【試合結果まとめ(0△0)】2016/7/30(土)19:00 J1リーグ 2ndステージ 第6節 横浜F・マリノスvs.名古屋グランパス@日産スタジアム


アンカー(目次)

1.横浜F・マリノスオフィシャルサイト
2.Jリーグ.jp
3.Twitter / Istagram
4.YouTube
5.Webニュースログ
6.今週の他会場など


横浜F・マリノス オフィシャルサイト

2016 明治安田J1 2ndステージ第6節 横浜F・マリノスvs名古屋グランパス

監督コメント

エリク モンバエルツ 監督
「総括はシンプルです。我々がボールをたくさん支配して、相手の陣内でたくさんポゼッションしたゲームだったと思います。チャンスもたくさんつくっていました。
ただ残念ながら、特にサイドで差をつくることができませんでした。
しかし、選手は最後まで1点を取りにいって全力を出してくれましたので、その姿勢には、本当に選手を称えたいと思います。勝点1を取れたことを、ポジティブに受け止めたいと思います」

質問:今回、前回と違って名古屋は3バックをとってきましたが、実際戦ってみて、どういう印象を持ちましたか?
「3人というよりも、後ろは5人だったと思います。そして5プラス、中盤のラインの4人が守備に入っていました。もしくはチーム全員11人で守備を固めてきた、そういう戦いだったと思います。
ですので、このような堅い守備を崩すには、ボールを展開するスピードが必要でした。そこがちょっと我々には足りなかったと思います。
そしてあとは、サイドで差を生み出せるかと思っていたのですが、そこはちょっと機能がまだ足りなかったと思います。ただ我々はチャンスはたくさんつくっていましたので、名古屋が良かったというよりも、我々がそこで、もう少し機能させるところができなかったというゲームだったと思います」

質問:中村選手がいなかった影響は、大きかったでしょうか?
「これは想像でしかわからないのですが、おそらく彼はパスのクオリティーでチームに貢献することであったり、スピードアップするプレー、もしくは裏を取れるプレーなどでプラスになった可能性はあります。
ただ、名古屋は低い守備ブロックを敷いてきましたので、それらは簡単なことではないと思います。
あともう一つはセットプレーですね。そこでも俊輔の影響はあったかもしれません」

質問:右サイドは機能したと思いますが、もう少しマルティノスのクロスの精度が高かったらというシーンが多かったと思います。その点については?
「まず私は、物事をポジティブに見たいと思います。マルティノスも学も含めて、両サイドは今日、非常に良く走って、チームのために走ってプレーをしてくれたと思います。
そして、その正確性・精度を欠いた原因ですけれども、一つには疲労がたまってくると正確さを最後まで保つのは難しいと思います。
あともう一つは、名古屋が非常に守備を固めてきましたので、その中で、もう少しサイドバックとの関わりの中でサイドの攻撃をしていくということが必要ではないかと思います。サイドハーフの彼らだけではなくて、サイドバックとの兼ね合いで、協力のもとで崩す、そういうことが必要だと思います。私は、個人よりもコレクティブなところを考えていきたいと思っています」

選手コメント

ファビオ
「チームとしては上位を狙っているので、引き分けですが、良くない結果でした。
ただ内容としては、悪くありませんでした。試合終了までチームとして戦えたことは、誇っていいと思います。これからも、しっかり勝利のことだけを考えていきたいと思います」

小林 祐三
「相手を崩せた部分もあったし、そうでなかった部分もあったといえる試合でした。
点が入る可能性がまったくなかったかといえば、そうではないと思う。もうちょっと、気の利いたプレーや質を高めることができれば、取れたかもしれない。
いずれにしろ、勝たなきゃいけない試合を、勝てなかったのは間違いない

中澤 佑二
「今日は、F・マリノスの生命線である、両ウイングによる効果的な攻撃ができなかった。人数をかけて守られると、そこからのアイデアが少ないかなと感じる。
攻撃の引き出しを、チームとしてもっと増やさなきゃいけない」

Jリーグ.jp

横浜FMvs名古屋の試合結果・データ(明治安田生命J1リーグ:2016年7月30日)
 ├ 入場者数 25,772人
 └ フォトギャラリー

選手コメント

[ 喜田 拓也 ]
あれだけ引かれると難しい部分はある。自分とマチくん(中町 公祐)のところから縦パスを狙ったけど、それができない時は徹底的にサイドに展開していく狙いだった。勝てた試合だと思うけど、今それをどうこう言っても仕方ない。それでも僕たちは前へ進むしかない。こういう結果だからこそ、結束して前へ進みたい。

--後半のチャンスについて?
スペースがぽっかり空いていて、逆に考える時間があった。(齋藤)学くんがあの形からカットインするのは分かっていたし、そのときにサポートに入ることはいつも考えている。シュートは力んだ。

[ 富樫 敬真 ]
できるだけダイアゴナルに走ってスペースを作って、クロスに対してはニアに入ってファーを空けることを考えていた。

個人的には2回くらいチャンスがあって、それを決められなかったことを反省しないといけない。ヘディングシュートはカイケがタイミングを外してCKを蹴ってくれて、自分にはマークが付いていない状態だった。ボールの当てどころの問題だった。今日はどう見てもうちが押し込んでいたので、勝たなければいけない試合だった。

でも、2ndステージに入って負けていない。それをポジティブにとらえたい。うちよりも上位のチームがずっとうまくいくとは限らない。とにかく勝って流れを取り戻したい。

[ 榎本 哲也 ]
ここは勝たなければいけないところ。相手はずっと勝っていないので必死に戦ってくる。それでも勝ちたい試合だった。守備陣として、やるべきことはやっていた。シモビッチをしっかり抑えて、2シャドーもケアできていた。前の選手はしっかりボールを追い掛けてくれたし、本当に最後のところを決めるだけだった。

あの3連勝がなんだったのかと言われないようにしないといけない。でも、6試合負けなしでいることをポジティブに考えるのも大事なこと。上には上がいるので満足はしないけど、ネガティブに考えて自分たちで崩れていくのはもったいない。

 
 

Twitter / Istagram


 
 

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【ハイライト】横浜F・マリノス×名古屋グランパス「2016 J1リーグ 2nd 第6節」
 
  

ネットニュース・Weblog

スポーツニッポン

横浜、6戦ぶりの無得点 敵守備崩せずフニッシュ精度欠く

 横浜は最後まで相手の守備的5バックを崩せなかった。司令塔の中村を左足甲の打撲で欠き、従来の4―2―3―1からトップ下を置かない4―4―2に変更して臨んだ一戦。シュート15本を放つもフィニッシュの精度を欠き、6戦ぶりの無得点に終わった。

 縦突破で再三の好機をつくった斎藤は「前に行く姿勢、守備への切り替え、ポゼッション…ラストの部分以外、質は高かった。ポジティブに捉えたい。次が大事」。第2ステージは3連勝の後、3戦連続引き分けとなった。

ニッカンスポーツ

横浜ホームで△、名古屋14戦勝ちなし/横-名6節

 横浜はホームで名古屋に引き分けた。

 前半は両チームとも決め手を欠き、無得点だった。横浜はMF中村俊輔を左足甲の負傷で欠場。3試合ぶりにFW富樫敬真を先発させて4-4-2の布陣で挑んだ。前半31分、FWカイケがペナルティーエリア手前からシュートを放つも相手GKに防がれた。

 名古屋は13戦勝ちなしと厳しい状況。3日間非公開練習にして入念に対策を練った。今季初の3バックを採用。守備では最終ラインを5枚にし、横浜のスピードあるドリブル攻撃を封じた。前半22分には、DF安田理大のクロスにFWシモビッチが頭で合わせたが、枠を外した。

 後半も0-0のまま時間だけが過ぎた。横浜は同5分に右CKからFW富樫がヘディングシュートもバーの上へ。同8分には、MF斎藤学からパスを受けたMFマルティノスが好機を得るも決めきれず。

 名古屋も同23分、MF永井謙佑が左サイドからシュートを放つもGKの好セーブに遭った。

横浜3戦連続ドロー「勝たなきゃいけない試合」富樫

 横浜はホームで名古屋に引き分けた。

 敵陣へ押し込む時間が長かったが、ゴール前での精彩を欠いた。後半5分に右CKからFW富樫敬真(22)がヘディングシュートはバーの上へ。同8分にも、MF斎藤学(26)からパスを受けたMFマルティノス(25)が好機を得るも決めきれず。シュートは名古屋の8本に対し、15本と圧倒したが1点が遠かった。

 これで3戦引き分けが続き、優勝争いからは1歩後退。富樫は「どう見てもチームがずっと押し込んでて、勝たなきゃいけない試合だった。この結果を受け止めて、まだ負けていないことをポジティブに考えて、次勝ってもう1度、第2S開幕の様な良い流れに乗れたら」と切り替えた。

サンケイスポーツ

俊輔不在の横浜M、ゴール奪えず 斎藤「自分たちの質の問題」

 明治安田J1第2ステージ第6節(30日、横浜M0-0名古屋、日産ス)横浜Mは左足甲を痛めている中村を欠き、1点が奪えなかった。クロスやラストパス、シュートが雑で、ドリブルで何度か打開を図った斎藤は「点を取れないのは、自分たちの質の問題」とため息を漏らした。

 後半5分、右CKを頭で合わせながら枠を外した富樫は「ボールの当てどころがずれた」と顔をしかめた。相手が守備ラインに5人を並べ、スペースがない中、急所を突くパスがなければセットプレーの威力も半減する。シュート15本が実らず、ホームにブーイングが響いた。

スポーツ報知

【横浜M】シュート15本猛攻実らず3戦連続ドロー

 ◆明治安田生命Jリーグ J1第2ステージ第6節 横浜M0―0名古屋(30日・日産スタジアム)

 横浜Mはシュート15本の猛攻も実らずスコアレスドロー。左足甲を負傷したMF中村の欠場が痛かった。

 MF斎藤は「ポジティブに捉えていいと思う。上にいくためのきっかけの一つになれば」と試合を通じて押し込んだ点を評価した。第2ステージは3連勝の後、3連続引き分け。試合後はブーイングも出たが、斎藤は「一体感のある戦いをしたいので、後押ししてもらいたい」と呼びかけた。

サッカーキング

横浜FM、名古屋の守備を崩し切れず…3戦連続ドローで優勝争いから一歩後退

 2016明治安田生命J1リーグ・セカンドステージ第6節が30日に行われ、横浜F・マリノスと名古屋グランパスが対戦した。

 横浜FMはセカンドステージに入って3勝2分けと無敗を維持。ここ2試合はドローに終わっているものの、首位に立つ川崎フロンターレとの勝ち点差はわずかに「2」と、ステージ優勝を狙える位置につけているだけに、3試合ぶりの白星を掴みたい。対する名古屋は13試合勝ちがなく、セカンドステージ最下位、年間順位でも17位と苦しんでいる。クラブは小倉隆史監督の続投を強調しているが、サポーターのためにもなんとか結果がほしいところだ。

 ホームの横浜FMは9分、右サイドでボールを持ったマルティノスがカットインから左足で狙ったが、シュートはGKの正面に飛んだ。さらに21分、浮き玉のパスでディフェンスラインの裏に抜け出した富樫敬真がエリア内左から左足でシュートを放つ。しかしここもGKにキャッチされてしまった。

 43分にはセットプレーのこぼれ球をつなぐと、右からのクロスがエリア内左でフリーとなったカイケのもとへ渡る。しかしうまくコントロールすることができず、得点には繋げられなかった。このままスコアレスで前半を折り返す。

 後半に入り63分、名古屋は永井謙佑がシモビッチをのコンビネーションでエリア内左に侵入。左足でシュートを狙ったが、ここはDFのブロックに阻まれた。

 横浜FMは85分、齋藤学がエリア手前右から右足ミドルを放ったが、DFに当たったシュートは枠の上に外れてしまう。88分には右サイドからマルティノスがクロスを入れると、DFに当たったボールがゴール方向へ飛んだが、枠の左に逸れた。

 さらに後半アディショナルタイム3分には右からのクロスがエリア内左でフリーとなっていた金井貢史のもとへ渡ったが、胸トラップから右足で放ったシュートはわずかにゴール左へ外れた。

 試合は結局このままスコアレスで終了。横浜FMは3試合連続のドローとなり、優勝争いから一歩後退。名古屋は14試合白星なしとなったが、無失点に抑えて勝ち点1を獲得した。

 次節、横浜FMは8月6日に柏レイソルと、名古屋は同日にサンフレッチェ広島とそれぞれ敵地で対戦する。

【スコア】
横浜F・マリノス 0-0 名古屋グランパス

サッカーダイジェスト

3バックに変更の名古屋が横浜とドロー。小倉監督は「守備を計算しないと勝点拾っていけない」

 残留争いで厳しい状況にある名古屋が、システムを変更して臨み、なんとか勝点1という収穫を得た。

 試合内容は低調だった。守りに注力する名古屋に対し、そのブロックを打破しきれない横浜。ともにゴールを奪い切る力強さに欠けた。

 降格圏内の17位に沈む名古屋は従来の4バックから3バックに変更。小倉監督は「セカンドに入って5試合で10失点。守備を計算しないと勝点を拾っていけない。前節の甲府戦の後に選手と話し合って決断した」と内情を明かした。

 3バックとはいえ、低い位置にブロックを構えただけに、実質的には5バック気味で、横浜のモンバエルツ監督に「相手が低い位置でブロックを作ったためにスペースがなかった」と言わしめた。

 効果的な縦への攻撃は少なかったが、小倉監督はまずは無失点で抑えたことを評価。「第2ステージ好調の横浜を相手に勝点1を取れたのはポジティブに捉えたい」と語った。しかし、名古屋は依然14戦勝ちなしと厳しい状況に変わりはない。

 一方、横浜はボール支配こそ大きく上回ったものの、攻撃のスピードが上がらず、横パスを回させられる場面が目立った。シュートも名古屋の倍近くとなる15本を放ったものの、ゴールネットは揺らせず。中村が欠場だったことを問われた指揮官は、「最後の局面に影響があったかもしれない」と振り返った。横浜は第2ステージで5位に順位を落としている。

【J1採点&寸評】横浜×名古屋|新布陣導入の名古屋が勝点1をゲット。守備陣が横浜の猛攻に耐える※一部抜粋

【チーム採点・寸評】
横浜 5.5
チャンスを作るも、名古屋の守備的システムの前にゴールを奪えず。守備は安定していただけに悔しいドローとなった。

【横浜|採点・寸評】
GK
1 榎本哲也 6
ピンチらしいピンチがないなか、67分の永井のシュートは落ち着いてキャッチ。守護神としての仕事はこなした。

DF
13 小林祐三 6
前半は安田とのマッチアップで後手を踏み、クロスを許すシーンが散見された。後半は的確に相手のカウンターを潰した。

22 中澤佑二 6.5
シモビッチとの激しいバトルでは一歩も引かず、長身FWの進攻を食い止めた。名古屋攻撃陣に対して高い壁であり続けた。

5 ファビオ 6
34分には駆け上がってきた明神をしっかりマークし、クロスをクリア。セットプレー時にはハイボールをよく撥ね返した。

24 金井貢史 6
前半は抑え気味も、後半は高い位置をキープ。ディフェンス面でも穴はなかった。

MF
28 喜田拓也 6
最終ラインに落ちてボール回しに参加し、リズムを作った。一方で黒子役に徹しただけにインパクトのあるプレーは少なかった。

8 中町公祐 5.5
中盤でパスを散らしたが、決定機を生み出せず。終了間際に放ったヘッドはゴール右に外れた。

20 マルティノス 5.5 
右サイドからチャンスを作った。ただ、52分の齋藤からのスルーパスを決め切れなかったのは痛恨だ。

11 齋藤学 6.5
キレキレのドリブルを披露。左サイドに固執せずに自由にポジションを取り、ピッチ内で最も危険な存在として輝きを放った。スルーパスを味方が仕留めてくれていれば、間違いなくMOMだった。

FW
17 富樫敬真 5.5(59分 OUT)
49分にはCKからフリーでシュートを放つも枠に飛ばせず。3戦ぶりの先発のチャンスをモノにできなかった。

9 カイケ 5.5(74分OUT)
42分にクロスの流れから決定機を迎えるも、ボールコントロールを乱して逸す。周囲との関係性は良かったが……。

交代出場
FW
16 伊藤 翔 5.5(59分IN)
決勝ゴールを期待されて投入されるも、チャンスに上手く顔を出せなかった。もっと強引にボールを呼びこんでも良かった。

MF
19 仲川輝人 5.5(74 IN)
左サイドに流れるプレーからクロスを送ったが、上質なボールは上げられず。点を奪えないチームを後押しすることはできずに試合終了を迎えた。

監督
エリク・モンバエルツ 5.5
後半早めに伊藤、中川を投入するも奏功せず。最後まで決勝ゴールを導き出す方程式を導き出せなかった。

【横浜 0-0 名古屋 PHOTO】ともにゴールネットを揺らせず… 横浜サポーターはブーイングも

Football LAB ~サッカーをデータで楽しむ~

横浜F・マリノス 2016マッチレポート | 7月30日 vs 名古屋

ゲキサカ

横浜FM第2S無敗継続も…5バックに変更の降格圏名古屋とスコアレス

 横浜F・マリノスのホームで行った名古屋グランパスとの一戦は、0-0の引き分けに終わった。横浜FMは第2ステージの不敗を続けたが、これで3戦連続ドロー。名古屋は連敗こそ免れたが、クラブワーストを更新する勝ちなし記録は14戦に伸びた。

 第2ステージに入り負けなしの横浜FMだが、今節は背番号10のMF中村俊輔が欠場。ベンチにも入っておらず、代わってルーキーFW富樫敬真が3試合ぶりに先発出場した。対するクラブワーストの13戦勝ちなしと危機的状況にある名古屋は、今節から守備時は5バックになるシステムを変更して、リーグワーストの39失点を喫している守備陣の立て直しを図った。

 名古屋は急造のシステムだったが、守りの人数を増やしたことで、前半は横浜FMに攻めの形を作らせなかった。ミドルレンジからシュートを数本狙われるが、前半31分のFWカイケのミドルはGK楢崎正剛がしっかり弾ききった。

 ただ攻撃の形は相変わらず作れない。FWシモビッチのボールを貰う動きが少なく、前線にボールが入らない。MF和泉竜司がドリブルで仕掛けて横浜FM守備網を崩そうとするが、攻撃は単発に終わる。サイド攻撃も精度を欠き、前半22分にはDF安田理大のクロスをシモビッチが頭に当てるが、シュートは可能性を感じさせることなく、枠外に外れていった。

 後半に入ると、横浜FMが一気呵成に攻める。後半8分にはMF齋藤学の中央突破から、ラストパスに右サイドから走り込んだMFマルティノスが詰めるが、右足で流し込んだシュートは枠左に外れていった。横浜FMは同14分に富樫に代えてFW伊藤翔を投入。流れのいい時間帯に先制点を奪いに行った。

 名古屋も終盤に入り、ようやくMF永井謙佑のスピードが生きてくる。ただ、後半18分にシモビッチの落としを拾った永井がエリア内に入るが、シュートまで持ち込めず。同23分にはカウンターから永井にボールが入るが、シュートは力なくGK榎本哲也の腕の中に収まった。名古屋は同26分から前線でターゲットになりきれていなかったシモビッチを下げてFW松田力を投入。勝負を決める1点を奪いに行った。

 両チームは交代カードを切りながら終盤戦の戦いを進めていく。横浜FMは後半29分にカイケに代えてスピードのあるFW仲川輝人を投入。名古屋は同33分に和泉に代えてMF矢田旭、さらに同38分には負傷のDF酒井隆介に代えてMF磯村亮太を投入。MF明神智和がCBに下がって対応した。しかしスコアは最後まで動かず試合終了。スコアレスで勝ち点1ずつを分け合った。

(取材・文 児玉幸洋)

スコアレスなのに対照的な光景…横浜FMにブーイング、俊輔不在影響「勝たなければいけなかった」

 試合後、横浜F・マリノスのサポーターからはイレブンにブーイングが浴びせられていた。対戦相手の名古屋グランパスのサポーターが拍手を送っていたのとは対照的だった。結果はスコアレスドローなのにである。

 第1ステージを11位と出遅れた横浜FMだが、第2ステージに入ると3連勝と好スタートを切った。しかし4節以降は得点は取るものの、勝ち切れない試合を続け、そしてついに3戦連続ドロー。降格圏に沈む相手のホームでの勝ち点1は、サポーターにとっては不満でしかなかった。

 相手の実質5バックの守りを最後まで崩すことが出来なかった。エリク・モンバエルツ監督は「相手は5プラス中盤の4人も守備に入っていた。もしくは11人全員で守備を固めていた。このような堅い守備を崩すのは難しい」と分析。「ボールを展開するスピードが足りなかった」と反省した。

 ゲームメーカーの不在も影響した。前節の磐田戦でMF中村俊輔が左足を負傷。週が明けても痛みが引かず、結局エースが試合に間に合うことはなかった。影響について問われた指揮官も「セットプレーの面で影響があった」と素直に認める。代わって先発出場したFW富樫敬真は、「勝たなければいけない試合だった」とただただ悔やんだ。 

(取材・文 児玉幸洋)

ドメサカブログ

【J1.2nd第6節 横浜FM×名古屋】横浜FMは6試合ぶり無得点でスコアレスドロー 名古屋は14試合勝利なしに

こけまりログ

2016/07/27 今週の「横浜駅みなみ西口」のプロモーションポスターまとめ(2ndステージ第6節名古屋グランパス戦)

2016/07/29 【スタジアム観戦情報まとめ】2016/7/30(土)19:00 J1リーグ 2ndステージ 第6節 横浜F・マリノスvs.名古屋グランパス@日産スタジアム
 
 

今週の他会場など


 
 

 
 

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