夕刊こけまり:今日の横浜F・マリノスまとめ(2019/07/16) #fmarinos


夕刊こけまり:今日の横浜F・マリノス(まとめ)

(´-`).o0(2019/7/16(火)梅雨飽きたー)
 
 

アンカー(目次)

1.横浜F・マリノスオフィシャルサイト
2.今日の練見(れんみ)
3.Twitter / Instagram
4.Webニュースログ 
 
 

横浜F・マリノス オフィシャルサイト

7/20(土)ヴィッセル神戸戦 パブリックビューイング開催のお知らせ | ニュース一覧 | 横浜F・マリノス 公式サイト
(´-`).o0(イベントMC:若月弘一郎さん、小山愛理さん)
 
 

今日の練見(れんみ)

(´-`).o0(ロコさぬのタイムライン上に情報無し。)

 
 

Twitter / Instagram


 
 

Webニュースログ

2019/07/13 “ハイリスク”なマリノスを支える、GK朴一圭の視線が気になって観察。 – Jリーグ – Number Web – ナンバー

text by 安藤隆人

突然だが筆者は、近代のGKはただシュートストップやクロス対応、コーチング、キックの精度などの才能を発揮するだけでは立ち行かないと思っている。

 今、自分がいる場所からのプレー展開、予測に基づいて、次の場所に移動する。そこでポゼッションやビルドアップ、裏のスペースのケアに関わる。さらに、どのタイミングでゴールを守るポジションに戻り、スムーズにシュートストップへ移行できるかを把握する。

 たとえるならば、「高性能GPS」を持ち合わせていないといけないと考える。

 Jリーグを見渡して、それを持ち合わせていると感じるのが、横浜F・マリノスのGK朴一圭だ。現在、首位争いを演じている横浜FMは、昨季から指揮を執るアンジェ・ポステコグルー監督がハイライン・ハイプレスのサッカーをチームに植える付けている。

 昨シーズンは12位と成績が振るわず、「ポステコグルーのサッカーは諸刃の剣」と言われたこともあったが、2年目となった今季は彼が待望していた「ラストピース」が埋まった形となった。

 そのラストピースこそ、朴一圭(パク・イルギュ)だった。

–マリノスサッカーに欠かせないGK。

 ポステコグルーのサッカーにおいて、広大なDFラインの裏スペースをケアできるだけでなく、そこでボールを受けて、ポゼッションに加わることができる足元の技術が長けたGKが必要不可欠だった。

 昨年正GKを務めた飯倉大樹は、当初こそ不安定だったとはいえ、足元の技術、裏への対応力が向上したことは間違いない。

 だが今季、FC琉球から加入した朴は、自らの良さをの最後方で発揮している。常にボールの位置から逆算してポジションを取り、裏のケアやポゼッションに関わりながら、正確な長短のキックでパス回しのリズムを崩すこともない。横浜FMの躍動感あふれるサッカーの起点となり続けている。

–アンカー喜田との関係は「動脈」。

 特に彼と喜田拓也のラインは「動脈」と呼べるほど、今のサッカーに欠かせない命綱になっている。喜田は朴との関係性をこう語っている。

「チームとしてラインを強気に上げたいので、そうなるとGKのカバーエリア、出るタイミング、出る・出ないの判断がものすごく重要になってくる。もしGKが出てきて、お見合いになってしまったら、それこそ即失点。それは共通理解がないといけない。

 僕は守備時はパギくん(朴の愛称)がどこにいるか、どこにポジションを取ろうとしているかを意識して見ている。その上で自分の立ち位置を変えるようにしています。パギくんが最終ラインに入るんだったら、僕はまた別のポジションを取るし、パギくんが次のプレーに備えたポジションを取ったら、さらに僕のポジションをずらす。それを意識しています」

 つまり、朴のポジショニングはチーム全体において非常に大きなウェイトが置かれている。彼がどうプレーに関わるかは、チームの生命線であるビルドアップの重要事項の1つとなっている。

 それだけに朴のポジショニングがずれたり、タイミング、パスの質が悪ければ、攻撃の構築でつまづく。さらにボールを奪われれば、たちまち相手のショートカウンターを浴びる。

 当然、横浜FMと対峙するチームは彼らのハイリスクハイリターンなサッカーを理解している。それを逆手に取るようなショートカウンターや、裏のスペースを狙った攻撃を画策してくる。それだけに、GKとの連係の質はより高いものが求められるのだ。

–前半だけで50回振り向いた朴。

 では、朴はどうやって「高性能GPS」を発動させているのだろうか。

 彼のプレーを注意深く見続けると、ゴールを振り返る回数の多さと、そのタイミングの“法則”を見つけた。J1第17節のFC東京戦(2-4で敗戦)後、気付いた点をこうぶつけてみた。

――ゴールキックエリアから外に出てスペースをカバーするときに、ゴールを見る回数をここ3試合数えていました。その中で今日(FC東京戦)の前半だけで50回も見ていましたね。

「自分の中で一度後ろを見てから、距離感を図るというのがあって、(ゴールを)見てから前へ出ることを意識しています。僕はただ前に行くのではなく、斜め前にポジションを取るようにします。それは下がったときに一直線にゴールに戻れるようにするためです。その過程で今、自分がどこにいるのか確認するために、常にゴールを意識してポジションを取るようにしています」

――どのタイミングでゴールを見るかを意識的に見ているんですね。マイボールの時はあまり見ずに、相手ボールで深い陣形のときに見ている、そういった法則的なものを感じたのですが、それはいかがですか?

「ウチはハイラインなので、相手陣内の深いところからロングボールを蹴られることが多い。そのときに僕がグッと出ていかないといけない。その状況になったときに自分が今どこにいるのか、仮に出られなかったときに、どれくらいのスピードで戻らないといけないのか。それを測るために何度も振り返って、自分の立ち位置がどこなのかを確認しています」

――他のGKを見ると、回数はダントツで多いです。

「自分の中でも、(他の選手よりも)見ているという自覚はあります」

–「ライン」を見て距離感を掴む。

――もう1つの法則性として、味方のボールポゼッション時はあまり後ろを見ないと感じました。

「そうですね。自分たちのポゼッションの時は、後ろからプレッシャーを受けることがない。なので後ろを確認するというより、常にボールの動きと味方の位置を見ています。パスをもらった時に、前目の選手にボールをつけたい。その意識が強く現れているのだと思います。

 それに自分たちのボールの時は、僕もビルドアップに参加しないといけない。そのときに後ろを見てしまうと、(ボールを)戻した時に状況が変わってしまう。なるべくボールから目を離さないことを心がけています。おそらく自分の中のそういう潜在意識から、後ろを向くことがないのだと思います」

――見ているのはゴールですか?

「だいたい、ペナルティーエリアとゴールエリアのラインですね。エリアを確認することで、何歩くらいのスピードで下がったら、ゴールエリアまで戻れるか、ペナルティーエリアに入ることができるのか。重要なポイントなので、その2つを目安として見ています」

–「戻って構えるまでが1セット」

――ゴールを見ているのではなく、ラインを見ていたのが興味深いですね。

「僕はゴールエリアにさえ戻ることができれば、相手のシュートに対応できる自信があるんです。それはずっとシゲさん(松永成立GKコーチ)と取り組み続けたこと。『お前だったら反応できる』とずっと言ってくれていたので、ここにきてからずっと追求して積み上げてきた。

 だからこそ、そのエリアから逆算して前に出て行くし、ペナルティーエリアの外に出ることも多いので、そこを自分の1つの目印にして立っておけばいい。あとは自分の足の速さ、どれくらいの歩数で戻れるかも、ちゃんと計算に入れています」

――プレーを見ていると、ただ戻るのではなく、戻ってシュートに対して構えるところまで1セットで考えているような気がします。普通は戻ることに必死になってしまう。自分のストロングポイントをきちんと整理して、それらを繋ぎ止めて考えながら、やるべきサッカーに自分を投影させてプレーしていかないと、できない芸当だと思います。

「まさしくそうです。戻って構えるまでが1セットだと思っています。おっしゃった通り、簡単ではありません。でも、意識し続ければできる」

–大分戦では振り向く回数が減った。

 1-0で勝利した第18節大分戦後のこと。この試合で朴がゴールエリアを見た回数は前半だけで30回ほど(それでも多いが)で、FC東京戦の半分近くに減った。

 この回数の変化はプレーにも表れている。大分戦の朴はFC東京戦よりもかなりアグレッシブだった。ペナルティーエリアの外に飛び出していく回数も多く、オナイウ阿道と藤本憲明のツートップ目掛けてくる裏へのパスに対して、ヘッドでのクリアが2回、足でのクリアが3回を数えた。

 FC東京戦は永井謙佑というスピード型のアタッカーがおり、かつディエゴ・オリヴェイラなど、一発で勝負を決められる選手も中盤の組み立てからゴールに突進してくる。それだけに、彼もより一層ポジション取りをこまめに意識していた。

 だが、大分戦はむしろ前を見続けていて、前へ前へという意識にあふれていた。

–「FC東京戦はちょっと怖かった」

 大分戦では振り向く回数が減った。

 1-0で勝利した第18節大分戦後のこと。この試合で朴がゴールエリアを見た回数は前半だけで30回ほど(それでも多いが)で、FC東京戦の半分近くに減った。

 この回数の変化はプレーにも表れている。大分戦の朴はFC東京戦よりもかなりアグレッシブだった。ペナルティーエリアの外に飛び出していく回数も多く、オナイウ阿道と藤本憲明のツートップ目掛けてくる裏へのパスに対して、ヘッドでのクリアが2回、足でのクリアが3回を数えた。

 FC東京戦は永井謙佑というスピード型のアタッカーがおり、かつディエゴ・オリヴェイラなど、一発で勝負を決められる選手も中盤の組み立てからゴールに突進してくる。それだけに、彼もより一層ポジション取りをこまめに意識していた。

 だが、大分戦はむしろ前を見続けていて、前へ前へという意識にあふれていた。

ーー「FC東京戦はちょっと怖かった」

 その違いと、彼の考えを試合後にストレートに聞いてみた。

――FC東京戦と比べて、今日はアグレッシブだったと思います。

「ウチがこういうサッカーをするということで、当然相手も背後を狙ってくる。特にFC東京戦はちょっと怖かったです。気持ちが消極的になってしまい、後ろを見る回数が増えてしまいました。でも今日は『積極的に前に行く』と最初から決めていて、振り向くのではなく、相手のボールの出所をしっかりと見ていた。前回の話を受けて『あ、ゴールエリア見る回数少ないな』と、自分でもやっていて分かりました(笑)」

――大分は2トップがDFラインに張って残る分、よりアグレッシブに行けたのではないでしょうか?

「そうです。必ずあそこにボールが入ってくる。2列目から出てくるわけではないので、狙いやすいと言えば狙いやすかったです」

――位置確認も後ろというより、前に向いていた気がします。

「僕にはもう1つ自分のポジションを計る基準があります。相手のゴールを見てから判断するんです。ゴールの位置は変わらないので、後ろを見なくても、相手ゴールの位置を見て、自分がどこにいるのかを理解します。それに今日は常に前線で張っている2トップの動き、ポジショニングも見る必要があった。

 そこで後ろに首を振ると、ロングボールで迫ってくるケースもありえるので、あまり後ろを見なかった。今日は前を軸にして見ていました」

ーー「結果が出たらやり続けるタイプ」

――後ろに意識を置くプレーと、前に意識を置いてアグレッシブに行くプレー。どちらが良い悪いではなく、状況によって意図的にチェンジできたら、より明確に自分のポジションが分かるのでしょうか? テレビ中継でピッチ上を自在に動く頭上カメラのように、ポジショニングを把握しながら動けるのが理想かと思います。

「そうですね。ただ今日の試合を通じて、しばらく自分はこのスタイルで行こうかなと思いました。もしかしたら、もっと後ろを見る回数が減るかもしれません。僕はいいと思ったものは取り入れて、それで結果が出たらやり続けるタイプなので(笑)

 FC東京戦で結果が出なかったので、今日はやり方を変えました。ただ、これも結果が出ない時もあると思う。その時にどうするか。今日だって、大分はここ数試合のマリノスを見て『そこまでGKは出てこない』という印象を持っていたかもしれません。

 もし今日のように外へ出るプレーを何試合もやっていたら、相手は絶対にロングシュートを意識すると思うんですよね。前半にあれだけ前へ出たので、後半はどう対応してくるかなとしばらく見ていたら、大分の選手が僕の方を見ることが1度もなかった。

『あ、僕の飛び出しに対して修正していない』と思ったので、前半のプレーを継続しても問題ないだろうと感じたんです。もし後半に修正されていたら、FC東京戦のように出られなくなっていたと思う。今後はそういう駆け引きがもっと増えると思う。そこは意識したい」

 チャレンジしながらも、相手の出方を冷静に見極め、継続か、変化か、前か、後ろかを切り替えながら、自らの「高性能GPS」を発動させていく。

 この精度を試行錯誤しながら、より磨き上げようとしている彼の姿を、これからも追いかけていきたいと思う。

2019/07/16 マンチェスター・シティを迎え撃つ日本代表・畠中槙之輔が語る未来像 | footballista

畠中槙之輔は決して言葉を巧みに操り雄弁に語るタイプではない。自身でも自らを「人見知り」だと評する。だが、取材者に対しては真摯に向き合って対応してくれる。そして、言葉少ない中から負けん気と芯の強さを感じさせる。取材日は代表戦の翌日であったにもかかわらずロングインタビューに応じてくれたことへの感謝を込めて、長文になってしまったがなるべく削らない形でお届けしたい。

インタビュー・文 MCタツ

–マリノス好調の要因

――新加入選手がすぐにフィットする理由はシティ・フットボール・グループのスカウティング力が影響しているのでしょうか? 畠中選手もマリノスのサッカーに合うだろうとスカウトが目をつけて獲得に至ったと思うのですが。マリノスは馴染みやすかったですか?

 「僕が来た時、3バックをやっていたのですが、あの時は普通の3バックではなかったので訳がわからなくて。『なるようになる』くらいに思っていました。ただ、状況状況で思い切ってプレーすることを心がけました。3バックですが、CBの両脇がどんどん前に絡みに行って、何ならボランチの隣にポジションを取ったり。(マリノス)デビュー戦は天皇杯の仙台戦だったのですが、ペナの近くまでオーバーラップもしましたし、とにかく攻撃的でしたね。もうリスクしか侵さないみたいな(笑)。『これ上がって大丈夫なのか?』というのはすごくありましたよ」

――そのサッカーをやっていた時は『今後どういう選手になるのかな?』みたいな不安はありましたか?

 「ありましたよ。CBでも攻撃参加をすごく求められますし、僕にとって攻撃は楽しいから良かったですけど。良い意味でのカルチャーショックではありました」

――今年は4バックで固定され、現在はレギュラーをつかんでいます。非常に順調ですが、このようなイメージはシーズン前から描けていましたか?

 「今年の始めはケガで出遅れて、キャンプまではサブ組だったので、開幕戦のスタメンを取れるとは思ってなかったですし、出続けられるとも思えませんでした。ましてや代表なんてまったく想像していませんでした」

――今季、チームの好調の要因はどこにあると思いますか?

 「点を取る時の圧力が、去年よりも増しているなと思います。しっかり点を取るべき選手が取ってくれているのが大きいですね。チーム全体でゴールを奪う意識が以前よりも増しています。例えば、クロスに対しても人数をかけられていない時は点を取れていないですが、点が取れている時は2人、3人とペナの中に入っています。その辺りが良くなっていると思いますね」

――去年から多少メンバーは変わりましたが、そのあたりの難しさはなかったですか?

 「フォーメーションやメンバーは変わりましたが、誰が出てもやることも変わらないですし、そんなに大変さは感じないですね」

――マリノスのサッカーはGKがポイントだと思いますが朴一圭(パク・イルギュ)選手が加入しての変化を感じたことはありますか?

 「そんなに感じていないですね。(飯倉)大樹くんもパギ(朴)くんもどちらもシュートストップが巧いですし、足下もどちらも巧いから。僕はどっちが出てもプレーを変えることはないですし、2人ともに信頼していますね」

――前所属の東京ヴェルディ(以下ヴェルディ)とマリノスの違いはどのようなところに感じていますか?」

 「選手の質もありますが、やっぱりマリノスの勝利に拘る姿勢というか、勝ちたいという気持ちはより強いと感じます。ヴェルディが決して弱いというわけではないですが、J1で長年やってきているだけのものがあるなと思います。経験豊富な選手も多いですし、戦い方一つとっても、時間の使い方、ボールの回し方とか、要所要所で差を感じましたね」

――今マリノスだと、誰と仲が良いんですか?

 「朴くんと(広瀬)陸斗と、あと(扇原)貴くんとか(大津)祐樹くんとかですかね。でもチーム全体として本当に仲良いですよ」

――チームメイトとはけっこうサッカーの話をしますか?

 「サッカーの話もしますが、普段はゲームの話とか。みんなスマブラやっています(笑)。あとはどこかに買い物行こうとか、そんな話をしますね。やっぱり歳が近い人と一緒にいることが多いです。陸斗は同い年ですし。今は(中川)風希もいますけど、来た時最初は同期がいなかったので。同い年が来てくれたので、今はよく一緒にいますね」

–プロになって試合を見るようになった

――海外サッカーはどれぐらいご覧になりますか。

 「海外サッカーは週1で見ていますね。チームはリバプールとか、(マンチェスター・)シティを見ることが多いですね。シティの攻撃サッカーはマリノスと通ずるところもあるので、見るようにしています。ただ、プロになるまでは海外サッカーどころかJリーグも含めてサッカー自体まったく見ていませんでした。ある意味自分の仕事に活かすために見始めたというか、勉強にもなりますし、見なきゃまずいなって(笑)。見ているとやっぱり自分がここに立ったらどういうプレーをするのだろうと考えるようになりました」

――やはりCBを中心に見ますか?

 「そうなりますね。選手でいうとシティのエメリク・ラポルト選手です。ラポルト選手は左CBで左利き、僕は右利きですけど、プレースタイル的にも近い部分があるので、参考にしています。CBでも足下の技術が高いから、取られないし運べるし、相手の嫌なところにパスを通せる。守備面でも相手のスピードに乗った選手でもしっかり対応できるし、カバーエリアも広いし、競り合いも強いですよね」

――CBをやり始めたのはいつからですか。

 「CBをやり始めたのは小5です。ヴェルディジュニアに入ってから。最初CBって言われた時は正直嫌でした(笑)。サッカーは点を取ってナンボだと思っていたので。前のチームではFWとか、点を取ることばっかりやっていました。小学生の割には身長が高かったので、それでCBをやらされました。背が高い分、いろいろと有利なところがあったので、CBは最初からすんなりとできていたと思います。小6の終わりくらいから、CBで後ろにいるだけではつまらないと思って、ドリブルで前線まで行くようなことが増えていきました。そこから『CBでも攻めていいじゃん』と考えるようになりました。最初はCBの右をやっていたのですが、左をやり始めたのは、左の方が当時は前に運べるスペースが空いていたので。だから左をやりたいって言って志願しました。それからドリブルするCBになりました」

――ご自身の性格をどう思っていますか?

 「人見知りですよ(笑)。人と打ち解けるのに少し時間がかかる時もあります。ただ、最近は少しずつ自分を変えていきたくて、なるべく自分から打ち解けようとしています。もっと楽しく過ごそうと思って(笑)。少しずつ改善しているとは思います。最近よく自分で人見知りって言うと『そんなことないじゃん』と言われるようになってきました。ほんとここ最近ですが。代表でも初招集のときよりも2回目の方が周囲と良いコミュニケーションを取れていたと思います」

–チアゴ・マルチンスの存在

――今、Jリーグを見ていて1番すごい選手はチアゴ・マルチンス選手ではないかと思っているのですが。

 「僕もそう思いますね。あのスピードはハンパないです。あれずるいですよ、本当。スピードがあればなんでも許されますからね。チアゴはちょっと異次元過ぎる(笑)。あいつのスピードには敵わないから、自分はまずポジショニングを取って、相手より優位な状態でスタートすることを普段は考えていますね。チアゴが隣にいるのは心強いですよ。やりやすいというか、カバーしてもらってばっかりなので、感謝しています」

――今まで一緒にやった中でも特別な選手ですか?

 「そうですね。代表でもヴェルディでもいろんな選手と組んできましたけど、チアゴはすごく心強いですね。ずっとあいつと組んでいたいですよ」

――良い選手と組むと自分も成長できるものですか?

 「はい。信頼できる分、僕も思い切って勝負にいけるというのがありますね」

――畠中選手がもう一段上に行くために取り組んでいるところを教えてください?

 「持ち味の縦パスはもっと磨かなきゃいけないと思っています。加えてもう少し守備でも持ち味と言えるような武器を作りたいので、今努力しているところですね。普段のトレーニングで言えば、体幹や体のブレをなくすためのトレーニングをしています。あとは自分のプレースタイルに近い選手のプレーをよく見ることは大事だなと」

――自分のプレースタイルに近い選手というのは、具体的に言うと? 

 「シティのラポルト選手や、Jリーグではフロンターレの谷口彰悟選手を見ますね。谷口選手は自分がヴェルディの時から見ています。谷口選手も左足も右足も蹴れる。繋ぎも巧い持ち上がれるし、ディフェンスも強い」

――谷口選手ではなく、ご自身が代表に選ばれたというのはどんなところにあると思いますか?

 「正直に言うとわからないですけど、強いて言うならまだ若いというくらいじゃないですかね」

――森保一監督からも今後の成長の期待を感じてはいますか?

 「そうだと思っています」

–日本代表での刺激

――今回あらためて日本代表に入って感じたことを教えてください。

 「前回同様、レベルの高い選手がたくさん集まっていて、練習からレベルが高いです。やらなきゃいけないというか、足りていない部分をすごく感じました。2回目の代表招集だったのですが、まだ慣れないところもありました。ただ、前回よりは最終的には慣れたというか、いろんな人と話せるようになったので、少し気は楽になりました。3月に呼ばれた最初の時はめっちゃ緊張しました(笑)。初日から解散の日までずっと緊張しっぱなしで。最初の代表では安西幸輝とヴェルディ時代の同期なのでずっと一緒にいました。あと(中島)翔哉くんも。2人には本当に助けられました。正直、自分が代表に選ばれるとも思ってなかったですし、びっくりしましたね。行った時に『香川真司がいる!』ってなりましたよ(笑)。

 日本代表はやっぱり凄いメンバーなので会うだけで緊張すると言うか。マリノスのユニフォームも誇りもあるし重みを感じましたけど、それ以上に日の丸のユニフォームは重たかった。やっぱり見られているっていうプレッシャーと、自分が選ばれている意味を証明しなきゃいけないっていうプレッシャーはすごくありました。日本代表に選ばれたことはうれしかったですが、自分の将来設計じゃないですけど、イメージとしては今年中には選ばれたいと思っていて、まさか3月の段階で選ばれるとは思っていませんでした」

――2回目の日本代表では誰とよく話しましたか。

 「今回は(川島)永嗣さんとか(香川)真司くんとも喋りましたし、(原口)元気くんとか(昌子)源くんとか。あと翔哉くんとかトミ(冨安健洋)とか、モリ(守田英正)くん、ダン(シュミット・ダニエル)くんとけっこう話しましたね」

――ご自身の中でこの選手と気が合ったなみたいなのってありますか?

 「やっぱり同い年なんで、モリとはけっこう喋りましたね。あいつは関西人って感じです(笑)」

――守田選手はJリーグ1年目で代表に選ばれました。プレースタイルも独特ですよね。

 「プレースピードが遅いように見えますけど、判断も早いですし、動きが的確ですよね。良いところにいつもいます。ターンも巧いし、パスも巧いし、散らせるし、めっちゃ良い選手ですよ」

――CBからボールを引き出すのがうまいと思うんですが、ああいう選手がいるとCBとしても助かりますか?

 「助かりますね。ポゼッションの面でも信頼して預けられますし、競り合いのセカンドもアバウトに落としたとしても拾ってくれるという信頼もあります。今回も一緒に試合をやってみてやりやすかったですね。ずっとさばいてくれるので。見事ですよ。フロンターレ仕込みだけはありますよね」

――今回の試合前は緊張しましたか?

 「めっちゃ緊張していましたね(笑)。まずトヨタはサッカー専用スタジアムで(観客席との)距離も近いですし、雰囲気がすごかったです。メンバーも隣に長友さんがいるし、昌子(源)くんとやるのも初めてだったし。(柴崎)岳くんもいて、迫くん(大迫勇也)も前にいるし。すごいメンバーじゃないですか」

――誰か緊張を和らげてくれるような人はいましたか?

 「(長友)佑都くんが『緊張せず楽しめばいいよ』って言ってくれて、試合中もずっと声をかけてくれましたし、やりやすかったですね」

――試合中のプレーからはあまり緊張を感じませんでしたが。

 「いざ笛が鳴ったら大丈夫でした。最初のプレーで、パスをある程度前にもつけられましたし、守備の部分でもガツンといけたので、それでしっかり試合に入れたかなと思いますね」

――代表の経験が浅いとファーストプレーは本当に難しいところがあると思うのですが。

 「僕、今年がJ1初挑戦って言ってもいいくらいなのですが、開幕戦も試合に入るとそんなに緊張しなかったですね。普段のリーグ戦でそんなに緊張しないことが、今回代表で良い方向に出たと思います」

――あらためて代表戦の2試合を振り返っていただきたいのですが。

 「最初の試合(トリニダード・トバゴ戦)より2試合目(エルサルバドル戦)の方が持ち出しの部分は意識的にできましたし、攻撃的なパスも1試合目よりは増えたのかなと思いますね。代表戦はこれで3試合に出場しましたが、全部無失点で勝っているのでそこは自信にはなります。今回初めての3バックでも2試合ともゼロで抑えられたことは評価できると思います。個人的な欲を言えば、自分はもっとマリノスみたいな3バックで超攻撃的なサッカーをやりたかったですけど、そこはチームの都合もあったので、不完全燃焼なところはありました」

――でも随所に持ち上がろうという意図を感じました。

 「そうですね。何なら逆サイドにボールがある時でもボランチのところまで入っていってボールを受けるプレーもしたかったですけどね。いかんせん相手の3トップが前に残っていて、守備をやらざるを得なかったので割り切っていましたね」

――日本代表でもレギュラーが近づいているという手応えは感じてますか?

 「まだまだです。足りないところがたくさんあります。今は4バックになったら自分が外される序列ではないかと思っています」

――代表でレギュラーを取るとなるライバルは強力ですが。

 「強大ですけど、サッカーやっている醍醐味はそこにあると思うので、絶対にスタメンを奪ってやろうという気持ちはありますね」

――同じポジションでは昌子選手、冨安選手、吉田選手などすごい選手がいますが。

 「今の段階では圧倒的に負けているので、まずは彼らに追い付くところから。もっと伸ばさなきゃいけないところもありますし、経験をさらに積んでいきたいですね」

――どんなところが負けていると感じますか?

 「監督の信頼を得るためのまず守備の部分ですね。対人プレーになった時の迫力というか、絶対にこいつ抜かれないだろうなという雰囲気がまだ自分には全然ないので、そういう部分ですね。雰囲気は大事ですね。オーラです。やっぱり相手のFWが嫌がるプレーヤーにならないといけない」

――この選手オーラあるなって感じたCBっていらっしゃいますか?

 「チアゴです。隣で見ていて、すごいですよ。チアゴを嫌がって僕のサイドに流れてくる相手選手には燃えます。『絶対に止めてやる』と思っています。僕は相手のFWが途中交代したら勝ちだと思っています。そこは一つ、1試合1試合の目標です」

–まずはマリノスでタイトルを

――7月27日にシティとの試合が控えています。どんな心境ですか。

 「楽しみですし、ケガしていても絶対出たいですね(笑)」

――フレンドリーマッチだとしてもそれくらいのモチベーションなんですね。

 「シティと試合できるなんて考えもしないじゃないですか。それもマリノスの環境のおかげだなと思います。世界のトップオブトップと試合ができる、相手が全力でくるとは限らないですけど、その中でも一つひとつのプレーのレベルの高さも感じられると思いますし、勉強になるところはたくさんあるはずです」

――試合が決まった際は選手間で盛り上がりましたか?

 「正式発表される前にチラッと聞いたんですけど『マジで?』と思って、最初嘘だと思っていました。そしたら本当に決まって、みんな『めっちゃ試合に出たい』って言ってますよ」

――シティの迫力はすごいと思うんですけど、そこでご自身の得意なプレーである持ち上がりを見せたいところですね。

 「そうですね。一生に一度あるかないかの試合だと思うので、そこでミスしてもいいから自分のプレーをやり続けたいなと思いますね」

――試合の具体的なイメージはできていますか?

 「できています。プレッシャーのかけ方もこうくるだろうなというイメージがあるのですが、そこを剥がせたらめちゃくちゃ気持ち良くないですか」

――そういうことを考えている今の時間も非常に幸せな時間でもありますよね。

 「幸せですね。今は試合に出られているからこそですけど、その試合までに出られなくなっている可能性もあるので、まずは目の前の1試合1試合に集中しなきゃいけないと思います」

――シティ相手に活躍できたら海外移籍への道も開かれていくと思うのですが、海外移籍について考えることはありますか?

 「代表に入ってからすごく考えるようになりましたね。食事の席とかでもみんな話すことが海外の話ばっかりだから、サッカーにしろ生活にしろ。憧れじゃないですけど、自分もそこに入っていきたいなって思いますね」

――この成長カーブでいくと、すぐにでも海外に行ってしまいそうな感じもするのですが、オファーが来たら考えますか?

 「そうですね。前向きには考えますけど、今はマリノスでタイトルが欲しいです。可能性があっても、まずはマリノスでタイトルを獲りたいいう気持ちが強いです」

――海外生活は適応できそうなタイプだと思いますか?

 「できると思います。ホームシックとかにはならないと思うのですが、結構寂しがり屋な部分もあるので、寂しさは感じるかもしれませんね(笑)」

2019/07/16 【横浜FM×浦和】原因は「運営」の得点者情報。結果「誤審」のゴールを認定する形に | サカノワ

–仲川がオフサイドポジションにいたことで利益を被ったのでは? その検証はされず。

 明らかなオフサイドだったはずだが……「ゴール→オフサイド→やっぱりゴール」。横浜F・マリノス対浦和レッズの59分に起きたオフサイド見逃しによる二転三転した誤審騒動は、「運営(記録係)」からの得点者の情報が原因だったことが明らかになった。問題のシーンが「Jリーグジャッジリプレー」で取り上げられ、JFA(日本サッカー協会)の上川徹トップレフェリーグループシニアマネジャーが詳しく解説をした。

 横浜F・マリノス対浦和レッズの一戦、横浜FMが1-0とリードして迎えた59分に、左サイドを突き破った遠藤渓太がシュートを放つ。これがシュート性のクロスとなって、逆サイドから駆け上がった仲川輝人と競り合う宇賀神友弥のところに飛び、仲川が胸で押し込んだ。

 VTRで振り返ると明らかなオフサイドだったが、松尾一主審は副審と協議したあとゴールと判定。しかし、その後、さらに副審や第4の審判とやりとりするなかで、一旦、オフサイドに判定を覆した。が、再度抗議を受けて、結局、横浜FMのゴールだと認定してプレーが再開された。

 上川氏はまずオフサイドの判定が難しかったことを説明した。

「副審は仲川選手がオフサイドポジションにいることはしっかり認識していました。そこで2点が考えられます。まず、仲川選手がボールにプレーしたのかどうか。プレーしたのであれば明らかにオフサイドです。または、仲川選手のオフサイドであれば、一方で宇賀神選手のプレーを妨げるようなことをしたのかどうか。この2点が考えられることでした」

 そこで、ゴールネットを揺らしたあと、主審と副審が情報を共有しあった。

「仲川選手が宇賀神選手に何かしらインパクトを与えていたのか。というところで、副審は『ない』と判断しています。ボールに対して足を上げていた『宇賀神選手のオウンゴールという印象が強い』と判断しました」

 すなわち、主審と副審は、「仲川選手のオフサイドと確証を持てなくなった。はっきりわからないため、得点をまず認めました」(上川氏)。

 つまり主審も副審も、仲川か、宇賀神か、どちらが触ったかを確認できなかった。どちらかというと、宇賀神ではないか、という判断だった。

 そのポジショニングについて上川氏は「主審がもう少し、左へ広がっていれば、より確認できたのではないでしょうか」と指摘。ただ、遠藤のシュートがクロスになって逆サイドから押し込む――というプレーを予測することは難しかったと慮った。

 しかし、そのあと、一旦、オフサイドに判定が覆った。その背景について、上川氏は説明した。

「得点のあと、誰が得点を決めたのか、記録と運営が確認しています。それを手前の副審と第4の審判が、(インカムで)主審と最後の確認をしているわけです。ポイントは仲川選手が触れたかどうか。得点者が誰か聞くところで、マリノスの運営担当者が『23番の仲川選手です』とレフェリーに伝えたのです。主審はその情報を得たことで、オフサイドの判定になりました」

 つまり、「運営=試合記録係」からの情報によって、オフサイドに変わったということだ。

 上川氏は次のように説明する。

「ただし、(メインスタンド側の)副審のほうから、そこから情報をもらって判断したのであればダメではないかと指摘を受けます。競技規則では審判団4人の能力を最大限に生かすことになっています。二次情報をもとに判断したのであれば問題である。そこで最初の判定に戻されました。

 そこで両監督を呼んで、『私たちの持っている情報ではゴール。オフサイドにしたのは、運営から聞いた情報だった。そのため最初のゴールを認めます』と伝えました。あくまでも審判団の『目』だけでしか認めないといけません。そこに第三者の介入が認められているのはVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)だけです」

 そこで上川氏は「もっと早く情報共有して、素早くキックオフすべきだったと思います。最初の情報共有が大切になります」と解説した。つまり、審判の目では限界があり、「誤審」を甘んじて受け止め、試合を再開すべきだった――ということだった。

 ただし、そもそも仲川がオフサイドポジションにいたことで、横浜FMに利益があったのではないか。そのあたりについての検証はなかった。

 ちなみに、取材者の現場サイドでは、取材陣と広報サイド(横浜FMの担当者ではない)が話をするなか、「インカムは審判団によるもので、『運営』とはつながっていないはずだ」という情報も共有されていた。そういった背景もあり、上記のような”記録員の情報が原因”という発想に至らなかったことも付け加えておきたい。

 つまり、「公式記録」の得点者はVTRなどを見て確認する。しかし、そういったことを含めインカムで何かしら入ってきた情報でさえ、判定から”排除”しなければいけない。そんな審判団にとって少なからず理不尽な状況もより明らかになった。

 ただ何より、ルールが非常に複雑化しているとはいえ、このレベルのオフサイドが見逃されるのは、審判団として問題だったのではないか。しかも、3点目のハンドも「誤審」だったことが明確になった。そのあたりも「仕方ない」で済まさず、よりJFA審判部で検証してもらいたい。

2019/07/16 今シーズンの横浜F・マリノスのサッカーを宮澤ミシェルが絶賛「Jリーグで観ていてもっともワクワクする攻撃的な試合をしている」 – スポーツ – ニュース|週プレNEWS[週刊プレイボーイのニュースサイト]

横浜F・マリノスのサッカーがおもしろいんだよ。今シーズンのJリーグで観ていてもっともワクワクする攻撃的な試合をしていると言ってもいいだろうね。

攻撃的なサッカーをするチームは、川崎フロンターレを筆頭に、名古屋グランパスやヴィッセル神戸などもあるけど、横浜FMのそれは他のクラブとも一線を画しているよ。

アンジェ・ポステコグルー監督のもとで、昨年からハイラインの攻撃重視のスタイルに大きく舵を切ったけど、昨年ははっきり言ってグジャグジャだった。攻め上がろうとしたところでミスが出てボールを失ってカウンターを食らったり、攻め込んでいるときのDFラインの裏の広大なスペースを使われて失点を喫したりしていた。

だけど、今年はハイライン・ハイプレスなのは変わらないんだけど、2年目のシーズンだけあって、選手たちがこなれてきたせいか、理想的な攻撃スタイルに近づきつつあるよ。

1トップにエジガル・ジュニオがいて、トップ下にマルコス・ジュニオール。右に仲川輝人、左に遠藤渓太が入って、喜田拓也と天野純が守備的MFをつとめている。さらに、攻撃陣には三好康児も控えている。攻撃的なサッカーをするのに相応しい、いい陣容が揃っているよ。

マルコス・ジュニオールはゴール後に披露する『ドラゴンボール』のパフォーマンスが浸透してきているけど、彼は厄介なポジショニングを取るんだよ。トップ下にいたり、左サイドに張り付いたりと自由に動き回る。で、相手がその動きやポジショニングに警戒を薄めるとマルコスの思うツボ。

右の仲川か、左の遠藤を中心にサイドから仕掛けてくる間に、マルコス・ジュニオールはゴール前にスルスルッと入ってきてシュートチャンスを待つんだよ。DFにとっては厄介な動きをする選手だよ。

東京五輪世代のひとりの遠藤は、左サイドでガンガン切り込んで行ってゴール前にラストパスを送る。右の仲川はスピードがあって縦横無尽に動き回る。ふたりが両サイドからゴールに迫りながらチャンスをつくるのだけど、これの迫力がすごい。攻撃がハマると大量得点は当たり前だからね。

プレーメイカー的な役割を担っている天野は、相変わらず左足のキック精度は抜群。だけど、試合に出たり出なかったりもある。もったいないよ、彼の潜在能力の高さを考えるとね。日本代表にも選ばれたこともある天野には、もうひと皮もふた皮も剥けて、代表定着を目指してもらいたいね。

昨季は課題だった守備陣は、GKにパク・イルギュが台頭したのが大きいね。彼は韓国国籍だけど、育ったのは埼玉県。昨年まで3シーズンをFC琉球でプレーした叩き上げの苦労人で、今季J3からJ1の舞台にステップアップした。29歳と遅咲きだけど、最後尾で努力の成果を見せてくれているよ。

畠中槙之輔とチアゴ・マルチンスのCBコンビも安定感が出てきている。畠中は日保代表にも招集されているけれど、彼のプレーは安定感があるよ。フィードもうまいし、何よりパスを出すタイミングがいいんだ。彼の縦パスは受け手が次のプレーに移りやすいよ。

日本代表のフォーメーションと似ているサッカーで結果も残しているから、このままレベルアップしていったら、そのうち日本代表に横浜FMの選手がゴソッと選ばれるかもしれない。そう思わせるくらい、魅力的な攻撃を繰り広げているよね。

ただ、攻撃的なサッカーは脆さと背中合わせで、6月29日の第17節のFC東京戦のようにミスからペースを崩して、逆転負けを食らう可能性は高い。優勝を狙うには堅守速攻のチームの方が計算はしやすいんだけど、そんなサッカーのチームばかりになってもJリーグはつまらなくなるだけ。横浜FMには、後半戦も攻撃的なサッカーで相手をぶっ飛ばしていってもらいたいな。

2019/07/12 ゲームモデル分析とデータ分析の融合~川崎フロンターレと横浜F・マリノスの「異なるパスサッカー」を読む | データによってサッカーはもっと輝く | Football LAB
 
 

 
 

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