【試合結果まとめ(1△1)】2019/3/10(日)14:00KO J1第3節 横浜F・マリノスvs.川崎フロンターレ@日産スタジアム

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アンカー(目次)

1.横浜F・マリノスオフィシャルサイト
2.Jリーグ.jp
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5.Webニュースログ
6.今週の他会場など

横浜F・マリノス オフィシャルサイト

2019 明治安田J1 第3節 vs川崎フロンターレ | 2019 | 試合 | 横浜F・マリノス 公式サイト

監督コメント

アンジェ ポステコグルー

「全体的には、本当に良いゲームができたと自分では思っています。
川崎Fという良いチームを相手に、あのようなサッカーができたというのもそうですし、皆さんご存知のとおり、やはり両チームとも攻撃的なサッカーをするチームです。そこで2-2というのはフェアな結果ではないかと思います。
ただ、こういうゲームのなかから、自分たちはしっかりと学ばなければいけない部分だったり、成長しなければいけない部分を取り入れて、次に向けてしっかりと準備していきたいと思います」

質問:今日のプレッシング、ボールを奪うという部分については、どのように評価していますか?
「ほとんどの展開で、自分たちはプレスをかけられたと思います。
やはりプレスをかけるということは、後ろに大きなギャップが空いてしまうので、そこで特に川崎Fのようなボールを動かすのがすごくうまいチームに対しては、しっかり自分たちが良いタイミングでプレスにいかない限り、難しくなってしまいます。
攻撃だけではなくて、アグレッシブに守備のところもやるというのが自分たちのチームです。
川崎Fというチームは、常にボールの支配率が65%ぐらいあると思うのですけれど、自分たちが今日のようなサッカーをすることによって、相手を苦しめられたのではないかと思います。
ですので、全体的にいえば良いプレスができましたし、良い展開で試合を運ぶこともできたと思います 」

質問:前半は球際で優位に立てず、なかなかうまくボールをキープできなかったという印象がありますが、その点については、どう思っていますか?
「非常に強いチームである川崎Fを相手にした試合でした。自分も毎試合、川崎Fの試合をチェックしています。
川崎Fにボールを持たせてしまえば、川崎Fが簡単に相手陣内にボールを運ぶ回数は増えていきます。
我々F・マリノスはそうではなく、アグレッシブに前から行くことによって、川崎Fをゴール前に来させないようにという部分も含めて、プレスをかけていきました。
もちろん、完全な試合というのはまずありません。ミスは起きると思います。ですが、ただミスを引きづるのではなく、やり続けることが大事です。特に今日の後半は、自分たちがしっかりと行けたところでボールを奪い、相手のゴール前まで仕掛けることができました。
最終的な部分は判断だとは思うのですけれども、そういう小さなところですが、決め切れるのか決め切れないのかで試合結果は大きく変わります。ですが、その局面まで行けたというのは、大きな収穫だと思います。
そして、特にこういう川崎Fのような相手に2-2という結果は、先ほども言いましたが、フェアな結果ではないかと思っています」

質問:前半15分ぐらいに、大きな声と激しいアクションで指示をしていましたが、どのような内容だったのでしょうか?
「動きの中で、なかなかボールを前に持って行くことができない時間帯でした。もちろん早い時点で失点をしてしまい、相手に自信を持たせてしまったい時間帯だったと思います。
相手はもちろん、我々が後ろでボールを持った時にプレスに来ていました。それは我々のプレスとは、違ったプレスでした。ただプレスをかけてからの二度追い、三度追いという動きはなかった思います。そこで逆に相手をはがせれば、自分たちのチャンスになったと思います。
そういう部分で、周りの誰かがボールを持った時に、見ているのではなく全員がボールに関わっていくところをもう一度確認していくように、と指示を出しました。
川崎Fが前から来るということは分かっていましたから、自分たちがしっかりと自信を持ってやることだと思いますし、自分たちのやり方を信じてやっていくことだと思います」

選手コメント

チアゴ マルチンス

「クラシコみたいな試合をやることは、楽しめると思うし、すごくいいことだと思います。それと同時に難しい試合でした。相手もいいチームなのでクオリティーが高くて、なかなかすべてが思いどおりにはいかなかったです。
そういう中で勝てたかもしれないのですけど、最終的には引き分けて勝点1を獲れたのは良かったと思います」

仲川 輝人

「1点目の折り返したボールは、感覚です。腰を回すために二歩ぐらいステップを踏んで蹴りました。
クロスの前の大津選手とのパス交換を含め、あのプレーは練習の中からやっていますし、きついなと思いながら走っていますし(笑)。
あきらめずにというか、ああいった可能性のあるプレーを続けていけば点につながります。あの場面ではエジも、しっかりニアに走り込んでくれていました。それが流れてマルちゃんのところに行きました。皆、信じてプレーしていました。そこは、良くなってきている部分です。
ただ今日、自分はシュートを打っていないと思います。やはりゴールを決めなければ、と思います。
前半危ないシーンがありましたが、大樹くんが防いでくれたし、守備陣がプレスバックを頑張ってくれたので、最後に追いつくという結果になったと思います。
満足ではありませんし、やはりホームでフロンターレに勝ちたかったですけれど、最低限の勝点1という感じです」

大津 祐樹

「ウチは勝ちにいっての引き分けだったので、悔しいです。本当に勝てた試合だと思うし、勝たなきゃいけなかった。
でも最後、引き離された後に追いついたのは、去年にはなかったこと。負けの試合を引き分けにもっていけるのは、優勝するチームにとってすごく大事なことですから。
チームとしてフィットしている感はすごくあるので、どんどん重ねていければいいと思います」

Jリーグ.jp

横浜FMvs川崎Fの試合結果・データ(明治安田生命J1リーグ:2019年3月10日):Jリーグ.jp
 ├ 入場者数 36,216人
 └ フォトギャラリー

選手コメント

扇原 貴宏

--得点シーンはどういうことを考えて押し込んだ?
相手のマークより前に入るということだけを考えていた。いつも自分はファーだけど、今日は大津(祐樹)くんと途中で代わってそこのポジションに入っていくということだった。相手の選手の前に入ることだけを考えていた。

--扇原選手が入っていったポジションは狙いどころという話もあった?
(川崎Fのセットプレーの守備が)マンツーマンなので、ニアのゾーンを1つ越えればチャンスというのはスカウティングでも言っていた。本当にみんな良い入り方ができていたと思うし、キッカーの(天野)純も良いボールを蹴ってくれた。それが結果につながって良かった。

--2失点目をしたときはチームでどんな話をした?
誰も下を向いていなかったし、ピッチの中でみんなが「まだまだいける」というふうに声をかけ合っていた。みんなのその姿勢が同点ゴールにつながったと思うので、そういう姿勢はこれからも大事にしていきたい。

マルコス ジュニオール

--ゴールを振り返って。
あの形は練習からよくやっている形。逆サイドの選手がボールを持っているときは逆サイドのウイングがペナルティーエリアに入ることを要求されているので、しっかり入った。テル(仲川 輝人)が折り返したボールからエジガル(ジュニオ)を通って僕に渡ってきて決めることができた。

--初ゴールの瞬間の気持ちは?
ゴールするのはうれしいので常にゴールを決めたいけど、この試合はもう過ぎたことなので、次節も決められるように頑張りたい。

--“神奈川ダービー”の雰囲気はどうだった?
僕自身、ダービーはすごく好き。モチベーションにもなるし、ブラジルの頃からダービーで得点を決めることが得意だった。今日も盛り上がったダービーだったと思う。

仲川 輝人

--1点目のクロスは大津 祐樹選手とパス交換した時点からあそこまで行ってクロスを上げることをイメージしていた?
練習からやっている形だけど、パスがキツいなと思いながら走っていた(笑)。

--ゴールラインギリギリだった。
前半に2回ぐらいありましたね(笑)。でもあきらめずに、可能性を残していけば点も生まれるし、エジ(エジガル ジュニオ)もニアでつぶれるというかしっかり走り込んできてくれたし、それが流れてマルちゃん(マルコス ジュニオール)のところにいった。みんなが信じてプレーしていたし、それは良くなってきているところ。

--マルコス ジュニオール選手が見えていたわけではない?
中を見られるパスの強さではなかった(笑)。折り返すのが精一杯だったけど、そこにみんなが入ってくれているという思い。それが一番強かった。みんな入ってくれているし、そこに入っていけというのは監督からも口酸っぱく言われているので、感覚だったけど、練習の成果だと思う。

 
 

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2019 明治安田生命J1リーグ 第3節 vs.川崎フロンターレ ハイライト動画 – YouTube
 
 

ネットニュース・Weblog

スポーツニッポン

扇原 ラストプレーで同点弾!昨季王者から勝ち点1獲得― スポニチ Sponichi Annex サッカー

 横浜がラストワンプレーで同点に追いついた。1―2の後半アディショナルタイム。GK飯倉も参加した天野の左CKに、最後は中央で途中出場の扇原が頭で合わせた。

 扇原は「ニアを越えればチャンスとのスカウティングだった」と狙い通りの一発に笑顔。開幕3連勝は逃したが、昨年リーグ王者相手に勝ち点1を上積み。代表復帰も狙う天野は「自分たちのサッカーができた」と自信を深めた様子だった。

ニッカンスポーツ

横浜が土壇場追いつく川崎F3戦未勝利/横-川3節 – J1 : 日刊スポーツ

川崎フロンターレと横浜F・マリノスは2-2の引き分けに終わった。川崎FはMF大島僚太(26)が先発で発表されていたが、ウオーミングアップ中のアクシデントで試合開始前に急きょ、MF田中碧(20)に交代した。

試合は前半4分、田中のスルーパスをFWレアンドロ・ダミアン(29)がゴール右で受けると鮮やかなループシュートでネットを揺らし先制に成功する。しかし、今季既に5得点と攻撃力がある横浜も前半24分、MF仲川輝人(26)が右サイドをえぐり、グラウンダーのマイナスクロスを供給。ファーサイドで待っていたFWマルコス・ジュニオール(26)が流し込みすぐ同点に追いついた。後半は互いに決定機を決めきれず1-1で迎えた43分、途中出場のFW小林悠(31)のヘディングの折り返しを、レアンドロ・ダミアンが頭で押し込み勝ち越し。しかし、横浜は最後の1プレーでコーナーキックからMF扇原貴宏(27)が起死回生の同点弾。2-2で試合を終えた。

サンケイスポーツ

横浜M・ポステコグルー監督、土壇場同点弾ねぎらう「諦めない姿勢出してくれた」 – サッカー – SANSPO.COM(サンスポ)

 明治安田J1第3節最終日(10日、横浜M2-2川崎、日産ス)横浜Mは1-2の後半ロスタイム、GK飯倉も上がったCKから同点ゴールを奪った。天野のキックに中央で合わせたのは、途中出場の扇原。今季初出場でチームを救ったMFは「出場機会がなく、悔しかった。相手のマークより前に入ることだけを考えた」と胸を張った。

 開幕から2勝1分けと上々の滑り出し。ポステコグルー監督は「最後まで諦めない姿勢を出してくれた」と選手をねぎらった。

森保監督、横浜M-川崎視察 若手にエール「存在感発揮してほしい」 – サッカー – SANSPO.COM(サンスポ)

 明治安田J1第3節最終日(10日、横浜M2-2川崎、日産ス)12日で開幕まで500日となる東京五輪に向け、本番で原則23歳以下のサッカー男子日本を率いる森保監督は「金メダルを取ろうと思ったら、J1のスタメンでばりばり出るぐらいの選手でなければ本当に難しい。それだけの気持ちを持ってポジションをつかみ取ってほしい」と若手にエールを送った。

 視察した横浜M-川崎では、この年代の先発は川崎の20歳、田中のみ。森保監督は「J2や大学で出ている選手もいるが、J1以上のレベルでポジションをつかみ、存在感を発揮してほしい」と期待した。

スポーツ報知

【横浜M】執念の1バック&5トップの“破天荒布陣”で扇原がラストプレー弾!川崎とドロー : スポーツ報知

 横浜Mがラストプレーで執念の同点弾を沈めた。1点を追う後半ロスタイム、MF天野のCKをMF扇原が頭で押し込んだ。昨季王者からの勝ち点1に、アンジェ・ポステコグルー監督(53)は「諦めない姿勢を見せることができた」とうなずいた。

 2バックで猛攻を仕掛けた後半ロスタイム、パスをカットしたDF畠中までもが前線へ駆け出し、最終ラインに帰って来なかった。1バック&5トップという「1―4―5」の“破天荒布陣”でゴールを目指し、見事に結果に結びつけた。

 パス回しに絶対の自信を持つ王者が相手でも、積極果敢にボールを奪いにいく姿勢を貫き通した。MF大津はかわされて尻もちをつき、目の前であしらわれたDFティーラトンは前のめりに倒れた。それでもボール奪取を試み続け、素早い攻撃で12本のシュートを浴びせた。天野は「勢いに乗ることができる。フロンターレと同じ目線で戦えた」と手応え。開幕3連勝はならなかったが、収穫の多い勝ち点1をつかんだ。

サッカーダイジェスト

【J1採点&寸評】横浜2-2川崎|L・ダミアンが圧巻の2得点! 横浜は中盤のトライアングルが好プレー | サッカーダイジェストWeb※一部抜粋

【チーム採点・寸評】
横浜 5.5
ポゼッションではやはり川崎のほうが一枚上手。だが後半は押し込む時間帯もあり、勝ち越されてもラストワンプレーで同点に追いつく粘り強さで勝点1を掴んだ。

【横浜|採点・寸評】
GK
21 飯倉大樹 5.5
得意のフィードが乱れ、失点を招く。それでも強気なビルドアップは最後まで貫き通した。

DF
18 広瀬陸斗 5.5
気持ちのこもったプレーは見せた。しかし、イージーなミスが散見。安定感を欠いた。

13 チアゴ・マルチンス 5.5
出足の鋭い守備は悪くなかった。カバーリングも懸命にこなすが、2失点は減点材料。

44 畠中槙之輔 5.5
CKからヘッドで狙うも決められず。L・ダミアンとのエアバトルでは競り勝つことも。

5 ティーラトン 5
リーグ戦初出場。チームの戦術は理解できている。だがインパクトを放ったとは言えず。

MF
8 喜田拓也 6
精力的にボールを出し入れ。相手のパスワークにも必死に食らいついていった。

7 大津祐樹 6(75分OUT)
リーグ戦初先発。身を挺したタックルなどハードワーク。球際でも激しく戦った。

10 天野 純 6.5
左サイドから好クロスを供給し続け、正確無比なCKで劇的な同点劇を演出した。

FW
23 仲川輝人 6
M・ジュニオールの同点ゴールをアシスト。縦に抜けるスピードはさすがだった。

30 エジガル・ジュニオ 5.5
川崎の2CBに終始、手を焼いた印象だ。期待された3試合連続ゴールはならなかった。

9 マルコス・ジュニオール 6.5(82分OUT)
仲川のお膳立てから嬉しい来日初ゴール。切れ味のあるプレーでアクセントを付けた。

途中出場
MF
6 扇原貴宏 6.5(75分IN)
打点の高いヘッドで勝点1をもたらす同点ゴール。中盤でも要所でプレーに絡んだ。

FW
11 遠藤渓太 ―(82分IN)
安易にクロスを上げず、もっと強気に仕掛けてほしかった。出場時間が15分未満のため採点なし。

FW
20 李 忠成 ―(90+2分IN)
思うようにパスが届かず、見せ場は少なかった。出場時間が15分未満のため採点なし。

監督
アンジェ・ポステコグルー 6
ベンチワークで先に動かれても慌てず、扇原の投入で中盤を厚くし、相手を押し込む。

白熱の神奈川ダービーはドロー決着!川崎はL・ダミアンが2発、横浜は90+5分に扇原が同点弾 | サッカーダイジェストWeb

 J1リーグ3節の横浜F・マリノス対川崎フロンターレが10日、日産スタジアムで行なわれ、2-2の引き分けに終わった。

 横浜は契約の関係で三好康児がメンバーを外れ、川崎はACLとの連戦を考慮して中村憲剛、小林悠がベンチスタート。それでも、ともに攻撃力を持ち味とする両チームの対戦は、立ち上がりからエキサイティングな展開が続いた。

 まずは4分、川崎が先手を取る。相手GKの縦パスを田中碧が高い位置でインターセプトし、その流れのまま前線にスルーパス。これを受けたレアンドロ・ダミアンが飛び出してきたGKの上を抜くループシュートを放ち、ネットを揺らした。

 一方の横浜も丁寧にパスをつないで隙をうかがい、24分に1点を返す。大津祐樹とのパス交換で右サイドを抜け出した仲川輝人がゴールラインぎりぎりからマイナスのクロスを折り返すと、ファーサイドで待ち構えていたマルコス・ジュニオールがフリーでボレーを沈めた。M・ジュニオールはJ初ゴール。ブラジルでも披露していた”かめはめ波”のゴールパフォーマンスで会場を沸かせた。

 後半も試合のテンションは高く、互いに攻撃的なサッカーでゴールに迫るが、なかなか追加点は生まれない。そんな膠着した展開のなか、川崎は66分に家長昭博に代えて小林悠を投入し、試合を動かしにかかる。さらに川崎は、68分に登里享平に代えて長谷川竜也、80分には守田英正に代えて中村憲剛と、次々に攻撃のカードを切った。

 対する横浜は75分に大津を下げ、ボランチの扇原貴宏を入れて天野純を高い位置に上げる。さらに、82分にM・ジュニオールに代えて遠藤渓太を投入。やや疲労の見える川崎を押し込み、サイドを起点に圧力をかけた。

 そうして迎えた88分、待望の追加点を奪ったのは川崎だった。中村のパスを受けた長谷川が左サイドからクロスを供給。小林悠が頭で折り返し、ファーサイドに詰めていたL・ダミアンが頭で押し込んだ。

 しかし、これで試合は終わらない。終了間際の90+5分、GK飯倉も前線に上がったCKで天野がクロスを上げると、扇原がヘディングシュートをねじ込み、横浜が土壇場で同点に追い付いた。ゴール直後に試合は2-2で終了。白熱の神奈川ダービーは、ドローで幕を閉じた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【戦評|神奈川ダービー】ふたつの「!」が詰まったエンタテイメントに満ちたゲーム | サッカーダイジェストWeb

これが王者の底力かと、しばし茫然とした。

 横浜担当としては、せつなくなる失点でもあった。1-1で迎えた後半、横浜は川崎を押し込む時間が増えていた。もう少しで逆転もありえるか、という期待を抱かせるも、川崎がこの日、ふたつ目のゴールを決める。

 88分、敵陣中央でボールを足もとに収めた中村憲剛がテンポ良く左サイドに配給。パスを受けた長谷川竜也が逆サイドにふわりとしたクロスを入れる。右サイドから走り込んでいた小林悠が打点の高いヘッドで折り返すと、中で待つレアンドロ・ダミアンが身体ごと投げ出し、ダイビングヘッドでゴールにねじ込んだ。

 ハイテンポなパスワークをベースに、3人目、4人目の動きを絡めながら、地上戦でスピーディに崩しにかかる。そんなイメージの強い川崎だが、ダイナミックなサイドチェンジから、小林やL・ダミアンらフィジカルに優れる選手のパワーを活かして、力強く相手ゴールをこじ開ける術も持っているのかと、その得点パターンの“懐の深さ”に恐れ入った。

 時間帯も考えれば、横浜にとっては致命的な失点とも思えた。内容は良くても、結局、最後は押し切られる。横浜に限らず、サッカーではよくある光景だ。

 勝てなかったが、あの川崎相手にまずまずの戦いを見せたかな、と敗戦を覚悟した。だが、ピッチに立つトリコロールの選手たちは、誰ひとり、諦めていなかった。

「絶対に最後まで諦めない。基本に忠実にというか、あそこで失点しても下を向かない、それは簡単なことじゃないけど、そういう声かけ、働きかけは大事だし、俺だけじゃなくて、周りの選手も声を出していた」(喜田拓也/横浜)

 ラストワンプレーだ。左CK。GKの飯倉大樹も攻め上がる。天野純が左足を振り抜く。途中出場の扇原貴宏がジャンプ一番、ヘッドで合わせる。川崎のゴールネットが揺れる。

 誤解を恐れずに言えば、“横浜らしくない”劇的な同点劇だった。かつての横浜なら、ある意味、負けパターンでもあった。だが、この試合では違った。

「今年のF・マリノスは、こういうのがちょっとあるかもしれない。去年の流れだったら、(先に失点して)崩れて、同点にしても、また失点すると、そのまま負けて、だったりするけど。今年は粘り強いというか、最後まで諦めない気持ちとかが、点にもつながったと思う」

 そう振り返る仲川輝人は、「満足はできないですけど」と唇を噛みしめるが、少なからずチームの成長も感じているようだ。

 日曜日の午後、3万6,216人が足を運んだ神奈川ダービーは、2-2の痛み分け。ただ、両チームの“意外な発見”とも言える魅力が凝縮された、エンタテイメントに溢れるゲームだった。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

【横浜】失点を招いたGK飯倉大樹のハイリスクな縦パス。だがそこにはある狙いが―― | サッカーダイジェストWeb

「キー坊(喜田拓也)と話したんだけど、相手が来ているから、俺はキー坊の左足に出して。キー坊も分かっていたんだけど、ピッチもスリッピーだったし、ボールが伸びちゃったっていう。お互いにどっちのミスでもないと思うし。意志疎通はできているから」

 横浜のGK飯倉大樹が振り返るのは、開始4分の失点の場面についてだ。飯倉がアンカーの喜田に縦パスをつけようとする。だが、このボールはわずかの差で喜田の足もとには届かず、川崎のボランチ田中碧に拾われる。そして田中はすかさず前方にいるレアンドロ・ダミアンにスルーパス。これを受けた元セレソンFWは、前に出てきた飯倉の頭上を抜く鮮やかなチップキックでゴールネットを揺らした。

 ビルドアップの乱れを突かれた失点だった。映像を見返せば、たしかに飯倉の言うとおり、ボールが予想以上に伸びてしまい、受け手の喜田もトラップできなかった。

 最後尾から丁寧にボールをつなげるスタイルの横浜に対し、川崎は高い位置からハメにきていた。飯倉の不用意なパス。そんな見方もできるかもしれない。

 ただ、飯倉がパスを出した瞬間、センターサークル付近のエリアに注目してほしい。川崎側は横浜のビルドアップを狙っている。当然、守備が前がかりになる。カットしたのは田中だが、もう一方のボランチ守田英正も喜田を狙ってダッシュ。結果、ピッチ中央にはスペースが生まれる。中に絞っている横浜の右SB(このポジショニングも横浜の特長だ)広瀬陸斗や、左インサイドハーフの天野純はフリーの状態だった。

 縦パスを受けた喜田がそのまま前を向く、あるいは近くにいる選手に預けてもいい。そこから素早く広瀬や天野につけられれば、一気に中央から崩せる。

“不用意”に見える飯倉の縦パスには、そんな狙いが込められているのだろう。トリコロールの守護神は「自分たちのサッカーをするには、あそこ(アンカー)を使わないと、絶対に優位性は生まれない」と断言する。

 リスクの伴う戦術ではある。川崎戦を見るまでもなく、ひとつのミスが失点に直結する確率は高い。だが、飯倉が怖気づいて安易にロングボールを選択すれば、喜田が相手のプレスを嫌がってパスを受ける準備を放棄すれば、横浜が目指すアタッキング・フットボールは成立しないだろう。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

サッカーキング

神奈川ダービーは終盤にドラマ! 劇的CKで最後に横浜が追いつきドロー | サッカーキング

 2019明治安田生命J1リーグ第3節が10日に行われ、横浜F・マリノスと川崎フロンターレが対戦した。

 試合序盤は川崎が攻勢を強める。レアンドロ・ダミアンのクロスからCKを獲得するも、ゴールに結びつけることができない。続く4分、川崎が早々に先制する。高い位置でボールを奪取した田中碧がスルーパスを供給。飛び出したL・ダミアンがGKの頭上を越えるループシュートで貴重な先制弾を記録した。

 一方ホームの横浜も黙っていない。右サイドからのグラウンダーのクロスを、エジガル・ジュニオがニアでスルー。川崎守備陣の間を抜けたボールをマルコス・ジュニオールが蹴りこみ試合を振り出しに戻した。

 後半に入り、横浜が川崎を徐々に押し込む展開を見せ、両チームとも決定機を作り出す。88分、長谷川竜也のファーへのクロスに小林悠が合わせて折り返すと、L・ダミアンが押し込み貴重な勝ち越し弾を決める。

 しかし後半アディショナルタイム5分、横浜のCKにGK飯倉大樹も上がってくる。このCKに扇原貴宏が競り勝って合わせ、劇的同点弾を沈める。

 試合はこのままタイムアップ。神奈川ダービーは終盤のドラマでドローに終わった。

 次節、3月17日に横浜はアウェイで大分トリニータと、川崎はホームでガンバ大阪と対戦する。

フットボールチャンネル

マリノスが手にした「踏ん張れる強さ」。ラストプレーの劇的同点弾を生んだ団結力の秘訣 | フットボールチャンネル

横浜F・マリノスは10日、J1リーグ第3節で川崎フロンターレと2-2の引き分けを演じた。チームの柱が出場できない中で、連覇中の王者に2度勝ち越されながら、ラストプレーで勝ち点1をもぎ取る。最後の最後まで諦めない姿勢には、数字で測ることのできない力強さがあった。(取材・文:舩木渉、データ提供:Wyscout)

–三好の不在をいかに乗り越えるか

 たった1人の不在の影響がピッチ上に現れた。横浜F・マリノスの三好康児は、レンタル元である川崎フロンターレとの対戦に出場できない。あらかじめそのことがわかっていながら、実際に迎えた11日のJ1第3節で彼がチームの柱になっていることが改めて証明された。

 開幕からリーグ戦2試合で2連勝していたマリノスにおいて、中盤より前の選手で最も多くのパスを受けていたのが三好だった。第1節のガンバ大阪戦は58本でチーム内最多、第2節のベガルタ仙台戦でも67本のパスを受け取っていた。

 そこからどう展開するかも興味深い。それぞれの試合で三好のパスの受け手となった選手を多い方から3人ずつ並べると、G大阪戦はチアゴ・マルチンス(9本)、天野純、仲川輝人(ともに7本)、仙台戦は仲川(9本)、マルコス・ジュニオール、高野遼(ともに7本)となる。

 1試合で50本以上のパスを受ける三好は高確率でボールを持った状態のまま前を向き、自分よりゴールに近い場所に立つ選手へとパスを届けられる。そういった傾向はデータを通して見えてきていた。

 では、フロンターレ戦で三好がいなくなったマリノスはどうなったかといえば、モロにその影響を受けたように見えた。特に前半、ボールの預けどころでありビルドアップの起点にもなる三好の不在によって、最終ラインからのパスコースが1つ消え、相手のハイプレッシャーを受けながらミスが続いた。

 GKからの縦パスがずれたところを狙われて4分にフロンターレに先制を許し、出だしでつまづいてしまう。だが、ここからが1年前とは違った。昨季のマリノスはホームでフロンターレにボール支配率で圧倒的に上回られ、なんとか勝ち点1を拾うにとどまった。ところが今年は選手たちが同じドローにも、チームとしての成長を実感しているのである。

「少し前までは(フロンターレを)リスペクトしすぎて引いたり、ちょっとプレッシャーをかけられたらボールをつなげなくなったりとか、同じ目線でできていなかったんですけど、今日に関しては何のプレッシャーも感じずに、他と同じ目線でプレーできているので、次やった時がすごく楽しみです」

 天野は2連覇中の王者相手のドローに大きな手応えを感じているようだった。「同じ目線」を持てた理由もハッキリしている。「積み上げてきたものへの自信と、自分たちのテンポでやったら絶対に相手はついてこれないという自信、そこかなと。チームみんなにそのオーラが出てきているので、一緒にやっていて頼もしい」と背番号10は胸を張る。

–「出ていない選手がどれだけチームを思っているか」(大津)

 昨季との違いをもう1つ挙げるとすれば、失点後の振る舞いだろう。アンジェ・ポステコグルー監督の1年目だった2018年は、先制した試合で失った勝ち点がリーグワーストだった。先にゴールを奪った試合で10勝2分7敗、実に25ポイントも取りこぼしていた計算になる。

 この不名誉な記録に象徴されるように、とにかく失点した後のチーム全体の落ち込みが結果にまで影響を及ぼしていた。先制するかしないかに限らず、1点取られると、そこから立て直せないまま簡単に2点目も失ってしまうという悪循環に陥った試合は数多く見た。

 ところが今年のフロンターレ戦で、マリノスは昨季と見違えるような力強さを発揮した。4分に先制されても臆することなく前年度王者に向かっていき、主導権を握る時間帯も長くあった。24分のマルコス・ジュニオールの同点ゴールまでの流れは昨年から積み上げてきたコンビネーションと戦術の賜物。しかし、終盤まで1-1で引き分けムードが漂っていた中で、88分にフロンターレに勝ち越されてしまう。

 またダメか……。そんな思いも頭をよぎったが、ピッチ上の選手たちは一切諦めていなかった。「誰も下を向いていなかったし、ピッチの上でまだまだいけると声を掛け合っていた」と扇原は語る。途中出場だったキャプテンは、「本当にみんなの下を向かなかった姿勢が同点ゴールにつながった」と自らのヘディングシュートで勝ち点1を手繰り寄せた。

 後半のアディショナルタイムの目安である4分が過ぎようとしても、一切気を緩めることなく攻め続けた末に獲得したコーナーキックだった。ギリギリの状態でも冷静さを保ち、左サイド深くまで入り込んだ天野は「出すところがなかったので、とりあえず当てとこうと思って当てました」と、狙い通りにコーナーキックを獲得。

 そして「一番チャンスになるのはあそこのエリアだと思っていて、スカウティングでも言われていたので、そこにとりあえず流し込みました」と、フロンターレの弱点にドンピシャのボールを蹴り込んだのである。

 三好に代わって先発し、今季リーグ戦初出場となった大津祐樹も「昨年と違って勝負強さも兼ね備えてきているのかなと。ただやりたいだけのサッカーをやるのではなくて、本当にいまいいチームになっているなという実感はあります」と現状への手応えを実感している。

「最後のプレー、ああいういうところで決め切れるか、決め切れないかは昨年との大きな違いだと思う。タカ(扇原)にしろ、(試合に)出ていない選手がどれだけチームを思っているかという気持ちが乗ったゴール。その分チームとして勝ちたいんだという気持ちが、1人ひとりいま練習からやっている中で、出ている選手にしろ、出ていない選手にしろ、本当に同じような力でいると思うので、誰が出ても変わりないというか、そういったすごく面白いチーム編成になっていると思っています」

–手にしかけた「踏ん張れる強さ」を本物にするために

 もちろん失点の多さ、特に自分たちの不用意なミスからあっさりゴールを奪われてしまう悪癖は改善しなければならないし、他にも課題はたくさんある。11日には練習中に全治8ヶ月という重傷を負った高野の長期離脱も発表されたが、今後も怪我などで思い通りのメンバー編成ができない試合が出てくるだろう。

 そういった困難な場面で、チームとしての破壊力をいかに保って勝ち点を拾い続けるかが上位進出、あるいはタイトル獲得に向けて重要になる。昨年のように攻撃力が抜群に高くても、勝てる試合を取りこぼすようなことがあればいい流れも途切れてしまいかねない。

 誰か重要な選手がいなくとも、代役として起用される選手の特徴を生かしてチーム全体のオーガナイズを再編成していけるか。大津は昨年同様ハードワークと強度の高さで存在感を示し、新戦力のティーラトンもマリノスのスタイルに順応しつつある。

 喜田拓也は言っていた。

「早い時間の失点をしないに越したことはないですけど、このチームなら絶対に取り返せると思っていたので、100%仲間を信頼していましたし、そこへの自信みたいなものも自分にはあった。現にああいう自分たちの狙い通りの崩しで点も取れました。最後のああいう時間で失点する試合ってなかなか難しいと思うんですけど、メンタル的にも落ちずに、あそこでもう1つ踏ん張れる強さみたいなものを今日感じましたし、みんなの目も死んでいなかった。

自分からも必死に声をかけるべきだったし、周りの選手も『まだいくぞ』と言っていたので、『もしかしたらあるんじゃないか…』と思っていました。結果は引き分けですけど、追いつけたというのはまた1つチームが強くなっていく上で大事な過程だったのかなと思います」

 最後の最後まで勝負をあきらめず、チャンスをものにする力。天野曰く「監督がすごく言っている勝者のメンタリティの部分」が身についてきているのだろうか。どうしても数字では測れないが、何かを成し遂げるにはそういった目に見えない力も必要になる。チームの総合力が問われる試金石だったフロンターレ戦で掴んだ自信を、次戦以降にもしっかりつなげられれば、それはマリノスの本物の実力になっていくはずだ。

ゲキサカ

神奈川ダービーは劇的ドロー…川崎Fが終盤勝ち越しも、横浜FM扇原がラストプレー劇弾 | ゲキサカ

 J1リーグは10日、第3節を各地で行い、川崎フロンターレと横浜F・マリノスが対戦した。川崎Fが終盤に勝ち越しゴールを奪ったが、横浜FMがラストプレーに追いつく劇的な展開で2-2のドロー。2連覇中の川崎Fは3試合未勝利。横浜FMの連勝は2でストップした。

 ホームの横浜FMは前節仙台戦(◯2-1)から先発2人を入れ替えた。DF高野遼と契約の関係で出場できないMF三好康児(川崎Fから期限付き移籍中)がメンバー外。サブ組主体で臨んだ4日前のルヴァン杯札幌戦(△1-1)にフル出場したDFティーラトン、MF大津祐樹が続けて先発した。

 対する川崎Fは前節鹿島戦(△1-1)から3人を変更した。4日前のAFCチャンピオンズリーグ上海上港戦(●0-1)にフル出場していたMF中村憲剛とFW小林悠がベンチスタート。さらに試合直前のアクシデントでMF大島僚太がメンバーを外れ、MF登里享平、MF田中碧、FW知念慶が先発に入った。[スタメン&布陣はコチラ]

 試合は立ち上がりから動いた。川崎Fは前半4分、大島のアクシデントで緊急出場となった田中がGK飯倉大樹のパスミスを拾うと、すぐさま最終ラインのギャップにスルーパス。これにL・ダミアンが反応すると、軽く浮かせたループシュートでネットに流し込み、リーグ戦初ゴールとなる先制点を奪った。

 横浜FMは前半20分、飯倉を起点としたパスワークで左サイドを崩したが、MF天野純のクロスは惜しくも通らず。同21分には川崎Fに決定機。ハーフウェーライン付近のFKから知念がポストプレーでつなぎ、L・ダミアンのスルーパスにMF家長昭博が反応したが、シュートは飯倉のビッグセーブに阻まれた。

 互いに攻め合う展開の中、横浜FMが前半24分に追いついた。大津とのワンツーで抜け出したFW仲川輝人が右サイドを駆け上がり、ゴールライン際からクロスを供給。ニアでFWエジガル・ジュニオがつぶれ、ファーのFWマルコス・ジュニオールが押し込んだ。M・ジュニオールはアシストの仲川らと共に『かめはめ波』のポーズで祝福した。

 川崎Fは前半31分、家長のFKから混戦をつくり出し、PA左に抜け出した知念が狙うもわずかにゴールマウス右へ。同34分にはカウンターからL・ダミアンの単騎突破でゴール前に迫ったが、シュートはディフェンスに阻まれた。同36分にはDF車屋紳太郎のクリアミスでピンチを招く場面もあったが、ハーフタイムを1-1で迎えた。

 後半最初のチャンスは川崎F。同6分、仲川からボールを奪った車屋を起点に左サイドを崩し、L・ダミアンのシュートは飯倉がストップ。さらに同7分、そこで得たCKを家長がニアのMF守田英正に渡し、斜めのクロスをDF谷口彰悟に通すも、ミートしたヘディングシュートはまたしても飯倉に阻まれ、追加点を奪えない。

 ピンチを逃れた横浜FMは後半10分、川崎Fの激しいプレッシングを細かいパスワークで崩し、大津の突破からチャンスをつくるも最後はわずかに合わず。同12分、天野の右CKに大津が頭で合わせたが、大きく枠を外れた。その直後には横浜FMのファウルをきっかけに小競り合いを演じたティーラトンと家長にそれぞれイエローカードが提示された。

 横浜FMは後半20分、大津のボール奪取からM・ジュニオールが左に抜け出し、ニアでつないで最後はE・ジュニオが狙ったが惜しくも枠外。川崎Fは同21分、右サイドからのクロスに知念が頭で合わせるも右に外れた。同22分には、終始相手の脅威となっていた家長を下げ、ベンチに控えていた小林を投入した。

 さらに川崎Fは後半23分、登里を下げてACLの上海上港戦で鋭い突破を見せていたMF長谷川竜也を起用。横浜FMは同31分、大津に代えてMF扇原貴宏をボランチに入れ、MF喜田拓也との横並びにした。川崎Fは同35分、守田に代わって中村を投入し、最後の攻勢に向けて役者をそろえた。

 すると後半43分、土壇場で川崎Fが勝ち越しに成功する。中盤でボールを持った中村が左に展開し、長谷川が低い位置からクロスを配給。これを小林が頭で落とすと、ゴール前に走り込んだL・ダミアンがしっかり詰めた。

 ところが最後にドラマは待っていた。横浜FMは失点直後にFW李忠成を入れ、最後のセットプレー攻勢でGK飯倉もPA内へ。するとアディショナルタイム5分、天野の左CKに反応した扇原がヘディングシュート。これがネットを揺らし、ラストプレーで同点に追いついた。試合はここでタイムアップ。横浜FMが土壇場で勝ち点1をもぎ取った。

(取材・文 竹内達也)

横浜FMのクリリンことマルコス、来日初ゴールでかめはめ波!!「ダービーは得意」 | ゲキサカ

 Jリーグ初ゴールは“得意”のダービーマッチで決めた。今季、フルミネンセ(ブラジル)から完全移籍で横浜F・マリノスに加入したFWマルコス・ジュニオールが0-1の前半24分に同点ゴール。右サイドを深くえぐったFW仲川輝人の折り返しがファーサイドに抜けてきたところを右足で蹴り込んだ。

「あの形は練習からよくやっている。一方のサイドハーフが持っているとき、逆サイドのサイドハーフはペナルティーエリアに入ることが要求されている。テル(仲川)が折り返したボールが自分のところに渡ってきて、決めることができた」

 得点後は仲川、FWエジガル・ジュニオと並んで3人で『かめはめ波』のゴールパフォーマンス。フルミネンセの下部組織で育った26歳のアタッカーは大の『ドラゴンボール』ファンでも知られ、フルミネンセ時代からゴールパフォーマンスでたびたび『かめはめ波』を披露してきた。

 167cmと小柄なマルコスはスキンヘッドの風貌もあり、『ドラゴンボール』のキャラクターである「クリリン」の愛称でも親しまれてきた。J1王者である川崎Fとの神奈川ダービーで来日初ゴールを決め、『かめはめ波』も日本初披露。「僕自身、ダービーは好きで、モチベーションになる。ブラジルにいたころからダービーで点を取ることが得意だった」と胸を張った。

 フルミネンセとフラメンゴというリオデジャネイロを本拠地にする両チームの対戦はブラジルでも最も熱いダービーの一つとされる。「フラメンゴとのダービーはリオで一番大きなダービー。そこでも決めた経験は何度もある」という“お祭り男”は「今日もすごく盛り上がったダービーだったと思う」と、3万6216人が詰めかけた神奈川ダービーを楽しんだようだった。

(取材・文 西山紘平)

「やりたいサッカーをやるだけでなく…」ポステコ体制2年目、大津祐樹が実感する確かな手応え | ゲキサカ

 高いレベルでのポジション争いを楽しんでいる。6日のルヴァン杯・札幌戦(△1-1)で同点ゴールを決めた横浜F・マリノスのMF大津祐樹は中3日のこの日も連続先発。今季、川崎Fから期限付き移籍で加入したMF三好康児が契約上、川崎Fと対戦する公式戦に出場できないこともあり、大津が今季リーグ戦初先発を果たした。

 4-3-3で同じインサイドハーフのポジションを争うライバル。「(三好)康児には康児の良さ、自分には自分の良さがある。お互いに高め合って、負けないように。だれが出ても試合に勝てるようにという意識は持っている」。3トップを攻撃でサポートするだけでなく、球際でも強さを見せ、守備でも貢献。札幌戦に続いて先発したのは大津とDFティーラトンの2人のみという中、後半30分に交代するまで豊富な運動量で走り回った。

 チームは後半アディショナルタイムの劇的同点ゴールで2-2の引き分けに持ち込み、開幕から3戦無敗(2勝1分)をキープした。「最後追いつけたのは去年にはないところだったし、負けの試合を引き分けに持っていくのは、優勝するチームには大事なこと」と指摘する横浜FM加入2年目の28歳は「チームとしてフィットしている感じはある。どんどん勝ち点を積み重ねられれば」と、就任2年目を迎えたアンジェ・ポステコグルー監督の戦術浸透にも手応えをつかんでいる。

「去年と違って勝負強さも兼ね備えてきているのかなと。やりたいサッカーをやるだけではなく、いいチームになってきている実感はある」。劇的な同点弾を決めたのは途中出場のMF扇原貴宏。大津は「出てない選手の気持ちが乗ったゴール。出ている選手も出ていない選手も同じ力がある。だれが出ても変わらないチームをつくれているし、面白いチーム編成になっている」と実感を込めて言った。

(取材・文 西山紘平)

もぎ取った勝ち点1…横浜FM天野純「去年から変わったのはそこ」 | ゲキサカ

 ホームでの神奈川ダービーに引き分け、開幕からの連勝が『2』でストップした横浜F・マリノス。しかし、今季から導入している“キャプテン3人制”の一人を担うMF天野純はポジティブな要素を次々に見い出していた。

 2連覇中の川崎フロンターレをホームに迎えての一戦は、激しい打ち合い。前半4分にミスから先制点を献上したが、得意のサイド攻撃で同点。最終盤にはゴール前を崩され、再び勝ち越されるも、最後の最後に自身のCKから引き分けに持ち込んだ。

 劇的な同点劇だったということもあり、背番号10の表情は柔らかかった。「最初の失点の仕方は良くなかったが、持ち直して自分たちのサッカーができた」。相手はJリーグ王者。かたや横浜FMは昨季、苦しい残留争いを繰り広げていただけに勝ち点1は上々の結果だ。

 また、引き分けという結果以上の手応えもあった。「少し前まではリスペクトして引きすぎていたし、同じ目線でプレーできていなかった。ただ、いまはプレッシャーを感じず、同じ目線でプレーできている」。隣町の国内王者に対し、気負いがなくなったという。

 それは昨季から構築してきたスタイルへの自負ゆえだ。「積み上げてきたものの自信。自分たちのテンポでやれば相手はついて来られないという自負。チーム全体からそういうオーラが出てきている」。相手のプレスに気圧されず、果敢につないでいくという姿勢は、この日も随所に見られた。

 また、そんな余裕の心持ちは最後の最後に訪れた歓喜に表れた。「去年と違ったメンタリティーがある。監督から勝者のメンタリティーを持て、球際に負けるなと言われている。去年から変わったのはそこだし、調子がいいのはそれがあるから」。まだ開幕3試合。すべてを語るにはまだ早いが、生まれ変わった手応えは確かにある。

(取材・文 竹内達也)

意地のラストプレー同点弾!! 横浜FM扇原「誰も下を向いていなかった」 | ゲキサカ

 アディショナルタイムは終了目安の4分間が過ぎ、事実上のラストプレーだった左CK。強烈なヘディングシュートで同点劇を導いたのは、大型補強の中でレギュラーの座を失っていた27歳だった。横浜F・マリノスMF扇原貴宏は試合後、「最低限の結果を出せて良かった」と控えめに振り返った。

 昨季はリーグ戦30試合に出場していた扇原は今季、MF三好康児の獲得とMF喜田拓也の台頭に押し出される形でレギュラー落ち。ここまでルヴァン杯1試合の出場にとどまっていた。「誰もが試合に出たいし、出場機会は欲しい」。そんなMFにようやく出番が回ってきたのはリーグ戦第3節の後半30分だった。

 お互いが相手陣内に攻め合うオープンな展開の中、アンジェ・ポステコグルー監督は4-2-3-1へのシステム変更を決断。「ミスが出てきていたので、自分のところでボールを触って、シンプルにつなぐこと。その上でアグレッシブに勢いをもたらす」(扇原)役割を求められていたという。

 ところが後半43分、勝ち越しを目指していたはずの横浜FMは左サイド攻撃を受け、鋭いボールを左右に振られて失点。今季初黒星の窮地に追い込まれた。「勝ち越された場面はもったいなかったし、途中から入ったからには引き締めるべきだった」。扇原の胸にはそんな後悔もあったという。

 しかし、最後は自分のゴールで試合を仕上げた。後半アディショナルタイム5分、MF天野純の左CKに「相手のマークの前に入ることだけを考えた」と反応し、完璧にミートしたヘディングシュートでネットにズドン。「相手はマンツーマンなので、ニアのゾーンを越えればチャンスというスカウティングがあった」とチームの狙いどおりに決めてみせた。

「誰も下を向いていなかった。まだ行けると声を掛け合いながら、下を向かない姿勢があのゴールにつながった」。自慢の攻撃力で好調が続いている中で決まった、残留争いを知る男の起死回生の同点弾。まだシーズンは始まったばかり、勝負強さを見せた背番号6がレギュラー奪還へ名乗りをあげた。

(取材・文 竹内達也)

白熱の神奈川ダービーはドロー…横浜FMがラストプレー弾で追いつく(16枚) | ゲキサカ

サカノワ

マリノス新10番の天野がCKから劇的弾アシスト「正直もっとできた」 | サカノワ

 横浜F・マリノスで今季から背番号10をつけるMF天野純が、川崎フロンターレ戦のラストプレーとなった90+5分、渾身の左足のコーナーキック(CK)から扇原貴宏のヘッドに合わせてみせた。

 連係ミスを突かれてレアンドロ・ダミアンに先制点を与えて追い付いたものの、88分、相手に勝ち越される。それでも横浜FMの誰もが最後まで諦めていなかった。

「最初の失点の仕方が悪かったけれど、よく立て直すことができて、自分たちのサッカーを出せました。オープンな展開になってしまい、もうちょとゴール前へ相手を押し込んだ形で、簡単なクロスのみならず、中央突破やパスで崩していければ、もっと厚みのある攻撃ができたと思うので、そこは課題だと感じています」」

 そう語る天野はスペースに顔を出してはパスを引き出し、敵陣へと展開していった。

 そしてラストプレーの場面。ボールを保持した天野が田中碧にボールを当ててCKを獲得。そして、「一番チャンスになるのがあそこのエリアだと思っていましたし、スカウティングでも言われていました。そこへ流し込みました」という遠目のサイドへ蹴り込んだ。

 川崎のCKの守備はマンマークで、ニアサイドに一人ストーンを置くという守備体系。そのストーンを越えると、チャンスの可能性が膨らむ。そこでこの日のマーカーとの体格差でも上回った扇原が競り勝ってみせた。

「正直、もっともっとできた。フロンターレの後半の時間帯を、もう少し支配できたと思うし、ちょっとプレッシャーを受けてリズムが悪くなると蹴ってしまうのは、まだまだなところでした」

 今季はアンジェ・ポステコグルー監督から戦術面に加えて、「球際で絶対に負けるな」と”勝者”のメンタリティを植え付けられてきた。「昨季から変わったのはそこ。だから今調子がいいと感じられています」と、これまでのチーム全体の好パフォーマンスにも影響していると、天野も感じている。

 それだけに勝ちたかった。ただ彼は「このタイミングでフロンターレと試合ができたことが良かった」とポジティブに捉える。

「勝てばさらに勢いに乗れましたが、ある程度自分たちのサッカーができました。これからもっともっと勢いが出てくるのかなと感じました」

 CKだったとはいえ、これで横浜FMのセットプレーになれば天野がいる――という脅威を、今後対戦するチームにも与えられる。つまり、横浜のペナルティエリア付近では、簡単にファウルを与えてはならない、と一段と注意してくる。

 マリノスの10番。その存在が、チームに大きなアドバンテージをもたらす。

取材・文:塚越始

扇原が明かす”サヨナラ同点弾”の背景「誰も諦めていなかった」 | サカノワ

 横浜F・マリノスのMF扇原貴宏が川崎フロンターレ戦で後半途中から今季リーグ初出場を果たすと、90+5分のこの試合のラストプレーで天野純の左コーナーキックにヘッドで合わせ、劇的同点ゴールを叩き込んでみせた。

 直前の88分にレアンドロ・ダミアンにゴールを決められ一時、川崎に2-1とリードを許した。しかし、扇原はまだ行けるとすぐ頭を切り替えられたという。

「誰も下を向いていませんでした。まだまだ行けると声を掛け合い、そのみんなの姿勢が、同点ゴールにつながりました。そういう姿勢を、これからも大事にしていきたいです」

 ラストプレーでの185センチの高さを生かしたヘディング弾。非常に高い打点からの気迫のこもった一撃だった。

「(相手のCKに対する守備は)マンツーマンで、ストーン1枚という情報は入っていました。越えてくればチャンスになると思っていました。そこでしっかり相手の前へ入ることだけを考えていました」

 ボールがニアサイドの「ストーン役」を越えてきたところで、ここだとジャンプして飛び込み、「自分が走ってきたところに、良いボールが来てくれました。本当に感謝です」。ゴールが決まると同時に試合終了――いわば”サヨナラゴール”となった。

 そして扇原は満足とまでは行かないものの、確かな手応えを得ていた。

「出場機会がなく悔しい想いを募らせていたので、なんとかチームを勝たせられるようにとピッチに立ちました。最低限の結果と言いますか、そこを残せたのは良かったと思います」

 勝たせられなかった。ただ、2連覇中の相手に一つ「結果」を残せた――。それはポジティブに捉えていた。もちろん一方で課題も感じ取っていた。

「ブンちゃん(ティーラトン)も(広瀬)陸斗も器用な選手で、あとは(自分を含め)セカンドボールも拾えていたらもっと良かったと思います。(88分に一旦)勝ち越された場面は本当にもったいなかった。途中から入るからには、しっかり引き締められるようにやっていけるようにしたいです」

 この日は三好康児が川崎との契約により出場できなかった。そこに大津祐樹が入って、チームに強力な推進力を与え、多くの選手が「誰が出ても戦えることを証明できた」と胸を張った。

 そのなかで扇原もまた記録と記憶に残るゴールを記録し、サポーターを痺れさせた。マルチロールの大型レフティが、横浜FMの選手層の厚さであり、それぞれが異なる特長(武器)を持つ粒揃いな一面を改めて示した”95分間”の戦いぶりだった。

取材・文:塚越始

開幕から負けなし横浜FM。GK飯倉が川崎戦で失点よりも課題に感じたこと | サカノワ

 横浜F・マリノスのGK飯倉大樹は、2-2の引き分けに終わった川崎フロンターレとの『神奈川ダービー』のあと、相手が対策を立ててきた際、どこにギャップを作るのか――そこに課題を感じ取っていた。

「ミスからの失点になったけれども、相手のクオリティの高さもあり、行ってもかわされて、行ってもかわされて、という場面が続きました。ただ、ハードワークは続けられて、90分の最後は相手も足が止まってきて、そういったところはイメージ通りできたかなと思います」

 そのようにハードワークを最後まで怠らなかったチームメイトをたたえた。そのうえで、飯倉はミスから献上した先制点をミスだと受け止めつつ、それ以上にチームとしての課題だと感じていたことを次のように挙げた。

「どこでギャップを作るのか。そこを指示できれば良かったかなというのはあるかな。相手が元気な時、もう少し、俺から判断して伝えられれば。失点に関しては、自分たちのやろうとしているサッカーから起こってしまったこと。簡単にいえばミス。イレギュラーであり、合わせていければいい。ただ問題は、ここから勝っていくために、どのようにギャップを作っていくかが大事になっていく。そこを続けて、また次のステップとして取り組んでいきたいです」

 普段4-2-3-1の川崎が2トップにする「マリノス対策」の布陣で、最終ラインにプレッシャーをかけてきた。最終ラインからのビルドアップを自由にさせない狙いだ。中盤のポジショニングやプレッシャーの掛け方にも、スカウティングをされていると最後尾にいた飯倉は感じ取っていた。

「自分たちのトライできているサッカーは良かったけれど、いつもと違うフォーメーションでハメられた時、チームとして、どこにスペースを作るのか。個人ではなくチームの立ち位置だったり、出入りの仕方は、今後の課題。自分たちで振り返って、改めてどこがウィーク(ポイント)になっているのか、考えをまとめて意思統一する必要性は感じました」

 マリノスの守護神はそのように具体的に、ビルドアップの「出口」をふさがれた時、どうやって相手の逆を突くのか。そのあたりの引き出しを増やしていくことを、今後のテーマに挙げていた。

 とはいえリーグ2連覇中の川崎相手に、一時突き放されながら、90+5分に追い付いてのドローである。飯倉は手応えを感じ取っていた。

「結果は2-2で踏ん張れたかなと思うし、途中からはウチのペースになれた。流れを変えられる選手が揃っていて2点目を取られたけど、諦めず取り返せた。ここ数年のウチの感じだと負けていた流れを止められた。そこは良かったと思います」

 勝利からの逆算――。昨季開幕時は新戦術の徹底に時間を費やした横浜FMだが、今季はチームとしての意思が「勝利」にしっかり向いてスタートを切っている。開幕から2勝1分と負けなし。それだけに、川崎相手のドローに「最低限の結果」と横浜FMのみんなが口を揃え、満足している選手は一人もいなかった。

 
 

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