【リモートマッチまとめ】2020/7/4(土)19:04KO J1第2節 浦和レッドダイヤモンズvs.横浜F・マリノス@埼玉スタジアム


【リモートマッチまとめ】2020/7/4(土)19:04KO J1第2節 浦和レッドダイヤモンズvs.横浜F・マリノス@埼玉スタジアム

タイムスケジュール(予定)

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天気予報

埼玉スタジアム2002の1時間天気 週末の天気【サッカー場の天気】 – 日本気象協会 tenki.jp ※2020/7/4 4:00発表

2020/7/4(土)19:00の予報
天気:曇り
温度:26℃
風 :南 5m/s
 
 

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明治安田生命J1リーグ 第2節 vs 横浜F・マリノス(ONE HEART MATCH)試合情報 | トップチームトピックス | URAWA RED DIAMONDS OFFICIAL WEBSITE
 
 

Webログ

2020/07/01 天野ら中断中に補強 4冠狙う/浦和-横浜予想布陣 – J1 : 日刊スポーツ

<4日19時 浦和-横浜(埼玉)>

新型コロナウイルスの感染拡大による影響で、2月下旬から中断していたJリーグ。6月27日のJ2再開&J3開幕に続き、4日にはいよいよJ1もリモートマッチ(無観客試合)で再開します。2月21、22、23日の開幕節1試合のみ戦い、その後止まっていた約4カ月間で、チームはどう変化しているのか-。システムは? スタメンは? 戦力は? 再開まで3日となった1日、全9試合の予想スタメンを一挙掲載。開幕戦との顔ぶれを比較をしながら、待望の一戦への妄想!? を膨らませましょう!

<横浜F・マリノス>

中断期間中にDF実藤、小池、MF天野と即戦力を3人補強し、最大4冠を狙う過密日程に備えた。指揮官は自身の細かい戦術を体現できる選手を重宝し、あまり動かさない。ベースは開幕時の先発となるだろう。入れ替えはほぼ負傷者の部分で、右手骨折で離脱中のGK朴の代役は梶川、DF伊藤と代わり故障明けの畠中、練習復帰間もないDFチアゴ・マルチンスには無理をさせず実藤か。前線は混戦だが、開幕時は状態不良だったFWエリキとエジガル・ジュニオが先発復帰とみる。王者の層は厚く、今年も隙がない。

<浦和レッズ>

自身区切りの通算ゴールへ、FW興梠が貪欲に狙う姿勢を示した。横浜との再開初戦に控え、2部練習で調整したエースは浦和移籍後、通算100得点にあと1点、鹿島アントラーズ時代を含め、史上6人目のJ1通算150得点にあと2点と迫る。「もちろん出るからには得点を狙っていきたい。チームが勝つことが大前提で、それでゴールできたら」とキッパリ。8年連続継続中の年間2ケタ得点も「過密日程で全試合に出ることはできないと思う。試合数も減ると思う中で2ケタを取るのが真のエース」と気合を入れた。

 
 
2020/07/01 横浜仲川と浦和山中が試合前に駆け引き「嫌な選手」 – J1 : 日刊スポーツ

Jリーグは1日、7月4日のJ1再開直前企画として「2020Jリーグリモートカンファレンス」を開催し、再開初戦でのマッチアップが予想される横浜F・マリノスのFW仲川輝人(27)と浦和レッズのDF山中亮輔(27)が、お互いの出場について駆け引きを繰り広げて盛り上げた。

同イベントはDAZN(ダ・ゾーン)にて独占ライブ配信(第1部のみJリーグ公式YouTubeチャンネルと同時配信)し、各クラブの代表選手1人ずつがリモート出演した。仲川は「待ちに待った再開です。調整は難しかったですけど、コンディションは上がってきていると思います」と近況を報告。かつて横浜でも同僚だった山中は仲川について「非常に嫌な選手ですね」と警戒した。

互いにチームの主力として活躍する2人。コメンテーターの原博実Jリーグ副理事長からは「2人はマッチアップしそうだね」と語りかけられた。それでも山中は「まだ誰が出るかわからないので。練習でアピールしてマッチアップできるように頑張りたいと思います」と笑みを浮かべながら明言を避け、仲川も「自分も試合に出れたら…」と濁して笑わせていた。

 
 
2020/07/03 横浜仲川「明日が待ちきれない」扇原「楽しみたい」 – J1 : 日刊スポーツ

昨季王者の横浜F・マリノスは3日、横浜市内で4日のJ1再開初戦の浦和レッズ戦(埼玉)へ向けて調整した。

ポステコグルー監督は「とても楽しみにしています。浦和は攻撃陣にいい選手がいますし、タフな試合になる」と気を引き締めた。

前日調整はシュート練習などで約1時間半、汗を流した。指揮官は先発メンバーについて「まだ明日にならないと正式なメンバーは出せない」と明言を避けた。故障明けのDFチアゴ・マルチンスについては「出るのが明日か、(次戦の)水曜日かは決めていませんが、出る準備はできている。フィジカル的には問題ないと思います」と話した。

約4カ月ぶりの公式戦へ向けて選手の士気も高まっている。MF扇原貴宏は「感謝の気持ちを持って明日は楽しみたい。状態は上がってきている。(無観客でも)画面の向こう側に応援している人がいると思ってプレーしたい」と意気込んだ。

昨季MVP&得点王のFW仲川輝人も「明日が待ちきれないという気持ちでいっぱいです。相手どうこうより自分たちがやることを徹底すればいいと思っている。気持ちのこもったプレーをしたい」と力を込めた。【松尾幸之介】

2020/07/03 横浜 再開初戦へ最終調整、FW仲川「待ちきれない」MF扇原「みんな感謝している」― スポニチ Sponichi Annex サッカー

 J1横浜は3日、J1再開初戦となる敵地の浦和戦(4日)に向け、一般非公開の最終調整を行った。主力組とサブ組にビブス分けされた陣容で、攻撃を組み立てシュートまで持ち込む形などを確認した。

 練習前には青空の下で長めの円陣が組まれた。「明日から再開するのでみんなでしっかり高めていこう」と号令をかけたポステコグルー監督は「浦和の攻撃陣は強く、タフな試合になると思うが、どのチームも状況は始まってみないと分からない」と見据えた。

 選手も待ちわびた約4カ月ぶりのリーグ再開。FW仲川輝人が「待ちきれない気持ちでいっぱい」と言えば、キャプテンの一人、MF扇原貴宏は「中断が長かったので、サッカーができることにみんな感謝している。感謝の気持ちを持って明日の試合を楽しみたい」と力を込めた。

 それぞれにはクラブだけでなく、リーグを代表する思いもある。昨季MVPで得点王の仲川は「軽いプレーをしてはいけない。気持ちのこもったプレーを見せたい」とキッパリ。扇原は「“サッカーって必要だな”といろんな人に思ってもらえるプレーを見せていけたら」と責任感をにじませた。

2020/07/03 J1が4カ月ぶり再開!横浜FW仲川 メッシをヒントに「判断スピード」UPで進化証明を― スポニチ Sponichi Annex サッカー

 新型コロナウイルス禍で2月下旬から中断していた明治安田生命J1が、4日、約4カ月ぶりに再開する。リモートマッチ(無観客試合)で再開するリーグ戦。敵地で浦和と対戦する王者・横浜のFW仲川輝人(27)が単独インタビューに応じ、中断中に見たバルセロナFWメッシ(33)のプレーにヒントを得たことを明かし、さらに見せたい進化について語った。

 先月27日に再開、開幕したJ2、J3に続き、J1も再び幕を開ける。仲川は湧き立つ心境を言葉にした。

 「やっとこの時が来たか、と。待ちに待った再開なので、ほんとに楽しみ。この中断期間でサッカーができる喜びや幸せを改めて感じた」

 身長1メートル61の小柄な体格を武器に変えて磨き続け、昨季はJのMVP&得点王にまで到達した。“ハマの韋駄天(いだてん)”の愛称の通り、その偉業を支える代名詞は「足の速さ」。再開後の今季は、その速さを生かす「判断の早さ」が新たな必見ポイントだ。「ドリブルで行く時と味方を使う時の選択の早さ、判断の早さは、もっともっと追求できる」。プレースピードに加えて頭の回転のスピードでも勝負する新たな挑戦へのヒントは4カ月以上に及ぶ中断期間にあった。

 「メッシ選手のバルサや、システムが自分たちのやり方に似ているマンチェスターCの試合などを一日1試合、90分間通しての試合をなるべく見るようにしていた」

 自宅待機中によく見ていたのが海外のプレー映像だった。メッシのプレーの特長は既に世界中に知られるところだが、また新しい学びがあった。

 「相手の懐に入る速さ。そこは自分もまねするところだと思う。あとは相手の逆を突くタイミングや速さもそう。相手の動きを見て瞬時にプレーに反映させる、逆を突くプレーなどは、ずばぬけているなと思った」

 小柄な仲川のプレースタイルはメッシの特長と似通う点も多い。だからこそまだ伸びる余地があると自覚したポイントこそが、「判断の早さ」だった。

 中断前、今季はのっけから洗礼を浴びた。開幕戦のG大阪戦では厳しすぎるマークに遭い、ゴールを奪えなかった。得点王にMVP。成果を残した者ゆえの壁だが、メッシはそんな障壁を十数年以上も越え続けている。

 「自分以上にもっと(マークは)激しい。そんな中でも自分のプレーを出しているし、違いを出しているし、しかも結果を出している。そういった選手に自分もなっていかないといけないと思っている。そこは自分の努力次第。向上心を持ってやっていくしかない」

 一方で、強く警戒されるからこその利点も生かすつもりだ。

 「自分が(相手のマークを)2枚引きつけたら、他の味方の選手はフリーになる。それをうまく利用することも、メッシ選手を見ながらまねして、試合で表現できればいい」

 今季の得点数の目標は、背番号と同じ「23」。再開後も数字に変わりはない。

 「そこの目標はぶれずにやっていきたい。それから過密日程なのでケガだけはしないように。自己管理が今年はより重要になる」
 中断期間と2年目の重圧。難題を前にシーズンの幕が再び開く決意を名前と同じ「輝」の一文字に込めた。

 「(15得点の)去年以上に得点を決めないといけない。あとはアシストも2桁いくようにしたい。それがチームの力にもなる。自分がチームを勝たせるためのプレーをどんどんしていきたい」

 新たな「早さ」に挑んだ仲川が、局面でどういうプレーを選択するのか。進化した姿はテレビや動画配信の俯瞰(ふかん)映像でこそ、際立つはずだ。

2020/07/03 横浜M・仲川 公式戦再開へ「軽いプレーしてはいけない」/サッカー/デイリースポーツ online

 サッカーJ1の昨季王者・横浜Mは3日、横浜市内で公式戦再開となる浦和戦(4日・埼玉)に向けた最終調整を行った。

 昨季のリーグMVP、得点王に輝いたFW仲川輝人は練習後にオンライン取材に応じて、再開に向け「率直な気持ちとしては楽しみ。明日が待ちきれないという気持ちでいっぱい」。4カ月ぶりとなる公式戦を心待ちにしている。

 中断期間は、昨季のリーグを代表する選手として多くのメディアの出演依頼があった。注目度は昨季の比ではないだけに「軽いプレーはしてはいけないと思います。やはり気持ちのこもったプレーを見せることが、ファン・サポーターに一番良い姿だと。それに加えてアシストだったり、得点、自分の特長であるスピードを試合で皆さんに見せられれば」と意欲を語った。

 無観客で行われる点については「お客さんがいて満員の中でやる雰囲気の方が自分としては楽しむこともできますし、その中でプレーしたいという思いがある」と率直な心境を語りながらも「(攻撃的な)自分たちのサッカーをすることで、この期間にサッカーを見られなかった分、もっともっと楽しんで欲しいという気持ちがあります」と力強く話していた。

 
 
2020/07/04 横浜M・仲川、居残りシュート練習「気持ちがこもったプレーを見せたい」 – サッカー – SANSPO.COM(サンスポ)

 「明治安田生命Jリーグ」はきょう4日、新型コロナウイルスの影響による約4カ月の中断を経てJ1が第2節から再開する。

 横浜Mは3日、4日の浦和戦に向けて最終調整。昨季MVPと得点王に輝いたFW仲川は居残りでシュートの感触を確かめ、最後はピッチの周りを黙々とランニングした。「(試合を)待ちきれない。軽いプレーをしてはいけないし、気持ちがこもったプレーを見せたい」。Jリーグの顔として、画面越しにファンへ熱いプレーを届ける。

 
 
2020/07/04 【横浜M】昨季MVP・仲川輝人がJ引っ張る「リーグを代表とする選手として軽いプレーはできない」 : スポーツ報知

 明治安田生命J1リーグは4日、各地で9試合が行われて再開する。2月21~23日の開幕節後、新型コロナウイルスの影響で中断した後、各クラブは練習もできない時期もあったが、4か月以上ぶりに戦いの場に立つ。横浜Mの日本代表FW仲川輝人(27)は3日、「リーグを代表とする選手として軽いプレーはできない」と、昨季MVPにふさわしいプレーで再開後のリーグをけん引する覚悟を示した。

 FW仲川は恒例ともいえるGKとのシュート練習で、再開前最後の調整を切り上げた。「率直に楽しみですし、明日が待ちきれない」とニンマリ。普段の練習では固めない髪をジェルで整えた姿からも、高揚感が伝わってきた。

 約4か月の中断期間。試合がない中でも「リーグの顔」として動いていた。昨季リーグMVPに対し、選手の気持ちや中断したリーグについて語ってもらおうとテレビ、新聞、雑誌など、各媒体から例年の2倍以上となる取材依頼が殺到した。コンディションを整えることを優先し、取材を拒む選手も少なくない。活躍できなければ、批判される可能性もある。それでも「注目されるのは、今だけ。発信するチャンスがあるのなら全て出たい」。普段はサッカーを扱わない女性誌にも登場した。

 再開を控えた今週は練習後のリモート取材に2日間対応。J1各チームから選手が登場したリモートによる1日のカンファレンスは、オフにもかかわらず出席した。全ては「MVPとして、選手の鑑(かがみ)にならないといけない」という思いがあるから。自らの立場を再認識し、リーグを引っ張る自覚と責任が増した4か月間だった。

 開幕のG大阪戦から132日ぶりの公式戦。再開後は、プレーで存在意義を示す覚悟だ。「満員の雰囲気を味わうことはできないが、ピッチ内のコミュニケーションは図りやすい。リーグを代表とする選手として軽いプレーは見せられない。気持ちがこもったプレーを届けたい」。そう言い、リモート取材を終えた仲川は、両手にしっかり消毒液をこすりつけ、敵地・埼玉に向かった。(田中 雄己)

 
 

浦和レッズ
今季成績(1節終了時):4位 勝点3 1勝0分0敗 3得点・2失点

 浦和レッズは4日のJ1再開初戦で、昨季王者の横浜F・マリノスをホームに迎える。とはいえ、普段であれば大声援での後押しを受け、相手に威圧感を与えるはずのスタンドにその仲間はいない。新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、無観客でのリモートマッチで行なわれるからだ。

 浦和は今季の始動から4バックに取り組んでいる。沖縄県でのトレーニングキャンプから積み上げてきた方針は、この中断期間にも変わっていない。その中で変化を見出すとすれば、新戦力の順応と負傷者の復帰だろう。

 今季の新外国人補強となったオーストラリア五輪代表主将のトーマス・デンは、2月に入ってからの合流となったために、その月末に行なわれた公式戦2試合では起用されなかった。しかし、この期間にチームへの順応具合を高めたことは、大槻毅監督の「チームに溶け込もうと努力しているし、若いけどリーダーシップがある。意気込みも伝わってきている」という言葉からも窺われる。また、ルーキーのMF武田英寿については「意欲的にやっているし、体の軸が強くなったことで良い面が際立つようになった」と高評価。交代枠がハーフタイムを除く3回で最大5人までとなったこと、過密日程という要素を合わせれば、いずれもメンバーにハッキリと絡んできそうだ。

 また、2月のゲームに負傷からの復帰が間に合わなかった選手では、長澤和輝、武藤雄樹、ファブリシオ、宇賀神友弥といったレギュラークラスが完全に復帰。武冨孝介はさらなるコンディション向上が必要な状況にあるものの、目立った離脱者がないフルメンバーで準備を進めてきた。そのことは激しい競争を生みながら、陣容のバリエーションも与える。指揮官は対戦相手による変化を「自分たち、相手だけでないバランスを考える。チームとして主体的にやりたいと話しているので、それをどこで発揮するか」と言及し、選手起用は「組み合わせ」をキーワードに挙げた。

 それだけに、ポゼッション能力と攻撃力に優れ、高い最終ラインをキープする前年度王者との一戦では前述の長澤や青木拓矢、柴戸海といった中盤で強度を発揮できる選手をスタメン起用する可能性もある。また、途中出場も含めゴール前に強い興梠慎三やレオナルドだけでなく、背後を取る動きに長けた武藤もキーマンになり得る。交代枠の拡大は、浦和のメンバーを見ればプラス要素だろう。

 大槻監督はこの一戦の意義を「日常へ戻る第一歩のところ。満員の埼玉スタジアムに戻るためのスタート」と話した。現実のスタジアムにサポーターの姿はないが、その必死に戦う姿でホームタウンを盛り上げ、サッカーがある日常が戻ってきたことを表現したい。
 
 
横浜F・マリノス
今季成績(1節終了時):14位 勝点0 0勝0分1敗 1得点・2失点

 リーグ戦中断期間中の3月に實藤友紀を、5月には天野純と小池龍太を迎え入れ、チャンピオンチームはさらに層を厚くした。さらに先日、興国高の平井駿助を特別指定選手として登録し、ユース所属の津久井匠海とプロ契約するなど次世代を担う若手の発掘にも余念がない

 再開後の過密日程対策とACLを見据え、メンバーリストは34人にふくらんだ。コロナ禍の影響で「夏の移籍ウインドーでの補強は不透明」(小倉スポーティングダイレクター)という先をにらんだ采配だ。少々のアクシデントには対応可能な戦力が整い、盤石の体制で連覇&アジア制覇に向けた再スタートを切る。

 だからこそ、アンジェ・ポステコグルー監督の用兵術に注目が集まる。優勝に向けて突き進んだ昨季終盤がそうだったように、どちらかといえばスタメンを固定することでチームの成熟を図っていくタイプで、試合ごとにやり繰りするような手法はあまり好まない。

 しかし今季はかつてない連戦が待ち受けているため、一筋縄にはいかないだろう。駒は揃っているだけに、あとは指揮官がいかにして使いこなすか。試合ごとに戦力の最大値を高める的確な判断が求められる。

 そこでポイントになるのが、3人から5人に増える交代枠の活用方法だ。ポステコグルー監督は交代枠を残したまま試合を終えることも多く、効果的に活用して試合の流れを引き寄せたケースは少ない。

 しかし今季は、特にオフェンス面で特徴ある選手が多いだけに、試合展開によって柔軟な選択で勝利を手繰り寄せたいところ。それができるキャストとルールは整っている。

 例えば、湘南との開幕戦でクロス対応に不安をのぞかせた浦和との一戦では、水沼宏太&オナイウ阿道のセット起用が面白い。水沼が繰り出す右足での正確なクロスをゴール前での迫力が武器のオナイウが合わせる。いずれも先発予想には含まれていないが、途中出場でもひと仕事できる能力の持ち主であることに変わりはない。

 これはほんの一例に過ぎず、ほかにもドリブル突破が武器の遠藤渓太や左利きでセットプレーも魅力の天野、あるいは、いわゆるSBらしいタイプの小池など一芸に秀でた選手がいる。先発の11人に固執することなく臨機応変な采配で勝利の確度を高めたい。

 再開初戦で顔を合せる浦和は各セクションに能力の高い選手を揃える難敵だけに、試合の流れを引き寄せる大胆な采配がさっそく必要になるかもしれない。

2020/07/03 【浦和vs横浜FMプレビュー】もう負けられない浦和と連覇へ突き進む横浜FMの意地のぶつかり合いとなる一戦 | サッカーキング

■浦和レッズ 昨季連敗してる王者相手でも、負けるわけにはいかない

【プラス材料】
 約4カ月ぶりの公式戦再開となる。プラス材料は負傷者がほぼいないと言えること。それだけにメンバー選考には困難があるものの、大槻毅監督は「組み合わせを考えていきたい」と話す。

 2月のリーグ開幕戦、湘南ベルマーレ戦のメンバーをベースに、オーストラリアの五輪代表で主将を務めるDFトーマス・デンがデビューする可能性が高い。また、ボール保持に長ける昨季王者が相手だけに、右サイドにMF長澤和輝、ボランチにMF青木拓矢が起用される可能性も十分ある。その際はMF関根貴大が左サイドに回り、MF汰木康也とMF柏木陽介は勝負所での投入になるかもしれない。

 いずれにせよ、無観客でのリモートマッチだけに不確定要素も多い。新システムの4バックを採用するシーズンだけに、声の通る環境になるのは良い部分もありそうだ。

【マイナス材料】
 トレーニング再開からは、大槻監督が「フィットネスを作ること、筋力的なベースを戻すところ」を重点に取り組んだ項目として挙げた。一方で、戦術的な整理は少し遅れた感もあり、公開されたトレーニングマッチではJ2のFC町田ゼルビアに敗戦。FW興梠慎三も「練習試合では結果が出ていない」と、非公開の試合についても併せて言及した。

 横浜F・マリノスには昨季のリーグ戦で2連敗。いずれもサイドから切り崩す攻撃に手を焼いた。今季はシステムを4バックに変更しただけに、マークの受け渡しやラインコントロールに精密さが求められる。

 コンディションも試合が始まってみなければ分からない部分が多々ある。想定外のことに対応できるかどうかもポイントになりそうだ。
 
 
■横浜F・マリノス 昨季王者は研究される戦術をより進化させる一年に

【プラス材料】
 中断期間中にDF實藤友紀、MF天野純、DF小池龍太の3選手が加入した。實藤は豊富な経験を生かしてセンターバックと右サイドバックをこなし、昨年7月に海外移籍して以来の復帰となる天野は中盤の層を厚くする存在。小池はDF松原健と右サイドバックのポジションを争い、チームの競争を活性化させるだろう。

 また、3月上旬に負傷してブラジルに一時帰国していたDFチアゴ・マルチンスが再来日し、6月22日から全体練習に合流している。コンディション面での不安は残るものの、最終ラインに欠かせないスプリント能力を持つリーグ屈指のセンターバックの復帰は心強い。

 すべてのポジションでディフェンディングチャンピオンにふさわしい陣容を揃え、再開ダッシュに全力を注ぐ。

【マイナス材料】
 開幕戦のガンバ大阪戦は相手に研究され、自陣でのミスとロングボールを使った攻撃から2失点した。特徴的なサッカーをするだけに研究対象になりやすく、今季は昨季以上に難しいシーズンになるだろう。

 ポジション別に見ていくと、GK朴一圭が右手の骨折で離脱しているのは大きな痛手だ。昨季は加入1年目ながら25試合に出場して守護神の座を奪取。的確な判断でハイラインの背後のスペースをカバーし、質の高い足技でボールポゼッションにも貢献できるだけに、穴埋め作業は簡単ではない。

 代役は今季加入したGK梶川裕嗣が濃厚で、どれだけチーム戦術にフィットできているかどうか。AFCチャンピオンズリーグでは2連勝に貢献しているが、J1の舞台には今季初登場となる。

 
 


 
 


 
 


 
 


 
 


 
 


 
 

こけまりログ

▼今季の対戦結果

初対戦

▼昨季(2019年)の対戦結果

【試合結果まとめ(0○3)】2019/4/5(金)19:30KO J1第6節 浦和レッドダイヤモンズvs.横浜F・マリノス@埼玉スタジアム2002 #浦和対横浜FM

【試合結果まとめ(3○1)】2019/7/13(土)19:00KO J1第19節 横浜F・マリノスvs.浦和レッドダイヤモンズ@日産スタジアム #横浜FM対浦和
 
 

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