夕刊こけまり:今日の横浜F・マリノスまとめ(2015/07/24)


夕刊こけまり:今日の横浜F・マリノス(まとめ)

アンカー(目次)

1.横浜F・マリノスオフィシャルサイト
2.今日のマリノスタウン
3.Twitter
4.Webニュースログ 
 
 

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2015/07/23[BLOGOLA][横浜FM]中村俊輔の超絶FKにチームメートの反応は?

 前節(明治安田J1・2nd第3節)・G大阪戦(2△2)で起死回生の同点ゴールとなったMF中村俊輔の直接FKについて、チームメートからさまざまな声が上がっている。

 まず壁に入っていたというDF下平匠は「とにかくすごい軌道だった」と脱帽。ボールの比較的近くにいたMF三門雄大は「右のキッカーとして立とうかと思ったけど、怖くて近づけなかった。それくらいオーラがあった」と明かす。最後方の自陣ゴール前から見つめていたGK飯倉大樹は「神だよ。神が降臨した」とニヤリ。さらには出場停止のためスカパー!で生観戦していたDF小林祐三も「雰囲気はテレビ画面を通してもビンビン伝わってきた」と証言した。

 異次元の直接FKには世界中から称賛の声が飛び交っているが、それは最も近い距離にいる選手たちも例外ではなかったようだ。

2015/07/24[現代ビジネス]二宮寿朗「中村俊輔、世界基準のFKの極意」

-日本代表GK・東口を翻弄

 あまりに鮮やかで、あまりに見事だった。
 7月19日、ガンバ大阪-横浜F・マリノスの一戦は劇的なラストが待っていた。G大阪の2-1で迎えた後半アディショナルタイム、最後のワンチャンスが横浜にめぐってきた。

 ゴールまで約25メートル、ほぼ正面からの直接FK。キッカーの中村俊輔は8枚並んだ壁のうち、中央やや左の位置に立っていた192センチの長身を誇るFW長沢駿の頭上を敢えて狙い、上から振ってくるような高速のボールでゴール左上の隅に放り込んだのだ。

 曲げて落とす。それにコースもスピードも文句なし。まさにワールドクラスの一撃で、欧州のサッカーメディアも取り上げているほどだ。

 セルティック時代の2006-07年シーズン。欧州チャンピオンズリーグ(CL)のグループリーグ、マンチェスター・ユナイテッド戦で見せたアウェー&ホーム2戦連発のFKを知る欧州のサッカーファンにとって、今なお中村のFKが関心の対象になっているということがうかがえる。

 中村にとっても会心の一撃だったに違いない。決めた後の大きなガッツポーズがそれを物語っていた。日本代表GK東口順昭を、ボールに近づけることすら許さなかったのだから――。

 ほれぼれするようなキックに目が行きがちではある。ただ相手GKを翻弄したところに、このFKの奥深さが隠れていると思っている。

 中村がキックを放った瞬間、東口は反応できていない。壁の一番高いところを狙ってきたため、軌道が確認できるまでにタイムロスもあった。体の向き、蹴り方、そして壁を逆利用してGKにコースを悟らせず、気づいたところで時すでに遅し。東口はゴール左側に大きく一歩踏み出すだけで精いっぱいで、見送るしかなかった。

-大事なのは「メンタルでの優位性」

 もう2年半ほど前になるだろうか。「FKで重要なこと」をテーマに、中村にインタビューしたことがある。
 返ってきた答えがちょっと意外だった。
「(GKに対して)どうメンタルで優位に立つか、かな」

 あまりピンと来ていなかった筆者に対して、彼は02-03年から3シーズン、レッジーナでプレーしたイタリアでの経験を持ち出した。当時のセリエAは世界最高峰のリーグと呼ばれ、ユベントスのジャンルイジ・ブッフォン、ACミランのジダ、インテルのフランチェスコ・トルドと名だたるGKが揃っていた。ここで「メンタルの優位性」がいかに大事かを学んだという。

「世界一だと思ったのはジダ。ミランのホームで戦ったとき、ニアに蹴って外したんだけど、枠にいったとしてもジダは届いていた感じがあった。次に違う試合でファーに蹴っても“俺は見切っているんだぞ”っていうポーズを取る。確かに映像で確かめたら、一度動いていても戻ってファーをカバーできていた。これじゃ入らないなって思わされてしまうよね。
 ジダだけじゃなく、セリエAのキーパーは怖がらない。壁に入った選手だってどんどん前に出てくる。だから笛が鳴ってすぐに蹴っていた。イタリアではフリーキックの駆け引き面でもかなり鍛えられたと思う」

 メンタルでひるんだら終わり。技術を活かすためには、まずもって精神的に相手を上回らなければならなかった。
 上回るために、何をするか。

 事前情報を入手し、そして試合前の練習で「チラ見して」GKの特徴を確認しておく。どういうボールが得意そうか、不得意そうか。自分なりにデータを持っているだけで、優位に立つ感覚になる。

 セリエA1年目の03年5月、1-3で迎えたローマ戦(ホーム)、後半ロスタイム。ゴール正面やや左の直接FKで、右上の隅に蹴り込んでいる。GKイヴァン・ペリッツォーリは右側に立っていたが、中村には右上の隅を相手が警戒していないという確信があった。壁で見えづらい位置を狙い、「上から振ってくるような」ボールでペリッツォーリに対応を遅れさせている。

-他のGKに与える影響

 そして、あのマンチェスター・ユナイテッド戦での2戦連発も「メンタルの優位性」が関係していたと言えるだろう。相手は名GKのエドウィン・ファン・デル・サール。オールド・トラッフォードでの第1戦、右隅に鋭く曲げて落とした一発にファン・デル・サールは反応できなかった。

「壁の1枚が飛ばないで、そこにボールが入って決まっただけ」
 しかし、ファン・デル・サールからすれば壁うんぬんというより、決められたという感触だけが残ったはず。メンタルで優位に立ったのは中村だった。

 セルティックパークでの第2戦、遠めのレンジから同じように右隅に決めている。壁も全員が飛び、ボールはファン・デル・サールの指をかすめてゴールに飛び込んだ。現行体制のCLで初めてセルティックを決勝トーナメントに導いた一発に、スタジアムは揺れに揺れた。

 今回、ガンバの守護神・東口を相手に決めたことに意義があったように思う。
 13年シーズン。勝てば優勝が決まる11月30日、アルビレックス新潟戦で右隅に蹴った中村のFKを止めたのが東口だった。

 このピンチを乗り切った新潟は勢いがつき、横浜は結果的に0-2で敗れて優勝を逃がしている。J1歴代最多となる6万2632人のファンが詰めかけた日産スタジアムは、F・マリノスサポーターのため息が一斉にこぼれた。

 あれから1年半。やられたら倍返しではないが、借りをきっちりと返した形になった。日本代表GKの東口が、呆気にとられるようなFK。これをJリーグでプレーする他のGKたちは、どのように見たのだろうか。

 やはり中村俊輔の左足はワールドクラス。
 あらためて周りにそう認識させ、今後もメンタルで優位に立つ一発となったことは言うまでもない。

 
 

 
 

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