【試合結果まとめ(3○1)】※再開試合※ 2015/10/11(日)13:00 第95回天皇杯全日本サッカー選手権大会 2回戦 横浜F・マリノスvs.MIOびわこ滋賀@日産スタジアム


アンカー(目次)

1.横浜F・マリノスオフィシャルサイト
2.Jリーグ.jp
3.Twitter / Istagram
4.YouTube
5.ブログ
6.Webニュースログ
7.今週の他会場など


横浜F・マリノス オフィシャルサイト

2015 天皇杯 2回戦 vs MIOびわこ滋賀 試合レポート

監督コメント

エリク モンバエルツ 監督
「短い試合時間でしたので、試合の総括も短くまとめたいと思います。
まず、スタートから力を発揮した選手たちの姿勢を称えたいと思います。皆が非常に強いプレッシャーの中にありましたが、ゲームが始まってすぐにチャンスをつくり出しました。ゲームをコントロールして、特にサイドからの攻撃をうまく機能させました。結果は、内容に値するものだと思います」

質問:監督は、このような特別なシチュエーションでのゲームの経験はありますか?
また、このような短い時間で力を発揮するためには、どういうマネジメントやプレーが必要でしたか?
「まず最初の質問ですが、私にとっても、初めてのゲームでした。ただ先週、フランスでも再試合をするということがありました。
こういう再試合になって、残り時間が少ないというのは、下のカテゴリーにいるチームの方が、メンタル的に優位に働きます。我々は、メンタル的にプレッシャーを感じた中でのゲームでした。具体的には、この試合の準備として、まず相手の守備を中に引き付けること、そしてサイドに展開して、サイドから攻撃するというのを重点的にやってきました。それは、前回のびわこ滋賀との試合では、あまりできなかったことでした。良い準備ができたと思います。
選手が、準備してきたことをしっかりやってくれました。実際に、サイドからのクロスで得点が取れました。選手の姿勢を称えたいと思います。
今日、特に両サイドの選手を称えたいですし、アデミウソンを称えたいと思います。アデミウソンは、ファーストタッチや、相手をかわすプレーで違いを生み出して、2ゴールに結び付けてくれました」

質問:試合時間のほか、試合前にピッチ上でウォーミングアップもできないという問題もありました。その点で、どういう対応をしましたか?
「そのとおりです。今日は、すべてがいつもと違うものでした。どういうウォーミングアップできるかという点に関しては、篠田フィジカルコーチがしっかり把握してメニューを用意してくれました。よくやってくれたと思います。そしてフィジカルだけではなく、メンタルの準備もしっかりできたと思います。いい試合の入り方ができていたことに、それが表れています」

質問:これからタイトなスケジュールで、天皇杯、リーグ戦と続きます。どのように臨んでいきますか?
「まず次の段階に進めたのは喜ばしいことです。連戦が続いたり試合が多くなるというのは、それだけカップ戦に勝ち残っているということです。これはサッカーをする者として嬉しいことです。
そしてF・マリノスには、これを戦うための選手の人数も質もいますので、全員で準備をしていきたいと思います。準備という点でいえば、今日のメンバーも試合時間は多くなかったですし、今日でなかったメンバーは、試合に出なかった分だけトレーニングを積んでくれています。チームとして、さらに良い準備をして臨んでいきたいと思います。
また今日のゲームまでの準備は、フィジカル的に高い負荷をかけたトレーニングでした。これからは連戦を念頭に置き、負荷は下げますが、良いコンディションを整えることを大きな目的として、これからの2試合を戦っていきたいと思います」

選手コメント

仲川 輝人
「今日は、サイドを使って攻撃しようというチームの意図があったので、僕は中に絞って、奈良輪さんのスペースを空けようという狙いがありました。そのなかでボールを受けてターンして、というプレーも何度かできたので、あとは点を決めるだけでした。
一度大きなチャンスがあったけれど、相手キーパーに当たってしまいました。そこは練習して突き詰めたいです。正直悔しいですけど、決め切れない自分の力のなさを痛感しました。次は、絶対に決めます! 残りシーズン、とにかく点を取ってホッとしたいです。点を取ることはチームの勝利のために必要だし、自分の仕事なので」

奈良輪 雄太
「今週は、中に人を集めて外からクロスを上げる練習をずっとやっていた。右足だったらニアサイドへ左足だったらファーに流し込むイメージで入れていたので、それがたまたまアデのゴールにつながって良かったです。
クロスはテル、淳吾さん、仁にも上げることができた。クロスは良かったんじゃないかなと思います。ただ、それ以外の質の部分がまだまだ。そこは自分の欠けている部分だし、もちろんこれで満足してはいない」

端戸 仁
「(ヘディングシュートのシーンは)微妙に滞空時間が長くて、前に突っ込もうか、上からボールを叩いて打とうか迷ってしまった。それで微妙な感じになっちゃったので、強く打てれば良かったです。
ゲームに出ることは選手として喜びですけど、時間がなくて感覚がつかめていない。もうリーグ戦は4試合しかないですけど、少しでも力になれるようにやれればと思っています」

Jリーグ.jp

横浜FMvs滋賀の試合結果・データ(天皇杯)
 ├ 入場者数 5,906人
 └ フォトギャラリー

選手コメント

[ 飯倉 大樹 ]
ピッチでウオーミングアップできなかったのは初めての経験。こういった特殊なシチュエーションで試合をするのはなかなかないこと。そして天皇杯はとにかく勝つことが大事。サッカーは相手ありきのスポーツだし、JFLの相手だからといって手を抜いて勝てるわけではない。できれば(後半終了までの)15分で決めたかったけど、延長戦やPK戦も頭に入れて試合に臨んだ。結果的に延長前半に2点取れて楽になったし、とにかく勝って次に進めたことが良かったと思う。

[ 奈良輪 雄太 ]
個人的には特殊なゲームというよりも久しぶりのゲームだった。(そういった意味でも)もちろん緊張した(笑)。一昨季も昨季も、続けて試合に出ているときも緊張していたし、それが当たり前だと思ってリズムを作っている。そう割り切って試合に入っている。だから緊張したことはあまり関係ない。今週の練習では中に人を集めてクロスを入れることを狙っていた。右足ならニアサイドで左足ならファーサイドを狙う。アシストした場面以外にもいいクロスが何本かあったと思うし、そこに関してはまずまずだった。久しぶりのゲームだったから正直15分で終わってほしくない気持ちもあった(笑)。もうちょっとピッチに立っていたかった。延長戦になって、あと30分プレーすることが確定して、その前半に点が入ってよかった。久しぶりにサッカーができて楽しかった。

[ アデミウソン ]
いつもとは違う試合で簡単にはいかないと思っていた。15分で試合を決めたかったけど、延長戦に入ってもトライを続けた結果、勝利を手にできた。こういった試合の経験は自分自身ないし、見たこともなかった。ゴールシーンは、奈良輪(雄太)がボールを持った瞬間、右足でクロスを上げるかと思ったけど一度切り返して左足でボールを入れた。それに対してうまく動き直して合わせることができたと思う。ヘディングで決めたのはプロになってから初めて(笑)。

 
 

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2015 天皇杯 2回戦 横浜F・マリノスvsMIOびわこ滋賀 得点シーン アデミウソン選手(奈良輪選手のクロスが良かった!!)


2015 天皇杯 2回戦 横浜F・マリノスvsMIOびわこ滋賀 得点シーン 伊藤翔選手(アデミウソン選手スゲー!!)  
 
 

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[藤本淳吾オフィシャルブログ「マイペースな左足」]天皇杯。

[ぷっしゃ び~だ]【天皇杯】横浜vs滋賀「大雨のち曇りのち晴れ」@日産

[Walk on the Wild Side]いよいよ大分!@天皇杯MIO琵琶湖戦

[ドメサカブログ]【天皇杯】横浜FMが延長戦でMIOびわこ滋賀を下し3回戦へ 大雨中断の再開試合

こけまりログ

2015/09/07 【試合結果まとめ(試合中止)】2015/09/06(日)19:00 第95回天皇杯全日本サッカー選手権大会 2回戦 横浜F・マリノスvs.MIOびわこ滋賀@ニッパツ三ツ沢球技場
2015/09/08 【ロコさぬレポート】2015/09/06(日)19:00 第95回天皇杯全日本サッカー選手権大会 2回戦 横浜F・マリノスvs.MIOびわこ滋賀@ニッパツ三ツ沢球技場
2015/10/10 【スタジアム観戦情報まとめ】※再開試合※ 2015/10/11(日)13:00 第95回天皇杯全日本サッカー選手権大会 2回戦 横浜F・マリノスvs.MIOびわこ滋賀@日産スタジアム
 
 

ネットニュース・Weblog

スポーツニッポン

横浜“36日がかりの一戦”制す 再開試合でJFL下し3回戦へ

 豪雨のため9月6日に後半途中で中断していた横浜―MIOびわこ滋賀(JFL)の2回戦は、横浜が延長戦の末、3―1で3回戦に進出した。1―1の後半28分16秒から再開。中断時点と同じメンバーで始まった一戦は後半ロスタイムを含めても決着が付かず1―1のまま延長戦へ突入した。同前半5分、横浜はFWアデミウソン(21)が頭で決勝ゴール、その後も加点した。

 35日ぶりに再開となった一戦。90分まで残り16分余りでは決着が付かなかったが、延長戦で地力の違いを見せた。

 特にアデミウソンはプロ初というヘッド弾を決めるなど、9月6日を含めると2得点1アシストの活躍で3―1と勝利に貢献。DF中沢は「再開試合は初めて。相手も飛ばしてくると思ったのでそれをはね返すくらいのパワーで最初から飛ばそうと思った」と言う。

 この日のプレー時間はロスタイムを含めても51分。異例の“短時間決戦”をフルパワーで制した。次戦は14日、J2大分と激突する。

ニッカンスポーツ

横浜がMIOびわこ滋賀下し3回戦へ 天皇杯再試合

 J1横浜が中断再開試合を制して3回戦に駒を進めた。

 9月6日の豪雨によるピッチ状態不良で打ち切りとなった試合は後半28分16秒、MIOびわこ滋賀(JFL)のゴールキックから再開。横浜は序盤から攻め込んだが、シュートは枠を捕らえることができなかった。

 追加点を奪えないまま試合は、延長戦(15分×2)に突入。すると延長前半5分、DF奈良輪雄太(28)の右クロスをゴール前にいたMFアデミウソン(21)が頭で押し込み、均衡を破った。続く9分後の14分、アデミウソンが縦パスを送ると、FW伊藤翔(27)が左足でシュートを放ち、3-1と突き放した。

 モンバエルツ監督(60)は「スタートから力を発揮した選手の姿勢をたたえます。結果は内容に値するもの」と満足した。

スポーツ報知

【天皇杯】横浜M、後半途中から再開の水入りの一戦制す!

 ◆第95回天皇杯 ▽2回戦 横浜M3―1MIOびわこ滋賀(11日・ニッパツ三ツ沢球技場)

 豪雨によるピッチ状態の悪化で中断後に中止された横浜M(J1)―MIOびわこ滋賀(JFL)戦が1―1の後半28分16秒から再開され、横浜Mが3―1で勝利した。後半では決着がつかず延長戦へ突入。延長前半に2得点を挙げた横浜Mが3回戦進出を決めた。

 電光掲示板に「73:16」の表示がともされた。9月6日に中断した試合。MIOびわこ滋賀GK永富のゴールキックで、約1か月止まっていた時計が再び動き始めた。

 会場はニッパツ三ツ沢球技場が使えず、日産スタジアムに変更。芝生養生中のため、ピッチ上でのウォーミングアップは行われなかった。また、横浜Mは中断時の出場選手のうち2人が故障。1枚残された交代枠に含めない形でMF藤本、DF奈良輪が代わって出場した。MIOびわこ滋賀もベンチ入りした選手に故障者が出たため、ベンチ外から選手を補充した。

 前回チケットの半券で入場が可能で、500円の当日券も販売。観衆は前回の人数に当日券分1882人を加えた5906人と発表された。払い戻しにも応じたため実数は不明だが、会場には熱い声援が響いた。

 大半がアマチュアのMIOびわこ滋賀は大番狂わせはならず。中尾幸太郎監督(46)は「前からボールを奪えなかった」とがっかり。横浜Mのモンバエルツ監督(60)は「力を発揮した選手をたたえたい」と選手を称賛した。

中日スポーツ

横浜Mが3回戦へ進出 サッカー天皇杯再開試合

 サッカーの天皇杯全日本選手権(日本サッカー協会、Jリーグ主催、共同通信社、NHK共催)は11日、横浜市の日産スタジアムで、豪雨のため中断後に中止された2回戦の再開試合が行われ、J1の横浜Mが延長の末に日本フットボールリーグ(JFL)のMIOびわこ滋賀を3―1で下し、3回戦に進んだ。

 9月6日に中断された1―1の後半28分16秒から再開され、横浜Mは延長前半にアデミウソンと伊藤がゴールを奪った。
(共同)

デイリースポーツ

横浜M、異例の試合にも波乱許さず勝利

 「天皇杯・2回戦、横浜M3-1びわこ滋賀」(11日、日産スタジアム)

 豪雨のため中断後に中止された2回戦の再開試合が行われ、J1の横浜Mが延長の末にJFLのMIOびわこ滋賀を3-1で下し、3回戦に進んだ。9月6日に中断された1-1の後半28分16秒から再開され、横浜Mは延長前半にFWアデミウソンと伊藤翔がゴールを奪った。

 73分16秒で止まっていた電光掲示時計が動きだすとアクセルを踏み込んだ。アデミウソンが延長前半5分に「プロで初めて」というヘディングでのゴールを決め、同14分には伊藤のゴールをアシスト。延長前半の2得点で勝負を決めた。中沢は「相手も飛ばす。それをはね返すため、15分で息が切れるくらいパワーを出した」と振り返った。

ゲキサカ

横浜FMvsMIOびわこ滋賀 試合記録

豪雨中止の再開試合…横浜FM、延長戦の末にMIO撃破で3回戦進出

 天皇杯は11日、9月6日開催時に豪雨のため中止となった2回戦の再開試合を行い、日産スタジアムで横浜F・マリノスとMIOびわこ滋賀が対戦した。後半28分16秒から再開された試合は1-1のまま延長戦に突入すると、延長前半に2点を奪った横浜FMが3-1の勝利を収めた。3回戦に駒を進めた横浜FMは14日に大分トリニータと対戦する。

 9月6日にニッパツ三ツ沢球技場で開催された試合は前半2分にMF村上聖弥の得点でMIOびわこが先制し、後半8分にMFアデミウソンがゴールを奪って横浜FMが1-1の同点に追い付き、迎えた同28分に豪雨のため14分間の中断後、中止が決定。本日は、試合が中断した後半28分16秒より試合が再開された。

 9月6日時点で2人ずつを交代しており、残りの交代枠は1人ずつとなるが、横浜FMはMF齋藤学とDF小林祐三が負傷のため、再開時よりMF藤本淳吾とDF奈良輪雄太に交代(大会再開条件により交代枠に数えない)。また、MIOびわこはベンチ入りしていたMF望月聖矢が負傷のため、再開時よりMF柳澤隼に入れ替え(補充)になった。

 MIOびわこのゴールキックから再開された試合は、横浜FMが徐々に攻撃のリズムを生み出し、後半32分には藤本がミドルレンジからシュートを放ったが枠を捉え切れず。さらに同39分、右サイドを突破した奈良輪のクロスをDF下平匠がヘッドで狙うも枠上に外れてしまった。

 するとMIOびわこがセットプレーの連続から好機を生み出すが、GK飯倉大樹の好セーブに阻まれるなどネットを揺らすには至らない。横浜FMは同44分、右サイドからドリブルで切れ込んだMF仲川輝人のパスを受けたMFアデミウソンのシュートが枠を捉えるがGK永冨裕尚にストップされ、勝ち越しゴールが生まれないまま後半終了を迎えた。

 1-1のまま延長戦を迎えても、横浜FMが主導権を握って試合を進める展開は変わらず。延長前半4分には右サイドからのクロスを仲川が合わせてゴールを脅かしたが、永冨にストップされてしまう。しかし同5分、右サイドの奈良輪が送ったクロスをアデミウソンがヘッドで決めて横浜FMがスコアを2-1とした。さらに同14分にはアデミウソンのスルーパスから抜け出したFW伊藤翔がネットを揺らし、リードは2点差に広がった。

 攻撃の手を緩めない横浜FMは延長後半4分、抜け出したアデミウソンが決定機を迎えたがシュートは永冨に阻まれてしまう。MIOびわこはカウンターからゴールを狙おうとしたが横浜FM守備陣を攻略できず、なかなかシュートまで持ち込むことができなかった。同12分にはMF喜田拓也が強烈なミドルシュートでゴールを脅かしたが永冨の横っ飛びのセーブに遭うなど、その後スコアは動かず。3-1の勝利を収めた横浜FMが3回戦進出を決めた。

(取材・文 折戸岳彦)

プロデビュー戦がようやく成立…横浜FM仲川「ちょっと変な感じです」

 ようやくプロデビュー戦が成立した。横浜F・マリノスMF仲川輝人は9月6日に行われた天皇杯2回戦MIOびわこ戦の後半開始からピッチに送り込まれ、プロとして初めて公式戦のピッチに立った。しかし、後半28分に豪雨のため中止となり、プロデビュー戦の成立は10月11日の再開試合を待つこととなった。

 そして迎えた再開試合。右サイドハーフの位置に入った仲川は鋭い動きを披露する。持ち味のドリブルで好機を生み出すだけでなく、延長前半4分には右SBのDF奈良輪雄太のクロスに飛び込んで決定的なシュートも放った。

「今日はサイドを多く使おうという狙いがあったので、自分がちょっと中に絞って奈良輪選手のスペースを空けようと思っていました。その中で、自分も間でボールを受けてターンからチャンスも作れたので、そこは良かったと思います」

 シュートをGKに阻まれた場面は「GKに当たってしまったという感じです。そこまでの形はすごく良かったし、あとは僕が決めるだけだったので、練習しないといけません」と振り返り、悔しさを滲ませた。しかし、36日かけてようやく成立したプロデビュー戦については「ちょっと変な感じですね」と笑って答えている。

 専修大在学時に関東4連覇を成し遂げた仲川だったが、14年10月に右ヒザの前十字靭帯、内側側副靱帯断裂などの大ケガを負い、同年12月には手術を受けた。15年1月に行われた新体制発表会には松葉杖をついて登場し、「ケガをしてしまったことは仕方がないので、まずは復帰を目指して頑張ります」と意気込みを示していた。

 負傷離脱していた間は、「多少は焦りもありました」と話しつつも、復帰後に自分に何ができるかをイメージしていた。「チームのために何ができるかを探しながらリハビリしていました。その答えが、自分の良さである裏に抜ける動きを出すこと。それは(エリク・モンバエルツ)監督も求めている動きでもあったので、そこを突き詰めることで少しずつ出場機会が得られたと思っています」。リハビリの期間も無駄にしなかったことが、リーグ戦で出場機会を得るにことにつながったと胸を張って答えた。

 少しだけ出遅れてしまったかもしれない。しかし、23歳の若武者は今後の巻き返しを誓う。「残り少ないシーズンになりましたが、とりあえず点を取って、ホッとしたいです。やっぱり僕の仕事は点を取ることだと思っているので。ヒザも少しずつ良くなり、コンディションも徐々に上がっているので、チームの勝利のためにも点を取りたい」。今シーズン中にゴールを奪う――。力強い眼差しで語った。

(取材・文 折戸岳彦)

「あの時間があったから今の僕がある」…横浜FM奈良輪の決意

 ここまでの出場時間は限られている。しかし、横浜F・マリノスDF奈良輪雄太は与えられた時間の中で自らをアピールした。

 9月6日に豪雨で中止となった試合で、3月18日に行われたナビスコ杯グループリーグ第1節仙台戦以来、約半年ぶりに公式戦のピッチに立った奈良輪。11日に行われた再開試合までの間もリーグ戦での出場はなかったが、右SBの位置から激しい上下動を続けて正確なクロスで好機を演出した。

 すると延長前半5分、右サイドでボールを受けた奈良輪はFWアデミウソンへのピンポイントクロスで勝ち越しゴールをアシスト。「今週は中に人を集めて、外からクロスを上げる練習をずっとやっていました。イメージもあったので、それが点につながって良かったです」と充実の表情を浮かべると、「久し振りに試合に出られて楽しかった」と白い歯を見せた。

 この試合、対戦相手のMIOびわこ滋賀には、奈良輪が横浜FM加入前に所属していたSAGAWA SHIGA FCでチームメイトだったDF大杉誠人がピッチに立っていた――。

 SAGAWA SHIGAは3度のリーグ優勝を果たしたJFLの強豪クラブだったが、12年にJFLを退会すると翌年にトップチームの活動を停止。奈良輪はプレーの場を失いかけた。「あのときはショックなんてものではなかったですね。何も考えられないような感じでした」。当時を振り返った奈良輪だったが、「ただ、SAGAWAでの時間があったからこそ、今の僕があります」と3年間在籍したチームへの感謝を示している。

 元SAGAWAのチームメイトには、松本山雅に所属するGK村山智彦や金沢に所属するFW清原翔平らJリーグでプレーする選手もいるが、その数は決して多いとは言えない。だからこそ、奈良輪には強い思いがある。「今日対戦した大杉さんだったり、仕事をしながらでも本当にサッカーが好きで、SAGAWAが解散してからもサッカーを続けている人はたくさんいます。だから、Jでプレーしているムラ(村山)やキヨ(清原)や僕はしっかりサッカーをやっていくのは当然で、ここで満足したり、奢ってはいけない。それを今日、再認識しました」。

 今季は出場機会に恵まれていない。しかし、ここで腐ることはない。「SAGAWAで本当に良い仲間と巡り合えたし、SAGAWAがあったから今の僕があると本当に思っています。チーム自体は解散してしまいましたが、SAGAWAの名前を残すためにも僕はできるだけ上のカテゴリーで長くサッカーを続けていきたい。残り少ないシーズンですが、まずは試合に出ることを目標にやっていきます」。固い決意を胸にプロサッカー選手として、さらなる成長を誓う。

(取材・文 折戸岳彦)

「うまくハマらなかった」…MIO、プラン通りの試合運びも延長戦で力尽きる

 狙いどおりに試合を進めていた。しかし、1-3で試合に敗れた。MIOびわこ滋賀(JFL)の中尾幸太郎監督は横浜F・マリノスの技術の高さに舌を巻くしかなかった。

 豪雨のため中止となり、後半28分から再開となった一戦。中尾監督の描いていたプランは「20分、15分、15分という区切りでのトレーニングも増やしていました。アディショナルタイムを含めて20分、まずは我々は失点せずに、延長戦のどこかで点を取りに行こうとしていました」。5-4-1という守備的なシステムを採用して、まずは失点を防ぐ。横浜FMに主導権を握られながらも粘り強い対応でゴールを守り抜き、狙いどおりに試合を延長戦まで持ち込んだ。

 しかし、迎えた延長戦で押し込まれる時間帯が長くなっていく。その理由を中尾監督が答えている。「最初の20分は失点をせずに試合を進められましたが、マリノスさんのボール回しのうまさに思ったよりも前からボールが取れず、引いた状態にされてしまいました」。横浜FMのパス回しに後手に回ると、延長前半5分にDF奈良輪雄太のクロスからFWアデミウソンにヘッドで決められて勝ち越しを許してしまう。

 カウンターに出ようとも、横浜FMに押し込まれたことでラインは自然と下がっており、前線に残る1トップのFW松本祐樹までボールを届けることができず。延長前半14分にはFW伊藤翔にネットを揺らされて、試合を決定付けられてしまった。

「できるだけ前からプレスを掛けて、ディフェンスラインからロングボールを蹴らせてボールを弾き、(横浜FMから)長いボールが出ないのであればショートパスをかっさらって攻めようというプランはありました。しかし、思った以上にボールを保持され、うまくハマりませんでした」。指揮官はJ1クラブとのレベルの差を痛感しているようだった。

(取材・文 折戸岳彦)

NHK

サッカー天皇杯 再開試合でF・マリノス勝つhttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20151011/k10010266811000.html

サッカーの日本一を決める天皇杯全日本選手権の2回戦で、豪雨のため試合途中で中止になったJ1の横浜F・マリノスと滋賀代表のMIOびわこ滋賀の再開試合が行われ、延長戦の末、横浜F・マリノスが3対1で勝ちました。

先月6日に横浜市のニッパツ球技場で行われた試合は、1対1の後半途中に豪雨のため14分間の中断となり、その後中止となりました。日本サッカー協会は、スコアやメンバーは同じ状況で会場だけ横浜市の日産スタジアムに変更し、11日中断した後半28分16秒からMIOびわこのゴールキックで試合を再開しました。

試合はF・マリノスが積極的に攻めましたが、引いて守るMIOびわこを崩せず、延長戦に入りました。延長戦ではF・マリノスがサイド攻撃からチャンスを作り、前半5分に右サイドからのクロスにアデミウソン選手が頭で合わせて勝ち越しゴールを奪い、14分にもスルーパスに抜け出した伊藤翔選手がゴールを決め、3対1で再開試合を制しました。

F・マリノスの中澤佑二選手は「きょうの再開試合はサッカー選手としていい経験になった」と話していました。マリノスは14日の3回戦でJ2の大分トリニータと対戦します。

 
 

今週の他会場など


[YouTube]新潟 ラスト魂の全員攻撃からの失点 2015 ヤマザキナビスコカップ 準決勝 2nd ガンバ大阪 vs アルビレックス新潟
(´-`).o0(藤春「ボウリングのように」GKいないゴールへ40メートル弾)
 
 

 
 

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