【試合結果まとめ(2○0)】2015/05/06 J1リーグ 1stステージ 第10節 横浜F・マリノスvs.名古屋グランパス@日産スタジアム


アンカー(目次)

1.横浜F・マリノスオフィシャルサイト
2.Jリーグ.jp
3.Twitter
4.YouTube
5.ブログ
6.Webニュースログ
7.今週の他会場など


横浜F・マリノス オフィシャルサイト

2015 明治安田J1 1stステージ第10節 横浜F・マリノスvs名古屋グランパス

監督コメント

エリク モンバエルツ 監督
「今日は内容も非常に良く、我々が勝利に値したと思います。前半いい入り方をして、そしていい形から得点できて、そのあと我々がゲームをコントロールし、そしてアデミウソンがいいプレーをしてファウルを受けて相手が一人減りました。
その後、我々が、よりゲームをコントロールしやすくなりました。後半も我々のゲームで2点目を取りました。3点目、4点目を取れるチャンスはあったと思いますが、それは取ることはできませんでした。
今日のゲームは、勝利に値する内容だったと思います」

質問:スリーバックにした理由を教えてください。
「まず一つ目は、何かを変えたかったということです。
そして二つ目に、特にサイドに選手を張ってくるチームに対して、前向きに守備をしたかったというのが理由です。このシステムを採用することで、1対1のところを、よりアグレッシブにできましたし、そこで勝負をして勝てて、ゴールを奪ってから、前にスピードを持ってプレーすることができました」

質問:今日はトップでプレーしたアデミウソンの評価を教えてください。
「まず一つ目に、今、我々のチームはFWのケガ人が多くて、選択肢が他にあまりなかったということがあります。伊藤、ラフィーニャ、矢島、彼らはケガをしていますので、まず選択肢が少なかったということです。
二つ目に、3-4-3のシステムで、本来であれば前の3人のところにアデミウソン、ラフィーニャ、齋藤という3人の関係をうまく機能させたかったのですけれど、ラフィーニャがケガをしましたので、今日はアデミウソンが、3人の中でも一番前の所に入ったということです。このシステムでは、アデミウソンが一番前だけではなくて、他のポジションでも今後プレーするでしょうし、また他のシステムでプレーする時にはトップ下もあるでしょう」

質問:今日の3バックは、オプション的なものなのでしょうか?
「2つのシステムを使え得るようにしたいと考えています。一つだけしか使えないというのではなく、今Jリーグのチームで同じようなやり方をしてくる相手が多いですので、我々は4-2-3-1だけですと、後ろ向きに下がりながらの守備というものが非常に多くなってしまいます。
ですので、前向きに守備をするというところで、今日のシステム、これも使いながら2つを相手に応じて使い分けていければと考えています。
名前は挙げませんが、我々のチームで何人かの選手は、今日のシステムの方が、より自分の長所を出せていたと思います。前向きにプレーをして、スピードのある選手は、より攻撃の方で自分のスピードを生かすということができていたと思います。ですので、この2つのシステムを、これから併用していきたいと思っています」

質問:今回のシステムは、準備してきたものでしょうか。それとも結果が出せない中で、編み出したものでしょうか?
「このシステムを考えたのは、最近です。以前から、相手がこの3-4-3で来るのに対するトレーニングというのはしていたのですが、我々がこれを採用するとしたのは、本当に最近のことです。
ただ我々のプレーの原則というところは、後ろが4人の時も、3人の時も変わりません。そして我々の選手たちの適応能力というものを私は評価していましたので、私は、きっとできるだろうという思いのもとで、この数日間に練習して、今日これを実行しました。
たとえば我々の両サイドバック、小林と下平ですけれども、これまで以上に攻撃に出て行けていました。というのは、やはり5人にした方が、3プラス両サイドにしたことで、より積極的に攻撃に前に出て行ける、そういうことがシステムの変化によってできるようになっていたと思います」

選手コメント

端戸 仁
「試合に入って、一歩ダッシュしたとき、こんなにもゲーム体力がないのかと思いました。やばいです。今日は少しの時間でも、そういう自分の置かれた状況が確かめられたことが良かったと思いました。
ケガ人が多いので、そういうときこそ自分のチャンス。結果を残せば使ってもらえるので、とにかく自分で練習して、自分を追い込んでいかないといけない」

藤本 淳吾
「(2点目の前のプレーは)ドリブルで突っかけた時に、相手の牟田選手がズレてくれたら、シュートを打つつもりでした。ただ、パンゾウがいい位置にいたし、相手ボランチも一人しか来ていなかったので、パスを出した。あのように深い位置まで崩せれば、ああいう“事故”が起きやすい。パンゾウの上がるタイミングに合わせて、上手くパスを出せたとは思います」

中町 公祐
「システムを変更して、ゴール前に入っていくシーンをいかに見極め、いかにそういうシーンをつくれるかが“一つのキーになる”ということは、ミカと話していました。
監督の目指すサッカーは、取った後に早く攻めるサッカー。サイドの選手が攻撃参加して、サイドからセンタリングを上げたとき、中に2枚、3枚の選手が入るという状況をつくれれば、二次攻撃にも三次攻撃にもつながる。いいときのF・マリノスは、そういう攻撃ができていたと思う。
2点目の僕のゴールは簡単なこぼれ球でしたけど、あのシチュエーションがつくれたこと自体、一つの攻撃の形が生きたという証だと思います」

Jリーグ.jp

1stステージ 第10節 2015年5月6日(水)15:03KO 日産ス
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【ハイライト】横浜F・マリノス×名古屋グランパス「J1リーグ 1st 第10節」
 
 

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こけまりログ

2015/05/05 【スタジアム観戦情報まとめ】2015/05/06 J1リーグ 1stステージ 第10節 横浜F・マリノスvs.名古屋グランパス@日産スタジアム
 
 

ネットニュース・Weblog

カナロコ

攻守かみ合う横浜M 5月6日・名古屋戦

 ゴールデンウイーク最終日、子どもたちの視線を独り占めしたのは横浜Mが誇るブラジルの至宝だった。

 前半10分だ。右サイドを突破したMF斎藤のクロスに、合わせたのはFWアデミウソン。簡単ではないワンバウンドの跳ね際を、走り込んだ21歳がたやすく利き足でない左足で仕留めた。

 3試合ぶりの今季2点目は、先制、かつ連敗を2で止める決勝ゴール。「学(斎藤)がクロスを入れてくれて、決めるだけだった。結果が出て良かった」。事もなげに言う将来のセレソンにやはり大器を感じる。

 強豪サンパウロの下部組織出身。南米のクラブ王者を決める「リベルタドーレス杯」のアトレチコ・ミネイロ(ブラジル)戦で、19歳のクラブ史上最年少得点をマークした逸材だ。

 当初は戸惑ったJリーグのパススピードや運動量も、来日して約2カ月となった、ここ4試合で2ゴール1アシスト。本人も「やろうとしていることは、ある程度やれてきている」と上昇モードを実感する。

 復帰したばかりのトップ下、中村が右太もも肉離れで約3週間再離脱。さらに伊藤、ラフィーニャ、矢島とFW陣3人が相次いで負傷し、台所事情は苦しい。それでも、「もっともっと向上したい。まずはこのチームでいい仕事をするだけ」と覚悟を決める、リオデジャネイロ五輪世代のブラジル代表背番号10がマリノスにはいる。

 横浜MのGK飯倉が、2年5カ月ぶりにリーグ戦のピッチに立った。復帰戦を完封で飾り「久々のホームで緊張した。アデ(アデミウソン)が早い時間に点を取ってくれて助かった」と照れ笑いした。

 DF陣はほぼ即席で今季初の3バックで臨んでいたが、後ろで見ていた守護神は「3人(中沢、ファビオ、富沢)ともセンターバックを経験している」と不安はなかった様子。好セーブや持ち味であるフィードを何度も見せた28歳は「戻ってこれてよかった」と実感を込めた。 (日産ス)

スポーツニッポン

横浜 今季初システムはまって白星、連敗2でストップ

 横浜は今季初めて採用した3―4―2―1システムが奏功し、連敗を2で止めた。モンバエルツ監督は「サイドに張ってくるチームに対して前向きに守備をしたかった」と意図を説明し「1対1でよりアグレッシブにプレーすることができた」と満足げ。

 左シャドーに入り、前半10分にドリブルから絶妙のクロスで先制点をアシストしたMF斎藤も「自分のところがスイッチになって前に行くシーンが増えた」と手応えをにじませた。

ニッカンスポーツ

横浜アデミウソン今季2点目、連敗脱出に貢献

 横浜FWアデミウソンが今季2得点目を決め、チームの連敗脱出に貢献した。

 1トップで出場し、前半10分にMF斎藤のクロスに飛び出し、3試合ぶりにゴール。

 初の3バックというチームの陣形に関しても「監督の求めるボールの奪い方ができた」と攻守共に手応えをつかんでいた。チームは、後半6分にMF中町が加点し、勝ち点3を奪った。

名古屋田中輝「体が反応してしまって」痛恨の退場

 名古屋MF田中輝希(22)が自身のプレーを猛省した。

 DFとして右ウイングバックで先発。FW永井謙佑(26)の得点をアシストした前節湘南戦(2日、パロ瑞穂)に続き、スタメンに抜てきされた。

 これまでは攻撃的MFとして前線でプレーしてきたが、今季はサイドバックやウイングバックに下がってチャンスをつかみ、一皮むけようとしている。

 ただ、この日は意気込みが空回り。前半26分に警告を受けていたが、同46分に相手FWアデミウソンを倒して2枚目の警告をもらい退場。時間と場所を考えれば、イチかバチかのタックルに行く局面ではなかった。それはアデミウソン自身が「相手がぶつかってきてくれた」と振り返ったことからも明らかだった。

 田中輝は「絶対に飛び込んではダメだと分かってはいたんですが、体が反応してしまって…」。悔やんでも悔やみきれないといった表情。ガックリ肩を落とし、敗戦の責任を背負い込み、トボトボと帰路に就いた。

 三菱養和SCユースから、大きな期待を背負って加入。昨季はJ2大分に武者修行に出た。思うように試合に出場できなかったが、期限付き移籍から戻った今季は試合の中で成長を示していた。痛い痛いミスだが、独特のドリブルとサイズ、得点感覚を持ち合わせた期待の大器。この悔しさ、むなしさを、今後の糧にしたいところだ。

サンケイスポーツ

横浜M、奇策当たり3戦ぶり勝利 中沢「この1勝は大きい」

 明治安田J1第1ステージ第10節(6日、横浜M2-0名古屋、日産スタ)横浜Mは3バックが機能し、3試合ぶりに勝った。名古屋と同じように選手を配置することでマークがはっきりし、攻撃を押さえ込んだ。事前にはほとんど練習していなかった奇策が当たり、中沢は「2連敗して何かを変えないといけない状態だった。この1勝は大きい」と話した。

 急造布陣で攻撃の組み立ては拙かった。それだけに前半10分、アデミウソンが斎藤の折り返しを決めた先制点は価値がある。前半終了間際には俊足を利かせ、速攻を防ごうとした名古屋の田中を退場に追い込み「結果が出てよかった」と笑った。(共同)

横浜M・斎藤、先制アシストで勝利に貢献「いい形で点が取れた」

 明治安田J1第1ステージ第10節(6日、横浜M2-0名古屋、日産スタ)元日本代表MF斎藤がFWアデミウソンの先制点をアシストするなど、3試合ぶりの勝利に貢献した。「いい形で点が取れた。チームが勝つことがすべてです」。2014年ブラジルW杯以降、代表招集はないが「自分はまだ結果を出していない。周りから『あいつは代表に入らないと』と思われるようにならないと」と控えめだった。

サッカーダイジェスト

【J1採点&寸評】横浜×名古屋|新システムを導入した横浜が攻守に名古屋を圧倒。完封勝利で連敗を止める※一部抜粋

−初スタメンのGK飯倉は及第点以上の出来。

【試合内容】
 3-4-2-1のミラーゲームを仕掛けた横浜は、不慣れなシステムだったものの、個々が落ち着き払ったプレーでゲームを優位に進め、アデミウソンのゴールでリードを奪う。一方の名古屋は前半の終了間際に田中がこの日、2枚目のイエローで退場。ひとり少ない状況で後半を迎えることに。

 反撃を試みたいアウェーチームだったが、51分に早くも中町に2点目を決められて意気消沈。2点のリードを奪った横浜は無理に急ぐことなく、確実にボールを保持しながらゲームをコントロールし、勝点3を手繰り寄せた。

【チーム採点・寸評】
横浜 6.5
今季初の3バックを導入。相手のボールの出どころを抑えつつ、齋藤の個人技からアデミウソンが先制弾を突き刺し、後半早々に中町が加点。相手の低調な出来もあったが、ほぼパーフェクトな勝点3だった。

名古屋 4.5
指揮官が「一番重かった」と語るように、連戦の疲労によりチーム全体の運動量は極めて少なく、最後まで良いところなく敗れた。

【横浜|採点・寸評】
GK
21 飯倉大樹 6.5
今季リーグ戦初スタメン。いくつかの危ない場面でも安定したセービングを披露。攻撃を促す素早いフィードも光った。

DF
22 中澤佑二 6.5
3バックのセンターを務め、最終ラインをコントロール。局面の強さで川又、ノヴァコヴィッチを抑え込むなど、貫禄の違いを見せつけた。

5 ファビオ 6
入ってくる相手に対して、盤石のディフェンスでピンチを未然に潰す。高さでも持ち味を発揮し、無失点に大きく貢献した。

27 富澤清太郎 6
3バックの右ストッパーで起用されたが、ベテランらしいパフォーマンスで後方から支えた。ロングパスも正確だった。

MF
13 小林祐三 6.5
状況に応じて的確にプレーを選択し、右サイドを制圧。守備も安定し、対面の永井には仕事らしい仕事をさせなかった。

6 三門雄大 6
最後まで精力的に奮闘。派手な活躍は少なかったものの、黒子的な役割を全うし、勝利の可能性を高めた。

8 中町公祐 6.5
相手のプレスを冷静にかわす安定した技術。喜田との交代直前にはこぼれ球を押し込んで貴重な追加点を挙げた。

25 藤本淳吾 6
相手の守備ラインのギャップを巧みについて良いリズムを作る。タイミングを外すワンタッチプレーやスルーパスなど、アイデアも豊富だった。

11 齋藤 学 7
右サイドの突破からアデミウソンの先制点をアシスト。最後までキレを失わず、得意のドリブルも冴え、常に相手にとって脅威となる存在だった。

23 下平 匠 5.5
68分の強ミドルは惜しかったが、流れを切ったり、ピンチを招くようなイージーミスが散見。“らしくない”プレーが多かった。

FW
39 アデミウソン 6.5
齋藤のお膳立てからチームに勢いを与える先制ゴールをゲット。序盤から積極的にゴールを狙いにいく姿勢で攻撃をリードした。

交代出場
MF
28 喜田拓也 6
体調不良から復帰。ボランチに入り、ソツのないプレーでゲームを進めた。味方との距離感も良く、ボールの流れをスムーズに。

MF
7 兵藤慎剛 6
集中力の高いプレーで攻守両面に献身的に振る舞い、求められる仕事を完遂。勝点3へ着実に導いた。

FW
17 端戸 仁 -
今季初のベンチ入り&出場を果たす。限られた出場時間のなかでもアピールにつなげたかったが、見せ場はほとんど作れなかった。

監督
エリク・モンバエルツ 7
3-4-2-1へのシステムチェンジが奏功し、終始ゲームを支配する展開に。交代策も適切で、連敗ストップに成功した。

 
 

ゲキサカ

横浜FMvs名古屋 試合記録

意表突く3バックで3戦ぶり白星…横浜FMが名古屋とのミラーゲーム制す

 J1は6日、第1ステージ第10節を行い、日産スタジアムでは2連敗中で11位の横浜F・マリノスと2連勝中で6位の名古屋グランパスが対戦し、横浜FMが2-0の完封勝利を収めて3試合ぶりの白星を獲得した。

 ホームの横浜FMは前節山形戦から先発4人を入れ替え、今季リーグ戦初先発となるGK飯倉大樹の他、MF三門雄大、MF藤本淳吾、FWアデミウソンを先発起用。さらに従来の4バックから3バックに代え、システムは名古屋と同じく3-4-2-1を採用した。一方の名古屋は前節湘南戦と同じ11人がスターティングメンバーに名を連ねて、この一戦を迎えた。

 序盤からシュートチャンスを作り出す横浜FMは前半3分、FWアデミウソンがファーストシュートを放つも、GK楢崎正剛の守備範囲に飛んでしまう。さらに同9分にはFW齋藤学のパスを受けたアデミウソンが振り向きざまにシュートを狙ったが、またもや楢崎のセーブに遭ってネットを揺らすには至らない。しかし同10分、ルーズボールを拾った齋藤が右サイドを突破してグラウンダーのクロスを送ると、アデミウソンがゴールに突き刺してスコアを1-0とした。

 1点を先行された名古屋は前半19分、MF小川佳純のCKからDF田中マルクス闘莉王がヘッドで狙うも、MF三門雄大のクリアに遭った。さらに同20分にはFW松田力がミドルレンジからシュートを放ったが枠を捉え切れず、同35分にはFW永井謙佑が思い切りよくロングシュートを狙うも飯倉の手中に収まった。

 その後もシュートまで持ち込もうと攻撃の手を緩めない名古屋だったが、なかなか決定機を創出することはできない。すると、前半アディショナルタイムにMF田中輝希が2度目の警告を受けて退場。ビハインドを背負う中、数的不利に陥ってしまった。

 1-0と横浜FMが1点をリードして後半を迎えると、1人少なくなった名古屋は松田に代えてFW矢野貴章を投入して体制の立て直しを図る。しかし、後半4分には横浜FMがカウンターから好機を生み出したが、前線にボールを運んだ齋藤のパスから抜け出したアデミウソンのシュートは楢崎に阻まれた。

 すると後半6分、横浜FMに追加点が生まれる。MF藤本淳吾のパスから右サイドを駆け上がった小林のグラウンダーのクロスを楢崎が処理ミスしたところを、中町が押し込んでリードを2点差に広げた。さらに同14分にはボールを運んだ小林がPA内まで侵入してシュートを放ったが、3点目とはいかなかった。

 一方の名古屋は後半22分にPA内でボールを受けたFW川又堅碁が左足で狙うも、飯倉にセーブされてしまう。すると、同24分には横浜FMが好機を作り、藤本のパスからDF下平匠が強烈なシュートを放つも、これは楢崎の横っ飛びセーブに阻まれた。さらに同24分にはアデミウソンのパスを左サイドで受けた藤本が左足で狙ったが枠を捉え切れず。

 その後も一人多い横浜FMが主導権を握り続けるが追加点は生まれず。しかし、守備陣も名古屋の反撃を許さずに無失点のまま逃げ切り、横浜FMが2-0の完封勝利を収めた。

(取材・文 折戸岳彦)

スピードスターを完全封鎖…横浜FM小林の頭脳的ポジショニング「相手の話を聞いて…」

 スピードスターを完全封鎖した。この試合、横浜F・マリノスは従来のシステムである4-2-3-1ではなく、名古屋と同じく3-4-2-1を採用した。右アウトサイドに入ったDF小林祐三の対面には、2試合連続得点中のFW永井謙佑が構えていた。

 右SBが定位置の小林だが、この日は一列前に当たる右アウトサイドでプレー。小林はこのシステム変更により、「やることがはっきりした」と語っている。「後ろにカンペーさん(MF富澤清太郎)がいる分、自分はある程度ライン際を守れましたし、今までの試合のように余計なことを考えずにすみました」。

 この試合、永井のシュートはわずかに1本。それもロングシュートのみ。小林がそれだけ永井をゴールから遠い位置でプレーさせたわけだ。スピードスターをケアするにあたっての注意点は、「後ろのスペースを空け過ぎないようにすること。そこを空けると相手のシャドーの選手や川又(堅碁)選手が走り込んでくるので、そこの選択肢をなくしてから、永井選手を見るという繰り返しでした」と語ると、「割とうまくいったかなと思います」と充実の表情を見せた。

 守備面だけでなく、後半6分には果敢な飛び出しから送ったグラウンダーのクロスがMF中町公祐の得点を導くなど、攻撃面でも貢献。幾度となく敵陣深くまで攻め上がることで、得点場面以外でも好機を生み出すだけでなく、永井のポジションを自然と下げることにも成功している。

 ここに、小林の驚くべき観察眼があった。「詳しくは言えませんが、僕が高い位置を取ったときの名古屋の選手の話している内容を聞いて、(自分のプレーが)どれくらいうまくいっているかを感じられます。そこで、自分がどこにいるのがベストなのかを考えていました」。相手チームが話している内容を聞いて、細かくポジションを変える。頭脳的ともいえるポジショニングが相手のキーマンを抑え込み、チームに勢いをもたらす要因になった。

(取材・文 折戸岳彦)

値千金の先制弾、横浜FMアデミウソン「2-0の状況をうまく使った」

 ブラジル人助っ人の一撃が貴重な先制点をもたらした。序盤からシュートチャンスを作り出した横浜FMのFWアデミウソンは、前半3分にファーストシュートを放つと、同9分にはFW齋藤学からパスを受けて振り向きざまのシュートでゴールを脅かす。ともにネットを揺らすには至らなかったものの、直後の同10分に先制点を叩き込んだ。

 ルーズボールを拾った齋藤が右サイドを駆け上がって送ったグラウンダーのクロスを、左足で落ち着いて流し込んだ。「学がサイドから上げてくれたクロスがディフェンダーの間を抜けてきました。自分の前に来たので、あとは決めるだけでした」と絶妙なボールを送ってくれた齋藤への感謝を示した。

 そして、前半アディショナルタイムにはカウンターから鋭い飛び出しを見せると、DF田中輝希のファウルを誘って退場に追い込む。「あのプレーでは、ボールが来たのでしっかりと自分が先に触ろうという思いで走っていました。自分は相手がカードを受けているのを忘れていましたが、結果的に相手が退場となったので自分たちにとっては運が良かったですね」。

 数的優位で後半を迎えると、同6分に生まれたMF中町公祐のゴールでリードを2点差に広げる。しかし、その後は主導権を握りながらも無理には攻め込まず。前半4本のシュートを放ったアデミウソンのシュート数も、後半はわずか1本となった。

「2-0になってからは、勝っている状況でしたし、一人多い状況でした。無理をして、リスクを負って攻撃的に行けば、もっとゴールが取れたかもしれません」と話しながらも、あくまでチームの勝利が第一優先だと強調した。「ただ、リスクを背負えばカウンターから失点することもあり得ます。まずは勝ち点3を取るという姿勢が、今日の結果につながったと思います」と、3試合ぶりの勝ち点3獲得を素直に喜んだ。

(取材・文 折戸岳彦)

 
 

今週の他会場など


 
 


 
 

 
 

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