【試合結果まとめ(1△1)】2017/5/20(土)14:00 J1リーグ 第12節 横浜F・マリノスvs.ベガルタ仙台@日産スタジアム


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横浜F・マリノス オフィシャルサイト

2017 明治安田J1 第12節 vs ベガルタ仙台 試合レポート | 横浜F・マリノス 公式サイト

監督コメント

エリク モンバエルツ 監督
「今日は、なかなか自分たちのクオリティーが出せませんでした。特に最初の15分が、そうでした。
一つの理由としては、今シーズン一番の暑さというものがあったと思います。
自分たちは、今日、カウンターで何度もチャンスをつくったのですが、それだけでは勝つまでには至りませんでした。そして、相手にセットプレーから得点を許してしまいました。
また、今日もスタジアムにたくさんのファン・サポーターが来てくれたのですが、その前で、自分たちがゲームをコントロールできなかったというところが、非常に残念です」

質問:ゲームコントロールできなかった理由として、攻撃のバリエーションが少なかった点があるのではないでしょうか?
「私は、必ずしも、それが原因かどうかは疑問です。というのは、今日、特にうまくいっていなかった点は、我々がボールを奪ってからの最初のところ、ビルドアップの部分です。そこで、あまりにも簡単なミスが多すぎました。
最後、良い仕掛けをしていくためにはビルドアップのところ、攻撃の準備の段階で、もっと自信を持った正確なプレーが必要でした。そこが出せていませんでした」

質問:扇原選手の交代のシーンで、時間がかかっていましたが、どういうやり取りがあったのでしょうか?
「あの段階では、二人同時に交代の必要性がある選手がいました。まず学、そしてほぼ同時に直輝も足をつっている状況が見られました。そこで、まずメディカルの判断を聞いてから交代を決めるため、少し時間がかかりました。
学は常に90分出る力を持っていますし、ゲームの最後に違いを生み出すクオリティーも備えていますので、最後にチームを勝たせてくれる学を、できるだけ引っ張りたいという気持ちはありました。しかし状態を見て、あのように交代という判断をしました」

質問:ビルドアップのところのミスが多かったということですが、前線とボランチの間のスペースが空いていたのに、そこの広いスペースを利用するようなプレーが見られなかったからではないでしょうか?
「確かにそうですね。そこの前線と2ボランチの距離が空きすぎていました。喜田と天野が下がりすぎているところがありました。
その原因としては、ディフェンスラインのビルドアップの安定感がありませんでしたので、2人が下がっていたのだと思います。
普段であれば、喜田が下がり目、天野がもう少し高いポジションを取りたかったのですが、今日はそこができていませんでした。
前線の選手も、ポジションが高すぎました。サイドの選手が、もう少し自分たちのサイドバックの選手を助ける距離を意識するなど、距離感のところでもう少し近い位置を考えることが必要でした。
そういう意味で、今日はチームとして、もっとコレクティブな部分をうまくやらなければならなかったと思います」

選手コメント

喜田 拓也
「前半の苦しい時間帯を辛抱強く耐えたからこそ、あのチャンス(前田のゴール)につながったと思います。後半も苦しい時間帯は、絶対にあると思っていました。
自分のところで奪って何回かチャンスになるケースはあったけど、1-0のまま試合を進めていくのか、もう1点を仕留めにいくのか、意識を共有することの難しさを感じた試合でした。意思統一ができていれば、もう少し違うプレーもできたはず。セットプレーで失点したシーンも、そういうスキから押し込まれたと思います。そういう意識を心のよりどころにしていれば、割り切れる部分も結構あったと思うので、そういう面でも力不足を感じました。
僕らは、どんな状況でも試合を見に来てくれた人たちに、また応援したいと思わせるプレーをしなきゃいけない。そういう覚悟をもって、気持ちの入った試合を見せていきたいと思います」

前田 直輝
「守備のところで正直あまりハメどころがない中で、僕と翔さんが連続してボールを追うしかないというのがありました。そこはしんどかったですけど、意識して追ったつもりです。
(得点シーンは狙いどおり?)僕は前日から裏へのスプリントだったり、マルちゃんとの連係について監督から言われていた。裏への意識は、他の試合よりもあったかのかなと思います。マルちゃんからいいボールが出ましたし、あそこも翔さんがプレスバックで粘ってくれたので、そこは本当に感謝しています」

松原 健
「複数失点してもおかしくないような展開でしたが、そこはみんなで防げるところは防げたと思います。1点取った後、2点目、3点目を貪欲に狙っていかないと、こういう結果になる。やはり、勝てる試合を勝ち切れるようにならないといけないです。
球際で奪った後の1本目、2本目のパスをもっと正確にやらないといけなかった。自分たちで苦しくしてしまった試合だったと思います。
ダイレクトではたくより、ボールを動かしながら崩しにいったほうが、相手もイヤだったと思う。
どんどんトライしていかないと、自分たちはうまくならない。もっと精度を上げていきたいと思います」

Jリーグ.jp

横浜FMvs仙台の試合結果・データ(明治安田生命J1リーグ:2017年5月20日):Jリーグ.jp
 ├ 入場者数 16,758人
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選手コメント

[ 前田 直輝 ]
守備のときも正直ハマっている感じはなくて、とにかく僕と(伊藤)翔くんが前で追い掛けることを意識していた。攻撃では相手の裏へのスプリントとマルティノスとの連係を指示されていたので、裏への意識はいつも以上に持っていた。

ゴールの場面も翔くんがプレスバックしてくれたおかげなので、チームメイトに感謝したい。今日はシンプルに自分のミスもあったけど、全体の距離感が悪い場面も多かった。後半は相手の裏に起点を作ろうと話して、サイドに流れてボールを受ける場面もあったけど、最後は自分が足をつってしまって情けない部分が出た。今日はラストチャンスだと思って最初から全力でやったけど、最後は僕の体力のなさが出てしまった。

[ 金井 貢史 ]
苦しい中で先制できて、後半に追加点を決めないといけなかったし、失点はセットプレーで自分のマークなので悔やまれる部分もある。守備陣としてはしっかり耐えなければいけなかった。前半からかなり押し込まれる展開で、なかなか前に行く時間とタイミングがなかった。それでも先に点を取れたわけだから、その後のゲームの進め方も問題。あれだけ攻め込まれるとどうしてもセットプレーを与える回数が多くなる。そこはチームとしての問題でもある。

[ 天野 純 ]
今日は相手うんぬんというよりも自分たちの姿勢やセカンドボールへの反応といった、戦う以前の問題が大きかった。自分たちのプレーをしようとハーフタイムに話したけど、後半もそれをまったく出せないままだった。いまはチームとして苦しい時期だけど、どうにかそれを乗り越えていきたい。

 
 

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2017明治安田生命J1リーグ 第12節 横浜F・マリノス戦ハイライト – YouTube
 
 

ネットニュース・Weblog

スポーツニッポン

横浜の斎藤 右かかとを痛め途中交代 24日のルヴァン杯は欠場濃厚― スポニチ Sponichi Annex サッカー

 横浜のMF斎藤学(27)が仙台戦の後半28分に右かかとを痛め、途中交代した。試合は1―1で引き分けた。

 左サイドからドリブルで仕掛け、相手を交わそうとしたがブロックされ、勢い余ってピッチ外の陸上トラックに激突。治療を受け、一度はピッチ内に戻ったが、「(プレーを)できるかなと思ったけど痛みが引かなかった。自分がいない方がいいと思った」と交代を要求した。

 試合後はすぐに治療を受けたが、患部には痛々しいテーピングを施したままで「水曜日のルヴァン杯は難しいが、週末の清水戦には向かいたい」と24日のルヴァン杯鳥栖戦は欠場が濃厚だ。患部の状態に関しては「検査してみないと自分でもどれくらい(復帰に)かかるか分からないが、かかとはなかなか治りづらい。走ったり、蹴ったりすると打撲した所を打ち続けているようなものだし」と話した。

横浜MF前田、先制弾もまた勝てず…ホーム仙台戦未だ勝利なし― スポニチ Sponichi Annex サッカー

 横浜は4戦ぶりに先発したMF前田の今季2ゴール目で先制するもドローに終わった。前半ロスタイム、MFマルティノスのロングフィードに反応した前田が裏へ抜け出すと、相手DFとGKの間を左足で射抜いて先制に成功。「監督からも裏へのスプリントに関しては言われていた」。狙い通りの得点だったが、後半32分にCKから失点した。

 日産スタジアムでの仙台戦は過去0勝3分け5敗の鬼門で今回も勝ち点3を取りこぼし、試合後にはゴール裏のサポーターからブーイングが起こった。

ニッカンスポーツ

横浜02年以来ホーム仙台戦勝利逃す/横-仙12節 – J1 : 日刊スポーツ

 ベガルタ仙台はJ1でのアウェー横浜F・マリノス戦の連続無敗記録を9試合に伸ばした。

 仙台は前半、再三の決定機を生かせず同ロスタイム1分に失点。攻撃のリズムを取り戻すのに苦労したが、後半32分、MF三田のCKにDF大岩が頭で合わせて同点に追い付いた。J1でのアウェー横浜戦は5勝4分け1敗となった。

 横浜は、MF前田の今季2得点目となる先制点を守りきれず、02年以来となるJ1でのホーム仙台戦勝利を逃した。

横浜MF斎藤学が負傷交代「ルヴァン杯は無理」 – J1 : 日刊スポーツ

 横浜F・マリノスMF斎藤学(27)が、右足かかとを痛め、後半28分に負傷交代した。

 ドリブルで仕掛けて相手をかわした際に、勢い余ってピッチ外の陸上トラックに強打。「やった瞬間は痛かった。1度入って、大丈夫かなと思ったけれど、自分がいないほうがいいかなと思った」と、自ら途中交代を要求した。

 治療を施し、足を引きずって会場を後にした。「水曜のルヴァン杯は無理だと思う。土曜の(リーグ戦)エスパルス戦に向かいたいとは思いますが…。検査してみないと(復帰まで)自分でもどのくらいかかるか分からない。走ったり、蹴ったりすると、かかとは打撲したところを打ち続けているみたいなものですし」。24日のルヴァン杯鳥栖戦(ベアスタ)は欠場が濃厚。状態次第では復帰まで時間を要する可能性も出てきた。

 前半開始からベガルタ仙台に決定機を何度もつくられた。DF中沢佑二(39)が「前半で0-3ですよ」と振り返るほど、内容では圧倒された。DF陣が懸命に耐えると、同ロスタイムにMF前田直輝(22)が先制。MFマルティノス(26)の縦パスに抜け出し、相手GKとの1対1を落ち着いて左足で決めた。だが、後半32分にCKから同点ゴールを奪われ、1-1の引き分け。ホームでの仙台戦は02年7月13日に勝利したのを最後に9戦連続勝ちなし。試合後、横浜サポーターからは、厳しい罵声やブーイングで鼓舞された。

サンケイスポーツ

横浜Mは仙台とドロー ともに決定力に課題 (1/2ページ) – サッカー – SANSPO.COM(サンスポ)

 明治安田生命J1リーグ第12節が5月20日に行われ、日産スタジアムでは横浜F・マリノスとベガルタ仙台が対戦。試合は1-1で引き分けとなった。

 横浜FMは前節、ヴァンフォーレ甲府に1-0で競り勝って連敗を3で止めた。星を五分に戻して9位につけており、混戦のリーグにあってはまだまだ上位を狙える位置だ。一方の仙台は連敗で順位を14位まで落としている。降格圏のチームとの勝ち点差にはまだ余裕があるが、まずは2つの負け越しを取り返したい。リーグワースト2位の失点を喫している守備面が喫緊の課題だ。

 ゲームは仙台の猛攻で幕を開けた。3分にMF梁勇基、7分にMF三田啓貴、10分にDF大岩一貴と立て続けにシュートを放ち、横浜FMゴールを脅かす。横浜FMは防戦一方の立ち上がりとなり、DFミロシュ・デゲネクが自陣からロングシュートを放つなど散発的な攻撃を余儀なくされた。

 しかし決定機を作ったのは横浜FM。32分、DF松原健がペナルティエリア左へ絶妙なクロスを供給すると、飛び込んだMF齋藤学が頭で合わせた。枠は捉えていたものの、GKに触られてわずかにクロスバーを越えた。一方の仙台は積極的なプレスから再三いい形を作り、攻撃機会は横浜FMを圧倒するも得点には結びつかない。

 そして前半アディショナルタイムに突入すると、自陣でボールを奪ったMFマルティノスが前線へ狙い澄ましたボールを送る。これが完全フリーで抜け出したMF前田直輝に渡り、オフサイドはなし。GKとの1対1から冷静にゴール左隅へ蹴り込み、戻ったDFがなんとか触るものの、ボールはゴールへと収まった。45+1分に横浜FMが先制に成功し、1-0で前半を終えた。

 後半に入ると、双方の激しい攻防がさらに熱を帯びる。追いつきたい仙台は梁やFW石原直樹、MF永戸勝也らが意欲的なシュートを放ち、対する横浜FMはマルティノスや齋藤を中心に効果的な攻撃を展開した。しかし73分、齋藤は足を痛めて途中交代となった。

 その後仙台は永戸のクロスから決定機を作り、FW奥埜博亮がシュート。これはGKのファインセーブに合うも、CKを獲得した。そしてキッカーの三田がクロスを上げると、DF大岩一貴が飛び込んでヘディングシュート。これが決まって77分に同点となった。横浜FMの守備をうまく崩しながらも得点を奪えない仙台だったが、セットプレーで追いついた形だ。

 同点のまま時計は90分を回り、アディショナルタイムは5分の表示。勝ち点3が欲しい両チームはさらに激しい攻撃を展開。積極的なプレスから互いに早い展開の攻撃を見せるも、充分な形では打てない。横浜FM陣で仙台のボールがゴールラインを割ったところでホイッスルが吹かれ、ゲームは1-1のドローに終わった。(Goal.com)

途中交代の横浜M・斎藤、痛めた右かかとは「早く治したいけど、何とも言えない」 – サッカー – SANSPO.COM(サンスポ)

 明治安田J1第12節最終日(20日、横浜M1-1仙台、日産ス)横浜Mにとっては内容の乏しい勝ち点1だった。前半終了間際に「相手の裏のスペースを突く意識は強かった」という前田が、マルティノスの縦パスに抜け出て先制点を奪ったが、見せ場はここだけ。選手の距離感が悪くパスが回らず、終了後はサポーターからブーイングが飛んだ。

 モンバエルツ監督は「球を奪って最初のプレーでミスが多かった」と嘆いた。頼みの斎藤も後半に右かかとを痛めて途中交代。試合後は足を引きずり「早く治したいけど、何とも言えない」と顔をしかめた。

スポーツ報知

【横浜M】斎藤学アクシデント…右かかと痛め「検査しないと状況がわからない」 : スポーツ報知

 横浜MのMF斎藤学(27)がアクシデントに見舞われた。後半28分、ドリブルで仕掛けた際に陸上トラック部分に右足かかとを強打。一度はピッチに戻ったものの、「痛みが全然引かなかったので。(ピッチに)いても邪魔だと思った.相当痛かった」と自ら交代を申し出た。

 斎藤は試合後にチームドクターの診療を受けたが、取材エリアまで歩くことができず、治療室付近の通用口で取材に対応。「水曜のルヴァン杯は難しい。来週のリーグ戦には何とか間に合わせたい」と語った一方で「かかとはなかなか治らないと聞いた。どれぐらい(復帰まで)かかるか全くわからない。(病院で)検査しないと状況がわからない。足と相談しながらです」と話し、足を引きずりながらスタジアムを後にした。

 試合は攻撃面で個々の連携が機能せず、1―1でドロー。ボールを保持できず、お互いの距離感がつかめないままボールロストを繰り返し、カウンターを浴び続けた。斎藤は「練習でやっていることがなかなか出来ない。それでも個人的に新しいことができた部分もあったし、できなかった部分もあった。練習で修正していきたい」と語った。

サッカーキング

横浜FM先制も、仙台が後半追いつきドロー…両チーム決定機を決めきれず | サッカーキング

 2017明治安田生命J1リーグ第12節が20日に行われ、横浜F・マリノスとベガルタ仙台が対戦した。

 前節のヴァンフォーレ甲府戦で連敗をストップした横浜FMは、決勝点を決めたDF金井貢史が引き続き先発出場。一方の仙台は、MF奥埜博亮がリーグ戦6試合ぶりの先発出場を果たした。

 最初にチャンスを迎えたのはアウェイの仙台。2分、MF永戸勝也がペナルティエリア左脇からゴール前に折り返す。FW石原直樹が足で落とすと、梁勇基が迫ってきたGKを交わしてシュート。しかし、ゴールライン寸前で相手DFに阻まれてしまう。続く10分には、ペナルティエリア内からDF大岩一貴が右足を振り抜くも、ボールはわずかに左に逸れてしまいゴールにはいたらず。

 さらに仙台のチャンスは続く。20分、石原が落としたボールにMF三田啓貴が反応。ドリブルでゴール前まで突き進み倒れながらシュートを放つ。しかし、このシュートも枠を捉えられない。

 防戦一方だった横浜FMにチャンスが訪れる。32分、DF松原健が前線にロングボールを送る。反応したMF齋藤学が頭で合わせるが、このシュートはわずかに上に逸れてしまい、チャンスを生かすことができない。

 前半アディショナルタイム1分、試合が動く。MFマルティノスのスルーパスに抜け出したMF前田直輝がGKとの1対1を迎える。このチャンスを落ち着いて決め、試合の主導権を握られていた横浜のリードで前半を折り返す。

 54分、カウンターのチャンスから梁がペナルティエリアに侵入しシュートを放つ。しかし、GK飯倉大樹の正面に飛んでしまい、横浜FMのゴールを割ることはできない。

 71分にも仙台にチャンス。ゴール前でパスを回し、三田が落としたボールをDF増嶋竜也がダイレクトでミドルシュート。だがまたもやGKに処理されてしまう。しかし77分、三田が蹴ったCKにDF大岩一貴がヘッドで合わせ、仙台が待望の同点弾を決める。

 その後両チームともチャンスを作るも、試合を決めることはできず1-1で試合終了。

 次節、横浜は清水エスパルスとアウェイで、仙台はアルビレックス新潟のホームで、それぞれ対戦する。

4戦ぶり先発の横浜FM・前田直輝、監督の期待にゴールで応えるも「まだまだ」 | サッカーキング

 4試合ぶりにスタメン復帰した前田直輝が、開幕戦以来の今季2ゴール目を挙げた。前半終了間際、味方がハーフウェイライン付近でボールを奪取すると、真っ直ぐに相手の裏へ走った。そしてマルティノスが裏へ蹴ったボールに追いつくと、そのまま冷静に左足を振り抜いた。

「前日から監督に裏へのスプリント、マルティノスとの連係は言われていたので、裏への意識はほかの試合よりかはあったと思う。そこがうまくマルちゃんからボールが出ましたし、(伊藤)翔くんのプレスバックというか、粘ってくれたので、そこはチームメートに感謝しています」

 立ち上がりからベガルタ仙台の猛攻に手を焼いた。開始20分ぐらいまでは一方的な展開。横浜F・マリノスはズルズルとラインを下げ、気が付けば完全に受け身に回っていた。

「シンプルに僕のミスというのもあったけど、距離感が間違いなく良くなかった。ボランチから僕へのパスがすごく遠いし、だから狙われやすいというのもあった。守備のところでも、正直ハマりどころがないなという中で、僕と翔くんが連続して追うしかないと思っていた。そこはしんどいですけど、意識して追ったつもりです」

 その結果がゴールに結び付いた。ワントップの伊藤がプレスバックしながらセンターバックの中澤佑二とボールホルダーを挟み込む。そのこぼれをマルティノスが前線に蹴り出して、前田のゴールにつながった。

 前半から死力を尽くしたツケが回ったのか、最後は足をつって72分に途中交代した前田。「今回がラストチャンスだと思っていたので、全力でやるしかなかった。だからしょうがないかな」と言いつつ、「本当に自分の体力のなさですね」と反省した。

 浦和レッズとの開幕戦で決めた、しびれるような決勝弾以来のゴールに「結果だけを見ると良かったのかなと思うけど、試合内容とかファーストタッチのところとかはまだまだなので、次節に切り替えたい」。監督の期待にゴールという結果で応えた前田だったが、ミックスゾーンでその顔が綻ぶことはなかった。

サッカーダイジェスト

【J1採点&寸評】横浜×仙台|ドロー決着も内容は仙台に軍配。同点弾のCBをMOMに | サッカーダイジェストWeb※一部抜粋

【チーム採点・寸評】
横浜 5
トップ下で先発した前田が起用に応えて先制ゴールを挙げた。しかし試合全体を通しての内容は拙いもので、決定機の数でも仙台に大きく上回られた。相手のシュートミスに助けられた場面も多く、なんとか勝点1を拾ったと言える。

仙台 5.5
前半から主導権を握り、数多くの決定機を作り出した。早い時間帯に先制できていれば一方的な展開になったかもしれないが、一瞬の隙を突かれて先制点を献上。後半にセットプレーから同点に追いついたものの、勝点3を取りこぼした。

【横浜|採点・寸評】
GK
21 飯倉大樹 6
序盤から相手の攻勢に苦しめられる。38分に増嶋のヘディングをストップし、失点直前も奥埜のシュートをファインセーブで防いだ。

DF
27 松原 健 5.5
齋藤のヘディングシュートを演出したフィードは見事。しかし、その他に攻め上がる場面は皆無に等しく、守備でも後手を踏んだ。

22 中澤佑二 6
ゴール前での高い守備力を生かして最少失点に止める。前半に見せたファウルすれすれのスライディングタックルは、この試合の苦しさを物語っていた。

34 ミロシュ・デゲネク 6
両サイドからのクロスに対して中澤とともに制空権を握る。ただし背後を突かれる場面が散見され、盤石とは言えない内容だった。

13 金井貢史 5.5
セットプレー時に大岩をフリーにして失点した。その後もマークが甘くなるなど、守備面に課題を残すパフォーマンス。

MF
5 喜田拓也 5.5
中盤の底でボールを受けても出しどころがなく、後ろへ下げるしかなかった。守備でもボールを奪い切る場面は数えるほど。

14 天野 純 5.5
ビルドアップで存在感を発揮できず。後半は運動量豊富に動いたが、効果的な仕事はできなかった。セットプレーのキッカーとしても不発。

20 マルティノス 6
チームが苦しい状況ながらも、前田への的確なパスで先制点をお膳立て。全体的には守備に戻る回数が多く、不得手な仕事に忙殺された。

25 前田直輝 6.5(72分 OUT)
4試合ぶりの先発起用に応えて得意の左足で先制ゴールを決める。後半も積極的に動いたが、序盤から飛ばした影響で足をつって途中交代。

10 齋藤 学 5.5(73分 OUT)
前半からボールタッチがままならず失うシーンが多かった。懸命なディフェンスは評価に値するが、後半途中に右足を痛めてベンチに下がった。

FW
16 伊藤 翔 5.5
前線で待っていてもボールが来ない展開で、下がって受ける選択をする。しかしながら機転を作れたとは言い難く、消化不良の内容に。

交代出場
MF
6 扇原貴宏 5.5
味方のアクシデントを受けて中盤の底へ。自身に非がないとはいえ、出場してから間もなく失点して引き分けてしまったのは後味が悪い。

DF
24 山中亮輔 5.5
負傷した齋藤と交代し、そのまま左サイドハーフの位置に。何度か突破を試みたが、周囲との連係が構築されていないため打開しきれず。

監督
エリク・モンバエルツ 5.5
まったくチームの良さを出せず、先に足が止まってしまった。内容面の進捗乏しく、苦しい状況が続く。

齋藤が負傷交代…横浜が先制も仙台が追い付いて痛み分け! | サッカーダイジェストWeb

 J1リーグ12節の横浜対仙台が5月20日お日産スタジアムで開催され、1-1のドロ-決着となった。

 序盤にペースを握ったのはアウェーの仙台。3分に梁、10分に大岩、20分に三田、24分に石原がビッグチャンスを得る。しかし、いずれもモノにできなかった。

 一方の横浜は攻撃の形がほとんどできない。32分にはCKのこぼれ球からクロスを上げ、齋藤がゴール前でヘディングシュートを放つが、惜しくもGKにセーブされた。

 すると前半終了間際の45+1分、マルティノスの縦パスで相手最終ラインの裏に抜け出した前田が、GKとの1対1を冷静に制して左足でゴールネットを揺らす。押し込まれる時間が多かった横浜が先制に成功した。

 後半は一進一退の展開。1点の欲しい仙台が58分に梁を西村、69分に蜂須賀を中野に代えて攻撃陣をテコ入れすると、横浜は72分に前田を扇原に代えて守備を整える。その1分後には右足を痛めた齋藤が山中との交代を強いられた。

 そして77分、仙台が同点ゴールを奪う。CKからゴール前で上手くフリーになった大岩がヘディングシュートを叩き込んだ。

 勝ち越しを狙う仙台は85分、奥埜に代えてクリスランを投入。その長身FWは三度ほどチ
ャンスを迎えたがゴールには繋がらず、横浜も得点は奪えなかった。結局、1-1のドロー決着となった。

【横浜】マルティノスの苦悩…「自分がそこまで下がらなきゃいけないのか?」 | サッカーダイジェストWeb

 思わず不満が口から漏れた。仙台との試合後、取材エリアに現われた横浜のマルティノスは、肩を落としながらこう語った。

「今日も『自分がそこまで下がらなきゃいけないのか?』って場面が多かった』

 序盤から試合のペースを握ったのは仙台で、横浜は守勢を強いられる。その中で右サイドアタッカーのマルティノスもポジションを下げざるをえず、自ら「苦手」だと言い切ったディフェンスでパワーを使った。

 なんとか耐え凌いだ横浜は前半終了間際、ハーフウェーライン手前でボールを拾ったマルティノスが縦に浮き球のスルーパス。これで相手最終ラインの裏に抜け出した前田直輝が、先制ゴールを流し込んだ。

 アシスト記録したマルティノスはしかし、これを「運が良かった。狙った形の良いカウンターというわけではなかった」と振り返っている。

 横浜は後半も受け身の戦いが続き、77分にCKから大岩一貴にヘディングシュートを決められて被弾。攻撃面は最後までなかなか機能せず、1-1のドロー決着となった。

 マルティノスは自陣低い位置でディフェンスに奔走し、たまに敵陣でボールを持っても前田や齋藤学、伊藤翔ら攻撃陣と噛み合わず、天を仰ぐシーンが目に付いた。得意のドリブル突破も最後まで鳴りを潜めたままだった。

「全体的には何もできなかった。相手がどうこうというよりも、自分たちがどう戦うのかを明確にしなければいけない」

 この仙台戦を含めた公式戦直近5試合で奪ったゴールはわずか3。横浜オフェンス陣の機能不全に、マルティノスも危機感を募らせていた。

取材・文:白鳥大知(サッカーダイジェストWeb)

【PHOTO】横浜×仙台の美女サポーターたち♡ | サッカーダイジェストWeb

ゲキサカ

横浜FMは齋藤学の負傷も響きドロー…ホーム仙台戦9試合未勝利に | ゲキサカ

 日産スタジアムで行われた横浜F・マリノスとベガルタ仙台の一戦は、1-1の痛み分けに終わった。横浜FMは後半28分にMF齋藤学が負傷交代するアクシデント。エースの不在も響き、ホームでの仙台戦は9試合勝ちなし(4分5敗)となった。

 横浜FMは前節の甲府戦(1-0)からスタメン1人を変更。MFダビド・バブンスキーに代わってMF前田直輝が4試合ぶりに先発し、4-2-3-1のトップ下に入った。

 対する仙台も前節の大宮戦(1-2)からのスタメン変更は1人。FWクリスランとの入れ替わりでFW奥埜博亮が6試合ぶりに先発出場を果たした。フォーメーションは3-4-2-1。クリスランがいた1トップをFW石原直樹が務め、奥埜はMF梁勇基とともに2シャドーを担った。

 立ち上がりから主導権を握ったのは仙台。中央で起点を作りつつ、タイミングよくサイドを使い、クロスを中心に横浜FMのゴールを脅かす。前半9分にはDF蜂須賀孝治の落としに走り込んだDF大岩一貴がPA内中央から右足を振り抜くが、低く抑えたシュートはわずかにゴール左へ外れた。

 さらに前半20分、DF増嶋竜也が浮き球のパスを送り、石原のポストプレーからMF三田啓貴が強引にPA内左へと進入。相手DFともつれながら右足でシュートを放つが、右ポストの外側を通過した。同38分には三田の左CKからファーの増嶋がヘディングシュート。しかし、地面に叩きつけたボールはGK飯倉大樹にセーブされた。

 ホームの横浜FMは2列目の3人のポジションを入れ替えるなど、工夫を施しながらも流れをつかめずにいたが、前半アディショナルタイム1分にワンチャンスをモノにする。自陣の右サイドでのボール奪取からMFマルティノスがスルーパスを出すと、裏へ抜け出したのは前田。ボールに追いついてPA内右まで持ち込み、GKシュミット・ダニエルの動きを冷静に見ながら左足でゴール左へ流し込んだ。前田は見事にスタメン起用に応え、開幕戦以来となる今季2得点目を記録した。

 1点リードで前半を折り返した横浜FMは、後半17分に仙台のCKを防ぎ、カウンターを仕掛ける。右サイドでキープしたマルティノスが左足でクロスを送ると、PA内左に走り込んだ齋藤が左足のボレーで折り返すが、誰にも合わず。さらに、このプレーで齋藤が軸足の右足を痛めてしまう。同19分に一時ピッチを離れた齋藤は、足を引きずりながらもプレーを続行。それでも後半28分にMF扇原貴宏との交代を余儀なくされた。

 仙台は大黒柱を失った横浜FMに対して攻勢を仕掛けると、後半32分に得意のセットプレーから同点に追いつく。左CKを獲得し、キッカーの三田が左足で鋭いクロスを供給。ゴールエリア中央にフリーで飛び込んだ大岩が豪快に頭で押し込み、1-1とした。

 開幕からフルタイム出場を続ける大岩は、これが今季の公式戦初ゴール。仙台はその後もサイド攻撃やリスタートを中心に横浜FMを攻め立てるが、1-1と同点のまま終了となった。連敗こそ2で止めたものの、第9節の清水戦(3-0)以来の白星とはならず。一方、先制点を生かせなかった横浜FMは、今季2度目となる連勝を逃した。

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横浜F・マリノス 2017マッチレポート | 5月20日 vs 仙台

こけまりログ

2017/05/19 【スタジアム観戦情報まとめ】2017/5/20(土)14:00 J1リーグ 第12節 横浜F・マリノスvs.ベガルタ仙台@日産スタジアム

2017/05/20 今週の「横浜駅みなみ西口」のプロモーションポスターまとめ(第12節 ベガルタ仙台戦)
 
 

今週の他会場など


 
 

 
 

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