【Weblog】2013/10/19 J1第29節 横浜F・マリノスvs.サンフレッチェ広島@日産スタジアム


こけまり

【俺メモ】2013/10/19 J1第29節 横浜F・マリノスvs.サンフレッチェ広島@日産スタジアム
 

横浜F・マリノス オフィシャルサイト

2013 J1 第29節 横浜F・マリノスvsサンフレッチェ広島 | 試合レポート
選手コメント

榎本 哲也
「(前半のピンチの時はファインセーブ?)ありがとうございました。間合いの詰め方が自分的にもいい感じにできている。慌てずに先に倒れないようにした。そうすると相手も迷うと思うので。そこは本当に冷静に対応できたなと思います。
あのプレーが分岐点というか、あれを入れられていたら、広島のペースになっていたと思う。あそこを耐えられてよかった。本当に一瞬の隙だったので。
その後はナラも本当に頑張っていた。高いモチベーションでディフェンスしてくれたので、よかったと思う。
今日は本当にお客さんがたくさん来てくれて、勝たしてもらう雰囲気をつくってくれた。むしろ勝たないとマズイなという。チームバスが着く前から応援が聞こえたし、重要な試合だということを再確認して、みんなモチベーションが高くなったと思う。このプレッシャーに押しつぶされずに勝てたというのは、いいと思う」

小林 祐三
「結果がすべてです。相手はベストメンバーだっただけに、この1-0は大きい。常に試合に出ている自分たちと、ポンと代わりに出た人たちがやるのとでは全然難しさが違うなか、優平もすごくいいプレーをしたし、奈良輪は、オレより全然良かった。
学もこういう大事な試合で点を取れるということは、能力があるということ。学さまという感じですね。
今はチームとして、守備のリズムがうまくいっている。攻撃も大事だけど、守備のリズムがいいのは、非常に大きいと思う」

奈良輪 雄太
「試合が終わったばかりで、頭に酸素がいかずに言葉が出ないですけど、とりあえず試合前の状況には戻りたくないですね。相手のミキッチ選手が交代したのも気づかなかった、それくらい緊張していました。
でも、最初のプレーで、やれるな! 体動くな! と思った。やるしかない、みたいな感じでした。
こんな大事な試合に出られて、ここまでやってこれたのも、自分ひとりの力じゃない。その人たちのためにも、気持ちを見せられるプレーをしよう、そう思ったら自然に体が動いていました。
昨日、チームスタッフにアドバイスをもらったことも大きかった。あとはトレーニングでやったことを出すだけでした」

J’s GOAL ゲームサマリー

2013 J1 第29節 横浜FM vs 広島(日産ス)
選手コメント

●齋藤 学選手(横浜FM):
「自分の形で点を取れたのは、すごく大きいと思います。ゴールシーンをまだ見ていないので、何とも言えないんですけど、ボールを受けてからの流れは、よかったと思う。チーム全体として、試合の運び方や守備が、すごく上手くいった試合だった。あと5試合続けることが優勝に向けて大事になる。今日のことはこれで忘れて、これからの5試合に集中してやることが大事になる」

●中町公祐選手(横浜FM):
「前線からの守備というのが、F・マリノスの持ち味ではあるのですが、前半はそれがちょっとできずに、青山選手にボールを運ばれる状況をつくらせ過ぎた感じはある。でも、そこで失点しなかった。いつもの広島に比べてると頑張ってきていたので、途中、相手が落ちてくるという予測のもとプレーして、後半は徐々にプレスをかける位置を高くできたかなと思う。前半は相手の良さを出された。寿人さんにも守備ラインを下げられてしまった」

●栗原勇蔵選手(横浜FM):
「今日は守備の整理できていなくて、ちょっとズレとかがあった。ハーフタイムなどに若干修正したりしたけど、結局、あまり意見がまとまらなかった感じだった」

●富澤清太郎選手(横浜FM):
「相手は気合が入っていた。だから途中で体力が落ちるんじゃないかと思った。それでウチが1点取ってから、ガクンと落ちた。ただ、それでも最後はボールを持たれてしまったけど、粘り強く対応できた」

●中村俊輔選手(横浜FM):
「最初にテツ(榎本)が止めたのが一番大きい。何か今日の広島は前半、頑張ってきていた感じがしたから、後半は多少緩くなるだろうと、ハーフタイムに言っていた。で、(齋藤)学が前半から何回もドリブルを繰り返していると、ボランチが挟めなくなってきて。5バックが3バックになる瞬間に、ああいう突破から決めた。だから、守備の人数が多ければいいというわけじゃないというのを、上手く個の力で突いて証明したのは、さすが和製メッシだなと(笑)」

●小椋祥平選手(横浜FM):
「相手の山岸選手が途中から入ってきて、左サイドから崩されていたので、そこで何とか僕が1対1で勝って、相手の流れを切ってくれという感じで監督から言われた」

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齋藤学 ドリブル突破からスーパーゴール! 横浜F・マリノスvsサンフレッチェ広島 2013/10/19


2013 J1 第29節 横浜F・マリノス 1-0 サンフレッチェ広島 19/10/2013


20131019_J1:第29節 横浜F・マリノス vs サンフレッチェ広島(J1マッチデーハイライト)

 

ネットニュース・Weblog

[カナロコ]
横浜M:斎藤が決勝弾/広島戦から

 横浜Mが誇るリーグ屈指のドリブラーは、戴冠への熱くまっすぐな思いを右足に込めていた。

 0-0の後半10分。MF斎藤は左サイドでボールを受け取ると、一気に加速した。広島のMF高萩を置き去りにしてペナルティーエリアへ侵入。寄せてきたDFも緩急でかわしたその刹那、右足を振り抜いた。

 ゴール左隅に鋭いシュートが吸い込まれた。12試合ぶりの今季4点目は均衡を破る決勝弾。「受けてからの流れがすごく良かった。ようやくチームに貢献できた」。背中の背番号11を指さし、首位攻防戦に詰めかけた4万近いサポーターに歓喜の渦を巻き起こした。

 日本代表の東欧遠征から17日朝に帰国したばかり。2試合で出番は一度もなかった。悔しさはもちろんある。だが、腐りはしなかった。

 本田(CSKAモスクワ)ら主力とプレーし、通じた部分は確かな自信となっていた。「練習から頑張ってきた。ああいう人としっかりできた経験が生きてくる」。吸収したものをすぐに結果に表すのだから、やはり並外れた存在だ。

 横浜Mが両ステージ制覇した2003年。そのピッチ横でボールボーイを務めていた。それから10年。憧れの舞台がもう近くにある。「まだまだ得点を取らないと」「マリノスは優勝しないといけない。強くないといけない」。下部組織で育ち、名門のDNAを引き継ぐ23歳の一撃で、横浜Mは首位を奪還した。

[スポニチ]
ハマのメッシがV弾!横浜、広島との大一番制して首位奪回

 前節2位の横浜は、勝ち点53で並ぶ首位・広島とホームで対戦し、1―0で勝利。クラブ記録となるリーグ戦4試合連続完封で大一番を制し、首位に浮上した。

 9年ぶりの優勝を狙う横浜と、連覇を狙う広島の首位決戦。

 前半は、ホームの横浜がペースを握る。17分、MF中村のFKにDF中沢が頭で合わせるも、シュートは枠を外れる。同26分にはFW斎藤からのパスを受けた中村がエリア手前からシュートを放つも、GK西川の好セーブで得点には至らず。

 守備を固めて得意のカウンターを狙う広島は同21分にビッグチャンス。DFラインの裏を抜けたMF石原がGKと1対1でシュートを放つも、GK榎本が阻止。互いに得点を挙げることができず、0―0で前半を折り返す。

 後半に入ると、立ち上がりの10分に横浜が先制。左サイドからエリア内に切り込んだ斎藤が右足を振り抜くと、鋭いシュートがゴールネットへ。日本代表に選出されながらも、東欧遠征で出場機会のなかった斎藤がうっ憤を晴らすプレーで待望の得点を挙げる。

 対する広島は同18分、右サイドのMFミキッチが挙げたクロスにFW佐藤が飛び込むも、ヘディングシュートはわずかに枠を外れる。同点の決定的チャンスを逃すと、同32分にファン・ソッコとU―20日本代表のMF野津田と、攻撃のカードを一気に投入。主将の佐藤が語った「最低でも勝ち点1」を目指して攻勢に出るも、リーグ戦3試合連続完封中の横浜守備陣を崩すことができなかった。

 横浜は、勝ち点を56に伸ばして首位を奪還し、岡田武史監督に率いられた04年以来9年ぶりの優勝の大きく近づいた。

 広島は、この敗戦で勝ち点53のまま。勝ち点51で3位だった浦和が4位・鹿島を下し勝ち点54に伸ばして2位に浮上。首位から3位に転落した。

[ニッカン]
【横浜】斎藤「うれしい」首位浮上弾/J1

 横浜が「ハマのメッシ」こと、日本代表FW斎藤学(23)のゴールで広島との天王山を制し、首位に浮上した。

 後半10分、MF中村から左サイドのDF奈良輪、奈良輪から斎藤へパスが渡る。斎藤は右方向へ切り込みながらMF高萩、DF塩谷をかわすと、右足でシュート。ボールはゴールネット左に突き刺さった。試合直後には、広島GK西川から笑顔で頭をなでられるほど、相手も称賛するしかない一撃だった。

 リーグでは7月17日浦和戦以来、約3カ月ぶりのゴールに、斎藤は「いいリズムでドリブルできた。リーグで点を取ったのが久しぶりだったので、うれしい」と笑顔で振り返った。

【横浜】奈良輪が勝利に貢献/J1

 横浜のルーキーDF奈良輪雄太(26)が、広島との大一番で活躍した。

 累積警告のDFドゥトラの代役として、左サイドバックでフル出場。後半10分には左サイドでMF中村からパスを受けると、後方から上がってきたFW斎藤に返して先制ゴールをアシストした。守っても、MFミキッチから必死の肉弾戦でボールを奪うなど、無失点勝利に貢献した。

 試合後のヒーローインタビューでは、斎藤とともにお立ち台に上がり「最高の準備をしてきたつもり。ダメなら、自分もそこまでだというつもりで臨みました」と話していた。

[スポーツ報知]
【横浜M】斎藤V弾!広島下して首位奪回

 ◆J1第29節 横浜M1─0広島(19日・日産スタジアム) 横浜Mが勝ち点で並ぶ広島との直接対決を1―0で制し、勝ち点56で首位を奪回した。9年ぶりの優勝へと近づく勝利に、樋口監督は「われわれのスタイルを貫き相手を上回った。非常に満足している」とたたえた。

 0―0の後半10分、斎藤が左サイドからドリブルで中へ切れ込み、巧みなドリブルで高萩や塩谷ら4人をかわして右足で先制ゴール。「いいところでボールが持て、相手が来るタイミングも予測できた」とゴールを振り返った。

 広島は終盤に猛攻を仕掛けたが得点できなかった。

[サンスポ]
横浜M再奪首!斎藤“和風メッシ”弾「気持ちよかった」

 J1第29節(19日、日産スタジアムほか)横浜Mが勝ち点で並ぶ広島との直接対決を1-0で制し、勝ち点56で首位を奪回した。日本代表MF斎藤学(23)が決勝点。欧州遠征では出場すらできなかった悔しさを晴らした。浦和が鹿島を2-1で下し、勝ち点54で2位に浮上。FW原口元気(22)が自身初のシーズン2桁得点をマークした。広島は3位に後退。17位の磐田は川崎に1-2で敗れ、次節にもJ2降格が決まる可能性がある。

 両手を高々と挙げ、仲間にもみくちゃにされながら喜びを爆発させた。日本代表MF斎藤が今季4得点目となる決勝弾。J1連覇を狙う広島との大一番を勝利に導き、チームは首位に浮上した。

 「気持ちよかった。自分の形で得点できたのは大きい。流れの中で蹴りました」

 0-0の後半10分だった。MF中村俊、DF奈良輪と渡ったボールを左サイドで受けた斎藤が、得意のドリブルで中央に切れ込む。相手DF2人がスライディングで防ごうとするなか、右足を振り抜くとボールはゴール左隅へ突き刺さった。

 起点となった中村俊は「あのプレーは前半から繰り返してやっていた。さすが“和風メッシ”」と称賛。相手の日本代表GK西川も「無回転シュートだった。指一本は触れたけど勢いにやられた」と脱帽し、斎藤は「たまたまです」と照れ笑いを浮かべた。

 屈辱を晴らした。日本代表として欧州に遠征しながら、11日のセルビア戦、15日のベラルーシ戦とも出場機会がなかった。日本は無得点で連敗し、「悔しさだけが残った10日間だった。攻撃選手が、あの展開で出られないのはね…」。17日早朝に帰国したばかりだが、「(帰国便の席が)ビジネスクラスだったので寝られた」と疲れを感じさせず、鬱憤を晴らした。

 「これからが大事。いい試合運びを続けないと」

 残り5試合。斎藤が優勝を意識した。前回2004年の優勝時は横浜Mのジュニアユースに所属していて、スタンドから見届けた。9年ぶりの制覇は、自分のゴールでつかみ取る。 (宇賀神隆)

[デイリー]
横浜Mが首位返り咲き 斎藤がゴール

 「J1第29節、横浜M1‐0広島」(19日、日産ス)

 天王山を制した横浜Mが首位を奪い返した。

 首位・広島と2位・横浜Mの直接対決は、堅守を誇る同士らしく、互いに守備を固めつつ好機を探る展開。均衡を破ったのは0‐0で迎えた後半10分。左サイドでボールを持った横浜Mの日本代表FW斎藤が、ドリブルから右足を振り抜き先制点を奪った。

 その後、追加点こそ奪えなかったが、強固な守備で広島の反撃をしのぎ、首位攻防戦で勝利をつかみ取った。

 広島は追いかける後半に猛攻。エースFW佐藤を中心に敵陣へと何度も攻め込んだが、最後までゴールは遠かった。

[ゲキサカ]
横浜FMvs広島 試合記録

齋藤学の決勝点で横浜FMが広島との首位攻防戦制し首位奪回

 J1第29節は19日、各地で9試合を行い、2位・横浜F・マリノスはホームで首位・サンフレッチェ広島と対戦し、1-0で競り勝った。後半10分に日本代表MF齋藤学が先制点。この1点を最後まで守り抜いた。横浜FMは3試合ぶりの白星で首位を奪回。連勝が3で止まった広島は浦和にも抜かれ、3位に後退した。

 横浜FMはMF富澤清太郎が出場停止明けで先発に戻ったが、DFドゥトラが出場停止。左SBではDF奈良輪雄太が4試合ぶりの先発となった。MF兵藤慎剛は右足首痛のため欠場。MF佐藤優平が右サイドハーフで2試合ぶりに先発した。一方の広島は前節の清水戦(3-1)と同じ先発メンバーで臨んだ。
[スタメン&布陣はコチラ]

 立ち上がりから中盤でのせめぎ合いが続いた試合は互いになかなか決定機をつくれない。横浜FMは前半17分、右後方からのMF中村俊輔のFKにDF中澤佑二が打点の高いヘディングで合わせたが、ゴール上へ。得意のセットプレーで最初のチャンスをつくったが、惜しくも先制点とはならなかった。

 広島は前半21分、自陣からの1本のロングパスにMF石原直樹が反応。ゴール前に抜け出し、GKと1対1の絶好機を迎えたが、シュートはGK榎本哲也の好守に阻まれた。横浜FMも同26分、齋藤の落としたボールを中村が左足でミドルシュート。きっちりと枠を捉えていたが、ここは日本代表GK西川周作が弾き出した。

 両守護神が好セーブを見せ、試合は0-0のまま推移。徐々に横浜FMがボールポゼッションを高め、広島を押し込んでいくと、広島はビルドアップでミスが続き、ピンチを招いた。前半35分には西川からパスを受けたMF森崎和幸が自陣の低い位置で中村にボールを奪われる。中村は素早くPA内右の佐藤にパス。佐藤がゴール前に折り返したが、MF青山敏弘がかろうじてクリアした。

 0-0で後半に折り返すと、横浜FMは後半10分、代表帰りの齋藤の目の覚めるような一撃で均衡を破った。左サイドで奈良輪からボールを受けた齋藤がドリブルで中に切れ込み、MF高萩洋次郎、DF塩谷司を振り切って右足を一閃。豪快なシュートをゴール左上隅に叩き込み、先制に成功した。

 1点を追う展開となった広島は後半16分、MF清水航平に代えてMF山岸智を投入。同18分にはMFミキッチが右サイドから左足で上げたクロスボールにFW佐藤寿人が飛び込み、DF栗原勇蔵と競り合いながらダイビングヘッドで捉えたが、わずかにゴール左へ外れた。

 反撃に出る広島は徐々に攻勢を強めるが、横浜FMの堅い守りをこじ開けられない。後半32分には2人を同時交代。ミキッチと石原を下げ、MF野津田岳人、DFファン・ソッコを投入し、3枚のカードを使い切った。同36分、DF水本裕貴のスルーパスから山岸が左サイドを抜け出し、ゴール前にクロス。佐藤が飛び込んだが、必死に戻った奈良輪が一歩早くクリアした。

 怒涛の猛攻に出る広島は後半38分、水本が強烈なミドルシュートを放つもGKがパンチング。同40分にも青山がドリブルで切れ込み、そのまま右足を振り抜いたが、GK榎本の好セーブに遭い、最後まで1点が遠かった。試合はそのままタイムアップ。横浜FMが1-0で逃げ切り、1節で首位に返り咲いた。

(取材・文 西山紘平)

[サッカーキング]
首位決戦で決勝ゴールの横浜FM齋藤学「自分の形で点が取れた」

 J1第29節が19日に行われ、横浜F・マリノスとサンフレッチェ広島が対戦し、ホームの横浜FMが齋藤学の得点で1-0と勝利した。

 試合後、齋藤は以下のようにコメントした。

「自分の形で点が取れたことは大きかった。ゴールシーンを見ていないので、なんとも言えないけど、ボールを受けてからの流れは良かった。チーム全体として攻めの形が、うまくできていた試合だった。優勝に向けて大事になると思う」

「(日本代表の欧州遠征で得たことは)試合には出てないけど、練習は頑張ってやったので、そこでの経験は今に生きてると思う。具体的にはないけど、代表に行く前にマリノスであまり良いプレーができていなかったので、ここでのプレーが代表につながると思うので優勝しないといけないかな」

「今日は相手の人数を考えてやっていた。前半は3人ぐらいだったかな。最近は勝負に行った時に行ききれなかったことが多かったので、今日それができたことは自信になった。あそこで一発打たないとと思っていた。久しぶりのゴールだったのでうれしかった」

 横浜FMは広島戦勝利で勝ち点56となり、首位に浮上している。

首位浮上の横浜FMマルキーニョス「戦う姿勢を持って臨んだ」

 試合後、横浜FMのマルキーニョスは以下のようにコメントした。

「やるべきことをやったなと思う。この試合に関しては、やるべきことをしっかりできたと思う。相手が首位のチームだし、つなぐチームなので、難しい試合になったけど、その中でも目的意識と戦う姿勢を持って臨んだ。そしてこの結果を取れてうれしい」

「相手は後ろからつないで気づいたらフィニッシュまでいってしまうチームなので、ボール奪って前から行かないと難しいので、今日はチーム全体として守りでもできていた。どこからプレッシャーを掛けるとかはやっている中で意思統一できていた。コンパクトにして守らないといけないので。中盤の選手が重要になってくる」

「ワントップなので、一人では難しいので中盤の選手との絡み、ワンツーで中に入ったり、クロスを上げたり、今日みたいに学が切り込んでシュートで終わる形だったら、中盤の選手にも警戒が強まって、自分の周りにスペースが空く。相乗効果が出てくるので、これからは中盤が重要になってくる」

首位決戦制した横浜FM奈良輪雄太「めちゃくちゃ緊張した」

 試合後、横浜FMの奈良輪雄太は以下のようにコメントした。

「試合をやる前には戻りたくないですね、もうめちゃくちゃ緊張したから。ミキッチが途中で交代したのにも気づかないくらい緊張していた。最初のすごく強くいけたプレーでやれるなというより、身体が動くな、やるしかないなと思った。試合の入りは良かった。自分と(中澤)佑二さんとの間で裏を取られて1点入らなかったのは大きい」

「こんな大一番に出られるとは思っていなかったので、おしつぶされそうなプレッシャーがあったけど、ここまでやってこられたのはみんなのおかげなので良いプレーを見せられなくてもやらないといけないと思ってやった。攻撃のことより守備で相手のミキッチにやられなければうまく試合に入れるからと言われた。最低限はできたかな。ミキッチにボールが入る映像を結構見て、相手は見ないで自分のタイミングで行くから、できるだけボールが来ている間に寄せる。スピードがあるのに寄せるのは、入れ変わられることもあるから恐いけど、うまく身体を入れたり、前に運んだりできた。スタッフのアドバイスがなかったら後手を踏んでいたかもしれない。残り試合、1試合1試合やっていくだけ。チームに貢献できるようにやっていきたい」

首位に立った横浜FM佐藤優平「チーム内で切磋琢磨していきたい」

 試合後、横浜FMの佐藤優平は以下のようにコメントした。

「俊さん(中村俊輔)から(広島は)特殊なチームと言われていて、サイドにボールが渡ったら早い段階でクロスを上げられるので、両サイドの選手に自由にやらせないように意識してプレーした」

「3試合連続で、スタメンで出られたのは良かったけど、次の試合には兵くん(兵藤慎剛)が戻って来るし、これからもチーム内で切磋琢磨していきたい。今日浦和が勝ったことでACLを狙うチームが決まってきたと思う。次の大分戦もみんなで集中して戦って勝ちたい」

広島撃破の横浜FM栗原勇蔵「優勝に一歩近付けた」

 試合後、横浜FMの栗原勇蔵は以下のようにコメントした。

「最近は広島相手にいい結果を残せていたけど、今日は整理できていない部分があってチーム内でズレもあった。失点ゼロに抑えられたのは良かったけど、次に戦ったらどういう結果になるかは分からないし、反省しなくてはいけない」

「相手のボランチがいいボールを出していて、そこを警戒し過ぎて味方のボランチが前に出てしまう場面もあった。また首位に戻って優勝に一歩近付けたし、残り5試合も一つひとつしっかり戦っていく」

[ドメサカ板まとめブログ]
【J1第29節 横浜FM×広島】齋藤学のゴールで天王山制した横浜FMが首位奪回!広島は3位に後退

[J SPORTS]
2013/10/21 代表にも身につけてほしいベテランの味。横浜FMが首位決戦に完勝

勝点53で並んでいたサンフレッチェ広島との首位決戦。横浜F・マリノスが斎藤学の個人能技による1点を守りきって首位に立った。残り試合数も少なくなっており、J1の優勝争いは横浜FMが一歩リードしたと言っていいだろう。1点差の勝利ではあったが、広島戦が横浜FMの完勝と言っていい内容だったからである。

勝利をもたらしたのは、高い集中力による守備だった。広島のサッカーの特徴のひとつがサイド攻撃である。3-4-3のシステムで、両サイドハーフが高く張り出し、サイドチェンジを多用する……。これに対して、相手の守備陣はいかにマークの受け渡しをするかで振り回されるのである。

だが、横浜FMとの試合。広島のサイド攻撃はほとんど機能しなかった。広島のサイドハーフ、右のミキッチ、左の清水航平に対して、横浜FMはサイドハーフとサイドバックがしっかりとマークに付いた。さらに、広島のMF森崎和幸と青山敏弘に対して、横浜FMのMF富沢清太郎と中町公祐がしっかりマークして、左右のワイドに出すパスも分断してしまう。

しかし、広島の方も、さすがである。サイド攻撃を止められてもワントップの佐藤寿人やツーシャドーの高萩洋次郎、石原直樹を使って中央から攻める攻め手も持っているのだ。「サイドが駄目なら、中央から」というわけで、DFラインや森崎、青山から佐藤や石原をターゲットにくさびのパスを入れ、佐藤や石原が落としたボールを高萩が展開。序盤戦では、広島の中央攻撃が生きて何度かチャンスを作っていた。たとえば、6分にはドリブルで持ち上がった青山が佐藤に当て、佐藤が落としたボールから石原がミドルシュートを放った場面があった。

しかし、この広島の中央からの攻撃に対して、横浜FMの守備陣もすぐに対処する。センターバックの栗原勇蔵や中澤佑二が、広島の前線の選手がくさびのボールを受けるタイミングでアプローチをかけて、パスをカットしてしまうのだ。こうして、広島は中央突破も封じられて、20分を過ぎるとまったくチャンスを作れなくなってしまう。

その後は、横浜FMの攻勢が続く。ただし、守備に集中していた分、横浜FMは全体にゾーンが下がり気味だった。とくに、セントラルMFの富沢と中町が相手FWをケアして守備に回る分、前線との間に距離ができてしまう。

だが、そこでゲームの流れを読めるベテランが多いチームらしく、うまく修正できるところが横浜FMの強さだ。究極的フリーマンである中村俊輔が、いつもより下がり目に位置を取り、富沢、中町のところで奪ったボールをうまく前線につないだのだ。そして、中村が下がることによって生じたトップ下のスペースには、左サイドにいるはずの斎藤学が入り込んでくる。

本来はサイドのポジションでミキッチを見る必要があったのだろうが、広島の攻撃が停滞したために、斎藤は余裕を持って中央に入ることができるようになっていたのだ(もっとも、樋口靖洋監督は斎藤にはサイドで相手を引っ張っていてほしかったらしく、後半は斎藤は左サイドに張り出してプレーしていたが……)。

こうして、優勢のうちに前半を終えた横浜FMだったが、攻撃はやや薄く、フィニッシュは中村のミドルシュートばかりとなってしまった。つまり、チームで崩す形ができなかったわけだ。そこで飛び出したのが斎藤のドリブルシュートだった。

これは、偶然ではない。横浜FMはチームとして崩すのが難しいと考えて、意図的に斎藤の「個の力」を使ったのだろう。足元にボールを置いたスピードドリブルだけならそれほど怖くはない。だが、斎藤は足元にボールを置いた窮屈な体勢からでも正確で速いシュートが打てる選手だ。55分の決勝ゴールは、まさに斎藤らしい一発だった。

1点を先制された広島は選手交代も使って攻撃に転じ、交代で入った山岸智のドリブル突破や、このゲームはほぼ完封されていたミキッチからの強引なクロスに佐藤が飛び込む場面など、広島もそれなりにチャンスを作ったが、相手の攻撃を跳ね返すだけなら、中澤と栗原は日本最強のストッパーコンビだ。

とうとう、広島は1点を返すことができなかった。今シーズンの横浜FMの試合の楽しみの一つは、中村俊輔のワンマンショーである。今シーズンのJリーグでは若手FWも充実しているし、川崎フロターレのベテラン大久保嘉人もブレークした。だが、ゲームを読んで、ゲームの流れを自由にコントロールできるという意味で、常に最高のプレーを見せているのが中村俊輔なのだ。

広島戦では、チーム全体が下がり気味になったので、中村もポジションを下げた。そのため、いつものような派手な見せ場はなかったが、あそこで試合全体の流れに沿って自らも守備やつなぎのプレーをこなすあたりが今シーズンの俊輔らしい。

攻撃面で、俊輔のプレーに膝を打ったのは、後半開始早々51分のマルキーニョスへのパスだった。ハーフラインをちょっと越えた辺りでパスを受けて前を向いた中村。バイタルエリアにいたマルキーニョスに、コロコロと転がる緩いグラウンダーのボールを入れたのだ(マルキーニョスがこれを落とし、富沢がミドルシュートを狙ったが惜しくも左にはずれた)。

感心したのは、あそこで相手陣内中央に緩いパスを転がしたところだ。中央でカットされるとカウンターの危険もあるが、そこは絶対にカットされないという確信があったのだろう。そして、緩いパスを送ることで相手の守備陣の足を止めてしまったのだ。

そういった、状況判断の良さとアイディアの多彩さが、中村俊輔の円熟味というものなのだろう。斎藤のゴールが生まれた直後には、中盤で相手に当たられて中村はピッチ上で倒れてしまう。そして、ゲームが止まり、ゆっくりと休んで疲労を回復させた中村。試合が再開されるとすぐに、中盤で右サイドバックの小林祐三にボールを預け、全力でゴール前まで疾走。小林からのロビングをヘディングで狙ってみせた。64分には、CKを蹴った後、相手のカウンターになりそうな場面で全力で駆け戻ってボールを奪い返したが、それも直前に「休み時間を入れた」ことの成果だったのだろう。

あそこで自分が倒れたのを利用して休憩時間を作り、体力を温存しながら、相手の集中も途切れさす。そのあたりの駆け引きこそが、ベテランの味というものだろう。駆け引きというものがまったくできず、90分間同じリズムで戦うしかない日本代表の若者たちにも、こういったリズムの変化をぜひ身につけてほしいものだ。

2013/10/21 持ち前の鋭さ生かし、代表未出場のうっぷん晴らした齋藤学

日本代表の10月2連戦から先週末に帰国し、早速、J1第29節を取材した。今節最大の注目カードは、横浜F・マリノス対サンフレッチェ広島の首位決戦。今季のJ1タイトルの行方を大きく左右する大一番が、約4万人の観衆を集めた日産スタジアムで行われた。

前半から両者とも攻撃姿勢を鮮明にしたが、J1の連覇を狙う広島がいい形を何度か作った。開始4分、右サイドのスローインから佐藤寿人がニアサイドのスペースに抜け出しシュート。いきなり横浜守備陣をヒヤリとさせる。前半15分には石原直樹のパスに反応した高萩洋次郎が左からシュートを放ち、21分には左からのロングパスに反応した石原がDFの間を抜け出しGKと1対1になるビッグチャンスを作るなど、たびたびゴールの匂いを感じさせた。

が、横浜の方も中村俊輔を中心に落ち着いた試合運びを見せる。兵藤慎剛の代役として右MFに入った佐藤優平もいい守備から連動した動きを見せ、ドゥトラの代役として左サイドバックに入った奈良輪雄太も体を張ってミキッチの突破を止める。日頃は控えに回っている選手たちの奮闘もあり、横浜も悪くない戦いぶりだった。

そんな試合の均衡を破ったのが、後半10分の横浜の先制点の場面だった。中盤左寄りの位置にいた中村俊輔のパスを高い位置で受けた奈良輪が、中に入りこもうとしていた齋藤学にパス。齋藤は得意の左45度の位置からドリブルで持ち込み、思いきり右足を振り抜いてゴールを奪ったのだ。この一挙手一投足に対し、ドイツの有名代理人であるトーマス・クロートも鋭い視線を投げかけていた。彼はこの冬か来年夏の欧州移籍有力候補選手なのだろう。

「ゴールを狙おうと思ったのは、途中からですね。うまくいいスペースをつけたし、パスをもらってからの流れがうまくいったので。と、前半からシュート打ってもいいかなと思ってたところをパス出してたんで、今度は打たなきゃなって思いがありました。最近全然ゴールを取ってなかったし」と齋藤はゴールまでの過程を説明する。

このゴールは、彼にとって今季4点目。同じく日本代表に名を連ねている柿谷曜一朗(C大阪)が17点を取っていることを考えると、手放しに喜べるわけではないのだろうが、優勝争いを繰り広げている横浜にとって値千金の一撃だったのは間違いない。

ギリギリの勝負どころでゴールできるのが、齋藤学のいい部分。そういう長所を生かすべく、ザックジャパンの10月2連戦(11日・セルビア戦=ノヴィサド、15日・ベラルーシ戦=ジョジナ)で出番を与えてもよかったのではないだろうか。

本人も、今回の代表シリーズで全くピッチに立てなかったことが悔しくてたまらなかったようだ。

「欧州では試合に全然出られなかった。練習はすごく頑張ってやってたんですけど…。でも、そこでの経験はすごく今に生きてると思う。向こうでプレーしてる人たちと一緒にやれましたしね。代表としてヨーロッパへ行って帰って来たのも初めてでしたけど、ビジネス(クラス)だったからちゃんと寝られるし、しっかり考えてやったのでそんなに大変じゃなかった。

自分には五輪の時の経験もありますし。それにチームはナビスコのレイソル戦、天皇杯の栃木戦と連戦続きだったので、僕の方がむしろコンディションはよかったかもしれない。やっぱりマリノスでのプレーが代表につながってると思うんで、これからどれだけできるかを見せて行かないといけない」と本人も改めて気を引き締めていた。

10月2連戦で出場機会のなかった齋藤学に、ザックジャパンで生き残れる保証はない。ただ、同じくジョーカー枠で位置付けられている乾貴士(フランクフルト)がセルビア戦の終盤5分間しかチャンスを与えられなかったところを見ると、齋藤にもまだ割って入る余地はありそうだ。

そのためにも、柿谷のようにJリーグでコンスタントにゴールという結果を出し、相手に脅威を与える存在で居続ける必要がある。日々の積み重ねこそ代表でのいいパフォーマンスにつながることを、五輪を経験した彼は身を持ってよく分かっているに違いない。

今の齋藤にとって心強いのは、タクトを振るう中村俊輔の存在だろう。2010年までの足掛け10年間、日本代表のエースナンバー10を背負い、今季Jリーグで頭抜けた存在感とプレーのクオリティを見せるベテランがいるからこそ、齋藤はよりやりやすい状態でパスをもらって得意の左45度からのゴールに迫ることができる。俊輔のアドバイスも彼自身のエネルギーになっているはずだ。

こうしたプラス要素を力にして、ブラジルワールドカップまでの8カ月間に進化を続ければ、夢舞台への挑戦権を手にすることも不可能ではない。伸び盛りの「和製メッシ」の今季終盤のパフォーマンスに改めて大きな期待を寄せたいものだ。

 
 

今週の他会場など

[Samurai GOAL]有名なドイツの代理人トーマス・クロートが日産スタジアムに!斎藤学が目当てか!? 
(´-`).o0(奈良輪だったらどうしよう。勇蔵が「人生が変わる一試合になるからな」って言ってたようだし)

[footballnet]前代未聞! レバークーゼン、枠に飛んでいないのにゴールという意味不明な事件が発生し接戦を制す(動画あり)
(´-`).o0(前にもこんなことありましたね。)

[ドメサカ板まとめブログ]AKB48「恋するフォーチュンクッキー」神奈川県版MVにマリノスケ&ボンバーが出演
(´-`).o0(神奈川県バージョンですが、やはり横浜が多め。横浜は神奈川の盟主じゃん(パクリ )

 

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