【試合結果まとめ(2○0)】2014/03/01 J1第1節 横浜F・マリノスvs.大宮アルディージャ@日産スタジアム


こけまり

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【俺メモ】2014/03/01 J1第1節 横浜F・マリノスvs.大宮アルディージャ@日産スタジアム
 

横浜F・マリノス オフィシャルサイト

2014 J1 第1節 横浜F・マリノスvs大宮アルディージャ | 試合レポート
選手コメント

下平 匠
「まず結果が出たことが一番良かったです。個人的には、途中で迷って判断が遅れた場面が何度かあったので、そういう細かいところを修正していけば、もっとできるかなと。
(古巣相手で違和感はなかった?)いや、そういうのは特になかったです。対面の今井選手はパワーを持って上がってくるのは分かっていた。そこで上手く味方とマークの受け渡しをしたりというのは、できた部分もあったし、上手くかわされたシーンもありました。そういうのは連係の部分なので、修正できるかなと思います。
学とはゲームの中で話しながらやったし、普段からもコミュニケーションをとってやるようにしているので、もっともっと良くなっていくかなと思います」

小林 祐三
「3試合目なので、コンディションも確実に上向いてきて、勝てて良かったです。
前からの守備も実践できたのは良かったけれど、大事なのは次じゃないでしょうか。どんどん試合が続くので、一喜一憂しないで、やっていきたいと思います。
ホームでお客さんもたくさん来てくれていたので、情けない試合はできなかった。この前の2試合に負けて、サポーターの人たちを不安にさせてしまったけれど、ここから、いい試合を見せていきたいと思う」

藤本 淳吾
「ゴールシーンは、いいところにボールがこぼれてきたし、コースも見えたので、うまく入ってくれて良かったです。
移動中のバスの中で、去年までのF・マリノスのゴールのビデオを見ていた。みんなと喜ぶシーンを見ていて、自分もやってみたいなと思って、あのパフォーマンスになりました。
チームの悪い状況を変えるには、自分たちで変えるしかないと思った。内容より結果を求めて、前向きな気持ちで臨めたのが良かったと思う。
試合中、結構自分のところがフリーになっていた。俊さんが意図的にサイドに流れて、相手のボランチを連れていったし、もう一人のボランチもマチやカンペーさんについて行っていた。
F・マリノスで初ゴールを決めたけれど、ここからが大事。名古屋にいたときも、監督に“これで終わらず、続けて欲しい”とよく言われた。名古屋では昨シーズン3点しか取れなかったので、そういうことのないように頑張って、これからも点を取っていかないといけないと思っています」

J’s GOAL ゲームサマリー

2014 J1 第1節 横浜FM vs 大宮(日産ス)
選手コメント

●中村俊輔選手(横浜FM):
「開幕戦は絶対上手くいかないからね。ホームだとしても。これで勝ったからこそ、ちゃんと整理して、この間の全北戦だったり、FUJI XEROX SUPER CUPのことを反省できる。今日、大宮に勝って何がよかったかというと、全北に勝てなかったことを明日、明後日で反省できること。移動とかで次の試合までの間隔が短いと、次の試合へのモチベーションを上げることで精一杯だから」

●榎本哲也選手(横浜FM):
「もう内容よりも本当に結果が必要だった。とりあえず勝ててホッとしている。前の2戦は悔しい思いをしているから、どうしても気持ちの部分で、前の試合を上回らなければならなかった。それで結果もついてきたからよかった思う」

●中町公祐選手(横浜FM):
「やっぱり3連敗すると、どうしても大会は違えどチームに影響する。そういう意味ではこの試合でまたスイッチを入れることを、みんなで意識していた。ある程度、体は動いていたし、あとはメンタル的なところをしっかり持っていければと思っていた。勝ちで終われたことはデカイですね。連戦の疲れよりも、今季初戦の相手のほうがきつかったんじゃないですか」

●中澤佑二選手(横浜FM):
「大宮のプレッシャーが全体的に90分を通して、少なかったのかなと。この間の全北は、90分間、前から守備してセカンドボールを拾う、韓国のサッカーをしてきた。僕らも最初は大宮が、それをやってくるんじゃないかなという想定の中で試合に入った。いい意味で、前の試合の戦い方が、頭の中にあったと思う。全北のサッカーを肌で感じとった結果、多少のプレッシャーがあっても、今日ぐらいだったら『全北のほうが凄かった』と、みんな言うでしょうね。それが大きかった」

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Yokohama F Marinos vs Omiya Ardija 2014 3 2 J1 Jリーグ 横浜Fマリノス 2 0 大宮アルディージャ


中村俊輔中心の横浜Fマリノス 対 大宮アルディージャ戦ハイライト、ダイジェスト。


3/2 J1第1節 横浜F・マリノスvs 大宮アルディージャ@日産スタジアム
 
 

横浜F・マリノス系ブログ

[新マリノスとアンパンマン]フジモンのゴールに集約されたマリノスの強み
 
 

ネットニュース・Weblog

[カナロコ]
横浜M:強力レフティー二重奏、藤本先制し伊藤が続く/大宮戦から

 いつかトリコロールをまとって活躍する-。左足にはそんな情熱が込められていた。

 0-0の前半17分だった。MF斎藤のドリブル突破から、こぼれた浮き球がMF藤本の前へ。インサイドで合わせたボールは華麗な軌道を描き、左上サイドネットに吸い込まれた。

 「コースが見えた。うまくきれいに入って良かった」。本拠地デビュー戦での鮮やかな一撃は、チームにとって今季の公式戦初ゴール。2年連続のリーグ開幕戦白星を大きく手繰り寄せた。

 存在価値は得点シーンだけではない。「(藤本)淳吾が気持ち良くプレーできるように」とMF中村のアイデアに応じ、密着マークを受ける桐光学園高の先輩に代わって時折、トップ下へ。「DFが(中村)俊さんに寄っていて真ん中が空いていた」と何度も縦パスを通し、攻撃をより活性化させた。

 チームは2月22日のゼロックス杯、続く同26日のACL初戦も無得点。自身もゼロックス杯では決定機を外していた。責任の一端を感じていたであろう29歳は「長いシーズン、一つずつクリアしていけば良い」と雪辱の機会に燃えていた。

 「クラブが求めているのは去年逃したリーグタイトル。自分は1年目だけど、そのために地元に戻ってきた」。少年時代から憧れていたマリノスブルーに袖を通した背番号25に、歓声が気持ちよく降り注いだ。

横浜M:ACLの教訓生かし/大宮戦から

 今季公式戦3試合目での初白星を完封で挙げた。持ち味である攻守の切り替えの速さで流れをつかみ、主将のMF中村は「きょう勝てたのはいろんな意味で大きい。勝ったからこそ、次に向かっていける」と胸をなで下ろした。

 2月26日のACLの全北(韓国)戦など主導権を握れないゲームが続いていたが、この日は出足の鋭さで相手を圧し続けた。DF中沢は「全北と比べると、(相手の)プレッシャーが少なく多少のことで動じなかった。韓国での負けから得るものがあった」と成果を強調した。

横浜M:伊藤、度肝抜いた25メートル弾/大宮戦から

 J1清水から加入したFW伊藤がダメ押しの2点目となる今季初得点をマーク。スタンドの度肝を抜く約25メートルのスーパーゴールを決め、「マリノスの一員になれたと思う」と胸を張った。

 後半42分。敵陣でこぼれ球に反応すると、ターンして正面を向いた瞬間に左足を振った。糸を引くような弾道がゴール右隅に突き刺さった。「スペースがあるのは分かっていた。時間を考えて振り抜けた」と笑顔だ。

 次戦は4シーズン在籍した清水との一戦が控える。背番号16は「点を取るのがFWの仕事。次に向けて準備をして、絶対に勝ちたい」と2戦連発を誓っていた。

横浜M:選手ひと言/大宮戦から

◆MF斎藤
(ザッケローニ日本代表監督の前で鋭いドリブル突破で好機を演出)チームとして結果が出て良かった。得点という結果は残せなかったのは反省。もっと質を高めていきたい。日本代表では練習からアピールをしていきたい。

◆DF栗原
(今季公式戦3試合目で初めて無失点)ホームで負けないことが大事だった。前からプレッシャーをかけてくれたので、相手の的を絞れた。ここ2試合とは全然内容が違った。

[スポニチ]
新加入の藤本&伊藤がゴール!横浜、開幕戦白星スタート

 昨シーズン勝ち点1差で優勝を逃した横浜はホームで昨季14位の大宮と対戦。新加入したMF藤本とFW伊藤がゴールを決めて2―0で勝ち、2年連続で開幕戦を白星で飾った。

 前半17分、横浜はDF中沢が前線のMF斎藤にロングパス。左サイドでこれを受けた斎藤はドリブルで中央へ。相手DFに阻まれてシュートこそ打てなかったが、こぼれ球をMF藤本が左足のインサイドで絶妙なタッチのシュート。ボールはGKの頭を越え、ゴールネットを揺らした。

 横浜生え抜きの日本代表MF斎藤、そして名古屋から新加入したMF藤本の新旧メンバーがそれぞれの持ち味を生かして生まれた先制ゴール。これで主導権を握った横浜は1―0とリードして前半を折り返した。

 後半は大宮に攻め込まれる時間帯も多かったが、DF中沢、栗原を中心を無失点で切り抜け、後半42分には清水から新加入したFW伊藤が左足で豪快なミドルシュートを決めて貴重な追加点を奪った。

 先月22日のゼロックス・スーパーカップで広島に0―2、同26日のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の1次リーグ全北現代(韓国)戦は0―3と2連敗で迎えたJ開幕戦だったが、悲願の王者奪回へ好スタートを切った。

ザック監督見守る中 横浜・斎藤が存在感

 横浜の斎藤は、日本代表のザッケローニ監督が訪れた開幕戦で存在感を見せつけた。前半17分の先制の場面では4人のDFを向こうに回し、左から切れ込んで局面を打開。そのこぼれ球が点につながった。ドリブルは切れ味十分で、5日のニュージーランド戦に向け「練習からアピールしたい」と意気込んだ。

 オフにドイツ1部リーグ、ウォルフスブルクが獲得に乗り出したが、左足首の手術もあり残留を選択。このクラブの関係者が視察し、継続的に高い関心を示すなど国内外で高い評価を得つつある。

横浜の新戦力2人がゴール 伊藤「これでマリノスの一員に」

 あいさつ代わりの一発だった。今季、横浜に新加入した2人がホームでの開幕戦でゴールを決めた。

 まずは名古屋から移籍したMF藤本淳吾(29)だ。前半17分、中央ドリブルで切り込んだMF斎藤からのこぼれ球を左足でシュート。インサイドで絶妙なタッチで蹴られたボールは、GKの頭を越えてゴールネットを揺らした。

 「Jリーグは開幕戦ですけど、その前の2試合でサポーターにふがいない戦いを見せてしまったので、一からやり直そうとみんなでミーティングもしてきたし、その成果が出たのかな、と。勝ててよかった」と藤本。

 神奈川県出身で小学生時代から横浜の下部組織でプレーしていたが、高校卒業時には横浜入団がかなわず、筑波大、清水、名古屋を経ての“古巣”復帰。「これがスタート。これから頑張る」と表情を引き締めた。

 一方、1トップで起用されたFW伊藤翔(25)は清水からの移籍。再三のチャンスにゴールを決めきれなかったが、後半42分、豪快なミドルでシュートで勝負を決定づける貴重な追加点。「点を取るのがFWの仕事なので、決められてよかった。これでようやくマリノスの一員になれた気がします」と振り返った。

 昨年はわずか勝ち点1差で優勝を逃した。王者奪回を使命を背負って横浜に加わった新戦力2人が力強く第1歩を踏み出した。

[ニッカン]
横浜MF富沢、開幕弾ならずも勝利に貢献

 横浜MF富沢清太郎(31)の開幕弾はならなかった。開幕前に2ケタ得点を1つの目標として公言している。試合後は「取れなかった」と苦笑い。それでも、中盤の底で安定感あふれるプレーをみせ、危険を察知し最終ラインまでしっかりとケア。十分な仕事ぶりで勝利に貢献した。

 FWとは違いボランチは点を取ることが優先されるようなポジションではない。それを理解した上で自らを鼓舞するように高い目標を掲げている。まだ開幕したばかり。志を高く持ち、しっかりと仕事とともにゴールも狙っていく。

[サンスポ]
DF4人なんの!横浜M・斎藤、ザック御前でチーム初ゴール演出

 第1節最終日(2日、日産スタジアムほか)公式戦2戦連続無得点で連敗した昨季2位の横浜Mは、2-0で大宮を下し開幕白星。3位発進した。前半17分に日本代表MF斎藤学(23)のドリブル突破を起点に、J1名古屋から移籍した元日本代表MF藤本淳吾(29)が移籍後初ゴールで先制。日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督(60)が視察する前で、若きドリブラーが存在感を見せた。昨季3位の川崎は、J1に復帰した神戸に後半ロスタイムに追いつかれ2-2で引き分けた。

 前半17分、左サイドでボールを受けたMF斎藤が大宮ペナルティーエリア内へドリブル突破を図る。4人がかりで止めようとする相手DFを振り切り、中央まで持ち込んだ。DFのスライディングを受けてこぼれたボールを、MF藤本が左足ダイレクトのシュート。ゴール左隅へ、今季公式戦3戦目でのチーム初ゴールが決まった。

 「自分のいい形がやっと出ました。勝たないといけない試合だったのでよかった」

 斎藤は笑顔で先制シーンを振り返った。広島とのゼロックス・スーパー杯(0-2)、アジア・チャンピオンズリーグ全北(韓国)戦(0-3)と、2戦連続無得点負けの悪い流れを振り払う快勝発進。移籍後初ゴールの藤本も「コースが見えた。うまく決まってくれた」と満足そうな表情を浮かべた。

 5日のキリンチャレンジ杯・ニュージーランド戦(国立)を控え、ザッケローニ監督が視察する前で得意のドリブル突破を披露した斎藤は、「あす(3日)からの代表練習でアピールしていきたい」と、ブラジルW杯メンバー奪取への決意を固めた。

 米大リーグ・ヤンキース入りした田中将大投手(25)の大ファン。2006年夏の甲子園決勝で、駒大苫小牧のエースとして早実・斎藤佑樹投手(現日本ハム)と歴史的死闘を繰り広げたころから、「田中さんに憧れて、今ではツイッターのフォロワーになっているんです」と明かした。田中は1日のオープン戦に初登板し2回無失点。「すごい刺激を受けた」と海外挑戦を夢に描く自身に重ねた。

 連敗中に「攻撃陣に光が見えない」と話していた大黒柱のMF中村俊輔(35)も「これで前に進める」。昨季最終戦でV逸した悔しさを晴らさなければならない今季、上々の滑り出しとなった。(宇賀神隆)

自分でもビックリ!横浜M・伊藤、移籍1号は25メートルミドル

 J1第1節最終日(2日、横浜M2-0大宮、日産スタ)J1清水から移籍したFW伊藤が1-0の後半42分、移籍後初ゴールを決め、勝利を決定づけた。約25メートルのミドルシュートに「自分でもビックリ」とおどけ、「得意な形だったんで振り抜きました。行けっ! て思いながら。これでマリノスの一員になれたような気がします」。視察した原専務理事が、ゴールをほめていたことを伝え聞くと「光栄です」と笑った。

[スポーツ報知]
【横浜M】斎藤マジック!ザック御前で開幕戦勝利呼ぶドリブル

◆J1第1節 横浜M2―0大宮(2日・日産スタジアム) J1は第1節の残り2試合が行われ、横浜Mは日本代表MF斎藤学(23)がアルベルト・ザッケローニ監督(60)の御前試合で躍動し、大宮に2―0で勝った。

 横浜MのMF斎藤のギアが一気に上がった。前半17分、左サイドでパスを受けるとワンフェイントでDFを1人かわす。右へとスライドしながらさらにDF2人を置き去りだ。大宮も必死の守備で4人目のDFが、ようやく突進を止めたが、こぼれ球をMF藤本が決めた。ハマのメッシのドリブルが公式戦3試合目にして今季チーム初得点、そして2年連続の開幕戦勝利を呼び込んだ。

 昨季、7月13日の同カードで見せた4人抜きゴールをほうふつとさせるドリブル。試合後、「自分のいい形が出たかな。でも、自分で決めきるところまでいかないと」。反省も口に出たが、日本代表のザッケローニ監督が視察した中で、その力を披露し、表情は自然に緩んだ。

 この日、斎藤に力を与える出来事があった。甲子園で活躍した駒大苫小牧高時代から尊敬し、ツイッターをフォローしているヤンキースの田中将大投手(25)がオープン戦で好投したのだ。昨季は大分遠征中の10月27日、先輩に食事に誘われたが「マーくんが投げているから」と断り、日本シリーズをテレビ観戦したほど気に掛けている。

 自身も海外でプレーすることを目指すドリブラーは「マーくんの活躍は刺激になる」。気迫、勝負にかける気持ちを前面に出す姿。仲間に与える安心感。自身もそういう存在になり、同じように世界で戦うため、今季は「今まで以上に得点に絡めるプレーをしたい」と、ゴールに近い場所で決定的な仕事をすることを意識している。この日、得点こそ奪えなかったが、その姿勢は見せた。

 3日からは日本代表に合流する。「少しでも長く出場時間がもらえるようアピールしたい」。マーくんのように世界が注目する選手になるため、斎藤がまずはブラジルW杯への切符をつかみ取る。

[ゲキサカ]
横浜FMvs大宮 試合記録

移籍後初得点の横浜FM藤本、俊輔とも抜群の意思疎通

[3.2 J1第1節 横浜FM2-0大宮 日産]

 左足から放たれたボールは鮮やかな軌道を描き、ゴールに吸い込まれた。ゼロックススーパーカップ、そしてACLで無得点に終わった横浜F・マリノスにとって公式戦3試合目での初得点、そしてJリーグ開幕戦での貴重な先制点を決めたのが、今季名古屋から加入したMF藤本淳吾だった。背番号25は得点直後にピッチにヒザから滑り込むパフォーマンスを見せて、喜びを爆発させた。

 スコアが動かないまま迎えた前半17分、藤本の左足が試合の均衡を破った。左サイドからドリブルを仕掛けたMF齋藤学の突破は大宮守備陣に食い止められるも、そのこぼれ球が藤本の足下へと向かってくる。「いいところにこぼれてきて、シュートコースが見えた。狙いどおりにきれいに入ってくれたので良かった」と振り返ったように、絶好のシュートチャンスにも慌てず、騒がず。左足をしっかりとミートさせて、先制ゴールを華麗に沈めた。

 横浜FM加入後の初得点に喜びを全身で表すパフォーマンスを見せたが、これは事前に頭に描いていたもの。「パフォーマンスは移動のバスで、ああいうシーンを見ていたのでやりたかった」と笑顔で答えた。

 チームの大黒柱であるMF中村俊輔とは同じレフティーでテクニシャン、横浜FM(当時・横浜マリノス)の下部組織から桐光学園を経てプロ入りと共通項が多い。藤本自身は「俊さんとは今の差が大き過ぎるので、その差を埋めていかなければいけない」と語っていたが、ピッチ上ではすでにシンクロし始めている。2列目の右に藤本、中央に中村が試合開始時には配置されているが、2人はそのポジションに固執しない。試合の流れを読み、どこにポジションを取ることが最適かを考えてこまめにポジションを調整している。

 大宮戦では中央の中村がサイドに開き、空いたスペースを藤本が使用することでボールの流れを円滑にさせていた。これは藤本自身も意識していたことで、「俊さん(中村俊輔)が相手のボランチを引き連れて、サイドに流れていた。それで真ん中にぽっかりとスペースが空くので、タイミング良く入ればフリーでボールを受けられた」と語っている。さらに中村も「(藤本を)サイドに張りつかせたらもったいない。俺が相手をサイドに引っ張って、中央で気持ち良くプレーしてもらえばいい」と話したように、中村の動きに呼応することで藤本自身が輝く場面は増えていた。

 横浜FM加入後初得点を記録してチームに開幕戦白星をもたらすだけでなく、絶対的存在である中村とも抜群の意思疎通を図った藤本。「これで終わらないで続けていく必要がある。これからも点を取り続けられるように頑張っていきたい」と意気込みを示した。

(取材・文 折戸岳彦)

藤本、伊藤の得点で大宮下した横浜FMが白星発進

 J1第1節が行われ、日産スタジアムでは横浜F・マリノスが大宮アルディージャをホームに迎えた。試合はMF藤本淳吾、FW伊藤翔がゴールを奪った横浜FMが2-0の勝利を収めた。ゼロックススーパーカップ、ACLで2試合連続完封負けを喫していた横浜FMにとって、公式戦3試合目にして今季初白星となった。

 横浜FMはゼロックス杯の広島戦、ACL全北現代(韓国)戦と同様に4-2-3-1のシステムを採用。GKに榎本哲也、4バックは右から小林祐三、栗原勇蔵、中澤佑二、下平匠。ドイス・ボランチには中町公祐と富澤清太郎、2列目には右から藤本淳吾、中村俊輔、齋藤学、1トップには伊藤翔が起用された。

 対する大宮は4-4-2。GKは清水慶記で、4バックは右から今井智基、菊地光将、高橋祥平、村上和弘。ドイス・ボランチは片岡洋介と金澤慎、サイドハーフは右に渡邉大剛、左にチョ・ヨンチョル、2トップには家長昭博とラドンチッチが並んだ。

 静かな立ち上がりとなった試合で最初にチャンスを作ったのはホームの横浜FMだった。前半9分、左サイドでボールを受けたMF齋藤学が縦に突破してクロスを上げると、こぼれ球を拾ったMF中村俊輔がファウルを誘い、ほぼゴール正面FKのチャンスを得た。しかし、中村が直接狙ったボールは惜しくも壁に当たり、先制点を奪うには至らなかった。

 その後もセカンドボール争いで優位に立つ横浜FMが試合の主導権を握ると、前半17分にスコアを動かす。右サイドから展開されたボールは左サイドに張る齋藤の下へ。ドリブルを開始した齋藤は相手DFを数人引きつけてPA内に侵入。突破こそ大宮守備陣にストップされたものの、こぼれ球を藤本が左足で落ち着いてゴールに流し込み、今季チーム初得点となる貴重な先制点を奪った。

 対する大宮は支配率で上回る横浜FMの後手に回り、なかなか敵陣深くまで攻め込めない。前半23分にはMF渡邉大剛のスルーパスから抜け出したMF家長昭博がシュートを狙うも、ボールは枠外に。さらに同36分には渡邉がミドルレンジから思い切り良く狙うも、こちらもゴールマウスを捉えることができず。前半ロスタイムにはオーバーラップしたDF今井智基のシュートがポストを叩く不運もあり、横浜FMが1点をリードしたまま前半終了を迎えた。

 後半に入っても流れは大きく変わらず、横浜FMが大宮ゴールに迫る。開始直後の後半1分に齋藤がミドルシュートを放ち、同3分には藤本がこちらもミドルレンジからシュートを狙った。ともに枠を捉えなかったが、ゴールを脅かす場面が続く。なかなかリズムを作れない大宮は、同7分にFWラドンチッチに代えてFWズラタンを投入して、流れを変えようと試みる。

 サイドバックの今井とDF村上和弘も果敢に攻撃参加して、サイドから好機を生み出そうとする大宮。しかし、DF中澤佑二、DF栗原勇蔵を中心とする横浜FM守備陣にゴール中央で跳ね返されてしまい、シュートまで持ち込めない。後半20分には左サイドからボールを持ち込んだ家長がPA外からミドルシュートを放つも、シュートはGK榎本哲也にキャッチされ、その後もミドルシュートを放つ場面はありながらも、PA内への侵入を防がれて決定機を創出できない時間帯が続いた。後半28分にはMF泉澤仁、FW長谷川悠を立て続けに投入し、システムを4-1-3-2に変更するなど何とか1点を返そうとする。
 
 しかし、再びスコアを動かしたのは横浜FMだった。試合終了間際の後半42分に伊藤が左足で豪快なミドルシュートを突き刺して、大宮を突き放す。守備陣も90分間、大宮にチャンスらしいチャンスを作らせずに完封勝利。悲願のリーグ制覇に向けて白星スタートを切った。

(取材・文 折戸岳彦)

[ドメサカ板まとめブログ]
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