月刊 遠藤渓太(2017年5月号)~瀬谷高校は、トリコローr…緑の樹林~


月刊 遠藤渓太(2017年5月号)~瀬谷高校は、トリコローr…緑の樹林~

2017/5/31 Google画像検索より

 
 

2017YBCルヴァンカップ グループステージ 第4節 vs.ヴァンフォーレ甲府(2017/5/3)

(´-`).o0(スタメン:62分途中交代)

【試合結果まとめ(0○1)】2017/5/3(水)14:00 YBCルヴァンカップ グループステージ 第4節 ヴァンフォーレ甲府vs.横浜F・マリノス@山梨中銀スタジアム

甲府vs横浜FMの試合結果・データ(JリーグYBCルヴァンカップ:2017年5月3日):Jリーグ.jp

[ 遠藤 渓太 ]
最初に失点せずに、先制できたことでこちらのペースになった。でも自分を含めてミスが多く、いろいろなところで緩さが出た試合だった。サイドに張るだけでなく中にも入ってプレーしたけど、なかなか自分のプレーを出せないもどかしさがあった。得点場面はシュートを狙った。でも正直言うとクロスと迷っていた。ただ、この前のルヴァンカップでゴールを決めて、ゴールに対する欲が高まっていた。それがシュートという決断につながって、結果的に良かったかなと思う。

2017/05/03 【横浜M】U―20日本代表MF遠藤、オウンゴール誘うシュートで勝利に貢献 : スポーツ報知

 横浜Mは、アウェーで甲府に1―0で勝利し、ルヴァン杯2連勝となった。

 前半31分、U―20日本代表MF遠藤渓太(19)のシュートのクリアボールをMF吉尾海夏(18)と相手が競り、オウンゴールとなった。遠藤は、「トラップかクロスか迷ったが、(ルヴァン杯の)前節で点を取って、きょうもゴールしたい気持ちが強くなった」とシュートを選択。「(気持ちが)いい方向に出てゴールにつながった」と振り返った。

 20日に韓国で開幕するU―20W杯の日本代表メンバーが2日に発表され、直後の試合で好プレーを見せた背番号18。「出るからには優勝を目指したい」と力を込めた。

2017/05/03 U-20日本代表MF遠藤が決勝オウンゴール誘発、横浜FMが甲府を下す | ゲキサカ

 ルヴァン杯は3日、グループリーグ第4節を行い、B組の横浜F・マリノスはアウェーでヴァンフォーレ甲府と対戦し、1-0で競り勝った。リーグ戦は2連敗中の横浜FMだが、ルヴァン杯はこれで2連勝。2勝2敗の勝ち点6に伸ばした。

 先にビッグチャンスをつくったのはホームの甲府だった。前半5分、自陣からのMF保坂一成のロングフィードにFWドゥドゥが反応。DFラインの背後を取り、GKと1対1を迎えたが、右足のシュートはGK杉本大地が鋭い反応で弾き出した。

 横浜FMは前半29分、高い位置からのプレッシングでボールを奪い、右クロスにFWウーゴ・ヴィエイラが右足ボレーで合わせたが、至近距離でGK岡西宏祐に阻まれる。それでも直後の31分、波状攻撃から最後はMF遠藤渓太が左クロス。DF土屋征夫に当たってコースが変わると、ゴール前でMF吉尾海夏と競り合った甲府MF入間川景太の足に当たってゴールへ。吉尾のプロ初ゴールかと思われたが、公式記録は甲府のオウンゴールとなった。

 今月20日開幕のU-20W杯に出場するU-20日本代表メンバーに選出された遠藤が先制のオウンゴールを誘発し、1-0で前半を折り返した横浜FM。後半に入ると、1点を追う甲府も反撃に出るが、後半29分、MF橋爪勇樹の左クロスに合わせたFW河本明人のヘディングシュートは枠を捉えられなかった。

 甲府は後半37分、右クロスにMF道渕諒平がダイビングヘッドで飛び込んだが、杉本の好セーブに阻まれ、最後まで同点に追いつくことができなかった。0-1の零封負けで公式戦3試合ぶりの黒星。リーグ戦は3勝3分3敗で12位につけているが、ルヴァン杯は2分1敗と勝利を挙げられずにいる。

 
 

2017J1リーグ 第10節 vs.サガン鳥栖(2017/5/7)

(´-`).o0(サブ:83分途中出場。J1出場試合数28)

【試合結果まとめ(1●0)】2017/5/7(日)17:00 J1リーグ 第10節 サガン鳥栖vs.横浜F・マリノス@ベストアメニティスタジアム
 
 

U-20日本代表 国内強化合宿(5/11~5/16)

頑張ってこいよ!#けいた #18 #がんばれよの会 #けーたとはあんま仲良くない #ぶっちゃけ #俺たちも頑張るよ

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2017/05/12 U-20日本代表 FIFA U-20ワールドカップ直前キャンプ、スタート | JFA|公益財団法人日本サッカー協会※一部抜粋

FIFA U-20ワールドカップ韓国2017の開幕を目前に控えたU-20日本代表が11日(木)、静岡県内で始動しました。

2015年にチームを立ち上げ、アジア1次予選を戦い、最終予選となったAFC U-19選手権バーレーン2016で出場権を獲得してから7ヶ月。アルゼンチンやドイツでの遠征、そして国内合宿を経て5月2日(火)に大会に臨む21名のメンバーが決定しました。

直前キャンプ初日となったこの日、選手たちは意欲的な表情を見せながらパス&コントロールや7対7+GKなどのパスゲームに取り組み、約1時間強、汗を流しました。前日に所属クラブでJリーグYBCルヴァンカップに出場した選手たちはリカバリーメニューをこなしています。


【U-20日本代表】5/11 ワールドカップへ向け国内最終合宿スタート – YouTube
 
 
2017/05/13 U-20日本代表 ジュビロ磐田との練習試合に1-0で勝利 | JFA|公益財団法人日本サッカー協会


【U-20日本代表】5/12遠藤渓太インタビュー – YouTube
 
 
2017/05/15 U-20日本代表 ゲーム形式で守備など連携を確認 | JFA|公益財団法人日本サッカー協会
 
 
2017/05/16 U-20日本代表 韓国入りを前に3-2でU-20ホンジュラス代表に勝利 | JFA|公益財団法人日本サッカー協会※一部引用

親善試合 vs U-20ホンジュラス代表
2017年5月15日(月) キックオフ時間18:30 試合時間(45分×2)
エコパスタジアム

U-20日本代表 3-2(1-2)U-20ホンジュラス代表

親善試合メンバー
GK:小島亨介
DF:舩木翔、中山雄太、冨安健洋、初瀬亮
MF:三好康児、坂井大将、原輝綺、堂安律
FW:小川航基、岩崎悠人

交代
62分 三好康児 → 遠藤渓太

–マッチレポート

FIFA U-20ワールドカップ韓国2017への出場を控えるU-20日本代表は5月15日(月)、エコパスタジアムにて、U-20ホンジュラス代表との親善試合を実施しました。

日本と同様に大会への準備を進めるホンジュラスとの試合は、21日(日)に行われる南アフリカとの初戦も見据えた「格好のシミュレーション」(内山篤監督)。貴重な準備機会を活かすべく、選手たちも士気高く試合に臨みました。
(中略)
さらに63分には交代で出場したばかりのMF遠藤渓太選手のCKを、板倉滉選手が頭で合わせて追加点。交代直後で「2度目のボールタッチだった」と言う板倉選手が得意のヘディングシュートで試合をひっくり返しました。

–監督・選手コメント

MF #11 遠藤渓太 選手(横浜F・マリノス)
代表では練習から良い入りができていましたし、本当に良いイメージでやれています。やっぱり代表としての責任感を感じながら毎日やれているというのが大きいと思います。
チームの皆に送り出されてきたので、横浜F・マリノスの代表として恥ずかしくないようなプレーをしようと常に心掛けています。
(アシストは)1本目のCKから良いところに蹴ることができました。プレースキックは良い感覚で蹴れるようになってきています。


【U-20日本代表】5/15 親善試合 vsホンジュラス戦ダイジェスト – YouTube

(´-`).o0(遠藤選手のコーナーキックは00:53あたりから)
 
 
2017/05/16 「マリノスの代表として恥ずかしいプレーは見せられない」 世界に挑む遠藤渓太の覚悟 | ゲキサカ

 ドリブルだけじゃない。新たな武器を手にしようとしている。後半16分にピッチへと送り込まれたU-20日本代表MF遠藤渓太(横浜FM)は、わずか2分後に得点を導く大仕事をやってのけた。

 CKを得るとコーナーフラッグに遠藤が向かう。右足から蹴り出したボールは、飛び込んだDF板倉滉(川崎F)の元へと届き、豪快なヘディングシュートで追加点が生まれた。「今日は1本目で良いところに蹴れたなと思ったし、滉くんが決めてくれたので良い流れで入れた。その後のCKも良いフィーリングで蹴れた」と胸を張った。

 所属する横浜FMではプレースキッカーを務めていないものの、U-20代表ではキッカーに任命され、4月18日の千葉との練習試合では「初めて」と語る直接FK弾を叩き込んだ。「まだ付け焼き刃だけど、代表期間ではしっかり練習をさせてもらっている。練習した人にしか蹴る権利はないので、これを武器にするためにもっと努力したいし、チャンスがあればドンドン狙っていきたい」。さらに自信を深めるために、プレースキックの精度を向上させようとしている。

 合宿に入ってからも好調を維持しており、持ち味のドリブルで守備網を切り裂く場面も見せた。「良いイメージでやれているし、自信はすごくある」。そう力強く語れるのも、覚悟を持ってチームに合流したからだ。

「チームの皆やいろいろな方に『頑張ってこい』と送り出してもらった。マリノスの代表として恥ずかしくないプレーをしないといけないし、不甲斐ないプレーは見せられないという自覚がある。責任感を感じながら毎日やれているのが大きい」。支えてくれる人たちの期待に応えるためにも、最高の準備をして世界に挑む。

(取材・文 折戸岳彦)

2017/05/16 決勝アシストのMF遠藤渓太「良いフィーリングで蹴れた」(8枚) | ゲキサカ
 
 

2017/05/18 攻守の肝は日本が誇る“Wレフティー”U-20W杯に臨む21名を徹底紹介 MF編 – スポーツナビ※一部抜粋

 この2人より序列が下がると見られていた遠藤渓太(横浜FM)だが、ここにきて先発の可能性もあるほど評価を上げてきている。堂安や三好がトップ下タイプの攻撃的MFであるのに対し、遠藤は根っからのサイドハーフ。ランニングプレーで労を惜しまず、ボールを持てばドリブルで仕掛けて切り崩し役になる。FW久保建英(FC東京)とも相性が良く、3月に行われたU−20ドイツ代表との試合では、2人の関係性だけで敵陣を鮮やかに切り裂き、久保のラストパスからゴールを奪ってみせた。スーパーサブとしての起用が濃厚だが、久保を先発で使うなら、遠藤も先発という選択肢も出てくるかもしれない。

 また「まったく自信がなかった」というセットプレーのキックも今年に入ってさえており、4月のジェフユナイテッド千葉との練習試合ではFKを直接突き刺し(“人生で初めて”だったそうだが)、直前のホンジュラス戦ではCKからゴールをアシストしている。

 
 

韓国にてトレーニング(5/17~5/19)

韓国着きました〜🇰🇷 割と一緒にいる。 なかなか写りたがらないこうじくんのレア写真。

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2017/05/18 U-20日本代表 韓国で初トレーニング | JFA|公益財団法人日本サッカー協会※一部抜粋

静岡での大会直前キャンプを終えたU-20日本代表は17日(水)、FIFA U-20ワールドカップの開催地・韓国に入りました。

早朝に日本を発ったチームは午前中のうちにソウルに到着。午後5時からのトレーニングでは、ランニングやストレッチ、パス回しなどを実施。

 
 

FIFA U-20ワールドカップ韓国2017開幕(5/20)

2017/05/21 FIFA U-20ワールドカップ U-20日本代表、21日に南アフリカと初戦 | JFA|公益財団法人日本サッカー協会

2017/05/20 決戦の時迫る…南ア戦2日前、戦術確認を行うU-20日本代表(20枚) | ゲキサカ

グループステージ第1戦 vs U-20南アフリカ代表(5/21)

(´-`).o0(サブ:68分途中出場)

FIFA U-20 World Cup Korea Republic 2017 – Matches – South Africa-Japan

2017/05/21 試合結果│FIFA U-20 ワールドカップ韓国2017|U-20|日本代表|JFA|日本サッカー協会

2017/05/22 FIFA U-20ワールドカップ U-20日本代表が南アフリカを下して白星発進 | JFA|公益財団法人日本サッカー協会
 
 
2017/05/21 【U20】日本、南アに逆転勝利。久保が絶妙アシスト、守備陣は課題【どこよりも早い採点】 | フットボールチャンネル | ワンランク上のサッカーサイト

【日本 2-1 南アフリカ U-20W杯グループステージ】

小島亨介 5.5 ほとんどの時間で日本がボールを握ったため、ピンチは少ない。しかし1失点
舩木翔 5.5 何度か積極的なオーバーラップを見せ、攻撃を活性化させた
冨安健洋 6.5 局面で強さを見せ、失点後も浮き足立つことがなかった
中山雄太 6 ビルドアップは安定しており、何度か縦パスを供給した。
初瀬亮 5 ラインを揃えられず失点を招いたが、後半は思い切りよくプレー
坂井大将 5 後半はプレーに関わる場面がやや増えたが、守備の強度が低い
板倉滉 5 横に散らすことはできていたが、守備面で後手を踏む場面も
三好康児 6 相手の間でボールを受け、球離れも良かった。巧みな突破も披露
堂安律 6.5 後半はリズムを取り戻し、一列下の初瀬も活きるようになった。値千金の逆転弾を奪う
小川航基 7 駆け引きからマーカーの前に入り込み、貴重な同点ゴールを奪った
岩崎悠人 6.5 快速を活かす場面はなかったが、ポストプレーなど安定していた。同点弾を演出

久保建英 7 随所に違いを見せ、日本の流れを生み出した。冷静に逆転ゴールをアシスト
遠藤渓太 5.5 逆転に成功したチームで、主に守備で奮闘した
原輝綺 – 出場時間短く採点不可

内山篤監督 6.5 久保の投入で流れを引き寄せ、逆転勝利に導く。課題は短期間で修正したい

2017/05/21 日本、堂安弾で南アフリカに逆転勝ち!途中出場の久保が絶妙アシスト、遠藤は攻守に輝く (1/3ページ) – サッカー – SANSPO.COM(サンスポ)

 U-20W杯1次リーグD組(21日、日本2-1南アフリカ、韓国・水原)5大会ぶりの本大会出場を果たした日本は南アフリカと対戦。FW小川航基(磐田)と堂安律(G大阪)のゴールで逆転勝ち。途中出場した15歳のFW久保建英(FC東京U-18)が決勝点をアシスト。同じく途中出場のMF遠藤渓太(横浜M)が攻守に活躍し、内山采配がズバっと的中した。

 前半7分、スルーパスで抜け出した南アフリカ・マージマンのシュートをDF冨安がクリアしきれず、ボールがゴールに突き刺さり先制を許した。

 その後、日本はFW小川にボールを集める。同19分、コーナキックからのこぼれ球を小川が左足ダイレクトで狙うも惜しくもポストに。同28分、MF三好のクロスをフリーの小川が頭で合わせるもシュートは惜しくもゴール左に外れた。その後も良い形を作るがゴールに結びつかず、0-1で前半を終えた。

 後半に入り、流れが変わる。立ち上がり早々の3分、DF舩木のクロスを小川が気迫で押し込み同点に追い付いた。勝ち越しを狙い内山監督は、同13分に三好に代えてFW久保をピッチに投入。さらに同23分にはFW岩崎に代えてMF遠藤が入った。

 その交代がすぐさま実る。後半23分、遠藤のカットインを起点に、MF堂安から久保に絶妙なスルーパス。受けた久保はペナルティエリア左からマイナスのクロス。走り込んだ堂安が左足で直接決めて勝ち越しに成功した。

 試合終了間際には南アフリカの猛攻に遭うも、冨安らDF陣が体を張ってゴールを守り、逃げ切りに成功。日本は初戦を白星で飾り、勝ち点「3」を得た。次戦は24日に南米王者のU-20ウルグアイ代表と対戦する。

2017/05/22 攻撃の増強剤…純度100%のドリブラーMF遠藤渓太(4枚) | ゲキサカ

2017/05/22 白星発進のU20日本が練習実施…MF遠藤渓太、ウルグアイは「球際が強い」 | サッカーキング

 前日のFIFA U-20ワールドカップ韓国2017・グループステージ初戦で南アフリカに逆転勝利を収めた日本。一夜明けた22日は、先発した11名と久保建英(FC東京U-18)が宿舎でリカバリーを行い、GK波多野豪(FC東京)、山口瑠伊(FCロリアン)、DF藤谷壮(ヴィッセル神戸)、杉岡大暉(湘南ベルマーレ)、MF高木彰人(ガンバ大阪)、市丸瑞希(ガンバ大阪)、遠藤渓太(横浜F・マリノス)、原輝綺(アルビレックス新潟)、田川亨介(サガン鳥栖)が練習場で約1時間のトレーニングを行った。

 次の相手であるウルグアイは、イタリアとの初戦を1-0で制した。試合の様子をテレビで観たという遠藤は、「球際のフィフティ、フィフティのボールをマイボールにする力がイタリアよりも強かった」と印象を語る。南アフリカ戦では68分からピッチに入り、MF堂安律(ガンバ大阪)が奪った決勝点の起点になったが、「自分の良さをあまり出せなかった」と不完全燃焼だった様子。「ドリブルで仕掛けなかったら、自分が出ている意味がない。仕掛けてナンボだと思うので、何度でもチャレンジしたい。ウルグアイとイタリアを相手にガンガン仕掛けたい」と、得意のドリブルで相手を翻弄したいと意気込んだ。

 初戦で出番がなかった藤谷は、「練習で気を抜くのではなく、しっかりアピールして、自分のコンディションを整えることを最優先したい」と高い集中力で練習に取り組んだ。「攻撃も大切ですけど、まずは失点をしないことを意識してやりたい。世界の相手と戦えるのはいい経験になると思います。それを経験するか、しないかでは、今後が大きく変わると思うので、(試合に)出た時にしっかりと頑張りたい」。ウルグアイ戦は24日、藤谷は最善の準備をしながらその時を待つ。

2017/05/22 白星発進のU-20代表…MF遠藤渓太、ウルグアイ&イタリア相手に「ガンガン仕掛ける」 | ゲキサカ

 前日のU-20W杯グループリーグ第1節南アフリカ戦で2-1の逆転勝利を収め、白星スタートを切ったU-20日本代表は22日、ウルグアイ戦に向けて水原近郊でトレーニングを行った。

 南アフリカ戦のスターティングメンバーと後半14分から出場したFW久保建英(FC東京U-18)はホテルでリカバーとなり、練習場にはGK波多野豪(FC東京)、GK山口瑠伊(FCロリアン/フランス)、DF藤谷壮(神戸)、DF杉岡大暉(湘南)、MF市丸瑞希(G大阪)、MF高木彰人(G大阪)、MF遠藤渓太(横浜FM)、MF原輝綺(新潟)、FW田川亨介(鳥栖)の9選手が姿を現し、ボール回しや3対3をこなして約1時間汗を流した。

 南アフリカ戦で後半23分からピッチに送り込まれた遠藤は、同27分に生まれたMF堂安律(G大阪)が奪った決勝点の起点となったが、「得点に絡めたのは良かったけど、あまり自分の良さを出せなかったと思う。(同じく途中出場の久保)建英はアシストという結果を残したけど、自分は結果を残せていないから、本当に次は結果を残さないといけない」と振り返った。

 今後は24日に南米1位のウルグアイ、27日にヨーロッパ2位のイタリアと対戦。前日に行われた両チームの試合(ウルグアイが1-0で勝利)をテレビで見たという遠藤は、「球際とかが南アフリカとレベルが違った。一人ひとりが戦う気持ちを持たないと、こぼれ球も全部相手の方に転がると思う。ウルグアイは個でも戦える選手が多かったし、イタリアよりもフィフティ、フィフティのボールをマイボールにする力が強かった」と印象を語っている。

 相手は強い。そう認識したが、「次のウルグアイ戦に勝てば、ほとんど決勝トーナメント出場が決まると思うので、次の試合が本当に大事になる。勝って、決勝トーナメントに進みたい」と強豪相手から勝利を収め、グループリーグ突破を決めようと意気込みを示した。

「南アフリカ戦では、あまり自分から仕掛けることができなかった分、ウルグアイとイタリアを相手にガンガン仕掛けていきたい。自分が試合に出たら、それが自分の役割だと思っている」。静岡合宿から好調を維持するドリブラーは、次与えられた出場機会では武器であるドリブル突破から多くの好機を生み出そうと燃えている。

(取材・文 折戸岳彦)

2017/05/22 【U-20】“ドリブル小僧”遠藤渓太に充実感はなし「ドリブルで仕掛けないと出た意味がない」 | サッカーダイジェストWeb

 南アフリカとのグループリーグ初戦から一夜明けた22日、日本はサブ組を中心にトレーニングを実施した。

 参加したのは、南ア戦で出番のなかった7名(GK波多野豪、山口瑠伊、DF藤谷壮、杉岡大暉、MF市丸瑞希、高木彰人、FW田川亨介)と後半途中出場した2名(MF遠藤、原)の計9名。3対3やシュート練習などのメニューを消化した。

 昨日の試合で68分から出場した遠藤は、鋭いシュートを見舞うなど軽快な動きを披露。南ア戦では「自分が出て逆転してやろうと思っていた」との言葉どおり、堂安律が挙げた決勝ゴールの起点となるだけでなく、77分には小川航基からのクロスから決定的なシュートを放つなど存在感を放った。

 ただ、持ち味のドリブルを活かし切れなかったのも確かで、その点については「あまり出し切れなかった。ドリブルで仕掛けないと自分が出た意味がない。次はもっとチャレンジしたい」と、気を引き締めた。

 次戦の相手は、イタリアとのグループリーグ初戦を1-0で制したウルグアイ。個々のタレントの質が高く、球際の強さやスピードもあり、南ア以上に難敵になるのは間違いなさそうだ。

 それでも遠藤は「逃げずに自分たちが練習してきたことをやれば通用するはず。1対1の場面では負けないようにしたい」と、“ドリブル小僧”としてのプライドを覗かせた。

取材・文:橋本 啓(サッカーダイジェスト編集部)

2017/05/23 サッカー:U20W杯 遠藤「球際で負けぬ」 日本、ウルグアイ戦へ調整 – 毎日新聞

 【仁川(韓国)大谷津統一】サッカーのU20(20歳以下)ワールドカップ(W杯)韓国大会は第3日の22日、1次リーグ4試合があった。E組は欧州王者フランスがホンジュラスに3-0で快勝。ベトナムとニュージーランドは0-0で引き分けた。F組は米国とエクアドルが3-3で引き分け、セネガルは2-0でサウジアラビアを降した。

 D組の日本は、控え組の9人が、ウルグアイとの次戦(24日)が行われる水原にほど近い華城(ファソン)で約1時間練習し、ボール回しなどに取り組んだ。

 南アフリカ戦に途中出場し決勝点につながるパスを出したMF遠藤(横浜マ)は、4対4のミニゲームで好調な動きを見せた。初戦を振り返り「自分の良さは出せなかった」と得意のドリブルで好機を作れなかったことが不満な様子。ウルグアイとの一戦に向け、「相手の球際での激しさは南アフリカとレベルが違う。1対1で負けないようにしたい」と誓った。

2017/05/23 “ガンガン仕掛ける”のが自分の役割!! MF遠藤渓太「次は結果を残したい」(8枚) | ゲキサカ

2017/05/24 チャレンジャーとしてウルグアイに挑む U-20日本代表、24日にグループステージ第2戦 | JFA|公益財団法人日本サッカー協会

 
 

グループステージ第2戦 vs U-20ウルグアイ代表(5/24)

(´-`).o0(サブ:出場無し)

FIFA U-20 World Cup Korea Republic 2017 – Matches – Uruguay-Japan – FIFA.com

2017/05/24 試合結果│FIFA U-20 ワールドカップ韓国2017|U-20|日本代表|JFA|日本サッカー協会

2017/05/25 FIFA U-20ワールドカップ U-20日本代表、ウルグアイに敗れて1勝1敗に | JFA|公益財団法人日本サッカー協会

2017/05/26 U20代表がイタリア戦へ最終調整、初先発濃厚のMF遠藤渓太「やらなきゃいけない」 | サッカーキング

 U-20日本代表が26日、FIFA U-20ワールドカップ韓国2017・グループD最終節のイタリア戦に向けて最終調整を行った。

 戦術やセットプレーの確認を中心に約1時間の練習で汗を流した。先日のウルグアイ戦で、得点源であるFW小川航基(ジュビロ磐田)が負傷。4-4-2の2トップはFW岩崎悠人(京都サンガF.C.)とFW田川亨介(サガン鳥栖)のコンビが先発しそうだ。

 また、中盤はウルグアイ戦同様にMF市丸瑞希(ガンバ大阪)とMF原輝綺(アルビレックス新潟)が並び、右サイドにMF堂安律(ガンバ大阪)、左にMF遠藤渓太(横浜F・マリノス)が入ると予想される。センターバックは変わらず、右サイドバックにDF初瀬亮(ガンバ大阪)、左サイドバックにDF杉岡大暉(湘南ベルマーレ)という形が濃厚。

 日本は勝てば2位以上が確定し、引き分けでも3位でグループステージを突破できる可能性があるため、堂安は「決勝トーナメント進出のためにリスクを背負って攻めるべきなのか。自分は攻撃の選手ですけど、時間帯も含めて、攻め方は考えながらプレーしないといけない」と語る。

 遠藤もまた「そこの判断を共有しながらやること。もちろん、勝てたら1番いいですし、本当に勝ちにいくつもりでやりますけど、頭の片隅に置いておかなければいけない」と、状況に応じた戦いをしていく必要があると話した。ここまの2試合でベンチスタートだった悔しさもある。遠藤は「もしスタメンで出られるようであれば、『やらなきゃいけない』という責任がある」と奮起。「ここで結果を残さなかったら、わざわざ日本を離れてここに来た意味がないと思うので、しっかり結果を残したい」と力を込めた。

 
 

グループステージ第3戦 vs U-20イタリア代表(5/27)

(´-`).o0(スタメン:フル出場)

FIFA U-20 World Cup Korea Republic 2017 – Matches – Japan-Italy – FIFA.com

試合結果│FIFA U-20 ワールドカップ韓国2017|U-20|日本代表|JFA|日本サッカー協会

FIFA U-20ワールドカップ U-20日本代表が勝点1を積み上げ、ノックアウトステージへ | JFA|公益財団法人日本サッカー協会※一部抜粋

FIFA U-20ワールドカップ韓国2017のグループステージ2試合を終え、1勝1敗でグループ3位につけるU-20日本代表。ノックアウトステージ進出を目指し、5月27日(土)にCheonan Sports ComplexでU-20イタリア代表と対戦しました。

日本はFW小川航基選手のケガによる離脱、中2日の連戦での疲労を考慮し、今大会初出場となる杉岡大暉選手を左サイドバックに、田川亨介選手をフォワードに抜てき。さらにウルグアイ戦から、右サイドバックを初瀬亮選手、左サイドハーフを遠藤渓太選手に変更しました。
(中略)
グループステージ突破へ窮地に立たされた日本でしたが、相手が引いてきたことでポゼッションを高めながらチャンスをうかがいます。右サイドでは、初瀬選手、堂安律選手、市丸瑞希選手のガンバ大阪トリオがテンポ良くパスを回して相手を翻弄。一方の左サイドでは、杉岡選手が積極的なオーバーラップを見せ、サイドハーフの遠藤選手とパス交換しながら打開を図ります。22分、遠藤選手が中央に切り込みながらアーリークロスを送ると、「相手に高さはあったが、それを越えればついて来なかった」と言う堂安選手が相手の裏に走り込み、懸命に伸ばした左足でプッシュ。これが相手GKの股を抜けてゴールに吸い込まれ、日本が1点を返しました。

「あの時間帯で1点を返せたのは本当に大きかった」と遠藤選手が話すように、攻守両面で落ち着きを取り戻した日本は試合を優位に進めていきます。33分に堂安選手、41分には市丸選手が相手ゴールを脅かしましたが、GKに阻まれて得点とはなりませんでした。後半に入っても、日本が攻め込む展開は変わりません。そして迎えた50分、堂安選手がワールドクラスのプレーを見せます。市丸選手からの縦パスを受けてドリブルを開始すると、相手DF3人に囲まれながらも強引に振り切り、起死回生の同点ゴール。得点後には、小川選手のユニフォームを掲げるパフォーマンスを披露しました。

その後は互いに「引き分けでOK」(内山監督)という状況が色濃くなり、リスクを冒すことがないまま時間が経過。試合は2-2で終了し、勝点1を積み上げた日本は3位でノックアウトステージ進出を決めました。グループDのもう1試合はスコアレスドローに終わり、ウルグアイが1位、イタリアが2位、南アフリカが4位となりました。

–監督・選手コメント

MF #11 遠藤渓太 選手(横浜F・マリノス)
ワイドに張って仕掛ける場面をつくるというよりも、中に入ってテンポ良くボールを回すことを意識してプレーしました。杉岡選手や原選手と左サイドでうまく連係し、ボールを回すことができたという手応えもあります。2失点をしたときは「ちょっとまずいな」と思いましたが、そこから盛り返せましたし、チームが一つになれたと感じています。結果が大事だと思うので、ノックアウトステージに進むことができて良かったです。

2017/05/27 U20代表、決勝T進出決定 前半7分で0―2劣勢も堂安2発でドロー― スポニチ Sponichi Annex サッカー

 20歳以下の選手で争われるサッカーのU―20ワールドカップ(W杯)韓国大会は27日、1次リーグ最終戦が行われ、D組3位の日本は勝ち点4で並ぶ2位のイタリアと天安で対戦。0―2の劣勢からMF堂安律(18=G大阪)の2得点で追いついて2―2で引き分け、決勝トーナメント進出を決めた。決勝トーナメント1回戦ではB組1位のベネズエラと30日に対戦することになった。

 南アフリカとの初戦でゴールを決めたFW小川航基(19=磐田)が24日のウルグアイ戦で左膝に重傷を負って離脱し、エース不在の中で始まった1次リーグ最終戦。開始早々の前半3分、7分と立て続けに失点して苦しいスタートとなった日本だったが、そのままでは終わらなかった。

 前半22分、MF遠藤渓太(19=横浜)の左クロスに抜け出してフリーになった堂安が利き足の左足を目いっぱい伸ばしてゴールを決めると、後半5分にはG大阪のチームメートでもあるMF市丸瑞希(20)からパスを受けた堂安が得意のドリブルでペナルティーエリアに進入。寄せて来た複数の選手をかわして同点ゴールを決めた。堂安は小川のユニホームを両手で広げて喜びを爆発させ、小川も立ち上がってチームメートに笑顔を返した。

 2―2の引き分けで最終戦を終えた日本は通算1勝1分け1敗の勝ち点4でD組3位のままだが、他組3位計6カ国との成績比較で上位4カ国に入り、D組2位のイタリアとともに決勝トーナメント進出が決まった。

2017/05/27 遠藤、初先発で好アシスト「一歩遅れたらオフサイドだった」 – サッカー – SANSPO.COM(サンスポ)

 U-20W杯韓国大会1次リーグD組(27日、日本2-2イタリア、天安)左MFで初先発した遠藤が精度の高いクロスで堂安の1点目をアシストした。前半22分、左サイドでボールを持つと、右足でDFとGKの間へ鋭いボールを通した。「一歩遅れたらオフサイドだった。あのタイミングじゃないとゴールにつながらなかった」と胸を張った。

 遠いサイドを把握する視野は所属の横浜Mで課題と指摘されていたという。「一個前に進めた。今後も選択肢を増やしていきたい」と確かな手応えを口にした。(共同)

2017/05/28 開始7分の2失点で“逆に吹っ切れた”遠藤渓太が「僕も気持ち良かった」絶妙アシスト | ゲキサカ

 今大会初先発で結果を残した。左サイドハーフの位置に入ったU-20日本代表MF遠藤渓太(横浜FM)は、「思っていたよりも緊張しました」とピッチに立ったが、前半7分までに2失点を喫したことで「逆に吹っ切れた」とエンジン全開で左サイドを切り裂いた。

 決勝トーナメント進出のためには勝ち点1を確保すれば、大きく前進する日本だったが、いきなり試練が訪れる。前半3分に早々とイタリアに先制点を献上すると、同7分にまたもやネットを揺らされ、いきなり2点のビハインドを背負ってしまった。

 当然、「7分間で2失点したときは『ちょっと、これはマズイ』と思った」。しかし、「そこからチームが1つになれたと思うし、盛り返せたと思う」とここから反撃に出る。イタリアを徐々に押し込み始めると、前半22分に遠藤の右足がゴールを演出する。

 左サイドでボールを受けると、中央に持ち出してゴール前を確認。「自分がカットインしたときに、(堂安)律が動いているのが見えた」と鋭いボールを最終ライン裏に送ると、ボールに反応したMF堂安律(G大阪)が左足で合わせてネットを揺らし、反撃の狼煙を上げるゴールが生まれた。

「あのシーンは本当に息がぴったり合ったし、点と点で合わせられたので、アシストした僕も気持ち良かった」

 この得点で息を吹き返した日本は、後半5分に再び堂安がゴールを陥れて2-2の引き分けに
持ち込み、各グループの3位で上位4チームに入ることが決まり、決勝トーナメントに進出することになった。1アシストを記録して、チームのグループリーグ突破に貢献。「欲を言えば、自分がゴールに絡むシーンがもっとあったら良かった」と答えつつも、「でも、本当に結果が大事だと思うので、これで決勝トーナメントに進むことができて良かった」と安堵の表情を浮かべた。

(取材・文 折戸岳彦)

2017/05/28 絶妙アシストのMF遠藤渓太、ウズウズしながら演じた“したたかな戦い” | サッカーキング

 試合開始7分で2失点の事態が、逆に落ち着きをもたらした。今大会初スタメンに「思っていたよりも緊張しました」というMF遠藤渓太(横浜F・マリノス)。「2失点してから吹っ切れて、いけましたね」と劣勢の状態に陥り、スイッチが入った。

 FIFA U-20ワールドカップ韓国2017 グループD第3節のイタリア戦、遠藤は左サイドでDF杉岡大暉(湘南ベルマーレ)、MF原輝綺(アルビレックス新潟)と連係しながらボールを動かす。得意のドリブルで仕掛ける場面は少なかったが、「テンポよく回すこと」を意識しつつ、課題でもあった「ビルドアップに参加すること」を実践しながら攻撃のリズムを作っていった。

 22分に生まれた1点目は、ピッタリと息の合ったゴールだった。遠藤がゴール前に鋭いクロスポールを入れると、そこに勢いよく顔を出したMF堂安律(ガンバ大阪)がジャンピングボレーで合わせた。

「自分がカットインした時に律が動いているのが見えました。点と点で合わせられた。アシストしている僕も気持ち良かった」

 今大会に向けて「ここで結果を残さなかったら、わざわざ日本を離れてここに来た意味がない」と強い覚悟を示していただけに、遠藤は1つ結果を残せたことで少しホッとした様子だった。イタリア戦前日に「序盤のまだみんな体力がある時から自分の良さを出せるかどうか」と心配していた立ち上がりも、「しっかりと自分のリズムを作れたし、左サイドでいい連係ができた。少しずつ自分も成長してやっていけているのかな」とまずまずの手応え。「アシストという数字を残せたのは良かった」と充実した表情を浮かべた。

 同時に「ゴールを決めたい」という気持ちが大きくなる自分がいた。静岡での直前合宿から好調を維持しながら、ここまでの2試合でスタメン落ち。68分から途中出場した初戦では決勝点の起点となったが、「やや絡んだだけ」と自嘲気味に話していた。アシストの次はゴールを――。

 ところが日本が同点に追いつき、60分を過ぎた辺りから互いにゆっくりとボールを回し始める。このまま引き分ければ、イタリアは2位通過が確定。日本も3位でグループステージ突破が決まるため、過剰にリスクを冒す必要がなくなったのだ。そんな展開に「ゴールを決めたい」遠藤はウズウズしていた。

「最後は欲が出ちゃって。焦れて、焦れて。正直、自分ですっげー仕掛けたかったんですけど、(その気持ちを)抑えて後ろに戻したり。こういうサッカーも知らないといけないと思いましたし、しっかり自制してがんばりました」

 そう笑いながら本音を吐いた遠藤だが、世界大会で勝ち進むためには時に“したたかさ”や“駆け引き”が必要なことは分かっている。本当は自分がゴールを決めたかったし、堂安のようにケガでチームを離れるFW小川航基(ジュビロ磐田)のユニフォームを掲げたかった。「(ゴールパフォーマンスは)取られちゃいましたね」と冗談交じりに話してはいたが、悔しさもあっただろう。それでも「自分だけの大会ではない」とグッとこらえて賢い戦いを演じたことの意味は大きい。日本に足りないものの1つに挙げられることの多い“したたかさ”を世界舞台で見せた。遠藤が「勝つことよりも、ある意味大きな経験ができた」と口にするように、これからチームが駒を進めていくために必要な要素であるし、選手にとっても今後のサッカー人生において大きな糧になるはずだ。

 イタリア戦でたまったフラストレーションは、決勝トーナメントで爆発させればいい。「本当に楽しみですし、ここからの時間を存分に楽しみたい」。どんな強敵であろうと、俊足アタッカーはゴールをこじ開けるつもりでいる。

取材・文=高尾太恵子

2017/05/28 ドリブラーMF遠藤渓太が見せた“とっておきの飛び道具”(8枚) | ゲキサカ

2017/05/30 U-20日本代表、総力戦でノックアウトステージ初戦のベネズエラ戦へ | JFA|公益財団法人日本サッカー協会
 
 

ラウンド16 vs U-20ベネズエラ代表(5/30)

(´-`).o0(サブ:54分途中出場)

FIFA U-20 World Cup Korea Republic 2017 – Matches – Venezuela-Japan – FIFA.com

2017/05/30 試合結果│FIFA U-20 ワールドカップ韓国2017|U-20|日本代表|JFA|日本サッカー協会

2017/05/31 FIFA U-20ワールドカップ U-20日本代表、120分の死闘もベネズエラに屈する | JFA|公益財団法人日本サッカー協会

2017/05/31 【現地取材動画】U-20日本代表、ベネズエラ戦後取材 岩崎、遠藤、久保、板倉、冨安、三好、各選手コメント-LEGENDS STADIUM 最新サッカーニュース・公式動画配信中
※00:33から

MF遠藤渓太(横浜F・マリノス)
自分はオフェンスの選手なので点に絡むことが出来なかったのが悔しいです

2017/05/31 指揮官が忍ばせる懐刀…最初の交代カードはMF遠藤渓太(4枚) | ゲキサカ
 
 

Webログ

2017/05/10 【ライターコラムfrom横浜FM】「人生を変えられるチャンス」19歳の若武者、遠藤渓太が抱く野望 | サッカーキング

 横浜から世界へ戦いの場を移し、遠藤渓太が飛躍を狙う。

 10日、2連休明けの横浜F・マリノスは横浜市内で全体練習を行った。この日の練習を終えて、U-20ワールドカップに臨む代表チームに選出された遠藤がチームを離れることに。

 これまでの招集歴や練習試合でコンスタントに結果を残していたことから、選出そのものは順当と言っていい。しかし遠藤にとっての最大のサプライズは「背番号が18ではなく11だったこと」だった。所属クラブで背番号18を付ける遠藤は、代表チームでも同じ番号を付けてプレーする機会が多かった。

 2日の代表発表をインターネットライブ配信で見ていたが、自身の背番号は知らなかった。その後、後輩であるMF吉尾海夏がインターネットメディアで遠藤の背番号を知り、本人に伝えたという。それについて「理由が分からないんです」と困惑しながらも「代表の11番が似合う男になりたい」と決意を新たにした。

 ユース時代は主に背番号7を付けてプレーし、トップチームに昇格。2年目の今年も据え置きのままプレーしているが、実は密かに横浜F・マリノスで狙っている背番号がある。それが今回付ける背番号11なのだ。昨年まで齋藤学が付けていた背番号だが、今年から背番号10に変更したことで11番は“空席”に。新体制発表会で背番号を発表した後に齋藤の変更が決まったため、シーズン途中に追加登録がない限りは空き番号のままとなる。

 齋藤と遠藤は、共にドリブルを武器とし、ポジションも同じ左サイドハーフだ。遠藤にとっては育成組織出身という共通点もある偉大な先輩だが、ピッチに立てば履歴書と関係なく「ポジションを奪わなければいけないライバル」(遠藤)である。しかし今シーズン、遠藤はリーグ戦で一度も先発していない。現状では、レギュラーポジションを確保できていない控え選手という立ち位置でしかない。

 迎える世界大会は「人生を変えられるチャンス」と位置付けている。誰の目にも明らかな結果を残し、存在感を示す。日の丸の背番号11を経て、横浜F・マリノスの背番号11へ。19歳の若武者が逆転の発想を胸に秘め、その名を世界へ轟かせる。

文=藤井雅彦

2017/05/18 U―20日本代表に選出 | 瀬谷区 | タウンニュース

 瀬谷高校出身で横浜F・マリノスに所属する遠藤渓太選手(19)が、5月20日から開かれる「FIFA U―20ワールドカップ韓国2017」を戦う日本代表に選出された。

 遠藤選手は旭区の二俣川小出身。万騎が原中(同区)と瀬谷高校に在学していた頃から横浜F・マリノスに所属し、昨シーズンからはトップチームで活躍している。ポジションはミッドフィルダー。柔軟なドリブルとスピードを武器にしており、4月のカップ戦でJ公式戦初ゴールを挙げた。

 代表選出について遠藤選手はマリノスの公式サイトで、「いつも応援してくださっているファンやサポーターの方々にも、代表で活躍している姿を見せられるよう全力で戦ってきます」とコメントした。

 日本代表の初戦は5月21日の予定で、南アフリカと戦う。

2017/05/18 「単なるスーパーサブじゃない」U-20最強のドリブラー、遠藤渓太。 – サッカー日本代表 – Number Web – ナンバー

text by 安藤隆人

 ドリブルを得意とし、サイドからガンガン突破を仕掛けていくタイプの選手は、試合の流れを一気に変える存在として、チームのスーパーサブになりやすい。

 U-20日本代表のMF遠藤渓太もまた、所属する横浜F・マリノスでそのポジションになっていた。

「『僕は単なるスーパーサブじゃない!』と主張できるような活躍をしたい」

 遠藤は、今回のU-20W杯をその覚悟を示す大きなキッカケにしようとしているようだ。

 彼の特長と言えば、切れ味鋭い切り返しとスピードを駆使したドリブル突破。サイドでボールを受けると、高速カットインを仕掛け、そのまま強烈なシュートでゴールをこじ開けていく。

 横浜FMユース時代は左サイドから積極果敢に仕掛け、相手の守備ラインをズタズタに切り裂き、憎らしいほど落ち着きはらった正確なシュートでゴールを量産していた。

 この突破力と決定力が買われ、ルーキーイヤーだった昨季早々にJデビューをスタメンで飾り、5月上旬の段階でプロA契約を結ぶなど、順風満帆のプロ生活をスタートさせたように見えた。

 だが……肝心のゴールが奪えなかった。

–ちぐはぐなプレーが続き、徐々に自信を失っていった。

 思い切り良く仕掛け、1人はかわすことはできた。

 しかしJ1の守備陣は二重、三重のプレッシャーをかけて来るため、どうしてもそこで引っかかったり、突破できたとしても、ラストプレーの精度が落ちてしまっていたのだ。

 試合には出られてもゴールが奪えない……そんな時期が続いたことで、徐々に遠藤に迷いが生じていった。

「試合に出られていることは嬉しいけど、結果が出ていないジレンマは物凄くありました。当然、自分の中では毎試合点を取るつもりでいます。でも、現実が伴っていないのが悔しくて」

 周りにフリーな選手がいるのにもかかわらず、強引にシュートを打つ。シュートを打つべきところで横パスを選択して、チャンスをフイにしてしまう……そんなちぐはぐなプレーをしているうちに、いつしかスタメンから外されるようになっていた。徐々に途中出場の試合が増え、ついには一度もピッチに立たないまま試合が終わってしまうことも増えていった。

–もがき苦しむ日々に訪れた、U-19代表での転機。

「どんどん試合でシュートで終わる場面が少なくなっていると思います。どうしても横に横にドリブルをして、どうにもならなくなったら最後はパスに逃げていた。俊さん(中村俊輔)に『とにかくシュートを打っていけ』と励ましてもらったりもしたのですが、シュートが枠を捉えられなかったりで……」

 もがき続ける日々の中で、好機が遠藤にやってくる。

 2016年10月のAFC U-19選手権。

 このチームでの遠藤はまだレギュラー的な存在ではなく、途中出場によって流れを変える存在の選手にしか過ぎなかった。

 しかし決勝戦のサウジアラビア戦。出番がやって来たのは、0-0で迎えた59分のことだった。

–徹底的に味方を助けるプレーをしたら……。

 他のアタッカー陣が今大会でゴールを挙げている中、遠藤は未だにノーゴール。これまでの彼なら、その結果に焦り、無理に仕掛けたり、重要なところで消極的になったりと、悪癖が出てしまっていたかもしれない。しかしこの時に遠藤が見せたプレーは、徹底的に味方を助けるプレーだった。

「これまではどうしても『結果を残したい』という気持ちばかりが強くなってしまって、普通にクロスを上げればいい場面でも、強引に自分でえぐってしまって、相手に奪われたり、引っかかって空回りをしていたんです。でも、決勝は緊迫した0-0の局面だったし、『自分は今何を求められているのか?』だけを考えながらプレーをしました」

 投入直後から、得意のドリブルでサウジアラビアの白い壁に向かって挑んでいったが、「仕掛けるタイミングにはこだわった」という。相手DF陣が後ろ向きになった時は強気で仕掛け、きっちりとブロックを作ってきたら周りを使いながら揺さぶっていく……と、強弱をつけてプレーしたのだ。

 67分には左サイドでFW岩崎悠人のパスを受けると、切れ味鋭いカットインから強烈なミドルを放つ。ゴールこそならなかったが、遠藤のこのプレーが劣勢だったチームに反撃の糸口を生み出した。

 文字通り、このワンプレーで流れが変わったのだ。

–チームのために戦うことに、やっと気付いた。

 延長戦に入ってからも遠藤のキレは凄まじく、最後までサウジアラビアを苦しめた。それまでの出場の中で最高の出来と言えた。

「自分が仕掛けることで、チームにチャンスが生まれている実感があった。『これが大事なんだ』と思いました。最初はゴールが取れなくて、アシストもできなくて、試合の出番も少なかった。本当に不甲斐なかった。でも冷静に考えたら、空回りしている自分に気がついたんです。もう決勝しか無いし、チャンスは絶対に来ると思うので、自分がもしピッチに立ったら、ベンチメンバーの思いや、みんなのために、チームのためにやらないといけないとやっと気付きました」

 この1試合が彼を大きく変えた。

 今年に入っても、横浜FMではリーグ戦の出場すべてが途中出場であり、時にはサイドバックでの起用もあった。だが、遠藤に焦りはない。

「勢いが通用したり、それが認められるのは今だけ。どんどん月日が経てば、求められるものも大きく変わって来るので、それに対応できなくなっていく。勢いがまだあるうちに、しっかりと考えて、やるべきことをしないといけない」

 もちろん、牙を捨てた訳ではない。

「ドリブル突破は僕にとって重要な武器。僕みたいなタイプはそんなにいないと思っているから、この武器を磨き上げ、成長していかないと」

–「自分の得意な形でプレーできた」と手応えを語る。

 決戦の地・韓国に向かう直前の5月15日。U-20ホンジュラス代表との親善試合でのこと。

 試合途中から出場した遠藤は左MFに入ると、積極的に仕掛ける姿勢を前面に打ち出し、チャンスを何度も作り出した。2本目17分に左CKを得ると、正確なキックからDF板倉滉の決勝ゴールをアシストした。

 結果的に、自身のゴールを決めることはできなかった。

「自分の得意な形でボールを受けられるシーンはありましたし、自分の特長を最大限に活かせているとも思った。自分の得意な形で左サイドから仕掛けられて、シュートも打てた。3本目も自分的にはいい形で抜け出しで、シュートまで持ち込むことができた」

 確かな手応えを掴むことができた。

 あとは待ちに待ったU-20W杯本番を迎えるのみ。

–堂安律や三好康児との違いを見出し、スタメンを!

「このチームを見ても、僕に似たタイプのサイドハーフはいないと思う。僕は(堂安)律や(三好)康児くんの様にスルーパスやラストパスを出すような選手ではない。なので、僕は試合を決められるサイドハーフでありたいし、そういう選手だと思っている。

 カットできるかフィフティーフィフティーのボールでも、海外の選手は足を伸ばしてスライディングしてくる。一か八かで来るので、そこでつま先などで先に触ってしまえば、相手を一気にドリブルで置き去りにできる。今日もそういう場面を何回か作り出せたので、長いリーチの相手にも戦える術は身につけて来たと思います」

 いま、自分のプレーへの手応えはある。あとはスタメンで試合に出ることが目標だ。

「もちろん最初からスーパーサブになろうなんて思っていないですし、自分ができるプレーを90分間で100%出し切りたいですね」

 俺は単なるスーパーサブでは無い。個で世界をこじ開けられる可能性を持った男だ――。

 彼は韓国の地で高らかに宣言をするつもりだ。

「左サイドだろうが、右サイドだろうが、サイドでボールを持ったら、自分はすべての局面を打開できる力を持っている。スタメンから90分間、ドリブルが通用する選手に、俺はなる」と――。

2017/05/19 U20代表のMF遠藤渓太、得意の“ドリブル”と“秘密兵器”で勝負を仕掛ける | サッカーキング

 体はキレッキレ。心はワクワク。U-20日本代表で心身ともにノリに乗っているのが、MF遠藤渓太(横浜F・マリノス)だ。「本当に今は自信があります。どういう場面であれ『結果を残してやろう』、『見返してやるんだ』という気持ちはもちろんある。いいメンタリティで練習ができていますね」と言って充実した表情を浮かべる。

 遠藤の武器はドリブルとスピード。サイドハーフで労を惜しまずに走り回り、ボールを持てば、抜群のスピードで相手を切り崩す。サイドからガンガン仕掛ける思い切りの良さは、見ていて気持ちがいい。

 そしていよいよ、その実力を世界で試す時が来た。

「本当に世界相手に自分が通用するのか。対面する相手全員に一対一で勝てるように。全員抜き切ってゴールを奪えるようにしたいですね。自分はパスで流れを作ったりできる選手ではないので、ドリブルで相手を抜き切れるようにしたい」

 初戦で対戦する南アフリカは身体能力が高い。他の対戦国も格上で、一筋縄ではいかないだろう。それをどう攻略するか。遠藤は駆け引きが重要だと語る。「多分、相手は飛びついてくると思うので、うまい具合にそこは賢くやること。常に100パーセントではなく、自分がスピードを発揮できるところで発揮できればいい」。緩急をつけながら相手を揺さぶることで、遠藤のスピードに乗ったドリブルはより生きてくる。「海外選手も駆け引きはうまいので、自分が一枚も二枚もうわ手にならないといけない」と意気込んだ。

 もう1つ注目したいのがセットプレーだ。遠藤は今年に入り、「特別に練習しているわけではない」というセットプレーのキックで2度の“奇跡”を起こしている。1度目は4月のジェフユナイテッド市原・千葉との練習試合、そこで「人生初」となる直接FKを突き刺した。2度目は、直前に行われたホンジュラス代表との親善試合でCKからゴールをアシスト。試合後は「まだ付け焼刃だ」と話していたが、「自信を持って蹴れるようになりたい」と前向きに語る。胸を張って「自分の武器」と言えるように、「もっともっと努力しないといけないと思う。この大会がそのきっかけになれればいい」と磨いていくつもりだ。

 19日のトレーニングでもFKの練習に参加。ところが、見ているこちらが「あれ?」と思わず口にしてしまうほど、まったく入らない。枠さえ捉えられない。遠藤も「(内山篤)監督に『この前のは奇跡だな』と言われました」と笑うほどの出来だった。「これまで(FKの練習を)やってこなかった人間なので、練習しないほうが入る可能性はありますよね。また決まれば、『もう身についたものだ』とも言えるけど……3回目の奇跡を起こしたいですね」。こちらとしても、練習でバンバン決められると、本番まで取っておいてくれ……とつい思ってしまう。試合まで“秘密兵器”は隠しておいたほうがいいのかもしれない。

 グループステージ初戦が2日後に迫っている。主戦場とするサイドハーフではMF堂安律(ガンバ大阪)とMF三好康児(川崎フロンターレ)が存在感を示しており、遠藤はスーパーサブとしての起用が濃厚だが、この調子であれば先発の座を勝ち取っても不思議ではない。

「ライバルとの戦いもありますけど、自分自身と戦って、しっかりといいパフォーマンスを続けられるようにしたい。いい流れできているという感覚が自分の中にあるので、この流れを崩さないように練習も試合も100パーセントでやりたい」

 自信みなぎる俊足アタッカーが、得意のドリブルで敵陣を切り裂く。

取材・文=高尾太恵子

2017/05/21 【U20】俺が試合を決める! 短期決戦のW杯、日本に必要な“ジョーカー”たちの輝き | フットボールチャンネル | ワンランク上のサッカーサイト※一部抜粋

–スタメンでなくとも…チャンスをうかがう“ジョーカー”たち

 U-20日本代表は21日にU-20W杯の初戦・南アフリカ戦に臨む。この世代にとって初めての世界大会だが、選手たちはリラックスして戦いのときを迎えている。

 とはいえ、何が起こるかわからないのがW杯。ひとたびリズムが崩れれば、そこから立ち直れずにずるずると悪い流れを引きずってしまうかもしれない。そんな悪循環を断ち切れる存在は誰か。いまのU-20日本代表には、目をギラつかせてチャンスを待つ“ジョーカー”候補が多くいる。
(中略)
遠藤渓太は「ハナからサブで出ようなんて思っていない」と語気を強めたが、「悪い流れを自分1人で変えられるくらい、存在感を示したい」とこの大会にかける思いは人一倍強い。

 現U-20代表では左サイドでの起用が想定される。「自分は途中から流れを変える選手としても意識している」と語る、横浜F・マリノス所属のドリブラーは、ゴールに向かう自分の姿をハッキリとイメージできていた。

「右に(堂安)律がいて、あいつがカットインしてきたら結構中を見てくれているので、そこで結構(自分と)合うことは去年からあったし、そこは意識しています。僕がボールを持ったら裏に抜け出した選手を見るように心がけています」

 得意とする強気の高速ドリブルと、裏へ抜けるスピード溢れる飛び出し、そして右足のフリーキックはゴールが欲しい場面でチームに必要な大きな武器になるだろう。
(取材・文:舩木渉【水原】)

2017/05/21 U-20 W杯戦士の世界と戦うスパイクVol.4 | King Gear [キングギア]※一部抜粋

⑪遠藤渓太(横浜Fマリノス、アディダス・エックス16.1LE)

チームナンバーワンのドリブラーは、サイドからスピードと細かいステップを融合させた切れ味鋭いドリブルで、チャンスに絡んで行く。

特に彼の魅力は踏み込みの強さと重心移動のスムーズさ。しっかりと踏み込んで重心を支えながら、上半身と連動させて、初動で交わして行く。

彼が履くアディダス・エックス16.1LEは、柔軟性があるスパイクで、グリップと左右、斜めの動き出しをスムーズに行ってくれる。果たして彼のドリブルは世界で通用するのか。注目だ。

遠藤:ホンジュラス戦では自分の得意な形でボールを受けられるシーンはありましたし、ああいう外国人特有の相手が間延びをして来たときに、後半落ちてくる場面で入れば、自分の特徴は最大限に活かせると思いました。そういうところでCKアシスト出来たし、全体的には仕掛けられたと思います。

―左からのカットインからのシュート。これが最大の武器だと思います。

遠藤:はい、自分の得意な形で左サイドから仕掛けられて、シュートも打てた。3本目も自分的にはいい抜け出して、トラップも良くて最後も決めるだけだった。

―遠藤選手の縦への速さと、久保建英選手の緩急をつけた動きは凄くマッチして、2人が汲んだらいろんなパターンが生まれるんじゃないかなと思います。

遠藤:1回止まって、出してワンツーとかで崩すことがありますし、いい斜めの関係でやれて、やっていて楽しかったです。

―U-20W杯に向けて。

遠藤:もちろんスタメンで出たいですし、そのために全力を尽くします。たとえ先発でなくても、途中出場から自分の持ち味であるドリブルを出して、チームの勝利に貢献したいと思います。

 
 
2017/05/28 【U-20】「お前は周りが見えてない」と言われ続けた遠藤渓太に自信と気付きを与えたワンプレーとは? | サッカーダイジェストWeb

–「ふと顔を上げたら律の姿が見えた」

 ついに巡って来たチャンスだった。

 初戦の南アフリカ戦、68分に投入されると、ドリブルから堂安律に縦パスを送り込み、堂安の決勝ゴールの起点となった。第2戦で出番は訪れなかったが、決勝トーナメント進出が懸かった大一番の第3戦のイタリア戦でスタメン出場を勝ち取った。

「ようやく自分にチャンスが来た」

 第1戦で結果を残しながらも、第2戦で一切出番が来なかった悔しさと、スタメン出場という高揚感を、遠藤はこの試合で思い切りぶつけた。

 開始早々の3分と7分に立て続けに失点するという、最悪の立ち上がりとなった日本だったが、この窮地を救ったのが、遠藤と堂安の素晴らしい連係だった。

 まずは22分、左サイドでボールを受けた遠藤のピンポイントクロスから、ゴール前のスペースに猛ダッシュで飛び込んで来た堂安が、左足でゴールに押し込む。連続失点による嫌な雰囲気を一変させるゴールとなった。

 このシーンで、遠藤はDFとGKの間のスペースと、そこを狙っていた堂安を間接視野で完全に捉えていた。
「自分の好きなタイミングでドリブルができて、ふと顔を上げたら律の姿が見えた。『あ、これはいける』と思って、クロスを上げました。あれは本当にいいタイミング、点と点でした」

 自画自賛するほど、ドンピシャのタイミングから放たれた右足クロスは、トップスピードで飛び込んだ堂安の足先にピタリ。これにはイタリア守備陣も為す術なしだった。

 このゴールで勢いに乗ったチームをさらに加速すべく、遠藤は直後の25分に高い位置から高速ドリブルで縦に仕掛けてファウルをもらうなど、イタリアを守勢に回らせた。そして50分、堂安のスーパーゴールが生まれた。

 2点のビハインドからの同点劇。本来ならばさらに遠藤はドリブルでイタリア陣内を切り裂く姿が見られるはずだった。しかし、引き分けでも2位が確定するイタリアが明らかな引き分け狙いの戦い方に切り替えたため、日本もそれに合わせてリスクを冒さない戦い方に切り替えた。

「最後はサッカーしていて楽しくなかったけど、あれがサッカーだと思う。もちろんもっと仕掛けたら、もっと良い経験ができたと思うし、そうしたくなるシーンもあったけど、そこは自制した」と、遠藤も本来なら間違いなく仕掛けるような場面でバックパスを選択するなど、フォア・ザ・チームのプレーを全うし、決勝トーナメント進出に必要だった勝点1を獲得した。

–「今日で一歩前に進めた気がします」

「今日の試合で自分のドリブルの幅が広がった」

 そう語る遠藤がこの試合で掴んだものは、自らのドリブルの『活かし方』だ。これまでは突破してシュートまで辿り着くことに躍起になり、より良い位置でゴールを狙う味方を活かしきれず、チャンスを潰してしまうシーンが多かった。

「マリノスでも『お前は周りが見えていない』とよく言われていた。もし自分がその言葉に耳を傾けずにやっていたら、今日のシーンも律へのクロスではなく、ワンツーしたり、ドリブルしてシュートをしてしまっていた。当然その選択肢はあったけど、あの時は律の動きが見えて、すぐに身体が反応した。そういう意味では今日で一歩前に進めた気がします」

 世界の大舞台でのスタメン出場は、その成長を促すために必要な気付きと、確かな手応えをもたらした。
「でも、やっぱり今日の最後はモヤモヤします。この気持ちは次に絶対ぶつけたい。次からは決勝トーナメントなので、自信を持って向かっていきたいです」

 次なる戦いへと目を光らせる遠藤。ようやく掴んだ世界での手応えをより確かなものとするために――。さらなる高揚感と最後まで勝負できなかった悔しさを、次なる相手・ベネズエラに思い切りぶちまけるつもりだ。

取材・文:安藤隆人(サッカージャーナリスト)

 
 


 
 


 
 

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[Pinterest]横浜F・マリノス所属(神奈川県立瀬谷高等学校OB) 遠藤渓太選手の写真をただひたすらに拾い集めるボード。

2015/09/02 [ユースからの昇格を発表]遠藤渓太(えんどう けいた)@横浜F・マリノスユース/神奈川県立瀬谷高等学校[2015-2016 移籍/新加入/契約更改]

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