[甲府の監督就任を発表]樋口靖洋(ひぐち やすひろ)監督[2014-2015 移籍/新加入/契約更改]


樋口靖洋(ひぐち やすひろ)監督[2014-2015 移籍/新加入/契約更改]

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2014/11/15[横浜F・マリノス]樋口靖洋監督退任のお知らせ
2014/11/15[スポーツ報知]【横浜M】樋口監督が今季限りで退任「責任は負わないといけない」
2014/11/16[中日新聞]横浜M樋口監督「結果責任負う」 タイトル絡めずと退任の弁※写真あり
2014/12/05[スポーツ報知]【甲府】来季新監督に樋口氏、今季横浜Mを指揮
2014/12/08[ヴァンフォーレ甲府]樋口 靖洋氏 監督就任のお知らせ
 

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2014/11/15[横浜F・マリノス]樋口靖洋監督退任のお知らせ

この度、横浜F・マリノスでは、樋口靖洋監督が2014シーズンをもって退任することとなりましたので、コメントと併せてお知らせ致します。
2015シーズンの監督につきましては、決まり次第お知らせ致します。

樋口靖洋監督コメント
「まだリーグ戦は3試合を残していますが、今シーズンの戦績をもとにクラブと話し合いをし、2014シーズンをもって退任することになりました。
今シーズンはタイトル争いに加わる事が出来ず、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
この3年間、常に全力で戦った選手・スタッフは勿論、クラブスタッフの皆さん、スポンサードを頂いている関係者の方々、そしてどんな時も熱い声援で我々とともに戦い励まして頂いた、ファン・サポーターの皆さまには感謝の言葉しかありません。本当にありがとうございました。
F・マリノスは大きな可能性を持つクラブです。今後益々発展し、日本のサッカーをリードするクラブに成長する事を、心から願っています。
残り3試合、勝ち点を積み上げ、少しでも順位を上げ、クラブの未来につながるよう全力で戦います。」
樋口 靖洋 (ひぐち やすひろ)

◆生年月日:1961年5月5日
出身/学歴: 三重県/四日市中央工業高校
選手経歴:1980年~1985年 日産自動車サッカー部
指導経歴:
1985年~1992年 日産サッカースクール コーチ
1993年~1996年 横浜マリノスユース コーチ
1997年~1998年 横浜マリノスユース 監督
1999年~2005年 横浜F・マリノス コーチ
2006年~2007年 モンテディオ山形 監督
2008年     大宮アルディージャ 監督
2009年     横浜FC 監督
2010年~2011年 横浜F・マリノス コーチ
2012年~2014年 横浜F・マリノス 監督
2003年     日本サッカー協会公認S級指導者ライセンス取得

2014/11/15[スポーツ報知]【横浜M】樋口監督が今季限りで退任「責任は負わないといけない」

 J1横浜Mは15日、昨季の天皇杯全日本選手権で優勝に導いた樋口靖洋監督(53)が今季限りで退任すると発表した。後任候補は外国人が軸で、資本提携を結ぶ持ち株会社傘下のイングランドの強豪、マンチェスター・シティーの協力も得ながら人選を進めている。嘉悦朗社長は「マリノスがやりたいサッカーを具体的に実現させてくれる人を据えたい」と述べた。

 樋口監督は2012年に就任しリーグ戦で昨季まで4位、2位と好成績を残したが今季は3試合を残し10位。2連覇を狙った天皇杯は3回戦、ヤマザキナビスコ・カップは準々決勝で敗退した。横浜市内で取材に応じ「ことしはどの大会でもタイトル争いに絡むことができなかった。その結果の責任は負わないといけない」と心境を述べ「マリノスは常に優勝争いをしなきゃいけない。争いに絡めなかったのは非常に悔しいし残念」と話した。

2014/11/16[中日新聞]横浜M樋口監督「結果責任負う」 タイトル絡めずと退任の弁※写真あり

 今季限りでの退任が決まったJ1横浜Mの樋口靖洋監督(53)が15日、横浜市内で取材に応じ「ことしはどの大会でもタイトル争いに絡むことができなかった。その結果の責任は負わないといけない」と心境を話した。

 2012年に就任しリーグ戦で昨季まで4位、2位と好成績を残したが、今季は3試合を残し10位。2連覇を狙った天皇杯全日本選手権は3回戦、ヤマザキナビスコ・カップは準々決勝で敗れた。「マリノスは常に優勝争いをしなきゃいけない。それが監督をやる者の使命。タイトル争いに絡めなかったのは非常に悔しいし残念」と話した。

 後任は未定。

2014/12/05[スポーツ報知]【甲府】来季新監督に樋口氏、今季横浜Mを指揮

 J1甲府の来季監督に、今季で横浜Mの監督を退任する樋口靖洋氏(53)の就任が確実になっていることが4日、分かった。複数のJリーグ関係者によると、甲府はこのほど、今季限りでの退団が決まっている城福浩監督(53)の後任としてオファーを出し、樋口氏も前向きに検討しているという。

 甲府は、城福監督が築いた堅守をベースにした攻守に連動するサッカーを来季以降も継続するため、日本人指導者を中心に複数リストアップ。横浜Mでの手腕や選手とコミュニケーションが取れる実直な人柄などを評価し、樋口氏に一本化したという。3季指揮している横浜Mでは、攻守にハードワークするスタイルを確立し、昨季はリーグ2位となり、天皇杯を制した。今季は33節終了時で、J1最少となる28失点と堅守を誇り、7位につけている。

 また、樋口氏は山形などJ2クラブで監督を務めた経験があり、J1でも最低レベルの約15億円の予算で戦う甲府の事情を理解できることも大きい。甲府と樋口氏は6日の今季最終戦後、条件面など最終的な交渉に入り、来週にも正式決定する見込みだ。

 ◆樋口 靖洋(ひぐち・やすひろ)1961年5月5日、三重県生まれ。53歳。四日市中央工高から日産自動車入り。85年に引退して指導者へ。横浜Mコーチなどを経て山形、大宮、横浜Cを率いた後、2012年から横浜Mの監督を務め、11月15日に今季限りでの退任が発表された。血液型O。趣味は読書。

2014/12/08[ヴァンフォーレ甲府]樋口 靖洋氏 監督就任のお知らせ※一部抜粋

樋口靖洋氏コメント:
 ヴァンフォーレ甲府の監督に就任出来ることを嬉しく思うと共に身が引き締まる思いです。
 甲府は城福監督が3年間確固たるスタイルのチームを作り上げられ、その後に就任する難しさに対して覚悟をもって臨まなければいけないと思っています。
 しかし、高いハードルだからこそ指導者として魅力を感じています。
 ヴァンフォーレ甲府が山梨県のシンボルとして益々の発展が出来るように頑張ります。
 選手、スタッフ、県民全ての人の力を結集してJ1を戦っていきましょう!

 

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2013/09/26[フットボールチャンネル]ブレない信念――樋口靖洋が語る監督哲学

ベテランの真価

 Jリーグが開幕する前、日本リーグは日産自動車と読売クラブが二大勢力だった。両者はライバルで、いつも激しく競り合っていた。

「おっさん自動車」

 読売の若手選手が冗談で話したのが新聞記事になり、ベテランの多かった日産が奮起したエピソードが懐かしい。

 今季のJ1で優勝を争う横浜F・マリノスも先発メンバーの平均年齢が30歳を超えている。ところが“おっさん”たちの走ること走ること。中村俊輔が35歳、マルキーニョスは37歳、ドゥトラに至っては40歳! サッカーに年齢は関係ないとはよく言われるが、まさしくそのとおりのチームである。

 1トップのマルキーニョス、トップ下の中村俊輔、この2人の守備が後方の連動を生んでいる。ベテラン2人の運動量を“生かした”守備戦術になっているのだ。

 樋口靖洋監督にとっても、中村の運動量と守備力は「発見」だったという。その発見があったから、トップ下に据える決断につながった。

 ただ、樋口監督の理想はかつてのリバプールのように守り、アーセナルのように攻めることだそうだ。攻守にアクションを要求し、常に主体的にプレーする。そのサッカー観に、中村が適応した結果なのかもしれない。

――監督としてのモットー、心がけていることは何ですか。

樋口 決断すること。信念を持ってブレない姿勢を貫くことです。

――ご自身の監督としてのストロングポイントとウイークポイントは何だと思いますか。

樋口 強みは4歳からJのトップの年齢までを年間通して指導した経験があることです。弱点のほうは、これがウイークかどうかはわかりませんが、プレーヤーとして高いレベルで成功した経験がないことです。ワールドカップでプレーしたこともないですしね。自分に見えていない世界があると自覚したうえで指導することになります。

――指導した年齢層の幅がとても広い。

樋口 いろいろな視点から人を見ることは、年齢にかかわらず重要だと思います。決めつけずに、いろいろな角度から見てアプローチを変えていくことを学びました。

――どの年齢層が難しいのですか。

樋口 それぞれ面白さ難しさがありますが、10歳の子供たちは反応が早かったですね。投げかける言葉、与える刺激に対しての反応がパンと返ってくる。3対3で4つのゴールを使ったゲームを毎回続けたんですよ。ルールだけ説明して、あとは何も言わない。どう変化するのか実験的にやってみたんです。

 すると、週2回の練習なのですが3ヶ月ぐらいで変化が出てきたんです。ボールコントロールの仕方が変わったり、2対1の数的優位を作ろうとしたり。その反応が毎回違っていてとても面白かったですね。

――選手としての経験値の話ですが、成功した監督には華やかな選手経歴を持たない人のほうが多いような気がします。

樋口 そうですね、それがウイークポイントというよりも、自覚したうえでサッカー観を持つことが大事なのだと思います。例えば、中村俊輔や中澤佑二はW杯を経験して肌で感じていますが、僕にはそれがない。

 違う視点は持てますが、自分に見ていない世界があると自覚しなければいけない。実際にどうなのかは経験したシュンやボンバーに聞きますし、それと自分の感覚をすり合わせながらものにしていきます。

――実際に経験している選手に聞いてみて、樋口さんの考えとどのぐらいギャップがあるものですか。

樋口 そんなに決定的な違いはないと思っています。

――ところで今季好調の第一の理由は何でしょうか。

樋口 昨季でベースが出来ていたことが大きいと思います。立ち返る場所を持っています。

――それは何ですか。

樋口 良い守備からバイタリティある攻撃をすること。チーム全体でボールを奪いに行く守備は昨季の終盤から形になっていました。

――奪いに行く守備とは?

樋口 ミス待ちではなく、奪いどころを作っていく守備です。どこかでスイッチを入れて、リアクションではなくアクションを起こしていきます。1つは切り替えの瞬間ですね。そのときに下がらずに皆が一歩ずつ前へ動くこと。もちろん、それがかわされてブロックを作って守ることもありますが、そのときでもどこかでスイッチを入れて追い込みます。

――前からハメるときは、ボランチのポジションが1つのポイントになると思います。DFの前のスペースを埋めるのか、そこを空けてしまっても前へ出ていく?

樋口 うちは基本的に「出ろ」と言っています。前でスイッチが入ったら、ボランチがアプローチする距離が長くなっても「出ろ」という意思統一ですね。

――基本的にはリスクを負っても前からプレスして奪いに行く。

樋口 僕は「フタをして囲む」と言うんですが、プレスバックして囲みから逃がさないようにしています。囲んで奪っているシーンは多いはずです。

――横浜F・マリノスが面白いのは、1トップとトップ下の守備時の運動量が多くて負担も大きいのですが、それをやっているのがマルキーニョスと中村俊輔のベテラン2人というところです。相当走ってますよね。

樋口 凄いです。実際よく走るし、他チームの若い選手にも見劣りしません。この件に関しては、年齢で選手を見ないほうがいいのかなと改めて考えさせられたぐらいです。彼らは調整の仕方も上手いですね。大したものです。

――ドゥトラの獲得も驚きでした。

樋口 ただ、あのタイミング(3月中旬)で国内のサイドバックを探すのは難しいという事情もあって、計算できる選手として獲得しました。ドゥトラは松田直樹の追悼試合でプレーしていて、一番動けていたんです。「困ったら助けてよ」と半分冗談で話していたのですが、実際に来てみたら思っていた以上にやってくれましたね。

 
 

こけまり過去ログ

[コーチ就任]樋口靖洋(ひぐち やすひろ)[F・マリノス人事往来2009-2010]
[来季の監督就任を発表]樋口靖洋(ひぐち やすひろ)[2011-2012 移籍/新加入/契約更改]
[続投を社長が明言と報道]樋口靖洋 監督(ひぐち やすひろ)[2012-2013 移籍/新加入/契約更改]
[契約更新を発表]樋口靖洋(ひぐち やすひろ)[2013-2014 移籍/新加入/契約更改]
 
 

 
 

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