2014 J1リーグ最終節で退場処分を受けた栗原勇蔵選手は2015年の開幕戦に出場できるのか?
勝手に「栗原勇蔵2015年開幕戦問題」と名付けておりますが、2014年J1最終節にて退場処分を受けた栗原勇蔵選手
警告累積回数3回で受けた警告(2回)とその退場処分。これは来シーズンに持ち越されるかどうかを整理するエントリー。
問題点の整理
今回の件で留意するポイントは3つ。
(1)当該試合での警告2回による退場処分で、何試合出場停止になるのか?
(2)累積警告3回からの警告2回による退場で、累積回数はどうなるのか?
(3)(1)、(2)を踏まえて、2015年のJ1リーグ開幕戦に出場できるのか?
(1)当該試合での警告2回による退場処分で、何試合出場停止になるのか?
結論:(たぶん)1試合。
※以下、全ての引用部分は、[Jリーグ]Jリーグについて – 大会ルールより
〈退場(1試合警告2回による退場を含む)による出場停止〉
退場による出場停止・退場による出場停止についてはJリーグ規律委員会で処分が決定されますが、処分が決まる前でも退場を受けた次の1試合は自動的に出場停止となります。
(´-`).o0(「C1」は反スポ(反スポーツ的行為))
警告を受けてしまった2回のプレーを鑑みると、おそらく【1試合】の出場停止になるかと思います。(※個人の感想です)
(2)累積警告3回からの警告2回による退場で、累積回数はどうなるのか?
結論:累積されない。
一つの試合で複数の処分を受けた場合
・1試合に2回の警告を受けた場合、この警告は累積には算入されません。
・1試合で警告を受けた後にさらに退場処分を受けた場合は、この警告は累積に算入されます。
警告(イエローカード)2回によって退場処分を受けた場合、この警告は累積されないそうです。
よってこれによる出場停止は【なし】になります。
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ちなみに、警告+退場(イエローカード+レッドカード)の場合だと…
警告累積による出場停止と他の出場停止の関係
・警告累積による出場停止と退場(1試合警告2回による退場含まず)による出場停止は同時に科されます。
たとえば、J1リーグ戦のある試合で、累積4回目となる警告を受け、さらに退場処分を受けた場合、出場停止となる試合数は、”警告累積による1試合、および退場処分に対する停止試合数”となります。
…最低2試合は出場停止ということになります。
(3)(1)、(2)を踏まえて、2015年のJ1リーグ開幕戦に出場できるのか?
結論:(たぶん)出場できる。
〈出場停止の翌シーズンへの繰り越し〉
・シーズンが終了した時点で未消化の出場停止の対象試合が1試合の場合、翌シーズンへは繰り越しません。未消化の出場停止の対象試合が2試合以上の場合、翌シーズンへ繰り越します。
・天皇杯で受けた未消化の出場停止は、翌シーズンへ繰り越します。
・Jユースカップで受けた未消化の出場停止は、翌シーズンへ繰り越します。
(1)において、Jリーグ規律委員会における処分が出場停止【1試合】であれば、2015年シーズンには繰り越さない、つまり2015年の開幕戦に出場できることになります。
それでもひょっとしたら出場できない場合
特別な大会「Z」(※ろこ追記:トップのPSM)の扱い
・表2のA、Bの大会で受けた退場による出場停止は、Zの大会には影響しません。
・Zの大会で受けた退場は、AまたはBの大会で消化します。
(´-`).o0(勇蔵ならやりかねない?w<PSMで退場処分)
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2014年シーズンを終えて、通算出場数は「282」試合になった栗原勇蔵選手。
出場停止もケガ等なく、2015年シーズンに「300」試合達成して欲しいものです。もちろん横浜F・マリノスで。
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