【試合結果まとめ(2●0)】2018/8/5(日)19:00KO J1第20節 川崎フロンターレvs.横浜F・マリノス@等々力陸上競技場

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アンカー(目次)

1.横浜F・マリノスオフィシャルサイト
2.Jリーグ.jp
3.Twitter / Istagram
4.YouTube
5.Webニュースログ
6.今週の他会場など

横浜F・マリノス オフィシャルサイト

2018 明治安田J1 第20節 vs 川崎フロンターレ 試合レポート | 横浜F・マリノス 公式サイト

監督コメント

アンジェ ポステコグルー 監督
「フロンターレは間違いなく良いチームで非常に難しい試合だったのですけれども、内容的には五分五分の部分もあったと思いますし、自分たちがチャンスをしっかり決めていれば、また違う展開になったと思います。
たた先制されて0-1になって、難しい展開になったと思います」

質問:無得点のゲームは、今シーズンのリーグ戦で2試合目ですが、攻撃が機能しなかった点については?
「確かに無得点で終わりましたけれども、いいエリアにボールは入っていたと思いますし、そこを決め切れませんでした。チャンスはつくれていたと思います」

質問:試合後にサポーターの前へ行ったとき、ブーイングもありましたが、どのようなお気持ちだったでしょうか?
「シーズンが始まってから、サポーターの皆さんは本当に素晴らしいは応援をしてくれています。なかなか、最終形が見せられていないのですが、向かっている道は間違いなく正しい道です。その道が簡単ではないこともわかっています。
ただ最終的には、必ず我々は成功すると思いますし、サポーターの皆さんが誇らしいと思えるようなチームになるのは確信しています」

質問:やりたいサッカーが一貫している中ではあるが、現状を打開するための方法は、どういうことを考えていますか?
「やはり、その決め切るところで、負けていると選手を自信が失ってしまうということはあります。逆にフロンターレは、そのところでしっかり決めてきました。
今までもこのハードルを乗り越えてきましたし、やること自体は、これからもまったくブレることはなく変わりません。今のこの道が、必ず成功につながっていると思っています」

選手コメント

山田 康太
「最近はサブが多い中で、劣勢になった時は本当に悔しい思いでいるし、今すぐでもピッチに出たいという気持ちで見ているのが正直なところです。
試合に出た時には絶対に結果を残してやるとか、強い気持ちは常にもってベンチで見ています。
残り10分ぐらいの出場時間だったなかで、アグレッシブに走り回って、1点でもいいから返してやるという思いでピッチに入りました。
自分たちのサッカーを、全員が信じて貫いていかないといけない。けれども負けてはいけないと思うし、球際は戦術どうこうではないので、そういうところを一人ひとりが気持ちを出して、戦いにいかなければいけないと思います」

仲川 輝人
「いい雰囲気のなかで試合ができましたが、結果が結果なので…。前半の入りは悪くはなかったんですが、失点してからは相手も来なくなった。
(フロンターレのうまさは)ポジショニングだったり、ボールの受け方だったり、選手同士の距離感もいい。だから一人が奪われても、2人目で奪い返される。
自分はやっと、このピッチに立てました。フロンターレをリスペクトしつつも、こういう相手に勝っていかないといけないという責任感を感じましたし、自分もレベルアップしていかないといけないと思います」

飯倉 大樹
「俺たちとしては、チームとして、F・マリノスとして一人ひとりがもっと誇りをもって戦うべき。戦術とか戦い方云々じゃなくて、まずそこの入り方が一番大事だと思う。
相手が、今日はうまかったというそういう戦術的な話よりも、勝てていないことは選手の責任。そこを一人ひとりが感じて、次の試合に向かってしっかり入っていかないと…。負け癖ではないけど、自分たちが何ができて何ができないかを一人ひとりが考えなければいけないのかなと思います」

Jリーグ.jp

川崎Fvs横浜FMの試合結果・データ(明治安田生命J1リーグ:2018年8月5日):Jリーグ.jp
 ├ 入場者数 23,033人
 └ フォトギャラリー

選手コメント

[ 仲川 輝人 ]
連敗もしてしまっているし、悪い流れが続いているけど、前半の入りは悪くなかったと思う。失点してから相手が前に来なくなってボールを保持しはじめたので相手のポゼッションのほうが多くなったけど、自分たちのサッカーを変えることはないし、やり続けることが自分たちの使命だと思っている。いまは結果が出ていなくて不安だったり、自信がなくなってきたりするかもしれないけど、割り切って横浜FMのサッカーをすることだけに専念しようと思っている。

--次も“神奈川ダービー”だが。
もう負けちゃいけない。

--下部組織でプレーしていた川崎Fを相手に初めて出場してみて。
やっとプロとして等々力のピッチに立てたことは光栄なことだし、あの雰囲気の中でやれたのは最高だった。それで結果がついてくれば良かったけど、プロの厳しさも味わったし、川崎Fはやっぱり強いというのは改めて思った。こういう相手にも勝っていかないといけないという責任感も改めて出てきた。自分もレベルアップしないといけない。

[ イッペイ シノヅカ ]
--左SBでのスタメン出場だったが。
練習では右SBでプレーしていたので、左になってもミスを恐れずに、相手をリスペクトしすぎずにやろうと思っていた。

--前半から前に出ていく意識やドリブルで運ぶプレーも目立ったが。
川崎Fなので攻撃が良いチームだし、僕はDFなのでまずはディフェンスから入って、良いディフェンスができれば良い攻撃ができると思っていた。何度か良いディフェンスから攻撃につなげられたのは良かったと思う。点には結びつけられなかったのは残念。

--久しぶりのリーグ戦だったが。
僕は久しぶりだからどうとかはなく、やれることをやらなきゃいけない世界なので、それをやったつもり。

 
 

Twitter / Istagram


 
 

YouTube


【公式】ハイライト:川崎フロンターレvs横浜F・マリノス 明治安田生命J1リーグ 第20節 2018/8/5 – YouTube
 
 

ネットニュース・Weblog

スポーツニッポン

ニッカンスポーツ

川崎F小林2発で横浜に完勝/川-横20節 – J1 : 日刊スポーツ

 川崎フロンターレが、エースFW小林悠(30)の2得点などで横浜F・マリノスを下し、首位サンフレッチェ広島に食らいついた。

 川崎Fは前半32分、MF守田英正(23)のスルーパスにMF家長昭博(32)が抜けだし、小林へラストパス。小林が冷静に右足で流し込んだ。1-0で迎えた後半26分には、MF中村憲剛(37)のスルーパスをペナルティーエリア内で受け、得意のターンから左足シュート。追加点を挙げた。

 小林は前節浦和戦で7本のシュートを打ちながらも無得点に終わりチームも0-2で敗れていた。今節へ向け掲げていた得点への強い思いを、しっかり結果に残した。

 横浜は直近3試合で11失点と守備が乱れたがこの日は2失点。だが、攻撃にエンジンがかからず無得点で敗れ、3連敗。サポーター席から大ブーイングを浴びた。

横浜降格ちらつく3連敗にサポから大ブーイングが – J1 : 日刊スポーツ

 横浜F・マリノスは、川崎フロンターレのFW小林悠(30)に2得点を許して完敗し、リーグ戦3連敗となった。

 横浜のポステコグルー監督(52)は「フロンターレはいいチームで難しい試合でしたが、五分五分な時間もありましたし、チャンスをしっかり決めていれば違う展開になっていたと思う」と必死に前を向いた。

 これで今節引き分けた長崎にかわされ、順位は暫定ながら降格圏手前の15位となった。試合後のあいさつでは、サポーターから監督、選手へ大きなブーイングも巻き起こった。

 それでも「向かっている道は正しい道ですし、簡単ではないと思っています。でも、最終的には成功すると思っているし、誇らしいクラブになることを確信しています。これまでハードルを乗り越えることを試されたことはある。今までも乗り越えてきましたし、やること自体はこれからも変わりません」と話した。

横浜中沢「危機感持たないと」シュート3本で3連敗 – J1 : 日刊スポーツ

 横浜F・マリノスは、川崎フロンターレの巧みなパスワークからFW小林悠(30)に2得点を許し、リーグ戦3連敗となった。

 順位もひとつ落とし、J2チームとのプレーオフを戦う16位と勝ち点2差の15位となった。DF中沢佑二(40)は「本当に危機感を持たないといけない。しっかり課題が見えたゲームだった」と振り返った。攻撃でもシュートわずか3本に終わったことを反省し「3本はもの足りない。なんとかいい方向にメンタルが傾くように話をしないといけない」と話した。

 同じ神奈川県がホームの2チームによるダービーに敗れただけでなく、これでリーグ戦3連敗。試合後にはサポーターから容赦なくブーイングも飛んだ。

 DF松原健(25)は「サポーターには最高の雰囲気をつくってもらって、勝てなくて申し訳ない。先制点をとられたのが大きかった。惜しいシーンもあったし、コーナーキックとか、セットプレーの精度をもっと高めていかないといけない」と課題を口にした。

 また、左サイドバックとしてリーグ戦11試合ぶりに先発したMFイッペイシノヅカ(23)は慣れないポジションでの出場に「相手をリスペクトしすぎずやろうと思っていた。いい守備からいい攻撃につなげられたらよかったと思う」と振り返った。チームの現状については「まだシーズンは折り返したばかりで終盤ではない。今のサッカーを信じて、信念を持ってやればいいかなと思う」と前向きだった。

サンケイスポーツ

横浜M、今季初の3連敗 “神奈川ダービー”で見せ場なく、サポーターからブーイング響く – サッカー – SANSPO.COM(サンスポ)

 明治安田J1第20節(5日、川崎2-0横浜M、等々力)横浜Mは今季初の3連敗で15位に後退した。シュートわずか3本で見せ場がなく、神奈川ダービーでのふがいない姿にサポーターからのブーイングが響いた。

 3戦とも先制を許してリズムを失うパターンだ。川崎相手にボールを握れず、1点を奪われると勝機を見いだせなかった。天野は「自分たちがやりたいことを相手にやられた。切り替えてやるしかない」。残留争いに巻き込まれそうな気配が漂ってきた。

スポーツ報知

【横浜M】シュート3本で今季初の3連敗 : スポーツ報知

 横浜Mは5日、敵地で川崎に0―2で完封負け。わずかシュート3本で、今季初の3連敗を喫した。

 夏場の過密日程を考慮し、中盤のMFイッペイを左サイドバックで起用するなど前節・広島戦から先発を3人変更。だが、昨季王者の川崎に序盤からペースを握られ、劣勢に。1点ビハインドの後半14分に山中とブマルを同時投入したが、得点にはつながらず。

 今季2度目の完封負けを喫したアンジェ・ポステコグルー監督は「内容的には五分五分だが、決めきれなかった。最終的には成功し、サポーターが誇らしいチームにする」と必死に前を向いた。川崎の下部組織出身のMF仲川は「やっと等々力のピッチに立てたことはうれしいが、あとは結果。プロの厳しさを味わったが、このスタイルをやり続けることは使命だと感じている」と、ブレずに攻撃的なスタイルを追い求める覚悟だ。

サッカーダイジェスト

【J1採点&寸評】川崎 2-0 横浜|小林悠が“神奈川ダービー”で2ゴールの大仕事!川崎のボランチコンビも躍動 | サッカーダイジェストWeb※一部抜粋

川崎 6.5
前節は浦和に0-2で敗れたが、この日は攻撃が機能。川崎らしいパス回しで横浜のプレスを掻い潜り、キッチリ勝点3を掴んだ。

横浜 5
シュートはわずか3本で、神奈川ダービーに完敗。試合後にはサポーターからブーイングを受けた。
 
 
【横浜|採点・寸評】
GK
21 飯倉大樹 5.5
2失点も、37分と前半ロスタイムには素早い反応で川崎の決定機を阻止。セービングは悪くなかった。

DF
27 松原 健 5.5
仲川、大津と連係して積極的にオーバーラップ。残念だったのはクロスの精度を欠いたことだ。

22 中澤佑二 5.5
競り合いでの強さは見せた。ただ、1失点目のシーンでは家長に上手く抜け出され、クロスを送られてしまった。

2 ドゥシャン 5
縦パスの意識は高かったものの、リーグ2戦目ではまだ本領を発揮できず。2失点目の場面では小林に上手く裏に入られた。

26 イッペイ・シノヅカ 5.5(59分OUT)
左SBとして奮闘。だが、27分には家長に股抜きで抜かれるなど、相手の攻撃を止め切れなかった。

MF
5 喜田拓也 5.5
アンカーを務め、幅広いスペースをカバー。序盤はプレスが効いていたが、徐々に押し込まれた。

9 大津祐樹 5.5(85分OUT)
仲川と良い距離感を保ち、右サイドからの攻撃をリードした。もっとも先制された後は守備に追われた。

14 天野 純 5.5
ボールに触れられる機会が少なく、チャンスメイクできたのはわずか。見せ場はプレースキックだけと寂しかった。

FW
19 仲川輝人 5.5
抜群のスピードで右サイドを崩しにかかった。が、決定的な仕事はできず。ひと工夫が欲しかった。

16 伊藤 翔 5
川崎のCBコンビに潰され、シュートまで持ち込めず。前線で孤立する時間が長く、苦しい戦いを強いられた。

11 遠藤渓太 5(59分OUT)
前線にスペースはあったが、得意のドリブル突破は鳴りを潜めた。もっと積極的に仕掛けても良かった。

交代出場
DF
24 山中亮輔 5.5(59分IN)
1点ビハインドのなかでピッチへ。ブマルと縦の関係を築き、ゴールを目指したが、川崎の守備を崩すには至らなかった。

FW
20 オリヴィエ・ブマル 5.5(59分IN)
フィジカルの強さを活かしたドリブルでボールを持ち運んだ。後半アディショナルタイムにはシュートを放つもサイドネットに外れた。

MF
38 山田康太 -(85分IN)
89分のシュートはDFにブロックされた。2試合ぶりの出場のチャンスも時間が短かった。

監督
アンジェ・ポステコグルー 4.5
試合後には「無得点に終わりましたが、チャンスは作れていました」と前向きに語る。ただ攻守のバランスが悪く、失点後はチームを立て直せなかった。

サッカーキング

“神奈川ダービー”は川崎に軍配! エースの小林悠が2ゴール | サッカーキング

 2018 明治安田生命J1リーグ第20節が5日に開催され、川崎フロンターレ対横浜F・マリノスの“神奈川ダービー”が行われた。

 先にチャンスを掴んだのはホームの川崎だった。34分、縦に抜けた家長昭博が、守田英正からスルーパスを引き出し、中を見てクロス。フリーで待っていた小林悠が落ち着いて決めて、先制点をものにした。

 1-0で迎えた71分、川崎がさらに突き放した。敵陣中央でボールを持った中村憲剛が、一瞬フリーになった小林を見逃さずパスを送ると、GKとの1対1を小林がきっちり決め、リードを広げた。

 横浜FMはチャンスを作るも決めきることができず、試合はこのまま終了。前節ゴールを決められなかったエースがしっかり仕事をこなし、川崎がダービーを制して勝ち点3を積み上げた。

 次節、川崎は清水エスパルスと、横浜FMは湘南ベルマーレとそれぞれアウェイで11日に対戦する。

【写真ギャラリー】2018.8.5 明治安田生命J1リーグ第20節 川崎フロンターレ 2-0 横浜F・マリノス | サッカーキング

ゲキサカ

小林悠、今季初の1試合2ゴール!川崎Fが横浜FMとの神奈川ダービーに完勝 | ゲキサカ

 川崎フロンターレはホームで横浜F・マリノスと対戦し、FW小林悠の2ゴールで2-0と快勝した。川崎Fは2試合ぶりの白星で3位をキープ。横浜FMは今季初の3連敗となった。

 川崎Fは前節の浦和戦(0-2)から先発2人を変更。MF阿部浩之が2試合ぶりに先発復帰し、DF登里享平も12試合ぶりの先発となった。DF奈良竜樹が欠場となったため、DF車屋紳太郎がセンターバックに回り、代わって登里が左サイドバックに入った。
 横浜FMは前節の広島戦(1-4)から先発3人を入れ替え、DFイッペイ・シノヅカが左サイドバックで今季初先発。チーム得点王のFWウーゴ・ヴィエイラが欠場し、MF大津祐樹が4試合ぶり、FW伊藤翔は2試合ぶりの先発となった。[スタメン&布陣はコチラ]

 立ち上がりは膠着した展開が続いた。横浜FMは序盤から何度かCKのチャンスをつかむが、得点にはつなげられない。川崎Fは前半14分、カウンターからMF中村憲剛のスルーパスにMF大島僚太が反応。PA内左からマイナスに折り返したボールを小林が右足で狙ったが、大きく枠を外れた。

 徐々に流れを引き寄せていく川崎Fは前半28分、右サイドのタッチライン際で受けたMF家長昭博が対峙するシノヅカの股間を抜いて縦に突破。鋭い切り返しでFW遠藤渓太もかわして中に切れ込み、左足を振り抜いたが、シュートはわずかにクロスバーを越えた。

 それでも前半34分、川崎FはMF守田英正の絶妙なスルーパスからPA内左に抜け出した家長がゴール前に折り返し、小林が右足で押し込んだ。小林の2試合ぶり今季7得点目で先制すると、その後も横浜FMを攻め立てる。前半38分、右サイドを抜け出した家長のグラウンダーのクロスをファーサイドに詰めた阿部が左足でシュート。しかし、これはGK飯倉大樹が右足1本でセーブし、2点目は許さなかった。

 横浜FMも1点ビハインドで折り返した後半、反撃に出るが、なかなか決定的な場面をつくるには至らない。後半13分にはベンチが動き、2人を同時交代。シノヅカと遠藤を下げ、DF山中亮輔とFWオリヴィエ・ブマルを投入した。しかし、川崎F守備陣も冷静に対応。ボールを奪えば、速攻と遅攻をうまく使い分けて横浜FMを揺さぶった。

 すると後半26分、川崎Fはじっくりとパスを回して最後は中村がPA左後方から中央に鋭い縦パス。フリーで受けた小林がワントラップから左足でGKとの1対1を制し、自身2点目となる追加点を奪った。小林の1試合2ゴールは今季初で、通算8ゴール目。2-0とリードを広げ、優位に試合を進めた。

 川崎Fは後半40分、最後の交代枠で阿部に代えて昨季まで横浜FMに所属していたMF齋藤学を投入。同42分には齋藤のドリブル突破をファウルで止めたMF喜田拓也にイエローカードが出る場面もあった。後半43分、小林の左足ミドルはDF中澤佑二に当たってコースが変わり、右ポストを直撃。ハットトリック達成とはならなかったが、2-0の完封勝利で2試合ぶりの白星を飾った。

(取材・文 西山紘平)

フットボールチャンネル

マリノス、連敗脱出への処方箋。川崎Fの重鎮が語る前半戦との違い、取り戻すべき誇り | フットボールチャンネル

横浜F・マリノスは5日、明治安田生命J1リーグ第20節で川崎フロンターレと対戦して0-2で敗れた。前半戦はドローだったこのカードだが、今回は力の差が如実にあらわれる一戦になってしまった。マリノスはこれでリーグ戦3連敗となり、暫定ながら15位に転落。なかなか結果が出ない苦境を乗り越えるには、今何が必要なのだろうか。(取材・文:舩木渉)

–マリノスへの「驚き」はもうない

 今季初のリーグ戦3連敗。無得点に終わったのも17試合ぶり。アウェイの等々力陸上競技場まで駆けつけた横浜F・マリノスのファン・サポーターからは、結果の出ない現状に対してブーイグも起こった。

 5日に行われた明治安田生命J1リーグ第20節の川崎フロンターレ戦は、マリノスにとって0-2というスコア以上の完敗だった。1-1で引き分けた今季最初の対戦では、前半こそ圧倒的に攻め込まれたが、そこから巻き返して勝ち点1をもぎ取った。ところが今回は試合開始から終了まで、反撃の火種すら見つけられなかった。

 公式記録に載ったシュート数「3」、先発メンバー11人の中でシュートを放ったのがDFの中澤佑二のみという事実が、前年度王者に対して認めざるをえない敗戦だったことをより強調する。

 試合後の記者会見で出た「間違いなくフロンターレはいいチームで、非常に難しい試合になりましたが、内容としては五分五分の部分もあり、自分たちがチャンスをしっかり決めていればまた違う展開になったと思う」というアンジェ・ポステコグルー監督の言葉は、一層虚しく聞こえてしまう。

 マリノスが過去の姿から劇的に変わろうとしているのは確かだ。そのためには相応の痛みも伴うだろうし、それなりの時間も必要なのは間違いない。ただ、前半戦で対戦したチームが抱いた「驚き」はもはやなくなっている。開幕直後には「この時期に当たって良かった」と何人かの選手が話していたが、彼らは次の対戦に向けてマリノスの進歩を想定しながら、それを超えるための策を練ってくる。

–「ノーマルプレス・ノーマルライン」

 フロンターレのMF中村憲剛は、マリノスとの今季2度目の対戦を終え、前回との比較も含めてピッチ上での感覚を次のように語っていた。

「前半戦はかなり攻撃に偏っている、すごく斬新な戦い方をしているなというイメージは正直ありました。今回は(FC東京戦とサンフレッチェ広島戦で)大量失点しているので、人も替えてきましたし、守備もそこまで前から来るわけではなく、ハイラインでもなく、という感じだったので、ポステコグルー監督の意識がちょっとマイルドになったイメージはあります。前の方がもうちょっとトンガっていたなという気はします。そういう意味では戦いやすかったし、人も替わっていたから突きやすいところもありました」

 前節浦和レッズ戦に敗れていたフロンターレは、上位戦線に残り続けるためにも、マリノスに勝っておかなければならなかった。今年4月に対戦した際、中村憲剛は「前半で試合を決めようと入って、その狙い通りに、相手の最終ラインをズタズタに、やりたい放題やっていた。自分も含めて決めないと、こういう試合になる。やはりそのツケは後半にくる」と、決め手を欠いたプレーを悔やんでいたが、その経験も踏まえて、前半からマリノスのパスワークを断って攻め勝つ道を選んだ。

 するとどうか。彼らの狙い通りにマリノスはボールを取り上げられ、珍しくボール支配率は50%を切って、手も足も出なかった。「相手が嫌がることをして、自分たちがやるべきことをやって勝つ」というフロンターレの基本姿勢にブレはない。この試合でマリノスはベースの差を見せつけられてしまった。

 ポステコグルー監督が志向するサッカーは、基本的にボールを握っている状態での戦いを想定して組み立てられている。一方で、ボールを握れなかった場合の対処法をほとんど持っていないのが実情と言って差し支えないように思う。

 昨年までのマリノスは1試合平均1失点を切るほどの堅守が武器で、低い位置にブロックを敷いて粘り強く守りきるという戦いを得意にしていたが、大きな方針転換の中で何かが失われてしまったのだろうか。中村憲剛は「ハイプレス・ハイラインじゃなかった。割と『ノーマルプレス・ノーマルライン』で、逆に穴が空きすぎていた」と分析したが、これまでの「普通」で守りきれなくなっている現実は重くのしかかる。

–何ができて、何ができないのか

 マリノスのゴールマウスを守る飯倉大樹は、前節の広島戦に1-4で敗れた後「うちらしくないというか、昔だったらやられていないような部分も簡単にやられて失点というのが結構ある」と警鐘を鳴らしていたが、今度はより強い言葉で現状への危機感を口にした。

「俺たちとしては戦術とか戦い方云々よりも、チームとして、マリノスとして、選手1人ひとりがもっと誇りを持って戦うべきだし、そこが今は一番必要だと思う。今日は相手がうまかったという戦術的な話よりも、勝てていないことは選手の責任だし、そこは1人ひとりがもうちょっと感じて、次の試合に向けてしっかり入っていかないと。負け癖じゃないけど、失点して、今日は得点も取れなかったので、自分たちが何ができて、何ができないかというのはもっと1人ひとりが考えなければいけない」

 今こそ、「できること」と「できないこと」を整理して、もう一度対戦相手を恐れさせた頃の積極的なサッカーを取り戻す時ではないか。「ノーマルライン・ノーマルプレス」のままでは、マリノスの倒し方を真剣に考えてくる相手に競り勝つことはできない。

 フロンターレ戦で見えたのは、ボールを相手に握られた時に攻守両面で手詰まりになって後手に回ってしまうこと、そして守備を意識しすぎると攻撃にチャレンジする前向きな姿勢が失われてしまうことだ。直近3試合で11失点していたことを考えれば守備を意識するのは当然だが、連敗でメンタルが後ろ向きになりがちだと攻撃面にも消極的な影響が出てしまう。

「負け始めるとネガティブな部分で、選手1人ひとりもどこかで誰かのせいにしたりする。勝っている時はそういうメンタリティはないんだけど、負けが続いてくると、戦術がどうとか、1個のミスや敗戦を、ミスした選手のせいにしたり、だから消極的なプレーのメンタリティになったりするのはよくあること。やっぱり俺たちとしてはもっと挑戦者というか、順位的にもそうだし、もっとチャレンジする気持ちを持って入らなきゃいけない。単純にそういうところが欠けていた」

–目指すべきはフロンターレの完成度

 飯倉は厳しい表情でチームに奮起を促した。指揮官も含め、暫定ながら15位という立ち位置を受け入れ、もう一度立ち上がらねばならない。

 フロンターレは昨季王者で、チームとしての完成度が高かった。マリノス戦でも途中から選手の配置を変えたり、中村憲剛が噛み合わせの悪い中盤の状況を改善するためにポジションを微調整したり、勝つための策を打ち出し続けた。

「相手がどういう形で、どういうシステムで、どこが嫌で、相手が本当に隠しているのはどこなのかを、1人や2人ではなくて、11人が感じられればいい」と昨季リーグMVPの重鎮は語るが、チームを作っている最中のマリノスにここまでを求めるのは難しい。

 ただ、自分たちの確固たる信念や、ブレない戦い方がある中でも、「相手が嫌がることをやり続ける」というのは挑戦者として、勝つために持ち続けるべき姿勢であることに間違いない。そして、マリノスにとってフロンターレのような完成度は目指すべき一つの指針になるだろう。

 3連敗で降格圏間近というネガティブになりがちな局面でも、顔を上げて状況を打開するために前向きであり続けることが重要になる。ここを乗り越えられるかどうかで、マリノスが進むべき道がどこにあるのかがわかってくる。まさに正念場だ。

(取材・文:舩木渉)

Football LAB 〜サッカーをデータで楽しむ〜

横浜F・マリノス 2018マッチレポート | 8月5日 vs 川崎F | データによってサッカーはもっと輝く | Football LAB

こけまりログ

2018/08/04 【スタジアム観戦情報まとめ】2018/8/5(日)19:00KO J1第20節 川崎フロンターレvs.横浜F・マリノス@等々力陸上競技場
 
 

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