、そのあとはボールを運んで、しっかりゴールに結びつけることができました。

(後半から投入されて、点を取るために意識したことは)
何分に出るかわからなかったのですが、常に準備をしていましたし、常に集中していました。僕がピッチに立つときはチームに貢献できるように、チームメートの助けになれるようなプレーを心がけています。残念ながら勝利におよばず引き分けという形になりました。

(絶好調ですね)
そうですね。6試合連続でゴールを決められたことは嬉しいですけど、今日は本当に勝利がほしかったです。次もしっかり準備をして、しっかりと勝ちたいと思います

大津 祐樹

(早い時間帯での出場となりましたが)
どんな状況でも常にできる準備をしています。ただ、勝利できなかったことについては非常に残念に思っています。
ウイングバックということで、チームのリズムを循環的に回したり、パスのところはこだわってやっていました。
勝利することができなかったので、そういうところに貢献できなかったので、非常に残念に思っています。

(監督が挙げていた、自分たちのサッカーが出せなかったことについては)
その部分については、ボクたち選手も感じています。その中でしっかり決定的なところで決めるということであったり、守備のところだったり、そして何より得点が足りなかったと思っています。
やはり4バックのときよりは、中盤は使われやすくなってしまうというのはどうしてもあります。ただ、そこを修正しなければいけないと思います。
相手が対策を立ててくるという点では、最近3バックに切り替えたということで、ちょっと予測できない動きがあったと思うのですけれど、そこから相手が分析してきた時に、ウチもどうするかは考えていかなければいけない。それは監督が修正の指示をくれるので、僕たちは、それをやるだけだと思っています。

(攻撃面では、どういう意識でプレーしていましたか)
要所要所、やはり仕掛けるというところは自分の持ち味でもあるし、そこは継続しながら中盤のところはシンプルに、味方を使ってのプレーを意識していました」

Jリーグ.jp

【公式】横浜FMvs鳥栖の試合結果・データ(明治安田生命J1リーグ:2020年9月30日):Jリーグ.jp
 └ 入場者数 3,431人

選手コメント

和田 拓也

相手がプレスに来ていましたが、ビルドアップに関しては要所、要所で前を向けたと感じています。もう1つ前のところで引っかかる回数が多かったので、そこを突破できれば良かった印象です。相手の立ち位置でマリノスとしてやりにくさがありました。プレスがハマらず、押し込まれる時間帯が長くなってしまいました。

前半のチャンスで点を取っていれば、リードして試合を運べたとは思いますが、今日は相手のディフェンスラインを突破した回数がかなり少なかったです。その回数を増やせば増やすほど、得点が増えてくるので、突破するクオリティーや人数のかけ方が足りませんでした。

大津 祐樹

どの状況でも常にできる準備はしていますが、勝利できず、チームに貢献できなかったことが非常に残念です。ウイングバックなので、チームを循環的に回したり、パスにこだわってプレーしました。自分たちのサッカーができなかったのは選手も非常に感じています。その中で決定的なところを決めるところであったり、守備のところであったりが足らなかったと思います。

ウイングバックは守備で内側の人数が足りなくなってしまいます。守備でもどこかのタイミングで先手をとって仕掛けることが重要です。修正しないといけないですし、監督がしっかりと修正の指示をくれるので、自分たちはそれをやるだけです。

 
 

Twitter / Istagram

(´-`).o0(iPhoneから22:30に投稿)
 
 

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ハイライト|J1リーグ第25節|vsサガン鳥栖 – YouTube
 
 

ネットニュース・Weblog

スポーツニッポン

横浜、エリキ弾も連勝4で止まる 指揮官手応えなく「ただ試合をした」― スポニチ Sponichi Annex サッカー

 横浜は連勝は4で止まった。開始10分でMF高野が負傷交代。不測の事態を差し引いても前半から出足が重く、攻撃に覇気を欠いた。

 ポステコグルー監督は「90分間を通して、ただ試合をした。それだけ」と手応えのない内容を手厳しく切り捨てた。終盤に同点弾を決めた途中出場のFWエリキはこれで6戦8発。「まず神様に感謝したい。6試合連続のゴールはうれしいが、今日は勝利が欲しかった」と残念がっていた。

ニッカンスポーツ

横浜追いつきドロー、鳥栖逃げ切れず/横-鳥25節 – J1 : 日刊スポーツ

両チーム引き分けに終わり、横浜F・マリノスは5連勝、サガン鳥栖は連勝を逃した。

横浜は前半から前線のFWジュニオール・サントス(25)、FW前田大然(22)らが躍動。直近4試合12得点の攻撃力で押し込んだ。だが前回9月19日の対戦で3失点完敗から立て直してきた鳥栖も堅守で耐え、前半スコアレスで折り返した。後半4分、鳥栖が左CKのクリアボールをDF森下龍矢(23)が右足でゴール中央に決め、2戦連発の今季3点目で先制。だが横浜は同39分、FWエリキ(26)の6戦連続ゴールで同点に追いついた。

サンケイスポーツ

横浜M・エリキ、6戦連続得点「集中して準備していた」 – サッカー – SANSPO.COM(サンスポ)

 明治安田J1第25節第2日(30日、横浜M1-1鳥栖、ニッパツ)後半から出場した横浜Mのエリキが39分に同点ゴールを挙げ、6試合連続得点とした。天野が敵陣でパスをカットしたのを見るとすかさずゴール前へ。パスを受け、左足で流し込んだ。「何分出るか分からなかったが常に集中して準備していた」との言葉通り、冷静で勝負強かった。

 夏場の過密日程で故障者が多いチームで、ここ6戦8ゴールと奮闘。シーズン途中の加入ながら12試合8得点と高い決定力を示した昨季同様、チームを引っ張っている。

スポーツ報知

【横浜M】鳥栖戦で今季初の5連勝を逃したポステコグルー監督「90分間通して何もなかった」 : スポーツ報知

 横浜Mは鳥栖に1―1で引き分け、連勝は4で止まった。ホームのニッパツでは2018年9月29日仙台戦から7連勝中と相性抜群だったが、今季初の5連勝は飾れなかった。

 序盤にDF高野が負傷交代するアクシデントにも見舞われ、攻守でちぐはぐなプレーが散見。1点ビハインドの後半39分にFWエリキが6戦連続弾で追いつき、最低限の勝ち点1を重ねた。アンジェ・ポステコグルー監督は「自分たちのサッカーは何もできなかった。90分間通して何もなかった。ただ2つのチームが試合をしただけ」とバッサリと言った。

デイリースポーツ

横浜M・ポステコグルー監督がドローに怒り「自分たちのサッカーは何もなかった」/サッカー/デイリースポーツ online

 昨季王者の横浜Mは、本拠で鳥栖を迎えて1-1のドローに終わった。前半は互いに決めきれずに0-0、後半立ち上がりに鳥栖DF森下にセットプレーから先制点を許した。その後の反撃はなかなか実らなかったが、後半39分に途中出場のFWエリキが何とか決めて引き分けた。先制されながらも、何とか勝ち点1をもぎとった形だが、ポステコグルー監督はぶ然とした表情だった。

 試合後のオンライン会見。指揮官は試合に対しての不満を隠さなかった。怒りをかみ殺したかのような声で「正直言って、良いゲームではなかった。シンプルなところも、自分たちのサッカーではなかった」と切り出した。そして「特に何が(できなかった)というか、何もなかった。90分間通して、ただ試合をしただけ。1-1で負けなくて良かったねと。シンプルなところも含めて、自分たちのサッカーは何もなかった」と話した。

 連勝は4でストップ。「ケガ人が多いのも良くないが、それを抜きにしても毎試合勝ちたい」としながらも「一番重要なのは自分たちのサッカーをすること」と信条を口にする。そして最後に「今日は2チームがただ90分間試合をしただけ。残念な結果に終わってしまった」と悔やんでいた。

サッカーダイジェスト

横浜、5連勝ならずも鳥栖と1-1ドローで4位浮上! 6戦連発の絶好調エリキは「神様に感謝」「勝利が欲しかった」 | サッカーダイジェストWeb

— エリキはここ6試合で8得点の荒稼ぎ!

 J1リーグは9月30日、アジア・チャンピオンズリーグに出場するチームの前倒し日程となる試合を開催。ニッパツ三ツ沢球技場では、横浜F・マリノス対サガン鳥栖の一戦が行なわれ、1対1の引き分けに終わった。

 試合は0-0で迎えた後半にスコアが動く。49分に、CKのチャンスを掴んだアウェーの鳥栖は、こぼれ球を拾った森下龍矢が右足を一閃。強烈なシュートをゴール右に叩き込み、鳥栖が先制点を挙げる。

 先制を許す展開となった横浜は徐々に反撃の手を強め、終盤に入った84分、同点に追いつく。再三敵陣に攻め込んでいたエリキが天野純からのラストパスを受け、そのまま左足で流し込む。エリキの6試合連続ゴールで横浜が1-1とする。エリキはここ6試合で8ゴールを荒稼ぎ。今季通算9得点としている。

 試合はこのまま1対1でタイムアップ。ともに勝点1ずつを積み上げ、横浜は勝点34として、神戸に敗れた名古屋グランパスをかわし4位に浮上した。一方、連勝を逃した鳥栖は同18となっている。

 試合後、ここ6戦8発と絶好調のエリキは「神様に感謝したい。天野選手が素晴らしいパスを出してくれた」「6試合連続ゴールは嬉しいが、今日は勝利が欲しかった」と語り、自身のゴールに喜びを見せながらも、勝点3に及ばなかったことを悔やんだ。

 
 
「何もなかった」と嘆いたポステコグルー監督。先発7名入れ替え…横浜に起きた機能不全をどう見るべきか? | サッカーダイジェストWeb

— 鳥栖戦、とうとう最後まで横浜のプレスは機能することなく終わった

 4試合連続での3得点で4連勝。横浜がいよいよ上昇気流に乗りつつある状況で、ホームのニッパツ三ツ沢球技場で鳥栖を迎え撃った。

 15年ぶりに優勝した昨季は、同会場で5戦5勝と圧倒的な強さを誇り、今季も1戦1勝と好相性のスタジアムだけに連勝がさらに伸びることを期待したファン・サポーターも多かっただろう。

 しかし、である。試合が始まると、横浜の様子がどこかおかしい。10分も経たないうちに高野遼が負傷交代を余儀なくされたのは誤算だったが、それを差し引いても攻守両面でテンポが上がっていかない。

 直近の柏戦から先発を7選手入れ替えた。中2日の連戦を考慮すれば不自然なことではなく、7月のリーグ戦再開後はフィードプレーヤーの約半数を入れ替えるのは珍しい采配ではなくなっていた。「選手を(負傷のリスクから)守らなければいけない」というポステコグルー監督のマネジメントは一貫している。

 ただし鳥栖戦に先発した前線は、1トップにジュニオール・サントス、2シャドーに前田大然と松田詠太郎という8月に加わった3選手で構成されていた。システム変更後、この3選手が同時に先発したのは初めてだった。

 すると生命線であるハイプレスがなかなか効果的に機能しない。彼らが守備のタスクを放棄したわけではなく、ショートパスとロングパスを織り交ぜた鳥栖のポゼッションに対して空振りが続いた。

 それでも横浜の前線は労を惜しむことなく守備で走る姿勢を求められる。中盤の扇原貴宏や水沼宏太、あるいは最終ラインの喜田拓也からも「行け!」と檄が飛ぶ。プレスがかからないからやめるのではなく、やり続けるのが横浜にとっての正義だ。

 とうとう最後まで横浜のプレスは機能することなく試合を終えた。守備でリズムを作れず、攻撃でも目的の見えにくいポゼッションに終始する。終盤に相手のパスミスからエリキが6試合連続ゴールとなる同点弾を決めたが、逆転する流れには見えなかった。

 試合後、アンジェ・ポステコグルー監督は少し寂しそうに「何もなかった。90分通して、ただ試合をした。自分たちのサッカーが何ひとつなかった」と嘆いた。

— 練習で修正する時間はない。選手が応用力を身に付けていくしかない

 誰がピッチに立っても同じスタイルで戦うのが横浜のアタッキングフットボールだ。実際に今季は戦力として計算できる選手が増え、昨季よりも確実に層が厚くなっている。チームの軸となる既存選手の戦術理解が深まり、途中加入選手にとってもポジティブな状況を作り出せている。

 課題があるとすれば、それはもちろん精度の部分だ。プレスに走るのは正しいが、タイミングや役割分担をさらに突き詰める必要はある。練習で修正する時間はないため、試合の中で選手が応用力を身につけていくしかない。

 システム変更して日が浅く、なによりこの日の先発に昨季の主力メンバーは扇原と喜田、そしてチアゴ・マルチンスの3選手しかいなかった。短期間でこれだけ顔ぶれが変わっているのに、ずっと右肩上がりのチーム状態を実現できるほうが普通ではないだろう。

 これからも連戦は続き、負傷離脱は絶えない。ならば三歩進んで二歩下がることに落胆する必要はない。チームとして地力を少しずつ伸ばしている状況を静観すべきだ。

取材・文●藤井雅彦(ジャーナリスト)

ゲキサカ

鳥栖ルーキーDF森下が2試合連続ゴールも…ミス見逃さない横浜FMがエリキ6戦連発弾でドロー | ゲキサカ

 J1リーグは30日、第25節前倒し分の横浜F・マリノス対サガン鳥栖が行われ、1-1で引き分けた。鳥栖が強度の高いプレッシングと巧みなパスワークを終始繰り出し続け、大卒ルーキーDF森下龍矢の2試合連続ゴールで先行したが、終盤にミスから失点。横浜FMのFWエリキは6試合連続ゴールとなった。

 横浜FMがACLに参戦している影響で10月下旬に行われる予定だった第25節を前倒しで開催。両チームともに連戦が続く中、メンバーを大きく入れ替えて臨んだ。横浜FMはFW松田詠太郎が7試合ぶり、FW前田大然が6試合ぶりの先発。鳥栖は本職のセンターバックが一人もメンバー入りせず、左からDF大畑歩夢、MF松岡大起、DF原輝綺、森下という平均身長172cmの最終ラインで迎え撃った。

 前半7分、横浜FMにさっそくアクシデント。DF高野遼がスライディングをした後に右太もも裏を押さえ、プレーを続けることができなくなり、MF大津祐樹が左ウイングバックで起用された。横浜FMはすでにDF畠中槙之輔、FW仲川輝人ら多くの負傷離脱者が出ており、またしても災難に襲われた。

 前半10分、最初の決定機は鳥栖だった。大畑がインサイドにドリブルで駆け上がると、細かいパス交換からMF原川力がペナルティエリア左に浮き球のスルーパスを供給。これに反応したFW金森健志が左足で狙ったが、ボールはGK梶川裕嗣の右足に当たり、跳ね返りを拾った大畑のシュートは枠を外れた。

 さらに鳥栖は前半12分、自陣から18本もの短いパスを両サイドを使いながらテンポよくつないで敵陣に攻め込み、MF石井快征のスルーパスに反応したFW趙東建が左足で狙う。フィニッシュは惜しくも左ポストに直撃したが、横浜FMのお株を奪うような美しいポゼッション攻撃だった。横浜FMも19分、相手のパスワークを敵陣で寸断して前田が右足で狙ったが、ゴール右に外れた。

 横浜FMは前半22分にここまで最大のビッグチャンス。鳥栖の激しいプレッシングを梶川のミドルパスで回避し、FWジュニオール・サントスは松岡に競り負けるも、こぼれ球を拾った松田のスルーパスから右サイドをMF水沼宏太が駆け上がる。最後に託されたのはJ・サントス。ところが切り返しからの左足シュートは高丘のビッグセーブに阻まれ、跳ね返りを拾ったシュートも高丘の正面を突き、ゴールには結びつかなかった。

 鳥栖は前半26分、原川のスルーパスに森下が右サイドを抜け出し、鋭いクロスに趙がボレーで合わせるも枠外。その後も鳥栖が主導権を握る時間が続き、横浜FMはカウンターから攻撃を試みるもゴール前の精度が足りず、アディショナルタイムに放った水沼の直接FKもゴールマウスを外れ、スコアレスでハーフタイムを迎えた。

 横浜FMはハーフタイムに松田を下げてFWエリキを投入。それでも後半4分、鳥栖が試合を動かした。左からのコーナーキックを原川がゴール前に蹴り込むと、鳥栖の選手は合わせられなかったが、横浜FMのMF扇原貴宏が大きくクリアできず。このボールを拾った森下が振り向きざまに右足を振り抜き、豪快なシュートを突き刺した。森下は途中出場の前節に続いて2試合連続ゴールで、今季3点目とした。

 序盤から全員が運動量を見せていた鳥栖はその後、次々に選手交代を行い、FW小屋松知哉、MF本田風智、FW林大地を投入。一方の横浜FMはMF和田拓也と前田を下げてMFマルコス・ジュニオールとFWエジガル・ジュニオを入れた。横浜FMは後半34分、J・サントスのスルーパスにエリキが抜け出すも大畑が決死のブロックを見せ、鳥栖がなんとか持ち堪えた。

 ところが後半39分、横浜FMは途中出場のMF天野純が松岡からのパスをカットして敵陣でカウンターをスタートさせると、優しいスルーパスに抜け出したエリキが左足で流し込み、ついに同点。痛いミスからリードを失った鳥栖は直後、右サイド攻撃から背後に抜けた林のワンタッチシュートが惜しくも左に外れた。そのままタイムアップを迎え、1-1の引き分けに終わった。

(取材・文 竹内達也)

 
 
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サッカー批評

ポテスコグルー監督「何もなかった90分」 不満の引き分けもエリキ6試合連続ゴール | サッカー批評Web

■9月30日/J1第25節 横浜M-鳥栖(ニッパツ)

 うまくいかない90分だった。

 ニッパツ三ツ沢球技場で行われたサガン鳥栖戦は、横浜Fマリノスが5連勝を狙った試合だったはずが、いつものマリノスらしさを出せなかった。前節から7人のメンバーを入れ替え、10分には負傷で交代カードを1枚使わなければいけなかったことも、リズムを作れなかった要因だろう。

 ただ一番ネックとなったのは、立ち位置の組み合わせだ。鳥栖の攻撃の際、鳥栖の選手は横浜の選手と選手の間で次々とボールを受けた。それは、鳥栖のビルドアップを容易にするのと同時に、横浜がなかなかボールを奪いにいけないことを意味していた。

 DF和田拓也が試合後に「プレスがなかなかハマらないので、押し込まれる時間が長くなってしまった」と振り返ったように、前に行くディフェンスができなかったことも鳥栖の攻撃を許した要因だろう。わずか3試合前にアウェイで戦ったときとは違った展開だった。

 ポテスコグルー監督が「自分たちのサッカーという部分ができていなかった」「何かというわけではなく、何もなかった。90分を通して、ただ試合をした」と厳しく総括したが、実際、ベンチ前で何度も考え込む姿を見せた。

 それでも、ポテスコグルー監督の交代カードが当たったのは事実だ。84分の得点シーンは、途中交代で入ったMF天野純が相手陣内でボールをカット。そこから、同じく途中出場のFWエリキにスルーパスを通しての同点ゴールとなった。

 チームの調子が悪くても、強力助っ人陣の投入で流れを引き寄せられるのは、横浜の大きな強みだ。FWエリキはこれで6試合連続ゴール。「6試合連続でゴールを決められたことは嬉しいが、勝利がほしかった」と個人よりもチームを思う姿勢も、やはり頼もしい。

 ここまでリーグ2位の44得点を奪い、鳥栖戦の前まで4試合連続で3得点。爆発的攻撃力でピッチを支配する姿こそ、横浜FMだ。

 次節、次々節とニッパツでの試合が続く。3800人の定員に対し鳥栖戦は水曜日開催ながら3431人が集まった。駆け付けてくれるサポーターのために、攻撃サッカーを復活させるしかない。

フットボールチャンネル

横浜FMが連勝ストップもエリキ6戦8発でドロー 鳥栖は森下2試合連続ゴールも今季初連勝ならず《J1》【超ワールドサッカー】

明治安田生命J1リーグ第25節の1試合が30日にニッパツ三ツ沢球技場で行われ、横浜F・マリノスvsサガン鳥栖は1-1のドローに終わった。

4試合連続の3得点で4連勝を飾り、上位追撃ムードが強まる5位横浜FMは前節の先発から7選手変更のターンオーバー。一方、FC東京戦を3-0の快勝で飾り、3連敗ストップの4試合ぶり白星を手にした14位鳥栖も先発の半分以上となる6選手のメンバーチェンジを施した。

横浜FMがACLを戦う影響で当初予定の10月下旬から前倒し開催の一戦は互いに後ろからの丁寧なビルドアップで攻撃を形作ろうとするなど、それぞれの特長を出し合っての戦いになる。そのなかで、今季初の連勝がかかる鳥栖はプレッシングとパスワークで昨季王者を相手に序盤から好勝負を演じていく。

対する横浜FMは10分に高野の負傷交代を強いられるなど、鳥栖のスムーズなフィニッシュワークに手を焼いたものの、フォアチェックをフィニッシュに繋げるなど、徐々に攻勢ムードに。22分には前節を欠場したジュニオール・サントスが立て続けにシュートを放ったが、GK高丘が立ちはだかる。

守護神の踏ん張りも光る鳥栖は28分、原川の絶妙なスルーパスに反応した右サイドバックの森下が敵陣右サイド深くに抜け出して低い弾道のクロスボールを供給。ボックス中央で合わせた趙東建はこのチャンスを生かせなかったが、ボールの主導権を握り返せば、しっかりと押し上げて反抗する。

そんな拮抗したゲームを先に動かしたのは鳥栖。ゴールレスで迎えた49分、左CKのチャンスを獲得すると、キッカーの原川が右足クロスボールを供給する。扇原の中途半端なクリアボールをボックス内で拾った森下の振り向きざまに右足でインパクトしたボールがゴール上隅に突き刺さった。

ここ5戦連発中と絶好調のエリキをハーフタイム明けから送り出したものの、先制を許してしまった横浜FMは69分、チーム最多11得点のマルコス・ジュニオールとエジガル・ジュニオを投入。対する鳥栖も75分までに小屋松、本田、林、小林、内田の投入で交代カードを使い切り、横浜FMに対抗する。

しかし、横浜FMが鳥栖のひとつのミスにつけいる。84分、そのわずか1分前に最後のカードでピッチインの天野が敵陣中央で松岡の横パスをカットすると、右サイドから中に絞る動きでボックス内を目指したエリキにパス。左足シュートをゴール左下に決め、横浜FMが終盤に追いついてみせる。

エリキのここ6試合で8発目となるゴールでついに鳥栖の守りを崩した横浜FMはその直後に浴びたカウンターから林に決定的な場面を許しながら勝ち越しを目指したが、このまま終了。絶好調エリキの同点弾で追いついた横浜FMと、森下の2試合連発となる今季3得点目で先制した鳥栖の一戦は痛み分けに終わった。

Football LAB 〜サッカーをデータで楽しむ〜

横浜F・マリノス 2020マッチレポート | 9月30日 vs 鳥栖 | データによってサッカーはもっと輝く | Football LAB

こけまりログ

2020/09/29 【スタジアム観戦情報まとめ】2020/9/30(水)19:00KO J1第25節 横浜F・マリノスvs.サガン鳥栖@ニッパツ三ツ沢球技場 ※観客上限50%試合
 
 

今週の他会場など


 
 

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