【試合結果まとめ(3○1)】2018/9/1(土)18:30KO J1第25節 横浜F・マリノスvs.柏レイソル@日産スタジアム


アンカー(目次)

1.横浜F・マリノスオフィシャルサイト
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6.今週の他会場など

横浜F・マリノス オフィシャルサイト

2018 明治安田J1 第25節 vs 柏レイソル 試合レポート | 横浜F・マリノス 公式サイト

監督コメント

アンジェ ポステコグルー 監督
「ほぼ主導権を握れていて、非常に自分たちF・マリノスのサッカーを表現できたと思います。
3点取ったのですが、ポストやバーに当たったシュートが2回ぐらいあったと思います。
水曜日もいいパフォーマンスでしたが、結果にはつながりませんでした。今日は、しっかりと結果が出て良かったと思います」

質問:今日は久々の4バックでしたが、その意図を教えてください。
「結果が出ましたけれども、結果プラス内容が良かったので非常に満足しています。
4バックだろうが3バックだろうが、自分たちがポゼッションする、自分たちがボールを握るサッカーを今後もやっていきたいと思います。
次の水曜日の試合では、また3バックにするかもしれませんし、システムというよりは、自分たちがどうやってF・マリノスのサッカーをできるかというところが大事だと思います」

質問:山中選手のケガの状態については?
「ドクターとまだ話していないので具体的なことはわからないのですけれども、山中選手本人と話した感じだと、それほど深刻ではないのではないかと思います。
ただ、ここまで連戦が続いてきて、山中はずっとプレーしていますので、こういうことが起こってしまうのは、無理のないことだと思っています」

質問:山中選手が交代して喜田選手に代わって、クロスの精度も含めチームのサッカーに影響はなかったでしょうか?
「もちろん喜田は本来、左サイドバックというポジションではありませんが、本当に彼は自分たちにとって大事な選手で、どこでプレーしてもいいパフォーマンスをし続けてくれています。
私の評価では、山中がいなくなっても左サイドも右サイドもクロスの精度が下がったとは思っていません。ブマルも2アシストして、右サイドからもしっかり攻撃できたと思います。バランスも良かったと思います」

質問:今日は、パスが前へ前へと非常に攻撃的につながっていましたが、それができた理由は何でしょうか?
「もちろん見てのとおり、非常に難しいシーズンにはなっていますけれども、その中でも今日、選手たちが、このサッカー、F・マリノスのサッカーを信じているということが表現できたと思います。
選手たちにもずっと“プレーは、恐れるな”と言い続けていますし、選手たちにも段々と浸透しています。
今日2-1になりましたが、リードを守るというよりは3点目を狙っていったというのが、今日F・マリノスのサッカーを表現できたのではないかと思っています」

選手コメント

松原 健
「前節、1試合休憩させてもらって、僕とタカさんは一番フレッシュな状態だった。中2日の連戦でみんなきつい中、僕らがちょっと違いを出して、いつもより、みんなよりハードワークしなけばいけないというのは、試合前から思ってました。そこは実現できて良かったと思います」

喜田 拓也
「(途中から左サイドバックをやって)急でしたし、もちろんやったことはありません。でも、こういうアクシデントはサッカーでよくあることだし、そのときに助け合うことができるのが、チームスポーツの面白さなので。
ヤマちゃんも古巣を相手に途中で代わって悔しいだろうから、何としても抑えて勝つことが、何よりだと思いました。
(ホーム3ヶ月ぶりの勝利は)勝つって大変だけど、大変な思いを乗り越えてこそ、素晴らしい思いが待っている。たかが1勝だと思われるかもしれませんが、この1勝を自分たちで大きな1勝にしなければなりません」

天野 純
「(ホームで3ヶ月ぶりの勝利)どこのスタジアムに行っても、サポーターは来てくれる。そのなかで日産スタジアムで勝てていないのが申し訳なかった。やっと勝てて良かったです。
前節は先制して逆転されて、その教訓が今日は生かされていた。1点取られても誰も下を向かず、これでチームも成長できると思います。
(自身のゴール)オリヴァがダイレクトで打つのかなと思っていたら、自分のことを見てくれたので一歩下がりました。当たり損ねでしたけど、かえってそれが良かったのかなと思いました(笑)」

Jリーグ.jp

横浜FMvs柏の試合結果・データ(明治安田生命J1リーグ:2018年9月1日):Jリーグ.jp
 ├ 入場者数 22,752人
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選手コメント

[ 伊藤 翔 ]
--2ゴールを決めたが?
本当に勝ったことが何よりだし、いつもそうだけど勝った次の試合で負けて勢いに乗れないというのが今季はけっこう続いているので、次もなんとか振り絞って勝ちたい。

--1点目はオリヴィエ ブマル選手のクロスに合わせた形だったが?
ボールも良かったし、ディフェンスラインとGKの間が空いていたのでうまく入れたし、ボールの軌道に足だけ残してうまく当てることができた。

--オリヴィエ ブマル選手は「翔がいることを信じてボールを出すだけだった」と話していたが?
すごくしつこく言ってきたから。何回も言ってきたから「分かったよ。行くよ」って言っておいたので良かった。しつこいブマルのおかげで入った(笑)。自分もあそこに欲しいけど、「俺はあそこに上げるから」っていうのを散々言っていたので。

--2点目は……。
ラッキーですね(笑)。向こうの連係ミスもあったし。でも、あそこまでボールを運べているからああいうゴールも生まれるわけで、本当はパスがつながってそのまま点が入ればいいけど、何よりあの状況であのゴールは大きかったし、向こうの息の根を止めるようなゴールになったと思うので、結果的に良かったと思う。

[ 天野 純 ]
--3カ月半ぶりに日産スタジアムで勝利した。
どこのスタジアムに行ってもマリノスのサポーターはたくさん駆けつけてくれるけど、日産スタジアムで勝てていなかったのは申し訳ないと思っていたので、今日は勝って一緒に喜ぶことができて良かった。

--1点を返されてから少しバタバタしたが、その後に気持ちを入れ直した?
前節(8月29日の明治安田J1第18節・清水戦)も先制して逆転されて、この前の試合の教訓を今日の試合は生かせたと思うし、1点返されてもみんな下を向かずに追加点を取りにいっていた。チームも少しずつ成長していると感じた。

--ゴールシーンについて。
(伊藤)翔くんが裏に抜けてダイレクトで素晴らしいボールがオリ(オリヴィエ ブマル)に行ったので、オリはダイレクトで打つかなと思ったけど1回止めて自分のことを見てくれたので、自分もちょっと走り込んで、そうしたら良いボールを落としてくれた。当たり損ないっぽかったけど、それが逆に良かったのかなと思う。

[ オリヴィエ ブマル ]
--1点目のアシスト、抜き切らずにクロスを上げたのは最初から狙っていた?
ひさびさの試合だったけど、出られなかったときも落とさずに集中して、いつどこでチャンスが来るかは分からないし、切れなかったことで今日のように入っても自分がやらないといけないことを集中してやっていたし、そういう部分が出たので良かったと思う。

--伊藤 翔選手と意思疎通がとれたようなアシストだったが?
お互いによくしゃべったし、練習のときからしゃべっていた。彼が得意とするニアポストに入っていく動きは素晴らしいものがあるので、そこに彼がいることを信じてボールを出すだけだったので、それがうまくいって良かった。

--2アシスト目は伊藤選手からサイドチェンジのパスが来て、天野 純選手にパスを出したが?
翔がボールを持った瞬間に目をつぶってでもそこに行けばボールが来ると分かっていた。ボールが来る前にチームメートの動きは見ておかないといけないし、どこにチャンスがあるかを常に頭に入れながらあそこに走ってボールが来た。純が見えたので、落とせば必ず決めてくれると思った。

 
 

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2018 明治安田生命J1リーグ 第25節 vs.柏レイソル ハイライト動画 – YouTube
 
 

ネットニュース・Weblog

ニッカンスポーツ

横浜伊藤2発、代表入り柏伊東不発/横-柏25節 – J1 : 日刊スポーツ

横浜F・マリノスが、FW伊藤翔(30)の2発とMF天野純(27)のゴールで、柏レイソルに快勝した。一方、8月30日に森保一監督(50)率いる新生日本代表に選出されたばかりの、柏FW伊東純也(25)は不発に終わった。

柏FW伊東が前半4分過ぎ、いきなり見せ場を作った。中央のFW江坂任からのパスを受けると、DFを1人かわしてシュートも、わずかに枠を外しボールはゴール左脇を転がっていった。17年12月の東アジアE-1選手権の際に初選出されて以来の代表選出に、気力の充実ぶりをうかがわせた。伊東は同27分にも、自慢の快足で右サイドをぶち抜き、ペナルティーエリア内に進入。DFに阻まれたもののCKを獲得した。

一進一退の展開の中、均衡を破ったのは横浜だった。前半30分、カメルーン人MFオリビエ・ブマル(28)がDFをかわして上げた左クロスを、中央から飛び込んだFW伊藤がGK桐畑和繁とDFパク・ジョンスとぶつかりあいながらも右足で押し込んだ。

後半4分、柏の伊東が右サイドでボールを持つと、得意の快足でDFをかわすと、ペナルティーエリア内に切り込みDF2人を振り切った。3人目で止められたもののCKを獲得したが、そのCKはGK飯倉大樹に弾かれた。

その後、横浜が柏を押し込んだ。後半11分、天野の左FKからのこぼれ球をMF松原健がシュート。GK桐畑が弾き、ポストに当たったこぼれ球にDF畠中槙之輔が詰めたが、ゴールはならなかった。

後半14分、横浜が追加点を挙げた。右からのクロスボールをファーサイドでブマルが折り返すと、天野が左足で豪快に蹴りこんだ。

柏は後半19分、江坂に代えてケニア人初のJリーガーとして話題の193センチの長身FWオルンガを投入。そのオルンガが同27分、早速仕事をした。ペナルティーエリア左でボールを受けると、DFチアゴ・マルティンスを背負いながらターンして折り返したパスを、MF瀬川祐輔が右足で右足で押し込み、1点差とした。オルンガは同31分にも、伊東からのパスを受けた瀬川がトラップミスしたボールをペナルティーエリア内で拾うと、ターンしてシュートも、わずかに枠を外した。9月8日にケニア・ナイロビでアフリカネーションズカップ予選・ガーナ戦を戦うケニア代表に選出された勢いを見せた。

柏に行きかけた流れを、横浜に引き戻したのは伊藤だった。後半33分、左からの浮き球をDFパクがGK桐畑にパスも、ボールの勢いが弱く、慌てて追いかけたが処理にもたつく中、伊藤はパクに迫ってボールを奪い、左足でこの日2点目のゴールを決め、試合を決定付けた。

横浜ポステコグルー監督、快勝に結果も内容も満足 – J1 : 日刊スポーツ

横浜F・マリノスのポステコグルー監督は、ホームでの快勝に「結果プラス内容がよかったので満足しています」と喜んだ。

DFドゥシャンが出場停止だったことなどもあり、新たに取り組んでいた3-6-1のシステムを変更し、開幕当初から慣れ親しんだ4-3-3のシステムに5試合ぶりに戻した。この点については「ボールを握るというところでは、4バックだろうが3バックだろうが、自分たちのサッカーをやっていきたい。システムというよりかは、マリノスのサッカーができることが大事」と話した。

前半27分には左太ももを痛めたDF山中亮輔(25)が途中交代するアクシデントもあり、急きょボランチのMF喜田拓也(24)が左サイドバックに入った。そんな予期せぬ事態にもめげずに、3得点中2点に絡んだ左サイドの攻撃も評価し「喜田はどこでやってもいいプレーをしてくれます。(左サイドの)ブマルも2アシストでしたし、左からも攻められていた」とたたえた。

山中の状態については「ドクターとまだ話してないが、本人と話して、すごく深刻ではないのかなと思っています。彼は試合でずっとプレーしてきたので、こういうことが起こるのは自然かなと思います」と話した。

横浜伊藤2発「しつこいブマルのおかげです」 – J1 : 日刊スポーツ

横浜F・マリノスのFW伊藤翔(30)が2得点の活躍でチームを勝利に導いた。

まずは前半30分、左サイドのMFオリヴィエ・ブマルのクロスボールに右足をダイレクトで合わせた。試合前のロッカールームでのブマルとのやりとりを明かし「くどいぐらい『あそこに蹴るよ』と言われていた。しつこいブマルのおかげです」と笑わせた。

後半33分には、相手守備陣がゴール前でのボール処理をもたついたところを突いて2点目。「むこうの連携ミスもあったけど、あそこまでボールを運んでいるからというのもある。あのゴールは大きかった」と振り返った。

ホームでは5月19日の長崎戦以来の勝利となった。順位は降格圏の17位ガンバ大阪と5差で、まだまだ安心できる位置にはいない。「下にいるチームは勝ち続けないといけない。緩んでいる暇はない。次の試合で負けて勢いをなくすことがあったので、なんとか次も振り絞って勝ちたい」と気を引き締めていた。

横浜が快勝“原点回帰”4-3-3に選手も手応え – J1 : 日刊スポーツ

横浜F・マリノスは原点回帰の4-3-3の布陣が当たり、柏レイソルに快勝した。

今夏の移籍期間にセンターバックの選手を3人補強し、カップ戦含むここ5試合は3バックで戦っていた。しかし、この日はその3バックの中央を務めていたDFドゥシャンが出場停止だったことなどもあり、ポステコグルー監督は開幕前から取り組んできたシステムに戻すことを決断。見事に結果に結び付けた。

選手も4バックへの手応えを次々と口にした。1得点を決めたMF天野純(27)は「(前節の)清水戦でも後半に4-3-3のシステムに変えて押し込むサッカーができていたと思う。このシステムだとそこまでポジションから(左右に)動かなくて済むし、攻撃の時は高い位置もとれる」と話した。

DF松原健(25)も「みんなの距離感が良くて、すぐにボールを取り返せるような感じはあった。マリノスのサッカーができたと思うし、やりやすかったのひと言に尽きる」と話した。

開幕当初は4バックで、GKも積極的に攻撃の組み立てに絡むハイラインサッカーに挑戦していた。しかし、6勝5分け9敗となかなか結果が出ず、8月15日の第22節名古屋戦からチームの布陣は3バックに変更。それでもここまで2勝3敗とチームの成績に目立った改善の兆しはみられなかった。そんな中での“原点回帰”しての勝利は、残り9試合となった今後の戦い方の道しるべとなるかもしれない。

この日2得点を挙げたFW伊藤翔(30)は「システムはゲームによると思う。今日は4バックがハマっていた。相手に合わせてやれれば」と話した。

ポステコグルー監督も「システムというよりかはマリノスのサッカーができることが大事」とひとつのシステムに固定しない意向を示しており、残留を争う横浜が今後どのような戦い方を選択するのか注目したい。

サンケイスポーツ

横浜FMが伊藤翔の2発で順位拮抗の柏下す!久保建英は出場せず – サッカー – SANSPO.COM(サンスポ)

 1日に明治安田生命J1リーグ第25節が行われ、横浜F・マリノスと柏レイソルが対戦した。

 15位の横浜FMは、前節からスタメンを5人変更。最終ラインのドゥシャンが出場停止によりベンチ外に。注目の17歳・久保建英はベンチスタートとなった。対する柏は前節からスタメンの変更はなし。日本代表に選出たれた伊東純也も先発入りを果たした。

 試合は30分、ホームの横浜FMが先制点を奪取する。左サイドでオリヴィエ・ブマルがクロスを送ると、伊藤翔が右足を伸ばして合わせてゴールネットを揺らした。

 1点を追う展開となった柏は、伊東が鋭いドリブルから切り返してシュートまで持ち込んだが、チアゴ・マルチンスに阻まれゴールとはならない。

 前半を1点リードで折り返した横浜FMはさらに59分、再びブマルがPA左からボールを送ると、天野純が左足でコース狙いすましたシュート。これが決まり横浜FMが追加点を奪った。

 苦しい展開となった柏は江坂任に代えて、前節Jリーグ初ゴールを決めたケニア代表FWオルンガを投入。すると72分にオルンガが相手DFを背負いながらボールを受けると、ノールックパスでゴール前へ。これを瀬川祐輔が押し込んで柏が1点を返した。

 一気に流れは柏に向くと思われたが78分、伊藤が相手のミスを逃さず3点目。横浜FMはその後の柏の攻撃をしっかり抑えて今季8勝目。久保は今節、出場機会がなかった。(Goal.com)

横浜M・伊藤が気を吐き、ホーム勝利「だいぶサポーターを待たせてしまった」 – サッカー – SANSPO.COM(サンスポ)

 明治安田J1第25節第2日(1日、横浜M3-1柏、日産ス)横浜Mは5月19日以来となるホームでの勝利を手にした。下位同士の一戦で2ゴールと気を吐いた伊藤は「だいぶ(サポーターを)待たせてしまった。後がないという気持ちを体現できた」と安堵感を漂わせた。

 3バックから4バックの布陣に戻し、攻撃ではスムーズに縦へとボールがつながった。厳しいJ1残留争いが続く中、伊藤は「一つ勝って緩んでいる場合ではない。次勝つことが何よりも大事」と気合を入れ直した。

スポーツ報知

【横浜M】U―19日本代表MF久保ベンチ入りも出場なし : スポーツ報知

 横浜Mはホームで柏に3―1で勝利した。FW伊藤翔が2得点を記録し、U―19日本代表MF久保建英はベンチ入りしたが、出場なしに終わった。

 8月29日清水戦から先発を5人変更。システムも3バックから4バックにチェンジし、これが功を奏した。

 序盤からサイドバックを効果的に使った攻撃で主導権を握ると、前半30分にはFW伊藤が左クロスに反応し、先制。1点リード後も、アンジェ・ポステコグルー監督(53)は「自分たちのサッカーを続けよう」と攻撃の手を緩めず。後半も天野、伊藤と加点し、中断前に貴重な勝ち点3をゲットした。

 2戦ぶり勝利で14位に浮上したが、今節はG大阪、湘南、名古屋など下位チームも勝ち点3を重ねたため、しれつな残留争いは続く。伊藤は「今日負けていたらと思うと、恐ろしい。勝ったことが何よりだが、1つ勝ったからといって緩めてはいけない。次も振り絞って勝ちたい」と気を引き締めていた。

サッカーダイジェスト

横浜が柏を破り約3か月ぶりのホーム勝利! 2発の伊藤翔は「後がない気持ちでやっている」 | サッカーダイジェストWeb

–ブマルが2アシスト! 伊藤が2得点の活躍

 J1リーグは9月1日、各地で25節の9試合を開催。日産スタジアムでは、横浜F・マリノス対柏レイソルが行なわれた。

 試合は立ち上がりから横浜が柏のプレスをいなしつつボールを保持してペースを掴む。30分には、ブマルのクロスに伊藤翔が右足で合わせてネットを揺らす。横浜が先制する。

 前半を横浜の1点リードで折り返すと、後半も先にスコアを動かしたのは横浜だった。59分、やはり右サイドからブマルがグラウンダーのクロスを入れると、これを走り込んだ天野純が左足で精度の高いコントロールショットを突き刺し追加点。

 横浜は72分に柏の瀬川祐輔にゴールを許して1点差に迫られるものの、78分に相手守備陣のミスに付け込んだ伊藤翔がこの日2点目のゴールを挙げ、再び2点のリード。

 結局、試合はこのまま3対1でタイムアップ。横浜が柏を下し、勝点を柏と同じ29に積み上げ、得失点の差で柏を抜いた。

 試合後、ヒーローインタビューに応えた2得点の伊藤は「選手たちは、ここ最近後がない気持ちでやっていた。それをピッチで体現できたと思う」と、約3か月ぶりとなったホームでの勝利に安堵の表情を見せた。

日本代表・初招集の天野純も輝きを取り戻す!! 横浜、4バック回帰で「みんなイキイキ」 | サッカーダイジェストWeb

–5試合ぶりの4バック帰還にも「監督から特に説明があったわけではない」

 真夏の連戦は過酷だ。柏戦に臨む横浜の場合、前節・清水戦から中2日と準備時間がなかった。そのためフォーメーション練習などを行なう余裕はなく、選手たちが柏戦のスタメンと陣形を知ったのは試合数時間前のミーティングでのこと。

 にもかかわらずキャプテンマークを巻いた扇原貴宏は「監督から特に説明があったわけではない。でも、ずっとやってきたので特に説明はいらない」と動じない。5試合ぶりの4バック帰還にも選手が困惑する様子は一切見られず、むしろ水を得た魚のように躍動した。

 3バック時も同じようにポゼッションを志向したが、立ち位置やパスコースを作るのに4バックに一日の長があるのは明らか。「4-3-3は立ち上げの時から取り組んでいたシステムでやっている時間が違う」と誇らしげに言ったのは喜田拓也だ。

 その背番号5は山中亮輔が負傷交代後、左サイドバックにスライド。今年に入って一度もプレーしていない不慣れなポジションだが、大きな違和感なくアジャストできたのはボランチの位置からサイドバックのプレーを見ていたからに他ならない。練習と公式戦で成功と失敗を繰り返し、少しずつ練度を高めてきた。4バックへの自信には揺らぐことのないバックボーンが存在する。

 対して、3バックは採用から間もなく、しかも連戦中のためほとんどトレーニングできていない。思い返せば4-3-3と新スタイルをスタートさせたシーズン序盤、選手たちは戸惑いながらプレーしていた。手応えを掴めたのは試合で成功体験を得てからで、ようやくその頃にスタイルとして馴染んできたのである。

 3バックから4バックに戻ったことで輝きを取り戻したのが、9月2日に追加招集ながら日本代表に初招集された天野純だ。「3-4-3と4-3-3で自分の役割が違う」と話すように、3バック時はビルドアップを助ける動きが多くなるため高い位置をキープできず、守備時も危険なスペースを埋めるためにポジションを下げた。

 それが柏戦では攻撃のスイッチを入れることを意識し、仲間を信頼して前で我慢した。さらに相手ゴール前にも積極的に顔を出したことが、貴重な追加点として形に現われる。トップ下でもボランチでもないオリジナルポジションを務める背番号14のプレーエリアは、横浜のバロメーターとなる。

–選手たちの自信に満ちた言葉からも4-3-3がベスト布陣なのは明らか

 柏戦はボールポゼッションで押し込み、敵陣で長い時間を過ごした。それゆえに自陣に広大なスペースを与え、カウンターからピンチを招く場面もあった。だが、それすらも「このサッカーをやっているとウィークポイントというか仕方ない部分でもある」(松原健)と必要以上にネガティブにならないのは、目指すべき方向性が明確になっているから。

 手応えのある内容から、手応えとともに結果へ。この日の柏が低調だったのは差し引いて考えるべきで、どの相手も圧倒できるかと言えば難しいだろう。それでも、現時点でのベスト布陣が4-3-3なのは選手たちの自信に満ちた言葉からも明らか。

「自分たちが支配できるようにプレーするだけだった」(扇原)
「今日はマリノスのサッカーができた。本当にやりやすかった」(松原)
「みんなイキイキしていた」(喜田)

 横浜にとって次への一歩は、4バックへの“ただいま”だった。

取材・文●藤井雅彦(ジャーナリスト)

サッカーキング

【写真ギャラリー】2018.9.1 明治安田生命J1リーグ第25節 横浜F・マリノス 3-1 柏レイソル | サッカーキング

ゲキサカ

伊藤翔が2発!! 下位で苦しむ横浜FM、3か月半ぶりホーム白星 | ゲキサカ

 J1リーグは1日、第25節2日目を各地で行い、ともにJ1残留を争う横浜F・マリノスと柏レイソルが対戦した。勝ち点3差に迫っていた15位の横浜FMが3-1で勝利し、得失点差で上回って順位を逆転。ホームでの白星は5月19日以来、3か月半ぶりとなった。

 横浜FMは3日前に行われたJ1第18節延期分の清水エスパルス戦(●1-2)から“中2日”での一戦。スタメン5人を一気に入れ替え、出場停止明けのDF扇原貴宏、MF松原健、FW伊藤翔、FW仲川輝人、FWオリヴィエ・ブマルが名を連ねた。

 対する柏は久しぶりの大勝をおさめた前節長崎戦(○5-1)と同じスターティングメンバー。前節で2得点を挙げたFWクリスティアーノ、キリンチャレンジカップ2試合に臨む日本代表に選出されたFW伊東純也らが名を連ねた。

 第22節名古屋戦(●1-2)から4試合連続で3バックのシステムを採用していた横浜FMだが、この日はDFデュシャンの出場停止もあって4-3-3でスタート。立ち上がりは思うようにボールを握れず、最終ライン裏に抜け出され、伊東やクリスティアーノにチャンスをつくられた。

 前半11分、横浜FMはMF喜田拓也のスルーパスにブマルが抜け出し、右足シュートがクロスバーに直撃。その後はペースを取り戻し、サイドを広く使ったパス回しから次々にシュートを狙った。だが同27分、左サイドバックのDF山中亮輔が負傷。代わりにMF大津祐樹が送り出され、喜田が最終ラインに入った。

 それでも前半30分、アクシデントを乗り越えた横浜FMが先取点を獲得する。左サイドを突破したブマルが低いクロスを中央に送ると、ニアに飛び込んだ伊藤がわずかにタッチ。相手守備陣ともつれ合いながらもゴールに流し込み、自身にとって7試合ぶりのゴールが決まった。

 一方の柏は自陣にブロックを敷いて我慢の時間帯。だが、ひとたびボールを奪えばDFパク・ジョンスのロングフィードから右サイドの伊東に通し、鋭いドリブル突破から次々にチャンスをつくる。前半39分にはMF江坂任、同43分には伊東が決定的なシュートを放ち、ややポジティブな形でハーフタイムを迎えた。

 後半はさっそく柏がチャンスをつくった。開始20秒、DF松原健の中途半端なパスを伊東がカットし、フリーのクリスティアーノが左足シュート。DFチアゴ・マルチンスがなんとか足に当て、跳ね返ったボールをGK飯倉大樹がキャッチした。その後は落ち着きを取り戻した横浜FMが前に出た。

 後半10分、ゴール左斜め前からのFKをMF天野純が蹴り込み、相手クリアボールに走り込んだ松原がミドルシュート。これはGK桐畑和繁が横っ飛びではじき、ポストに跳ね返ったボールにはDF畠中槙之輔が詰めたが、アシスタントレフェリーはオフサイド判定を下した。

 それでも横浜FMは後半14分、中盤低めに下がった大津が右サイド裏に縦パスを入れ、伊藤がフリーで突破。大きなサイドチェンジがブマルに通ると、2列目から走り込んだ天野が落としを受け、落ち着いた左足シュートでファーサイドに流し込んだ。

 リードを2点に広げた横浜FMは後半19分、2点目に絡んだブマルを下げてFWユン・イルロクを投入。柏は同20分、江坂に代わって前節で来日初ゴールを決めたケニア代表FWオルンガを入れ、システムを3トップに変更した。

 左ウイングに入ったクリスティアーノを中心に攻めた柏は後半27分、MF手塚康平のロングパスからつくったチャンスで1点を返す。左サイドからのスローインをクリスティアーノが入れ、ニアで受けたオルンガが振り向きざまのクロスを配給。ゴール前に走り込んだMF瀬川祐輔がワンタッチで合わせた。

 勢いに乗る柏は前線に容赦ないロングボールを蹴り込み、敵陣でのプレー機会を増やしていく。ところが後半33分、自陣でのクロス対応をしたパク・ジョンスが桐畑とお見合いし、あいまいになったボールを伊藤がプッシュ。ミスにつけ込んだ横浜FMが再びリードを広げることに成功した。

 このままでは勝ち点で並ばれてしまう柏は後半36分、交代カードを使い切る2枚替えを敢行。手塚に代わってFW山崎亮平、DF高木利弥に代わってDF亀川諒史を入れた。

 横浜FMは同37分、右サイドから猛烈な突破を見せた仲川がPA内で倒されるもノーファウル。だが、相手GKがバックパスを手で扱ったため間接FKを獲得した。ゴール前に人数をかけて固める柏に対し、天野が軽く出して扇原が強烈なシュートをお見舞い。だが、相手守備陣にかろうじて阻まれた。

 横浜FMは後半 42分、仲川に代わってこの日が誕生日のMF中町公祐を投入。柏はシンプルな攻撃からオルンガが何度もゴール前に顔を出すが、なかなか得点に結びつけることができない。結局スコアはそのまま動かず、国際Aマッチウィークのリーグ戦中断期間を明暗が分かれた形で迎えることとなった。

(取材・文 竹内達也)

横浜FMの窮地救った2ゴール!! FW伊藤翔「しつこいブマルのおかげ」 | ゲキサカ

 勝って兜の緒を締めよ――。2ゴールを決めた横浜F・マリノスFW伊藤翔は柏レイソル戦の試合後、すぐに次節への意気込みを口にした。チームは3か月半ぶりのホーム白星をつかんだが、こんなところで満足するつもりはないようだ。

 日産スタジアムでは、5月3日の磐田戦(●1-3)以来4か月ぶりに先発した背番号16が、クラブの苦境を救った。勝ち点3差で残留を争うチーム同士の一戦、4-3-3の最前線で試合に入ると、まずは前半30分にスコアを動かした。

 鍵を握っていたのは「しつこいブマル」(伊藤)の存在だ。左サイドを突破したFWオリヴィエ・ブマルに合わせ、迷わず最終ラインと相手GKの間に飛び込む。「足だけ残してうまく当てられて良かった」と喜ぶと、「ブマルから『あそこに上げるから』としつこく言われていた。しつこいブマルのおかげです」と明かした。

 さらに後半33分には、相手の連係ミスにつけ込んだ。「あれはラッキーだった」。DFパク・ジョンス、GK桐畑和繁がお見合いするのを尻目に冷静なプレスでボールをプッシュ。「あの状況であのゴールが決まったのは大きかった。息の根を止めるゴールになったと思う」と笑顔で振り返った。

 とはいえ、過度に浮かれた様子は見せなかった。「勝てたことが何より。勝った試合の次に勢いに乗れないことが続いているので、次の試合も力を振り絞って勝ちたい」と述べれば、ハットトリックのチャンスがあったことについても「ハットしようがしまいが勝たないと意味がない。そこだけ見据えてやりたい」と勝利への渇望を示した。

 まだまだ順位表では14位にとどまり、降格の可能性がある16位との勝ち点差は『4』。「今日負けていたら恐ろしかった」(伊藤)とも言えるが、安心できるものではない。「下のほうのチームは勝ち続けるしかないし、これくらいで緩んでいたら意味がない」。レギュラー奪取の燃えるストライカーは、すでにこの先を見据えている。

(取材・文 竹内達也)

9試合ぶり弾は積み重ねの成果、横浜FM天野純「狙っていたポイントで取れた」 | ゲキサカ

 日産スタジアムでつかんだ3か月半ぶりの白星。横浜F・マリノスMF天野純は自らの左足で久々の歓喜をたぐり寄せた。試合後には「日産で勝てていなかったのを申し訳ないと思っていた。一緒に喜べて良かった」とにこやかに述べた。

 これまで1試合を除いた全試合でスタメン出場中の背番号14に、9試合ぶりのゴールが生まれたのは後半14分。右サイドで前を向いたMF大津祐樹のスルーパスがFW伊藤翔にわたり、右サイド裏にフリーで抜け出したところが起点となった。

「翔くんが素晴らしいボールをオリヴァ(FWオリヴィエ・ブマル)に通して、最初は打つと思ったけど、こっちを見てくれたので走り込んだ」。相手の布陣が横に間延びしたところでPA左に突っ込むと、得意の左足を一閃。「当たり損ないが逆に良かった」というボールがゴール右隅に吸い込まれた。

 ここ4試合では3-6-1のシステムを採用していた横浜FMだが、この日は「キャンプの時から理解していた」という4-3-3に変更。3日前に行われた第18節延期分の清水戦で試合途中から採用し、直後に数的不利を強いられながらも機能していたフォーメーションだ。

 慣れ親しんだシステムには「中で話していてもやりやすい」と手応えを感じており、自身にとっても「役割が結構違っていて、3バックの時は後ろのサポートや守備で広く動かないといけない。4バックでは守備でそんなに動かず、高い位置を取ることができる」とプラスに働いていることを明かした。

 この日のゴールシーンはまさに“高い位置を取る”ことで生まれたもの。また、そうしたポジションの違いに加えて、「監督からはハーフスペース(サイドと中央の中間エリア)でプレーするよう言われている。サイドバックとセンターバックのスペースは絶対に空くので」とロジカルな狙いも生きたものだったようだ。

「狙っていたポイントで点を取れたのは自信になるし、もっとできるので次に生かしていきたい」と得点パターンへの手応えを口にした天野。勝ち点の近い相手との“6ポイントゲーム”を制した横浜FMだが、この1試合の結果にとどまらない成功体験を勝ち得たようだ。

(取材・文 竹内達也)

突然のサイドバック起用を完遂…横浜FM喜田拓也が明かした仲間、クラブへの想い | ゲキサカ

 不動のレギュラーの負傷により、スクランブル的に行われた配置転換。横浜F・マリノスMF喜田拓也は持ち前の戦術眼を生かし、緊急事態を沈静化させることに成功した。

 前半27分、左サイドバックで全試合に出場しているDF山中亮輔が左ハムストリングを負傷。ベンチに本職選手は入っておらず、ここ4試合で採用していた3バックに戻すという手もあったが、2列目の位置で先発していた喜田にお鉢が回ってきた。

「急に左サイドバックに入ってくれということだった。もちろんやったことはなかったけど、アクシデントはサッカーをやっていればあること。仲間を助けることができるのがチームスポーツの面白さですから」。

 立派な台詞を口にした喜田は、続けて途中退場を強いられた山中の心中を慮った。「悔しいと思うし、ましてや古巣ですからね。気持ちも入っていたと思う。そう思うと、相手を抑えて勝ってやろうという、せめてもの結果だけでもと思っていた」。

 SBとして対峙したのは日本代表FW伊東純也。「素晴らしい能力を持つ選手」(伊東)に対し、立て続けに鋭い突破を食らったが、この男はただでは転ばない。「前半はある程度つかんで、後半はボールが入る前に勝負しようと思った」と柔軟な応対を見せたのだ。

 試合後には「周りも助けてくれたし、みんながハードワークしてくれた結果」と振り返った喜田とは対照的に、「後半はボールが入らなくて持ち味を出せる機会が少なかった」と肩を落とした伊東。今回のマッチアップの軍配は2歳年下の喜田に上がった。

 サイドバックとしての出来は「やりたいことは頭に入っていたけど、ポジションに入ってみての景色は違うので、感覚を合わせながらやった。つくりの部分でうまく関われたし、守備の部分で穴を開けなかった」と及第点。プレーの幅を広げる一戦となったようだ。

「勝つって大変です」。試合後、ホームで勝てなかった3か月半を振り返り、そのようにこぼした喜田。小学校時代から横浜FMで育った者として、現状の順位には当然満足はしていない。「このクラブを全員が救っていくという想いを忘れちゃいけないし、マリノスというクラブへの想いを全面に出していかないといけない」。ここからの巻き返しに向け、早くも闘志を燃やしていた。

(取材・文 竹内達也)

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横浜F・マリノス 2018マッチレポート | 9月1日 vs 柏 | データによってサッカーはもっと輝く | Football LAB

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2018/08/31 【スタジアム観戦情報まとめ】2018/9/1(土)18:30KO J1第25節 横浜F・マリノスvs.柏レイソル@日産スタジアム
 
 

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