【試合結果まとめ(3○2)】2020/7/8(水)19:00KO J1第3節 横浜F・マリノスvs.湘南ベルマーレ@ニッパツ三ツ沢球技場

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アンカー(目次)

1.横浜F・マリノスオフィシャルサイト
2.Jリーグ.jp
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4.YouTube
5.Webニュースログ
6.今週の他会場など

横浜F・マリノス オフィシャルサイト

2020 明治安田J1 第3節 vs湘南ベルマーレ | 2020 | 試合 | 横浜F・マリノス 公式サイト

監督コメント

アンジェ ポステコグルー

「エキサイティングなゲーム展開だったと思います。たくさんのゴールが生まれました。
もちろん湘南さんは、守備のところでもハードワークしてきて、タフにやってきました。
しかし自分たちもいい形で、交代選手もしっかりインパクトを残して、エナジーをチームに吹き込んでくれましたし、本当に良かったと思います」

質問:3人の交代が大きく流れを変えたと思いますが、あの交代の狙いについて、もう少し詳しく教えてください。
「特別なことではありません。湘南が守備でハードワークをしていましたが、その中でも自分たちはボールを支配していました。
ただもう少し力強さがほしかった部分がありました。フレッシュな選手を入れることによって、質も高く、そしてゲームの展開も変えてくれるのではないかと交代をしました」

質問:終盤、選手たちがよく声を出していたと思いますが、その点はいかがでしょうか。
「選手たちには、昨年優勝しただけに自分たちは今シーズンはチャレンジングなシーズンになるんだぞと言ってきました。毎試合毎試合、チャレンジ精神を持ってやらなければいけないと思います。11人だけが大事なわけではなく、自分は全員を必要としています。先発だけではなく、その他の選手も、常に日頃から準備をしてほしいと思っています。
もう次の日曜日にはまた試合です。次に誰を出すかを含めて、自分はしっかりと見ていかなければならないですし、選手たちもそういう部分を頭に入れながら、自分たちが準備をできているというところを見せてほしいと思います」

質問:選手層が厚くなったことで、逆にコンビネーションの部分が難しくなった面があるのではないでしょうか。
「難しいシーズンになるのはわかっています。どのチームも自分たちを倒しに来るでしょう。しかし、我々はこの前の試合も今日も70%近くボールを保持していたと思います。もちろん、もっと挑戦しなくてはいけないシーズンになってくるはずです。
今日は自分たちがチャンスをつくった中で3点を決めましたが、もっとゴールを決められる場面もあったと思います。
数カ月間の自粛期間があった中で、コンビネーションの部分でうまくいかないというのは自然なことではないでしょうか。しかし今シーズン、試合はたくさんあります。どんどん良くなってくると思っていますし、続けていくことだと思います。
この自粛期間中、チームとして考えていたのは、力強さを保つようにということです。これは選手、スタッフで共有していたことです。なので特に、うまくできていないから、どうしようという焦りはなく、どんどん良くなってくる傾向にあると思っています」

質問:喜田キャプテンの素晴らしいリーダーシップについて、一言お願いします。
「本当に素晴らしいリーダーシップを取ってくれる選手です。去年に引き続き、今年もキャプテンの務めを果たしてくれています。本当に重要な選手の一人であるのは間違いありません。
しかし再開して2試合、彼はフル出場しています。試合日程を考えると、毎試合毎試合、彼を起用するのは難しくなるかも知れません。ただ、その中でもしっかりやってくれると思いますし、ピッチ上だけではなくオフ・ザ・ピッチの部分でも彼はリーダーシップを発揮してくれると信じています。ロッカールームでも一人ひとりと声をかけながら、こうしよう、ああしようと言っているのを見ていると、本当に彼は大きくなってくれているなと思っています」

選手コメント

オナイウ 阿道

「(交代で入ったときの気持ちは)0-1で負けている状況だったので、この3人で流れを変えようと思っていましたし、出る前もサブのメンバーでそう話していました。まずは追いつこうという気持ちで入りました。
(チーム内の競争が激しい中、どんな思いで臨んでいますか)どのチームにいてもレギュラー争いはあると思いますが、その中で今日のように途中で使ってもらったときに、しっかりと結果を残すというのを意識しています。サブでも気持ちを切らさないで続けることが大事だと感じています。
(得点のとき、水沼選手とは、どういうコンタクトがあったんでしょうか)宏太くんがターンしかけていたので、クロスが来るなと準備していました。相手のディフェンダーに当たらないことを祈りながら、良いポジショニングが取れていたので、あとクロスの質は完璧だったのでボクはさわるだけでした。
(F・マリノスでのリーグ戦初ゴールが決勝点につながりました)もちろん嬉しく思いますが、誰が点を取っても、そのゴールが勝ちにつながるというのはポジティブなことだと思うので、それは良かったと思います。
(激しいポジション争いの中で、結果を示せました)そう言ってもいいかもしれませんが、これで満足しているわけではありませんし、ずっとスタメンで出続けることは、日程的にも難しいと思っています」

高野 遼

「とにかく、リーグ戦初勝利を挙げられて良かったという思いはありますけど、個人的にはまだまだ反省するべきことがあります。次の試合もすぐにあるので、みんなで準備していきたいと思います。
(初先発で心掛けたことは)久々の公式戦だったので、無観客で慣れないこともありました。とにかく落ち着いてプレーしようと思ったんですけど、いい連携もあれば悪いプレーもあったので、そこは反省してまた取り組んでいきたいです。
(スタジアムの雰囲気は)もう最高でした。本当にサポーターがいるみたいで、たくさんの方にフラッグを購入してもらって、いい雰囲気でプレーできることに幸せを感じました。
(コンディションづくりなど今後の取り組みは)切り替えて、まずはリカバリーして、次の試合にまた全力で挑めるように全員で準備していくことが大事だと思います」

天野 純

「(2得点について)1点目は、あそこでボールを持った時に、アドと宏太くんの位置が見えていたので、そこにアーリークロス気味に入れようとしたのですが、GKが前に出ているとも感じたんで、あの辺に落ちればいいという感覚で蹴りました。風も強かったですから、うまくゴールまで流れてくれて得点になって良かったです。
2点目に関しては、ペナルティーエリア内に侵入していくという部分は、昨年も含めてそんなに多くない自分の形ですが、あそこでしっかりゴールを決め切るというのは、少し成長した部分を見せられたのではないかと思います。
(後半の3枚代えの場面では、どのような指示を受けましたか)ボスからは、どこのポジションに入るかというぐらいしか言われませんでしたけれども、今日サブの選手たちで、良いアップというか良い準備が皆でできましたし、5人の交代枠があるので、サブの自分たちが流れを変えるという意識を持って盛り上げてやっていました。そういう良い準備が、こういう結果につながったのだと思っています。
(ピッチ内で、全員が積極的に声を出し合っていたという点については)宏太くんや祐樹くん、ボクもそうですけど、経験のある選手たちがチームを引っ張ってポジティブな声を出して、苦しい時間帯でも声を掛け合ってサポートできました。チームが一つになっていると感じましたし、それが勝利につながったので、すごい大きな一歩になったと思います。
(交代して4-4-2のシステムにチェンジしましたが、どういう点に注意してプレーしましたか)喜田とボクがダブルボランチの4-4-2になって、喜田と話してボクが前に絡んで、喜田が後ろに構えるという関係にしました。自由にプレーできてやりやすかったですし、結果的に2点取れたので良い判断だったと感じています。
スタートと途中出場は全然違います。こういうプレーを最初から、スタートから出てできれば一番良いのですが、交代枠が5人という中で、サブの選手も含めて全員で試合を決めるということが、この先も多くなってくると思います。それを示せた、良い試合だったと思います」

Jリーグ.jp

横浜FMvs湘南の試合結果・データ(明治安田生命J1リーグ:2020年7月8日):Jリーグ.jp
 └ 入場者数 0人(無観客試合)

選手コメント

天野 純

--同点ゴールと一時逆転となった2つのゴールの場面を振り返ってください。
1点目はアド(オナイウ 阿道)と(水沼)宏太くんが見えて、アーリークロスを入れようとしたらGKが前に出ているのが見えました。「間に落ちてくれれば」と思って蹴ったら、風が強かったので、流れてくれて点が入って良かったです。2点目は去年を含めて、ペナルティーエリア内に進入していく形が多くなかったので、少しは欧州で成長した姿を見せられたかなと思います。

--交代時に監督から受けた指示を教えてください。そして、どのような気持ちでピッチに入ったのでしょうか。
ボス(アンジェ ポステコグルー監督)からはポジションぐらいしか指示はなかったのですが、今日はサブの選手が流れを変えようと盛り上げ、良い準備ができていたので、こういう結果が生まれたのだと思います。

宏太くん、(大津)祐樹くん、僕もそうですが、経験のある選手がチームを引っ張って、苦しいときにチームが1つになったと感じました。全員で戦う姿勢を見せることができた良い試合でした。

オナイウ 阿道

(途中出場したときは)まだ負けている状況だったので、3人で流れを変えて、まずは追いつくことだけを考えていました。どのチームでもポジション争いはありますし、途中で使ってもらったときに結果を残すことが大切です。サブでもベンチ外でも気持ちを切らさないように心がけています。

(決勝点は)(水沼)宏太くんがターンしたときに「クロスが上がってくるな」と感じました。あとはDFに当たらないように祈っていましたね(笑)。クロスの質は完璧だったので、あとは自分は触るだけでした。勝ちにつながってうれしく思いますが、ここで満足しては先発で出られるようにならないので、満足はできません。

 
 

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ハイライト|2020 J1リーグ第3節|vs湘南ベルマーレ – YouTube
 
 

ネットニュース・Weblog

スポーツニッポン

横浜 待望のリーグ初勝利 復帰天野が値千金2得点― スポニチ Sponichi Annex サッカー

 昨季王者が待望のリーグ戦初勝利を手にした。ポステコグルー監督の采配がぴたり。劣勢だった0―1の後半18分に一気に投入されたMF天野、FWオナイウ、MF水沼の3人全員が得点に絡み、逆転勝利をもぎ取った。

 破産したベルギー2部ロケレンから中断期間中に復帰した天野は左足で値千金の2得点。「マリノスに何とか恩返ししたいという思いを持っているので、チームが勝てて本当にうれしい」と振り返った。オナイウは横浜でのリーグ戦初得点が決勝点となった。再開後のホーム初戦で、試合前には隣接する横浜市立市民病院の方向に全員で感謝の拍手を送った。

ニッカンスポーツ

横浜MF天野2発などで今季初勝利/横-湘3節 – J1 : 日刊スポーツ

横浜F・マリノスはMF天野純の復帰後初ゴール含む2得点の活躍などで湘南ベルマーレに3-2で競り勝ち、今季初勝利を挙げた。

スコアレスで折り返した後半6分に先制を許すと、後半18分に天野、FWオナイウ阿道ら3選手を一気に投入。すると、直後の同21分に左サイドでボールを持った天野がミドルシュートを決めて同点。続く同32分にもペナルティーエリア内でボールを受けた天野が鮮やかな身のこなしでDF2人をかわしてネットを揺らし、逆転に成功した。

同34分に同点とされたが、終了間際の42分。オナイウが右からのクロスに頭を合わせて勝ち越しに成功した。ポステコグルー監督の采配も当たり、試合はこのまま終了。横浜がリモートマッチ(無観客)で行われた再開後、ホーム初戦を白星で飾った。

 
 
横浜天野2発で今季初勝利「成長もみせられたかな」 – J1 : 日刊スポーツ

横浜F・マリノスは元日本代表MF天野純(28)が復帰後初ゴールを含む2得点の活躍をみせ、今季初勝利を挙げた。

1点ビハインドの後半18分に3選手交代の1人として投入された直後の同21分。風上であることや、前に出るGKの位置も見定め、左サイドから左足で同点のミドルシュートを決めた。

続く32分にはペナルティーエリア内でボールを受けると軽やかなタッチでDF2人をかわし、またも左足でネットを揺らして勝ち越し。「2点目は今まであまりない形。成長もみせられたかな」。直後に同点とされたが最後までボランチとして攻撃を引っ張り、終了間際の決勝点につなげた。

昨夏に初の海外挑戦としてベルギー2部ロケレンに期限付き移籍したが、4月下旬に同クラブが経営難で破産宣告を受け、無念の復帰。「こんなに早く帰ってくるつもりではなかった」と複雑な気持ちも明かしたが、昨季チームの一員として味わえなかったJ1制覇を再び実現するべく気持ちを切り替えた。

前節ではトップ下で先発、この日はボランチと、競争激しい中盤のキーマンとして指揮官の期待も大きい。2連覇へ向け、王者に頼もしい司令塔が帰ってきた。【松尾幸之介】

 
 
横浜が交代策的中のオナイウ決勝弾「全員必要」監督 – J1 : 日刊スポーツ

横浜F・マリノスは後半途中出場のMF天野純とFWオナイウ阿道が得点するなど交代策もハマり、湘南ベルマーレに3-2で競り勝って今季初勝利を挙げた。

1点をリードされて迎えた後半18分に天野、オナイウ、MF水沼宏太を一気に投入。すると、直後の同21分と32分に天野がネットを揺らして逆転。同34分に同点とされたが、終了間際の42分にオナイウが決勝点を決めた。

ポステコグルー監督は「エキサイティングな試合展開だった。交代選手がしっかりインパクトを残してチームにエナジーを吹き込んでくれた」とたたえた。今季は過密日程ゆえに1試合3人から5人に増えた交代カードの切り方も重要になってくる。指揮官は後半18分の3枚代えと同時にシステムも4-3-3から4-4-2へと変更。「シーズンを通してこういう交代はあると思うし、そういった意味でやった。今季は先発の11人だけでなく全員を必要としています」と力を込めた。

決勝点のオナイウは「いいポジションがとれていたし、クロスの質も完璧。触るだけでした」と振り返った。現状については「満足しているわけではない」と語り「そうじゃないとスタメンで出続けることはできない。そういう気持ちでいます」と継続した活躍を誓った。【松尾幸之介】

サンケイスポーツ

王者・横浜Mが今季初白星 オナイウVヘッド、交代選手で3得点 – サッカー – SANSPO.COM(サンスポ)

 「明治安田生命Jリーグ」はJ1の9試合がリモートマッチ(無観客)で行われ、昨季覇者の横浜Mは湘南に3-2で競り勝って初勝利を挙げた。

 昨季の王者が選手層の厚さを示して初白星をつかんだ。横浜Mは後半18分から同時に出場したMF天野、MF水沼、FWオナイウが3ゴールを生み出した。過密日程を考慮し、5人に増えた交代枠を生かした策が的中したポステコグルー監督は「交代選手がエネルギーを与えてくれた」と褒めた。

 3人の同時投入で、昨季までの4-3-3から4-4-2に。右FWの仲川が左MFに移り、右MFには水沼が入った。天野は中盤の底から配球し、流れを変えた。

 途中出場で2得点の天野は「出るチャンスがあったら何とかインパクトを残したかった。チームも勝利できて本当にうれしい」と胸を張った。昨夏にベルギー2部のロケレンに期限付き移籍。1年ぶりに復帰しただけに「成長した部分を見せられた」と喜んだ。

 「あとから出てきた選手がエナジーを吹き込んでくれた」とポステコグルー監督。得点王のFW仲川はこの日無得点も、充実の選手層の厚さを示した。リーグ連覇への第一歩を踏み出した。

スポーツ報知

【横浜М】ベルギーから復帰の天野が恩返し弾2発 : スポーツ報知

 4月にベルギー2部ロケレンから復帰した横浜M天野が恩返しの2得点で今季初勝利をもたらした。1点を追う後半22分、左45度からGKの頭上を狙う芸術的なゴールで復帰後初得点。同22分にはエリア内に侵入し、相手GKの股下を左足で通した。同点とされた後半42分には、FWオナイウが値千金のヘディングで勝負を決めた。天野は「復帰させていただいた。恩返ししたいと思っている」と試合後、充実の表情を浮かべた。

 湘南が出足の速い守備で苦戦する中、慌てず1点ずつ重ねて勝ち点3に近づいた横浜M。ポステコグルー監督は「。挑戦するシーズンになってくる。もっともっと決められるチャンスがあったと思うが、数か月自粛期間があり、コンビがうまくいかないこともある。これから試合がたくさんあるなかでもっともっとよくなると思う」と振り返った。

 
 
<【横浜M】天野、恩返しの2発で今季初勝利 ベルギー2部から復帰「成長を見せられたと思う」 : スポーツ報知/strong>

 MF天野が恩返しの2得点で今季初勝利をもたらした。1点を追う後半22分、ゴール前左45度からGKの頭上を狙う芸術的なゴールで復帰後初得点。同22分にはエリア内に侵入し、GKの股下を左足で通した。「(2点目の)あそこに入って得点する形は自分の中でそう多くなかった。(ベルギーでの)成長を見せられたと思う」と振り返った。

 昨年7月、ベルギー2部ロケレンへ期限付き移籍。主力として活躍していたが、コロナ禍で経営難に陥ったクラブが破産し、4月に古巣復帰が決まった。もともと持っていた絶品の左足に加え、結果が求められる欧州で“前のめりな”プレーも身につけた。リーグ連覇を狙うチームに「復帰させていただいて、恩返ししたい思いをもってプレーしている」と貢献を誓った。

サッカーダイジェスト

【J1採点&寸評】横浜3-2湘南|激戦の神奈川ダービー、“三枚替え”の3選手を高評価!敗れるも湘南はカラーを誇示 | サッカーダイジェストWeb※一部抜粋

【チーム採点・寸評】
横浜 6.5
注意すべき時間帯でのもったいない失点もあったが、攻撃では持ち味を発揮して今季初勝利。

湘南 6
序盤からファイトする姿勢が光る。敗れはしたがチームカラーは存分に見せたといえる
 
 
【横浜|採点・寸評】
GK
21 梶川裕嗣 6
セービング場面での落ち着きは秀逸。ビルドアップでは好パスと危うさが紙一重だった。

DF
27 松原 健 6
仲川との良好な関係は健在。鋭いグラウンダーパスを供給してチームの攻撃を加速させる。

15 伊藤槙人 5.5
指宿とのマッチアップで完勝を収める。球出しは良いパスと単純なミスが混在していた。

44 畠中槙之輔 5.5
タリクの突破を止めた場面で警告を受けてリズムを崩す。直後のパスミスはいただけない。

16 高野 遼 5.5(83分OUT)
力強い左足クロスで見せ場を作っただけに、簡単につなげる場面でのミスを減らしたい。
MF
8 喜田拓也 5.5
自陣での危険なボールロストも散見されたが、終盤は声の力でチーム全体を引き締めた。

6 扇原貴宏 5.5(63分OUT)
CBの間に落ちて配球役を担い、チャンスと見るや相手のペナルティエリア内へ侵入する。

9 マルコス・ジュニオール 5.5(63分OUT)
前を向いてボールを持てば奪われない。ただ本調子ではなく、決定打には至らなかった。

FW
23 仲川輝人 5.5
惜しいクロスはあったもののシュートは不発。肝心の場面でボールが足につかなかった。

30 エジガル・ジュニオ 6(77分OUT)
ヘディングシュートは相手GKの好セーブに防がれた。それでも天野の逆転弾をお膳立て。

17 エリキ 5(63分OUT)
サイドでプレーエリアを制限されては持ち味を出せない。高野との呼吸も今ひとつ。

交代出場
MF
18 水沼宏太 6.5(63分IN)
乾坤一擲のクロスでオナイウの決勝点をアシスト。横浜の一員として念願の結果を残した。

MAN OF THE MATCH
MF
39 天野 純 7(63分IN)
喜田とのダブルボランチで攻撃意識を全開。左足で2得点を叩き出し、進化を示した。

FW
45 オナイウ阿道 7(63分IN)
水沼のクロスに空高く舞い、打点の高いヘディングを叩き込む。点取り屋としての才を発揮。

MF
7 大津祐樹 -(77分OUT)
トップ下として出場。後方からのロングボールを競り勝ち、攻撃回数を増やすことに成功した。

DF
5 ティーラトン -(83分OUT)
疲れの見えた高野に代わって左SBへ。持ち前のアグレッシブさで逆転勝利に一役買う。

監督
アンジェ・ポステコグルー 6.5
3人同時交代が見事にハマり、流れを大きく手繰り寄せた。豊富な選手層を見事に生かした。

 
 
横浜に初勝利を引き寄せた三枚替え!2得点の天野純が明かしたサブ組の“良いアップ” | サッカーダイジェストWeb

–「サブの選手たちが流れを変えるんだという意識で、盛り上げてやれていた」

今季古巣に舞い戻ったレフティが王者に今季初勝利につながる活気をもたらした。

 横浜F・マリノスは8日、ホームのニッパツ三ツ沢球技場で湘南ベルマーレとの神奈川ダービーに臨んだ。スコアレスで迎えた後半、横浜は相手のスピーディな攻撃から先制点を許してしまう。

 悪い流れを一気に変えるべく、合図となったのは63分の“三枚替え”だ。水沼宏太、オナイウ阿道、そして今季ベルギー2部のロケレンから復帰した天野純を投入。すると3分後、天野が「アーリークロス気味に入れた」というパスが強風に乗って直接ゴールネットを揺らす。さらに77分にはバイタルエリアからエジガル・ジュニオとのパス交換でエリア内に侵入した天野が自ら仕掛けてシュートを放ち再びネットを揺らす。試合後には、「去年までの自分にはそんなに多くない形だったが、少し成長を見せられた」と胸を張った。

 その後横浜は一度は追いつかれるものの、87分にはやはり途中出場のオナイウが決勝点を挙げ、今季リーグ初白星を挙げている。

 ゲームの転機となったのはやはり“三枚替え”だろう。2得点を奪った天野は交代時の状況をこう語った。
「ボス(ポステコグルー監督)からは、ポジションのことしか言われなかったが、サブの選手で良いアップができていた。サブの選手たちが流れを変える、5人の交代枠がある、という意識を持って盛り上げてやれていた。今日はそういう良い準備が結果を生んだと思う」

 7人の控え選手に対して5人の交代枠があるだけに、今季はベンチスタートの選手のモチベーションもグッと上がるに違いない。そうした前向きなメンタルが試合展開を好転させたと言えるかもしれない。

 また、天野は「経験のある選手たちがチームを引っ張って、ポジティブな声を出して苦しい時間もサポートできた。チームがひとつになっているのを感じた」とも語る。追いつ追われつのシーソーゲームを制した背景には、サブの選手も含めたチームの一体感が大きく関わっていたようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

 
 
天野純、進化を証明した2ゴール!ベルギーでの苦闘を経て“技巧派”から変貌したスタイル | サッカーダイジェストWeb

–『ねじ込んだ』という形容詞がピッタリの一撃を叩き込んだ

 変わったのは背番号だけではなかった。体重などフィジカル面が大きく強化されたわけでもない。それでも実際のプレーは確実に力強さが増し、表情には自信がみなぎっていた。

 途中出場でピッチに立った天野純の2得点が、横浜の今季初勝利を大きく手繰り寄せた。もっともポジションはダブルボランチの一角で、先発した浦和戦でプレーしたトップ下ではなかった。

 先制された横浜はシステムを4—4—2に変更。天野は喜田拓也と中盤の底でコンビを組み、3列目から攻撃に絡んでいく。配球役を務めて攻撃のリズムを作りつつ、得意とするランニングプレーで高い位置に進出してフィニッシュ場面にも顔を出す役割だ。

「GKが前に出ていたので、あのあたりに落ちればいいなと思った」と振り返る1点目は持ち前のテクニックが光る技ありの一撃。より進化を示したのは自身の2点目だろう。

 エジガル・ジュニオに入れたくさびのパスからリターンを受けると、迷うことなく相手DFが密集する地帯へ。強引なドリブル突破でシュートコースを自ら作り出し、左足を振り抜く。『ねじ込んだ』という形容詞がピッタリの一撃を叩き込んだ。

「ああやってエリア内に侵入していくのは去年から含めてあまり多くない形だったけど、あそこでゴールを決め切れたことで成長を見せられたかなと思う」

 はにかみながらも、公式戦の舞台で手応えを得られたのは大きな収穫だ。

 ちょうど1年前、天野は念願の海外移籍を果たした。優勝争いをするチームを離れることに抵抗がなかったわけではない。しかし、かねてから追いかけていた夢を実現させるチャンスを逃したくなかった。

 ベルギー2部・ロケレンでの戦いは簡単ではなかった。横浜のようにポゼッションにこだわる戦術ではなく、求められるのはとにもかくにも個の能力。ヘディングでの競り合いなど不得手な土俵で戦わざるをえない場面も多く、欧州独特のフィジカル重視のサッカーに頭を悩ませた。

–「ボールを持ったら8割は前へ行け」と指示を受けた

 きっかけを掴んだのは今年に入ってから。ボランチのポジションで起用されるようになり、指揮官からは「ボールを持ったら8割は前へ行け」と指示を受けた。細かいことは問題ではなかった。天野は愚直にボールを前へ運び、貪欲な姿勢で相手ゴールに迫った。

 その矢先にロケレンの経営問題で帰国を余儀なくされたが、横浜復帰後も前方向を意識したプレーを続けた。トップ下ではもちろんのこと、ボランチで起用された場合も意識を変えない。湘南戦ではビハインドの展開だったことも背中を押した。

 リーグ戦でのマルチゴールは自身初。必然の2ゴールは進化の証と言っていい。しかしポジションを争うライバルはあくまでも優勝メンバーだ。スタメン奪取には、まだまだ足りない。次節以降も自身の力をピッチで示すのみ。

「マリノスは優勝したチーム。そのチームに復帰して、すぐにレギュラーになれるとは思っていない。ゼロからのスタートだと思って、自分は結果を残し続けるしかない」

 言葉に力を込めて、次の試合へ。テクニックに比重を置いていたかつての姿から変貌を遂げた。

 前への意識を強く保ちながら相手ゴールに狙いを定め、未来を切り拓いていく。

取材・文●藤井雅彦(ジャーナリスト)

 
 
【J1第3節PHOTO】横浜FM3-2湘南|3枚替えズバリ!天野、オナイウのゴールで王者・横浜が今季初勝利! | サッカーダイジェストWeb
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サッカーキング

【写真ギャラリー】2020.7.8 明治安田生命J1リーグ第3節 横浜F・マリノス 3-2 湘南ベルマーレ | サッカーキング

ゲキサカ

王者・横浜FM、鮮やか“3枚替え”で押し切った!! 復帰MF天野2発&オナイウ決勝弾で今季初勝利 | ゲキサカ

 J1リーグは8日、第3節を各地で行い、横浜F・マリノスは湘南ベルマーレに3-2で勝利した。途中出場のMF天野純の2ゴールとFWオナイウ阿道のヘディング弾で見事な逆転劇。昨季の王者が開幕3試合目で初白星を飾った。

 いずれも前節から中3日での一戦。ホームの横浜FMは浦和戦(△0-0)から先発5人を入れ替え、DF松原健、DF伊藤槙人、DF高野遼、MFマルコス・ジュニオール、FWエジガル・ジュニオを新たに起用した。対する湘南は仙台戦(●0-1)から5人を変更し、DF大野和成、MF金子大毅、MF山田直輝、FW中川寛斗、FW指宿洋史を入れた。

 試合は4-1-2-3で相手を押し込もうとする横浜FMに対し、5-3-2のコンパクトなブロックを敷いて受け止める湘南という構図でスタート。湘南は素早い守備から196cmの指宿と155cmの中川という凸凹 2トップにボールを当てたいところだが、前半4分にMF齊藤未月、8分にMF鈴木冬一が警告を受けるなど、厳しい対応を迫られた。

 すると最初の決定機は前半16分、横浜FMが中盤でのボール奪取合戦を制し、右サイドをFW仲川輝人が突破すると、ノールックでのアーリークロスを供給。これに反応したFWエジガル・ジュニオがうまくバウンドを合わせてヘディングしたが、シュートはGK富居大樹の横っ飛びに阻まれた。

 対する湘南は前半36分、カウンターから右を攻め上がった齊藤のグラウンダークロスに中川がダイレクトで反応するも、右足シュートはDF伊藤槙人がブロック。39分には鈴木のFKをDF坂圭祐が競り合って落としたが、齊藤のボレーシュートは古巣対戦のGK梶川裕嗣の正面を突いた。

 湘南はハーフタイム、指宿に代わってMF松田天馬を投入。すると後半7分、齊藤の単独突破は伊藤のカバーリングに阻まれるも、直後に大きな先制点が入った。スローインを起点とした攻撃からMF岡本拓也が左足でファーサイドにロングフィードを送ると、山田がボレーで折り返し。これに反応した中川がバウンド際を押し込んだ。

 横浜FMのアンジェ・ポステコグルー監督は後半18分、MF天野純、FWオナイウ阿道、MF水沼宏太を一気に投入。システムを4-4-2に変更し、仲川を左サイドに回すという異例のシステム変更に踏み切った。

 すると後半21分、横浜FMは入ったばかりの天野がゴール左斜め前を攻め上がると、ミドルレンジから弧を描くようなループシュート。これが富居の頭上を越え、ボールはゴールマウスに吸い込まれた。天野はベルギーからの復帰後、2試合目での今季初ゴール。約1年前に壮行セレモニーが行われた三ツ沢の地で決めた。

 同点に追いつかれた湘南は後半24分、途中投入の松田に代えてFWタリクを投入。すると26分、相手のパスミスにつけ込んだ齊藤がボールを奪い、タリクを経由してフリーの山田がシュートを狙ったが、これは梶川の正面に飛んだ。30分には齊藤を下げ、2種登録の17歳MF田中聡を送り込んだ。田中は緊迫した状況の中でJリーグデビューとなった。

 オープンな展開を呈する中、横浜FMは後半32分、エジガルとのワンツーで攻め込んだ天野が坂の股を抜いてシュートを放つと、これが富居の股も抜いてネットを揺らし、この日2ゴール目で勝ち越し。ところが湘南も34分、右サイドを駆け上がった岡本のクロスにファーサイドで反応した鈴木が豪快な左足ボレーで叩き込み、すぐさま同点に追いついた。

 その後も一進一退の攻防となったが、最後は横浜FMが押し切った。後半42分、右サイドに開いた水沼がゴール前にクロスを送ると、途中出場のオナイウが強烈なヘディングシュートで勝ち越しゴール。その後は湘南も鈴木、タリク、田中のシュートで立て続けに決定機を迎えるも、ゴールを割ることはできず、ポステコグルー采配が的中した横浜FMが今季初勝利を手にした。

(取材・文 竹内達也)

 
 
1年越しの三ツ沢帰還、横浜FM天野純が感謝の逆転2ゴール「成長したところを見せられたかな」 | ゲキサカ

 盛大な見送りを受けて三ツ沢を旅立った10番はあれから1年後、無観客で静まるこの地に感謝の39番を背負い帰還し、昨季王者の再出発を印象づける2ゴールを沈めた。「成長したところを見せられたかな」。横浜F・マリノスMF天野純は試合後、リモート取材の場でたしかな手応えを語った。

 1点ビハインドで開幕3試合未勝利もちらつく後半18分、王者の反撃の口火を切ったのは今季限定とも言える異例の用兵だった。右ウイングで昨季のJリーグMVPに輝いたFW仲川輝人を左サイドに回し、システムを4-2-1-3から見慣れない4-4-2へと変更。交代枠5人制を踏まえ、ベンチに控えていた天野、MF水沼宏太、FWオナイウ阿道を一気にピッチへ送り出した。

「特別な狙いはないが、湘南が守備でハードワークをしていたし、自分たちがボールを支配した中でもう少し力強さがほしかった。フレッシュな選手を入れることで、力強くゲーム展開を変えてくれるのではないかと考えた」(アンジェ・ポステコグルー監督)。

 どんな指示より明らかな攻撃へのメッセージ、これにどんなプレーより明らかな結果で応えたのが天野だった。まずは後半21分、中盤中央でボールを受け、中を締めてきた相手を見ながら左寄りにドリブルの進路を取ると、虹をかけるような美しい軌道の左足ループシュートをゴール右上隅に落とし込んだ。

「あの形は僕、得意なので」。試合後のフラッシュインタビューで誇らしげに明かした天野は「あそこでボールを持った時、阿道と宏太くんの位置が見えた。でもGKが前に出ているのも見えた。そこら辺に落ちればいいなと。うまくゴールまで流れて、点が入ってくれて良かった」と淡々と振り返った。

 それでもまだ同点。「サブの選手たちで良いアップというか、良い準備ができていた。サブの選手たちが流れを変えるという意識を持って盛り上げてやっていた」。試合前からそう意気込んでいたという天野はもう一つ、大仕事を成し遂げた。

 後半32分、今度はよりゴールに近い位置で前を向いた天野はFWエジガル・ジュニオとのワンツーでペナルティエリア内に侵入。相手DFの股を抜いてシュートを狙うと、ボールは相手GKの股をも抜いてゴールマウスに吸い込まれた。

「ペナ内に侵入していくのは自分の中で多くない形だったけど、あそこで決め切るところは成長したところを見せられたかなと思う」。移籍先のロケレンが倒産したことにより志半ばに終わった欧州挑戦、その中でも遂げてきた進化を印象づける2点目となった。

 チームはその後1点を奪われたが、同じく途中出場のオナイウが決勝ゴールを沈め、両軍合計5ゴールの打ち合いに勝利。今季3試合目で待望の初白星を収めた。また天野にとっても丸1年前の2019年7月9日、自身の壮行セレモニーが行われたJ1第18節大分戦(○1-0)以来となる横浜FMでの勝利。あの日と同じ三ツ沢で、今度は自身のゴールで歓喜を導いた。

 昨季のJリーグ制覇により警戒がいっそう強まり、苦しい戦いを強いられている今季の横浜F・マリノス。「不甲斐ない形でマリノスに復帰してしまったという形になったので、受け入れてくれたマリノスになんとか恩返しをしたいという気持ちを持ってプレーしている」。そう意気込み帰ってきた背番号39がまず一つ、大きな上積みをもたらした。

(取材・文 竹内達也)

 
 
強烈ヘッドで満点回答! 決勝弾の横浜FMオナイウ「これで満足しているわけではない」 | ゲキサカ

 激しい打ち合いに終止符を打ったのは横浜F・マリノスFWオナイウ阿道の強烈なヘディングシュートだった。「クロスの質が完璧だったので触るだけだった」(オナイウ)。MF水沼宏太からのアーリークロスを高い打点から叩き込み、二度目の勝ち越しに成功した昨季王者が、今季初白星を手にした。

 昨季は大分トリニータでJ1キャリア初の10ゴールを挙げ、今季は所属元の浦和には戻らず横浜FMに完全移籍。ストライカーにはFWエジガル・ジュニオ、FWエリキ、MFマルコス・ジュニオールといった強力なブラジル人トリオもひしめき、厳しいレギュラー争いに身を置く中、今季序盤のAFCチャンピオンズリーグではさっそく移籍後初ゴールを含む2得点を決めた。

 ところがリーグ戦では開幕節のG大阪戦(●1-2)でノーゴールに終わると、再開後の前節浦和戦(△0-0)ではベンチ入りしながらも出番なし。この日も同じくベンチスタートだった。それでもオナイウは「途中で使ってもらったときに結果を残すことを意識した。サブでもベンチ外でも気持ちを切らさずにやろうと思っていた」という。

 するとこの日は0-1で迎えた後半18分、アンジェ・ポステコグルー監督の3枚替え策で出番が回ってきた。「負けている状況だったし、その中で3枚替えだったのもあって、この3人で流れを変えようと思っていた」。そんなオナイウの言葉どおり、まずは同時に投入されたMF天野純が2得点を決め、逆転に成功した。

 その後チームは再び失点し、打ち合いの様相を呈する中、今度は天野とともに登場した2人のホットラインが輝いた。2-2で迎えた後半42分、右サイドでパスを受けた水沼が相手のプレッシャーをかわしつつ前を向くと、ゴール前への鋭いクロスを供給。するとディフェンスラインと駆け引きしていたオナイウがフリーでジャンプし、力強いヘディングシュートを叩き込んだ。

「宏太くんがターンしかけていたので、クロスが来ると思った。相手DFに当たらないことを祈りながら、良いポジションが取れていたし、クロスの質が完璧だったので触るだけだった」。これがチームの決勝点。オナイウは「誰が点をとってもゴールが勝ちにつながるのはポジティブなこと。それがよかったなと思う」と勝利を何よりも喜んだ。

 前節の浦和戦はチームが無得点だったため、オナイウのゴールは再開後初めて生まれたFWによる得点。それでも、出番争いをリードしている自覚はない。「ここで満足しているわけではない。日程的にもスタメンで出続けることはできないので」。このまま与えられた出番で結果を出し続け、着実に自身の立場を築いていく構えだ。

(取材・文 竹内達也)

 
 
ニッパツ史上最多!? 王者・横浜FM、“超満員”のリモートマッチで今季初勝利(12枚) | ゲキサカ

サッカー批評Web

J1レビュー!「らしさ」を取り戻した湘南、厚い選手層を示した横浜FM | サッカー批評Web

■早々のイエロー2枚が示した湘南の狙い

 開始から8分までに、湘南は早くも2つの警告を受けた。イエローカードを頂戴すること自体は、褒められたことではない。審判の判定・判断の是非もある。だが、そうしたことを脇に置いて、確かに湘南の狙いと思いはプレーに表れていた。

 ポゼッションサッカーを指向する横浜FMに押し込まれることは、当然予想していたはずだ。むしろ、好都合だったかもしれない。

 昨季王者は、最終ラインの日本代表DF畠中槙之輔らもセンスあるパスで、時に際どく“魅せながら”つなぐ。そうしたプレーが横浜FM陣内で出た時こそが、湘南にとっての絶好機。ボールホルダーに激しく寄せる攻撃的な守備で、しかも1人でボールを奪い切るシーンが散見された。警告の場面以外にもファウルを取られることが多かったが、ドリブルする相手に並走しながら倒した33分の山田のイエロー以外は、基本的に相手ゴールへ向かうアタッキングな守備だった。常にベクトルは、前へと向いていたのだ。

 ハーフタイムを挟んでの52分の中川のゴールも、そうした姿勢の結実だったと言っていい。ゴールシーンの直前、齊藤が相手の攻撃にカウンターを発動させ、単独突破でGKまで抜いてゴールしかける場面があった。その場はクリアされてしまったが、スローインから続く流れで、複数の選手が絡んでゴールを陥れた。

 この試合には、確かに湘南らしいアグレッシブさが表れていた。

■示された昨季王者の底力

 一方の横浜FMが示したのは、昨季王者の底力だったと言っていい。先制を許した11分後、選手たちから「ボス」と呼ばれるポステコグルー監督は、3枚同時にカードを切った。もちろん、全員攻撃的な選手たちである。

 この選手変更に伴い、フォーメーションもアンカーを置いた4-3-3から変化させた。投入した天野をダブルボランチの一角に据え、運動量ある水沼を右サイドハーフ、オナイウにエジガルと2トップを組ませる4-4-2へと移行。この一手が、恐ろしいまでに当たった。

 まず効果を享受したのが天野だ。コンビを組む頼れるキャプテン喜田に守備的な役割を託し、自ら持ち上がるなど推進力を前面に出す。すると交代から3分後、スペースができたバイタルエリアで、中央から左へと流れていく。その動きに呼応したように、水沼らがゴール前へと入るルートを探る。クロスが入る絵が描かれかけたが、そこに新たな一筆を加えられた。天野が得意の左足で送ったボールは、チームメイトと相手GKの間のほどよいところ、どころか、GKが伸ばした手をも超えてゴールへと吸い込まれたのだ。

 この同点ゴールが運にも助けられたとすれば、逆転ゴールは意思の見事な結実だった。スローインからオナイウが落としたボールを受けた時点で、天野の決意は明らかだった。1タッチでエジガルへと縦パスを入れると同時に、短い歩幅でダッシュに移る。リターンを受けると細かなタッチで2人のDFを翻ろうし、飛び込むDFとGKの下を抜いて、鮮やかに左足で突き刺したのだ。交代出場から、わずか14分間での2ゴールだった。

 その後に1点を返され、時間は残り5分を切っていたが、横浜FMには勝利しか見えていなかった。一番ギラついていたのは、交代で入った大津が背後に控える1トップへと入ったオナイウだ。87分、右サイドでボールを持った水沼がターンした瞬間、ゴール前へと加速する。一瞬生じたDFとの間に訪れたボールを、頭で決めた。

 交代で入った3人によって生まれた3ゴール。湘南より少ない、わずかチーム合計7本のシュートで生まれたものは、横浜FMの質を示す。ディフェンディングチャンピオンの今季初勝利は、決して魔法などではない。

web Sportiva

新戦力の躍動でF・マリノス初勝利。だが昨季のリズムはまだない|Jリーグ他|集英社のスポーツ総合雑誌 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva

小宮良之●文

 2019シーズン、横浜F・マリノスは画期的なサッカースタイルで優勝をさらった。ハイラインを保って主導権を握り、サイドバックがMFのようにプレーメイクに厚みを加える。マルコス・ジュニオールがトップ下で変幻の動きを見せ、仲川輝人がサイドから驀進。破壊力抜群の攻撃は、シーズン最多得点を誇った。

「その上で、徹底的に敵チームをスカウティングし、弱点を攻めてきた」

 対戦相手たちが呆然と振り返ったように、当たるべからざる勢いだった。ひとつの時代を彩ったと言える。しかし、王者は王座を狙われる立場だ。

「自分たちはチャンピオンチームで、当然、相手は対策を立ててくる。簡単な試合はない。ミスを修正して、やり続けるだけだ」

 2020シーズンの開幕戦、ガンバ大阪を圧倒的に攻めながら1-2で敗れた後、ブラジル人センターバックのチアゴ・マルチンスはそう洩らしていた。

 そしてコロナ禍による中断後の再開戦、浦和レッズ戦もスコアレスドローで勝てなかった。攻め続けたものの、ゴールを仕留められない。王者であるがゆえ、2試合勝ち星がないだけで疑問視される。

しかしこの日、王者は片目を開けた。

 7月8日、ニッパツ三ツ沢球技場。強風で雲の流れが速い。観客がいないスタンドに、選手の指示や掛け声が響いた。

 第3節、横浜FMは同じ神奈川の湘南ベルマーレを、本拠地に迎え撃っている。序盤から自慢のビルドアップで押し込もうとするが、湘南の鋭い出足に苦心する。しかし10分を過ぎると、次第にラインを越えられるようになり、ゴール前に迫った。

 16分には”らしさ”が出る。GKのフィードから中央に寄った右サイドバックの松原健が受け、迅速にボランチの喜田拓也にボールをつける。喜田も素早く、前方のマルコス・ジュニオールに送る。マルコス・ジュニオールは右サイドを走る仲川へ。そして仲川は中央に走りこんだエジガル・ジュニオに合わせた。叩きつけたヘディングシュートは、GKにセーブされたが、流れるような展開だった。

 その後も、横浜FM陣営はラインを越え、サイドを崩し、ゴールに迫っている。ダウンは奪えなくても、パンチを浴びせ続けた。

 もっとも、湘南も粘り強かった。

「自分たちの(戦う)スタイル、サッカーをやってくれた。選手は100%の力を出してくれたと思う」(湘南・浮嶋敏監督)

 湘南はプレスの出足が落ちなかった。特に左ウィングバックに入った鈴木冬一は、エースの仲川を封じ込め、攻め手を奪っていた。前半を守り切ると、後半はスピードのある松田天馬を投入し、裏を狙うカウンターが明確化。その攻撃で押し込んだあとのことだ。

 後半5分、右サイドからのクロスをファーサイドの山田直輝が折り返し、それを中川寛斗が押し込んでいる。

 横浜FMは攻めながらも得点を奪えず、先制点を奪われることになった。細かいミスが目に付く。MFが無理に食いつきすぎてラインを越えられてしまったり、単純なパスミスで裏返されたり、センターバックも昨シーズンの安定感は望めない。リズムは鈍化しつつあった。

 しかし後半18分、天野純、水沼宏太、オナイウ阿道の3人を一気に投入すると、別の顔を見せる。パス回しが速くなり、前への推進力が出た。

「ディフェンス面ではハードワークすることができていたし、我慢強くやれた。その中で、3人の交代によって、違いを示すことができたと思う」(横浜FM/アンジェ・ポステコグルー監督)

 終了間際にも鈴木ひとりに翻弄されるシーンがあり、ディフェンス面の不安は拭えないままだが、攻撃練度の高さを証明した。天野、水沼、オナイウなど、今シーズンからの新加入組(天野は昨シーズン途中にベルギーのロケレンに移籍したが、コロナ中断中に復帰)は、上積みを見せた。

 王者はこれから突っ走るのか――。7月12日、日産スタジアム。久しぶりに観客が入る試合で、昨シーズンは優勝を争ったFC東京を迎え撃つ。

サッカーマガジンWEB

【横浜FM】交代出場から2得点の天野純「成長した姿を見せられた」 – サッカーマガジンWEB

–J1では586日ぶりゴール

 鮮やかなゴールだった。同点で迎えた77分、天野純はゴール前にパスを送ると、足を止めずにゴールへ向かった。エジガル・ジュニオから戻ってきたボールを受けると、相手DF2人をひらひらとかわす。さらに目の前に投げ出される足とGKの下を抜くシュート。逆転ゴールが決まった。

 昨季にベルギー2部のロケレンへ期限付き移籍したものの、クラブの破産で失意の帰国を余儀なくされた。だが、横浜FMとしては中断期間中のサプライズ補強。リーグ再開初戦となった浦和レッズ戦では、トップ下として先発出場を果たしている。

 ただし浦和戦では、チーム同様に目に見える結果を出すことができなかった。中3日での連戦となるこの試合ではベンチスタートとなったが、「今日はサブの選手がいいアップというか、準備が皆でできていたし、『サブの選手が流れを変える』『5人の枠がある』と盛り上げてやっていた」と天野。心も体も、十分に温まっていた。

 63分に3人同時交代の1人として中盤の底に入ると、思いを体現する。中盤中央から左に流れつつ、「(オナイウ)阿道と(水沼)宏太君がいるのが見えたので、アーリー気味にしたけど、GKが前に出ていたので、その辺りに」と得意の左足を振るう。するとボールは、ゴール前、さらには湘南GKが伸ばした手を越えて、ゴールへと吸い込まれた。「風も強く、うまくゴールまで流れてくれて点が入ったのでよかったと思う」。コメントも軽やかだった。

 そして前述の2点目。「ペナルティーエリア内に侵入していく部分は、去年も含めて自分にはそれほど多くない形だった。そこで決め切れたのは、成長した部分を見せられたかと思う」。この日の天野の前には、誰も反論の言葉を持ち得ない。

 シーズン途中で欧州へ渡った昨季は、リーグ戦18試合で得点はなかった。2018年最終節以来のJ1でのゴール。その後に追いつかれたが、終了間際に同時に交代出場したオナイウが頭で決勝点をマーク。横浜FMの今季初勝利に、今季出場2試合目の天野が、大きく大きく貢献した。

「こういうプレーをスタートから出てできればいいけど、交代枠5人という中で、サブも含めて全員で試合を決めることがこの先多くなるので、それを示せたいい試合だったと思う」

 最後の最後まで、説得力あるコメント。頼もしい選手が帰ってきた。

取材◎杉山 孝

Football LAB 〜サッカーをデータで楽しむ〜

横浜F・マリノス 2020マッチレポート | 7月8日 vs 湘南 | データによってサッカーはもっと輝く | Football LAB

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2020/07/07 【リモートマッチまとめ】2020/7/8(水)19:00KO J1第3節 横浜F・マリノスvs.湘南ベルマーレ@ニッパツ三ツ沢球技場
 
 

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