【試合結果まとめ(1◯2)】2016/4/2(土)19:00 J1リーグ 1stステージ 第5節 ガンバ大阪vs.横浜F・マリノス@市立吹田サッカースタジアム


アンカー(目次)

1.横浜F・マリノスオフィシャルサイト
2.Jリーグ.jp
3.Twitter / Istagram
4.YouTube
5.Webニュースログ
6.今週の他会場など


横浜F・マリノス オフィシャルサイト

2016 明治安田J1 1stステージ第5節 横浜F・マリノスvsガンバ大阪

監督コメント

エリク モンバエルツ 監督
「今日は両チームを称えたいと思います。インテンシーの高い、強度の高い、素晴らしい試合でした。
我々の強みであるポゼッションを活かしてゲームをコントロールしたいと考えていました。ある程度、それができたと思います。ポゼッションから裏を取るという流れですね。特に前半は、うまく機能していたと思います。
後半は、ボールを奪って、そこから素早く前に出て行くところを選手には求めていました。そして、得点もそこから生まれました。
ゲームの最後は苦しい展開でしたけれども、うまくゲームをコントロールできたと思います」

質問:今日の2人の新外国人選手のプレー、そして今後の期待については?
「補強するのに非常に時間がかかりました。ですが、自分たちのチーム力を高めるための二人を補強できたと思います。
カイケは、もう少し時間が必要です。というのは、彼がプレーした最後のゲームは12月でしたので。でも、我々のチームのスタイルに多くのものをもたらしてくれると思います。
マルティノスに関しては、今日、彼の持っているクオリティーをある程度見せてくれたと思います。彼は決定的な仕事のできる選手です。我々のチームにたくさんのことをもたらしてくれると思います。
チームに、これだけ早く溶け込むことのできた二人を称えたいと思います。
今日から、このチームに馴染んでやっていけること、それが重要だと思います」

質問:今日、今季2点目のFKを決めた中村選手への評価を教えてください。
「まずFKのことを話す前に、彼の今日のパフォーマンス、トータルの面ですね、とても素晴らしかったと思います。彼はチームのための努力といいますか、チームのためのパフォーマンスをしていました。そしてゲームもコントロールしていました。
もちろんFKは素晴らしいのですけれども、チームのための彼の献身的なプレーは、キャプテン、リーダーとして、皆の見本になる姿勢でした。FK以上に、今日の彼のゲームのトータルのパフォーマンスが素晴らしかったと思います」

選手コメント

カイケ
「今日は、本当に素晴らしい結果を手に入れました。日本でのデビュー戦、強い相手にいいゲームができて勝てた。その勝利に少しでも貢献できたことが、すごく嬉しいですね。
今日は、戦術面でチームのためのプレーが多かった。それでも、いくつかチャンスはつくれたので、あとは得点が欲しかった。
フォワードとしては常に得点を狙っているし、常に決めたいと思っている。チームが勝利を目指すなかで、自分が決めるチャンスも絶対に来ると思います」

ファビオ
「すごく、いい試合でした。ライバルともいえる、強いガンバを相手に激しい戦いの末に勝つことができた。失点はしたけど、しっかりチャンスをつくって逆転。勝利を手にしたことが一番大事なんじゃないかと思います。
今日は新しい外国人選手が2人も入って、自分としても非常に心強かった。今までも、F・マリノスですごく幸せな時間をすごさせてもらっているのですが、より心強いですね。
外国人選手は勝利に貪欲です。絶対に勝つぞという強い気持ちで、今後も我々がチームを引っ張っていきたいと思います」

齋藤 学
「前半は点を取られたシーン以外、ピンチはなかったし、やられた感もなかった。
ウチの攻撃でも、何度かサイドからチャンスがつくれるなという感触があったし、マルちゃんのシュートも相手に当たっていなかったら入っていた。
後半はマルちゃんがいきなり左に来たので、俺は右に回った。ガンバは左サイドに人数をかけていたので、俺がそこに入って守備をしたほうが、たぶん相手もイヤだったと思う。
マルちゃんのゴールシーンは、自分でもいけたけど、ボールを回すすべての場面で2対1がつくれていたのが良かった。自分が取れたらそれに越したことないけど、チームが勝つことが一番。去年、アウェイのガンバ戦で何もできなかったから、自分が何か残したかった」

Jリーグ.jp

G大阪vs横浜FMの試合結果・データ(明治安田生命J1リーグ)
 ├ 入場者数 34,231人
 └ フォトギャラリー

選手コメント

[ マルティノス ]
自分にとってすごく簡単なゴールだった。いいカウンターからゴールを決めることができた。(齋藤)学と自分がスピードを上げていけたことが良かった。学から素晴らしいパスが来て、GKとの一対一の状況で、あとは流し込むだけだった。コンディションは100%ではない。でも大きな問題はない。あとはリズムをつかむだけ。Jリーグのスピードとリズムにもう少し慣れないといけない。でもいいスタートを切れたと思う。自分はもっともっとできると思う。

[ 飯倉 大樹 ]
全員がハードワークした結果の勝点3だと思う。誰がゴールを決めたとか、シュートを止めたではなく、全員が勝つためにプレーした。ガンバが相手でボールを回される時間帯もあったけど、それでもくじけないメンタルの強さがあった。その結果として勝てたことが良かった。

 
 

Twitter / Istagram


 
 


 
 

YouTube


【ハイライト】ガンバ大阪×横浜F・マリノス「2016 J1リーグ 1st 第5節」


【ゴール動画】横浜F・マリノス 中村俊輔選手のJ1通算22ゴール目の直接FK


中村俊輔 芸術FKについてコメント ガンバ大阪 vs 横浜Fマリノス 2016 J1 1st 5節
 
 

ネットニュース・Weblog

スポーツニッポン

俊輔FK弾!!自身の最多記録更新22点目 中沢べた褒め

 かつての五輪戦士が躍動した。明治安田生命J1第1S第5節の7試合が2日に行われ、横浜はシドニー五輪代表のMF中村俊輔(37)が、前半40分に得意の左足で直接FKを決めるなど2点を奪い、G大阪を振り切った。中村は直接FKで通算22ゴール目を挙げ、自身のJ1歴代最多記録を更新した。また新潟はアテネ五輪代表のMF田中達也(33)が自身9年ぶりの2試合連続ゴール。FC東京でもアテネ五輪代表のFW平山相太(30)、北京五輪代表のF森重真人(28)が得点を奪うなど、元五輪組の活躍が目立った。

 蹴った瞬間、ゴールと分かる弾道だった。前半40分に得たFK。MF中村が距離25メートル、ゴール右の得意なエリアから左足を一閃(せん)。「右から3番目の頭の上を狙った。(顔を上げて)パッと見たときにはネットだった」。中村が顔を上げるとボールは既に相手の日本代表GK東口の左手をかすめ、ゴール右上に吸い込まれていた。

 プロ20年目、修正能力の高さが光る。前半11分のFKでは大量の水がまかれた後の芝に足を取られ、転倒していた。FKの名手は「1回転んでるからチャラだね」と笑う。迎えた2度目は1度目より軸足の角度を縦にし「足の裏、滑らないこと、強く蹴ること」を意識した。0―1の劣勢をはね返した一撃に凝縮された熟練の感覚と経験。中沢も「(中村)俊のFKが全て」と感嘆した。

 この日、中村は前後半でスパイクを履き替えていた。保持するスパイクは25種にも及ぶ。「気分転換。野球選手がバットを替えるようなもの」と笑うが、ピッチが広ければ「走り」に重点を、狭ければ「タッチ数」が増えることを想定しながら使い分けているという。わずか数グラムの重量や変化を察知する繊細な感覚。ピッチの水分量に瞬時に対応できたことと無縁ではない。

 後半25分、新助っ人のFWマルティノスがデビュー戦で決勝弾、同ロスタイムにはGK飯倉が相手MF遠藤のPKを止め、3連勝を飾った。「G大阪にアウェーで勝つことは価値がある」と中村。自身の持つ直接FKでのJ1最多記録を22点に伸ばし、目の前で2位のG大阪MF遠藤との差を5本に広げた。00年にシドニー五輪に出場してから16年。レジェンドの左足はさらに輝きを増している。

  ≪俊輔今季FK早くも2点目≫横浜MF中村が、前半40分に直接FKによる同点ゴール。自身が持つJ1通算直接FKゴールの最多記録を22得点に更新した。今季は3月5日の福岡戦に次いで早くも2点目。G大阪戦は01年11月、昨年7月に次いで通算3点目で、カード別では湘南戦、名古屋戦と並び最多タイとなった。

遠藤まさかのPK失敗 過去リーグ30得点の名手が「自分のミス」※一部抜粋

 G大阪はホームで横浜と対戦し、1―2で敗れた。前半19分にFWアデミウソン(22)が移籍後初得点となる先制点を挙げたが、勝ち越しを許した終了間際に同点に追いつくチャンスで元日本代表MF遠藤保仁(36)がPKを失敗した。次戦は6日のACL上海上港(中国)戦。大一番へ勢いをつけることはできなかった。

 ゴール裏に陣取るG大阪サポーターの願いは、ため息に変わった。1点を追う後半ロスタイム、FW宇佐美が得たPKを蹴るのはMF遠藤。PKで過去リーグ30得点を挙げている名手の狙い澄ましたシュートは、GK飯倉のセーブに阻まれた。直後に試合終了の笛。リーグ2連敗に、スタジアムは大ブーイングに包まれた。

 「自分のミスですね。自信を持って蹴ったけど読まれていた。コースも甘かったですね」

 11年のJ1開幕・C大阪戦以来、リーグ4度目となるPK失敗。代表戦も含めると13年3月26日のブラジルW杯アジア最終予選ヨルダン戦以来だ。「また蹴る機会があれば、しっかりと決めたい」と前を向いたのは、せめてもの意地だった。

 ≪遠藤のPK失敗は5年ぶり通算4度目≫G大阪のMF遠藤が後半ロスタイムに得たPKを蹴るも失敗し、同点機を逃した。J1最多のPK通算30得点を決めている遠藤だが、J1リーグでのPK失敗は、11年第1節のC大阪戦以来、5年ぶり通算4度目。

ニッカンスポーツ

横浜3連勝 マルティノスがデビュー弾/G-横5節

 桜満開のホームで、先制したのはG大阪だ。前半19分。日本代表MF宇佐美の左クロスを、FWパトリックが頭で落とす。そのボールを、MFアデミウソンがリーグ初ゴールとなる先制弾。

 横浜も意地を見せる。同40分に得たFKを、元日本代表MF中村が豪快に決めた。前半は両チームとも持ち味を出して1-1で折り返した。

 横浜は後半25分、日本代表MF斉藤がカウンターで抜け出して2対1の形を作り、最後は3月下旬に獲得してこの日がJリーグデビューとなったオランダ領キュラソー島出身のMFマルティノスが勝ち越し弾。横浜が2-1で勝利し3連勝。G大阪は後半ロスタイムに絶好の同点チャンスで、元日本代表MF遠藤がPKを外し、痛いリーグ2連敗を喫した。

横浜中村俊輔さすがのFK弾、J1最多更新22本目

 横浜の元日本代表MF中村俊輔(37)が、FK弾を決めた。前半40分に得た長い距離のキックを、スライダー気味のシュートで押し込んだ。今季2点目はいずれもFKでのゴールで、自身の持つJ1最多を更新する22本目だ。

 中村は「(1本目のFKで)転んだから、これでチャラ。(壁の)右から3番目を狙った。(弾道は)見てないよ。足首が滑らないようにしただけ」とぬれた敵地のピッチを計算してのゴールだった。

 モンバエルツ監督も「FKも素晴らしかったが、献身的なプレーはみんなの見本になるものだった」と褒めたたえた。

G大阪GK東口、2年連続で中村の直接FK弾許す

 G大阪の日本代表GK東口順昭(29)は、2年連続で横浜MF中村俊輔(37)に直接FKを決められた。

 前半40分、相手にFKを与え、ゴール右へ決められた。「触っていた。俺が取らないとあかん位置」と悔しさを押し殺すようにゆっくりと話した。昨季もホームで後半ロスタイムに中村に直接FK弾を許していた。公式戦3連敗となり「どれだけ切り替えられるかがポイントになる」と声を振り絞った。

横浜中村CKみたいな頭脳的FK弾 ぬれた芝意識

 横浜の元日本代表MF中村俊輔(37)が、頭脳的FK弾を決めた。最初にFKを得た前半11分は、ぬれた芝に足を滑らせ失敗。同40分に訪れた2度目のチャンスで蹴り方を変えた。普段は横からスパイク裏が見えるほどまで体を右に倒し、軸足の重心をアウトサイドで支えて遠心力で蹴る。1回目に蹴り損なったため、次は足裏をしっかり芝に付けてスライダー気味の弾道をゴール右へ突き刺した。

 「最初は自分の蹴り方でやったら(軸足の)側面を(ぬれた芝に)付けすぎちゃった。だから滑らないことを意識して強く蹴った。(弾道は)見てないよ。転ばないように(重心を)縦にCKみたいに蹴った」

 初めて訪れたG大阪の新スタジアムは、懐かしい薫りがした。09-10年シーズンに在籍し、わずか半年余りで退団を余儀なくされたエスパニョール(スペイン)の本拠地に似ていた。

 「入ってすぐエスパニョールみたいって思ったね。いい思い出がないから、嫌な感じだけどね」。鳴り物入りで移籍しながら故障に泣き、出場機会が激減。シーズン途中で放出され、10年W杯も不振のまま終えた苦い思い出がある。この日のFK弾は自身の持つJ最多を更新する22点目。3連勝に導き、衰えを知らない姿を見せた。【益子浩一】

サンケイスポーツ

横浜M・俊輔、直接FK弾決めた~!通算22得点目で自己記録更新

 明治安田J1第1ステージ第5節最終日(2日、G大阪-横浜M、吹田ス)横浜Mの元日本代表MF中村俊輔(37)が自身の記録を更新する直接FK通算22得点目を決めた。

 G大阪戦で0-1の前半40分、ゴール正面よりやや右、約25メートルでゴール右上に突き刺した。同11分のFKでは軸足を滑らせて失敗していたが、2度目の機会を見事に沈めた。中村は3月5日の福岡戦に続く今季2ゴール目で、ともに直接FK。昨年のG大阪戦でも直接FKを決めていた。

横浜M・マルティノス、デビュー戦でゴール「簡単なシュートだった」

 明治安田J1第1ステージ第5節最終日(2日、G大阪1-2横浜M、吹田ス)横浜Mの新外国人2人がデビューし、キュラソー代表経験もあるマルティノスは後半25分に勝ち越しゴールを挙げた。ドリブルで駆け上がった斎藤からパスを受け、冷静に左足でゴール。「簡単なシュートだった。いいカウンターからゴールが奪えた」と喜んだ。

 ブラジル出身のFWカイケは不発だったが、モンバエルツ監督は「2人とも、チームに多くのものをもたらしてくれるはずだ」と期待した。

左足一閃アウェーで決めた!俊輔FK弾で横浜Mが3連勝

 明治安田J1第1ステージ第5節最終日(2日、G大阪1-2横浜M、吹田ス)職人芸の域に達した横浜MのMF中村俊輔のFKが、一気に流れを変えた。0-1の前半40分、ゴール正面やや右から左足を一閃。G大阪の日本代表GK東口の手をかすめて、ゴール右上のネットを揺らした。

 「アウェーでガンバに勝つのは簡単じゃない。価値がある」。チームの3連勝を呼び込む、会心のキック。直接FKでJ1歴代最多を更新する22ゴール目を、長く日本代表でともにプレーした同2位(17得点)のG大阪MF遠藤の目の前で決めた。序盤のFKで珍しく軸足を滑らした反省を生かし、足場を固めて普段より軸足を立てて踏み込んだ。「下ばかり見ていたから弾道は見ていない。顔を上げたらもう入っていた」と振り返った。

 後半25分に鋭いカウンターから新外国人のMFマルティノスが勝ち越しゴール。終了間際にはGK飯倉が遠藤のPKを止める好セーブで勝った。

 「1点目より2点目が取れたことに価値があるし、PKの場面もよく止めてくれた」。チーム全体をたたえた37歳は、少しだけ頬を緩めた。

スポーツ報知

【横浜M】“職人”俊輔、J記録の22点目FK弾

 横浜Mの元日本代表MF中村が、職人技のFK弾で自身の持つJ1直接FK得点記録を22に更新した。1点を追う前半40分、約25メートルの直接FK。得意の左足を振り抜き、鋭い弾道でゴール右上隅に直接決めて同点に。「弾道は見ていない。滑らないように、普段と蹴り方を変えた。だから下ばかり見ていた」と明かしたように、前半10分に足を滑らせて外したFKから即座に対応し、早くも今季2点目のFKをたたき込んだ。

 普段は軸足を大きく傾け、足の側面で踏み込むが、水のまかれたピッチで“2度目”は滑らないため「しっかりと地面に足を乗っけるように。CKのような蹴り方」に修正。まさに経験のなせる技で、G大阪の日本代表GK東口から2年連続でゴールを奪った。

 今季からG大阪の本拠地となった吹田スタジアムは、実は09年に所属したスペイン・エスパニョールのスタジアムがモデル。「すごく似ている。いい思い出はないけど」と活躍できなかった“苦い”思い出を、笑って振り返った。チームは後半25分、カウンターからこの日がデビュー戦の新外国人MFマルティノスが決めて3連勝。数々の経験を糧に、まだまだ輝きを放つ37歳の背番号10が、発展途上のチームを上昇気流に乗せた。(金川 誉)

デイリースポーツ

俊輔 鮮やかFK弾!遠藤の前で決めた

 「J1、G大阪1-2横浜M」(2日、市立吹田サッカースタジアム)

 職人芸の域に達したMF中村俊輔(37)のFKで横浜Mは一気に流れを変えた。1点を追う前半40分、ゴール正面やや右の位置から左足を一閃(いっせん)。日本代表GK東口の手をかすめてゴール右上のネットを揺らす。チームの3連勝を呼び込み「アウェーでガンバに勝つのは簡単じゃない。価値がある」と喜んだ。

 直接FKでJ1歴代最多を更新する22ゴール目を、長く日本代表でともにプレーした同2位のG大阪・遠藤の目の前で決めた。

サッカーキング

中村俊輔が圧巻の直接FK弾…今季2本目でJ1最多記録を「22」に更新

 横浜F・マリノスに所属するMF中村俊輔が、2日に行われた2016明治安田生命J1リーグ・ファーストステージ第5節のガンバ大阪戦で直接FKを決め、自身の持つJ1最多記録を更新した。

 先発出場した中村は、1点ビハインドで迎えた40分に、エリア手前右やや距離のある位置からのFKを左足で直接狙う。枠の右上隅を捉えたシュートは日本代表GK東口順昭の左手をかすめてゴールに吸い込まれた。

 中村にとっては3月6日のアビスパ福岡戦に続き、今季2本目となる直接FKでのゴール。これで通算22本目とし、自身が持つJ1最多記録を更新した。

 なお試合はその後逆転した横浜FMが2-1で勝利を収めている。

サッカーダイジェスト

【J1】中村の直接FK&マルティノスのカウンター! エースと新戦力が躍動し、横浜がG大阪を撃破

–GK飯倉のPKストップも、この試合のハイライトに。

 J1・第1ステージ5節のG大阪対横浜が4月2日、市立吹田サッカースタジアムで行なわれ、2-1でアウェーの横浜が勝利した。

 試合は立ち上がりからテンションの高い攻防の連続で、一瞬も気が抜けない展開が続いた。

 ホームのG大阪は19分、宇佐美のクロスをパトリックが落とし、アデミウソンがボレーで沈めて先制。横浜から新加入したブラジル人が、古巣相手に恩返し弾を見舞った。

 一方、横浜はこの失点に気落ちせず。「変に前から奪いに行かずに、前半は耐えようと声をかけた」(中村)と冷静に対応し、反撃のチャンスを待つ。すると迎えた40分。伝家の宝刀が火を噴いた。

「1回目でズッコケたのでちょっと不安でしたが、2回目は気をつけて蹴って入りました(笑)。向こうのペースになっていたので入って良かった」(中村)

 11分のFKで足を滑らせていた中村が、反省を踏まえて左足を振り抜くと、ゴール右上にコントロールされたシュートがGK東口の左手をかすめてネットを揺らした。

 さらに、横浜は70分、鮮やかなカウンターで2点目を見舞う。G大阪のCKをカイケがクリアし、マルティノスが中盤でボールをキープ。これを齋藤がフォローしてドリブルで持ち上がり、最後は併走していたマルティノスが、リターンを受けてGKとの1対1を制した。

 新加入のマルティノスは、デビュー戦でJ初ゴール。「フィジカルは十分ではない状態」(モンバエルツ監督)ながら、大きな仕事をやってのけた。

 アウェーチームは、試合終盤に宇佐美にPKを取られたが、この場面ではGK飯倉が見せ場を作る。キッカーに立った遠藤のシュートコースを読み、完璧な反応でゴールマウスを守った。

 横浜はその後、選手全員が身体を張ってリードを守り抜き、アウェーで勝点3を獲得。伝家の宝刀が火を吹き、新戦力が結果を出す――。まさに会心の勝利で、4位に順位を上げた。

【J1採点&寸評】G大阪×横浜|鮮烈FKの中村がMOM。PKストップの飯倉も高く評価※一部抜粋

【チーム採点・寸評】
G大阪 5
宇佐美、パトリック、アデミウソンを組み込むための新布陣は、アデミウソンの先制点を生み出したように可能性を感じさせた。しかし前線からの守備の強度は落ちており、宇佐美の不用意なファウルから中村にFKを決められ、さらにカウンターから失点と脆さを見せた。

横浜 6
新外国人のふたりを先発に組み込み、大きな勝ち点3をつかんだ。中村、斎藤というこれまでの武器が機能したことに加え、新戦力のマルティノスは長い足から繰り出される独特のドリブルとスピードで、新たな可能性を感じさせた。

【横浜|採点・寸評】
GK
21 飯倉大樹 6.5
後半アディショナルタイムのPKストップで勝点3の立役者に。試合を通じてフィードも安定していた。

DF
13 小林祐三 5
宇佐美を必死に押さえ込んだが、痛恨のPKを献上。しかしチームメートに救われた。

22 中澤佑二 6
1失点はアデミウソンへの対応がやや遅れたが、それ以外は高さ、強さを発揮したほぼミスなく中央に蓋をした。

5 ファビオ 6
パトリックと激しい肉弾戦を繰り広げた。J屈指の大型FWとのエアバトルを優位に進め、チームに流れを呼び込んだ。

23 下平 匠 6
冷静なビルドアップで持ち味を発揮。自身の守るサイドを破られるシーンは少なかった。

MF
28 喜田拓也 6
豊富な運動量を生かし、中盤で広範囲をカバー。トップ下の中村をサポートし、地味ながら堅実な仕事を果たした。

8 中町公祐 6
気迫を前面に押し出し、G大阪井手口と言い争うシーンも。しかし戦う姿勢は、チームに勢いをもたらした。

20 マルティノス 6.5(80分OUT)
移籍後初先発・初ゴールの大仕事で勝利に貢献。後半はガス欠も見受けられたが、決勝点を奪ったカウンター時にみせたスプリントが勝利につながった。

10 中村俊輔 7
自身の記録を更新するJ通算22点目の直接FK。さらに試合をコントロールする冷静なパスさばきと、持ち味を存分に発揮した。

11 齋藤 学 6.5(74分OUT)
自慢のスピードをカウンターで生かして敵をぶっちぎり、タイミングの良いラストパスでマルティノスの決勝点をアシスト。

FW
9 カイケ 5.5(72分OUT)
動きの量が少なく、強いインパクトは残せず。まだコンディションが上がりきっていない印象を残した。

交代出場
FW
16 伊藤 翔 5.5(72分IN)
前線からの積極的なチェイスで、リードを守ろうとする仕事はこなした。カウンターでシュートを放つも、ゴールは奪えなかった。

MF
7 兵藤慎剛 5.5(74分IN)
リードした状況を理解し、リスクを負わないボール回しに徹して自身の役割はきっちりと果たした。

MF 18 遠藤渓太 -(80分IN)
印象を残すような仕事はなかったが、チームのひとりとしてリードを守りきることに徹していた。

監督
エリク・モンバエルツ 6
新外国人ふたりを先発に抜てきする判断が、勝点3につながった。最後はPKで肝を冷やしたが、リード後は手堅い選手起用で3連勝につなげた。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

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横浜F・マリノス 2016マッチレポート | 4月2日 vs G大阪

ゲキサカ

俊輔と遠藤で明暗!横浜FMが俊輔FK弾&新戦力あいさつ弾でG大阪に逆転勝ち3連勝!!

 横浜F・マリノスが敵地でガンバ大阪を2-1で下した。横浜FMはリーグ3連勝。G大阪は前節の神戸戦に続くリーグ連敗になるとともに、公式戦3連敗となった。

 ACLとの並行で過密日程だったG大阪だが、Aマッチウイークは試合がなかったため、2週間ぶりの実戦となった。対する横浜FMは3月23日にナビスコ杯1試合を消化。さらにこの試合から新戦力のMFマルティノス、FWカイケと登録されたばかりの新外国人コンビを揃って先発させた。

 先制点はG大阪が奪った。前半19分、左サイドでボールを持ったMF宇佐美貴史が大きなボールをエリア内のFWパトリック目がけて送る。競り勝ったパトリックが落とすと、MFアデミウソンがボレーで押し込む。昨季は横浜FMでプレーしていたブラジル人助っ人が、強烈な恩返し弾を蹴り込んだ。

 先制を許した横浜FMだが、流れを引き戻したのはやはりこの男だった。前半40分、カイケとマルティノスのコンビでゴール前からのFKを獲得すると、キッカーを務めるのはもちろんMF中村俊輔。背番号10が“伝家の宝刀”左足を振り抜くと、当たり前のようにボールは枠内に飛ぶ。日本代表GK東口順昭も懸命の飛びつきを見せるが、シュートはゴール右隅に突き刺さった。俊輔のJ1リーグ戦直接FK弾は歴代1位を更新する22点目となった。

 そして後半25分、ついに横浜FMは試合をひっくり返すことになる。G大阪のCKの場面でボールを奪うと、一気のカウンターを発動。中央で受けたマルティノスがMF齋藤学に叩くと、齋藤がゴール前まで持ちあがる。そしてマルティノスにリターンを通すと、新戦力MFは落ち着いて東口を外すシュートを蹴り込み、勝ち越し点を奪った。

 G大阪も終盤にMF倉田秋に代えてFW呉屋大翔を投入するなど、攻撃の枚数を増やして横浜FMに圧力をかけていく。すると後半アディショナルタイムだった。左サイドから勢いよくエリア内に侵入した宇佐美に対し、DF小林祐三がファウル。エリアに入るぎりぎりのところだったが、佐藤隆治主審はPKを宣告。しかしこのPKをMF遠藤保仁が蹴るが、GK飯倉大樹が完璧に止める。ビッグセーブで敵地での勝ち点3を呼び込んだ。

技術と頭脳…通算22点目直接FK弾の俊輔、遠藤PK失敗も「アドバイス」で呼び込む

 衰えることを知らない左足からまたもビューティフルゴールが生まれた。横浜F・マリノスは1点ビハインドの前半40分、MFマルティノスが倒されて得たFKをMF中村俊輔が狙う。「1回目でずっこけちゃったんで、2回目は気を付けて蹴りました」。“伝家の宝刀”左足から放たれたシュートは、当たり前のようにゴール右隅に飛ぶ。日本代表GK東口順昭が懸命のセーブを試みるが、ボールは指先をかすめて、ゴールに突き刺さった。

 FKでのゴールは3月5日の福岡戦以来で今季2点目。通算のFK得点は、自らのリーグ記録を更新する22点目となった。「もう少しスピードがほしい」。完璧に見えるFKだったが、37歳MFはどこまでもどん欲だ。

 そしてチームの大ピンチも救っていた。逆転して迎えた後半アディショナルタイム、横浜FMはDF小林祐三がエリア内に入ったFW宇佐美貴史の足を引っ掛けてしまい、PKを与えてしまう。ここで俊輔は、守護神の飯倉大樹に近づき、一言二言アドバイスを送る。「ちょっとアドバイスをしたら本当に当たった」。飯倉はPK職人とも言われるMF遠藤保仁のPKを完璧に読みきって止めた。

 アドバイスの詳細については、「大したことない。大したことないです」と煙に巻いた俊輔。しかし背番号10の頭脳が勝ち点3を呼び込んだのは間違いなさそうだ。

ドメサカブログ

こけまりログ

2016/04/01 【スタジアム観戦情報まとめ】2016/4/2(土)19:00 J1リーグ 1stステージ 第5節 ガンバ大阪vs.横浜F・マリノス@市立吹田サッカースタジアム
 
 

今週の他会場など


 
 

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