Full Time | Yokohama F.Marinos 1-1 Kawasaki Frontale
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— 横浜F・マリノス【公式】 (@prompt_fmarinos) 2018年4月8日
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横浜F・マリノス オフィシャルサイト
2018 明治安田J1 第6節 vs 川崎フロンターレ 試合レポート | 横浜F・マリノス 公式サイト
監督コメント
アンジェ ポステコグルー 監督
「非常にエキサイティングで、良い試合だったと思います。
前半は川崎Fの方が良いサッカーだったと思いますけれども、ハーフタイムで修正して、後半は自分たちのサッカーを取り戻せたのではないかと思います。
両チームとも勝つチャンスがあったと思いますが、結果的には引き分けという形になりました」質問:ハーフタイムで修正した点について、教えてください。
「もちろん川崎Fが良いチームだというのはわかっていたのですけれども、それに対して怖れている部分、躊躇している部分があったのではないかと思っています。
一つひとつの判断は川崎Fの方が早くて、自分たちがもう少しボールに寄せるところだったりとか、もっとアグレッシブにいけるところがあるのではないかとハーフタイムで伝えました。でも0-1からよく追いついてくれたと思いますし、後半も自分たちのスタイルしっかり貫けたと思っています」質問:ハーフタイムではなく、その前の前半45分の中で修正することはできなかったのでしょうか?
「そこは、特にありませんでした。
やり続けること、時にはやはり時間が必要で、自分たちが成長過程にある中では、とにかく試合の中で成長していくというのも一つだと思います。
また、後半に取り戻せるというのを信じていたので、前半のうちに変えようというのはなかったです」質問:前半、無失点で抑えられたのはラッキーな面もあったと思いますが、それ以外の守備面での要因は何でしょうか?
「もちろん運に任せることはしたくありません。もし運に任せることを望むなら、私は宝くじを買っています(笑)。
ゴール前というのは一番難しいところであり、得点を決めるというのがサッカーでは一番難しいことだと思います。
前半は大樹やボンバーが素晴らしいディフェンスで止めてくれたというところもありましたし、向こうが外したというところもあったと思います。
先ほども言ったように、最後に決めるというのが一番難しいところです。
後半は、自分たちがチャンスを何回かつくれたのではないかと思っています」質問:後半に機能したポジショニングを前半からできなかったのは、相手がやらせてくれなかったためでしょうか?
「先ほども言いましたが、間違いなく自分たちは成長過程にあるチームで、今後、もっともっと良いチームになると思います。
前半に関しては、自分たちのポジショニングがそれほど悪かったと思っていません。
どちらかというと、先ほど言った守備のところ、ボールを持っていないところでの判断だったり、ボールに寄せ切れない甘さというのが目立ったと思っています」
選手コメント
吉尾 海夏
「(後半の同点の場面で起用されて)自分が戦力として数えられているということは去年と比べても全然違うので、気持ちが入りました。
欲をいえば、もっと早い時間帯から出たいんですが、今の立場をしっかり自分で理解して、そのときそのときで、いいパフォーマンスが出せるよう、常に準備していきたいと思います」
ユン イルロク
「ダービーは、私が日本に来て初めての経験。いつもと違う雰囲気のなか、前半は押されたものの、後半は流れを取り戻しました。ただ、ホームで勝てなかったのはすごく残念でした。
(中澤のゴールにつながったコーナーキックは)かなり練習しました。しっかり準備をすれば、今日のような大きな試合の大事な場面でも結果につながるんだと、改めて実感しました。ゴール前に中澤選手みたいにヘディングの強い選手がいてくれることは、キッカーとして頼もしい。いいボールを上げれば、絶対に決めてくれると信じていました」
扇原 貴宏
「前半はプレスのかけどころがうまくいかなくて、自分たちで苦しくしてしまいました。点を入れられなかったことがラッキーでした。
後半は純を前に出して、相手の2ボランチにプレスがかけられて、前半よりも良くなったと思います。もう少しコントロールできれば良かったし、後半のやり方が最初からできなければ、フロンターレを相手にした試合では苦しくなる。自分たちにも相手にもチャンスがあって、難しい試合でした。
僕たちはまだ発展途上のチームなので、このスタイルを90分貫いて、もっと完成度を高めていきたい」
Jリーグ.jp
横浜FMvs川崎Fの試合結果・データ(明治安田生命J1リーグ:2018年4月8日):Jリーグ.jp
├ 入場者数 37,332人
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選手コメント
[ 中澤 佑二 ]
--今季初ゴールが貴重な同点ゴールとなったが?
練習の形だったので、あとは枠に入れることだけを考えてシュートしたら相手に当たったので、ラッキーだったかなと思う。--ユン イルロク選手も「練習どおり」と言っていたが?
練習であの形をやっていた。良いボールが来たので決めなきゃなと思っていた。--あのゴールから前への意識が強くなったが?
それプラス、川崎Fが「やばいぞ」と下がり気味になったところもあると思う。良い形で点が取れたので逆転したかったし、勝ちたかったけど、川崎Fも強かったので仕方ない。--前半は危ないシーンが多かったが、後半にちょっとラインを下げたのは狙いどおり?
前半は相手がうまかった。自分たちのスタイルでなんとか川崎Fとガチンコで勝負したかったけどうまくいなされた部分もあったし、サイドの裏への突破をものすごくされたので、非常に守りづらかった。後半は少し相手のペースダウンもあったので、逆にこっちもそれにつき合ってしまったというのはある。--失点からわずか3分後に追いついた。
どんな形であれ点を取れたことは良かったけど、僕たちは勝点3を取るためにやっていたので、1しか取れなかったけど次すぐ連戦なので、次につながってもらえればと思う。
[ 天野 純 ]
--前半は苦しかった?
前半は非常に苦しい時間が長かった。相手に(ボールを)持たれて、前から行ったけどうまく外されて、自分とタカ(扇原 貴宏)のところでリトリートし過ぎた。それを後半は修正して、自分が一つ前に出て(大津)祐樹くんと2シャドーを組んでタカが(ボランチ)1枚になって、という形にしたら良くなったし、後半ああやって盛り返せて良かった。--フォーメーションを変えた?
考え方だけど、ボランチ2枚、(エドゥアルド)ネットと大島(僚太)のところに後半は自分と祐樹くんが行った。前半は少し引いて自由にやらせてしまいうまくいかなかったので、そこを修正した。--攻撃ではなく守備のための変更だった?
そうですね。でも、ポゼッションのところも僕が前に行くことで相手のボランチも出てこられないし、俺と祐樹くんという選択肢が増えるので、そうなったことでタカもやりやすくなったと思うし、後半は相手をうまく押し込めたと思う。--自分たちの判断だった?
話しながらこっちのほうが良いし、前半のままいっていたら間違いなく負けていたと思うので、何かを変えないといけないなと思って変えた。
[ 飯倉 大樹 ]
--齋藤 学選手と対戦した感想は?
試合中に思ったんだけど、俺と学の間には長く練習を一緒にやってきたし、シュート練習もやってきて、飯も食いに行っている仲だから、去年とかおととしにやっていた練習の風景のようなものが重なって、「アイツここにパス出しそうだな」とか、「ループ狙いそうだな」とか、「カットインからシュートだな」なんていうのはいろいろ考えた。最後の15分ぐらいプレーしたけど、アイツが18、19歳ぐらいからずっと一緒にやってきて、1回愛媛にレンタルで行ったけど、代表でもいろんな活躍をしているのを見ながらずっと一緒にやってきたけど、相手になるとちょっと違うというか、シュンさん(中村 俊輔)と一緒ではないんだけど、自分の下の育ってきたのを見た選手と対戦するって面白かったなあっていうのをすごく感じた。あのループの場面も、はじいたあとにアイツも俺を見ながらニヤニヤしていて、「お前、狙ってないだろ」みたいなアイコンタクトをしたのはうれしかったし、楽しかった。コンディション的にはこれからまだまだ上がっていくだろうと思うけど、今日はアイツにやられなくて良かった(笑)。
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公式スーツ(@GlobalStyle_JP)で選手たちがスタジアム入り‼️👔
試合前選手コメントはこちらで✅https://t.co/DXIsmSY9FB#fmarinos #Jリーグ #スーツ pic.twitter.com/vvIYOVFYLr
— 横浜F・マリノス【公式】 (@prompt_fmarinos) 2018年4月8日
🏆明治安田 #J1 第6節
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2⃣横浜FM #飯倉大樹
3⃣磐田 #カミンスキー
4⃣C大阪 #キムジンヒョン
5⃣G大阪 #ファビオ@21kamyk#時代を変えろ#DAZN pic.twitter.com/aiTkfvyCU4— DAZN ダゾーン (@DAZN_JPN) 2018年4月10日
YouTube
【公式】ハイライト:横浜F・マリノスvs川崎フロンターレ 明治安田生命J1リーグ 第6節 2018/4/8 – YouTube
Inside J.League:神奈川ダービーの舞台裏!明治安田生命J1リーグ 第6節 横浜F・マリノス 1 – 1 川崎フロンターレ 2018年4月8日 – YouTube
ネットニュース・Weblog
スポーツニッポン
横浜・松原 途中出場の川崎F斎藤と対峙「負けられないと気が引き締まった」― スポニチ Sponichi Annex サッカー
横浜は8日、川崎Fをホームに迎え、1―1で引き分けた。後半13分にMF家長の先制点を許したが、3分後にDF中沢が右CKを頭で合わせ、追いついた。
後半32分から、昨季まで横浜に在籍したMF斎藤が途中出場。対峙したDF松原は「僕としては疲れてくる段階で学くんが入ってくると、足に(疲れが)来た。でもここで負けられないと逆に気が引き締まった」と快足ドリブラーに決定的な仕事をさせなかった。昨季リーグ王者をホームに迎えた神奈川ダービーをドローで終え、次節は中二日で首位・広島に挑む。同点弾を挙げたDF中沢は「自分たちが試される試合になる」と気を引き締めた。
横浜 中沢 J1史上4番目の年長弾!「良いボールが来た 合わせる方が最低限シュートを打たないと」― スポニチ Sponichi Annex サッカー
横浜は主将が窮地を救った。
先制を許した直後の後半16分。右CKに合わせたのはDF中沢だ。ニアに飛び込み頭で叩くと、シュートは相手DFに当たってコースが変わり、ネットに突き刺さった。頭での得点は16年10月の鳥栖戦以来2シーズンぶりで、J1では史上4番目の年長ゴール。「良いボールが来たので、合わせる方が最低限シュートを打たないと。入って良かった」と振り返った。次節は中2日での首位・広島戦。「流れを読みながらうまくコントロールできたら」と力を込めた。
ニッカンスポーツ
横浜、川崎Fの神奈川ダービーはドロー/横-川6節 – J1 : 日刊スポーツ
横浜F・マリノスと川崎フロンターレが1-1で引き分けた。
序盤から川崎Fが押した。最初の決定機は前半6分すぎ。自陣内でMF家長昭博がボールを奪い、中盤のMF中村憲剛へ。右サイドを駆け上がった家長がふたたび受けて敵陣深く侵入し、再度走り込んできた中村へ。鋭いカウンターで横浜DFを完全に崩したが、中村が右足で放ったシュートは惜しくもゴール左へそれた。続く10分すぎにも、高い位置をとる横浜DFラインの裏をついたFW知念慶がGKと1対1になる大チャンス。FW小林悠主将が胃腸炎による体調不良で欠場した中でいきなり巡った絶好機も、シュートは右ポストを直撃。得点にはつながらなかった。
横浜も22分に反撃。ペナルティーエリア前でボールを保持したDF山中亮輔からパスを受けたFW大津祐樹が中央から狙ったが、右へわずかにそれた。31分にも同じような位置から狙ったが、左へ外れた。
試合が動いたのは後半。先制点は川崎Fに生まれた。後半13分、阿部浩之のクロスに家長が合わせて押し込んだ。しかし横浜もすぐさま反撃。右CK16分にDF中沢佑二がヘッドで合わせて同点とした。19分にも左サイドの崩しから大津が中央で受けてシュートを狙ったが、DF谷口彰悟がブロックした。
川崎Fは32分、今季横浜から加入したMF斎藤学を投入。ケガによる長期離脱で、昨年9月23日以来となる復帰戦。偶然にも、かつてホームだったスタジアムでの古巣が相手となった。左サイドでボールを持つたびに、スタンドからは激しいブーイングが飛んだ。
終盤は疲労が色濃くなる中で互いにチャンスをつくるも、ものにできず。勝ち点1を分け合った。
40歳中沢佑二、年長弾は「いつも練習している形」 – J1 : 日刊スポーツ
横浜F・マリノスのDF中沢佑二主将(40)が今季初ゴールを決め、チームに勝ち点1をもたらした。
先制された3分後の後半16分だった。FWユンの右CKに頭で合わせると、相手選手に当たったボールはゴール右へ吸い込まれた。日々の練習から磨いていたCKからの得点に「いつも練習している形だったので、枠に入れることだけを考えた。いいボールがきたので、決めなきゃと」と、試合後は精悍(せいかん)な顔つきでふり返った。
40代の日本人選手がJ1でゴールを決めたのはFWカズ(三浦知良)、FW中山雅史に次いで史上3人目。年長記録としても歴代4位となった。昨季J1王者の川崎フロンターレに序盤から押し込まれる時間が続いていたが、「どんな形であれ点をとれてよかった」と前を向いた。
横浜中沢がカズ、ゴンに続く年長弾「運も重なった」 – J1 : 日刊スポーツ
横浜F・マリノスDF中沢佑二が、40歳になってから最初のゴールを決めた。1点を追う後半16分、右CKから相手のマークを外してヘディングシュート。相手選手に当たってコースが変わり、同点弾が決まった。
40歳1カ月14日での得点は、J1ではジーコ(鹿島)、カズ(横浜FC)、中山雅史(磐田)に続く4番目の年長ゴールとなった(所属は当時)。
中沢は得点シーンについて「ブロックしながらスペースに入るのは練習でやっている。相手に当たったのかな。運も重なった。どんな形でも点が取れたのがよかった」と振り返った。
試合は1-1で引き分けた。
サンケイスポーツ
川崎・斎藤学が約7カ月半ぶり復帰!古巣横浜Mとの神奈川ダービーはドロー決着 (1/2ページ) – サッカー – SANSPO.COM(サンスポ)
8日に明治安田生命J1リーグ第6節が行われ、日産スタジアムでは横浜F・マリノスと川崎フロンターレが対戦。29回目の神奈川ダービーは1-1の引き分けで終了した。
公式戦3連勝と波に乗る横浜FMが、ホームにディフェンディング・チャンピオンの川崎Fを迎えた一戦。アンジェ・ポステコグルー監督は前節の清水エスパルス戦からスタメン、ベンチともにメンバーを変更せず。1トップに3試合連続ゴール中のウーゴ・ヴィエイラを置き、両サイドにユン・イルロクとオリヴィエ・ブマルを配置。トップ下には大津祐樹が入った。
一方の川崎Fは日本代表の欧州遠征で負傷した大島僚太が先発入り。さらに、右膝の大ケガで離脱していた齋藤学がベンチ入り。昨季まで所属した古巣とのダービーで約7カ月ぶりの復帰を目指す。
試合は序盤から川崎Fがチャンスを作る。11分にスルーパスに抜け出した知念慶がGKとの1対1を迎える。右足を振り抜いたが、シュートは右ポストに直撃してしまう。さらに、15分には再び知念が決定機を迎えるもモノにできず。29分にも家長昭博がシュートを放ったがこれも決まらず。ボールを保持し、決定機を何度も演出したが前半のうちに先制点は奪えなかった。
対する横浜FMは山中亮輔のボールを受けた大津祐樹がPA手前からゴールを狙ったが、わずかに枠外。互いにアグレッシブな姿勢を見せた前半だったがスコアレスで終了した。
後半に入ると試合が動く。58分、川崎Fは大島がPA手前でボールを持つと、ループパスを供給。受けた阿部浩之がダイレクトでクロスを送ると、家長が左足で合わせる。このシュートがポストに当たってしまうが、GK飯倉大樹に当たってゴールに吸い込まれた。
1点を許した横浜FMだったが、すぐに同点に追いつく。ユン・イルロクの右CKをダービー最多出場の中澤佑二が頭で合わせると、これがエウシーニョに当たりコースが変わってゴール。ベテランの一発で横浜FMがすぐさま追いついた。
中澤にゴールで息を吹き替えした横浜FMは、ブマルが強烈なミドルシュートを放ったが、決めることができない。
すると76分、川崎Fは最後のカードで阿部に代えて齋藤を投入。古巣との神奈川ダービーで197日ぶりにピッチへ立った。川崎Fサポーターからは齋藤のチャントが、横浜FMサポーターから容赦ないブーイングが浴びせられた。その齋藤は左サイドでボールを受けると持ち味のドリブルで突破を図るが、横浜FMの守備陣が必死のディフェンスを見せる。
83分に横浜FMはエースのウーゴ・ヴィエイラに決定機が訪れるが、放ったシュートは大きく枠を外してしまう。川崎Fも後半アディショナルタイムに齋藤がビッグチャンスを演出するも、得点につなげることができない。
結局両チームに追加点は生まれず。29回目の神奈川ダービーは1-1の引き分けで終了。通算対戦成績もともに12勝5分12敗とイーブンとなっている。(Goal.com)
横浜M・中沢が同点ヘッド!「点が取れたのは良かった」/J1 – サッカー – SANSPO.COM(サンスポ)
明治安田J1第6節最終日(8日、横浜M1-1川崎、日産ス)横浜Mは先制を許した嫌な雰囲気を、中沢のヘディングで吹き払った。後半16分、相手と競りながら尹日録の右CKに合わせ、ボールはエウシーニョに当たってゴールに吸い込まれた。「練習通り。運もあったけど、どんな形でも点が取れたのは良かった」と今季初得点を振り返った。
40歳を迎えた今季も不動のセンターバックとしてフル出場を続ける。中2日で次節は首位広島。「自分たちが試されるゲームになる」と気合を入れ直した。
横浜M・中沢、敵となった斎藤学を称賛「やっぱりいい選手だな」 – サッカー – SANSPO.COM(サンスポ)
「練習通りの形だった。あとは何だろ?枠に入れることだけを考えてシュートしたら相手の選手に運よく当たった」
そう語るのは横浜F・マリノスのDF中澤佑二だ。
明治安田生命J1リーグ第6節が8日に行われ、日産スタジアムでは横浜FMと川崎フロンターレによる一戦「神奈川ダービー」が行われた。試合は58分に川崎Fが先制。横浜FMは61分に追い付くが、この同点弾を決めたのが中澤だ。CKに中澤が頭で合わせると、川崎Fの選手に当たり、コースが変わってゴールネットを揺らした。
試合は1-1のまま終了となったが、中澤の同点弾でチームの勢いは増した。中澤は「そうですね」とうなずくと、次のように語った。
「いい形で点が取れたので、逆転したかったですけどね。相手も強かったんで仕方ないかな」
そう悔やみながらも、「(勝ち点は)1しか取れなかったですけど、連戦なんで次につながってもらえれば」と、その視線を次の試合に向けた。
横浜FMの次節は11日、首位のサンフレッチェ広島と対戦する。中澤は「強いですよね。自信を持ってやってくると思います」と広島の印象を語り、「アグレッシブに行きますけれども、中2日なので、どこかでペースを考えなきゃいけないと思う。そこは流れを見ながらうまくコントロールできれば」と続けた。
また、約7カ月半ぶりに復帰した川崎FのMF齋藤学について中澤は、「良かったよね!左サイドはタメを作られるとどうしても2人行かなきゃいけないので。やっぱりいい選手だな」とコメント。元チームメイトの復活を喜びつつも、相手選手としての脅威を感じたようだ。(Goal.com)
ボンバーヘッド健在!横浜M、中沢の40歳弾で川崎とドロー (1/3ページ) – サッカー – SANSPO.COM(サンスポ)
明治安田J1第6節最終日(8日、日産スタジアムほか)4試合が行われ、横浜Mは2月に40歳になった元日本代表DF中沢佑二が同点のヘディング弾を決め、連覇を狙う川崎と1-1で引き分けた。GK以外では最多となる連続フル出場を163試合に伸ばした鉄人がチームを引っ張った。また、広島はアウェーで柏を1-0で下し、1994年以来の開幕6戦負けなし(5勝1分け)で首位をキープした。
長髪の頭を力強く振った。後半16分。DF中沢が右CKからマークを外してヘディングを放った。相手に当たったボールは軌道が変わってゴールへ。先制点を献上した、わずか3分後。40歳のボンバーヘッドから同点弾が生まれた。
「いいボールが来たので決めなきゃいけないと思った。強い川崎とどこまでできるかだった。負けていないことをポジティブにとらえたい」
今季の横浜Mのテーマは「ハイライン」。最前線のFWからDFの最終ラインまでの距離をコンパクトに保つ。GKも加わり、高い位置でボールを奪って展開する攻撃を理想とする。
前半は昨季王者の川崎に再三サイドから裏を突破されたが、センターバックの中沢が中心となって必死に防いだ。「あれをしのげたのが大きかった」。後半は疲れから足が止まった難敵を上回る運動量で、ホームでの勝ち点1を確実に拾った。
2月に不惑を迎えても衰え知らずだ。連続フル出場は163試合に伸びた。GKを除けば最多の勲章だ。DFとしてはクラブの先輩、ドゥトラを超える40歳1カ月14日の“J1最年長弾”を決めた。この日、取材エリアに姿を見せたのは試合終了の約2時間後。チームで誰よりも入念なケアが鉄人の原動力となっている。
次節は中2日で首位の広島戦(Eスタ)。「(今季)広島は負けていないから何とか勝ちたい。力を試されるゲームになる」。40歳は、守備の要としてピッチに立ち続ける。 (鈴木智紘)
スポーツ報知
【横浜M】意地とプライドの“ダービー”立場変わった斎藤学へのそれぞれの思い : スポーツ報知
横浜Mは、ホームで川崎に1―1で引き分けた。試合前の対戦戦績は12勝4分け12敗。神奈川の盟主を争う“ダービー”はがっぷり四つ、両者一歩も譲らない展開となった。0―0で前半を折り返すと、後半13分に川崎が先制。3分後にはDF中沢佑二が今季初得点を奪取。一進一退のまま、終盤に突入。同32分に、FW斎藤学がピッチに入ると、スタジアムはさらにヒートアップ。横浜Mの応援席は、昨季まで背番号10を付けたドリブラーに容赦ない大ブーイングを浴びせ、川崎側は対抗するように応援歌を奏でた。
ちょうど1年前の17年4月8日、横浜M―磐田。トリコロールの主将で10番を担っていた斎藤は、2年前までチームを率いたMF中村俊輔率いる磐田相手に2アシストの活躍をみせ、2―1の勝利に導いた。「(中村俊は)ずっと背中を見て育ってきた選手。でも試合になったら関係ない」と鋭いドリブルで相手DFを翻弄する姿は、サポーターの誇りであり、希望だった。
あれから1年。横浜Mは、“敵”として斎藤と対峙(たいじ)することになった。斎藤にとっては、右膝前十字じん帯を損傷した昨年9月23日の甲府戦以来の公式戦。思わず笑みを浮かべてピッチに入る背番号37に対し、「にやけすぎじゃない」とささやいたのはDF松原健。試合終盤ということもあり、松原は「疲れて足にきていた」が、「絶対に負けられない。気を引き締め直した」とマッチアップした元同僚に食らいついた。後半ロスタイムに懸命のジャンプで斎藤のシュートを止めたGK飯倉大樹は「ラスト15分で相手の決定機が多かったのは、彼のおかげ」と話し、DF中沢も「左サイドであれだけタメを作られるとね。改めて良い選手だと思った」とかつてのチームメートの実力を認めつつ、意地とプライドでゴールを死守した。
昨オフ。横浜Mは16年の中村俊に続き、2年連続で背番号10の主将が流出した。しかも斎藤は同県内のライバルクラブへの移籍とあって、物議を醸した。今もなお、それぞれの立場で見方は分かれる。ピッチ脇に斎藤が登場した瞬間、ブーイングがスタジアムを包んだが、手をたたき、笑顔で復帰を祝す横浜Mサポーターの姿も少なくなかった。試合後、斎藤は言った。「ここに(復帰を)合わせたわけではないが、マリノス戦というのは感じる思いがあった。好きなクラブなので、あいさつしたかった」とハーフウェーラインをまたぎ、横浜Mの応援席に向かって、小さく頭を下げた。
両チームを中心に、様々な思いが交錯するのは当然だろう。それでもスタジアム全体に感情が入り乱れた一戦は“ダービー”にふさわしく、語り継がれるであろう好ゲームだった。(田中 雄己)
サッカーダイジェスト
【J1採点&寸評】横浜1-1川崎|抜群の存在感を見せた大島。同点弾の中澤も高く評価 | サッカーダイジェストWeb※一部抜粋
【チーム採点・寸評】
横浜 5.5
前半は何度もピンチにさらされて、いつ失点してもおかしくない内容だった。その流れで後半に失点を許すも、中澤のヘッドでなんとか追いついてみせる。負けはしなかったが、攻守に課題の残る引き分けだった。川崎 5.5
前半は試合をほぼ完全に支配し、多くの決定機を築いたが、ここで決めきれなかったのが、勝点3を掴めなかった主因だろう。先制に成功するも、セットプレーから失点。齋藤が入って勢いは出たが、相手を突き離せなかった。
【横浜|採点・寸評】
GK
21 飯倉大樹 6
家長のシュートには懸命なセーブも及ばず、悔しい失点。ただ、いくつかのビッグセーブでチームを敗戦から救った。DF
27 松原 健 5.5
クリーンなスライディングタックルで危ない場面を作らせず。失点シーンでは目の前で家長に決められたが、齋藤とのマッチアップでは一歩も引かなかった。22 中澤佑二 6.5
CKからのヘディングシュートは相手に当たってコースが変わり、ゴールイン。価値ある同点弾をねじ込んだ。阿部のクロスをカットできず失点を許したとはいえ、的確なカバーリングと個の強さはこの日も健在だった。2 ミロシュ・デゲネク 6
エアバトルでは簡単に負けず、川崎のハイテンポなパスワークにも粘り強く対応。知念にも仕事をさせなかった。24 山中亮輔 6
素早い戻りで相手の決定機を未然に阻止。攻撃面では好クロスを供給したほか、ドリブルで果敢に前に運んだ。MF
6 扇原貴宏 6.5
最後まで精力的に走り回り、最終ラインからボールを引き出し、前線への配給を繰り返してリズムを作った。14 天野 純 5.5(90+1分OUT)
いつもよりプレーに顔を出す回数が少なかった印象。ただ、味方を走らせて、前向きにさせるパスは正確だった。9 大津祐樹 6(72分OUT)
前半に2本、ゴール正面から惜しいシュートを放ったが、ネットは揺らせず。それでも、劣勢の時間帯で唯一、得点の可能性を感じさせた。FW
20 オリヴィエ・ブマル 5(72分OUT)
ミスを連発した前半は散々な出来。後半は多少、盛り返したが、結果を残せないまま、ピッチを後にした。7 ウーゴ・ヴィエイラ 5.5
84分には右からのクロスをダイレクトで合わせるも、ボールはバーの上。その後、ポスト直撃弾もあったが、ノーゴールに終わる。25 ユン・イルロク 6
後半は馬力を活かして攻撃を活性化。細かいところでミスが散見されたが、CKから中澤の同点弾をアシストした。交代出場
MF
35 吉尾海夏 5.5(72分IN)
自慢の左足のキックは悪くなかったが、思うようにパスが届かず、期待に応えるパフォーマンスは見せられなかった。FW
11 遠藤渓太 5.5(72分IN)
カウンタ―で抜け出すチャンスもあったが、ドリブルが大きすぎて相手にカットされ、見せ場を作れなかった。MF
8 中町公祐 -(90+1分IN)
逆転を狙うチームを鼓舞しようとしたが、短いプレータイムのなか、できることは限られ、アピールには至らなかった。監督
アンジェ・ポステコグルー 5.5
とりわけ劣勢を強いられた前半は、ペースを握り返す策を打ち出せず。アタッカーの2枚同時代えも、成果はそこまで大きくなかったか。
神奈川ダービーは顔面強襲弾の応酬で“痛み分け” 齋藤学は古巣から大ブーイングの洗礼 | サッカーダイジェストWeb
J1リーグは4月8日、6節の4試合を開催。日産スタジアムでは、横浜F・マリノス対川崎フロンターレの一戦が行なわれ、1対1の引き分けに終わった。
試合は、立ち上がりから川崎がペースを掴み、横浜ゴールへ襲いかかる。体調不良で欠場した小林悠に代わって先発の知念慶らが再三決定機を掴んだが、GK飯倉大樹を中心とした横浜守備陣が粘り強い守備を見せ、ゴールを許さない。前半はスコアレスで折り返し後半へ突入する。
そして均衡が破れたのは58分、川崎は大島僚太から右へ展開すると、パスを受けた阿部浩之がダイレクトで中央へ折り返す。これを家長が左足で合わせると、シュートはポストを直撃。跳ね返りがGK飯倉の顔面に当たり、ボールはゴールに吸い込まれた。川崎が先制に成功する。
しかし、先制された横浜も3分後にすぐさま反撃。61分、横浜はCKを得ると、ユン・イルロクのキックに中澤佑二がヘッドで合わせる。するとシュートは、今度は川崎のエウシーニョの顔面を直撃して方向を変え、GKチョン・ソンリョンの逆を突く形でネットに吸い込まれた。横浜が同点に追いつく。
その後、両チームは選手交代で、攻撃のペースアップを図る。川崎は77分、阿部に代えて移籍後初出場となる齋藤学をピッチに投入。今季、横浜からの完全移籍で川崎に加入した37番に対して、横浜サポーターは大ブーイングを浴びせた。
横浜は84分に、右サイドを突破した松原健のクロスにウーゴ・ヴィエイラが右足のボレーで合わせるが、シュートはわずかにクロスバーを越えてしまう。さらに後半アディショナルタイムにはやはりウーゴ・ヴィエイラが右足のシュートを放つもポストを直撃。チャンスを逸した。
結局、その後は決め手を欠いた両チーム。神奈川ダービーは、お互いの顔面強襲弾による1対1の痛み分けという結果に終わった。ホームの横浜は勝点8で13位、川崎は勝点を11に伸ばして2位に浮上した。
「早く帰って、早く休みたい」中澤佑二がJリーグの15連戦に本音を漏らす? | サッカーダイジェストWeb
横浜F・マリノスと川崎フロンターレの“神奈川ダービー”は、1対1のタイスコアに終わった。
立ち上がりからリズムを掴んだのは川崎だった。ボランチの大島僚太、トップ下の中村憲剛を中心に自在なパス回しで横浜を揺さぶり、再三チャンスを掴む。
均衡が破れたのは58分。家長昭博のシュートがGK飯倉大樹の顔に当たってゴールに吸い込まれた。横浜にとっては不運な形での失点となったが、この劣勢を救ったのが40歳のベテラン、中澤佑二だった。
失点からわずか3分後の61分。右からのCKに頭から飛び込み、代名詞の“ボンバーヘッド”で貴重な同点弾を叩き込む。このゴールを境に横浜も息を吹き返し、勝ち越しのチャンスも掴んだが、結局試合はドローという結果に終わった。
試合後、殊勲の同点弾を挙げた中澤はフラッシュインタビューに応じ、序盤から苦戦を強いられた試合を振り返って「今シーズン自分たちが目指しているサッカーがまだ完成に近づいていないことが分かった。やはり強いチームと戦った時に真価が問われる」と語り、勝点1こそ得たものの、チームの出来に納得はしていないようだった。
それでも、自身のゴールについて問われると「(相手を)ブロックしながらスペースに入って行くのは練習からやっていること。良いボールが来たし、(シュートが相手に当たる)運も重なったが、どんな形であれ、点を獲れたのは良かったし、次につながる試合になった」と、今後に向けてポジティブに捉えた。
さらに、リーグ戦は中2日となる11日に7節を迎えるが、5月中旬まで週末とウィークデーに試合が続く連戦について質問を受けると、「Jリーグさんに考えてもらえると助かるんですが、中2日(での試合)なんで、コンディションをどれだけ良い状態に持っていけるかがカギになる」と、連戦へのキーポイントについて言及。「なので、早く帰って、早く休みたいですね」と、最後は15連戦というJリーグの厳しいスケジュールに、本音ともとれる言葉でインタビューを結んだ。
【PHOTO】横浜×川崎の『神奈川ダービー』を彩った美女サポーターたち! | サッカーダイジェストWeb
サッカーキング
横浜FMvs川崎の“神奈川ダービー”はドロー決着…今季初出場の齋藤学には古巣サポから大ブーイング | サッカーキング
明治安田生命J1リーグ第6節が8日に行われ、横浜F・マリノスと川崎フロンターレが対戦した。
先にチャンスを掴んだのは川崎だった。11分、知念慶が味方からのスルーパスに反応し、ミロシュ・デゲネクと入れ替わってペナルティエリア内に進入。GKとの1対1になり右足を振り抜いたものの、シュートはゴール右のポストに当たってしまい、先制点とはならなかった。
さらに18分、阿部浩之がゴール前へ上げたクロスに、オフサイドラインぎりぎりで抜け出した家長昭博が右足で合わせるが、うまくミートさせることができず、ネットを揺らせない。
攻め立てていた川崎が、ついにチャンスを掴む。58分、敵陣中央でボールを持った大島僚太から、右サイドに広がった阿部がボールを受け、ダイレクトでGKとDFの間にクロスを送る。中で待っていた家長のシュートはポストに阻まれるものの、跳ね返ったボールがGKにあたってゴールに吸い込まれた。
すかさず横浜FMの反撃。61分、右サイドからのCKから、中澤佑二がヘディングシュートを放つと、ボールがエウシーニョに当たって軌道が変わり、ネットを揺らした。
勝ち越し弾を狙いたい川崎は77分、横浜FMから川崎に今冬移籍し、ケガから復帰した齋藤学をピッチに送り出したものの、古巣のファンからは激しいブーイングが飛んだ。
両チームともゴールに何度も迫るものの、ネットは最後まで揺らせず。試合はこのまま終了し、熾烈を極めた“神奈川ダービー”はドロー決着となった。
【写真ギャラリー】2018.4.8 明治安田生命J1リーグ第6節 横浜F・マリノス 1-1 川崎フロンターレ | サッカーキング
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中澤佑二、横浜FMに勝ち点1もたらす同点ヘッド弾「練習通りの形。逆転したかった」 | フットボールチャンネル
明治安田生命J1リーグ第6節が8日に行われ、横浜F・マリノスと川崎フロンターレによる「神奈川ダービー」は1-1のドローに終わった。
前半は完全に川崎Fに主導権を握られ、後半に入って58分にMF家長昭博のゴールも決まった。それでも横浜FMが勝ち点1を確保できたのは、キャプテンのDF中澤佑二が失点の3分後に同点ゴールを奪ったからである。
MFユン・イルロクが蹴った右コーナーキックに、中澤が飛び込んで頭で合わせる。ヘディングシュートは相手DFに当たってゴールに吸い込まれた。この時、横浜FMの選手たちはボールに対して近いサイド、中央、遠いサイドと3つのエリアに分かれて固まっており、中澤が走り込んだ中央のゾーンは、フリーでフィニッシュできるよう大きなスペースが作られていた。
このセットプレーからの今季初得点は「練習の形だった」と中澤は明かす。「相手に運よく当たったのでラッキーもあったと思う」とも述べたが、「いいボールが来たので決めなきゃとも思いました」と自らの得点シーンを振り返った。
その後、運動量が落ち始めた川崎Fに対し、横浜FMは攻勢を強めながら追加点は奪えず。中澤は「いい形で点が取れたので逆転したかったですけどね。勝ちたかったですけど、フロンターレが強かった」と、昨季のJ1優勝チームの実力を素直に認めた。
特に前半は川崎Fに完全に主導権を握られ、立て続けにピンチを迎えた。中澤は「マリノスの良さを消そうとしていました」と相手の印象を語る。それでも前半45分間は無失点で切り抜けた。「サッカーをわかっている選手がいっぱいいる」チームの猛攻に耐え切れたことが「デカかった」と、トリコロールのキャプテンは分析した。
「崩された部分はいっぱいありましたけど、ゼロで抑えたというか、ゼロで終えることができたのは非常に大きかったですね。あれで1点を先に取られてしまうと、後半も厳しかったと思う」
これまではボールポゼッションで上回られることがほとんどなかったが、川崎F戦は厳しい時間が続いた。中澤が認識する課題は、そうした状況下で様々な戦い方を攻守にわたって使い分けること。試合の流れを支配するために、ボールを握る意識を常に持ちながらも臨機応変に対応する「次のステップにいっている段階」と分析した。
次の試合は、中2日でアウェイのサンフレッチェ広島戦となる。昨年度の王者に続き、立ち向かう相手は現在リーグ無敗で首位に立つ強敵。中澤は好調な広島戦に向けて「(相手は)たぶん自信を持ってやってくると思う。中2日で、ものすごく自分たちを試されるゲーム。アグレッシブにいきますけれども、どこかでペースを考えなくてはいけない時も出てくる。それは流れを見ながらコントロールできれば」と、川崎F戦で出た課題を乗り越えるため、早くも頭を次の試合に切り替えていた。
(取材・文:舩木渉)
ゲキサカ
神奈川ダービーは互いに譲らず1-1ドロー、齋藤学が古巣戦で197日ぶり復帰 | ゲキサカ
J1第6節が8日に行われ、日産スタジアムでは横浜F・マリノスと川崎フロンターレが対戦した。互いの意地がぶつかり合った「神奈川ダービー」。両チーム譲らず、1-1の引き分けに終わった。
2連勝中の横浜FMは前節の清水戦(1-0)からメンバー変更はなし。前節が移籍後初スタメンだったMF大津祐樹がトップ下、同じくFWオリヴィエ・ブマルが右サイドに入る4-2-3-1で臨んだ。
川崎Fは今季初黒星を喫した前節の広島戦(0-1)から先発3人を変更。DF奈良竜樹が今季初先発となり、ここ2試合はセンターバックを務めたDF車屋紳太郎が3試合ぶりに本職の左サイドバックに戻った。3月23日に行われた日本代表のマリ戦で左ふくらはぎを痛めて前節は欠場したMF大島僚太も先発復帰。1トップではFW知念慶が4試合ぶりに先発した。また、今季横浜FMから加入したMF齋藤学も移籍後初のベンチ入り。右膝前十字靱帯損傷の重傷を負った昨年9月23日の甲府戦以来となるメンバー入りを古巣戦で果たした。
ハイラインを敷く横浜FMに対し、川崎Fが効果的にその背後を突き、序盤からチャンスをつくった。前半7分、自陣でボールをキープしたMF中村憲剛が右サイドのスペースにロングパス。MF家長昭博がタメをつくって味方の攻め上がりを待ち、駆け上がってきた中村に横パスを送ると、フリーでPA内に切れ込んだ中村がフィニッシュまで持ち込んだが、体勢を崩してしまい、シュートはゴール左へ外れた。
前半11分にも中村のスルーパスに抜け出した知念がGKと1対1の決定機を迎える。しかし、ニアを狙ったシュートは右ポストを直撃。同18分にはMF阿部浩之の左クロスに家長が飛び込んだが、右足ボレーはジャストミートせず、ゴール左に外れた。相次ぐ決定機を生かせなかった川崎Fに対し、横浜FMもビルドアップでミスが目立ち、なかなかペースをつかめない。前半21分、32分と大津が鋭いミドルシュートを打ったが、いずれも枠を捉えられなかった。
スコアレスで前半を折り返すと、均衡を破ったのは川崎Fだった。後半13分、PA手前でキープした大島がPA内右に走り込む阿部に浮き球のパス。阿部は右足ワンタッチでグラウンダーのクロスを入れ、ファーサイドに飛び込んだ家長が左足ボレーで捉えた。シュートはGK飯倉大樹が弾くもポストに当たった跳ね返りが飯倉の顔面をヒット。そのままゴールラインを越え、先制点となった。
横浜FMもすぐさま反撃に出る。失点から3分後の後半16分、MFユン・イルロクの右CKからDF中澤佑二がヘディングシュート。これがゴール前のDFエウシーニョに当たってコースが変わり、ゴールネットを揺らした。今季初ゴールの中澤はJ1最年長得点記録歴代4位の40歳1か月14日での得点となった。
試合は1-1の振り出しに戻り、両ベンチが動く。川崎Fは後半21分、知念に代えてFW大久保嘉人を投入。同26分には足を痛めたか、突然プレーを止めてピッチに座り込んだDF車屋紳太郎に代えてDF登里享平を送り込んだ。横浜FMも後半27分、大津とブマルを下げ、MF吉尾海夏とFW遠藤渓太を投入した。
さらに後半32分、川崎Fは最後の交代枠で阿部に代えて移籍後初出場となる齋藤を投入。昨季まで本拠地としていた日産スタジアムで昨年9月23日の甲府戦以来、197日ぶりとなる復帰を果たした齋藤に対し、横浜FMのサポーターからは大きなブーイングが飛んだ。
左サイドハーフに入った齋藤がボールを持つたびにブーイングが飛ぶ日産スタジアム。横浜FMは後半39分、右サイドをオーバーラップしてきたDF松原健のクロスからFWウーゴ・ヴィエイラが決定的な右足ボレーを放つが、クロスバーを越える。両チームが最後まで攻め合ったが、勝ち越しゴールは生まれず、1-1の痛み分けに終わった。
(取材・文 西山紘平)
「僕たちはボールを握りたいチーム」J王者に真っ向勝負、横浜FMが手にした勝ち点1の価値 | ゲキサカ
互いにボールポゼッションを重視するチーム同士の対戦は川崎Fに“一日の長”があった。今季からアンジェ・ポステコグルー監督が就任し、独特なサッカーを展開する横浜F・マリノスは昨季王者に対しても真っ向からぶつかった。
最終ラインを高く設定し、攻撃時はGK飯倉大樹がハーフウェーライン近くまで上がってビルドアップに参加。DF中澤佑二、DFミロシュ・デゲネクの両センターバックがサイドに開き、DF松原健とDF山中亮輔の両サイドバックは中に絞ってボランチに近い位置で攻撃を組み立てる。全体をコンパクトに保って中盤で数的優位をつくる狙いだったが、前線からのプレッシングは川崎Fの個々の技術の高さにいなされ、リスクを冒したハイラインの背後をうまく突かれた。
「僕たちはボールを握りたいチーム。あそこまで握られたのは初めての感覚だった。フロンターレ相手にはもっと突き詰めていかないといけない」。そう振り返る山中は「(相手に)ショート(パス)、ショート(パス)でつながれて、ハイラインもずるずる下がって(相手が)オフサイドに引っかかることも少なかった。うまいなとやっていて感じた」と率直に認める。
前半はたびたび決定的なピンチを招き、ポストに救われるシーンもあった。前半のシュート数は横浜FMの3本に対し、川崎Fは10本。苦しい前半の45分間だったが、後半はボランチのMF天野純が高い位置を取り、4-1-4-1気味にシステムを変えてプレスも徐々にハマるようになった。
前半はトップ下でプレーし、後半は天野と横並びになったMF大津祐樹は「前半は一人ひとりのポジショニングが遠かった。後半は修正して距離感近くプレーしようと。一人ひとりのポジショニングが近くなって、やりやすくなった。みんなで話して改善できたのは良かった」と、試合の中で修正できたことを前向きに捉える。
後半のシュート数は7本対9本。得点はセットプレーからだったが、流れの中でFWウーゴ・ヴィエイラにも決定機が生まれた。後半は足の止まり始めた川崎Fを運動量でも上回り、「僕らは走るチーム。データ的にも走っているし、相手は後半落ちてくると思っていた」(山中)と狙いどおりの展開に持ち込んだが、終盤はMF齋藤学が入ってきた川崎Fに再び流れを引き戻され、1-1のままタイムアップを迎えた。
終盤はビッグセーブの連発だった飯倉は「今日の前半は自分たちのやりたいことをフロンターレにやられた。いい勉強になった」と指摘。「もうちょっとボールをキープして自分たちの時間を増やせたら展開は違った。後半は相手も疲れてくるし、うちがボールを持てる。後半はチャンスもつくれたし、後半少し巻き返せたのは収穫かな」。チーム作りはまだまだ道半ば。ポゼッションによる攻撃力ではJ屈指の川崎F相手につかんだ勝ち点1には数字以上の価値がありそうだ。
(取材・文 西山紘平)
Goal
“可愛すぎる”美女サポがスタジアム集結!Goal女子サポ部・神奈川ダービー編【11枚】 | Goal.com
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横浜F・マリノス 2018マッチレポート | 4月8日 vs 川崎F | データによってサッカーはもっと輝く | Football LAB
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2018/04/06 今週の「横浜駅みなみ西口」のプロモーションポスターまとめ(第6節 川崎フロンターレ戦)
2018/04/07 【スタジアム観戦情報まとめ】2018/4/8(日)16:00KO J1第6節 横浜F・マリノスvs.川崎フロンターレ@日産スタジアム
今週の他会場など
Jリーグ – J1日程 第6節 – スポーツナビhttps://t.co/V6fAxGGd9c pic.twitter.com/9EMmc1r5OC
— ろこ@横浜F・マリノス系ブログ・こけまり (@kokemari) 2018年4月8日
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