Yokohama F.Marinos 1-0 Sanfrecce Hiroshima
中澤選手の今シーズン初得点が決勝点に!
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— 横浜F・マリノス【公式】 (@prompt_fmarinos) 2017年4月16日
アンカー(目次)
1.横浜F・マリノスオフィシャルサイト
2.Jリーグ.jp
3.Twitter / Istagram
4.YouTube
5.Webニュースログ
6.今週の他会場など
横浜F・マリノス オフィシャルサイト
2017 明治安田J1 第7節 vs サンフレッチェ広島 試合レポート
監督コメント
エリク モンバエルツ 監督
「前半と後半で、違ったゲーム内容になりました。前半は、ある程度ポゼッションができていました。ただ、もっと中でプレーをコントロールしたかったという点はあるのですけれども…。でも、得点はセットプレーからの良い得点でした。
後半は、少し下がって守備の方を意識しました。そしてカウンターなどから何度かチャンスがあったのですが、2点目を決め切れませんでした。
ただ、連勝できたという結果は喜びたいと思います」質問:後半の、二人の選手交代の狙いを教えてください。
「まず後半最初の選手交代ですが、守備の面で広島にインサイドを突かれていて、そこからコンビネーションを使われていたので、そのスペースを消すために扇原を投入しました。
そして伊藤に関しては、ダイレクトなボール、長いボールなどで前でボールをキープする狙いでした」質問:1点を守り切った守備についての評価は?
「今日の守備については、選手たちを称えたいと思います。チームとしての守備を機能させることができたと思います。
特に左サイドからのクロスに対してのゴール前の対応において、効果的な守備を見せてくれました」
選手コメント
ミロシュ デゲネク
「今日、自分たちの内容は良くなかったです。
しかし、内容が悪くても勝ちは勝ちです。勝つことが大事。勝って次につなげることが大切だと思います」
喜田 拓也
「今日の勝利は、チームとして良い内容とはいえなかったかもしれない。でもリーグ34試合の中で、セットプレー1本で1-0で勝つ試合も、絶対に大事だと思う。
内容が自分たちの思いどおりにいかないときこそ、ガマン強く辛抱強く戦って、勝点を積み重ねることが絶対に大事。そういう意味で、勝てたことは良かったと思います。
また次に向けて、自分たちのサッカーを出すための準備と、勝つための準備を並行しながら行っていきたいと思う」
金井 貢史
「やっとです! 俺が出て、初めて無失点で勝てました。札幌戦は出ていないので。ずっと、これを求めていたから嬉しいですね。
内容的には決して良くはなかったけど、勝ち続けていけば自信になる。広島にはずっと勝っていなかったし。アウェイに今日も多くの人が来てくれて、勝って気持ち良く帰ってもらえると思います。
試合前に僕のチャントを歌ってくれて、嬉しかった。あれはユースのときのものですけど、これからも歌ってもらえるように、チャントをちゃんと聴けるように、これからも頑張ります!」
—
gogogogo金井
gogogogo金井
駆け抜けろ自由に
金井貢史 金井貢史
見せろ熱き想い— ひろあき (@hiro_aki_tter2) 2017年4月16日
長いとか難しいとかあるかもしれませんが、それも含めて本人が希望してくれてのユースの頃歌ってた曲をやります! pic.twitter.com/PWOtGr9QQV
— ひろあき (@hiro_aki_tter2) 2017年4月16日
Jリーグ.jp
広島vs横浜FMの試合結果・データ(明治安田生命J1リーグ:2017年4月16日)
├ 入場者数 12,651人
└ フォトギャラリー
選手コメント
[ 天野 純 ]
--アシストについて。
あのボールは狙い通り。足に厚く当てるとか、球種を増やしている。セットプレーで点を取れればこういう試合が増える。マリノスにはセットプレーという武器があるということを見せられて良かった。あそこに(中澤)佑二さんがいるのは分かっていた。後半途中からはトップ下になった。ダビ(ダビド バブンスキー)が疲れてきて、相手のボランチの6番と28番を捕まえ切れなくなっていた。自分が高い位置に上がって相手のプレーを限定させる狙いだったと思う。リードしていたので、そのまま逃げ切ろうというメッセージかなと考えてプレーした。でも今日は勝っただけ。内容としては自分たちがやりたいサッカーはほとんどできなかった。
[ 中澤 佑二 ]
勝っただけ。いい形で点を取れたのでそのままマリノスペースで戦いたかったけど、広島は守備のときに思ったより出てこなかった。そのあたりで戦いにくい部分があった。前半から耐えていて、ポストに当たったシュートや、エリア付近から打たれたシュートもあった。打たせているのではなく打たれていた。強いチームは1-0で勝っている中でカウンターから2点目のチャンスを狙っている。ウチのカウンターは単発だった。--得点について。
いいボールが来た。(天野)純がしっかり見てくれていた。でも金井(貢史)もフリーだったみたいなので、たまたまフリーの僕が決めたということ。
Twitter / Istagram
勝ち。
広島まで応援ありがとうございました。 pic.twitter.com/0WmqevVZv3— 齋藤 学 (@manabu0037) 2017年4月16日
30 – 広島は横浜FM(横浜マリノス時代を含む)に通算30回負けている。現在J1に所属しているチームの中で、特定のチームに対する負け数としては最多である。天敵。 pic.twitter.com/hQKoPBBcmF
— OptaJiro (@OptaJiro) 2017年4月16日
90 – 広島は横浜FMに対して通算90失点している。今まで対峙したJ1の相手で最も多い失点数。弱点。
— OptaJiro (@OptaJiro) 2017年4月16日
0 – ウーゴ・ヴィエイラとマルティノスは、広島戦で共にプレーしていた83分間で1度もパスを交わすことがなかった。外交対策の問題。
— OptaJiro (@OptaJiro) 2017年4月16日
YouTube
2017 明治安田生命J1リーグ 第7節 vs.サンフレッチェ広島 ハイライト動画
ネットニュース・Weblog
スポーツニッポン
横浜、中沢の今季初ゴールで1―0勝利 “天敵”広島から3年ぶり白星
横浜はDF中沢の今季初ゴールが決勝点になった。前半4分、「良いボールがきた。純がよく見てくれていた」とMF天野のFKに走り込みながら右足でダイレクトに合わせた。
昨季まで2年で1分け3敗と苦手の広島を相手に3年ぶりの勝利。アウェーでの勝利も今季初めてで、立役者は「次は頭で(点を)取りたいね」と笑みを浮かべた。だが、攻め込まれる場面も多かっただけに「良い形で2点目を取ることができなかった」と気を引き締めた。
ニッカンスポーツ
横浜F・マリノスはDF中沢佑二(39)が挙げた1点を守り抜いた。
開始4分に天野の左FKを右足で合わせて先制し、再三攻め込まれても集中して耐えた。
相手の倍以上のシュート19本を放ったサンフレッチェ広島は、高橋のヘディングが枠に嫌われるなど、1点が遠かった。
サンケイスポーツ
横浜Mが1点を守り切り連勝!中澤が天野の絶妙FKをダイレクトに決める
明治安田J1第7節(16日、広島0-1横浜M、Eスタ)横浜Mが元日本代表DF中澤佑二(39)のゴールを守り切り連勝。中澤を中心としたDF陣が広島の猛攻に耐えて、今季アウェー初勝利となった。
横浜Mの決勝点は得意のセットプレーからだった。前半4分、MF天野の絶妙なフリーキックを中澤が豪快に右足でダイレクトに決めた。前半終了間際にDF松原がけがで退くアクシデント。代わりにDF新井がピッチに入った。
後半に入ると横浜Mは防戦一方に。広島のFW工藤、MFアンデルソンロペス、柏らに何度も好機を作られたが中澤を中心に、豪州代表デゲネク、新井、金井のDF陣が体を張って守った。シュートを22本も浴びたが、最後までゴールを与えなかった。
広島の猛攻を耐え切ると、試合終了のホイッスルと同時にすべての力を出し切ったのか主将の斎藤学はピッチに倒れた。今シーズン初得点とはならなかったが、主将がピッチ内で奮迅の活躍。試合中にはチームメイトに声をかけ、指示や鼓舞を繰り返していた。
決勝点の中澤は「いい形で点が取れたので結果だけみたら良かったですけど、90分通して振り返ると広島の方が良いサッカーをしていた。攻撃のところで良い形でシュートというのが少なかった」と勝利にも厳しいコメント。一方で「1-0で勝てるっていうのはDFとしてはうれしい」と話した。
モンバエルツ監督が守備陣に対し、一番の賛辞を送り「今日は守備のみんなが良くやったと思います。相手のセンタリングに対しての守備をしっかりやってくれた。2点目を取れるチャンスがあったけれど、そこを取れていればもっと楽だったと思います」と試合を振り返った。
横浜M・中沢、連勝に導く「いい球が来たので。たまたま僕が決めた」
明治安田J1第7節(16日、広島0-1横浜M、Eスタ)39歳の中沢が横浜Mを2連勝に導いた。前半4分、左からのFKで天野がGKとDFの間に絶妙な球を供給。フリーの中沢が右足を投げ出しながら合わせてゴールネットを揺らした。「いい球が来たので。たまたま僕が決めた」と今季初得点に頬を緩めた。
過去3季連続フル出場の鉄人は今季も健在ぶりを示しており、この日は本職の守備でも体を張った。広島の猛攻を最後まではね返し、自らが挙げた1点を守り切った。「セットプレーからいい得点だった。連勝できた結果を喜びたい」とモンバエルツ監督も上機嫌だった。
横浜M・斎藤
「ゲームの運び方がまだ僕らのチームはうまくいかない」
スポーツ報知
【横浜M】中沢がマリノス通算30点目のメモリアル弾!4位に浮上
横浜Mは、DF中沢佑二(39)の決勝点で広島に1―0で粘り勝ち。2連勝で首位浦和と勝ち点3差の4位に浮上した。
前半4分、MF天野純(25)がゴール左から供給したFKを、中沢がファーサイドで滑り込みながら右足で合わせた。中沢は「いい球が来たので。たまたま僕が決めた」と今季3アシスト目の天野をたたえた。
日本代表でDF最多の17点(2位は吉田麻也=サウサンプトン=の10点)を記録したベテランの今季初ゴール。中沢のリーグ戦の得点は昨年10月29日のアウェー鳥栖戦以来。2002年に東京Vから加入後、マリノスでのリーグ戦通算30ゴール目のメモリアル弾となった。
広島に19本のシュートを浴びるなど苦戦を強いられた。中央突破を幾度となく許し、後半途中からは負傷交代したDF松原健(24)に代わって右サイドバックで出場したDF新井一耀(23)が徹底的に狙われた。だが中沢とDFミロシュ・デゲネク(22)のセンターバックコンビが効果的なカバーリングと寄せを幾度となく発揮し失点を許さず。エリク・モンバエルツ監督(61)も「守備は本当によくやったと思う。特にクロスへの対応がよかった」と満足げに語った。無失点試合は第2節の札幌戦以来、今季2試合目。
ここまで攻撃を牽引してきたMF斎藤学(27)、MFダビド・バブンスキー(23)が相手のマークに苦しみ低い位置でボールを受けざるを得ない場面が目立ち、攻撃の組み立てに苦戦。中沢も「90分通して考えると広島のほうが良いサッカーをしていた」と語ったが、敵地で貴重な勝ち点3を手にした。
次戦は22日、今節で首位の神戸を後半ロスタイム弾で破り勢いに乗る柏と敵地で対戦する。
サッカーキング
横浜FM、中澤佑二の今季初ゴールで勝利…広島は猛攻実らず連勝逃す
2017明治安田生命J1リーグ第7節が16日に行われ、サンフレッチェ広島と横浜F・マリノスが対戦した。
試合は早い時間に動く。4分、左サイドでFKを得た横浜FMは天野純が左足で鋭いクロスを供給。このボールに中澤佑二が右足ダイレクトで合わせ、先制ゴールが決まった。1点を追う広島は38分、左からのクロスにファーサイドの高橋壮也がヘディングで合わせたが、シュートは惜しくも左ポストを叩いた。
後半は広島が試合の主導権を握り同点ゴールを目指したが、なかなかゴールを奪うことができない。一方、突き放したい横浜FMも67分に天野が放ったシュートがポストに嫌われるなど、2点目を奪うには至らない。
広島は終盤も猛攻を続けたが決定力を欠き、最後まで横浜FMのゴールを破ることができない。結局試合はこのままタイムアップを迎え、1-0で勝利を収めた横浜FMが2連勝を飾った。
次節、広島は22日にホームでベガルタ仙台と、横浜FMは同日にアウェイで柏レイソルと対戦する。
内容に不満も…決勝ゴールの中澤佑二、完封勝利は「DFとして嬉しい」
2017明治安田生命J1リーグ第7節が16日に行われ、横浜F・マリノスはアウェイでサンフレッチェ広島に1-0で競り勝った。
横浜FMは開始4分、左サイドからのFKに中澤佑二が右足ダイレクトで合わせて先制。その後は押し込まれる展開となったが、最後まで守り切り、完封勝利を収めた。
今季初得点が決勝ゴールとなった中澤は試合後のインタビューで、「いい形で点が取れたので結果だけ見ると良かったけど、90分通したら広島の方がいいサッカーをしていました」とコメント。
続けて、「1-0で勝てるということはDFとしては嬉しいですし、そのために日々練習しているので、結果だけ受け止めて、内容に関しては反省してまたトレーニングに励めればと思います」と、無失点での勝利を喜びつつ、反省を口にした。
次節は22日にアウェイで柏レイソルと対戦する。
サッカーダイジェスト
【J1採点&寸評】広島 0-1 横浜|決勝点&無失点を演出した中澤がMOM。敗れた広島は内容で上回るも…※一部抜粋
【チーム採点・寸評】
広島 6
序盤に一瞬の隙を突かれて失点も、その後はほぼペースを握る展開。相手に持たせても、マイボールにしても、自分たちのリズムでゲームを進めることはできていた。チームの完成度と内容では横浜を大きく上回ったが、決定力が足りず完封負け。今季ホーム初勝利はまたしてもお預けに。横浜 6
セットプレーから幸先良く先制。その後はポゼッションを高めるも、中盤での相手の寄せが厳しくなると“逃げ”のパスが頻発し、徐々に劣勢に。後半はさらに押し込まれて、いつ失点しても不思議ではない状態だったが、チーム全員が身体を張って耐え抜いてみせる。内容は完敗だったが、勝点3は掴み取った。【横浜|採点・寸評】
GK
21 飯倉大樹 6
最終ラインでのボール回しが詰まりそうになれば、すぐにサポート。正確なキックは相変わらずで、枠に飛ばされるシュートも落ち着いてセーブした。DF
27 松原 健 6(45+4分OUT)
相手との接触を怖がらずクロスをクリアも、そのプレーで負傷。しばらくピッチに立ったものの、前半終了間際にタンカで運び出されて無念の途中交代。MAN OF THE MATCH
22 中澤佑二 7
天野のFKをボレーで合わせて、今季初得点が貴重な決勝点に。相手のCF工藤と激しくやり合いながらも仕事をさせず、堅牢なディフェンスで相手の猛攻を何度も撥ね返し、完封勝利に大きく貢献した。34 ミロシュ・デゲネク 6
危ない場面で足を滑らせて、ヒヤリとさせる場面もあったが、それ以外は及第点のパフォーマンス。65分の相手のカウンターでA・ロペスのシュートをブロックしたプレーは見事だった。13 金井貢史 5.5
高橋の突破には粘り強い守備を見せ、ゲームの流れに応じて攻守の配分を考えたポジショニングが光る。ただし、タッチライン際でのミスが散見したのは残念だった。MF
5 喜田拓也 5.5
機を見て相手陣内に侵入し、攻撃に圧力をかける一方、中盤のプレスがキツくなると、効果的なパスをなかなか出せず。攻撃面でやや物足りなかった。14 天野 純 6.5
FKから中澤の決勝点をアシスト。精力的に動きながらボールの流れを良くしようと奮闘し、後半途中からはトップ下に入り、高い位置からの守備を精力的にこなした。20 マルティノス 5.5
対面の清水に手を焼いたか。強気な仕掛けも、流れを切るミスはいただけない。素早い切り替えでスペースに飛び出す動きは良かったが。33 ダビド・バブンスキー 5(62分OUT)
中央の狭いエリアの中で上手くパスを引き出せず、前半は存在感を示せなかった。後半は守備に終われる時間が長く、活躍できないままピッチを後にした。10 齋藤 学 6
持ち前のドリブルで切り崩そうとしたが、やや強引さが目立った。とはいえ、終了間際には何度か決定的なチャンスに絡むなど、最低限の働きは見せた。FW
7 ウーゴ・ヴィエイラ 5
ボールを収められず、前線の起点としては低調な働きぶり。放ったシュートはわずかに1本。CFとして迫力不足は否めなかった。交代出場
DF
15 新井一耀 5.5(45+4分IN)
松原の負傷交代で急きょ、出場。右SBに入る。1対1であっさりとかわされたり、ピンチを招くパスミスは減点材料だが、最後まで闘争心を見せた粘り強い守備は評価したい。MF
6 扇原貴宏 6(62分IN)
バブンスキーとの交代だが、ボランチに入り、中盤の守備に安定感をもたらすプレーを披露。高さでも頼りになった。FW
16 伊藤 翔 ―(84分IN)
限られた出場時間のなか、少ないチャンスでシュートまで持ち込むも決められず。前線から懸命な守備を見せ、クローザー役を全うした。監督
エリク・モンバエルツ 6
松原の負傷交代というアクシデントはあったが、適時に扇原、伊藤を投入し、今季初のアウェーゲーム勝利。ただし、後半の劣勢を押し返す策が足りなかったか。取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
【横浜】自ら奪った1点を守り切る。殊勲の中澤佑二だが「勝っただけ」と手厳しい一言
開始早々、天野のFKに完璧に合わせてみせた。
「良いボールが来たんで。純がしっかりと見ていてくれた。(自身の後ろにいた)金井もフリーだったらしくて、たまたま僕が決めただけ」
得意のヘッドではなく、右足のボレーでのシュート。「最近はけっこう足のほうが多い。まあ、頭で取れればいいですけど。次は頭で」と、ヘディングでのゴールに意欲を見せる。
中澤佑二の今季初得点が、勝利を呼び込む決勝点になったが、本職の守備でも魅せた。終始、押し込まれる展開のなか、背番号22は最後まで身体を張ったディフェンスで広島の猛攻を撥ね返した。
伝統の堅守を見せつける勝点3だった。もっとも、中澤は反省を口にする。
「前半から耐えた。ポストに当てられているし、ペナルティエリアのちょっと外あたりから何回も打たれている。シュートまで持っていかれているのが良くない」
攻撃面での課題も挙げる。
「強いチームは1-0で勝つ。ただ、しっかりとカウンターを狙える時は狙うよっていうところがある。何回か良い形で抜け出してはいるけど、シュートまで行けていない。(アディショナルタイムに)学がアシストしかけたプレーもあったように、ああいう形をもっと出せれば、相手も前掛かりにはなれないと思う。カウンターで相手を下がらせたい」
攻守両面で問題点を指摘した中澤は、試合を総評して「勝っただけ」と手厳しい。自ら奪った1点を守り切ってみせる。誰もが認める勝利の殊勲者は、その活躍についても「ラッキーでした」と一切慢心せず、柔らかい笑顔を見せるだけだった。
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
【横浜】「これからの事を考えれば…」中澤が広島戦の勝利を喜べない理由
ご機嫌を伺うような質問は、すぐさま見抜く。「押し込まれていたが、慌てていなかったですよね?」と投げかけると、中澤佑二は一喝した。
「慌てていますよ! シュートを打たれているし、けっこう枠に飛ばされているからね」
シュートの数は、横浜の9本に対し、広島は19本。2倍以上の数字が、守備陣としてどれだけ苦しめられたかを物語る。
「打たせているわけじゃない。打たれちゃっているだけ。良くない。本当はもっと良い形で終われれば良かったけど」
とはいえ、内容よりも重視される勝点3は得た。それも自らのゴールで。開始早々の4分、天野純のFKを右足のボレーで合わせてネットを揺らす。その1点をDF陣の要として最後まで守り抜いた。
「今はチームとして結果を求めているので。結果だけを見れば良いと思いますけど」
逆転されるより、追いつかれるより、勝利で終われるにこしたことはない。だが、中澤は「それで満足しちゃいけない」と気を引き締める。
「これからのチームのことを考えれば、もっともっと良い形でゲームを運びたい。それが強いチームになるためにやるべきこと。勝ったからこそ、満足せずに向上していきたい」
試合を振り返れば「勝っただけ」。決勝点&無失点の活躍については「ラッキーでした」。
ストイックな姿勢は相変わらずだ。敵地で難敵を下して掴んだ勝利に浮かれることなく、中澤はまた走り出す。
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
ゲキサカ
中澤の今季初ゴールで横浜FMが連勝飾る、広島は今季5敗目で17位転落
横浜F・マリノスはアウェーでサンフレッチェ広島に1-0で競り勝ち、今季2度目の2連勝を飾った。前節のG大阪戦(1-0)で今季初勝利を挙げた広島だが、連勝ならず、今季ホーム初勝利も逃している。
横浜FMは前半4分、左サイドでFKを獲得すると、MF天野純が左足でゴール前にピンポイントクロス。ファーサイドに飛び込んだDF中澤佑二が右足ボレーで合わせ、先制点を奪った。
中澤の今季初ゴールで立ち上がりに均衡を破ったが、広島も反撃に出る。前半24分、PA内左の深い位置まで進入したMFフェリペ・シウバのクロスにMFアンデルソン・ロペスが頭で合わせるが、クロスバーの上へ。同38分には左クロスに合わせたMF高橋壮也のヘディングシュートが左ポストを直撃した。
広島は前半アディショナルタイムにもMF清水航平の左クロスからセカンドボールをMF柴崎晃誠が左足ミドルで狙うもGKの正面。1点ビハインドで折り返した後半立ち上がりはさらに攻勢に出たが、後半3分、フェリペ・シウバのドリブル突破から横パスを受けたアンデルソン・ロペスの左足ミドルも枠を捉えられなかった。
後半11分にはフェリペ・シウバに代えてMF青山敏弘を投入。柴崎がボランチから2シャドーの一角にポジションを上げると、同15分にFW工藤壮人のスルーパスに反応した柴崎が右足を振り抜いたが、これもゴール右に外れた。
再三の同点機を生かせない広島に対し、横浜FMもなかなか追加点を奪えない。後半22分、スルーパスに抜け出した天野がPA内右から利き足とは反対の右足でシュートを打ったが、左ポストを直撃。跳ね返りに詰めたFWウーゴ・ヴィエイラのシュートも大きくクロスバーを越えた。同24分には右サイドからドリブルで切れ込んだMFマルティノスのシュートがPA内でMF丸谷拓也の手に当たったように見えたが、主審の笛は鳴らなかった。
勝利を決定づける2点目を取り切れない横浜FMだったが、広島も後半38分、青山の右足ミドルがGK飯倉大樹に阻まれるなど最後まで1点が遠かった。広島は今季4度目の零封負け。今季7試合目で早くも5敗目を喫し、順位も新潟に抜かれて17位に後退した。
中澤の今季初ゴールで横浜FMが2連勝!広島は今季わずか3得点で17位に…(12枚)
Football LAB 〜サッカーをデータで楽しむ〜
横浜F・マリノス 2017マッチレポート | 4月16日 vs 広島 | Football LAB
こけまりログ
2017/4/15 【スタジアム観戦情報まとめ】2017/4/16(日)17:00 J1リーグ 第7節 サンフレッチェ広島F.C.vs.横浜F・マリノス@エディオンスタジアム広島
今週の他会場など
Jリーグ – J1日程 第7節 – スポーツナビ https://t.co/qoUxLmvNXb pic.twitter.com/iRS0hkU18h
— ろこ@横浜F・マリノス系ブログ・こけまり (@kokemari) 2017年4月16日
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