【試合結果まとめ(0○1)】2017/6/18(日)18:00 J1リーグ 第15節 FC東京vs.横浜F・マリノス@味の素スタジアム


アンカー(目次)

1.横浜F・マリノスオフィシャルサイト
2.Jリーグ.jp
3.Twitter / Istagram
4.YouTube
5.Webニュースログ
6.今週の他会場など

横浜F・マリノス オフィシャルサイト

2017 明治安田J1 第15節 vs FC東京 試合レポート | 横浜F・マリノス 公式サイト

監督コメント

エリク モンバエルツ 監督
「今日は自分たちがポゼッションしてコントロールするという展開を望んでいました。特に後半、それができたと思います。
ですので、自分たちがゴールにつなげられたことは、ロジックだったと思います」

質問:決勝ゴールを奪った天野選手について。
「純は、チームにとって重要な選手です。特に流れをつくれる選手ですので、今日、彼が得点できたことを非常に嬉しく思います。
フィジカル面でも、非常に運動量を出してチームに貢献していますし、戦術的な役割というのも非常に高いレベルでこなしています。今日の彼のパフォーマンスと得点を非常に嬉しく思います」

質問:FC東京の攻撃をうまく封じていたが、どういう点に注意してケアしていたのか?
「守備に関しても攻撃に関しても、特に何か指示をしたということではありません。守備に関してですが、良い守備をするために中をしっかり締めるというのは必要なことで、普段から意識をして練習していることです。
そしてFC東京は特にインサイドの縦パスからスピードアップしてくる攻撃がありますので、よりそういう点が重要だったということです」

質問:後半に向けて、どういう指示を与えたのか?
「サイドでスピードのある攻撃をするというのは、自分たちの攻撃の形での大事なポイントの一つですので、普段からトレーニングしていることです。
そして、まだまだ、毎試合毎試合、さらにこの質を高めていきたいと考えています」

選手コメント

山中 亮輔
「連勝をしていた中で、出場停止の影響でチャンスが巡ってきたので、自分が出て負けるのは嫌だった。そういった意味で、勝てて良かったと思います。
自分が出る意味を考えてプレーしていたし、やっぱり攻撃の回数を増やさないといけないと思った。
前半はあまり攻撃的にいけなかったので、後半はスプリントの回数を増やしました。マルとともに左サイドで多くチャンスをつくれたと思います。
マルとは同じ左利きなので、分かり合える部分があると思う。マルは単独で行けるタイプの選手なので、そのスペースを上手く使ってあげたり、(マルを)追い越す時のスピードを考えながらやりました。お互いいい関係性を築けたんじゃないかなと思います」

扇原 貴宏
「今日は、全体的に良かったと思います。ピンチはありましたけど、自分たちのサッカーはある程度できていたし、クロスからチャンスもつくれていた。悪くない中、時間が進んでいって、最後に純が、ああやっていいシュートを決めてくれたので、すごく助かりました。
(扇原選手のロングパスが効いていた?)相手のプレッシャーが強くなかったので、結構、自由にプレーさできたし、こういうプレーをもっとしっかり続けていければいいと思います。
前節に比べて、自分たちのボールを持つ時間が長くなってましたし、そういう部分で前に絡める回数が増えた。マチさんもどんどんゴール前に入っていく回数が増えたので、攻撃の厚みはできていたと思います」

天野 純
「前半から、タカがボールをあの位置でもったとき、相手のスペースが空くのがわかっていたので、後半に相手の足が止まったとき、俺がそこに入るから、とタカに言っていました。
ケイマンの落としが良かったので、イメージ通りにシュートを打てました。(利き足とは逆の)右足ということは全然意識していませんでした。
(得点後に真っ先にサポーターの待つゴール裏に走ったのは)今シーズン試合に出させてもらって、ここまでチームの足ばっかり引っ張っていましたし、サポーターにも僕のパフォーマンスにフラストレーションを感じていると思っていたので。恩返しじゃないですけど、気がついたらゴール裏に走っていました。
ようやくチームに貢献できましたが、これに満足しないで、もっともっと点を取っていきたいと思います」

Jリーグ.jp

FC東京vs横浜FMの試合結果・データ(明治安田生命J1リーグ:2017年6月18日):Jリーグ.jp
 ├ 入場者数 23,282人
 └ フォトギャラリー

選手コメント

[ 天野 純 ]
タカ(扇原 貴宏)には前半から、「自分が相手の間でフリーになっているからボールを出してくれ」と言っていた。それが形になったのがゴールシーンだった。ボールをフリックで(富樫)敬真に出して、自分の前にスペースがあるのはイメージ通りだった。ボールが良かったので思い切って打った。右足ということは気にしなかった。今季は試合に使ってもらっているけど安定したパフォーマンス出せなくて、反対にチームの足を引っ張るパフォーマンスばかりだった。ようやく勝利に貢献できてうれしいけど、これに満足せずやっていきたい。

[ 富樫 敬真 ]
指示は特になかったけど、前線の選手はお互いに疲れがあると思ったので、その中で自分が何かやってやろうと思っていた。ゴールシーンは(天野)純くんの右足に落とすような感じになったけど、あれを決めた純くんが全て。相手が来ていたので遠いほうに出すイメージだった。純くんがシュートを打つと分かったので、自分はこぼれ球に対して準備していた。でも結果として純くんが決めてくれて勝てて良かった。

 
 

Twitter / Istagram

やっと初ゴール 10年に1度の右足が炸裂だよ。 もう右足には期待しないで下さい

天野純さん(@amanojun)がシェアした投稿 –


 
 


 
 


 
 


 
 

YouTube


【公式】ゴール動画:天野 純(横浜FM)88分 FC東京vs横浜F・マリノス 明治安田生命J1リーグ 第15節 2017/6/18 – YouTube


【公式】ハイライト:FC東京vs横浜F・マリノス 明治安田生命J1リーグ 第15節 2017/6/18 – YouTube
 
 

ネットニュース・Weblog

スポーツニッポン

横浜 3連勝 天野が決勝点 栗原「純が右足で決めるなんて奇跡」― スポニチ Sponichi Annex サッカー

 横浜はアウェーでFC東京を1―0で下した。MF天野純(25)のリーグ初ゴールが決勝点となった。

 待ち焦がれた瞬間がやってきた。0―0の後半43分、天野が左サイドで扇原からパスをもらう。「タカ(扇原)との間のスペースが空くと前半から分かっていた。後半、相手の足が止まってきたら俺を見ろとタカに言っていた」。言葉通りにボールを受けると、途中出場のFW富樫に浮き球のパスを当て、折り返しを引き出す。利き足とは逆の右足を振り抜き、強烈なシュートをネットに突き刺した。「イメージ通りだった」というプロ4年目のリーグ初ゴールは値千金の決勝点に。DF栗原は「後ろから見ていてうれしかった。僕が先発で出た試合で、純が右足で決めるなんて奇跡。奇跡が起こって良かった」と自分のことのように喜んだ。

 今季はここまで全試合にフル出場を果たすなど、モンバエルツ監督の信頼は厚い。だが、ゴールという結果が遠く、「試合で使ってもらっても、満足のいくパフォーマンスができていなかった。僕のパフォーマンスがサポーターの方々のストレスになっていた」と思い悩んだ。胸のくすぶりはこの日、自身の豪快な一発で吹き飛ばした。

 ゴール後はすぐに歓喜に沸くサポーターの元へ駆け寄った。「ようやく恩返しができた」と、万雷の「アマジュン」コールを心地よさそうに浴びた。今季はボランチを務めることが多いが、本来はトップ下の選手で「僕はトップ下の選手だと思っている」と改めてアピールにも成功した。偉大な前任者とも比較されがちなポジションだが、「セットプレーの部分は今日は何度か引っかかった。それをなくしていけば、もっと楽に勝てる。追い越せるように頑張ります」。一皮むけた25歳はきっぱりとした口調で言い切った。

天野 プロ1号千金V弾!4年目25歳がチーム3連勝導いた― スポニチ Sponichi Annex サッカー

 後半43分、横浜がついに均衡を破った。MF天野が左サイドでパスを受け、FW富樫に浮き球のパスを送る。これを富樫が頭で天野の足元に落とすと、右足ダイレクトでネットを揺らした。「今季は試合で使ってもらっていたのに、満足いくパフォーマンスができていなかった。やっとチームの勝利に貢献できてうれしい」。プロ4年目のリーグ戦初ゴールは値千金の決勝弾となった。

 ゴール後は歓喜に沸くサポーターの元へ直行。「僕のパフォーマンスがサポーターのストレスになっていたと思うので、恩返しの気持ちで行った」と喜びを分かち合った。これでチームはリーグ戦3連勝。一皮むけた25歳は「もっともっと点を取りたい」と貪欲に語った。

ニッカンスポーツ

横浜が東京抜き5位浮上、天野V弾/東-横15節 – J1 : 日刊スポーツ

 ホームFC東京が試合終了間際に失点し、勝ち点1差で追われていた横浜F・マリノスに敗戦した。

 東京が最初にスタジアムを沸かせた。前半5分、MF大久保嘉のスルーパスがMF東に通り、ワンタッチで合わせてゴールネットを揺らすも、オフサイドの判定で先制はならなかった。

 対する横浜は、リオ五輪代表候補DF山中が移籍後初先発。その前方に位置するMFマルティノスを中心に仕掛けたが、決定機はつくれず。23分には右サイドのMF斎藤が切り込んで左足シュート。惜しい軌道でゴール左上に外れた。

 東京は37分、左右から波状攻撃を仕掛けるが、ここもゴールを割れず。最後はDF太田のクロスがDF中沢に阻まれた。44分には最後方から縦パスをつないで高速カウンター。GK林、MF高萩、橋本、中島、FWピーター・ウタカと一気に渡って崩し切ったが、最後に大久保が左足インサイドで慎重に狙ったシュートは、ゴール右ギリギリに外れて天を仰いだ。このまま0-0で前半を終えた。

 後半も、5分に東京が沸かせた。ウタカの落としを受けた大久保嘉が鋭い反転でマークを外して左足で、7分には中島が右足でチャンスを迎えたが、決め切れなかった。

 横浜も41分に斎藤が長い距離をドリブルして中央に突っ込んだが、シュートはGK正面。このまま終わるかと思われた43分、横浜が決勝点を挙げる。MF天野がFW富樫とのパス交換でペナルティーエリアに向かい、手前で右足を振り抜くとゴール左に決まった。

 東京は森重を最前線に上げるパワープレーに出るも不発。横浜が東京を抜いて5位に浮上した。

横浜MF天野プロ初弾が決勝点 中村俊輔超え照準 – J1 : 日刊スポーツ

 横浜F・マリノスのMF天野純(25)が、値千金のプロ初ゴールを挙げた。

 後半43分、FW富樫とのパス交換から、利き足ではない右足を振り抜き、ゴール左隅に決めた。

 プロ初ゴールが、チームに今季初の3連勝を呼び込む決勝点となり「やっとチームの勝利に貢献できた」と声を弾ませた。

 この日は、通常のボランチよりも1つ前のトップ下でプレー。同ポジションは、今季からジュビロ磐田に移籍したMF中村俊輔が務めていた。

 中村俊と同様にセットプレーのキッカーも務める天野は「自分はトップ下の選手だと思っている。早く追い越せるようにしたい」と、力強く話した。

横浜中沢138戦連続フル出場 浦和阿部にあと1 – J1 : 日刊スポーツ

 横浜F・マリノスが今季初の3連勝を飾った。フィールドプレーヤーとしてはJ1歴代単独2位となる、138試合連続フル出場を達成したDF中沢佑二(39)を中心に、今季初の2戦連続完封。後半43分にMF天野が挙げたプロ初ゴールを守りきり、中沢が「マリノスらしい勝ち方」という1-0のスコアで東京を破った。25日のヴィッセル神戸戦で浦和MF阿部が持つJ1歴代1位の139試合連続フル出場に並ぶ。

 連続フル出場を続ける“鉄人”中沢は、痛みをこらえて冷静に切り抜けた。前半25分、左サイドからのFKで前線に上がった。チームでも日本代表でも、何度もゴールしてきたヘディングを警戒され、混戦の中で顔面にひじ打ちを食らった。「(東京DF)森重のひじが入った。目の辺りにずれていたら骨折していたと思う」と試合後に振り返った場面は、うずくまって痛がった。だが怒ることもなく、痛みが和らぐとすぐに定位置に走って戻った。

 今季初先発となったDF栗原と昨年9月以来、約9カ月ぶりに先発でセンターバックを組んだ。「安心して背後を任せられる」と、信頼を寄せる元日本代表コンビで、東京攻撃陣にゴールを割らせなかった。終盤に奪った天野の1点を守りきり「マリノスらしい勝ち方」と、自身が築き上げてきた伝統の横浜の守備力を示す1-0勝利を喜んだ。

 約4年間続けてきた連続フル出場を、138試合まで伸ばした。試合前まで137試合で並んでいた、広島DF水本を抜いてJ1歴代単独2位。次節は今月途切れたばかりの浦和DF阿部が持つ、フィールドプレーヤー1位の139試合の記録に挑む。それでも「記録のためにやっているわけではない」が信条。来年は40歳になるベテランは、試合後も入念に体をケアして誰よりも遅く会場を後にした。【高田文太】

サンケイスポーツ

横浜M・天野、J初ゴールが敵地で値千金弾!「やっと貢献できた」 – サッカー – SANSPO.COM(サンスポ)

 明治安田J1第15節最終日(18日、FC東京0-1横浜M、味スタ)横浜Mが敵地でFC東京に1-0で競り勝った。0-0の後半43分、MF天野がFW富樫との軽快なパス交換から、右足ダイレクトシュートを突き刺し均衡を破った。「イメージ通り。やっと貢献できた」とJ1初ゴールを喜んだ。チームは3連勝で、暫定5位に浮上。今季、磐田に移籍したMF中村俊の後継者を期待される25歳のレフティーは、「まだ満足しちゃ駄目。4連勝を目指したい」と表情を引き締めた。

ハリル監督、FC東京-横浜Mを視察「コメントすることはない」 – サッカー – SANSPO.COM(サンスポ)

 明治安田J1第15節最終日(18日、FC東京0-1横浜M、味スタ)日本代表のハリルホジッチ監督(65)がFC東京-横浜Mを視察した。「特にコメントをすることはないです」と試合内容には触れずに会場を離れた。15日に東京都内で乗用車を運転中に接触事故を起こしたばかりで、愛車のボンネットには修理の痕跡が見られた。この日はハンドルを握らず、樋渡通訳が運転した。

スポーツ報知

【横浜M】MF天野、J初ゴールで3連勝! : スポーツ報知

 横浜MがMF天野純(25)のJ初ゴールでF東京に1―0で勝利し、3連勝を飾った。

 歓喜の瞬間が訪れたのは0―0で迎えた後半43分。ゴール前でFW富樫から頭でリターンパスを受けると、迷わずに右足ボレー。「イメージ通りでした。いい落としが来たので、その瞬間に狙おうと思いました。思い切って振ったらあそこにいきました」。低い弾道のシュートはGKの手前でワンバウンドし、ゴール左へ突き刺さった。

 得点後はゴール裏のサポーターの元へ走り、喜びを爆発させた。今季はここまで全試合フル出場しながら無得点。「やっと勝利に貢献できた。これまでの僕のパフォーマンスでサポーターは不満がたまっていたと思います。気づいたらゴール裏に走り出していました」。うれしいリーグ戦初得点が貴重な決勝点となった。

 チームは3連勝で5位に浮上。エリク・モンバエルツ監督(62)は「(天野は)チームにとって非常に重要で、流れを作れる選手。今日の得点をうれしく思います」とたたえた。天野は「次は4連勝を目指したい。もっともっと点を取りたい」とさらなる活躍を誓った。

【横浜M】3連勝&5戦負けなしで5位浮上!中沢「内容よりも結果」 : スポーツ報知

 横浜MがF東京を敵地で下し、3連勝で暫定5位に浮上した。

 DF中沢佑二は“ウノゼロ”と呼ばれる1―0の勝利に「とにかくゼロに抑えることに必死だった。なかなかマリノスのリズムならない中で、絶対に先に失点しちゃいけないという危機感があった」と振り返った。

 今季全試合でセンターバックを組んでいたオーストラリア代表DFミロシュ・デゲネクがコンフェデ杯参加のため不在。DF栗原勇蔵とのコンビとなったが「勇蔵には勇蔵の良さがある。彼も自分の良いところと悪いところをわかってくれていると思う。彼はヘディングが強いから(笑い)。安心してカバーリングできた」と語った。

 チームは初の3連勝。無失点試合は今季5試合目となり、失点数はリーグ2位タイの少なさ。中沢は「まだシーズンが1周していないから。今は勝ち点3を取ることが大事。何とか上に離されないように。9、10月ぐらいまではそれでいい。内容よりも結果を求めることが大事。しばらく優勝していないチームだから。内容うんぬんではない」と語った。

デイリースポーツ

横浜Mが今季初の3連勝で5位浮上 敵地でMF天野が決勝ゴール/サッカー/デイリースポーツ online

 「明治安田生命J1、FC東京0-1横浜M」(18日、味の素スタジアム)

 横浜Mは敵地でFC東京と対戦して1-0で勝利した。押し込まれる展開が続いていたが、無失点で切り抜けると、後半43分にMF天野純が右足でゴールを決めた。天野にとってはJ1初ゴールが、決勝点となった。

 決勝のゴールが決まると、天野はサポーターのもとへと駆けだしていた。「満足いくパフォーマンスができていなくて、チームの足を引っ張ってきた。サポーターもストレスがたまっているはずだったので、気がついたらゴール裏に行っていました。やっとチームに貢献できた」。ゴール裏のサポーターと共に、喜びを爆発させた。

 厳しい“自己採点”の天野だが、モンバエルツ監督は「(天野は)チームにとって非常に重要な選手。プレーの流れを作れる選手で、フィジカル面には運動量があり、戦術を高いレベルでこなしてくれる。彼が得点できたのは私にとってもうれしいことだ」と25歳を評価した。

 横浜Mは今季初の3連勝で5位浮上。若返りを目指すチームで、期待のレフティーが輝きを放った。

サッカーキング

横浜FM、FC東京に競り勝ち3連勝達成…終了間際に天野が鮮やかボレー弾 | サッカーキング

 2017明治安田生命J1リーグ第15節が18日に行われ、FC東京と横浜F・マリノスが対戦した。

 最初にチャンスを作ったのはFC東京。5分、ペナルティエリア内左で受けた大久保嘉人がシュート性のパスをゴール前に送ると、抜け出した東慶悟がダイレクトで合わせてネットを揺らす。しかし、惜しくもオフサイドの判定となった。

 一方の横浜FMは20分、右サイドから齋藤学が上げたクロスにウーゴ・ヴィエイラが頭で合わせたが、枠の右に逸れた。

 前半終了間際の44分、FC東京は中島翔哉からのスルーパスでエリア内左に抜け出したピーター・ウタカがボールをキープし、中央へラストパス。フリーの大久保が左足で合わせたが、シュートは枠の右に外れてしまい、決定機を逃した。このままスコアレスでハーフタイムを迎える。

 FC東京は75分、カウンターを仕掛けると、右に流れたウタカがクロスを放り込み、大久保が頭で合わせる。しかし、このヘディングシュートはわずかにクロスバーの上に外れた。

 このままタイムアップかに思われた終盤の88分、横浜FMが待望の先制点を奪う。エリア手前でパスを受けた天野純がワンタッチで富樫敬真に預けると、リターンパスを右足ダイレクトでシュート。これがゴール左下に吸い込まれた。

 試合はこのまま1-0で終了のホイッスルを迎え、横浜FMが3連勝を飾った。一方のFC東京は4試合ぶりの黒星となった。

 次節、FC東京は25日にアウェイでジュビロ磐田と、横浜FMは同日にホームでヴィッセル神戸と対戦する。

【スコア】
FC東京 0-1 横浜F・マリノス

【得点者】
0-1 88分 天野純(横浜FM)

J初得点でファンへ恩返し…横浜FMの天野純「気付いたらゴール裏に」 | サッカーキング

 迷いはなかった。利き足ではない右足側に落ちてきたボールだったが、天野純は右足を振り抜いた。

 横浜F・マリノスはスコアレスで迎えた88分、山中亮輔のスローインを扇原貴宏が天野に出す。「タカがあの位置でボールを持った時に、間が空くというのは前半から分かっていたので、『相手の足が止まってきたら、俺がそこに入るから入れろ』とタカには前半からずっと言っていた」と天野が振り返る。

 まさにそのシーンが訪れた。扇原からのパスを間で受けた天野は、富樫敬真に浮かしたボールを出す。そのボールを「あれは右足に落としたんですけど…。相手が来ていたので遠い足(=右足)に、というイメージがあった。自分的にはとりあえず落として、次をもらえる動きをしようとした」という富樫だったが、ヘディングで落としたボールに相手DFのプレスが遅れ、天野はフリーでゴール左隅に突き刺した。

「前に(富樫)敬真がいたのが分かっていたので、フリックで敬真に一度当ててから俺に返したら、俺の前のスペースに行くっていうのが分かっていたので、イメージどおりでした」

 今季、中盤の選手としてはリーグ戦唯一のフル出場を更新中だ。使ってくれる監督の期待に、ユース時代から変わらないコールを使い続けてくれているファン・サポーターに、恩返しがしたかった。その熱い気持ちが、得点後、自然と天野をゴール裏へと走らせた。

「今シーズンは試合で使ってもらっているのに満足のいくパフォーマンスができていなくて。チームは連勝していたけど、僕のパフォーマンスはファン・サポーターにすごくストレスになっていたと思うので、やっと恩返しじゃないですけど、ずっと応援してくれていたので、気付いたらゴール裏に行っていました」

 実はリーグ戦はプロ初ゴール。昨シーズンの天皇杯での、チームを救った連続ゴールが記憶に新しいが、プロ4年目でようやく決めたリーグ初ゴールに喜びもひとしおだ。「やっとチームの勝利に貢献できたので良かった。でも、これに満足しないでもっともっと点を取りたい」

 最近では偉大な先輩と比べられる機会が増えてきた。まだまだ遠く及ばないが、それでも引き合いに出されるということは、存在感が増している証だ。「早く追い越せるように頑張ります」。天野の中で、少しだけその背中が見えてきたのかもしれない。

【写真ギャラリー】2017.6.18 明治安田生命J1リーグ第15節 FC東京 0-1 横浜F・マリノス(38枚) | サッカーキング

サッカーダイジェスト

終了間際に天野が劇的な決勝弾! 横浜がFC東京を下しリーグ3連勝!! | サッカーダイジェストWeb

 J1リーグ15節は6月18日、2試合を開催。味の素スタジアムでは、FC東京対横浜F・マリノスの一戦が行なわれた。

 試合は、互いにチャンスを掴むもののゴールに結び付けられないじりじりとした展開が続く。後半もともに決め手を欠き、試合は0-0で推移する。

 終盤に入り、ドローも見えてきた88分、ついに試合が動く。横浜は中央で天野純と富樫敬真がワンタッチでパス交換を見せると、リターンを受けた天野がそのままダイレクトに右足を振り抜く。このシュートがゴールネットを揺らし、横浜が先制に成功する。

 この1点を守り切った横浜が敵地でFC東京を下し、リーグ戦3連勝を飾った。横浜は勝点を26に伸ばしている。一方FC東京は勝点24にとどまっている。

【J1採点&寸評】FC東京0-1横浜|際立った一発の重み。大久保は二度の決定機逸が痛恨に | サッカーダイジェストWeb※一部抜粋

【チーム採点・寸評】
FC東京 5.5
1点を争うという狙い通りの展開を迎えながらも、その1点が遠く、4戦ぶりの敗戦となった。試合を決めるための1点を奪うためには、ゴール前での判断の精度はこれからの課題か。

横浜 6
手堅い試合内容で狙い通りの展開から決勝点を挙げ、3連勝を飾る。試合の機微を読み、勝負どころでの仕掛け、決定力が光った。それを支えたチーム全体の守備の頑張りには頭が下がる。

【FC東京|採点・寸評】
GK
21 飯倉大樹 6
守備範囲の広さと、安定したプレーで無失点に貢献した。

DF
13 金井貴史 5.5
東京に起点を作られて難しい展開が続いたが、水際で防いだ。

4 栗原勇蔵 6
中澤とのコンビで中央を堅く締め、完封勝利に貢献した。

22 中沢佑二 6.5
高さと、強さは衰え知らず。危機察知能力の高さに年齢は関係ない。

24 山中亮輔 6
積極果敢な攻撃参加で、左サイドの攻撃を活性化した。

MF
8 中町公祐 6
確実にショートパスをつなぎ、チームにリズムを生んだ。

6 扇原貴宏 6
長短のパスを自在に操り、多くの1対1の場面を作り出した。

10 斎藤 学 6
強引な突破で相手の脅威となったが、持ち味を生かし切れていないか。

14 天野 純 6.5
思い切りの良いシュートはまさに値千金。チームを勝利に導く決勝点を奪取。

20 マルティノス 6.5
得点に絡むことはなかったが、左サイドを制圧。東京の脅威になり続けた。

FW
7 ウーゴ・ヴィエイラ 5.5(82分OUT)
ゴールにつながる動きを常に続けたが、得点パターンが限られている。

交代選手
FW
17 富樫敬真 ―(82分IN)
途中出場で、アシストを記録。短い時間でしっかりと仕事を果たした。

監督
エリク・モンバエルツ 6
攻守に渡る手堅い試合運びで3連勝を達成。着実に勝点を積み上げることに成功した。

【FC東京 0-1横浜 PHOTO】アウェーの横浜が天野の決勝弾でFC東京を下す。 | サッカーダイジェストWeb

ゲキサカ

天野純の劇的V弾で横浜FMが今季初の3連勝!!FC東京は好機生かせず4戦ぶり黒星 | ゲキサカ

 J1リーグは18日、第15節を行い、横浜F・マリノスは敵地でFC東京と対戦し、1-0で勝利した。横浜FMは今季初の3連勝を飾り、5戦負けなし(4勝1分)と好調をキープ。FC東京は4試合ぶりの黒星を喫した。

 FC東京は4日に行われた第14節清水戦(2-0)から先発1人変更し、FWピーター・ウタカがスタメンに入った。
 横浜FMは第14節川崎F戦(2-0)から先発2人を変更。コンフェデ杯に招集されているオーストラリア代表DFミロシュ・デゲネクに代わってDF栗原勇蔵が先発したほか、出場停止のDF松原健に代わってDF山中亮輔が左SBで先発し、DF金井貢史が右SBに入った。栗原と山中はいずれも今季初先発となった。

 降雨の中で行われた一戦は前半5分、ドリブルで持ち上がったMF大久保嘉人がDFラインの裏にパスを出し、走り込んだMF東慶悟が右足で押し込んだが、オフサイドの判定。横浜FMも徐々に流れを引き寄せ、前半20分、PA右からのMF齋藤学のクロスをニアサイドのFWウーゴ・ヴィエイラがヘディングシュート。23分にはMF中町公祐が右サイドに展開し、齋藤が右45度の位置から左足を振り抜いたが、いずれも枠を捉えらえなかった。

 前半最大の決定機は43分、MF中島翔哉の絶妙なスルーパスに反応したFWピーター・ウタカがPA内に抜け出し、大久保嘉にラストパス。絶好のチャンスだったが、大久保のシュートはわずかにゴール右に外れ、スコアレスで前半を折り返した。

 後半5分、後方からのフィードをピーター・ウタカが落とし、大久保嘉が反転から左足シュートに持ち込んだが、DFのブロックに阻まれる。こう着状態が続いたが、後半16分、中島からのフィードに大久保が高い打点のヘディングシュートで合わせたが、ゴール右に外れた。

 後半24分、FC東京ベンチが動き、中島に代えてMF阿部拓馬を投入。後半30分にはカウンターから大久保嘉、高萩とパスをつなぎ、ピーター・ウタカの右クロスから大久保嘉がヘディングシュートも決めきれない。後半32分には東を下げてMF永井謙佑を投入。永井が左サイドハーフに入り、阿部が右サイドハーフに移った。

 横浜FMも後半36分、齋藤やウーゴヴィエイラがシュートを連発するが、チャンスを生かせない。後半37分、ウーゴ・ヴィエイラに代えてFW富樫敬真をピッチに送り込む。FC東京も後半39分、最後の交代枠を使ってMF梶山陽平を投入するが、互いにゴールが遠く、このまま試合終了かと思われた終了間際に劇的な展開が待っていた。

 後半43分、左後方からMF扇原貴宏が出したクロスをMF天野純がワンタッチで富樫につなぎ、富樫が頭で落とすと、天野がPA手前から右足を一閃。J初弾となる豪快ミドルをゴール左隅に突き刺し、待望の先制点を奪った。これが値千金の決勝点となり、横浜FMが1-0で勝利。今季初の3連勝を飾った。

(取材・文 佐藤亜希子)

「今季は足を引っ張っていた」値千金V弾の天野純、J初ゴールは右足で | ゲキサカ

 迷わず右足を振り抜いた。互いにチャンスを生かせず、0-0のまま試合終了かと思われた後半43分、MF天野純がJ初ゴールを叩き込み、横浜F・マリノスに劇的勝利をもたらした。

 左後方からMF扇原貴宏が出したクロスに反応した天野はFW富樫敬真とワンツーの形で抜け出すと、「(富樫)敬真の落としが良かったので、ボールがきた瞬間に狙おうと思った」と、PA手前の位置から利き足とは逆の右足で豪快ミドルを叩き込んだ。

 得点後は喜びを爆発させ、すぐさまゴール裏のサポーターのもとへ。「チームは2連勝していたけど、僕のパフォーマンスにサポーターの方々はストレスが溜まっていたと思うので、やっと恩返しができた。気付いたらゴール裏に走っていました」。MF齋藤学とMFマルティノスの推進力ある攻撃はチームの武器だが、両翼頼みにならず、中盤の連携から崩した価値あるゴールだ。

 値千金の決勝点でチームは今季初の3連勝で7位から5位に浮上。「今季は満足できるパフォーマンスができなくて、足を引っ張っていた。やっとチームの勝利に貢献できた」と充実感を漂わせたレフティは「満足しないでもっと点を取りたい」と貪欲に前を見据えた。

(取材・文 佐藤亜希子)

齋藤学、チームの勝利追求も「あとは僕が点を取るだけ」と悔しさ | ゲキサカ

 横浜F・マリノスが拮抗したゲームを制した。右サイドハーフでフル出場した主将のMF齋藤学は「今日は自分たちのサッカーができた。しっかりボールを持っている時と、ボールを持たせて守備をしている時の差をつくれた」と、試合コントロールへの手応えを口にした。

 互いに決定機をつくりながらもゴールをこじ開けられず、スコアレスのまま時間が経過。得意のカウンターを中心に攻撃の形はつくれていたが、フィニッシュの精度を欠いた。試合終了間際の後半43分にMF天野純の劇的ゴールで勝利を手繰り寄せたが、「こういう試合でもう少し早くから点を取れるチームになるともっと強くなれる」と課題を挙げた。

 チーム最多となる3本のシュートは空砲。右サイドでアグレッシブに攻撃を仕掛け、両足から決定的なシュートを放ったが、惜しくも枠を捉えられなかった。「あとは僕が点を取るだけ」とわずかに悔しさをにじませた背番号10は「自分のところで点を取って勝つ試合をしたいけど、そうじゃなくても勝っているので続けていければ」と25日のホーム神戸戦で4連勝を目指す。

(取材・文 佐藤亜希子)

雨空に咲いたトリコロール!1点勝負制した横浜FMが今季初の3連勝(16枚) | ゲキサカ

Goal.com

横浜FMのDF栗原勇蔵、天野の決勝弾は「奇跡に近かった」 – Goal.com

明治安田生命J1リーグ第15節、FC東京対横浜F・マリノスが6月18日に味の素スタジアムで行われた。試合は1-0で横浜FMが勝利。試合後、横浜FMのDF栗原勇蔵がゲームを振り返った。

オーストラリア代表に招集されて欠場となったDFミロシュ・デゲネクに代わってフル出場を果たした栗原。「やっぱり久々だったので、味方との距離感とかをちょっとずつ整えていった。メンタル的にというより、連携の面で」と序盤は若干の不安があったと明かす。しかし「時間が経つにつれてだんだん落ち着いてやれるようになった。気負ってもしょうがないから。普段通りやれて、結果もついてきて今日は良かったです」と胸をなで下ろした。

モチベーション維持について問われると「そこは自分の中でうまくやってきたつもり。試合の機会が来たときに結果を出せるよう、普段から取り組んでたつもりなので、それが結果につながった」と自信を見せ、「ミロシュがコンフェデ(レーションズカップ)とか行くのわかってたし、出るつもりでやってきた」と準備万端だったことを強調した。

DF中澤佑二とのコンビネーションに関しては「細かいところとか、修正してくれたところもあると思う。そこは本当にあの人のすごさ。助かりました」と感謝しきり。「勝つのが一番大事ですけど、DFとしては完封勝利はやっぱりうれしい。それは最高のことです」と喜び、「自分が出てる試合で(天野)純が入れてくれたっていうのも奇跡に近かった」と後輩の活躍に目を細めた。

天野純が本職トップ下で躍動した日…サポーターの元へ駆け寄った理由 – Goal.com

巡ってきたチャンスボールは利き足とは逆。だが、最高のリターンパスに迷いなく右足を振り抜くと、トリコロールの新司令塔は一目散にゴール裏に向かって走り出し歓喜を爆発させた。

横浜F・マリノスがFC東京とのアウェイゲームに臨んだ明治安田生命J1リーグ第15節。0―0で迎えた88分に試合を決めるゴールをマークしたのは、エリク モンバエルツ監督から新たにトップ下を託された天野純だった。

相手の連係ミスから左サイドでスローインを得ると、ボールを受けた扇原貴宏がタッチライン際から中央へパス。天野はこれを左足で前方へ軽く流し、富樫敬真がヘディングで巧みに落としたところへ走り込んで右足を撃ち抜く。ボールは横っ飛びで防ごうとしたFC東京GK林彰洋の指先をかすめ、左ポストギリギリのコースを抜けてゴールネットを揺らす値千金の決勝弾となった。

「敬真のヘディングの落としがすごく良かったので、いい落としが来た瞬間に狙おうと思いました。利き足じゃないことも気にしていませんでした。チームは連勝していましたけど、僕のパフォーマンスはサポーターの方々にストレスを溜めていたと思うので、やっと恩返しができたというか……。(自分のパフォーマンスが悪くても)ずっと応援してくれていたので、気づいたらゴール裏へ行っていました」

両手を広げ、胸のエンブレムをアピールしながらゴール裏へ駆け寄る天野。サポーターへの感謝の気持ちが自然とゴール裏へと足を向けさせた。そしてチームが連勝する中で自らのプレーに納得していなかった自分自身の溜飲をも下げる一発は、彼にとって記念すべきリーグ戦初ゴールでもあった。

順天堂大から加入4年目。トップ下を本職とする左利きのチャンスメーカーだが、当時の横浜FMは中村俊輔(現ジュビロ磐田)や兵藤慎剛(現北海道コンサドーレ札幌)、藤本淳吾(現ガンバ大阪)らに加えて実績ある外国籍選手を補強するなど選手層が厚く、なかなか出場機会を得られない時期が続いた。順天堂大時代に“大学ナンバーワンレフティー”と称されていたことを考えれば、この期間に他クラブから移籍のオファーが届いていた可能性は高い。それでも彼は横浜FMに残り、臥薪嘗胆の思いで我慢と努力を続けた。

持ち前のキック精度を評価されて昨シーズン終盤からボランチに定着すると、天皇杯ではアルビレックス新潟との4回戦、ガンバ大阪との準々決勝で2試合連続ゴール。ベスト4進出の立役者となり、これがモンバエルツ監督から強い信頼を受ける契機となった。

今シーズンも開幕からボランチとして出場を続け、出場停止やケガ人の影響もあって第8節柏レイソル戦で初めてトップ下としてスタメン出場。この試合は敗れてしまったが、第15節清水エスパルス戦から再び司令塔のポジションを託されると、チームは一気に3連勝をマーク。FC東京戦の勝利で勝ち点を26に伸ばして5位浮上に成功し、首位まで勝ち点5差に迫った。

トップ下のポジションに入って、自らのゴールで導いた勝利。彼にとっては、それこそが大きな意味を持つ。

「昨シーズンの後半からずっとボランチをやっていますけど、やっぱり自分はトップ下の選手だと思っているので、今日はそれを示せたかな。(これまでは)チームの足を引っ張るくらいのパフォーマンスしかできなかったので、ようやく勝利に貢献できて良かったですけど、これに満足しないでもっともっと得点したい」

正確な左足キックと縦への推進力を武器とするだけに、ボランチでプレーしながらも彼が自分の適正として考えていたのは、やはりトップ下のポジションだった。

チームの中心に天野を置き始めた指揮官も殊勲の活躍を見せた背番号14を評して「プレーの流れを作れる非常に重要な選手。フィジカル面では豊富な運動量でチームに貢献していますし、戦術的な役割でも非常に高いものを出してくれている」と語り、「彼の得点を非常にうれしく思う」とリーグ戦初ゴールを手放しで喜んだ。

トリコロールの司令塔という役割を考えた時、やはりかつて10番を背負った中村俊輔はあまりに偉大な存在だ。天野自身も周りから「比較されることが増えてきた」という実感はあり、「僕自身も気にします」と認める。特にプレースキックの精度は気にするところ。FC東京戦後にも「今日もセットプレーのキックが何回か引っ掛かってしまった。そういう部分で違いを見せられれば、チームはもっと楽に勝てると思う。早く追い越せるように頑張ります」と反省しながらも前を向いた。

ようやく手にしつつあるトップ下のポジションは、まさに彼が積み上げてきた努力の上にある。司令塔としてはまだまだ歩み始めたばかり。とにかく伸びしろは大きい。FC東京との一戦は彼のトップ下としてのストーリーに新たな、そして確固たる1ページを刻んだゲームとなったはず。果たして背番号14は、これからトリコロール軍団の中でいかなる存在感を発揮していくのだろうか。

取材・文=青山知雄

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横浜F・マリノス 2017マッチレポート | 6月18日 vs FC東京 | Football LAB ~サッカーをデータで楽しむ~

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2017/06/17 【スタジアム観戦情報まとめ】2017/6/18(日)18:00 J1リーグ 第15節 FC東京vs.横浜F・マリノス@味の素スタジアム
 
 

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