【試合結果まとめ(3●0)】2017/9/9(土)19:00 J1リーグ 第25節 川崎フロンターレvs.横浜F・マリノス@等々力陸上競技場


アンカー(目次)

1.横浜F・マリノスオフィシャルサイト
2.Jリーグ.jp
3.Twitter / Istagram
4.YouTube
5.Webニュースログ
6.今週の他会場など

横浜F・マリノス オフィシャルサイト

2017 明治安田J1 第25節 vs 川崎フロンターレ 試合レポート | 横浜F・マリノス 公式サイト

(´-`).o0(今節の警告:なし/出場停止リーチ(累積3枚):扇原選手・中町選手)

監督コメント

エリク モンバエルツ 監督
「ゲームの入り方、スタートが良くありませんでした。そこが我々のゲーム運びを難しくしました。
相手の先制点は、我々のクリアが悪くて、そこから得点を与えてしまいました。
前半の最後の20分間は、我々が少しリズムを取り戻して、ボールポゼッションしながら攻撃につなげるということもできました。
後半に入ってチャンスも何度かつくれましたが、今日のゲームに関しては個人個人のところのミスが多すぎました。これだけミスが多ければ、結果につながることはできないと思います。川崎Fの得点も、我々のミス、エラーが多くて相手に得点を与えてしまったというような内容だったと思います」

質問:川崎Fのプレスがとても激しかったと思います。それが、F・マリノスのミスの多さに影響したのでしょうか?
「そうですね。それも原因だと思います。こういう相手のプレッシャーがくるだろうと予測して、トレーニングをして準備をしてきたのですが、やはり今日は、プレッシャーの中で選手が正確に判断をしてプレーするということが、残念ながらできませんでした」

選手コメント

富樫 敬真
「0-2になった時点で入る準備はしていたんですが、その間に3点差になってしまいました。それでも、やることは変わらなかった。とりあえず1点を取りにいったんですが、どうしても点を取ることはできず…。そこに尽きると思います。
前半からうまくいかないシーンが多くて、自分たちのミスから失点してしまった。大事なゲームで負けたことは、しっかり受け止めなきゃいけない。もちろん受け止めるだけじゃなく、もっと上を目指すためにどうすればいいのかを突き詰める。目指すところは、何一つ変わることはないと思います」

山中 亮輔
「もっとアグレッシブに行かなきゃいけなかった。相手が前から来ることは想定していたし、今週一週間そのためにビルドアップの練習もしていたので、言い訳にならない。各々の選手が、今日のミスをどのように感じるかだと思う。
いつか負けるときは来ると思っていた。だけど連敗だけは避けたい。次のレイソルは古巣だし、個人的に思うところもあるので、しっかり準備をして臨みたいと思います」

喜田 拓也
「悔しいけど、完敗ですね。
全体的に、自分たちは相手をリスペクトしすぎたのかなと思います。すべてにおいて、自分たちは後手を踏んでしまいました。
(無敗記録がストップして)一つ負けましたけど、記録のためにやっているわけじゃない。ここで下を向くのは誰にでもできること。僕らにしかできないことはあると思うし。まして、試合後にサポーターがああして応援してくれたからには、前を向かなきゃいけないし、前を向けなきゃ男じゃない。
次が大事になる。次に勝点3を取れれば、今日の負けも大きな意味を持つ。チームとして、もう一回試されているんだと思います」

Jリーグ.jp

川崎Fvs横浜FMの試合結果・データ(明治安田生命J1リーグ:2017年9月9日):Jリーグ.jp
 ├ 入場者数 24,715人
 └ フォトギャラリー

選手コメント

[ 松原 健 ]
攻守の切り替えのところでフロンターレの出足が鋭くて、そこの部分で負けていたかもしれない。もう少し自分たちの時間を作らないと厳しい。これから戦う相手はプレッシャーを掛けてくると思うので、この負けを次に生かさないといけない。2失点目は(エドゥアルド)ネットが来ていたのが分かっていて、スライディングしてボールをキープしようと思った。でもそれがうまくいかなくて、ボールを奪われてしまった。シンプルに(中澤)佑二さんに戻しても良かった。そこは結果として自分の判断ミスと言われても仕方ない。

[ 扇原 貴宏 ]
3失点ともミス絡み。3点目も自分の失い方が悪かった。負けることはあるので、メンタル的に落ち込まずに残り9試合を戦いたい。自分たちを見つめ直して戦うことが大事。守備ではしっかりバイタルエリアを閉めることを意識していたけど、もう少しボールに行かないと奪えない。そのあたりは修正が必要。マイボールになってからは、もっとボールをつなげたと思う。でも全体的に焦りが先行して、最初のパスやドリブルで奪われる場面が多かった。もっと自分たちの時間を作らないといけなかった。

 
 

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2017 明治安田生命J1リーグ 第25節 vs.川崎フロンターレ ハイライト動画 – YouTube
 
 

ネットニュース・Weblog

スポーツニッポン

横浜、今季最多3失点…不敗14で止まる 飯倉「自滅の典型」― スポニチ Sponichi Annex サッカー

 横浜は今季最多の3失点を喫し、リーグ戦無敗記録は14でストップした。前半14分にDFデゲネクのクリアボールをMF大島に拾われて先制を許すなど、7月29日の清水戦以来6戦ぶりに失点。順位も5位に後退した。

 GK飯倉は「3失点ともミス絡み。自滅の典型」と話し、MF喜田も「相手をリスペクトしすぎた」と悔しがるなど、アウェーでの“神奈川ダービー”は苦い結果となった。

サンケイスポーツ

横浜M・中沢、季初の3失点に沈痛の面持ち「これが僕らの今の実力」 – サッカー – SANSPO.COM(サンスポ)

 明治安田J1第25節第1日(9日、川崎3-0横浜M、等々力)横浜Mは5月以来となる15戦ぶりの黒星を喫し、首位との勝ち点差も8に広がった。DF中沢は今季初の3失点に沈痛の面持ちで「これが僕らの今の実力。謙虚に受け止めないと」と肩を落とした。

 手堅く戦ってきたチームに重くのしかかったのが前半に許した先制点。自陣で大きくクリアできず、大島にたたき込まれた。その後の2失点もミスが絡み、モンバエルツ監督は「これだけミスが多ければ結果にはつなげられない」とこぼした。

スポーツ報知

【横浜M】5月7日以来の黒星で5位転落…DF中沢「3失点ともミスから」 : スポーツ報知

 14戦負けなしと好調だった横浜Mは0―3で川崎に完敗し、2位から5位に転落した。

 前半14分にクリアミスから失点。前半の失点は最後に敗れた5月7日の敵地・鳥栖戦以来、4か月ぶりだった。前半終了間際はリズムをつかみ試合を支配したもののゴールを奪えず、後半に再びミスから2点を献上した。

 エリク・モンバエルツ監督「試合の入り方が悪かった。今日は個人のところでのミスが多すぎた。これだけミスが多ければ結果につながらない」

 DF中沢佑二「3失点ともミスから。強いところとやるとミスが失点につながる。学(斎藤)は頑張って打開していたけど、抜いた後の距離が遠い。サポートがいなかった」

 DF山中亮輔「相手をリスペクトしすぎた。先制点を取られると厳しくなる。うちは耐えて耐えてというチーム。こういう展開を想定してビルドアップの練習はしてきたので言い訳はできない」

 MF扇原貴宏「こういう展開になってもはね返す力をチームとしてつけないと。先制されて焦ってしまった。ただ負けることはある。残りの9試合、しっかり切り替えたい」

サッカーキング

川崎が神奈川ダービーを制して2位浮上! 3発完勝で14戦無敗の横浜FMに土 | サッカーキング

 2017明治安田生命J1リーグ第25節が9日に行われ、川崎フロンターレと横浜F・マリノスが対戦した。

 2位・横浜FMと3位・川崎による“神奈川ダービー”。優勝争いに生き残るためにも、両チームともに負けられない一戦だ。前回対戦は横浜FMがホームで川崎を下している。

 試合が動いたのは14分だった。川崎は左サイドからクロスを入れる。一度はクリアされたもののこれを大島僚太が右足で直接狙うと、ボールはゴールに吸い込まれて川崎が先制に成功する。横浜FMはリーグ戦6試合ぶりの失点となった。1点を追いかける横浜FMは38分、マルティノスが左サイドから速いクロスを入れると中でウーゴ・ヴィエイラが合わせたが、ここは川崎GKチョン・ソンリョンに阻まれる。前半は川崎の1点リードで終了した。

 後半も先手を取ったのは川崎。57分、エドゥアルド・ネットが敵陣をドリブルで持ち上がると、最後はPA外から小林悠が右足で叩き込んで2-0とする。さらに75分、川崎は中村憲剛が敵陣の高い位置でボールを奪うと、最後は家長昭博が相手GKとの一対一を冷静に沈めて3-0。試合を決定づけた。試合はこのまま終了のホイッスル。ホームの川崎が3-0で横浜FMを下した。

 次節、16日に川崎はアウェイで清水エスパルスと、横浜FMはホームで柏レイソルと対戦する。

サッカーダイジェスト

【J1採点&寸評】川崎 3-0 横浜|大島など主役3人が揃い踏み! デゲネクは全失点に絡む… | サッカーダイジェストWeb※一部抜粋

【チーム採点・寸評】
川崎 6.5
前半からリズミカルにボールを回し主導権を握る。カウンターへのケアも万全で試合をコントロールした。相手のミスがあったにせよ3ゴールを奪ったうえ、無失点で終えた点も評価したい。

横浜 4.5
守備時は実質4-5-1にしてブロックを形成する相変わらずの安全策を取ったが、14分の失点でプランが崩れる。その後もパス回しに翻弄されてプレス効かないうえ、数少ないチャンスも活かせず、57分と75分の失点で万事休す。3失点大敗で2位から5位まで順位を下げた。
 
 
GK
21 飯倉大樹 5
21分には決定的なピンチをセーブ。ただ、1失点目と3失点目はともかく、2失点目はややボールがブレたとはいえポジショニング次第では弾けたか。

DF
27 松原 健 4.5
ボールに釣り出される形で、ポジショニングが定まらず、ボールロストで2失点目にも絡んだ。47分のクロスを除けば、オーバーラップも効果的ではなかった。

22 中澤佑二 5
序盤から小林をよく抑え込んだが、57分にはワンフェイクに引っかかりシュートを叩き込まれる。デゲネクとの連携ミスだった。

34 ミロシュ・デゲネク 3.5
代表戦帰りから時間がなく心身のコンディションが整っていなかったか。全体的に集中力を欠き、14分のクリアミス、57分のポジショニングミス、75分のパスミスがいずれも失点に直結した。

24 山中亮輔 5
対面の家長が頻繁に中にも入るため、いわば“浮いた”状態になるシーンが多々。攻撃面はまずまず脅威になったが。

MF
5 喜田拓也 5.5(70分OUT)
縦横無尽に走ってボールを引き出すも、攻撃にリズムをもたらすまでには至らず。守備では一定の強度は見せた。

6 扇原貴宏 5(76分OUT)
21分に明らかなパスミスからピンチを招き、デゲネクのパスが悪かったとはいえ3失点目にも絡む。66分のロブパスは見事だったが、ゴールには繋がらなかった。

10 齋藤 学 4.5
右サイドを起点に時おり左にも顔を出す。得意のドリブルが幾度となく潰され、苦しむチームを救えなかった。

14 天野 純 5
トップ下で先発したが、先制点を奪われた後に左インサイドハーフにシフト。左足の技巧は散発的で、ビッグチャンスを作り出せなかった。

MF
20 マルティノス 5
エウリーニョの粘り強いマークに苦しみ、序盤からイライライを募らせる。37分の好クロスなど時おり“らしさ”は見せたが、有効打にはならず。

FW
7 ウーゴ・ヴィエイラ 5
前半はまったく良い形でボールを受けられず、最初の決定機だった37分のスライディングシュートも決めきれなかった。後半はほとんど消えた。

交代出場
MF
8 中町公祐 5.5(70分IN)
喜田に代わってボランチへ。大きなミスはなかったが、流れを変えることはできなかった。

MF
17 富樫敬真 ―(76分IN)
3失点後に最前線に送り出されるも、効果的なプレーはなし。

監督
エリク・モンバエルツ 4.5
序盤の失点で戦い方のプランが狂ったのだろう。ただ、その後に有効な手立てを打てなかったのも、また事実だ。3-0にもかかわらず、最後まで交代枠を1つ残し続けた采配には疑問符。

取材・文:川崎=本田健介(サッカーダイジェスト編集部)、横浜=白鳥大知(サッカーダイジェストWEB編集部)

「致命的ミス」の連発で豪州代表デゲネクが散々…。横浜の堅守に暗雲? | サッカーダイジェストWeb

 無敗記録が14試合(10勝4分け)で止まる大敗を喫した横浜で、もっとも低調なパフォーマンスだったのが、オーストラリア代表DFのミロシュ・デゲネクだ。

 まずは14分、ペナルティーエリア内でボールを右足でクリアするも、これがボテボテで大島僚太の目の前へ。そのままダイレクトシュートを叩き込まれた。5試合連続でクリーンシート中だった横浜にとっては、実に484分ぶりの失点だった。

 さらに57分、今度は判断とポジショニングのミスを犯す。ペナルティーエリア手前でボールを持った小林に寄せにいったCBの相棒・中澤佑二は、縦のシュートコースを切って横に相手を逃がした。おそらく「そこにはデゲネクがいる」と、そんな考えがあってのプレーだ。

 しかし、デゲネクは中澤の後方に動き、自分の持ち場を“捨てる”。そのオープンスペースを使われて小林に右足を振り抜かれ、ゴールネットを揺らされた。小林の後方にいたエドゥアルド・ネットのケアにいったようにも見えたが、いずれにしても中途半端な位置取りだった。

 そして75分、三度のミス……。相手の縦パスを処理して前方の扇原貴宏に繋ごうとするが、ボールはワンバウンドして処理しにくい高さに。案の定、扇原が中村憲剛に突っつかれてボールロストすると、デゲネクは慌てて飛び出すも横パスを許してしまう。デゲネクが前に出て空いたスペースで家長昭博がボールを受けると、事実上もはやGKとの1対1。易々と3点目を流し込まれた。

 試合後に「自分の失い方が悪かった」と振り返った扇原はもちろん、デゲネクのパスとその後の対応も褒められたものではなかった。

 サッカーにおいて失点は、特定の選手だけの責任ということはありえない。しかし、この日のデゲネクは3つのシーンでいずれも致命的かつ初歩的なミスを犯しており、その責任は決して小さくない。

 名指しこそしなかったが、横浜のエリク・モンバエルツ監督も試合後に「今日は個人のミスが多すぎた。これだけミスが多ければ結果は出せない。我々のミスから川崎に得点を与えてしまうという内容だった」とコメントしている。

 過去5試合ではクリーンシートに大きく貢献した本来のデゲネクとは、まるで別人のような集中力と安定感の欠如だった。直近のAマッチ期間でオーストラリア代表に招集され、8月31日の日本戦こそ出番なしだったが、9月5日のタイ戦はフル出場。母国から6日に日本に戻り、7日からチーム練習に参加していたものの、さすがに心身のコンディションが整っていなかったのだろう。

 デゲネクはゲーム後の取材エリアでも、うつむき加減でこの試合に関するコメントはなし。10月の5日と10日にシリアとのプレーオフを控えるオーストラリア代表に関する話題を振っても、「あと2試合勝つだけ。僕はチームと監督を信じている」と絞り出すのが精一杯だった。

 25節を終えて5位の横浜は、31得点と攻撃力がお世辞にも高いとは言えず、川崎に3発を食らったとはいえ、それでもリーグ最少の20失点という堅守が拠り所だ。しかしそれも、デゲネクがこの日のような調子では崩壊しかねない。

 チーム、監督、そしてデゲネクは、次戦の柏戦(9月16日)に向けていかなる修正を施してくるのか。注目したい。

取材・文:白鳥大知(サッカーダイジェストWEB)

ゲキサカ

“ほこたて対決”は川崎Fの攻撃力が完勝、横浜FMは484分ぶり失点から今季初3失点 | ゲキサカ

 3位川崎フロンターレはホームで2位横浜F・マリノスに3-0で快勝し、2試合ぶりの白星で6戦負けなし(4勝2分)とした。リーグ最少失点を誇る横浜FMの堅守を打ち破る圧巻の3ゴール。横浜FMに15試合ぶりの土をつけると、順位もひっくり返し、2位に浮上した。

 川崎Fは前節の甲府戦(2-2)と同じ先発メンバー。FW小林悠の1トップで、右にMF家長昭博、左にMF阿部浩之が入った。横浜FMは前節のFC東京戦(1-0)から先発一人を変更。FW富樫敬真に代わってFWウーゴ・ヴィエイラが2試合ぶりに先発した。[スタメン&布陣はコチラ]

 前節終了時点で24戦45得点とリーグ3位の攻撃力を誇る川崎Fと、14試合負けなし(10勝4分)で5試合連続無失点中とリーグ最少失点(24戦17失点)を誇る横浜FM。究極の“ほこたて対決”は序盤から川崎Fが攻め込み、横浜FMが守ってカウンターを狙う展開となった。

 川崎Fは前半4分、MF中村憲剛が強烈なミドルシュートを放つが、GK飯倉大樹が前に弾きながらもキャッチ。その後も横浜FMを押し込むと、前半14分、左サイドのスローインから阿部がゴール前にクロスを入れ、DFミロシュ・デゲネクの中途半端なクリアをPA左角からMF大島僚太が右足ダイレクトで蹴り返し、ゴール右隅に突き刺した。

 横浜FMの堅守をこじ開けた大島の今季初ゴールが貴重な先制点。横浜FMはこれが6試合ぶりの失点で、7月29日に行われた清水戦の後半25分にFW鄭大世に決められて以来、実に484分ぶりの失点となった。浮き足立つ横浜FMは前半22分に自陣でのビルドアップでMF扇原貴宏がパスミス。インターセプトした家長が中村につなぎ、スルーパスに阿部が走り込む決定機を迎えたが、阿部の渾身のシュートは飯倉がビッグセーブで弾き出した。

 反撃に出たい横浜FMだが、カウンターの精度を欠き、なかなかチャンスをつくれない。それでも前半38分、DF山中亮輔のパスからMFマルティノスが左サイドのスペースに飛び出し、折り返しにウーゴ・ヴィエイラが右足のスライディングシュートで合わせたが、GKチョン・ソンリョンの正面を突き、同点ゴールとはならなかった。

 1点リードで折り返した後半も川崎Fのペースで試合は進む。後半12分には敵陣で仕掛けたMFエドゥアルド・ネットがDF松原健ともつれたこぼれ球を小林が拾い、PA手前から右足を一閃。豪快なミドルシュートはGKの頭上を越えてゴール中央の上隅に突き刺さり、2-0とリードを広げた。

 横浜FMは後半25分、MF喜田拓也に代えてMF中町公祐を投入するが、流れは変わらない。後半30分、川崎Fは中村が高い位置からプレッシャーをかけて扇原からボールを奪い、ラストパス。PA内右に走り込んだ家長が利き足とは逆の右足でニアサイドに流し込み、3-0と勝利を決定づけた。

 横浜FMは直後の後半31分から扇原に代えて富樫を投入し、攻撃の枚数を増やすが、1点が遠かった。今季ワーストの3失点で0-3の零封負け。5月7日の鳥栖戦(0-1)以来、約4か月ぶりとなる敗戦で15試合ぶりの黒星となった。

(取材・文 西山紘平)

「自滅の典型」ミス多発の横浜FM、堅守崩れ今季最多3失点で15戦ぶり黒星 | ゲキサカ

 自慢の堅守が崩れ、今季ワーストの1試合3失点で完敗した。5試合連続無失点中だった横浜F・マリノスは前半14分に484分ぶりとなる失点で先制を許すと、後半にも2失点。攻守にミスが多発し、5月7日の鳥栖戦(0-1)以来、15試合ぶりとなる黒星を喫した。

「試合の入りがよくなかった。それが今日の試合を難しくした」。エリク・モンバエルツ監督は苦虫をかみつぶしたような表情で試合を振り返った。立ち上がりから川崎Fのハイプレスに苦しみ、ラインがずるずる下がり、自陣に押し込まれた。

 前半14分の失点はDFミロシュ・デゲネクの中途半端なクリアミスから。攻撃でもミスからカウンターが不発に終わり、後半の2失点も自陣PA近くでの不用意なプレーを相手に突かれる形だった。

「個人個人のところでミスがいつも以上に多すぎた。これだけミスが多ければ、結果につなげるのは難しい」。指揮官が厳しい口調で言えば、守護神のGK飯倉大樹も「失点はすべてミス絡み。自分たちのクオリティーの低さが原因。自滅の典型だった」と憮然とした表情だった。

(取材・文 西山紘平)

W杯予選のショック癒えず?3失点に絡んだ横浜FMミロシュ・デゲネク(4枚) | ゲキサカ

沈黙続くエース…齋藤学は開幕25試合ノーゴール(12枚) | ゲキサカ

39歳の鉄人・中澤も横浜FMの堅守崩壊を食い止められず(8枚) | ゲキサカ

「自分の失い方が悪かった」失点シーンを悔やむ横浜FM扇原(4枚) | ゲキサカ

ミス連鎖で守備崩壊…リーグ最少失点の横浜FMが15戦ぶり苦杯(20枚) | ゲキサカ

譲れない神奈川ダービー! 横浜FMサポーターはホームに負けない大声量(8枚) | ゲキサカ

フットボールチャンネル

「ボコボコにされてよかった」。横浜FMの扇原貴宏が3失点完敗でも下を向かない理由 | フットボールチャンネル

明治安田生命J1リーグ第25節が9日に行われ、川崎フロンターレが3-0で横浜F・マリノスとの「神奈川ダービー」を制した。好調な両チーム同士の対戦として注目された一戦は3点という大差がついてしまったが、敗れた横浜FMは決して下を向くことはない。完敗とも言える試合をなぜポジティブに捉えられるのだろうか。(取材・文:舩木渉)

–流れを決定づけた先制点。大きすぎたダメージ

 横浜F・マリノスは9日、明治安田生命J1リーグ第25節で川崎フロンターレと対戦し0-3で敗れた。

 序盤から試合の主導権を握ったのは川崎F。自慢のパスワークと積極果敢な守備で横浜FMを押し込み、14分に大島僚太のミドルシュートで幸先良く先制点を奪った。このゴールが「神奈川ダービー」のターニングポイントとなる。

 中盤の底で先発出場した横浜FMの扇原貴宏は、やはり立ち上がりの対応のまずさと失点の場面を悔やんでいた。

「立ち上がりから自分たちが引きすぎてしまって、フロンターレ相手にリスペクトしすぎたというか。もうちょっと人にいかないといけなかったんですけど、本当に何もプレッシャーを与えることなく自陣ペナルティエリアまで来させていた。しっかりと積極的にやらなければいけないゲームだったんですけど、最初に失点してしまって、さらに苦しくなったので、本当に完敗かなと思います」

 反対に川崎F側から見れば、序盤の先制ゴールは狙い通りの展開だった。川崎FのDF谷口彰悟は「(大島)僚太の1点目が本当に大きかった。たぶん相手のプラン、やり方的には前半0-0で我慢して、後半こっちが焦れたところでカウンターとかで点を取って勝つという流れだったと思う」と分析する。

 先制点が重要になる、と川崎Fが考えたのはリーグ前半戦の神奈川ダービーで横浜FMに0-2で敗れていた教訓があったからでもある。前半を0-0で終えたものの、しっかりと守ったうえで後半に2得点を奪った横浜FMが勝ち点3をもぎ取った。

 中村憲剛はこの試合での先制点の意味を誰よりも理解していた。「やっぱり失点をしていないということは、逆に失点をしたらダメージがある。そこを僕らは狙っていこう、マリノスだからこそ点を取ろうということを、みんなで立ち上がりからやれた」とチーム内での意思統一の成果を強調した。常に注目が集まる戦術のディテールだけでなく、試合の流れを心理的に支配することも勝利のために重要な要素だ。

–「ボコボコにされてよかったんじゃないですか?」(扇原)

 横浜FMは最後に敗れたJ1第10節のサガン鳥栖戦から14戦無敗。その間に喫した失点はわずか「8」のみ。複数失点したのは1試合だけだった。先に1点取れば相手は焦る…川崎Fのゲームプランがハマったことは扇原の言葉からもうかがえた。

「(先制点を奪われるのが)一番、正直キツかったので、それだけは避けたかった。押し込まれてもなんとか我慢して、ゼロで最低前半は終えたかった」

 一方で扇原は「ここまでボコボコにされてよかったんじゃないですか?」と、完敗にもかかわらずポジティブな姿勢を見せる。なぜだろうか。

「3失点とも少しミス絡みというか、1点目はクリアが小さくなったりとか、3点目も(ボールの)失い方が悪かった。そういうシンプルなことをしっかりと修正して、1試合負けることもあると思うので、メンタル的にここで落ちることなく、しっかりと残り9試合に向けて切り替えてやれればいい」

 どんなに強いチームもいつか負ける。永遠に勝ち続けることは不可能である。その負けをしっかりと受け入れ、改善して次に繋げられるか。負けをただの負けに終わらせないことが重要だとチーム内で共有し、自分たちの積み上げてきたものを信じて下を向かずにやり続けられるかが次節以降に向けてのポイントになる。

 もちろんリーグ戦、天皇杯、YBCルヴァンカップ、ACLと4つのタイトルを狙える位置に川崎にとって重要な「1勝」であることに違いはない。それと同時に横浜FMが再び浮上するためにも重要な「1敗」となった。90分間を終えた後の結果にこそ明暗分かれたものの、両チームにとって“ポジティブ”な一戦だったと言えるだろう。

(取材・文:舩木渉)

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横浜F・マリノス 2017マッチレポート | 9月9日 vs 川崎F

こけまりログ

2017/09/08 【スタジアム観戦情報まとめ】2017/9/9(土)19:00 J1リーグ 第25節 川崎フロンターレvs.横浜F・マリノス@等々力陸上競技場
 
 

今週の他会場など

(´-`).o0(日曜日のゲームの後で)
 
 

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