【試合結果まとめ(3○0)】2015/04/25 J1リーグ 1stステージ 第7節 横浜F・マリノスvs.ベルマーレ湘南@日産スタジアム


アンカー(目次)

1.横浜F・マリノスオフィシャルサイト
2.Jリーグ.jp
3.Twitter
4.YouTube
5.ブログ
6.Webニュースログ
7.今週の他会場など


横浜F・マリノス オフィシャルサイト

2015 明治安田J1 1stステージ第7節
横浜F・マリノスvs湘南ベルマーレ

監督コメント

エリク モンバエルツ 監督
「今日のゲームは非常に、インテンシーの高い(タフな)ゲームでした。
前半は我々の遅攻からのスピードアップがうまくいって、コンビネーションから得点が取れました。そして前半、もう少し点を取るチャンスはあったのですが、1-0で折り返しました。
後半は、我々はカウンターの攻撃が中心になりました。そこからチャンスをつくり出して点差を広げ、最終的には3-0で終えることができました。今日のゲームは、得点は3点でしたけれども、他にも得点のチャンスはつくれましたし、ゲームプランとしては考えていたとおりのことができたと思います」

質問:残り10分間での起用となった中村の状態については?
「皆さんご覧になったとおり、今日のゲームは非常に高い強度でした。まだ中村選手はその高い強度を何度も繰り返す、そのリズムには十分ではありません。まだ100%ではないので、彼には時間が必要だと思っています。まだ高い強度で90分はプレーできませんので、もう少し辛抱強くコンディションを戻していくことが必要です」

質問:アデミウソンは、今日のスタートでのポジションであるトップ下が彼には一番合っているように思いました。そうなると、これから中村が戻って来たときに、アデミウソンをどこで使うのかという、新たな悩みがでてくるのではないでしょうか?
「私も、アデミウソンにとっての一番いいポジションはトップ下だと考えています。というのは、DFラインと中盤のライン、その間でプレーできる選手は非常に少ないのですけれども、彼はそこでプレーするクオリティーを持っていると思います。そこでボールを受けて、そこでプレーをスピードアップさせていく。彼は、それができる選手です。今日も、そういうすごく高いパフォーマンスを、そのポジションで見せてくれました。
そして彼には、守備の方でも役割があり、トップ下というポジションは非常に運動量が求められるのですけれども、今日のパフォーマンスには、非常に満足しています」

質問:良く走る湘南を相手にスペースを与えることなく完封しましたが、ディフェンス面で注意した点は?
「我々の守備はゾーンでやっていますが、その重要なポイントは、ラインとラインの間をコンパクトにすること、そして人と人の間を狭くすること、そこが非常に重要でした。そこから、しっかりスライドをして、ボール保持者に寄せる。そういうところが機能したと思います。
後半は、少し下がって低い位置になって相手が入ってくるのを待つという形になりました。それでもいい守備ができたと思いますし、また浦和戦の時もそうですが、同じようなシステムで高い位置からプレッシャーをかけてボールを取ることができていました。ですから、このような守備の機能というものを続けていきたいと思います」

選手コメント

喜田 拓也
「(2点目のゴールを決める前は)多少苦しい時間が続きましたけど、絶対にスキが出てくると思ったので、そのスキを逃さないで自分がああいう形でボールを奪って、ゴールにつながったのはすごく良かったです。
また、ゴールを取るべき人が点を取ってくれた。アデミウソンもそうですし、学くんも今季初ゴールということで、取るべき人が取ればチームもノッてくると思うし、とにかくチームが勝ったことが一番嬉しいです」

ラフィーニャ
「今日は、しっかり試合に入れました。いい動きができたのはコンディション調整がうまくできたということで、個人的にも嬉しいことです。
特に、最後のカンペイに出したボールを見ても、試合に出る準備がしっかりできていたと確信しました。
惜しいシュートシーンもありましたね。もっと強く打てれば良かったと思います。
今日の試合で直すべきところは練習でしっかり直して、次の試合に向けて準備したいと思います」

榎本 哲也
「絶対に勝たなければいけないゲームだった。本当にフィールドのみんながハードワークをしてくれて、アデも点を取ってくれたので、これからもまたいい雰囲気になればいい。攻撃ももっと良くなればいいと思います。
今日は相手に助けれた部分もあった。でも結果を残したし、しかも3点取ったのはすごくいいこと。勝って修正していければいい」

Jリーグ.jp

1stステージ 第7節 2015年4月25日(土)15:03KO 日産ス
 ├ 入場者数 20,388人
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【ハイライト】横浜F・マリノス×湘南ベルマーレ「J1リーグ 1st 第7節」


湘南ベルマーレ対横浜F·マリノス – Yokohama F. Marinos vs Shonan Bellmare Live Stream Online 25/4/2015
 
 

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[Walk on the Wild Side]すごーく楽しかった!のが悲しい‥‥@湘南戦

[ドメサカブログ]【J1.1st第7節 横浜FM×湘南】3発完封のマリノスが神奈川ダービー制し3戦ぶり勝利!アデミウソンはJ初ゴール

こけまりログ

2015/04/24 【スタジアム観戦情報まとめ】2015/04/25 J1リーグ 1stステージ 第7節 横浜F・マリノスvs.ベルマーレ湘南@日産スタジアム
 
 

ネットニュース・Weblog

カナロコ

神奈川ダービーは横浜M アデと斎藤が主役

 浮沈の鍵を握るドリブラーがようやくトンネルを抜けた。「やっと点が取れた。本当にやっとって感じ」。今季最多の3ゴールで公式戦連敗を2で止め、リーグ戦で3試合ぶりの勝ち点3をつかんだ横浜M。先制点のMFアデミウソンもさることながら、今季初得点のMF斎藤もまた、この日のピッチの主役だった。

 忘れかけていた味は格別だった。

 1-0の後半40分。パスカットしたMF喜田のパスを左足でコースへ流し込んだ。自身公式戦9戦目、出場751分目での得点に、ゴール裏のサポーターのもとへ駆け寄ると、深く一礼して両手を合わせて「ごめんなさい」のポーズも。「サポーターもどれだけ俺が焦ってたか知ってたと思う。次は楽しさのポーズを見せないと」と笑った。

 今季は体重を5キロ絞り、体脂肪率も2・5%減の10・5。ヨガや腸内環境を良くする本を読んで食事の回数や量を決め、体調を徹底管理している。「結果が出なくて心の焦りはあったけど、運動量と体の切れは例年以上」。そんな自信がようやく実を結んだ。

 アデミウソンも苦しんだ末に初ゴールを決め、トップ下の中村、ワントップのラフィーニャも復帰。何より斎藤の言葉が頼もしい。「こんな試合をもっと増やしていく。これ一発で終わったんじゃ意味が無い」。上位追撃の態勢はいよいよ整った。

 サポーターからのブーイングが今季初めてイレブンに浴びせられた。湘南は見せ場がないまま3失点で完敗した。

 リスクを負って前へ飛び出す、ボールを取られたら必死に奪い返す-。3年をかけて築いてきたスタイルを示せなかったのが何より、3連敗を重苦しくさせている。前半9分、巧みな連係から崩され、アデミウソンにJリーグ初得点を奪われると、動きはめっきり萎縮した。

 「後手後手になってしまい考え過ぎた」と主将の永木。横浜Mの強固な守備陣を意識するあまり、中盤で簡単にボールを失ったり、パスコースをつくるためのフリーランニングを怠ったり。特徴的な縦への攻撃はほとんど見られなかった。

 後半25分すぎからようやくエンジンが掛かってきたのもつかの間、前掛かりになったところでカウンターを浴び、立て続けに失点した。チョウ貴裁監督は「われわれは一つ入っていく勇気がなかったし、腰が引けていた。自滅」と厳しい。

 2年前のJ1開幕戦では、ここ日産スタジアムで2-4の逆転負け。そのシーズンで降格する憂き目を味わった。「一つの壁を乗り越えないと一昨年と同じことになってしまう」と永木。連戦が続くゴールデンウイーク、湘南は踏ん張りどころを迎えている。

スポーツニッポン

俊輔が今季リーグ戦初出場 「勝利給が入って良かったです」

 左足首手術から復帰した横浜の元日本代表MF中村が今季リーグ戦初出場を果たした。ホーム通算600点となる先制点を決めたFWアデミウソンに代わって後半36分からトップ下で出場。正確なパスで攻撃をけん引し、短時間ながらも存在感を示した。

 試合後は「勝利給が入って良かったです」と報道陣を笑わせ「まだいろんなことが整理されていない。監督の話を聞きつつ、自分たちで応用していかないと」と今後の戦いを見据えた。

横浜・斎藤お待たせ今季1号!ハリル監督に代表復帰アピール

 横浜MF斎藤に待望の一発が飛び出した。1―0の後半40分、右サイドでボールを奪ったMF喜田がカウンターを仕掛け、DF裏へ抜け出した斎藤へパス。背番号11は落ち着いて相手GKの動きを見極め、左足でゴール右隅へ流し込んだ。公式戦10試合目での今季初ゴールを決めると、ゴール裏の応援席へ走りだし、サポーターに一礼。「サポーターもどれだけ(自分が)焦っていたか分かっていたと思う。一緒に(喜びを)分かち合えた」と笑顔で振り返った。

 今季は始動から「例年になく動けていた」はずがゴールに見放されていた。だが、この日は先制の起点など2得点に絡み、復活を印象づけた。

 ハリルホジッチ監督が訪れた3月14日のFC東京戦では結果を残せなかったものの、この日はA代表コーチを兼任するU―22代表の手倉森監督の前でアピールに成功。手倉森監督は「ブラジル(W杯代表)組の(斎藤)学なんかは頑張らないといけないよね。ドリブルでも切れ味が出てきたし」と期待を隠さない。斎藤自身は「まずはマリノス(で結果を出すこと)でしょ」と謙虚に話したが、この日の一撃が代表復帰への一歩になったことは間違いない。

ニッカンスポーツ

横浜3発アデミウソン“600点”弾/横-湘7節

 横浜が先制した。前半9分にFWアデミウソンが右足でミドルシュートを決めた。

 助っ人の待望の来日初得点はクラブJ1ホーム通算600点目、区切りのゴールだった。

 湘南は横浜の積極的な出足に思うようにペースをつかめない。

 後半に入り湘南が、引きぎみの横浜を相手に攻勢を強める。前線に人数をかけ、得点を狙う姿勢を強める。ただ、逆にカウンターを食らいヒヤリとさせられる。横浜は後半36分にけがから復帰したMF中村がピッチへ。すると同40分にMF斎藤が追加点を決め湘南にトドメを刺す。さらに同49分にMF富沢のゴールで駄目を押した。

 神奈川に本拠地を置くチームの対戦は、横浜がしっかり勝ちプライドを示した。

お待たせ!横浜アデミウソン来日初ゴールは節目弾

 横浜の助っ人FWアデミウソン(21)がついに決めた。前半9分に右足でミドルシュート。待望の来日初得点を決めた。

 ブラジルの名門サンパウロから期限付き移籍で加入した、U-21(21歳以下)同国代表で10番を背負う大物。同じリオ五輪世代、湘南のU-22(22歳以下)日本代表DF遠藤航(22)の目の前で、王国の力を示した。

 これが横浜のホームゲーム通算600ゴール目だった。

カズ級?横浜アデミウソン“アデメガネ”パフォ披露

 待望の来日初ゴールを決め、先制点でチームを勝利に導いた横浜の助っ人FWアデミウソン(21)が、両手でメガネのような形をつくる独特のゴールパフォーマンスについて説明した。

 試合後、本当のメガネをかけて取材エリアにやってきたブラジルの逸材に、試合中の画像を示して聞いた。

 アデミウソンは「サンパウロで初ゴールを決めた時からやっているパフォーマンスです。もともとは家族や友人とやりはじめたポーズ。これからもぜひ、たくさんやっていきたい。たくさん決めて、まわりの人にもまねしてもらえるようになれたらいいと思います」。

 ゴール量産で“アデメガネ”? ポーズの浸透を狙うようだ。なお、あの「カズダンス」のように、パフォーマンスの名前はないという。

横浜アデミウソン、Jはブラジルよりダイナミック

 待望の来日初ゴールを決めた横浜の助っ人FWアデミウソン(21)が、移籍加入後、9試合目となった公式戦でようやくゴールを決めた。

 MF兵藤のおしゃれなパスを、右足アウトにかけ、わずかにシュート回転させてゴール右隅に決めた。

 「体の向きを自分がシュートの打ちやすいように変えたかったけど、相手もいたのでそのまま真っすぐボールに入ってGKが取りにくいコースに蹴った」

 打ちやすい形でなくとも、キッチリと枠に入れてきた。瞬間の判断で窮屈なシュート体勢から、しっかりボールに変化をかけて流し込んだ。ここまで無得点だったことが信じられない瞬間的判断と、それを支える確かなテクニックの詰まった一撃だった。

 きっとここからゴールは増えていくとみる。技術はもちろんだが、姿勢がいい。試合後にはこう言った。

 「一般的にブラジルでは日本のサッカーはレベルが下だと思われているかもしれない。でも、実際にプレーしてみるとそんなことはない。まったくスタイルの違うサッカーをしている。日本はすべてが速く、ブラジルにくらべてダイナミックだ。パススピードや展開が速い。勉強になっている」と謙虚に語る。

 ブラジルの五輪世代の10番。日本でプレー機会を得てさらに成長し、母国開催のリオデジャネイロ五輪でヒーローになる可能性もある。王国の逸材の成長ぶりからJリーグの価値を見直す、そんな視点でプレーを追うのも面白い。

サンケイスポーツ

横浜M・斎藤、待望の今季初ゴールに「やっと取れた」

 明治安田J1第1ステージ第7節第1日(25日、横浜M3-0湘南、日産ス)横浜Mの斎藤に待望の今季初ゴールが生まれた。後半40分、喜田からのパスをペナルティーエリア内で受け、豪快に蹴り込んだ。7試合目での得点に「やっと取れた」と胸をなで下ろした。

 「例年に比べて今季は動けている」と好調を実感。それだけに、結果に結びつかないことがもどかしかった。「焦りがあった。1点取れたことで、もっと自分を出していける」と晴れやかな表情で話した。(共同)

横浜M・アデミウソン、来日初ゴール!俊輔はリーグ戦復帰

 明治安田J1第1ステージ第7節第1日(25日、横浜M3-0湘南、日産ス)ブラジルの世代別代表に選ばれ、U-21で背番号10を付けたFWアデミウソンが来日初ゴール。前半9分にMF兵藤のヒールパスを右足外側でゴール右隅に流し込み、チームのJ1ホーム通算600点目になった。「時間がかかったけど、これからチャンスは決めていきたい」。後半36分に入れ替わりで、元日本代表MF中村が左足首手術からリーグ戦に復帰。勢いがついてきた。

スポーツ報知

【横浜M】喜田、プロ初アシスト!U22代表入りへ猛アピール

 11位の横浜Mはホームの日産で、13位湘南を3―0で下し3戦ぶりの白星をあげ8位に浮上した。売り出し中のMF喜田拓也(20)は1―0とリードする後半、MF斎藤学(25)にプロ初アシストを送り、視察に訪れたU―22日本代表の手倉森誠監督(47)へ猛アピールした。

 1―0の後半40分。追加点が奪えず、湘南にボールを持たれる時間が続く中、プロ3年目のボランチが流れを変えた。中央付近で湘南のMF菊池俊介のトラップが乱れたところを、かっさらいドリブルで前進。左からエリア内に走り込んだMF斎藤へ絶妙なラストパスを送り、今季初得点をお膳立てした。先輩の頭をくしゃくしゃにし祝福した20歳は「隙を逃さず、攻撃の一歩目になるのは自分の持ち味」と胸を張った。

 昨季までのリーグ戦通算出場時間はわずか46分。モンバエルツ新監督に見いだされた今季は、既にリーグ戦4試合で先発し、プロA契約を締結するなど飛躍の年だ。成長の影には悔しさがある。横浜の育成組織出身で各年代の代表にも召集されてきた注目株だが、仁川アジア大会以降は世代別代表から召集はかからず、3月末のリオ五輪アジア1次予選(マレーシア)も落選。仲間の試合はテレビで観戦した。「自分は悔しさをエネルギーに変えるタイプ。(メンバーに)入ったときのイメージももちろんしていた」。あえて、映像を刻みこむことで反骨心を力に変えてきた。

 この日、チーム最長の12・16キロを走り抜いた喜田に対し、手倉森監督は「無難にプレーしていた」と一言に留めた。だが、マレーシア遠征後に、指揮官がU―22代表に求めたのは所属チームでのレギュラー奪取。J1で満たすのは湘南のDF遠藤航と川崎のMF大島僚太などごくわずかだ。MF中村俊輔らも復帰し、定位置争いの激化は必至だが「結果が出ればおのずといいアピールになる。見てくれてる人は見てくれてるはず」と喜田。リオを目指す若武者はがむしゃらにアピールを続ける。

【横浜M】アデミウソン来日1号!俊輔は今季初出場

 ブラジルの至宝が躍動だ。横浜Mに新加入したU―21ブラジル代表で10番を背負うMFアデミウソンが前半9分、ネットをゆらした。MF兵藤のヒールパスに走り込み、右足を一閃(いっせん)。J1で6戦目で来日初、横浜MのJ1ホーム通算600点目の節目のゴールだ。「時間がかかった。チームのために決められてよかった」。母国で何度もやった両手でメガネの形を作るパフォーマンスで喜びを爆発させた。

 「王国」の年代別代表で背番号10を背負った経験を持つ。英雄ロマリオとも比較され、来年のリオデジャネイロ五輪ではネイマールらとカナリア色のユニホームを着る可能性もある逸材だが、3月8日の来日から公式戦8試合無得点と苦戦。だが「それも今日で終わりさ」。とびきりの笑顔だ。

 21歳至宝の1発に、MF斎藤も2点目で自身今季初ゴールの化学反応。左足首けがから今季J1初出場のMF中村は後半残り約10分に出場。勝利に貢献し「どう?36歳のクローザー」と笑った。「たくさん点を取って(メガネのポーズ)いっぱいやりたい。他の人もやっていいよ」とアデミウソン。契約期間の今年にゴールを量産し“メガネウソン”を流行させる。(秦 雄太郎)

デイリースポーツ

U21ブラジル代表アデミウソン初弾

 横浜MのMFアデミウソンが前半9分、右足で待望の来日初ゴールを決めた。

 チームのJ1ホーム通算600点目の節目となった。2月にブラジルの名門サンパウロから期限付き移籍で加入。U-21ブラジル代表で10番を背負った逸材は、サンパウロで初得点を挙げた当時から続けているという両手の指で“メガネ”を作って舌を出すパフォーマンスでおどけてみせた。「時間がかかった分、これからはチャンスのたびに決めたい」とゴール量産を誓った。

サッカーキング

今季初ゴールに安堵…目を覚ました横浜FMの若獅子・齋藤「やっと取れた」

 2015明治安田生命J1リーグ・ファーストステージ第7節が25日に行なわれ、横浜F・マリノスはホームで湘南ベルマーレと対戦し、3-0の快勝を収めた。

「やっと点が取れたので。やっとっていう感じですけど……」。ミックスゾーンに表れた齋藤学は、開口一番にこう切り出した。

 1点リードで迎えた85分、相手DFのボールを高い位置で奪った喜田拓也がドリブルで中央に持ち上がる。ゴール前に残っていたDF2人を十分に引きつけた後で、左の齋藤へパス。詰めて来たGKと一対一になった齋藤は、わずかに空いたゴール右のスペースへ左足を振り抜いた。

 齋藤にとっては苦しいシーズン序盤だった。今年は身体のキレもよく、動けている手応えがあった。だからこそ、これまではどことなくすっきりしない表情だったのかもしれない。「結果が出てないことで焦りが若干あった」と胸の内を明かした。

 そんな中で迎えた湘南との一戦。ボールホルダーを素早く囲い込みボール奪取する湘南の守備の網をかいくぐるように、早い判断とパスでボールをつなぎ、横浜FMの新たな武器となりつつあるショートカウンターで湘南ゴールに襲いかかる。

 開始9分のアデミウソンの移籍後初ゴールも、85分の齋藤の追加点も、ラストプレーとなったアディショナルタイムの富澤清太郎の3点目も、すべてショートカウンターから生まれたものだった。

 齋藤にとっては、開幕から公式戦10試合目でのシーズン初ゴール。「その前の、ラフィ(ラフィーニャ)からアデミウソンに出たパスも、俺が一対一を外したシーンも、やっぱり(湘南の最終ラインの裏を)狙っていたので」と語りつつも、「喜田のパスにしっかりと感謝して……喜田のおかげです」と後輩への感謝の言葉を口にした。

 ゴールを決めた後、トップスピードのままゴール裏へと走り抜けた齋藤。スタンドの声援に応えつつも、一瞬、サポーターに対して謝るような仕草を見せた。

「俺がどんだけ焦っていたかというのも、サポーターも分かっていたと思う。そういう意味では一緒に(今日のゴールを)分かち合えたのかなと。これからは楽しさのポーズもしなきゃいけないかな」

 ようやく、すっきりした表情を見せた齋藤。「いい時の自分というのを出していけたらと思っています」。横浜FMの若獅子がついに目を覚ました。

サッカーダイジェスト

【J1採点&寸評】横浜×湘南|効率良く3ゴールを挙げた横浜が、湘南の猛攻をしのいで完勝を収める。※一部抜粋

【試合内容】
 前半は横浜が主導権を握る展開で、9分には流動的な崩しから最後はアデミウソンがねじ込み、幸先良く先制に成功する。その後もホームチームが押し気味に試合を進めるなか、前半は1-0のまま終了した。

 迎えた後半は一転、湘南がペースを掴む。人数をかけて攻め込むも、しかし決定機なチャンスを作るには至らず。粘り強くゴールを守り続けた横浜は、85分に齋藤、ロスタイムには富澤がネットを揺らすなど、チャンスを確実に仕留めて完勝を収めた。

【チーム採点・寸評】
横浜 6.5
ダイレクトプレーを織り交ぜた流動性ある崩しで局面を打開するなど、多くのゴールチャンスを創出。後半の押し込まれる時間帯でも守備陣が身体を張って守り、前掛かりとなった相手の隙をついて追加点、ダメ押し点を奪い、完封で勝点3を手にした。

湘南 5
序盤は自慢の走力を武器に高い位置からボール奪取を狙うも、横浜のパスワークを寸断できず、徐々にラインを下げられてしまう。後半は息を吹き返したものの、攻撃にやや時間をかけ過ぎたこともあり、相手の堅守を打ち破れず。全体的に勢いを欠いた印象だった。

【横浜|採点・寸評】
GK
1 榎本哲也 6
後半は押し込まれたものの、危ない場面はほとんどなく出番は少なかった。ハイボールや足もとでの対応も不安はなかった。

DF
13 小林祐三 6
攻守の切り替えは素早く、エアバトルでも強さを発揮。後方からの気の利いた配球で味方を前向きにプレーさせた。

5 ファビオ 6.5
CBでの先発出場は、リーグ戦では今季初。リーチを活かしたディフェンスでゴールを死守し、劣勢の時間帯でも粘り強く守った。

22 中澤佑二 6.5
的確なカバーリングと鋭い出足でピンチを未然に防ぐハイパフォーマンス。ファビオとの連係も問題なかった。

23 下平 匠 6
後半はやや高山の突破に手を焼いたが、最後まで集中を切らすことなく、安定したプレーで無失点に貢献した。

MF
28 喜田拓也 6.5
いつものトップ下ではなく、ボランチで出場。高い危機察知能力で相手の攻撃の起点を潰し、終盤には狙いすましたボール奪取から齋藤のゴールをアシスト。

6 三門雄大 6
攻守のバランスを保ちつつ、前線のサポート役としてもまずまずの働き。兵藤がピッチを退いた後は2列目の右サイドでプレーした。

7 兵藤慎剛 6.5
巧みなヒールパスでアデミウソンのゴールをお膳立て。精力的なプレスバックなど、守備でも奮闘を見せた。

39 アデミウソン 7
待望の来日初ゴールは、チームのホーム通算600ゴール目のメモリアル弾に。絶妙なファーストタッチ、力強いドリブルなど能力の違いを見せつけた。

11 齋藤 学 6.5
90分間のなかで良い時間帯と悪い時間帯の差が目についたが、85分にはコースを突いたシュートで勝負を決めるチーム2点目をゲット。

FW
16 伊藤 翔 6
決定的な仕事はできなかったが、状況判断に優れ、的確なプレー選択が光るが、もっとシュートを打ってもよかった。

交代出場
FW
18 ラフィーニャ 6
中村と同じく、今季リーグ戦初出場。富澤のゴールをアシストするなど、いくつかのゴールチャンスに絡んだ。

MF 
27 富澤清太郎 6.5
終始、冷静さを保ち、幅広く動き回って中盤の守備を引き締める。ロスタイムにはダメ押しの3点目をねじ込んだ。

MF 中村俊輔 ―
出場時間は限られたものだったが、正確なプレーとポジショニングでチームのポゼッションを高めた。

監督
エリク・モンバエルツ 6.5
不動のCB栗原を先発から外してファビオを抜擢し、クリーンシートを達成。途中出場の富澤がゴールを決めるなど采配が当たり、盤石の戦いで勝点3を獲得した。

ゲキサカ

横浜FMvs湘南 試合記録

アデミウソンのJ初ゴールなどで横浜FMが湘南との神奈川ダービーに快勝

 J1は25日、第1ステージの第7節を各地で開催し、11位の横浜F・マリノスはホームで13位の湘南ベルマーレとの神奈川ダービーを行った。世代別ブラジル代表で10番を付けるMFアデミウソンの来日初ゴールで先制した横浜FMは、後半40分にもMF齋藤学が、アディショナルタイムにはMF富澤清太郎が、それぞれ今季初ゴールを決めて3-0で勝利。勝ち点を11に伸ばしている。

 横浜FMは、前節の浦和戦(1-2)から先発を一人変更。DF栗原勇蔵がベンチスタートとなり、MF兵藤慎剛が先発に名を連ねた。一方、2連敗中の湘南は前節のG大阪戦(0-2)から先発2人を変更。FW大竹洋平がベンチ外、MF藤田征也がベンチスタートとなり、MF山田直輝が今季初先発。FW大槻周平が2試合ぶりに先発出場している。

 ファーストシュートを放ったのは、アウェーの湘南だった。前半3分、深い位置でボールを回してMF永木亮太がミドルシュートを打つが、これはGK榎本哲也に抑えられる。ここからは横浜FMがペースを握り、前半9分には齋藤が左から斜め前にボールを入れる。兵藤がヒールで落としたボールにアデミウソンが走り込み、右足でシュート。これが決まり横浜FMが1点を先制した。

 J初ゴールを決めたアデミウソンは、前半20分にもPA内でボールを受けると、トラップでボールを浮かせて即座にシュート。トリッキーなプレーでゴールを狙ったが、シュートは枠を外れて行った。25分にも横浜FMは兵藤のCKからDFファビオがヘッドでゴールを狙ったが、これもクロスバーを越えている。

 その後も湘南に攻撃を許さずに優勢の横浜FMは、30分にもボールを敵陣で回し、左SB下平匠のクロスにアデミウソンがヘッドで合わせる。ボールは枠を捉えたが、GK秋元陽太の好セーブに遭い、追加点は挙げられなかった。押し込まれていた湘南も前半37分に右サイドのMF高山薫からのパスを受けた永木が左足でゴールを狙うが、右に逸れて行った。同45分にもくさびのパスを受けた大槻が反転からゴールを狙ったが、DFに当たったボールはわずかにクロスバーを越えて行き、得点できない。このまま前半はホームの横浜FMが1点をリードして折り返した。

 湘南は後半から山田を2列目に下げる。後半9分にもFWブルーノ・セザルをFWアリソンに代えて、変化を付けようとする。12には横浜FMが決定機をつくる。敵陣でボールを奪い返すと、齋藤にスルーパスが出る。GK秋元と1対1になった齋藤だったが、シュートはGK秋元に止められて得点できない。

 湘南は15分にも大槻を下げて、MFキム・ジョンピルを投入。しかし、流れを変えられない。同17分には湘南の底辺でボールを奪ったアデミウソンがボールを運び、左足でシュートを放つがGK秋元に防がれた。18分に横浜FMは伊藤を下げ、FWラフィーニャを起用する。23分には湘南が最後のカードを早くも使い、MF菊池大介を下げてMF古林将太がピッチに入った。

 後半25分には横浜FMはラフィーニャが左からクロスを入れる。DFに当たったボールをPA内で兵藤がヒール。アデミウソンが右足でゴールを狙ったが、枠を捉えられない。同25分に横浜FMは兵藤を下げ、富澤を起用。湘南にボールを回される場面もあったが、ゴール前を固めて良い形でフィニッシュまでいかせない。同35分に横浜FMは自陣からのロングカウンターに出る。ボールを受けたアデミウソンがラフィーニャにボールをつなぎ、再びパスを受けてシュートするが決められない。

 横浜FMは36分にアデミウソンを下げ、今季初出場となるMF中村俊輔を最後の交代枠で起用。40分にはカウンターから齋藤が今シーズン初ゴールを決めて、勝利を決定的にした。アディショナルタイムには湘南のDF遠藤航がミドルシュートを放つが、これはクロスバーに嫌われる。逆に横浜FMはカウンターから富澤がゴールを決めて3点目を記録。横浜FMが3-0で3試合ぶりに勝利した。一方、敗れた湘南は3試合連続完封負けとなった。

(取材・文 河合拓)

今季J初出場の横浜FM俊輔「勝利給が入って良かったです」

 後半32分、ピッチ上のプレーとは関係なく、スタンドでパラパラと拍手が起こる。横浜F・マリノスのMF中村俊輔が交代出場のために、ウォーミングアップスペースからベンチに戻ったときだった。シーズン開幕から約1か月半、後半36分から今シーズン初のリーグ戦出場を果たした10番を祝うように、チームは2点を追加し、勝利をモノにした。

 今季初のリーグ戦出場の感想を問われた中村は、「勝利給が入って良かったです」と記者団を笑わせ、「まだいろいろなことが整理されていないから」と、シーズンが始まった感慨はないと続けた。

「まだいろいろなことが整理されていないから、それを少しずつどうしていくのか。たとえば、相手によっては遅攻にならざるを得ない相手もいる。監督は今日の2点目、3点目みたいな縦に急ぐ攻撃が好きだから。そうなったときに、今まで積み上げて来たバリエーションをどうプラスするか。象徴的なのは、三門(雄大)とキー坊(喜田拓也)が相手のボランチに激しくいく。ボールを取った後に、相手の守備が整う前に行く。そればかりだと、浦和みたいな相手にダメだし、そこをやっていくうちに浸透させていくのか。やる前に準備してしっかりやるのか」

 さらに、指揮官の意図を組み取りつつ、様々な状況に自分たちで合わせていくことが肝要だと続ける。「監督の話を聞きつつ、グラウンドでやるのは自分たちだから、応用も必要。そうやって勝ち点を重ねないと。浦和の試合はせっかく先制点を取ったけど、逆転されちゃう。自分たちの時間に、なかなか持って行けなかった。今日もチャンスはいっぱいあったけど、何が自分たちの時間かという握り方をもう少し増やせたらいい」。

 1点リードの状況でピッチに入ったこの試合では、見せ場がなかった。「(今日の)自分のやることは、前から追いかけてフィルターをつくる。あとは取った後にアグレッシブにやるだけ」と、この試合での役割を説明した中村は、「自分が入ったあとに2点が入ったから、いいんじゃないかな」と、感想を述べた。

(取材・文 河合拓)

リーグ戦6試合目で来日初ゴールの横浜FMアデミウソン「やっと決められた」

 待望の初ゴールを決めた横浜F・マリノスのFWアデミウソンは、指で眼鏡をつくるようにした独特のポーズでゴールを祝った。「もともとは、プライベートで家族や友人とふざけてやっていました。サンパウロで初めてゴールを決めたときにやって、それからずっとゴールパフォーマンスとしてやってきました。これから、もっともっとやる回数を増やしていきたいですし、そのためにもっともっとゴールを決めて、周りの人にもマネしてもらえたらと思います」と、来日初ゴールを喜んだ。

 見事なゴールだった。左サイドでFW齋藤学がドリブルで仕掛け、アデミウソンが引いてつくり出した中央のスペースにMF兵藤慎剛が走り込む。落としたボールをアデミウソンがダイレクトで叩いた。アウトサイドキックで放たれたボールは、GK秋元陽太から逃げるようにゴールへ決まった。

「兵藤選手が良いボールを落としてくれて、自分としては真っ直ぐボールに入っていきました。体の向きを変えて得意な形に持って行きたかったのですが、時間もなかったので、ボールに突っ込んだ形で、そのままシュートを打ちました。少し難しかったですが、正面から入ってアウトサイドにかかるように蹴りました。そういうシュートもGKには難しいボールになるかなと思いましたし、結果的に入ったので、そのまま打って良かったです」

 第2節のF東京戦(0-0)で初めて先発出場してから、5試合連続ノーゴールだった。6試合目にしての初ゴールについては「時間がかかりましたね」と言い「自分としても決めたかった中でチャンスがあっても決められませんでした。今日やっと決められたので、時間がかかるのはここまでにして、これから先はチャンスのたびにチームのためにゴールを決められたらと思います」と、安堵した様子だった。

 ブラジルの世代別代表で10番を着ける逸材も、「まったく違うサッカー」と、ブラジルと日本のサッカーの違いに戸惑いがあることを明かす。それでも、「ブラジル人の多くは、日本のサッカーが劣っているという見方があると思いますが、僕はそう思いません。ここに来てみたら、レベルが上、下ではなくて、まったく違うサッカーをやっている。一言で言うと、日本はダイナミックなサッカー。だからこそ、パススピードが必要だし、ボールを受けて、次の判断を早くしないといけない。その中で細かいことをやらないといけないので、すごく自分にとって勉強になっています」と、異なる環境に来て成長できている手応えを語った。

(取材・文 河合拓)

アデミウソンのJ初ゴールなどで横浜FMが湘南との神奈川ダービー制す(16枚)
 
 

今週の他会場など


 
 

 
 

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