【Weblog】2013/11/23 J1第32節 ジュビロ磐田vs.横浜F・マリノス@ヤマハスタジアム


こけまり

【俺メモ】2013/11/23 J1第32節 ジュビロ磐田vs.横浜F・マリノス@ヤマハスタジアム
 

横浜F・マリノス オフィシャルサイト

2013 J1 第32節 横浜F・マリノスvsジュビロ磐田 | 試合レポート
選手コメント

榎本 哲也
「内容うんぬんより、結果を求められていた。本当に高い集中力で守れた。マルキから最終ラインまで高い集中力で、勝ちを獲りに行く姿勢を表せたんじゃないかな。すごくいい試合だったと思います。F・マリノスらしい試合だった感じですね。
マルキは、昨日のミーティングで意見を言ったので、率先して前からボールを追った。マルキが『長野戦で120分やったけど、そんなの関係ない。おまえら若いんだから頑張れ』と言った。本当にそのとおりだと思う。俺も思っていたことを、マルキが言ってくれた感じ。チームがそれで一つになれた。
あとは俊さんが帰って来てくれたことが、何より。いるといないとでは全然違う。引いてもボールを取られない。そして相手を引き付けてからサイドに散らせてくれる。それだけでもディフェンスは楽になる。タメができてパスを回せるから。
ディフェンス面でも大きい。スライディングで取りにいったり、そういうところで見せてくれる。マルキしかり、前からボールに行く。、それでみんなが守備にいける。ゲームをつくるうえで、それらの存在は相当デカイ」

マルキーニョス
「今日の試合に向けて、本当に全員が“勝つ”という目的意識をもって、集中した。天皇杯で120分間プレーした上での今日の試合でしたけど、全員が全力を尽くした試合だった。『これこそF・マリノスだ!』という試合を全員がしたと思うし、全員が走り切った。
守備に関して、自分の考えとしては、FWから始まるものだと思っている。だから、前の方から自分が行って、後ろのボランチなどの選手も、続けて行く形でやらなければいけない。今日はそれができた。F・マリノスらしい戦いができたと思います。
このまま同じ内容の戦いを続けてやっていけば、自分たちは何かプラスアルファのものが得られる可能性が高くなると思います」

中澤 佑二
「ゴールシーンは、ジュビロのディフェンスがニアをケアしていたので、ファーにこぼれてくればいいな、そう思っていたら、来たので…。それだけです!
今季初ゴールを大事な試合で決められたのは大きいが、点を取るためだけにやっているわけじゃない。
昨日のミーティングでは、僕はひかえめに、こう言いました。優勝するためには、しっかり考えなきゃいけない。勝つために、どういう気持ちで練習に取り組まなければいけないか、を。
天皇杯で、ああいうゲームをしたことで、たぶん選手たちの中で“これじゃ、いかん”という気持ちがあったと思います。
次はホームでやれる。最高の舞台。それは、自分たちでつくったものです。サポーターもたぶん、満員になるくらい、来てくれるでしょう!」

J’s GOAL ゲームサマリー

2013 J1 第32節 磐田 vs 横浜FM(ヤマハ)
選手コメント

●中澤佑二選手(横浜FM):
「(次節勝てば優勝だが?)次も勝たないと意味がないので。負けは許されないですね。ただ、ホームでやれる。自分たちで作った最高の舞台ですよね。ホームのサポーターもたくさん来てくれるでしょう!(笑)」

●中村俊輔選手(横浜FM):
「(自身の状態について)ちょっともものエンジンが小さい感じがして、パワーが出る感じではなかったけど、また1週間調整できるので。それに今日のドゥトラあたりもそうだけど、メンタルでどうにでもなる部分もあるので。
(CKからの得点について)CKは13本?正直、あっち(※コーナーアーク)に行くのもちょっときつかったけど(笑)。ただ、やはり根気強くギリギリのボールを蹴り分けること。CKを13本やってなかったら、あのゴールはなかったと思います。やはり根気強く(やることが大切)」

●ドゥトラ選手(横浜FM):
「久々にマリノスらしさを出せた試合だったと思います。これ続けることができれば、また勝利できると思っています。みんなが重要な試合だと認識していたし、それを出し切れた試合だったと思います。次で(優勝を)決めることできる状況ですし、一番難しい試合になると思いますが、うちには経験の多い選手も多いので。しっかりと今日のような試合をして、ホームで勝ちきりたいと思います」

●マルキーニョス選手(横浜FM):
「全員が勝つという目的意識を持ち、集中していました。先日の天皇杯で120分を戦いましたが、全員が全力を尽くして戦った試合でした。『これぞマリノス』という戦いをできたと思います。全員が走っていましたし、本当にいい試合だったと思います。このまま続けていけば、よりよい戦いができると思います」

●齋藤学選手(横浜FM):
「やれるところまでやろうと思っていましたし、何が何でもやらなければという気持ちでした。勝ててよかったです。一体感、集中力がすごく高かったと思います。改めてマリノスの強さを見せられた試合だったのではないかと思います。回しからの攻撃などまだ課題はありますが、これほどセットプレーを取れるということもこのチームの武器なので、チームとして統一できている証拠だと思います。
周りの状況は気にせずにやらなければいけませんが、次勝てば優勝ですし、次の試合へ向けて改めてチーム一丸になっていければと思います。ホームで決めるということはやはり大きなことだと思いますし、サポーターの皆さんにとっても大きなことだと思います」

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ネットニュース・Weblog

[カナロコ]
横浜M:Vへ王手 持ち前の堅守で圧倒 11度目の無失点/磐田戦から

 最高のフィナーレに向かって横浜Mの強さがよみがえった。DF中沢のゴールを守りきり2試合ぶりの白星を挙げ、リーグ制覇に王手をかけた。

 前線から追い、球際で負けず、運動量で相手をしのぐ。昨季から貫いてきた「攻守においてイニシアチブを握る」サッカーを繰り広げた。

 降格が決まっている磐田を守備で圧倒し、相手に許したシュートはわずか2本。今シーズン11度目となる無失点試合は完勝と言っていい。

 「優勝したい気持ちの強さ。全員が最後まで集中していた」。DF栗原が胸を張る。20日の天皇杯で主力のほとんどが120分間の戦いを強いられたが、疲れはみじんも感じさせない。先発平均年齢31歳の集団が最後の笛まで走り続けた。

 前夜、J1で4度の優勝を知るFWマルキーニョスとMF中村が中心となり、夕食後に選手だけで自主的に集まった。

 「終わった時、てっぺんにいられるようにみんなで一丸になろう」。中村はそう呼び掛け、マルキーニョスは「37歳の俺が走るんだから、若いやつはもっと走れ」と仲間を鼓舞したという。一丸となったチームは原点に立ち返っていた。

 胆のう炎から復帰した中村が与える好影響はもちろん大きい。だが、何よりもアグレッシブさを取り戻した横浜Mの堅守は優勝に値する。

 「積み上げてきたものを出せばいい」。腹部の痛みをこらえ、ピッチを駆けた中村は優勝を目前にしてもなお、冷静に言う。待ち焦がれた瞬間はもうすぐだ。

横浜M:中沢、今季初得点が決勝点「来たらと思っていた」/磐田戦から

 ボンバーヘッドをかき乱し、天に向かって雄たけびを上げた。横浜MのDF中沢が均衡を破る決勝弾を決め、「大事なゲームで点が取れてうれしい。普段の練習が実を結んだ」と表情を崩した。

 0-0の後半24分。左CKのこぼれ球に遠いサイドから飛び込んだ。左足を合わせると、鋭いシュートはゴールネットに突き刺さった。2012年8月11日以来となる今季初ゴール。「来たらいいなと思っていた」。ニアサイドを固めた磐田守備陣の裏をかき、瞬時に反応した。

 今季はここまでチームでただ一人、全32試合に出場。競り合いの強さと危険を察知するカバリングでリーグ最少タイの28失点を支えている。優勝を目前にしても、「強い実感はない」と表情を引き締める35歳。一戦一戦に全力を注いでいる。

 「自分たちでつくった舞台。最高の結果を得られるようにしたい」。2003、04年の連覇の立役者に、3度目の歓喜が近づいている。

[スポニチ]
中沢 V王手も表情厳しく「意識したら、いいことない」

 中沢の今季初ゴールとなる決勝弾で、横浜が04年以来9年ぶりのリーグ優勝に王手をかけた。

 試合開始から押し込むも、J2降格決定後、初のホーム試合となる磐田の粘り強い守備になかなか点を奪えなかった。後半24分の得点シーンは中沢が「セットプレーは武器」と語るように、今季得意とする形から生まれた。

 左CKから中村の蹴ったボールをマルキーニョスが頭で合わせると、GKに弾かれるもファーで中沢が走り込んで右足で押し込んだ。しかし、昨年8月以来のゴールにも「チーム全体で取ったゴール」と、笑顔はなかった。

 次節にも優勝が決まる状況にも「そんなのは分かんない。意識したら、いいことない」と30日ホームでの新潟戦に向けて、準備することが重要と厳しい表情を崩さなかった。

中沢 今季初ゴールでV王手!先発復帰・俊輔がCKで演出

 横浜が中沢のゴールで磐田を1―0で下して、勝ち点62に伸ばした。2位浦和、3位広島がともに敗れたため、次節にも04年以来9年ぶりのリーグ優勝が決まる。

 横浜は試合開始から磐田に攻勢を仕掛ける。人数をかけた攻撃で、先発復帰を果たしたMF中村を中心に、サイドからの崩しを狙っていく。しかし、得意のセットプレーを含めて、最後のシーンで決定力がなく、試合を支配しながらゴールを奪えず、前半は0―0で終了。

 後半も横浜が押し込む展開で進む。磐田は後半17分、前田、山崎の両FWに代えて、金園、松浦を投入するが、横浜優位の展開は変わらない。すると同24分、中村の左CKからマルキーニョスが頭で合わせると、GK八田が弾くが、DF中沢が右足で押し込んだ。中沢の今季初ゴールで、横浜がついに先制する。

 その後はJ2降格が決まっている磐田の攻勢を落ち着いてはね返し、逃げ切って勝ち点3を手にした。

[ニッカン]
【横浜】俊輔27日ぶり先発V弾演出/J1

 横浜のMF中村俊輔(35)が10月27日大分戦以来、27日ぶりの先発復帰を果たした。

 何度も得たFKの機会ではゴールこそ決められなかったが、後半24分には自身が蹴った左CKからDF中沢の決勝点が生まれた。

 延長戦まで61分間もプレーした天皇杯・JFL長野戦から、わずか中2日。試合後は「久々に疲れたけど、気持ちいいね。太もものエンジンも小さくてパワーも出なかったけど、メンタルでどうにでもなる」と振り返っていた。

【横浜】中沢王手弾!横浜で決める/J1

 横浜のDF中沢佑二(35)が優勝王手弾を決めた。後半24分、MF中村の左CKをFWマルキーニョスがヘディング。

 GKがはじいたこぼれ球を、中沢が右サイドのファーから飛び込んで左足で押し込んだ。

 シーズン終盤に来て、ようやく挙げた今季初ゴールに「大事なゲームで取れるのはうれしい」と笑顔。30日のホーム新潟戦(日産ス)で勝てば、9年ぶりのリーグ優勝が決まるが「ホームでやれるなんて、こんな最高なことはない。お客さんも4万、5万人来てくれるでしょう!」と話していた。

[スポーツ報知]
【横浜M】中沢、今季初ゴール!2位浦和に4差!9年ぶりV王手

 ◆J1第32節 磐田0―1横浜M(23日・ヤマハスタジアム) 横浜Mが9年ぶりリーグ制覇に王手をかけた。DF中沢佑二(35)が後半24分に今季初ゴールを決めて磐田を1―0で下し、勝ち点62に伸ばした。同1差で追っていた2位・浦和をはじめ、3位の広島、4位・鹿島がすべて敗れたため、30日の次節・新潟戦(日産ス)で勝てば優勝となる。湘南はF東京に逆転負けし、来季のJ2降格が決まった。甲府は大分と引き分けて残留を決めた。

 横浜Mが9年ぶりの優勝に王手をかける一撃は、DF中沢の左足から生まれた。0―0の後半24分だった。左CKでMF中村の蹴ったボールを、FWマルキーニョスが頭で合わせる。磐田GK八田がはじいたボールを、ファーサイドにいた“ボンバー”が冷静にゴールに流しこんだ。

 「相手がニア(サイド)を警戒していたのでファーにボールが流れてくればと思っていた」。会心の一撃に試合後は自然にほおが緩んだ。横浜Mに移籍した02年以降では06年11月18日のJ1清水戦を超え、公式戦で最も遅いシーズン初得点。日本代表を含めれば12年連続の公式戦ゴールとなった。

 中沢は9年前に優勝した時の指揮官、岡田武史前日本代表監督(57)の言葉「一喜一憂するな」を大事に守ってきた。「何もつかんでいないのに1勝したからって喜んでちゃいけない。優勝した時に初めて喜びを爆発させればいいんです」。今季、どんな大一番に勝っても、逆に完敗しても常に冷静だった。

 だが、この日はゴール後に両手でガッツポーズ。試合終了時にも右手を突き上げ、DF栗原と抱き合った。「大事な一戦で点が取れた。これがサッカー。頑張ったご褒美です」。両膝に痛みを抱えながら戦い続け、ようやく優勝というゴールが見えたことで喜びが表に出たのだ。

 磐田戦前日の22日には夕食後、選手ミーティングが行われた。前節の名古屋戦や20日の天皇杯長野戦で選手の気持ちの緩みを感じたFWマルキーニョスの発案だった。胆のう炎からのリーグ復帰戦で、大分戦以来27日ぶりスタメンとなったMF中村は「(10年W杯)南アフリカの時のことを話した。チームが一つになるってことを言った」。日本代表全員が勝利へ一丸となった力のすごさが、ベスト16につながったという体験談だった。

 天皇杯から中2日にも選手たちは一体となって攻めて、守って1―0の完封勝利をもたらした。次の新潟戦に勝てば優勝だ。中沢は「ホームでやれる。そんな最高の舞台はない。自分たちで作った舞台だからね」。04年以来4度目の年間Vは目の前だ。

[サンスポ]
“ボンバー中沢”王手弾!横浜M、30日にも9年ぶりVへ

 J1第32節(23日、磐田0-1横浜M、ヤマハ)ボンバー“V王手弾”だ。首位の横浜MがDF中沢佑二(35)の今季リーグ戦初得点で磐田に1-0で勝ち、勝ち点62。中沢は昨年8月11日の新潟戦以来469日ぶりのリーグ戦ゴール。2位の浦和が川崎に1-3で敗れたため勝ち点差を4に広げ、次節の30日にも9年ぶりのリーグ制覇が決まる。川崎はFW大久保嘉人(31)が日本選手11年ぶり5人目の1シーズン25得点。3位の広島は5位のC大阪に0-1で競り負け、4位の鹿島も鳥栖に1-2で敗れたことで、C大阪と鹿島の順位が入れ替わった。湘南はFC東京に1-2で敗れJ2降格が決まった。

 0-0の均衡を破ったのは“ボンバー中沢”だった。後半24分、MF中村の左CKをFWマルキーニョスがヘディングシュート。相手GKが弾いたボールをDF中沢が左足で押し込んだ。3-2で勝った昨年8月11日の新潟戦(ホーム)以来となるリーグ戦469日ぶりのゴール。これが“優勝王手弾”になった。

 「大事な試合で今季初ゴールが取れたのはうれしい」

 笑顔が弾けた。3人合計107歳のトリオが、この試合12本目のCKを生かし、磐田の堅いDFの一瞬のスキをついた。

 磐田入りした22日の夕食後、宿舎内で選手だけの緊急ミーティングを開いた。1-2で敗れた10日のJ1名古屋戦、勝つには勝ったが延長120分までもつれこんだ22日の天皇杯4回戦・長野パルセイロ戦と、ふがいない試合が続き、緩みかけたチームにベテラン勢が危機感を訴えた。

 胆のう炎で離脱し、この試合で先発復帰した主将の中村は「セルティックやレッジーナ、2010年南アW杯のときも、チームが1つになることはなかなか難しかった。でも今はチャンス。終わったときに、てっぺんにいられるようにみんなで1つになろう」。マルキーニョスは「天皇杯で120分やっても、お前ら若いんだから頑張れ!!」と訴えたという。

 そんなベテラン勢の熱い思いがチーム全体に浸透した。万全な体調にほど遠い中村がフル出場。左足首痛で日本代表の遠征を辞退した23歳のMF斎藤もフル出場し、「全然問題ないです」。全員守備で磐田をシュート2本に抑え込む完勝だった。

 2位・浦和との勝ち点差を4に広げ、次節30日の新潟戦(日産ス)に勝てば、2ステージ制だった04年以来のリーグ制覇が決まる。9年ぶりの美酒は、手の届くところにある。(宇賀神隆)

[デイリー]
横浜Mが9年ぶりリーグ制覇に王手

 「J1、横浜M1‐0磐田」(23日・ヤマハ)

 横浜Mが勝負強さを発揮し、9年ぶりのリーグ制覇に王手をかけた。首位を走る横浜Mは、20日の天皇杯4回戦から中2日とタイトな日程だったが、攻守両面で気持ちの入ったプレーを披露。迎えた後半24分、左CKから最後はこぼれ球をDF中沢が左足で押し込んで先制。この1点を守りきった。

 2位の浦和、3位の広島がそろって敗れたことで、2位との勝ち点差は4に。横浜Mは、本拠地最終戦となる次節の新潟戦(日産ス)に勝利すれば優勝が決まる。

[ゲキサカ]
磐田vs横浜FM 試合記録

上位勢ことごとく敗戦!首位横浜FMのみ勝利!!次節勝利で自力優勝へ

 横浜F・マリノスが敵地でジュビロ磐田を1-0で下した。勝ち点を62に伸ばし首位をキープ。2位浦和が川崎Fに敗れたため、横浜FMは次節、30日のホーム新潟戦で勝利すれば、自力で9年ぶりの優勝を決める。

 J1も今日を合わせて残り3節となった。優勝争いは5位のC大阪までが勝ち点差6でひしめき合う大混戦となっているが、今節は上位6チームすべてが14時キックオフのゲームを行った。

 Aマッチデーの関係で中2週で行われた今節。横浜FMは今月初めに胆のう炎で入院し、前節10日の名古屋戦を欠場したMF中村俊輔は無事先発復帰。敵地に乗り込み、前節の鳥栖戦に敗れ、クラブ史上初のJ2降格が決定した磐田と対戦した。

 立ち上がりから横浜FMがポゼッションを高めて攻め込む展開が続く。磐田もカウンターから反撃の機会を伺うが、ボールを奪う際にファウルが多くなり、横浜FMのセットプレーのチャンスが続く。

 だが前半33分のゴール中央やや遠めの位置で獲得したFKは俊輔が跨ぎ、マルキーニョスが弾丸FKで狙うがクロスバーを直撃。38分の中村のふんわりとしたFKにMF富澤清太郎が飛び込むがわずかに枠を外れていった。

 だがついに後半24分、均衡が破れる。前半から再三獲得しているCKのチャンス。右サイドから俊輔が蹴り入れると、マルキーニョスがヘディングで合わせる。これはGK八田直樹に横っ飛びで防がれたが、ファーサイドから猛然と走り込んだDF中澤佑二が押し込み、ついに1点先取に成功した。

 このまま1-0で逃げ切った横浜FM。同時刻に行われたゲームで2位の浦和は川崎Fに1-3、3位の広島もC大阪に0-1、4位の鹿島も鳥栖と1-2で敗戦といずれも勝ち点を伸ばすことは出来なかった。この結果、首位横浜FMと2位浦和の勝ち点差は4に広がったため、横浜FMは次節ホーム新潟戦で勝利すれば自力で優勝を決め、引き分け以下でも他チームの結果次第で優勝が決まることになった。

■順位表(第32節終了)
1. 横浜FM(62)+21
2. 浦和(58)+17
3. 広島(57)+19
4. C大阪(56)+19
5. 鹿島(56)+9

9年ぶり優勝へ王手!!横浜FMは次節勝利で優勝、中澤「勝つことを考えたい」

 首位横浜F・マリノスが敵地でジュビロ磐田を1-0で下した。2位以下の上位チームがことごとく敗れたこともあり、次節、30日のホーム新潟戦に勝利すれば、9年ぶりの優勝が決まることになった。

 決勝点が生まれたのは後半24分、右サイドからのCKをMF中村俊輔が蹴り入れると、マルキーニョスがヘディングシュートで合わせる。これはGK八田に防がれるが、ファーサイドから猛然と走り込んだDF中澤佑二が押し込んだ。「セットプレーというのはマリノスの武器。その流れで得点が出来たので、いい形が出せたのかなと思います」(中澤)。試合トータルのCKは13本、FKは20本。前半から再三獲得していたセットプレーのチャンスを生かして、横浜FMが難しいゲームをものにした。

 優勝を争う上位勢がことごとく敗れる中、横浜FMは勝ち点3をしっかり積み上げた。次節にも優勝の可能性が出てきたが、中澤は「それは分からないし、それを意識してもいいことはない。とにかく1週間準備をして、勝つことを考えたい」と気を引き締めていた。

「きょうはみんなが前に行く姿勢が強かった。オーラで圧倒しようとミーティングから話していた」と満足げに振り返ったのは樋口靖洋監督。次節勝利で優勝が決まることについては、「非常にいい位置にいることは喜びたい。ただ我々はまだ何もてにしていない」と謙虚に話していた。

[サッカーキング]
横浜FMが9年ぶりVへ向け、大きな白星…次節勝利で優勝決定

 J1第32節が23日に行われ、ジュビロ磐田と横浜F・マリノスが対戦した。

 すでにJ2降格が決まってしまった磐田のホームに乗り込んだ首位横浜FMは、20日に行われ、延長戦までもつれ込んだ天皇杯4回戦のAC長野パルセイロ戦で120分を戦った試合から中2日で臨んだ。

 横浜FMは33分、ゴールからやや遠い位置でFKを得るとマルキーニョスが強烈なシュートで直接狙ったが、GK八田直樹が右手で触ると、クロスバーを直撃し、得点とはならなかった。39分にもFKから中村俊輔がゴール前にボールを送ると、選手が誰も触らずゴールへ向かうが、わずかに枠を外れた。前半はスコアレスで折り返す。

 後半、横浜FMは60分、小林祐三が右サイド深くまで侵入すると、折り返しをニアサイドで齋藤学が狙うがGK八田が触り、クリアされる。68分にも富澤清太郎が高い位置でボールを奪い、エリア内でマルキーニョスがチャンスを迎えるが、DFのブロックに遭う。しかし、そこから得たCKを中村がゴール前へ送ると、マルキーニョスのヘディングシュートはGK八田に弾かれたが、こぼれ球を中澤佑二が滑り込みながら押し込み、横浜FMが待望の先制点を獲得する。

 磐田は76分、CKの流れから藤田義明がシュートするが、ゴールライン上で中町公祐がクリアし、同点弾を許さず。試合はそのまま終了し、横浜FMが1-0で勝利した。

 2位浦和レッズ、3位サンフレッチェ広島、4位鹿島アントラーズが揃って敗れたため、2位浦和との勝ち点差が4に拡大。30日にホームで行われる33節のアルビレックス新潟戦に勝利すれば、9年ぶりのリーグ制覇が決まる。

横浜FMを頂点へ近づけた試合前夜の選手ミーティング

 3試合を残した状況で勝ち点3差に4クラブがひしめく戦国Jリーグ。第32節でライバルの浦和レッズ、サンフレッチェ広島、鹿島アントラーズが次々と黒星を喫していく中、ベテランの猛者を揃えた横浜F・マリノスがジュビロ磐田とのアウェーゲームに1-0で勝利。樋口靖洋監督が「今シーズンのベストと言っていい内容。相手にチャンスを作らせず、焦って前掛かりになることもなく、じっくり攻めて点を取ることができた。攻守のバランスのとれた良いゲームだった」と語るほどの素晴らしい出来で、横浜FMが2004シーズン以来9年ぶりのJリーグ制覇に王手をかけた。

 ミッドウィークに天皇杯で120分間のゲームを消化していたことでコンディション不安がささやかれていた横浜FMだが、磐田戦前夜に行われていた選手だけのミーティングがリーグ制覇に向かうチームを一つにした。

 呼びかけたのはマルキーニョス。Jリーグでのプレーは13年目。鹿島でリーグ3連覇を経験し、リーグ戦通算281試合135ゴールを記録する37歳のブラジル人ストライカーが選手たちだけのミーティングを提案。「俺たちはまだ何も成し遂げていない。この試合をしっかり勝とう。メンタルが重要だ」と、試合前夜に集まって優勝するために必要なことについて議論を交わしたという。

 横浜FMは日本代表の欧州遠征前に行われたリーグ戦の前節で名古屋グランパスに手痛い敗戦。天皇杯ではJFLのAC長野パルセイロに延長まで持ち込まれるなど、「ふわふわしていた感じがあった」(中村俊輔)こともあり、このミーティングで各選手が優勝するために必要なことを話し合い、チームが一つにまとまった。

 中村俊輔は言う。「レッジーナや南アフリカ・ワールドカップのように、チームが一つになることはなかなか経験できない。今、チャンスを握っているのは自分たち。若い選手はいい経験ができている。ミーティングでも話に出たけど、若い選手にはもっと積極的にいってもらいたい」と。

 中澤佑二は言う。「優勝するためには各々がしっかり考えることが必要。普段からただ練習するだけじゃなく、勝つために何が必要なのかをそれぞれが考えてほしい。そういう話をすることができた」と。

 齋藤学は言う。「すごく大事なミーティングだった。経験豊富なベテランが揃っていることも大きいけど、一体感、集中力がすごく向上した。今日の試合を見てくれた人は、マリノスの強さがすごく分かってもらえたと思う」と。

 第32節を終えて2位以下に勝ち点4差をつけ、次節ホームで行われるアルビレックス新潟戦に勝利すれば、横浜FMは自力で優勝を決めることができる。

 指揮官は試合後の会見で「素晴らしいゲームだったが、まだ何もつかんではいない。決して浮き足立つことなく、次の新潟戦も今日以上の試合内容を見せ、ホームで歓喜の瞬間を迎え入れられるようにしたい」と気を引き締めつつ、次節へ思いを馳せた。

 中村の左CKから値千金の決勝点を蹴り込んだ中澤は、「こういう時に浮かれると怒られるから」と笑いつつ、「自分たちで作った最高の舞台。次に勝たないと今日勝った意味がない」と気を引き締めた。

 最高のタイミングでチームが改めて一致団結し、優勝へ向かって大きく前進したトリコロール軍団。経験豊富なベテランと勢いある若手が融合し、新潟とのホーム最終戦で頂点を極めにかかる。

文=青山知雄(Jリーグサッカーキング編集長)

[ドメサカ板まとめブログ]
【J1第32節】横浜FMが値千金のボンバー弾で首位キープ!次節にも優勝決定の可能性…上位チームスレまとめ(その1)

今週の他会場など

[footballnet]大宮アルディージャ2013がついに首位陥落
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