【Webまとめ:クラブ・ホームタウンなど】横浜F・マリノス、2019明治安田生命J1リーグ優勝



 
 
最終節の試合結果まとめ:【試合結果まとめ(3○0)】2019/12/7(土)14:00KO J1第34節 横浜F・マリノスvs.FC東京@日産スタジアム #横浜FM対FC東京 #TheBigFinal

選手・コーチングスタッフなど:【Webまとめ:選手・コーチングスタッフ等】横浜F・マリノス、2019明治安田生命J1リーグ優勝

タウンニュース:【Webまとめ:タウンニュース】横浜F・マリノス、2019明治安田生命J1リーグ優勝
 
 

アンカー(目次)

1.優勝報告会(2019/12/8@象の鼻パーク)
2.トップパートナーのTwitter
3.横浜市
4.横須賀市
5.号外
6.海外より
7.Webログ
8.YouTube

優勝報告会(2019/12/8@象の鼻パーク)

2019/12/08 「横浜の街は強いFマリノスが似合う」サポにV報告 – J1 : 日刊スポーツ

15年ぶりのJ1制覇を果たした横浜F・マリノスが一夜明けの8日、横浜市のみなとみらいエリアにある「象の鼻パーク」でサポーターへの優勝報告会を行った。東アジアE-1選手権(10日開幕、韓国・釜山)の日本代表メンバーに選出されているFW仲川輝人、DF畠中槙之輔、MF遠藤渓太は不参加だったが、アンジェ・ポステコグルー監督ら選手、スタッフが参加。駆けつけた約3000人のサポーターに直接、感謝の思いを伝えた。

▽黒沢良二社長「今日はたくさんの方にお集まりいただき感激です。昨日は最高の舞台で、最高のサポーターの皆様の前で、最高の結果を得ることができました。本当にありがとうございました。昨年12位の結果を受けて、クラブ一丸となって準備してきました。とにかく見ていて面白い、わくわくするアタッキングフットボール、これと優勝という難しい2つのチャレンジを成し遂げてくれました。世界一のサポーターの皆様のおかげで、これが可能になりました。目標はマリノスが常勝軍団になること。今日からまた新しいスタートを始めたい」

▽MF喜田拓也「1年間素晴らしいサポートをありがとうございました。マリノスファミリーみんなの力でJリーグ制覇を成し遂げることができました。横浜の街にたくさんのサポーターが集まってくれる風景はなかなか新鮮で、タイトルは素晴らしいものだと実感しています。横浜の街には強いFマリノスが似合うと思いますし、成し遂げるべくみんなで頑張ってきたので(突然、船の汽笛が鳴る)…なんでしたっけ?(笑)…成し遂げるべく頑張ってきたのでうれしいですが、これを続けていくことは難しいですが、チャレンジする価値があると思っています。一丸となって頑張っていきたいと思います。マリノスファミリーの皆さん、Jリーグ制覇、おめでとうございます」

▽ポステコグルー監督「オハヨウゴザイマス! 54歳だけど、堅い床(ステージ)に座らせるの勘弁してください、私たち、チャンピオンなんですからね(笑) 昨日のような特別な時間を皆さんと過ごせて、本当にうれしかったです。目の前にいる彼らが4つ目の星(優勝)をもたらしました。本当に誇りに思います。アリガトウゴザイマス!」

2019/12/08 「優勝報告会」を象の鼻パークで開催~2019明治安田生命J1リーグ優勝 | ニュース一覧 | 横浜F・マリノス 公式サイト

V戦士も登場!横浜8日に象の鼻パークで優勝報告会 – J1 : 日刊スポーツ

15年ぶりのJ1制覇を果たした横浜F・マリノスが激戦から一夜明けた8日午前11時から横浜市のみなとみらいエリアにある象の鼻パークでサポーターへ優勝報告会を行うことが7日、わかった。

関係者によると、選手らによるトークショーなども予定されており、04年以来4度目となるリーグ制覇の喜びをサポーターと分かち合う。

横浜は7日に行われた2位FC東京との最終決戦に3-0で勝利。就任2年目となるポステコグルー監督のもと、ボールも人も動く攻撃的サッカーで4度目の優勝を果たした。

 
 

トップパートナーのTwitter


 
 

横浜市


 
 

横須賀市

2019/12/12 横浜F・マリノスJ1リーグ優勝記念!記念艦三笠特別イルミネーション期間延長について(2019年12月12日)|横須賀市

横須賀市をホームタウンとする横浜F・マリノスは12月7日(土曜日)の「THEBIGFINAL最高の最終戦」に勝利し、

2019明治安田生命J1リーグで見事15年ぶりの優勝を果たしました。

12月4日(水曜日)から12月13日(金曜日)までの予定で「記念艦三笠」を期間限定でF・マリノスのイメージカラーである「トリコロールカラー」(赤・白・青)にライトアップしていましたが、この度F・マリノスの優勝を記念して、公益財団法人三笠保存会のご協力のもと、ライトアップ期間を下記のとおり延長いたします。闇夜の中でF・マリノスの優勝を祝う「記念艦三笠」の姿を是非ご覧ください。

記念艦三笠トリコロールライトアップ期間
期間:12月26日(木曜日)まで
 12月14日(土曜日)は記念艦三笠で別のイベントが実施されるためトリコロールライトアップは実施されません。
時間:16時30分頃〜21時(三笠公園は20時閉園)
場所:記念艦三笠(神奈川県横須賀市稲岡町82-19)

 
 

号外


 
 

海外より


 
 

Webログ

横浜F・マリノス優勝における村井 満チェアマンコメント【明治安田生命J1リーグ】:Jリーグ.jp

横浜F・マリノスの皆さま、2019明治安田生命J1リーグ優勝おめでとうございます。

序盤戦こそ勢いに乗れなかったものの、第32節でついに首位の座をつかみ、最後は11試合負けなし、7連勝という快進撃で優勝の栄冠に輝きました。就任2年目のアンジェ ポステコグルー監督のもとで繰り広げられたJ1最多得点を誇る攻撃的なサッカーは、他チームを圧倒する迫力でした。残留争いを強いられた昨シーズンは、雌伏の時だったのでしょう。追う立場から追われる立場になっても自分たちのスタイルを貫き、どの試合でもスタンドを沸かせてくれました。

伝統ある横浜F・マリノスですが、ファン・サポーターとの距離を縮め、さらに多くの方々にクラブを好きになってもらうための新たな取り組みにも熱心で、他クラブの手本にもなっています。「沸騰プロジェクト」や、順位表とメッセージが毎節手書きで更新される駅の広告も、大きなインパクトがあり話題を呼びました。ピッチ内外での前向きなチャレンジが、2004年以来の王座奪還を後押ししたのだと思います。

タイトルホルダーとして臨む来シーズンも、人々を魅了するサッカーを披露し、国内外でさらなる高みを目指し突き進んでください。

最後に、2019明治安田生命J1リーグは大変多くのお客さまにご観戦いただき、盛況のうちに幕を閉じました。入場者数は600万人を超えてJリーグ史上最多を記録し、1試合平均入場者数もついに2万人の大台を突破しました。素晴らしい戦いを披露してくれた全ての選手、クラブ関係者、それを支えていただいたファン・サポーターと地域の皆さまに心より感謝申し上げます。

公益社団法人 日本プロサッカーリーグ
村井 満

15年ぶりのリーグ制覇!横浜F・マリノスの軌跡を振り返る:Jリーグ.jp
 
 
横浜、マンC運営の膨大データ活用 勝利につながった的確な補強 ― スポニチ Sponichi Annex サッカー

 14年7月、プレミアリーグのマンチェスター・シティーを運営するシティー・フットボール・グループ(CFG)と日産自動車がグローバル・サッカー・パートナーシップ契約を締結。今年7月にも契約を延長している。

 チーム編成における最大のメリットは、CFGが持つ膨大な選手データを活用できることだ。横浜の強化責任者にあたる小倉スポーティングダイレクター(SD)は「外国人選手の情報量は日本のクラブが10だったら、CFGは100、1000くらい」と表現。CFGと契約する約60人のスカウトが日々、世界各地で情報収集にあたっている。横浜は今夏、FWエジガル・ジュニオを負傷で欠いたが、すぐに代役としてFWエリキを期限付き移籍で獲得するなど迅速に補強した。

 さらに小倉SDは「CFGに推薦された選手だけを獲得しているのではない」と、日本国内のサッカー関係者と培ってきた関係性、そこからもたらされる情報も重視。国内外の情報を精査し、的確なチーム編成につなげている。

横浜M、助っ人ズバリ!の“補強力” 強さの陰にCFGとの提携 – サッカー – SANSPO.COM(サンスポ)

 明治安田J1最終節(7日、日産スタジアム)横浜Mが15年ぶり4度目の優勝を果たした。

 横浜Mの優勝には、少数株主の英国シティー・フットボール・グループ(CFG)との提携関係が寄与した。2014年からで、最大の恩恵は外国人補強。獲得した選手が軒並み活躍した。イングランドの強豪マンチェスター・シティーも所属するCFGはスカウト約60人を世界各地に派遣している。

 「普通のJクラブが10人の獲得候補を持っているとしたら、CFGには1000人のリストがある」

 横浜M強化責任者の小倉勉氏は説明する。代理人を通してやチーム強化部が海外に赴く従来の方法と違い、目安の年俸や望みのタイプをCFGに伝えれば候補が送られてくる。今季加入したMFマルコスジュニオールは15得点。前半戦に11得点したFWエジガルジュニオが7月に負傷すると、エリキとマテウスの両FWを補強。エリキが8得点と穴を埋めた。

 昨年のルヴァン杯決勝前はマンチェスターCのグアルディオラ監督らCFG傘下の監督からビデオメッセージが寄せられた。「グループで士気を高め、盛り上げようとしている」(小倉氏)。年に数回、CFGの全体会議では強化部門以外のスタッフも交流。対戦相手を分析する先端のシステムも提供され、医療面では欧州の多くの症例を知る専門チームから助言を受ける。

【横浜M】ベイスターズがトリコロールの「I☆YOKOHAMA」で優勝を祝福 : スポーツ報知

 横浜F・マリノスはホームで2位・FC東京との首位決戦を3―0で制し、2004年以来15年ぶりのリーグ優勝を飾った。横浜Mの栄冠を、同じ地元のプロスポーツチームも祝福した。

 プロ野球の横浜DeNAベイスターズは、球団の公式インスタグラムにトリコロールカラーに染めた横浜の街の写真に「I☆YOKOHAMA」の文字を添えて、J1制覇を祝った。

 ベイスターズが祝福の投稿をすると「こういう投稿は本当に素晴らしいと思います。今後他スポーツとのコラボとかあったら嬉しいです」「来シーズンは、ベイスターズも優勝ですね!\横浜優勝/だー」「横浜が盛り上がって嬉しいです」といったコメントが寄せられていた。

 試合は前半29分にタイ代表DFティーラトン(29)の左足ミドルシュートが、クリアしようとした相手MF東の足に当たり、ゴールへ吸い込まれ、横浜Mが先制。その後2点を追加して、F東京との直接対決で圧倒し、今季初の7連勝で優勝に花を添えた。

【横浜M】優勝賞金などで6年ぶりACLへ補強尽力 : スポーツ報知

 横浜Mには優勝賞金3億円に加え、Jリーグから理念強化配分金として3年に分けて計15・5億円(1年後に5・5億円、2年後に5億円、3年後に5億円)が支給される。

 横浜Mの黒沢良二社長(63)は「できる限りチーム強化に充てたいと思っている」と6年ぶりに出場するACLを見据え、補強に尽力する考えを明かした。

【横浜M】マンCと資本提携で助っ人大当たり…情報量は他クラブの100倍 : スポーツ報知

 横浜Mは15年5月、マンチェスターCなどを傘下に置く英国のシティ・フットボールグループ(CFG)と資本提携した。Jクラブとしては初の外国資本との提携。当初は世界的スター選手の獲得などが期待されたが、補強リストには「資金的に手が届かない選手」(クラブ関係者)が並んだ。営業部などにも英国のノウハウが提案されたが、日本では通用しないものだった。「いずれ乗っ取られるのでは」という疑念もあり、両者はかみ合わなかったが、17年11月にCFGのサッカー責任者が来日。横浜市内の本社を訪れ、全社員と交流した。相互理解が進み、関係性は一変した。

 特に強化面。世界に60人のスカウトを派遣するCFGは、「Jクラブが10だとしたら、100とか1000の情報量」(同)を持つ。それらを活用して、マルコスやエジガルらの補強は的中。今季から外国籍選手の登録が無制限(1試合で最大5人)に拡大されたことでデータの重要性は増した。今季は助っ人だけで計38点を挙げる活躍をみせた。

15年ぶりVはJ1最長ブランク/横浜Vアラカルト – J1 : 日刊スポーツ

首位で最終節を迎えた横浜F・マリノスが、2位FC東京との優勝を争う直接対決を3-0で制し、04年以来15年ぶり4度目の優勝を決めた。

<横浜の記録メモ>

◆最長ブランク 横浜は04年以来、15年ぶり4度目の優勝。15年ぶりはJ1史上最長ブランク。これまでの記録は9年ぶりで05年→14年のガンバ大阪。

◆単独2位 4度の優勝は鹿島アントラーズの8度に次いで単独2位に浮上。これまではジュビロ磐田、サンフレッチェ広島と3度で並んでいた。過去3度はいずれも2ステージ制で、1シーズン制ではクラブ初。

◆前年12位 前年J2優勝チームがJ1昇格初年度に優勝したケースは11年の柏、14年のG大阪と過去に2度あったが、J1で前年2ケタ順位から巻き返しての優勝は初。

◆2人の得点王 仲川とマルコス・ジュニオールが15ゴールで得点王。得点王が2人は06、10、16年に次いで4度目で、同一チームから2人は初。15得点での得点王は最少記録だったが、2人で計30ゴール。横浜では93年のディアス以来、26年ぶりの獲得となった。

屈辱乗り越えた横浜仲川 監督認めた努力で名門救う – J1 : 日刊スポーツ

首位横浜F・マリノスが2位FC東京との直接対決を3-0で勝利し、04年以来15年ぶり4度目のリーグ優勝を決めた。

FW仲川輝人(27)が今季15得点で同僚のFWマルコス・ジュニオール(26)と共に史上初の得点王に輝いた。ポステコグルー監督(54)就任当初は不遇の時を過ごしながら、徐々に信頼をつかみ主力に定着。今季はブラジル人中心の攻撃陣の中でも際だつ存在感を発揮して、チームを頂点に導いた。日本代表にも初選出されるなど、今季のJリーグの顔となった。

   ◇   ◇   ◇

6万人で埋まったホームの大歓声の中、終了の笛を聞いた仲川は両人さし指を空に向けた。得点時などに出るいつものポーズ。喜びをかみしめた。大一番では無得点も、相手守備陣に圧力をかけ続けた。大学4年時に右膝前十字靱帯(じんたい)断裂の大けがを負っても獲得してくれたクラブへの恩返しも果たす優勝。「最高の景色をサポーターに届けられてうれしい」と笑みを浮かべた。

15年ぶりのリーグ制覇は簡単な道程ではなかった。4月、攻守に安定感をもたらしたエジカルジュニオを故障で欠く。第8節で9位に後退。復帰後、持ち直すも、8月に左足骨折で再離脱すると3連敗。そんな中で夏以降にかけて調子を上げたのが仲川だった。緩急あるドリブル。今年7月の親善試合で対戦したマンチェスターCのイングランド代表DFウォーカーが「試合の中で何度もあの速さで仕掛けてくる。プレミアにあんな選手はいない」と漏らすほどの切れ味。リーグ戦15得点と飛躍して初の得点王にも輝いた。

昨季序盤はサッカー人生の危機だった。ポステコグルー監督の初年度18年の開幕当初。事実上の構想外で練習ではミニゲームにすら入れてもらえない。ピッチの隅で若手選手とボールを蹴る日々。屈辱的だったが「腐らずにやる」ことを心掛け、チャンスを待つ。先発起用された同4月18日のルヴァン杯1次リーグ東京戦で持ち味のドリブルから1アシスト。その後、指揮官にも認められ出場機会も増加し、昨季終盤からは主力としてチームをけん引。勢いを持続し、今季の躍進につなげた。

名門チームも近年は苦闘が続いた。リーマン・ショック以降は日産自動車の経営状況が変わり、16年には横浜みなとみらいにあったマリノスタウンを手放す。クラブハウスを失い練習場を転々。中村俊輔、中沢佑二のレジェンドも去った。そんな名門を救った1人が、監督の申し子的存在になった仲川だった。

来季はACLにも出場する。「アジア相手にもハードワークが大事。体作りにも気をつけていきたい」。海を越えてもやることは変わらない。一皮むけた仲川が、リーグ連覇、そして世界を相手に飛躍を狙う。【松尾幸之介】

▽Jリーグの村井チェアマン「素晴らしい雰囲気だった。ラグビーW杯や日本代表戦も行われた会場だが、これがJリーグだと示せた」

◆04年の横浜 岡田武史監督の下、リーグ2連覇を達成した。得点数はリーグ7位の47点だったが、失点が最少の30点。日本代表DF中沢、松田を中心とした堅守が光った。同代表の主力FW久保らけが人が多い中でも出場した選手が活躍。層の厚さも示した。当時は2ステージ制で、年間優勝の座を争った浦和とのチャンピオンシップ(CS)は2戦合計210分の戦いでも決着が付かず、PK戦に突入。横浜は4人全員が成功し、浦和は闘莉王と長谷部が失敗した。

◆横浜F・マリノス 前身は1972年(昭47)創部の日産自動車サッカー部。92年にチーム名を日産FC横浜マリノスに改称し、96年から正式に横浜マリノス。99年2月に横浜フリューゲルスの全日空スポーツ株式会社と合併し、現在のチーム名に改称。95年にJ1、01年にナビスコ杯(現ルヴァン杯)を初制覇し、03、04年にJ1連覇。天皇杯は前身時代から7度優勝。マリノスとはスペイン語で「船乗り」。ホームスタジアムは日産スタジアム(収容7万2013人)。

【J1優勝特別コラム】僕らはあの日の光景が忘れられない | サッカーキング

 6年前のあの日の光景が忘れられない。

 日産スタジアムには62,632人の大観衆が詰め掛けた。横浜F・マリノスが優勝する瞬間を一目見ようと“にわかサッカーファン”も数多く足を運び、お祭りムードに一役買っていた。

 結果は周知のとおり、アルビレックス新潟に0-2で完敗。歓喜に沸くはずが、180度異なる暗い雰囲気に包まれた。ホームでの優勝決定にモチベーションを高めていた反動が大きかったのか、最終節の川崎フロンターレ戦でも本来のパフォーマンスを発揮できずに敗戦。

 残り2試合で1勝すれば優勝という有利な状況を自分たちで作り出しながらも、最後の最後にシーズン初の連敗を喫した。その後、元日に天皇杯優勝を飾ったが、13年はリーグ優勝を逃したシーズンとして多くの人の記憶に刻まれている。

 6年の年月が経ち、再び日産スタジアムがトリコロールに染まった。集まった大観衆は6年前の新潟戦を超える史上最多63,854人。逆転優勝の可能性を残したFC東京サポーターも大勢来場していたとはいえ、大多数は横浜FMを後押しするファン・サポーターだった。

 その晴れ舞台で3-0の勝利を飾り、15年ぶりとなるリーグタイトルを手にする。黒星を喫したとしても3点差までなら優勝という圧倒的に有利な状況ながら、後半にGK朴一圭が退場する不測の事態を乗り越えての完封勝利は、チャンピオンと呼ぶに相応しい内容と結果と言える。

 結果だけでなく、2013シーズンとは歩んできた過程が全く異なっていた。
 
■2013年時とは真逆のシチュエーション

 振り返ってみると、当時の樋口靖洋監督はアンジェ ポステコグルー監督同様に就任2年目で、前年度に築いた土台の上で成熟を図り、さらに新戦力を加えてスタートしている。

 中村俊輔を中心とする手堅いスタイルが機能し、開幕6連勝とスタートダッシュに成功。前半戦の折り返し前に大宮アルディージャとの首位攻防戦を制すと、夏場に入っても着実に勝点を積み上げていった。シーズンの半分以上を首位として過ごし、タイトルレースにおいて堂々の主役を演じた。

 一方で、今季初めて首位に立ったのは第32節を終えてから。開幕2連勝と好スタートを切ったものの、前半戦は主導権を握れない展開であっさりと失点を重ねて敗れる試合も散見された。開幕前の下馬評通り“伏兵”の域を脱しないパフォーマンスで、今の未来を予想するのはなかなか難しかった。

 ただ実際のところは、この立ち位置が優勝争いにおいてポジティブに作用した。2013年のような追われる立場ではなく、あくまでもチャレンジャーとして上位チームの背中を追い掛け、一戦必勝の積み重ねで頂点を目指す。プレッシャーに苛まれることなく戦えたという点で、優勝争いを引っ張る存在が上にいたのも格好の展開となった。

 前述したように第32節松本山雅FC戦で勝利して初めて首位に立ったが、あるクラブ幹部は「本当は最終節を迎える時も2位のままで、FC東京に勝って初めて1位になるシチュエーションが理想だった」と話す。決して弱気な発言ではなく、油断や慢心、あるいは邪念を取り除いた状態で戦いたかったという意味だろう。

 同じタイミングで喜田拓也はこう話し、語気を強めた。

「シーズン当初、周りにどう思われていたのかは分かりません。でも、僕たちは優勝を目指してシーズンをスタートしました。それを信じていたのは自分たちだけかもしれません。いい意味で、下位に予想していた人たちを裏切りたいと思います」

 前年12位で最終節まで残留争いに巻き込まれていたチームの反骨心が、優勝への見事なジャンプアップを実現させた。
 
■GW後に中盤のシステムを変更したことで守備が安定

 ピッチ内のターニングポイントはいくつかあった。そのうちの一つにダブルボランチへのシステム変更が挙げられる。

 開幕当初は喜田をアンカーに配し、インサイドハーフに天野純と三好康児を配する逆三角形が基本形だったが、第12節ヴィッセル神戸戦からダブルボランチ+トップ下に変形させた。喜田と扇原貴宏が中盤の底を務めることでビルドアップを効率化させ、それは守備の安定にもつながった。

 扇原自身が「シーズン途中にシステムを変更したことが自分にとってのターニングポイントになった。安定した戦いができるようになった。アンカーの時よりも役割は増えたけど、キー坊とうまく分担できている」と明かしたように、当初の形にこだわらない姿勢が好結果を呼び込んだ。

 また、それまで左ウイングで持ち味を発揮し切れていなかったマルコス ジュニオールはトップ下で水を得た魚のように躍動。攻撃におけるマルチな才能で攻撃に彩りを加え、最終的には仲川とともに15得点を挙げて得点王に輝いた。

 加えて夏に加入したエリキとマテウスのスプリント能力は、ポゼッション以上にショートカウンターの局面で光り輝いた。ボール保持をベースにしながらも、手数を掛けずに相手ゴール前に行く術も覚えたオフェンスは、まさしく鬼に金棒。

 戦い方のバリエーションが増えたことで、8月にまさかの3連敗を喫したところからの立ち直りも早く、その後は10勝1分けと破竹の勢いでゴールテープを切った。試合を追うごとに尻上がりにチーム力を上げていった点こそが、終盤に息切れしてしまった13年との最大の相違点だ。
 
■優勝はゴールのはずだが新たな時代の幕開け

 失意の2013年を知る選手は栗原勇蔵と喜田の二人のみになっていた。前者が18年間の現役生活にピリオドを打つ日が、クラブにとって15年ぶりの戴冠となったのは運命の悪戯だろうか。

 6年という時間の中で、多くの選手と出会い、そして別れた。現所属選手の大半は2017年以降に加入し、最終戦のメンバー18人のうち11人は今季から、あるいは今季途中に加入した選手である(レンタルバックの高野遼は含まない)。その事実だけを切り取っても、横浜FMが様変わりしたことがうかがい知れるだろう。

 喜田は言った。「自分たちはビッグクラブ、というプライドを捨ててでも(タイトルを)取りに行く覚悟だった」と。改めてビッグクラブになるために、不必要なプライドは先に捨て、今いる仲間とともに頂点を目指した。

 多くの選手にとって15年前も、6年前も関係ない。しかし、オリジナル10のうち一度もJ2に降格していないのは横浜FMと鹿島アントラーズの2チームのみ。時代が流れ、選手の顔ぶれが変わっても、エンブレムに息づく歴史と伝統は確かに紡がれていく。

 本来、優勝はゴールのはずだが、今のチームは進化の余地を多く残す。主力を形成している20代半ばの選手はこれからプレーヤーとして旬な時期を迎え、契約更新が発表されている指揮官は3年目もさらに進化したアタッキングフットボールを見せてくれるはず。

 歴史の転換点として後に語り継がれるであろう2019年の優勝は、トリコロールにとって新たな時代の幕開けを告げる号砲だ。
 
文=藤井雅彦

横浜FMに欠かせなかった2つのピース。特異なスタイルを完成させた|Jリーグ他|集英社のスポーツ総合雑誌 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva

浅田真樹●取材・文

 横浜F・マリノスのラストスパートは、最後まで息切れすることなく、むしろ加速する一方だった。

 1週間前のJ1第33節では、昨季王者の川崎フロンターレを4-1で葬り、今季最終戦となった第34節では、優勝争いのライバル、FC東京を3-0と蹴散らした。首位に立ったプレッシャーも感じさせず、難敵を立て続けに圧倒しての逆転優勝である。

 優勝の可能性を残す2チームが雌雄を決する試合となったFC東京戦は、横浜FMの強さばかりが際立った。

 試合序盤は、FC東京が前線からのプレスを生かして攻勢に出た。だが、横浜FMはその圧力に屈することなく、あくまでも奪ったボールを短くつないで、前へ運ぶことにこだわった。GK朴一圭(パク・イルギュ)や、センターバックコンビのDF畠中槙之輔、チアゴ・マルチンスさえも、ボールを前へつなぐことを優先に、リスクを承知でパスコースを作るためのポジションを取るなど、狙いはピッチ上の全員に徹底されていた。チアゴ・マルチンスが振り返る。

「今日も、何も変えず、しっかりと攻撃しようと思った。相手のプレッシャーはあったが、それを回避して前に(ボールを)つなげようとした」

 すると試合は、徐々に横浜FMがボールを保持し、FC東京陣内で連続攻撃を続ける時間が長くなった。たしかにDFティーラトンの先制ゴールは、FC東京から見れば、「少しアンラッキーな部分があった」(FC東京・長谷川健太監督)。序盤のチャンスを生かしていれば、試合は異なる展開になっていた可能性もなくはない。とはいえ、90分全体の試合内容に照らせば、結果は妥当なものだろう。

 横浜FMが優勝にふさわしいチームであることを、あらためて証明した一戦だったと言える。

 極端にボールポゼッションを重視した横浜FMのスタイルは、昨季からすでに注目を集めていた。

 しかし、極端なスタイルは相手チームにとっても対策しやすく、横浜FMの昨季順位は12位。リーグ2位タイの総得点56を叩き出しながら、総失点もリーグワースト3位の56と多く、せっかくの得点力を勝利に結びつけることができなかった。

 今季からキャプテンを務めるMF喜田拓也も、昨季途中、「難しいことにチャレンジしている覚悟は持ってやっている」としつつ、「結果が出ていないと、説得力が増さない」と苦しい胸の内を明かしている。

 ところが今季は、総得点では昨季から10点以上も上乗せし、リーグトップの68点を積み上げた一方で、総失点は38と昨季から20点近く減らしている。

 とくに10勝1分けという怒涛のラストスパートを見せた最後の11試合では、総得点31という数字もさることながら、総失点を8まで減らしている。1試合平均に換算すると、それ以前の23試合がおよそ1.3失点であるのに対し、最後の11試合はおよそ0.7失点。ほぼ半減しているのがわかる。

 では、なぜ横浜FMは、これほど大幅に失点を減らすことができたのか。

 最大の要因は、攻撃時のバランスがよくなったことだろう。畠中は「去年はあまり試合に出ていないので、(去年と)比べるのは難しいが」としたうえで、こう語る。

「(攻撃時の味方同士の)距離感が近くなって、(ボールを)取られてもすぐにプレスをかけて奪い返すことができていた」

 横浜FMでは、高い位置を取るDFラインの背後をカバーするため、あるいは、攻撃のビルドアップに加わるため、GKもペナルティーエリアの外まで出てプレーすることが求められる。だが、昨季はそのポジショニングがあだとなり、中盤でボールを失った瞬間、がら空きになったゴールめがけて、ロングシュートを狙われるシーンが多かった。

 中盤でのボールの失い方が悪く、すぐに守備に切り替えてプレスをかけることができなかったからである。

 しかし今季は、攻撃時のポジショニングがよくなったことで、効果的なパスがつながるようになったばかりか、それが、結果的に守備力を高めることにもつながった。チアゴ・マルチンスは言う。

「後ろの選手は、前の選手がいい形で攻撃に移れるように協力するし、ディフェンスも前の選手からのプレスで始まる。DFラインを高く上げ、コンパクトにすれば、(攻守両面で)全員が長い距離を走らなくて済む」

 しかも、その練度は試合を重ねるごとに高まり、シーズン終盤では攻守に相手を圧倒する試合を続けた。チアゴ・マルチンスが誇らしげに続ける。

「日々の練習から、全員が努力を惜しまず走って作り上げてきたやり方が、試合に表れている」

 いわば、その集大成が、最後の”優勝決定戦”だったに違いない。横浜FMは試合終盤、退場者を出し、ひとり少ない状況になったにもかかわらず、依然としてボールを保持して押し込む時間を作ることができていた。畠中が笑顔で語る。

「シーズンの最後に、優勝争いをしているチームを相手に、完封勝利できたのはうれしかった」

 畠中が「(アンジェ・ポステコグルー)監督はブレないので、相手や時間帯でサッカーを変えない」と話すように、横浜FMの優勝の最大要因は、目指すスタイルがかなり特異なものでありながら、それをチーム全員で確立できたことにある。相手がどんなに対策を施してこようとも、自分たちのサッカーができれば、勝てる。そんな信念に基づいたチーム作りが実を結んだわけである。

 とはいえ、15シーズンぶりのJ1制覇を語るとき、その要因となった失点減において、やはりふたりの選手の存在を特筆しないわけにはいかない。

 GKの朴一圭と、センターバックのチアゴ・マルチンスである。

 前述したように、選手同士の距離を縮め、コンパクトな状態で攻守を繰り返す横浜FMのスタイルは、必然、DFラインの背後に広大なスペースを生み出す。いわば、特異なスタイルゆえの副作用である。

 もちろん、そのスペースを相手に使われ、カウンターを受けるようなボールの失い方をしない、というのが、大前提ではある。

 だが、人間のやることに絶対はない。試合のなかでは、少なからず背後のスペースを突かれるケースが生まれてくる。そのときに力を発揮したのが、今季新加入の朴一圭と、昨季途中に加入したチアゴ・マルチンスだったのだ。

 朴一圭は、攻撃時のビルドアップに加わるのはもちろんのこと、守備に切り替わった瞬間には、自身の周囲に広がるスペースを狙った相手のパスを瞬時に察知して、的確に落下点に入り、ボールを処理。最後のFC東京戦でも、FW永井謙佑のスピードを生かすべく、DFラインの背後に入ってくる相手のロングパスを、素早い出足でことごとくカットした。

 ペナルティーエリア外のファールで、退場処分を受ける結果にはなったが、本人も「自画自賛できる」と振り返るほど、スペースカバーは完璧だった。

 また、チアゴ・マルチンスにしても、スピードある走力を生かし、DFラインの背後を広範囲にカバー。たとえスルーパスを通され、相手選手に一度は抜け出されたとしても、俊足の背番号13がボールを追い、力強く体を寄せ、簡単にはゴールを許さなかった。

 チアゴ・マルチンス自身は、「個人的にも努力はしているが、ひとりではなく、チームメイトと一緒にいい仕事ができている」と謙虚に語るが、彼の”個”が際立つシーンは、シーズンを通して少なくなかった。

 Jリーグ全体を見渡しても、これほど出足がよく、キックも正確なGKや、スピードに優れたセンターバックは、ほとんど見当たらない。その意味では、彼らは代えの利かない存在であり、横浜FMがスキのないチームになるため、そして、このスタイルを貫いて優勝するためには、欠かすことのできないピースだったのだ。

 第21節からの3連敗で、一時は首位と勝ち点9差の5位にまで順位を落としながら、終わってみれば、2位に勝ち点6差をつける堂々のJ1制覇。自分たちのサッカーと、それを実現するためのピースがすべてそろった今、横浜FMは怖いくらいに強かった。

【サッカーコラム】横浜にシャーレが輝いた日・03年と今年の共通点 (1/3) – ベースボール・マガジン社WEB

–Jリーグ史に残る大逆転劇

 12月7日のJ1リーグ最終節、横浜F・マリノス-FC東京の67分。横浜FMのGK朴一圭が退場処分を受け、控えGKの中林洋次が投入される様子を妙な既視感とともに見ていたら、ふと気が付いた。

 「あのときもマリノスのGKが退場になったんだ」

 あのときとは16年前、2003年11月29日。当時2ステージ制で争われていたJ1のセカンドステージ最終節で、横浜FMはジュビロ磐田と対戦した。会場は今回と同じ日産スタジアム(当時の名称は横浜国際総合競技場)。首位の磐田は勝てばステージ優勝で、ファーストステージ優勝の横浜FMとのチャンピオンシップへ進める。

 横浜FMは開始2分で先制されると、15分には、さらに苦しい状況に追い込まれた。GK榎本哲也が磐田FWグラウを突き飛ばし、一発退場となってしまったのだ。

 MF佐藤由紀彦との交代で投入され、榎本に代わってゴールマウスに立ったのは、下川健一。同年は4試合で控えに入っただけで、これが初出場だった。だが当時33歳のベテランはすぐ試合の流れに乗り、安定したプレーを続ける。後半に息を吹き返した横浜FMは50分に同点とすると、89分には逆転ゴールを奪い、1点ビハインドで数的不利の状況から、劇的な逆転勝ちを収めた。

 さらに磐田が負けたことで、勝てばステージ優勝の状況となった鹿島が、浦和相手に前半で2-0とリードしながら、76分と89分に失点して追い付かれ、痛恨のドロー。横浜FMがステージ優勝=両ステージ制覇の完全優勝を決めた一戦は、Jリーグ史に残る大逆転劇として語り継がれている。

 下川はシーズン初出場どころか、01年から06年まで在籍した横浜FMで、これが唯一のリーグ戦出場。試合後は取材エリアで「最後だけ出て、優勝しちゃったよ!」と笑っていたのを覚えている。マリノスは1995年の初優勝を東京の(昔の)国立競技場で決めているので、横浜で優勝が決まるのは、これが初めてのことだった。

–「『イエローでよかったね』と話していたら…」

 今年7月に広島からの期限付き移籍で加入した中林は下川同様、これが横浜FMで初めてのリーグ戦出場だった。前半で2-0とした横浜FMはすでに、残り20分強で6失点しなければ優勝という優位な状況。ただ、最初は警告だった朴一圭が一転、退場処分となったことで、ピッチに入るまではバタバタしたという。

「ベンチで『イエローでよかったね』と話していたら、覆ってしまって…。でもレッドの瞬間が見えたので、『何があったんだろう』と思いつつ、監督やコーチには『楽しんでこい』と送り出されました」

 朴一圭ほどビルドアップには加わらなかったが、機を見て素早くパントキックを繰り出すなど、横浜FMの攻撃的なスタイルにふさわしいプレーも見せた。加入後に「攻撃的に、と言いますが、守備から攻撃的に・積極的に、というところを肌で感じた」と語る、横浜FMで求められる働きに沿ったプレーを続け、ピッチ上で優勝の瞬間を迎えた。

 キャリア初のJ1優勝。横浜市出身で、中学時代は横浜FMジュニアユース菅田でプレーしている中林にとっては『古巣』での初戴冠で、「こうやって関わることができたのは非常にうれしい。このタイミングで(横浜FMに)いられたことに、思うところがある」という。期限付き移籍先でのタイトル獲得については、「どのチームに行っても、やれることは限られていると思っています。それをしっかり、ブレずにできていたから、ラッキーではありますが、最後の出場につながったのかな」と語った。

–横浜に来ていた、あのときのGK

 横浜にシャーレが輝いた日の、時を超えて重なったGKのドラマ。昔を振り返り、今を追いかけながら取材をしている途中に、思わぬ人物に遭遇した。

 取材エリアからピッチレベルへと向かう階段を上っていると、あのとき、16年前に退場処分を受けた榎本がいたのだ。現在は富山でプレーしており、今季限りで現役を退く栗原勇蔵のセレモニーにサプライズ登場して花束を渡すため、静かに身を潜めていた。
 
 16年前、当時20歳の榎本は試合後に大泣きしていた。退場でチームメイトに迷惑をかけたことへの後悔、それでも優勝を勝ち取ってくれたことへの感謝。いろいろな思いが入り混じっていたのだろう。

 横浜FMの後輩が退場し、緊急出場する様子を、36歳になった守護神はどんな心境で見つめていたのか。話を聞いてみたかったが、セレモニーの様子を見ると出番間近のようだったので、やめておいた。

取材・文◎石倉利英

マリノスはなぜこんなにも強かったのか。プライドが高い選手なし、後世に語り継ぎたいその魅力【週刊Jリーグ通信】 | フットボールチャンネル

明治安田生命J1リーグ第34節、横浜F・マリノス対FC東京が7日に行われ、ホームのマリノスが3-0で快勝して15年ぶり4回目の優勝を飾った。アンジェ・ポステコグルー監督の下、攻撃的で魅力的なサッカーを貫いたことが注目され称賛されているが、一方で細部まで積み重ねてきた部分も見逃せない。派手ではないが、確実にチームの強さを支えたプレー、そして考えとは。(取材・文:下河原基弘)

–最後の最後まで貫いた攻撃的サッカー

 終了のホイッスルが鳴り響くと、横浜F・マリノスの選手たちは大きなガッツポーズを作った。ベンチからも試合に出ていない選手たちが雪崩を打つように走り寄ってくる。抱き合い、喜び合う姿に、Jリーグ史上最多6万3854人のスタンドを埋め尽くした観客からは、大きな歓声と拍手が送られた。

「本当に、ありがとうございます。優勝しました。選手もスタッフも本当に自分は誇りに思います。そして、これだけのサポーターの皆様と優勝を分かち合えたことは本当にうれしいです」とアンジェ・ポステコグルー監督。

 FW仲川輝人が「1年しっかりこのスタイルでやってこれて、自分たちの力を証明できたのが今日の試合。優勝に値するチームだと誇れるし、このサッカーをやり続けてよかったと思います」と話せば、FWエリキは「今日感じたこの優勝、この雰囲気作りは魔法みたいな瞬間でした。本当に特別な優勝でした。感動的でした」と目を細めた。

 1位と2位の優勝をかけた、最終節の直接対決。最高の舞台が整っていた。4点差以上をつけられて負けない限りは優勝という有利な条件だったが、「我々はスコア関係なく、優勝を忘れて、この試合に勝つことしか考えてなかったです」というFWマルコス・ジュニオールの言葉通り、いつもと変わらぬ攻撃的なサッカーを貫いた。

 序盤こそFC東京の気持ちのこもった激しい当たりに苦しんだが、徐々に流れをつかむ。前半26分に、DFティーラトンのミドルシュートで先制。同44分にはFWエリキが技ありのゴールを決めて追加点を奪った。

 ハーフタイムに2枚の交代カードを切って勝負に出たFC東京も盛り返し、後半22分には連係のミスからペナルティーエリアの外に出ていたGK朴一圭が、FC東京FW永井謙佑を蹴って止めてしまい一発退場。1人少ない状態になったが、10分後にはMF遠藤渓太が50メートルのドリブルシュートを決めて決定的な3点目を奪い、勝負を決めた。

–優勝を手繰り寄せる細かな意識

 この試合でも猛威を振るったマリノスの攻撃力。そしてDFチアゴ・マルチンスを中心にした能力の高い守備陣も機能し、これぞ王者という貫禄あふれるサッカーで優勝を勝ち取った。革新的な戦術、見るものを魅了するアグレッシブなプレー、速く鋭く圧倒的な攻撃、あの時の優勝チームはと、後々人々に語られるに十分な、シーズン通しての戦いぶりだった。

 ぶれない指揮官の信念、外国人選手の補強の妙、オーストラリア人指揮官の下で才能を開花させた日本人選手たちなど、優勝の理由はいくつもある。だが、あえて注目したいのは前半21分のマルコス・ジュニオールの、そして3点目の起点になったティーラトンらのプレーだ。

 0-0の前半20分過ぎ、敵ペナルティーエリアやや外のルーズボールで仲川がファウルを取られる。すると、少し離れた場所にいたマルコス・ジュニオールは、その地点に近づきボールの前をふさいだ。ほんの数秒、コンマ数秒かも知れない。だが、確実に相手の攻撃を遅らせたのだ。

 第31節の北海道コンサドーレ札幌戦でも、相手リスタートに対して少し距離があっても、きちんとボールのある地点まで行き、早い再開を阻む場面があった。

「相手チームは、そこで時間を与えると早くプレーしてしまうので、そこは監督、コーチ陣からもそういう指示を受けていました。なるべくそういう時に、自分が近くにいたら行って、簡単にプレーをやらせないようにしています。本当に簡単、細かいところですけど、すごく大事な部分だと思うのでしっかりやるようにしています」とブラジル人司令塔。

 札幌戦、背番号9はトップ下で攻守に相当動き回り足をつっていたが、このような動きを後半39分に交代するまで続けていた。負担は大きいだろうが「自分ももちろん動かなければ楽かもしれないけど、スペースを与えたら相手にやらせてしまうので。そういう部分ではチームのために、フォアザチームというところでやるようにしています」と、こともなげに話していた。

–「プライドが高い選手もいなかった」

 逆に自分たちがファウルを受けた時などは、早いリスタートを常に狙っている節がある。それが結実したのが、この試合とどめの3点目だ。

 自陣深くでオフサイドを取ったマリノス。FC東京の選手たちが一瞬ボールから目を切り警戒を緩めた瞬間、近くにいたティーラトンは前に蹴りだした。実はその前に、前方にいた遠藤はパスを引き出すように動き始めていた。そこにボールが渡ると、一気にカウンターが成立。そのままゴール前までドリブルで運び得点につなげたのだ。

 強力な攻撃や個人能力に頼り切ることなく、攻守で細かいところまで整備され、共有されていることは特筆すべきところだろう。それは日々の練習から意識づけしていなければできないはずだし、その重要性を全員が理解して、常に実行できることに強さを感じずにはいられなかった。

 またマルコス・ジュニオールは、もう1つチームの強みを話した。「我々のサッカーは運動量が多くて、プレスしろとか走れとか求められるが、(普通は)こんなに走れないよと言うプライドの高い選手が何人かはいると思うけど、このチームには誰一人そういう選手はなかった。

 このチームはプライドが高い選手もいなかったし、監督のサッカーをしっかり信じてやったこと。日々の練習もつらかったんですけど、それを弱音はかずにやったことが、やっぱり一番の優勝の要因かなと思っています」と胸を張った。

能力だけでなく精神的な面でも優れた選手たちが、リスタートでも運動量でもそうだが、労を惜しまず全力で指揮官のサッカーに打ち込んだこと。それが優勝への道を切り開いたのだろう。

 来年に向け「自分たちは続けてやっていきたいと思います。この攻撃的なサッカーを止まることなく、やり続けることは確かです。チャンピオンになった翌年は簡単ではまったくないです。ですが自分は連覇をしたい、そういう気持ちは強く持っています」とポステコグルー監督。

 この素晴らしき指揮官と選手たちが、素晴らしいサッカーで2連覇を目指す。

マンCというよりリバプールみたい。「楽しすぎる」マリノスが得た栄冠。 – Jリーグ – Number Web – ナンバー

text by 井川洋一

 15年ぶりの戴冠を目の前で見たくて、大勢のファンが日産スタジアムに集まった。その数、6万3854人──およそ6年ぶりにJ1リーグ戦の最多入場者記録が更新された。

 当然そのなかには、わずかながらも優勝の可能性を残していたアウェーのFC東京のサポーターも含まれている。「日程くん」と呼ばれるJリーグのマッチスケジューラーの功績もある。

 けれど、それだけの観衆を集めた最大の要因は、ホームの横浜F・マリノスの披露するフットボールそのものにあったと思う。2年目のアンジェ・ポステコグルー監督が築き上げてきた攻撃的なスタイルによって、日本屈指の名門は念願のリーグ優勝を達成した。

–大敗の前回対戦で指揮官が語ったこと。

「我々には、遠い敵地にも駆けつけてくれる最高のサポーターがいる。彼らに楽しんでもらうためにも、エキサイティングなフットボールを展開する。最後まで諦めずにこれを貫き通すことが、何よりも大事だと私は考えている」

 6月29日、敵地でFC東京に2-4で敗れた後、現在54歳のオーストラリア人指揮官はそう話した。この試合では多くのチャンスを作りながらも、結果に繋がらなかったが、約半年ぶりの再戦は完璧に3-0で制した。誰に何を言われようと突き詰め、練度を高めてきたアタッキングフットボールによって。

 引き分けを挟んで10連勝で終盤戦を駆け抜けた2019シーズン。最終節の先制点も、今のマリノスを象徴する形から生まれた。

 出場停止の扇原貴宏の代わりに中盤に入った和田拓也が中央でボールを受けると、内寄りの左サイドを駆け上がってきたティーラトンに預ける。そこからタイ代表のレフトバックがダイレクトで放ったミドルは、敵に当たって山なりの回転を生み、GKの頭上を抜いてネットを揺らした。

–誰が出ても同じことができる強さ。

 3月にサンフレッチェ広島から期限付きで加入した和田は今季、リーグ戦で8試合に先発していたが、ポジションはすべてサイドバックだった。

 扇原のサスペンションと大津祐樹の負傷によって、(奇しくも)6月のFC東京戦以来となる出番を得た29歳は、久しぶりの本番、しかも優勝のかかる大一番にもまったく動じることなく、チームの生命線である配球役を巧みにこなした。

「やり方はわかっているので」と中盤でも輝いたMF兼SBは試合後に淡々と話し、指揮官も「彼は長く試合に出ていなかったけれど、我々のフットボールを理解している」と同調。誰が出ても同じことができるチーム──これもポステコグルー監督が目指してきたものだ。

 そして、もう何度も語られてきた特殊なサイドバック。前節では右の松原健がナンバー10さながらにアシストを決め、最終節では左のティーラトンが同じエリアからの一撃で先制点を奪っている。シュートが相手に当たって入る幸運も、今のマリノスの勢いが生んだものと言っていい気がする。

–GK朴一圭が語る失点減少の要因。

 前半終盤にはエリキが5試合で6得点目となる追加点を奪い、後半には途中出場の遠藤渓太が長い独走から自信満々の切り返しでマーカーを外して駄目押しゴール。前者は8月の途中加入後にすんなりとチームに馴染み、アカデミー出身の後者は夏以降に7得点を記録するなど、殻を破った感がある。

 彼ら前線の選手たちは、リーグ最多の68得点を導き出しただけでなく、シーズンを通して守備面でも重要な働きを披露した。

 最後尾の砦となるGK朴一圭──最終節でも1対1を制すなど出色の出来だった。終盤の退場も「役割を全うしたに過ぎない」と指揮官──は、チームの失点が減った要因について、「チアゴ(・マルチンス)とシン(畠中槙之輔)を筆頭にDFの個人能力が高いこともありますが、それと同じくらい、前線からの激しいプレスが大きい。そこは監督がずっと口酸っぱく言い続けてきたことのひとつです」と肌身で感じたことを伝えた。

–リバプールに通じる強烈なプレス。

 優勝の立役者のひとり、CBチアゴは「前の選手がプレスをかけてくれることによって、後ろがそれに合わせていける。疲れ知らずに走り続ける仲間に感謝したい」と掠れた声を裏返しながら朗らかに話した。

 最終ラインの司令塔兼要塞、日本代表CB畠中も「全員が攻守に戦えていた。距離感もよくなって、取られてもすぐに取り返すことができて」と全体の貢献を口にする。

 実際、最近のマリノスは前線の獰猛なチェイスを合図に、兄弟クラブのマンチェスター・シティというよりもリバプールにも通じる強烈なプレスで相手を追い回す。

 ポゼッション志向のチームは時に単調なボール回しに終始してしまいがちだが、現在のマリノスにはダイナミズムがある。それがエンターテイメントとコンペティションの高度な両立につながっている。「楽しすぎて、試合中に笑ってしまうこともあります」と、シーズン後半戦に攻撃の核となったエリキはニコニコしながら打ち明けた。

–批判に屈することはなかった。

「成功の秘訣はない。あるものは、ハードワークと信念、チームスピリットだけだ」とポステコグルー監督は言う。

 フィジカル重視の母国のフットボールに革命を起こした指揮官は、日本でも同じことを成し遂げた。守備の伝統を持つクラブは彼の指導によって生まれ変わり、宿願のリーグタイトルを手に入れたのだ。それは、クラブはもちろん、日本サッカー全体にとってもポジティブなことだと思う。

「もちろん、困難に直面した時期はあった」とヘッドコーチのピーター・クラモフスキーは最初の祝宴の後にそっと教えてくれた。特に浮き沈みの激しかった昨季は乱暴な物言いにも晒された。

 けれど母国からずっと指揮官に仕え、マリノスでも練習を担当する彼は、「でも成功への道に障害はあるものだ。我々には信念がある。成功体験も、それを具現化するメソッドも。だから批判に屈することはなかった」と満ち足りた表情で続けた。

 かねてより名門の重みをたびたび口にしてきた主将の喜田拓也は、優勝後のインタビューで押し寄せる感情を堪えきれず、涙を流した。リーグMVPの仲川輝人は試合終了後のピッチでクールに夜空を指差し、見たかった「良い景色」を眺めていたのだろう。

–引退・栗原にとって最高の舞台。

 マルコス・ジュニオールやマテウスら、陽気なブラジレイロたちはやはり、喜ぶ姿が様になる。中林洋次や渡辺皓太といった途中加入組は、最高の決断を噛み締めているはずだ。そして生え抜きの重鎮、栗原勇蔵の引退セレモニーには最高の舞台が用意された。

 こんな風に、みんなに触れなければ、この優勝レビューは成り立たない。「関わったすべての人々の勝利だ。信じ続けた選手全員を誇りに思う」とポステコグルー監督が強調したように。

 おめでとう、そしてありがとう、横浜F・マリノス。時に訳知り顔でこの競技について語る僕らのような書き手も、問答無用に楽しみ尽くした。

 まだまだ記すべきことはあるかもしれないけれど、今は願おう。群雄割拠の波の頂に立った船乗りたちの眼前に、洋々たる海原が広がっていることを。

マリノス、優勝4回は単独2位に。最多は8回の鹿島。“オリジナル10”強さ際立つ | フットボールチャンネル

 明治安田生命J1リーグ最終節の試合が7日に行われ、横浜F・マリノスが今季のJ1優勝を決めた。4回目の優勝であり、優勝回数はリーグ単独2位となる。

 1試合を残して首位に立っていた横浜FMは、最終節で2位のFC東京と直接対決という劇的な状況。4点差以上で敗れない限りは優勝できる状況だったが、3-0の快勝で文句無しの優勝を飾った。

 横浜FMの優勝は15年ぶり4回目。1995年の初優勝、2003年と2004年の連覇以来となるリーグタイトルを獲得した。

 Jリーグで最多の優勝回数を誇るのは8回の鹿島アントラーズ。横浜FMとジュビロ磐田、サンフレッチェ広島がそれぞれ3回で続いていたが、横浜FMは今回の4回目の優勝で単独2位となった。

 他にJ1優勝を経験しているクラブは6つ。東京ヴェルディ、ガンバ大阪、川崎フロンターレが各2回、浦和レッズ、名古屋グランパス、柏レイソルが各1回の優勝を達成している。

 Jリーグ創設からこれまでの通算27シーズンのうち、磐田、川崎F、柏を除く21回の優勝が創設メンバーである“オリジナル10”のクラブによるもの。優勝回数1位と2位の鹿島と横浜FMはJ2降格を一度も経験していない2つだけのクラブでもあり、リーグ屈指の伝統あるクラブとして歴史を積み重ねている。

J1優勝を果たした横浜F.マリノスを宮澤ミシェルが称賛「攻撃陣も魅力的だけど、守備陣の成長無くして実現しなかった」 – スポーツ – ニュース|週プレNEWS[週刊プレイボーイのニュースサイト]

今年も最後までドラマチックなシーズンになったね。最終節で横浜F.マリノスが15年ぶり4度目の優勝。本拠地の日産スタジアムで眼下のライバル、FC東京を3-0で倒してのタイトル奪還は、マリノスサポーターにとっては最高のエンディングになったよな。

最終節に首位と2位が直接対決して優勝が決まったのは2006年の浦和レッズとガンバ大阪の争い以来。あの時も首位だった浦和が直接対決を制したんだったよな。

Jリーグが最終節まで白熱するのは、『Jリーグ・マッチスケジューラー』のおかげかもしれないな。影の演出家と言ってもいいと思うほどだよ。

Jリーグの試合日程は、2004年シーズンから最適化技術の専用アプリで組まれていて、2005年以降の1シーズン制で争われた13シーズンのうち、今年も含めて10度も優勝争いがもつれ込んでいるんだよ。

横浜F.Mも2013シーズンは、あと1勝すれば優勝だったのに、ラスト2試合で2連敗して優勝を逃しているからね。来シーズンは日程が発表されたら、まず最初に最終節の対戦カードをチェックするようにしないとな。

横浜F.M優勝の立役者は、攻撃陣では仲川輝人とマルコス・ジュニオールになるよね。15得点で得点王を分け合ったふたりのうち、どちらかだけを選ぶのは難しいよ。

身長161cmの小さな体の仲川が、大きなDFの間を切り裂いていくスピードは爽快だった。ただ、あの速さは昨シーズンも見られたもの。彼が一段階上がったなと思わせてくれたのはシュート。左足でも決められるようになったのが大きかったんじゃないかな。シーズンにPKを1度も蹴らずに得点王ってのは、久しぶりのことだと思うよ。

12月10日から始まるE-1選手権の日本代表にも初選出されたし、スピードとシュートで森保一監督にアピールして、日本代表争いに深く食い込んでいってくれることを期待しているよ。

マルコス・ジュニオールは、今年から加入したとは思えないほどチームに馴染んだよな。ゴールを決めた後に見せたドラゴンボール・ポーズも大きかったのかもしれないね。素晴らしいプレーだけではなく、パフォーマンスでもサポーターを楽しませてくれる。本物のプロフェッショナルだよ。

だけど、攻撃陣も魅力的だけど、やっぱりDF出身としては、タイトル奪還は守備陣の成長無くして実現しなかったと声を大にして言いたいな。リーグ戦の総失点は、昨季はリーグ16位の56点もあったのが、リーグ7位の38失点。

J3からJ1へ移籍して守護神の座をつかんだパク・イルギュの守備範囲の広さや、スピード抜群のCBチアゴ・マルチンスのカバー能力の高さ、日本代表にまで上り詰めたCB畠中槙之輔の存在が、総失点を大きく減らすことにつながったけれど、忘れちゃいけないのが、ボランチの喜田拓也。

彼は本当によく働いたよ。優勝を決めた直後に涙したけれど、キャプテンとしての苦労が報われたよな。派手さはないけれど、間違いなく攻守両面で喜田がチームの屋台骨を支えていたね。

FC東京は優勝するのに最終節で4点差をつけての勝利が必要だったけど、結果的には3点を奪われて敗戦。だけど、内容的には紙一重だったよな。

前半戦にチームを牽引した久保建英が移籍でチームを去り、9月からは本拠地をラグビーW杯のために使えないなかでも、シーズン終盤まで首位を守っていた。昨季は夏場で失速したのが、今年はそれが伸びて、クラブ最高位の2位。来季こそだよな。

両クラブとも来季はACLも戦う。横浜F.Mは6年ぶり、FC東京は4年ぶりの舞台。過密日程になるなかで、J1リーグでどういう戦いを見せてくれるのかも、いまから楽しみだよ。

今年のJ1シーズンの観客動員数は、過去最多となる634万9681人。Jリーグの魅力が増した成果だよな。来シーズンは今年以上の観客がスタジアムに足を運んでくれることを期待しているよ。

横浜F・マリノス J1優勝! 沸騰するサポーターの声を日産スタジアムで聞いてきた! – [はまれぽ.com] 横浜 川崎 湘南 神奈川県の地域情報サイト
 
 

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スーパーサッカー 横浜F・マリノス15年ぶりのJ1優勝SP!! – YouTube


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