桜木町をウロウロしていたので「ブルグ13」で観てきました。
「ダグアウト」は、サッカーで言う「ベンチ」が近いですかね。通常では見ることができない、グラウンド以外での選手の練習風景や表情、インタビューがメインの内容。
古い(?)サッカーファン的には六月の勝利の歌を忘れない 日本代表、真実の30日間ドキュメント DVD-BOXをイメージしてもらえれば。
ネタバレにならない程度に内容を。
【予告編】球団公式ドキュメンタリー映像『ダグアウトの向こう -今を生きるということ。』
「ドキュメンタリー」ということで、「挫折からの復活」というような内容が多いです。
シーズン通してのチームの動向ではなく、フューチャーされた選手の復活までの道のりが中心になります。
うまくプレーできなくて物に当たるとか、ミスした選手を恫喝する…というようなドロドロしたようものを期待していましたが、そういうのはあまり無いです(笑
個人的に強く印象が残ったエピソード
強肩の捕手、黒羽根選手。
1試合で3回エラー(盗塁する相手選手を阻止するために、二塁に投げるも悪送球)した際に、ダグアウト裏でコーチに「どうですか?」と試合中に助言を求める。
コーチは「投げ急がないように」と助言して、さらに「(ボールを投げる時の)1歩目を意識しろ」と具体的な指示。
「投げ急ぐな」と言うだけでも十分と言えば十分ですが、それを実践レベルまで落とし込む、しかも、試合中にアドバイスができるというコーチング技術は凄いなと思いました。
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また、試合中のブルペン(投手の練習場)のシーン。
交代出場があるかもと準備していた投手に対し、ゲーム展開からそれが必要がなくなる時があります。そうした時に、周りのコーチや選手から「ナイスカバー!」と声がかかるシーンがありました。
中継ぎ投手の難しさ、それをフォローする一体感というのは印象に残りました。
いわゆる「舞台裏」をファンが見るということ
横浜F・マリノスでも毎年、その年のゲーム(プレー)を総集した「イヤーDVD」を発売しています。もう久しく買ってませんが(何
それとは違って今回の「ダグアウトの向こう」のような、勝利に向かって、選手やスタッフがどのような思いだったり、行動をしているところ(=舞台裏)を見れたことによって、顧客ロイヤリティの向上、すなわちそのチームファンとして「もっと応援してやろう」という気持ちが相当上がりますね。
ロコさぬが、今回の映画で知った選手の中で、筒香(つつごう)選手や山口選手は、もう推しメンになってますから(笑
是非、横浜F・マリノスの「イヤーDVD」でもミーティングの様子や試合前のロッカールームの様子なんかもちょいちょい挟んでもらうと、そういった効果も狙えるんじゃないかなと勝手に思いました。
(´-`).o0(ロコさぬが知らないだけで、実は既にあったりする?)
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